2017/07/02 のログ
■ナナ > 「想像できないけど…アシュトンさん、そういうとこ良く行くんなら、丈夫なんだねー
あ、あたしね。行くなら美味しいものあるところがいいなー」
(基礎知識の絶対量が少ないので、説明されてもぴんとはこない。その代わり、己の欲望にはどこまでも忠実だった)
「やった。お買い上げ有難うございますー
んー、ごはん…こういう時でないと、あんまり食べないからかなあ」
(日頃はどんくさくてパンくずに有りつければラッキーというような食生活。それでも、体を売るときは食事も込みであることが多いので、最低限の栄養は確保している。
相変わらず、外見から想像できないほど居心地のいい家。なにか操作している様子に首を傾げつつ)
「いいよー今夜は、泥だらけじゃないし。これから汚れるでしょ?」
(運ばれつつ、シャツのボタンを外す手伝いをしていたりするくらいには、慣れている。花かごはベッド近くに置く事になるだろう)
■アシュトン > 流石にそこまで遠くて極端な場所に行くのは本当タマにだけどね。
美味しい所か、そうだな……北の方に幾らか行くとシェンヤンってのがあるんだが。
あそこの料理も美味しいし、距離もそう遠くはないか……
(一応、この王国とは戦争状態みたいなモンなのだが。
冒険者や旅人なんかは基本的に問題なくは入れる、そんな国である。
仕事で行くこともそれなりにあるし、ついでに連れて行ってやるのも、面白いかもしれない)
だろうなぁ。
いやね、沢山ごはん食べさせてあげないと、俺の赤ちゃんを産めるようになるまで、まだまだ掛かりそうだなってさ
(クスリと、笑う声と共に。前にも、出来る身体になったら、なんて予約していたような気がする。
花売りをしている彼女に対して、そういう上手くタイミングが合うかは、別の話なのだけど。
少し淀んでいた空気が清浄になりつつあるなか。
小さな手がボタンを外してゆくのを眺めつつ、片手を頭へと乗っけてやれば、褒めるように優しくと撫でてやり)
はは、そうだな。
主に汚れちゃうのは、ナナの方だけどさ。
(甘く囁く声を漏らせば、まずは啄むような口づけを数度。
そこからやや強めに押し付けると、舌先を伸ばし、温かな咥内を目指して。
空いた片手は太ももに触れると、スカートを捲りながら上へ上へ。
下着を露出させると、布地に覆われた幼い割れ目を、丹念になぞっていく)
■ナナ > 「しぇや?え?…近くにあるなら、行ってみたいなぁ…
アシュトンさん、連れて行ってくれる?」
(美味しいものがある場所。それだけで好奇心は湧いてくる。問題は無一文だという事と、下手をしたら戸籍すらないから通行証などの準備も出来ないということか)
「そっか…言ってたね。でも、まだかかると思う…って、アシュトンさんはいいの?彼女とか、怒らない?」
(何人か、こうやって会う人がいたり、世話をしてる子もいると聞いた覚えがある。買ってもらえるのは嬉しいし、ハウスキーバーだってやってもいいんだけど、それが原因で今いる子と喧嘩はして欲しくないという心境。頭を撫でられれば、嬉しそうに笑って)
「汗かくのは、アシュトンさんでしょ?ん…ふ…」
(軽くキスを交わしながら舌を絡めていく。ワンピースなのでスカートさえまくれば下着はすぐそこ。布越しの愛撫に鼻を鳴らしながらちゅう、と強めに舌を吸って)
■アシュトン > 美味しいモノに随分と乗り気だな。
それじゃ、今度仕事で向かう時に、ナナを見かけたら連れていってやるよ。
馬車旅なら、問題もないだろうし。
(コクリと一つ頷く。
何時もの馬車旅なら、安い乗合に護衛の仕事を一緒に受けて、となるのだが。
彼女を連れていくなら、少々奮発して乗り心地のいいのを選ぶとしよう。
女の子を喜ばせるのは、金よりも優先されるのである)
こういう生き方してるからな、手元に居るのは、その辺理解しているような子ばっかりだし。
むしろ、今さら一人増えても、って感じだろうな。
(ちょいと肩を竦めてみせる。
まぁその世話をしている子も、幾らかは自分でしたい事を見つけたのか、大分自由にしているのが増えた感じである)
でも、一晩中かけて全身ドロドロにされちまうのは、ナナの方だぜ?
