2017/08/24 のログ
ユミエリア > 「そりゃまぁあるッスけど……流石に路上でそこまでは脱がないッスよ、ウチも文明人ッスからね!」

若干脅されはしたものの今すぐ本気で取って食われる事もなさそうなので軽い口調で返してみた。
多分からかわれているのだろう、と言う事には薄々気付いてもいる。

「そうッスよね、こっちも食べられても困るって言うか……多分ってなんスか!なんか目つきがアレなんスけど!?」

ダメだ、やっぱり下手したら食べられるかもしれない。
ちょっとそんな風に思いながらも会話を続ける。
何となくではあるが、見つめる視線に自分への興味のような物が混じるのを感じるような気がして、それがちょっと心地良い。
男の言うとおり暑いので白衣も脱いでしまったりしつつ、相手の様子を伺ってみた。

イグナス > 「なんとなく小ばかにされてる気がすンなおい、――…もう少し涼しくなりゃ、こんなにならなくていいんだがな。

このうんざりする暑さにため息、この暑ささえなければ、蛮族扱いもされまいに。
軽口めいた揶揄にいちいちリアクション大きく騒ぎ立てる少女、それが面白いから、大きく口開けて、がおー、なんて軽めに吠えてみた。

「冗談ってンだろ、喰わん喰わん――……けど油断すると喰っちまうぞ、性的に。」

エロい意味に、って白衣をご丁寧に暑さのために脱ぐ彼女へ、冗談か本気か、割と本気な口調できぱり。
じいと彼女の体に向ける視線には、興味と物珍しさ、性欲とかもちょっとだけ。
あまり隠す気もなさそう。あるいは蛮族って言葉が正しいのかも、己の欲求にはどこまでも素直な様子。

ユミエリア > 「別にバカになんかしてねーッスけど、上半身裸で吼えられると流石にちょっと蛮族ッスよ!もっと文明を学ぶッス!」

やっぱりちょっと蛮族扱いはしているらしく、余計な軽口を叩く。
初対面の怯えた表情はどこへやら、すでに持ち前の人懐っこさもありにこにこにやにやと会話を楽しんでいた。

「あーなるほど、そーゆー視線だったんスかぁ~……にひひ」

そう言う目で見られるのも嬉しいらしい。
魅力を認められたような気がするのと、からかいの種を一つ得たのと、主に二つの理由からである。

「でもにーちゃんデカいっすからねぇ、ウチで満足出来るんすか?って言うか満足する様な事されたらウチ、今後普通の生活できない体にされちゃう様な気がするッス」

などと言いつつもイグナスの方へ少し近付いてみたりした。
食べさせはしないまでも味見くらいならさせても、くらいの気分はあるらしい。

イグナス > 「やかましいわ。なにをどーしたって文明人だよ俺は…っ!」

また吠えるように。実際のとこはどうとしても、確かに少し、蛮族めいているかも。
もうそれだけ吠えてみたところで彼女は怯えもしないだろう。
人懐っこい様子には悪い気しないものの、性的な、って単語にむしろ喜んでる様子に呆れたように。

「お前、こんなとこで会ったやつにそういわれて喜ぶか――俺が言うのもなんだけどな、ほんと。」

少し呆れたように、でもこれがどうもきと、この少女の性格らしい。
あまり強くは突っ込まず、ふ、と口元緩む。からかうだけではなくて、会話も楽しむように。

「んー…あー…………。人間ってのは意外と丈夫だしまァ、そんときゃそんときだろ、ウン。」

言葉はへらりと無責任なまま、だけど彼女が近づいてくるならば、ほうと少し目を細めて腕を伸ばす。しっかりと鍛えられた腕で、ぐいと軽く引きよせようとして。

ユミエリア > 「そりゃあ初めて会った人にも興味持たれるって良い事ッスよ、人間は見た目で8割判断してるって言うッスしね」

引き寄せられるならそれには逆らわず。
無論逆らった所で巨人の力には敵うべくもないが。
少女の体は見た目どおりの軽く柔らかな感触をその腕に与えることだろう。

「意外と丈夫とかそんときゃそんときとか、文明人ならもーちょっと未来の心配をッスねぇ……まぁウチもそーゆーの、嫌いじゃないッスけど」

悪戯っぽく笑って男の次の動きを待つ。
勝手に逞しい腕の筋肉を触ってその硬さを楽しんでみたりしながら。

イグナス > 「で、最初の見た目の判断で俺は蛮族ってか、――……いやまあ、でかいのはわかっちゃいるが。」

ついでに、その肉体に刻まれたたくさんの戦傷。
戦士として冒険者としての活躍の証なのだけど、それが露出してれば、なんだか蛮族っぽいのは確か。
そんな男の力強い腕が、少女に触れる。柔らかくて、やっぱり美味しそうだ。
引き寄せて、ひとつひとつ、存外柔らかく触れていく。食事前の、味見みたく。

「考えすぎも面白かねエさ。なんだって考えなしに、まずはやってみるのが楽しいもん――だろ?」

同意を求める、というよりは押し付けるみたい。
ぐぱ、とその肉食獣めいた口が大きく開いた。覗く犬歯は尖ってて、ほんとに食べるみたい。
実際、イタダキマス、なんて冗談っぽく口にして…首筋に食いついた。
強くはないけれど、しっかりと出血しない程度に、がぶりと噛みついて、味わってく。

ユミエリア > 「ほんとデカいっすよねぇ、この傷といい、やっぱ傭兵とかその辺ッスか?」

男の腕の手近な傷跡に指を伸ばす。
優しく撫でつつ、その傷の感触にどんなストーリーがあるかを思い描いたりしたりして。
もちろん触れられる体も男のタッチに反応を返す。
鎖骨の細さであったり、腹部の薄い腹筋とその下の内臓の弾力であったり、若い肌の瑞々しさや、胸の柔らかな張りであったり。

