2018/11/06 のログ
ジア > 「大丈夫っていっても、イルミお姉さん、やっぱり体調がよく…ないんじゃ…あ、あれ?」

目の前の相手に劣情を抱かないわけなどないが、それはそれとして体調を崩しているように見えていると心配さが少年の中でも先に立っていた。体調が悪いまま水に入れば、それだけで普通は風邪を引くという知識もあるだけに、相手を気遣う感覚もズレていて。
しかし、身動ぎする相手の身体から溢れる魔力を感じると、願望を叶える魔神の性質がそれを過敏に受け取ってしまい、少年はその天秤が傾く心地を覚える。

「なんだろ…なんだか、イルミお姉さんに引っ張られてるみたい…?」

恥じらいながらも、その豊かな胸を強調するような動きに吸い寄せられるように、相手へと近づいていってしまう。それが相手が隠している秘密を暴く魔法を促すことであるとは微塵も知らないまま、するりと抱き着くように体温の高い身体を引っ付こうとするだろう。

イルミ > 「あ、あっ……あぅ……き、きちゃダメっ……」

と言うのは口ばかり。相手の様子がおかしいのは明らかにこちらのせいで、今更逃げるわけにもいかない……という責任感もあって、抱きついてくる彼の身体を受け止めてしまう。そうなってしまうと、サキュバスの本能から、それを突き放すのはほとんど不可能だ。

「……だ、誰も、来ないうちに……しよっか」

こうなったら、もう抱かれるしかない。どうせ交わるなら、怖くない相手で誘惑の練習をしておこう。慣れない『妖艶な笑み』を浮かべて、胸を押し付け、片手を彼の下半身に伸ばしていく。

ジア > 「でも、イルミお姉さんが風邪ひいちゃったら大変だし…えっ?」

誘引されるように抱き着いた少年は、相手の内心や正体について知る由もなく、豊満な胸を押しつけてくる相手が豹変したようにしか見えなかった。
筋肉質な肌に押し当てられる柔らかい胸の感触を味わいながら、伸びる相手の手がすっかり水着を押し上げている熱の権化に触れてくると、こくんと素直に頷いていって。

「う、うん、ボクもイルミお姉さんと、シたい…」

正直な言葉を吐露しながら、少年は妖艶な笑みを浮かべている相手のずっと目を奪われていた胸に掌を這わせて、指を沈み込ませるように揉もうとする。じぃっと見つめながら、顔を近づけていけば、口づけをねだるように甘えた吐息を吹きかけてしまうだろう。

イルミ > 「そ、そう、よかった……それ、じゃあ……」

このままじゃふしだらな女だと思われちゃう!という気持ちと、いやサキュバスらしくする練習だからそれでいいんだ、という気持ちの強さはおおむね互角。なら、発情してしまっている身体は当然のように続行を選ぶ。

「ん、んん、ちゅっ……ふぁ……」

自分でも驚くほど敏感になっていた乳房への刺激に喘ぎながら、少年の唇をついばむ。その間にもペニスを水着から取り出してしごき上げていた。しかも半ば欲望のまま行っている愛撫は、サキュバスのサガもあって自分の下半身……水着の下の秘所に誘導するもので…

ジア > 「んっ、んぅっ…イルミお姉さんっ!」

掌に感じる柔らかい感触を堪能しようと、より強く指を食い込ませながら、その柔肉に食い込む水着の中に指を入り込ませて先端に触れようと躍起になっていく。
掌で扱かれていく熱の権化は、より張り詰めて硬くなっていき、大人のそれと遜色ないほど怒張していく。そして扱く手が、相手の秘所へと引き込むように動いていくと、これ以上ないほど高められた欲望のままに水着をずらして、熱の権化を埋め込もうとしていく。

「うぅぅぅっ、イルミお姉さんのナカ、きもちいいっ…!」

相手のお尻を掌で掴みながら、向き合った体勢で繋がっていくと、少年はぶるぶると快感に身震いして陶然とした声を漏らす。
魅了の術によっていつも以上に昂る欲望は、少年を夢中にさせて腰を振らせ始め、その胎内の感触を味わおうとしていくだろう。

イルミ > 「やっ……ん、あっ、はあぅ、あんっ……!」

いくら向こうが感じていても、興奮していても、こちらも向こうに合わせて興奮してしまうなら条件は同じ。むしろ、全身の敏感さも含めて言えばこちらの大幅な不利……それを失念していた。向こうが欲情に任せて攻めてくれば、付け焼き刃の妖艶さなど脆いもので、

「あうっ!あっ、あっ、熱いっ……熱いよ、そんなに、したら……ふあっ!あんっ、あぁあっ……!」

突き上げられれば突き上げられただけ、尻を揉まれれば揉まれただけ、この上なく分かりやすく感じて見せるただのメスに成り下がってしまう。しかも、感じた分だけ膣は締め付けを強めていく。

ジア > 「はぁっ、はぁっ…!うぅん?ふふふ、なんだかイルミお姉さん、最初と雰囲気変わっちゃってない?」

不意に誘惑されたこともあって、その気配に呑まれかけていた少年だったが、十分以上に高められてしまった相手へ性欲をぶつけるように腰を振るにつれて、相手の装っていた雰囲気が剥がれていくことに気が付いて。
そのギャップにぞくぞくとした別の興奮まで呼び起こされてしまえば、やや意地の悪い笑みを浮かべて口づけながら相手の身体を抱き寄せていく。