(小さな少女相手でも、寝る時間もないほど、というのは相変わらず。
絡み付いた舌を受け止めれば、ザラりとした感触と共に、裏筋や歯茎の内側へと唾液を塗り付けるように。
粘液が混ざりあう音が、お互いの口の隙間から零れ落ち。
ゆったりとした愛撫から下着を横へと逸らしてやれば、さらけ出してやる一本の筋。
柔らかな恥丘の内側に指を鎮めると、媚肉を直接指で擦りながら。包皮を親指で剥くと、小さな陰核をコロコロと転がしてやる)
■ナナ > 「うん、美味しいもの食べると、幸せ。
でも、その前にアシュトンさんに買ってもらわないとダメかも…」
(何日もかかる旅行なんて、今の世話人が許すわけがない。前に誘われてた話を本気で進めることになるだろう。馬車については、乗るのは初めてだから乗合馬車でも嬉しそうにするのは確実で)
「かいしょーあるんだね…うん、じゃあ。私のすんでるとこ、教えるから…先生たちとお話してくれる?買われていく子は、みんなそうだし」
(正直、一人で出て行っても脱走したとか言われて連れ戻される。ここは、ちょっと手間だけど彼にお願いするのがいいだろう。いくらの値になるのかは交渉次第)
「そうだけど…いいの。お風呂入るし
っ…ん!ぁ…ひゃあぁああ!!」
(体形は変わらないが、体は感じやすくなっているらしい。肉芽が弱いのも相変わらずで軽く弄られただけでも腰が跳ね、愛液が溢れ出して)
■アシュトン > 朝食は腕によりを掛けて作ってやらないとな。バテてて昼食になるかもしれないけれど。
あ~……その問題があったか、そうだなぁ、多めに払えば暫く連れて行っても、って可能性はあるが……
(とはいえ警戒心の強いモノなら、そのまま持ち逃げされる可能性を考えて渋るかもしれない。
色々と考えてみたあげく、これまた以前話した内容に繋がり、一つ頷いて)
ま、働ける奴は自分で自主的に幾らか稼いでたりするけどね。慣れない間とか足りない分は勿論出すが。
そうだな、それが一番か。ナナに初めてが着た時は買い上げる心算だったが、早いか遅いかの差だな。
(そんな風に了承しつつ、頭の中で使えそうな方法にアタリをつける。
知り合いのあれこれの手を借りれば、それなりに適正程度の値段で買い上げることは可能だろう。
多少高くついても、気にはしないけれども)
それじゃ、お風呂の中でもう一回、かな。
少し弄っただけなのに、もう随分と濡れて来たな。
小さいのに、随分とエッチな身体してるよな……まぁ、それも可愛らしくて、いいんだけれど。
(あふれ出た蜜を指に絡めると、浅い部分まで挿入してやり。
肉芽を少し強めに擦り上げながら、入り口を広げ解すような指使いで弄んでやって。
ある程度受け入れる状態が出来上がるまで続けた後、ゆっくりと引き抜けば、愛液に濡れた指を彼女に一目と見せてやり)
さて、それじゃ。そろそろ……
(軽く身を浮かせると、カチャリ、金具が外れる音。
ズボンの前を開けば、取り出されるのは大きくそそり立った男の象徴で。
相変わらずと、目の前の少女に挿入するには、サイズがややオーバーな雰囲気、ではあるのだが。
濡れた割れ目に先端を押し付けると、入れやすいように蜜を塗り付けて。
片手を薄い胸にのせ軽く摩りながら、腰遣いは入り口を探り当て。
ゆっくりと体重を掛けてゆけば小さな膣穴をめい一杯に広げながら、張り出した亀頭部分が内部にへと潜り込んでゆく)
■ナナ > 「多分お昼かな…アシュトンさん、なんどもするから」
(経験則である。それでもご飯は美味しく頂くし、腰が立たない時なんかはベッドに入ったままで食べる事だってあるけれど)
「あたし、花売りしかできないけど…お、お掃除なら、頑張れる」
(流石に、特定の人に買われた後体を売るのはどうかと思う。とはいえ、字すら読めず体力もない子供に働き口はないだろうから、当面は掃除と洗濯が自分の仕事になるか。
世話になってる孤児院は、実質小悪党が子供にスリを仕込んで上前を撥ねてるという現状なので、叩けばいくらでも埃が出るだろう。ナナ自身、そこまで美人でもなくスタイルも良くないので、口止め料代わりに差し出される可能性すらあるくらいで)
「だって…気持ちよくなる、ように…撫でてるっっんん!はぁ…」
