2020/08/13 のログ
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にジーゴさんが現れました。
■ジーゴ > 普通のバイトを受けたつもりだった。
確かに少し給料は高いなと思ったけれど。
「どういうことだ…これ…」
確かに、水遊場の監視員のバイトに申し込んだはずだ。
聞いた説明では、水辺で溺れている人がいたら助けるだとか、
落とし物があったら拾う、更衣室の場所を聞かれたら答える、
そんな当たり前の内容しか聞かされていない。
でも少年の目の前に広がるのは、
幾人の人が絡み合ういかがわしいプール。
確かに、制服の代わりとして渡された水着は少しぴったりとして
下半身の形がありありとわかってしまうものだし、
背中の傷を隠すためにどうしても着たいと
ねだったシャツも前のボタンは留めないように
と強く言われたけれど。
「こんなえっちな水浴びある?」
プール自体初めて来たから、確証はないけれど。
こんなに猥雑な水浴びがあるだろうか、と溜息をついた。
周囲の客が、少年の全身をなめ回すように眺める。
あまりの居心地の悪さに、プールの脇の通路の端っこ。
壁を背にできるだけ目立たない場所に移動して
首から提げている『監視員』と書かれているらしい名札を
少しでも目立つようにと握りしめて少し上に掲げたまま。
「うう…」
発情した人たちがそれぞれを愛撫しあうのを見せつけられて、
うっかり高まりかけてしまう気持ちをなんとか落ち着けようとするも
露出度の高い水着、絡み合った人々が漏らす甘い声。
充満した媚薬の甘い香り。
その全てが、刺激的すぎて思考がふんわりしかけるけれど。
今日は監視員なのだから、と気持ちを強く持とうと
下唇を噛みしめた。
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にパーサさんが現れました。
■パーサ > 媚薬プールの隅っこでちんまり佇むジーゴの元に、2人の女性が近寄ってくる。
豊満な肢体をぷるぷると揺らし、あちこちから媚薬の雫を滴らせながら。
互いに手を握っているのはどうやら好き合っている仲の様子。どちらも全身が紅潮しきっている。
『すみませェん。なんかプールの底にこれ、落ちてたんですけどー』
『誰のか知らないですけど、預かっといてくれるー?』
2人はそう言うと、紐状の布切れをジーゴに手渡してくる。
ジーゴがどう反応するにせよ、彼女らはそれを無理やり手渡し、またプールの方へと去っていく。
あいつミレーだよ? あんまり口聞きたくないんだけど……などとヒソヒソ話も聞こえてきたり。
ジーゴに手渡された布切れ。ビキニのトップである。しかもほとんど紐と言っていい、マイクロビキニである。
これで恥ずかしい部位をマトモに隠せるとは思えないほどの細さ。
想定される胸のサイズもかなり大きく。よほどの巨乳を包み込んでいたのだろう。
そして、それからさほど間をおかず。
また別の女性がプールから上がり、ジーゴへと近づいてくる。
先の2人以上にボリューミーな爆乳を揺らしながら。
彼女の胸はいかなる布地をも纏っていない。トップレス、というものである。
下半身は『一応』布地を纏って恥部を隠してはいるが……こちらもやはりマイクロビキニ。
紐と呼ぶしかない生地が大陰唇に食い込み、少しでも脚を開けば粘膜の桃色が見えてしまいそう。
「すみませーん……監視員さんですかぁ?
えっと……わたしの水着、どっかに落としてしまったみたいなんですがー……探してくれますー……?」
媚薬の匂い、汗の匂い、雌の匂いを肉付きのいい全身から放ちながら。
妙齢の女性は張り付いたような笑みを向け、ジーゴに問いかける。
■ジーゴ > 「え!」
プールの脇、通路の端でできる限り息を潜めて気配を殺していたはずなのに、
人が近づいてくるから思わず驚いて声を漏らした。
監視員だから、話しかけられるのは当たり前なのに。
おずおずとなにやら分からない布きれを預かると。
小さく広げて見ると、どうやら紐状の水着のようだった。
初めて水遊場に来た少年はあまり水着をたくさん見たことはないが、
それでもこれがあまりに細すぎることは分かる。
首を傾げて、どうしたものかと思っていると
「ん…」
きにしない。きにしない。
聞こえてきたミレーだからというひそひそ声に項垂れて、
耳も力なく後ろに倒れていたが
新たに近づいてくる他の気配に頭を上げた。
「ん!」
なにも着てない!?二度見するとようやく
下半身に最低限の水着を着けているようだが
やはり上半身は裸だった。
突然、上裸の女性が近づいてくるものだから、
瞬時に頬は赤く染まり、直視できずに顔を背けた。
「こ、これじゃないですか?」
相手にさっき受けとったばかりの水着を差し出す。
なるべく手を長くのばして、相手から距離を取ろうと。
相手を見る余裕はなく、なんとか水着を受けとってもらおうと懸命に差し出した。
ただ、相手から香る甘くて魅力的な匂いは少年を刺激して。
やや小さめを着せられている少年の水着ごしに、
少年の性器が昂ぶっているのは隠しようも無くて。
■パーサ > 鮮やかな桃色の大きな乳輪。
乳首はその中に埋没してしまい、唇めいた孔が代わりに穿たれている。
淑女であれば決して衆目に晒すことのない恥部を、パーサは惜しげもなく少年ミレーに晒しながら近づいてくる。
慌てふためき、顔を真っ赤にして目をそらす様子にも、やはり恥じ入る素振りはなく。
「――あらっ? まぁ、まぁ、拾ってくださっていたのですね!
