2015/10/14 のログ
■レイアード > 少女が何者なのか。未だ一分すら理解出来ているかは定かではないが、現在の青年にとってはそれは知らなくてもよい情報なのかもしれない。怯える少女に対して、己が一方的に思うがまま蹂躙し、凌辱する――
青年が今求めている事は、何も知らずとも、何もなくとも達成できるのだから。
「気の抜けた声で、拒んでいるつもりか…?これから犯されると言うのに、大した余裕だ…」
恐怖や拒絶、嫌悪が入り混じる少女の嬌声にも全く揺らぐ事もなく…むしろ、少女の反応に従って青年はだんだんと勢いを増して行く。青年にそのつもりはなかったのだが、知らず知らずのうちに頭の中は少女の肌触りや、これから少女を犯す事で満たされて行く。これが、よりによって少女自身の力によるものだとは青年は知る由もない。
「フッ…そうだろうな…そうするしかなかったんだ…。…仮にお前があの場で俺を退けたとして、爺はそれからお前をどうしたと思う?……全部、分かっていたんじゃないのか…?」
少女が憂う、奴隷の身である事。商人の荷馬車に忍び込んだ事-
それらを青年は情け容赦なく抉り出しては、敢えて少女に問いただす。
「奴隷の分際で、生きていれば など…、よほど心地のいい奴隷生活を送ったみたいだな…!!」
抵抗にすらならない少女の手を、力任せに払いのければ、今度は感情の赴くがままに乳首を執拗に責め立てる。
青年は何が気に入らなかったのか、少女に対してまくし立てるようにそう告げればしばらく乳首を抓り、首を激しく振って痛みに悶える少女を険しい表情で睨みつけた。
「……良いだろう。これから何があっても、『生きていれば』なんて……お前の口から聞けるのか…試すのも悪くない」
そう告げれば、青年は少女の左胸から手を離し、押し倒しにかかっていた己の身体を起こし、ちらと少女の下腹部へ視線を向ける。
そして、少女の太腿があちこちから覗くズボンを見れば、不敵な笑みを浮かべ、そっとズボンに両手を伸ばし、それぞれの指先を引っ掛ける。
■マルテ > 己の存在を何と知ったとしても、彼に影響のある事は殆どないだろう。
少なくとも、こうして蹂躙する対象として見ている内には、何の意味もない力なのだから。
せめてこの力が万能に使えるものであったのなら、とも僅かに考えはしたが
――それは人間の悪しき心と言うべきではないだろうか。魔族の力など、本来であれば借りるべきではないのだから。
「あ゛ぁ゛…っ、は……う、やッ、なんで……!ん、……ッ!」
酷く肉体を苛む熱。
これ程までに感じやすかったのかと自らの肉体を呪った。
性奴隷にする価値がないと言われてから、こういう行為から離れていたから、今更与えられた事で求めていた刺激を受けたと、体が認識してしまったのかと。
呪って呪ったが、それは自分に返ってくるだけなので何の意味もありはしない。
「はぁ…ぁ…ッ!別に……興味、なかった、し……構わない…。」
薄く開いた瞳で視線を返した。
助けたところで自らに慈悲が掛けられるわけではないことくらい、この世界を生きていれば当然わかっている。
青年と少女とでは、大前提の認識が異なっている。
「あぐ…っ!?い、ぁ…ッ!は…う、ぐっ…!」
激しい責め立てに苦悩の表情を浮かべる。
快楽に変換される部分もあれば痛みが残りもして、中途半端な感覚が体を責めたてる。
睨み付ける視線を睨み返そうとしたが、それだけの気力は既に無い。
(けど、こんな事をされるだけの性奴隷よりは遥かにマシだった……かなぁ…。)
望まない性的な凌辱は心を痛めつけ、体を痛めつける。
そんな中でふと、そんな思考が頭を過った――とはいえ、常に役立たずを見られ、最終的に人殺しの手伝いを認識無しにやらされた揚句殺されるような奴隷生活が心地の良い奴隷生活だとは微塵も感じる事は出来なかったが。
「……?それを、私に言って何か意味がある、の……あ…や、だ…ッ!」
痛みに耐えながらも不意に左手と体が離れれば疑問を浮かべた。
――『生きていれば』、という言葉は自分には当て嵌らない。
彼は何か勘違いしている、そう思ったのだがそれを正せるだけの余裕などない。
別にマルテは生きて居たいなど思っていない、むしろあのまま死んでいたならその方が救われただろう。
マルテの言う『生きていれば』は、他者に対してのみ当て嵌まる事で、役立たずの己は除外されている。
だからわからなかった、己を幾ら追い詰めても後悔するベクトルが異なっているのだから。
■レイアード > 青年は、色気を増して行く少女の息遣いや嬌声に、僅かに歯を見せて微笑を浮かべた。
口では拒絶するものの、身体は意に反して刺激を求める…そんな矛盾のもどかしさを彼は理解出来ないが、少女に対する嗜虐的な欲望を刺激するには十分過ぎる反応だった。
「……ほう…。…まあいい…爺は、お前のおかげで”死なず”には済んだ。…お前の知らないところで、どうなるかは…誰も知らないがな…!」
少女が、己の身分を弁えたうえで尚、人間としての正義感や倫理観から殺生を見過ごせなかった事を、先ほどの回答よりようやく悟る。