(指を苦も無く飲み込む秘所は、見た目に反して柔軟で成人男性のものくらいなら受け入れられる。息を乱しながら愛液で濡れた手からは目をそらして)
「っ…はぁ…ぁああ!ん!おっき…ぅあああ?!ふといぃぃ」
(何度も抱かれた事があるとはいえ、大きさはやっぱり慣れるには辛い。痛みをこらえるようにしながらも、力を抜いて受け入れていくだろう。先が入りさえすれば後は楽なはずで)
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からナナさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からアシュトンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2/路地裏」にカインさんが現れました。
■カイン > 初夏特有の茹だる様な熱気に満たされた歓楽街、
怪しげな道具や春を売る人々が行き交う通りを路地裏に設えた木箱の上に座り込眺める男。
「この暑いのにお盛んだねえ」
小さくぼやいて手にしたコップの中身を時々飲みながら、
気候によるものとはまた違う熱気を伴った人々を眺め見る。
最も男も同類といえば同類だけに、人のことを言えた義理はないのだが。
路地から望む馴染みの娼館の即席の用心棒。騒動が起きたら出てきて治める、それが今の男の仕事だった。
■カイン > 「朝方歩いてたらとっ捕まるってのも悪いっちゃ悪いんだろな」
特にやることが無いのを良い事に朝方に散歩に来たところを何時もの用心棒が夕刻、
出てくるまでという約束で頼み込まれたのがしばらく前。朝型騒動を起こした不埒者を、
こっぴどく叩きのめしてから職務内容に閑古鳥が鳴いているが、
酒を飲むわけにもいかないのでコップの中身はジュースである。
少々格好のつかない状況に手にしたコップを一瞥して片目を瞑り。
「意識そのままに酩酊感だけ味わえるような飲み物ってのがありゃいいんだが。そんな都合の良いモンはまあないよな」
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2/路地裏」にシャニスさんが現れました。
■シャニス > 何時ものように仕事を終えた帰り道、今日は紙袋を抱えて歩く。
何時歩いても華やかで騒がしい歓楽街を通り向けるために脚を向けて
少しは知った仲の当てには挨拶を返し、よくあるナンパのような声掛けには無視を、もしくは流して。
そんなこんなで歩いていればふとある一角で知った男性の顔を見つければ足を向け。
「こんにちわ、カイン様。今日はお仕事ですの?」
コップを片手に持つ男性に近寄ればにこやかに笑顔を向けて声を掛けていく。
■カイン > 「――うん?」
のんびりとした時間を暫し流している最中、
不意に聞こえた声に驚いたよう目を瞬かせて視線を動かす。
そうすれば見た覚えのある人影が見えて改めてそちらに向き直り。
「ああ、こんにちは。残念ながらその通り仕事中でね、
とはいえあともう少し娼館で面倒事があったら仲裁しろってもんなんだが」
今の所は何の騒動も起きてないだけに暇してると付け加えて肩を竦め。
■シャニス > 驚いた様子でこちらを向く男性に笑顔を向けて微笑み、
覚えていてくれるかなと様子を伺うようにして。
「こんな時間からお仕事大変ですわね。
娼館での面倒事ですの?そういう仲裁の仕事もありますのね」
この辺りはよく通るが面倒事の仲裁の仕事と聞けば不思議そうにして。
そう言う事の仕事がまさかあるとは思っておらず、少しその仕事に興味を持ち。
暇という男性の側に近寄れば並ぶように木箱に腰を下ろし
「よければ食べられますか?」
今日の仕事の報酬でいただいたパンを袋から取り出し進めてみる。
■カイン > 「本当は今日は休みの予定だったんだが…ま、頼まれごとでね」
仕事という程の物でもないと言われればそうやもしれないが、
何せ娼館やらなにやらと言った場所ではトラブルが多発する物だ。
相手がどういう仲裁、を行うのか今一つ想像できてない様子に
軽く笑いながらも座ってくる相手を眺めつつコップを傾け。