「まぁお手柔らかにお願いっス……んっ」

もう怯えて逃げたりはしない。
男が噛み付こうとしているのであれば白く細い首筋をつい、と差し出すのであった。
痛くて仕方ないと言うほどでは無いが遠慮なく肌に食い込む歯と、どうしても触れる口内の粘膜の感触に少し声を漏らしつつ「食べられる」感覚に身を委ねる。
咀嚼されるたび、男に触れる指に少し力篭った。

イグナス > 「傭兵もやるし、冒険もする――なんでも屋みてェなこともするけどな。んー、…本職は、それでもそう、冒険者か。」

楽しければなんだってする、己の欲望に忠実にただただ先に進む。
そういう生き方なのだと伝えながら、どちらかといえば思考はその体を貪る方に向かいがち。
大きく開いた唇が、若く瑞々しい肌に触れて、噛みつく。
かぷ、――がぶり。痛みをわずか与えるほどの、感覚。それを何度も、がじ、がじとかじり咀嚼するように続けて。
とろんと唾液も落として味付けしたかと思えば、は、と息を吐いた。

「なんだ、やっぱり美味いじゃあないか。」

ク、と喉を鳴らして笑えば、両腕がその小さな体を抱きすくめた。
ぎちりと己に括り付けて、もう一度獲物に歯を突き立てる。
今度は反対の首へ。がじ、かぷ、…かぷ。痕を付けて、己のモノだとマーキングするみたく。

ユミエリア > 「ぁんっ、ちょい、痛いッスけど……おいしいって言ってもらえるのは、嬉しいッスね」

初めて料理を振舞った女の子みたいなことを言いながらされるがままに噛み付かれる。
その痛みもまた興奮へと繋がっているようで、抱きしめて密着した体から早くなった鼓動が伝わっていく事だろう。

「ちょ、苦し……冒険者は、こーやって欲しいモノを強引にモノにしちゃうもんなんスかねぇ……くぅっ」

強く抱かれながら噛み付かれる。
本当に捕食されているような状況の中で、必死に軽口をひねり出した。
跡がつくほど噛み付かれる事が快感になりつつあるのか、単に苦しいのか。
荒い息を吐き始めた。

イグナス > 「ふ、ン。…そういうもんかー…?」

ならば遠慮なしとばかりに、はむはむ、もぐもぐ。
しっかりと抱きしめて密着して、まるで玩具みたいにかき抱いて。
そのまま存分に唾液を落とし塗りこんで、味わってく。
はふ、と時折甘く、息を落とし。

「ッは、なんだ。イヤなのかー…?
 だけどそうだな、俺は、欲しいものはぜーんぶ、俺のモノじゃあないと気が済まない。
 だからそうだな、今は、お前は俺のモノになれ。」

貪欲に強欲に言い放ち、必死な軽口をねじ伏せるみたいにまた捕食。
彼女があるいは苦しんでいたとしても、お構いなしだ。貪ってマーキングしての繰り返し。
ようやくたっぷり食べたのち、つ、と唾液の糸を引きながら唇を話して。

「……えさ、の、名前も聞いてないな。…俺はイグナス、という。」

その燃えるような色に似合う名前、にまりと笑み、告げる。

ユミエリア > 「そーゆー、モンッス……んんっ」

玩具扱いに餌扱い。
苦しいほどに抱きしめられて噛み付かれる。
そんな扱いも、気に入られて必要とされているのだと思ってしまうと何だか気持ちよくなって来る。
特に唾液を塗りこまれていくのが気に入っているようで、鼻にかかった声が漏れた。
垂れた唾液が首元から鎖骨や乳房を汚し、服の中にまで垂れていくのを肌で感じる。
それもまた被虐心を掻き立てる。

「はぁっ、んっ……いいッスよ、ウチの全部、今はあげちゃうッス……
ウチはユミエリア、食べちゃうんなら……せめて残さず、おいしく食べて欲しいッス」

苦しい息の下から自己紹介。
イグナスの笑みにも必死に笑顔を返した。
自分はエサで、もうこの巨人に食べられてしまうのを待つばかりの哀れな存在。
この太い腕に締め折られて、大きな顎で噛み砕かれる。
そんな想像だけで体がぶるっと震えた。
だらしなく笑みを浮かべる。
震えが恐怖からではなく悦びから来るものであったからだ。

イグナス > 自分勝手な欲望や欲求をただぶつけていく。
それも相手に了承されるならば問題ないのだ。だから、それでいいならもっとよこせ。
そんな風に味わい、貪り要求する。身体の通り、口も大きければ腕太く、唾液の量だって、多い。
大型動物が小動物を貪って、味わってる。

「ッは、――そりゃあ、ありがたく美味しく食べないとな。
 ユミエリア、……ああ、俺はだいぶ、大喰らいだ。
 覚悟しておいてもらわないとな――。」

もちろん、首筋を食み貪るだけじゃあ、足りない。
もっともっとその全てを味わいきらないと。
――欲求のまま腕を伸ばして、タンクトップに手をかける。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からイグナスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からユミエリアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2 路地裏」にジードさんが現れました。
ジード > 普段から怪しげなガラクタやまがい物が売りに出されている貧民地区の中でも
本当に如何わしい物を取り扱っている店の大半は路地裏にひっそりと佇んでいる。

「――場所が場所だけにあんまり客最寄り付かないのが難点だなここは」

その一つである路地裏の入り口付近に設えられた露店の主は、
客が訪れるのを商品を陳列しながら静かに待っている。
装飾品や薬瓶などの並べられた乱雑な品揃えは、
怪しげながらも何かがあるやもしれぬと期待はさせる。そういう店構えであった。