2020/08/11 のログ
■リーリア > そのまま水浴びを終えた少女、ぱたぱたと小さいタオルで体を拭き髪を乾かすとそのまま服を着てどこかにふらふらと飛んでいっちゃう。
神出鬼没、ある種飛んで火にいるなんとやら、の様な妖精。
またどこかにフラフラと出没したり、トラブルに巻き込まれに行ったり(自覚なし)するかもしれない。
ご案内:「ル・リエーの水遊場」からリーリアさんが去りました。
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にレムリアさんが現れました。
■レムリア > 一見すると地上と同じく表向きの健全な水遊びの場。
しかし、地下の施設らしく木陰の演出などで不自然に物陰が多く。トイレや更衣室からも不自然な気配や声がちらほらと。
王侯貴族専用クラスのようなVIP感は無いが、むしろその分だけ利用者が多い印象。
商会従業員の慰安という事で訪れたが、利用しやすくて悪くは無いのではないかと満足度は高い。
「人を働かすには、鞭だけでなく飴も必要だからな」
うむうむと、満足げに頷き。従業員の満足度や忠誠心もこれで上がるだろうと、ひとりごちる。
その当人はというと、プールサイドでパラソルの影に腰を下ろしてカキ氷を食べていて。色よりも食に走ってご満悦。
ご案内:「ル・リエーの水遊場」に獣魔目録さんが現れました。
■獣魔目録 > 飴や鞭、必要なのは主人の直ぐ傍に控えているものにも当然必要である。
――…何かと問えば主人が良く知る1冊の魔導書と魔導書より召喚された魔獣である。
それは紆余曲折はあるが一応主人に従う契約を交わしているが故に必要有らば逆らわず、何かあれば直ぐに動けるように護衛かはたまた執事か忠犬かというくらに。
魔導書の方は既に形なく、存在しているが読み手が再び魔獣を欲しない限り姿を見せない、そしてその読み手を主人としているのが種族としてはフロートボールと呼ばれる魔獣。
人の頭ほどもある巨大な単眼から無数の触手が生えた不気味な姿の魔獣で能力はその単眼から発揮される魔眼に属する魔力、それと認識阻害能力を有しており、実際にフロートボールを認識できるのは主人くらいなものだろう、それにもう一つ特徴的な能力は視界共有。
眼を本体とするだけあって、かなりの距離を見通し焦点を合わせることが出来るので、護衛と偵察、その両方を同時に行える弱い魔獣でありながら大変便利な魔獣である。
――…が。
それは今パラソルの影に腰を下ろしている主人と主人が食べている者に対して興味津々で、主人の頭の中にそんな好奇心にあふれる感情を送りながら、その主人の丁度背後に漂っている事を利用して、早速悪戯を。
伸ばした1本の触手でカキ氷を食べる主人の手首ににゅるっと絡みつき、自分も食べたいと言わんばかりにクイクイとその手首を引張るが周囲からは触手すら認識されないはず。
で、更にもう1本。
直ぐに伸ばした触手は主人の腰をさするように上下に触り、これもまた何かをアピールする、のだが今はなぜかその触手どちらもカサカサに乾いており、普段のヌルヌルの片鱗もなく柔らかく冷たいぶよぶよの肉となっている。
■レムリア > 機嫌よく、これぞ季節の風物詩とばかりにカキ氷をしゃくしゃくと味わうひと時。
色に耽るのもよいが、これぞ文化というものだとちょっとばかり高尚な気分に浸っていたところに、ふいに手首に絡みついてくる触手の感触に、ビクリとなり。
「……食べたいのか?」
いや、お前にこういうのを食べる口があったかと首を傾げて絡みついてきた触手へと目線を落とし。ひとりごとのように、小さく呟き。
カキ氷ぐらいなら、別にかまわないがこの場で構うのは面倒そうなと食べる手を止めて悩み。
「ひゃん!」
意識してないところに、腰を触手でさすられて思わずといった風情の声で鳴いて、反射的に背筋を反らし。
悪戯をするなとばかりに背後へと、睨むようにきつめの目線で一瞥をやり。改めて、触手を見直して普段と違うなと気づいて、何かの状態異常にでもなっているのかと眉を顰め。
乾いているのなら、水気を与えればよいかと都合よく手元にあるカキ氷に目を落とし。試しとばかりに、ひと匙すくって、ぽたりと手首に絡む触手へと落としてみる。