「イルミお姉さんが、いいって、言ったんだからっ…!治まるまで付き合ってもらうからねっ」

既にぬかるんでスムーズに奥まで熱の権化を突き込めた胎内へ、行き来する熱の権化の形を刻み込もうとするように腰を揺すって水面を波立たせる。
そうやって相手の身体を揺さぶりながら、お尻を揉みしだいていた掌は、視界をいっぱいに埋める胸を鷲掴みにして、水着越しに先端を指でぐりぐりといじめるように愛撫を加えていく。

イルミ > 「あぁぁあっ、あんっ、あん、だって、こんなにされたら……ふぁあっ!?」

結局はいつも通り、向こうのペースに持っていかれてしまう。それもそのはず、こんな快感、何度やったって頭の中がそれだけでいっぱいになってしまって、相手をリードする余裕なんて保てるわけがない。むしろ、普通のサキュバスはどうやってこれをコントロールしているのか…という雑念も、

「ふぁぁっ、あんっ!あんっ、だめ、っそんなにしたらぁぁっ……!」

子宮を焼かれるような感触に、いっそう敏感になった乳首への刺激で吹き飛んでしまう。水を激しく波立たせながら、あとは快感を吐き出すように喘ぎ声をあげて、絶頂まで押し上げられるのを待つしかない。

ジア > 「イルミお姉さんは水泳の特訓だけじゃなくて、エッチの特訓もしなきゃねっ…!」

相手が快感に呑まれてしまったことでペースを取り戻せば、少年は生意気な態度で腰を振り始め、何度も胎内の奥まで熱の権化を突き込んでいく。
触れただけで破裂してしまいそうなくらい敏感な胸への愛撫もねちっこく執拗に加えていき、乳頭を指の腹で扱くように何度も擦っていって。

「ううぅっ、もう出ちゃうっ…イッてっ、イルミお姉ちゃんもっ、一緒にっ…う、あぁぁぁっ…!」

奥まで押し付けられる熱の権化がより張り詰めて震えると、少年もスパートをかけるように律動を速くしていく。子宮の入り口をノックするように何度も叩いた末に、一際強く先端を押しつけた途端、溶岩じみた熱さと濃度の白濁が噴き出てくる。
その長い射精が終わるまで、相手の小柄な身体を豊かな胸を胸板で押し潰すくらい強く抱きしめ続けていき、やっと射精が終わっても相手の胎内で熱の権化は硬さを主張し続けていることだろう。

イルミ > 「はあっ、はぁ、っそんなこと……っ、ない……ことも、ないんだけど……ひゃうっ、あう、あっ、あ……!」

セックスが上手くなる特訓があるなら是非したいところなのだけど、当然今はそんな余裕あるはずもない。ただ、彼の手慣れた愛撫とピストンに追い詰められ続け、

「あっ、ぁぁあっ!そんな、そんなこと言われて、もっ……あぅ、あっ、ぁぁぁぁっ……!!」

イくタイミングなんてコントロールできない、と言おうとしたのだが、子宮に驚くほど熱いものが注がれると、ほとんど神経の通らない人間のそれとは比べ物にならないほど鋭敏な感覚を持ったサキュバスの子宮は、この上なく激しい反応を見せながら絶頂に追い込まれる。気を失う一歩手前までいった頭とは対照的に、彼のものを気に入った膣はますますしがみつくように締め付けて

ジア > 「ならさ、ボクと一緒に特訓しようよ?ボク体力には自信あるからさっ…!」

愛撫されればそれだけ返ってくるような相手の敏感な反応に、高められた情欲が治まるどころか煽られていく少年は、余裕を失っている相手を責め立てる動きを止めないまま、ねだるように語り掛けていく。

「はぁっ、はぁ、ふぅぅっ…!んんっ、このままだとイルミお姉さんが溺れちゃうかもね…それで特訓、する?」

絶頂する相手の胎内に搾り取られるように、最後の一滴まで吐き出した少年は大きく深呼吸をする。激しい絶頂でぐったりしている相手と繋がったまま、プールサイドまで向かっていくと、相手の身体を横たえさせていく。そして正常位に移行するように、少年は真上から相手を見つめる体勢になる。
まだ硬いままの熱の権化を動かさずに、確認するように小首を傾げながら唇を舐めて相手に問いかけていく。

イルミ > 「はうっ、ぁ、あっ、ぁぁ、あ……ん……」

意識が混乱したまま、彼の言葉に頷く。なんにしろ、怖いと思わずに済む相手との性交の機会は貴重だ。それに、個人的にも、彼……というか、彼とのセックスのことが気に入り始めていた。だから、

「はぁっ、あぅ、あっ、あぁぁあっ…いっぱい、いっぱいしよっ…♪」

犯されながらも、甘えるような、誘うような声で、にっこりと微笑みながら言って、彼を受け入れた。

ご案内:「ル・リエーの水遊場 中層」からイルミさんが去りました。
ご案内:「ル・リエーの水遊場 中層」からジアさんが去りました。