「ああ、それじゃあ遠慮なくいただこう。
そういうそっちは、散歩か何かの帰りかい?」
相手が見たままの存在ではないというのはなんとなし察してるだけに、
危険だなんだと野暮なことは言わないがパンを受け取りがてら問いかけ。
■シャニス > 「そうでしたの?それは大変ですわね…」
仲裁などという難しい仕事を頼まれる、そう言うことは無いだけに凄いと言う様に男性を見て
こういう場のトラブルは多彩なだけにそんな仕事はあるのかといまだに行った様子。
拒否をされずに腰を下ろせば楽し気に通りに視線を向けて。
「えぇ、一人では食べきれませんからどうぞ。
私は仕事の帰りですわ。この奥に配達がありましたの」
今まで歩いてきたとおりのある方向を見て何をしていたか告げ。
どうぞとパンを進めて楽しそうに笑みを浮かべている。
■カイン > 「仕事その物はそれほど大変って訳でもないんだが、
酒を飲めないってのはちょっと辛いかもな」
何せ仲裁だなんだと言ってはいるが、早い話が
不埒者を叩きだせば終わりなのだから男にとっては大体容易い事ではある。
隣に座った相手につられるように視線を向けて肩を揺らし。
「出は遠慮なく――配達?なんだい、配送屋でもやってんのかね?」
そのままパンを一口齧った後に聞こえた言葉に不思議そうに問いかける。
この当たりが縄張りかと思えばそれともまた違う様子に若干訝し気な色が混ざった。
■シャニス > 「私にはとても大変に思えますわよ、仲裁ですもの
お酒は仕事が終われば飲めませんの?」
仲裁の内容を叩き出すではなく話し合うと思っている
それだけに簡単な仕事とは思わずにそんな事はと首を横にと振り。
ある意味平民地区では見られない光景に目を向けて。
「はい、遠慮なくどうぞ。これでも何でも屋ですわね
配達から採取、討伐までなんでもやっていますわ」
変に思われているとは思わずに自分がやっている事を口にして。
■カイン > 「ハッハッハ、そういわれるとくすぐったいけどな。
アンタも簡単にやれそうなきがするけどなあ」
上機嫌に言い返しながらもジュースを飲みつつも、
呼び込みや誘惑が積極的に行われてる光景を眺めてから相手の方に視線を向ける。
全く動じた風がない当たり、慣れてるらしいと判断した様子。
「なるほど、それでこの辺にも来るって訳だ。
この前案内してもらった時もその帰りか何かだった訳か。
俺は基本的に切った張っただけだから単純なんだが、そっちの方がよほど大変に見えるがね」
あまり向いてないと匙を投げて喉を鳴らし。
■シャニス > 「私は話し合いで解決は苦手ですわ。
何時も丸め込まれてしまいますのよ」
とっても自分にはと困った笑みを見せて首を左右に振り。
勧誘や呼び込みの活発な場、慣れない頃はよく捕まったと懐かしそうに。
動じはしないが捕まると相変わらず躱す術がほぼないと。
「この辺りは良く通りますわね。
えぇ、この前はちょっと配達がお濃くなってあの時間でしたの。
私は荷物を持って運ぶだけですわよ?切った張ったの方が大変ではないですか?」
運ぶだけよりもそっちの方が難しい、そう思い不思議そうにして。
この辺りは慣れてしまえば安全という間違った認識で
■カイン > 「確かに人がよさそうだからな、口八丁は向いてなさそうだ」
かといって腕っぷしが弱いとかいうわけでも無さそうではあるが。
相手の困った笑みに対して喉を鳴らしてこちらも笑いながら目を細め。
「なるほど、それだったら丁度助かったって訳だ。
そのうち歩いてればどこかに出はしただろうが数時間かかってただろうし。
…それこそ、相手を殴り倒したら終わりだからなあ。荷物の事なんて何も考えなくていいだけ楽だぜ?」
何かに気を使う必要はないのだからと言い切りながら酒を煽ってコップの中身を軽く揺らして飲む。
相手は自分の身を守る方法を持っているからこその発想だろうと緩く笑い。
「壊すだけならやってみたら簡単な物さ、壊さないようにする方が百倍難しい」
■シャニス > 「最初のころはよく変なものを買わされましたわね
お陰で少しは賢くなれました」
腕っぷしはむしろ手加減が出来ないので振るわないようにしている