快楽と苦痛の二重苦に苛まれる少女に対し、相変わらず威圧的な表情を向ける青年は、散々乳首を責め立てれば今度は、未だ露わとなっていない、下半身へと関心を逸らした。
男は、少女の問いかけに応えぬまま、ズボンをそのままずり下ろそうと試みる。もしもベルト等によって素直に下ろせないならば、舌打ちしながらも律儀に緩めたりしただろう。
乱暴に、強引に下半身を露わにさせる事に成功したならば、自身も既に怒張する己の剛直を抑え込むズボンのベルトを緩め、そっとズボンを下着ごと下ろし、少女に見せつけた後、秘部へあてがおうと。
「……そんなおめでたい言い分…二度と吐けないようにしてやろう」
少女の放った、そんな一言は、少女自身に向けられたものではない事を青年は知らない。
どこか、希望を残している風に解釈し、苛立ちを隠せなかった青年は、このまま八つ当たり半分に少女の秘部へと、熱を纏い、硬度を増した剛直を乱暴に突き付けよう。
少女が泣き喚くのか、諦観して力なく喘ぐのか。…青年は、少女がどんな反応を見せたとしても、ただひたすら己の欲望の赴くがまま、名も知らぬ奴隷の少女を弄ぶ。
無抵抗の少女を犯す青年の脳裏では「……収獲が増えた」と、少女との思わぬ対峙を喜んでいた。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からマルテさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」からレイアードさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にエルレストベーネさんが現れました。
■エルレストベーネ > (黒い吸血馬に跨がり街道を歩く女騎士
その馬は魔に属し、黒く闇を象徴し、その少女は白く白銀の髪をなびかせる絶世の美女
対象的な組み合わせであるが、どちらも魔に属するものであり、雰囲気だけで常軌を逸しているという点で共通していた)
……この辺りか
(……調べたところ、例の奴はこの辺りを根城にしていると聞いた
であれば、それほど大きくは動かないだろう
賊といえども、基本的に世情からは逃れられない
賊には賊の理があり領分がある、可能な活動範囲、根城、縄張り……それを超えての活動はできないのだから
常に討伐される立場であり、また襲う立場でもある彼らはコストを度外視できない
討伐コストより襲撃を見逃すほうが安い間だけ、彼らの営業活動は見逃されるからだ
もっとも、この辺りにいるのは様々な連中でもある
程よく街から離れていて程よく街から近い
隠れるための森もあり身を潜め観察の出来る山も近い
そして何処の誰もが何をするにも都合が良い
どんなものが現れ、何がおころうとも不思議ではない、そういう土地だった)
■エルレストベーネ > (何処にいても少女のその姿は、それだけで十分に目を引く
特に何をするというわけではないが、街道をただ馬に歩ませているだけでも十二分なほどに目立つ
その鎧に衣服だけでも、十二分に価値がある
もっとも、それだけの女が一人でうろついている、という時点で普通ではない、と取ることも出来るのではあるが)
■エルレストベーネ > (辺りの様子をうかがいつつも、馬の歩を進めていく
どちらにせよタイムリミットは夜の間だけだ、それい上は馬が持たない
昼間に比べれば見通しの悪い夜ではあるが、月明かりと松明があれば十分でもある
むしろ明るくし過ぎると明暗の差がわかりにくい
無論、夜目は利くのだが、松明はむしろ目印代わりである)
……なにもないかしら
それとも?
(特に何事もないならそれはそれでいい、本来はそうであるべき場所だ
逆に、なにか起きるならまたそれはそれで望ましい
どう、というわけではなかったが、何かを期待しつつもまた何事もなければそれはそれでいい
別に警備や見回りの真似事そしているわけでもなかったが、あからさまに目立つ女騎士がこういった場所を見回っている
となれば、かえって何事も起こらない、ということがあってもおかしくない)
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 街道」にソードさんが現れました。
■ソード > (街道の脇に、その男はいた。
街道脇の大木の根元、幹に背を預けて座る男。
一人である。しかも、遠目にはどう見ても丸腰だ。夜道を一人進む女に迫る勢いで異常というか不審な光景ではある。
男は顔を上げ、んー?などとうめき声のようなものを漏らしながら目を細めた。目線の先には揺れる松明の火。しかも一つだけ。)
馬ぁ走らせるでもなし。灯りが一つ。
―――回り回って怪談噺にでもなりそうな塩梅だが……、どれどれ?
(そんな言葉を嘯いてから、もう一度あらためてそちらに目を凝らす。
そうしてそちらを凝視する事、1.5秒。
あン?
という声を挙げてから、右腕を挙げる。
そして。)
おーい!
(彼の松明に向けて大きくその腕を振って見せた。
松明の主はどうも、見知った顔である。)