ええ、はい、多分これがわたしの水着です。ありがとうございます、ありがとうございますぅ」
押し付けるように伸ばされた手の先、引っかかるようにぶら下がる紐状の物体を見れば。
パーサも嬉しそうな表情と声色を帯び、それでいて相変わらずのトロリとした口調のまま、お礼を述べてくる。
ジーゴの手を両手で包むように添えたまま、握手するように軽く上下にゆすり。
マイクロビキニのトップスを指で絡め取りつつも、しばらくはその手を離そうとはしない。
それどころか、さらにその豊満な肢体をジーゴに近づけようとして。
まずジーゴの指先が爆乳の下乳にムニュリと触れてしまうだろう。
「この水着、ここでレンタルしたものですからぁ……無くしちゃうと、怒られちゃいますしー。
ほんとうに助かりました、ありがとうございます。……あっ、でもぉ……」
汗と媚薬でじっとり湿り、興奮作用で火照りきったパーサの下乳。
半ばわざと押し付けるように、握った相手の手を柔肉に触れさせながら、女性は少しだけ口どもり。
「……でも。この水着、自分だとなかなかうまく着けられないんですよねぇ。
ごめんなさい、ミレーの監視員さん。恐縮なのですが、それ着けるの、手伝っていただけますぅ?」
なおも微笑を保った顔に少しだけ申し訳無さを滲ませながら、女性は軽くかがみ、首を傾げて問いかける。
ちなみに。
実のところ、ジーゴがいま持っているマイクロビキニはパーサの落とし物では『ない』。
一見すると対になっているようだが、微妙にサイズが小さめなのだ。誰か別の利用客の落とし物なのである。
背で留めるタイプだが、いくら頑張っても締まることはないだろう。
■ジーゴ > ちかい…ちかい
水着を受けとるだけのはずの相手がやたらと近づいてくる。
壁を背にしているから、これ以上後ろに移動することはできない。
水着を渡したはずの相手がなぜか自分の手を離そうとはせず、
次に指先に感じたのはなにか柔らいもの。
「え!」
手に触れた柔らかい感触に驚いて
背けていた視線を相手に向けると、相手のとても大きな乳に
自分の指がめり込むかのように触れていて。
驚いて、相手の手をふりほどこうと。
「あの、ごめんなさい。わざとじゃないんです」
自分の方に非があると思っているから、
直ぐに謝った。
続く言葉に、ますます目は見開かれ、獣の耳は
大きく上を向いた。
「え…オレが手伝うの!?わかりました」
困っているように見える相手は放っておけない。
仕方なく、相手の申し出に答えると
「ちょっとしゃがんで、あと自分で付けられるところまで付けたら、あっちむいてもらえますか?」
このままでは相手を手伝えない身長差。
少ししゃがむことと、最後の背中のフックの部分以外を自分でやってもらうようにお願いして。
近い距離の相手から立ち上る甘い香り。
なんだか、頭がふらふらする。
■パーサ > 「………んー? どうしてアナタのほうが謝られるのでしょうかぁ?
水着を拾ってくださったのか、誰かが届けてくださったのかは存じ上げませんがぁ……。
ともかく、アナタみたいなしっかりした人に持っておいてもらえてわたしは助かりましたよー?」
まるで、少年の手指が己の乳房に触れていることなどまったく気付いていないかのよう。
さほど身長差はないけれど、パーサは傅くようにさらに目の前で膝を下げて、少年を上目遣いで見つめる。
距離感はさらに縮まり、パーサに捉えられたままのジーゴの手は下乳のみならず谷間にまで入ってしまうかもしれない。
そこには汗ばむような熱気が溜まっており、デコルテからジーゴの鼻先へとムワリと立ち昇る。
「………あらあら、水着着けるの手伝っていただけますか?