それは言う必要はないだろうと笑みだけ浮かべて。
「この辺りは地図はあまり役には立ちませんから道を覚えるのが一番ですわ。
間違えて奥に入ってしまうと今度は戻るのに苦労したと思いますわよ。
でも死なないように殴るのも難しくありません?」
気を使う必要がないとの言葉に首を傾げて。
でもそれ以外には同意できることもあり関心をしてしまう。
「壊さないのは難しいですわね。私もよくやりすぎてあとで困ってしまいますの」
ふと失敗を思い出せば目を泳がせてしまう。
■カイン > 「お前さんがどの種族かは知らないが、身内で権力闘争ばっかやってる連中は、
こっちの社会に出て来るなり色々と悪辣な事やり始めたりするんだがねえ」
随分と人がいいと笑い飛ばしながらパンを一つ平らげてごちそうさま、と告げつつ顎に手を当てる。
道を覚えるのが一番と軽く言う相手ではあるが、微妙そうな表情を少し浮かべ。
「とはいえこのあたりは割と増改築が多いからな。
ま、入り浸る様な状況になったら勝手に覚えるんだろうが。」
こればかりは一朝一夕に行きそうになかった。お手上げとばかりに両手を上げて首を横に振り。
「その死なない様に殴る、って必要がないからな。
それこそ戦場だったら殺しても構わんし、死なない様にさせたいなら
薙ぎ払って吹っ飛ばすだけでもいい。案外人間の体ってのは頑丈なもんさ。
あっさり死ぬのは俺達も含めて変わらんがね」
不意の一撃であっさりくたばるなどという話は良くある話だ。
だからこそ笑い飛ばしながらも相手の言葉に軽く頷き。
「ま、その辺の調整込みで冒険者とかはあんまりな。殴るだけの方が俺は気楽だ」
■シャニス > 「ふえ?わ、私がですの……権力闘争なんてして楽しいのでしょうか。
こっちでも静かに暮らせれば楽しいと思いますのに」
種族と言われれば慌てそうになってしまうが笑いとばされても気にはせずに
そしてパンのお礼にお粗末様ですと。
「増改築が多いからその…空を見るといいですわ。星の位置を覚えますの。
そうなれば覚えれますわね」
野外で位置を確かめるような方法で大丈夫なはずと首を振る男性に告げて。
「戦場にはいかないのですわ。
でもそう言う場でしたら気にしなくてよさそうですわね。
そう言う考えもありますのね。でも丈夫というのとあっさりというのには同意しますわ」
戦うからにはそう言う事もある、実際に目にはしてはいないが男性の言葉に肯き。
どんな人でも死ぬ時にはあっさりと死んでしまうと今さらに実感を持って。
「そうやってで考えているのは良い事でしわ。私もそれぐらい気楽に考えられればいいのですけど…」
どうにも難しく考えてしまうと肩を落として、そして木箱から腰を上げてスカートを払い。
■カイン > 「さあ?俺もどちらかというとそれには興味が無かった側だから何ともな。
ああ、でも相手を支配する喜びってのは理解できんでもないが」
それとこれとはまた違う話でもあるのだが、根本は一緒でもある。
顎に手を当てて言い返しながらも相手の対処法に軽く吹き出し。
「アッハッハ、まるで航海士のような事を言うな。
星見か、なるほど確かにそれはそれで一つの手だな。違いない
――ま、それがいい。やりたいと思わない事をわざわざやる必要もないしな」
戦場に行く気はないという言葉に軽く頷きながらもちらりと視線を向ければ、
交代の相手が来たらしいことを見て取って肩を竦め。
「それ位割り切ってないと殴り合いなんてやってられない、って話でもあるんだが。
こればっかりは割り切る割り切れないも個人によるしな。さて、俺もそろそろお役御免みたいだ」
戻るかと体を伸ばしながら肩を回し。
■シャニス > 「私も理解できませんわ。支配もしたいとは思いませんもの」
どちらも面倒なので嫌いですと首を振り肩をすくめ。
吹き出す姿に何か?と見返し。
「でも確実な方法ですわ。星の位置関わりませんもの。
私はこの方法で覚えましたのよ。
私はそれで生きてきましたもの」
やりたくない事はやらないと首を振って見せて。
そんな時にやってきた人に一瞬目を向けて。
その割切りをできるのも凄いと思いますわ。
交代の人ですのね。それでは私も帰る事にしますわ。
