2022/03/20 のログ
■レフェーリア > 平然と座り込んだ相手を前にして物怖じもしないまま、残り少ない酒を煽ってふう、と一息つく。
人とは異なる魔力を感じ取って動き自体はもじもじと忙しないが、まだ誘われていないのに、と理性で十分抑えられる状態であったが。
「……あ、は、い……ぜ、是非とも、お願いします、っ……」
相手から持ち掛けられた話に対して、あっさりと頷いて受け入れてしまう。
酒場の店主からは宿代を取れないであろう思いとがっつく様な勢いで答えた彼女の違和感を見てか、何とも奇妙な表情を浮かべていて。
それでは、と酒のお代わりを頼んだ彼女と相手とが飲み交わし、のんびりと時間が過ぎる中で宿には泊まらず二人仲良く店から出るのだった――
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からハレスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からレフェーリアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2 安宿」にエレイさんが現れました。
■エレイ > ──ある日の夜。
男は人気の少ない夜道を、傍らにいる女性に肩を貸しながらえっちらおっちらと歩いていた。
傍らの女性はだいぶ酒に酔っているようで、殆ど男にぶら下がるようにしながら千鳥足でなんとか歩を進めている。
「……こう激しく酔っ払ってしまってはもつわけもない。とりあえずここに入って休もうず」
ちらりと女性を横目に見遣り、その酔い具合を見て苦笑を漏らす男。
度を越して飲みまくったのか、あるいは極端にアルコールに弱かったのか、それとも何か他の要因か──それはまあさておき。
男は安宿の前で一度足を止めると女性にそう提案し、返事を待たずにその中へと入り込んでいって。