ありがとうございますぅ♡ これでまた泳ぎにいけますね。アナタには感謝しかありません……。
パーサ、このご恩は一生忘れませんわ……♡ よければアナタのお名前も伺ってよろしいでしょうか?」
ミレーの少年がしぶしぶ気味にもパーサのお願いに了承の意を見せれば。
パーサの顔には花のような笑みが浮かび、全身の柔肉をふよふよとゆすりながら喜びを表現する。
そして、ジーゴに言われたとおりにまずは自らの手でビキニをトルソーに掛けていく。
……その所作も、じれったくなるほどにゆったりとしたもの。
まるで見せつけるように片腕ずつゆっくり持ち上げ、艷やかな腋を広げながらビキニの紐を肩に通す。
両紐が肩にかかればT字を描く布地も乳輪の上に来るが、とてもじゃないが隠しきれる布面積ではない。
そして後ろを向く。元は白いであろう背も今は媚薬効果で卑猥に紅潮し、汗がいくつも雫になって滲んでいる。
――あきらかに紐の長さが足りない。フックを閉められるほどに引っ張ったら女性は苦しむだろう。
「……では、お願いしますねぇ」
そんな勘違いを察しないパーサは少年から顔をそむけたまま、恭しくお願いをする。
■ジーゴ > 「いや、そんなたいしたことは…」
相手のお礼に小さな声で返事をした。
そもそも、そんなに優しくされるのには慣れていない。
ますます気まずそうに小さくなった。
手に触れた柔らかい感触、
水着を着る準備をする相手からの香りは順調に
少年を興奮させて。
相手を思わず上から下まで舐めるように見るも
「あ、オレはジーゴ…」
名前を聞かれると返事をして、相手を不躾な目で見てしまったことを少し後悔する。
性的な行為には慣れているはずなのに、どこか奥手な少年。
ようやく相手が身につけようとする水着。
後ろのフックを引っ張って、水着の背の部分に手をのばして。
フックを閉じるために左右から水着を引っ張るも、なぜか長さが足りない。
止めなきゃ、フックを止めなきゃ、と焦るばかりで
なかなかフックを閉じることはできない。
「ッ!」
焦って何度も繰り返す内に、手を滑らせて
体勢を崩して、相手の背中に倒れ込んでしまう。
同時に、水着の下で固く勃ち上がっている性器を相手の腰辺りに押しつけてしまい。
まだまだ成長途中とはいえ、少年の体を相手が受け止めきれなければ、二人でプールの通路で転がってしまうかもしれない。
■パーサ > 「ジーゴ君ね……フフッ。ここにはよく通ってるんですけど、はじめて見る監視員だなぁって思って。
バイトなのかしら? こんなこと頼んじゃってごめんなさいね……でも、お願いしますねぇ」
見るからにジーゴはミレー族なのだが、巷の差別的な態度をパーサは微塵も見せず。
まるで親戚のお子様にでも接するように、猫撫の声色、一時も崩れない笑みで接してくる。
……が、ジーゴが水着のフックを閉めようと奮闘し始めれば、すぐにパーサの余裕ぶった態度は崩れていく。
「………んっ♡ あっ、あうっ♡ あ、あれ……閉まり、ませんかぁ………っああっ♡
なんか、胸、きついですねっ………んっ、ふうっ……ふううっ……♡ あんっ♡ お、おかしいです……っ♡」
ジーゴがビキニの両端を引っ張る度に、パーサは嬌声をあげる。
そんなに強く引っ張らないうちから、まるで胸を揉みしだかれてるかのように肩を震わせ、頭を振り、喘ぐ。
わざとらしさは……ほんの少しだけ感じられるかもしれない。
そして、そんな彼女の背後で奮闘するあまりにうっかり倒れ込んでしまう少年、その体重を背に受けてしまうと。
「……きゃっ♡」
パーサもつられて押し倒され、もろともにプールサイドに転がってしまう。
もとより淫行を主目的に作られたプールなので、床面は滑り止めも最低限。
寝心地がいいわけではないが、軽く転んだ程度なら擦りキズの心配はなさそうであるのが幸い。
「……あら、あら。ジーゴくん、大丈夫ですかぁ?」
押し倒された側であることは意にも介さず、転倒したジーゴを庇うように身をひねり、腕を伸ばして少年を抱きとめる。
どこもかしこもムッチリと贅肉のついた肢体でジーゴを抱擁すると、添い寝するような姿勢に落ち着く。
「………うーん。もしかするとこれ、わたしの水着ではなかったのでしょうか?
どうしましょう、ジーゴ君。このままだとわたし、おっぱい丸出しのままで泳がなくちゃなりませんね……♡」
寝転がったまま、胸と胸が触れ合うほどの距離で少年を抱きかかえ、間近でそうつぶやくパーサ。
困ったようなセリフを紡ぎつつ、その声色にも表情にも切迫したような雰囲気は微塵もない。
むしろこの状況を楽しんでいるかのような態度。
胸だけではなく、お腹までもさりげなく少年の方へと擦り付けてきて。
柔らかな下腹部、ときにはそれ以上に柔らかな恥丘までもがジーゴの神経にふんわりと触れてきて。
ジーゴがすでに勃起しきっていることをどこか揶揄するように、挑発的にソフトタッチを繰り返してくる。