お話が出来て楽しかったです」
身体を伸ばす相手に、自分もと微笑み頭を下げて。
またお会いしましょう、と声を掛けて別の通りへと抜ける道へと歩いていく。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2/路地裏」からシャニスさんが去りました。
■カイン > 「それはそれで難儀だと思うが、そんな執着ない方が楽には違いないわな」
上機嫌にそういって返しながらも相手の言葉に軽く頷いて、
違いないと顎に手を当てる。
「人間好きなようにするのが一番だ。とはいえ俺は別に人間じゃないが、
だからこそそうやって過ごすのが一番都合が良いって事は良く知ってる。」
ちらりと交代の相手が近づいてくるのを見ればそちらの方へと体を向け、
手をひらひらと振りながら歩き出す。
「人によっては簡単な事が人によっては難しい、なんてのは良くある話だが――イヤやめとこう。
それじゃあまたな、お嬢さん」
そういいおいて大通りの喧騒へ消えていくのだった。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2/路地裏」からカインさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にカナンさんが現れました。
■カナン > 大通りから裏道を一筋二筋入った、時折人がいるかいないかと言ったうらさびれた路面にて。
己の身長には足りない程度の布を路上に転がして端に座り。
三つの区切りをつけて木の実を並べる。
手書きの文字で左から「食用 非常食に」奥地に入らないと見かけないようなものまで。少し大き目な木箱の中に小さな木の実が入れられており。
■カナン > 真ん中には「部屋のインテリに」動物に似た形の石とか、橙や赤や青の 荒波に削られて丸みを帯びた曇り硝子だとか。
左は「飾り物に」として、橙や茶、緑等比較的形が整った木の実に穴があけられている。傍に革紐を数本置いて。
「……良し。」
商品(仮)を並べただけですごい仕事をした気分になった。
仕方ないよね、ずっとはたらいてなかったのだし。
立てた膝に顎先を乗せてちんまりと丸まる。
■カナン > 客は来ない。冷やかしも来ない。寧ろ自分がひやかす側になりたい。かくりと頭を下げて、大通りの方をちらちら行き過ぎる人の足を眺める。
「…………」
美味しいのに。商品として並べた木の実を眺めて、指内にざらりと掬い取る。カリコリと抓み食いし始め。
■カナン > 「………あ、」
通りすがりの人が足を止めかけたので顔を上げる。無言で視線を逸らされて むしろ足は早まり立ち去って行った。
「く………。元手ゼロの商売はダメか………」
商品食べてたってことは敢えて頭から外し、小さく肩を落とす。振り掛けた塩味が効いている好みはおやつとしてそっと引き寄せ、ざらー、と小袋の中に戻す。本気で主食兼非常食にする心算でしまい込み。いんてり、は無理だ。
布を半分くるくると巻いて、地面に埋め込むよう硝子で矢印を描く。右。右は行くと、行き止まりになる。ミスリード
「これで良し。後は………」
残ったのが飾り用の木の実。まじまじと見下ろし
■カナン > 「何か心に残った文字でも書いておこうかな…。」
ここ数日の出遭いに思いを馳せる。
色々あったような無かったような……。
海を漂流し、解毒剤を値切り、焼き鳥を味わい、職(仮)を得て、それから一番心に残っていると言えば、あの心の叫び、求めてやまない一言…………。
木の実を文字の形に並べて行き
『おっぱい → 』
「…………。ヘンタイだー。」
■カナン > 「ここにバーンボーーンな美女が佇んでくれたら完成だよね」
一分の隙も無い完成だ。
「でもこれこのまま置いて行って私とセットで目撃された日には恥ずかしさでしねるよね。
いっぱい……はっぽい……。」
幾つか単語を思い浮かべては消去を繰り返し、落としどころを探る。
■カナン > 敢えて最初の形に拘らなくても良いんだった。
首を小さく捻り捻り、とりあえず い の部分をざらざらと土ごと回収して。にじりにじりと隣の文字を侵食し
『おたから → 』
「これでよし。」