2017/06/22 のログ
ボブ > (ぶらりと酔い覚ましに貧民地区を散策していれば、どこぞの安酒場で
陶器が割れる音や男たちの怒号、女たちの悲鳴などが響き渡ってくるのを耳にすれば)

「おっとっ!! この街ならではのお祭りが始まったか。
それじゃあちょっくら治めるために俺も参戦するかな……」

(酔いに任せて、ちょっと肉食獣のような本性をあらわにしていけば、軽く駆け出し、騒ぎが起きた酒場へと
乗り込み、騒ぎに更なる油を注いでいく事になるが、当の本人の男は衛兵が訪れる前にとっとととんずらをこいていた)

ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」からボブさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2/路地裏」にカインさんが現れました。
カイン > 怪しげな店の非常に多い貧民地区のただ中にあって、一際怪しい店店が軒を連ねる中にその路地はあった。
まさに裏路地と表現するのが相応しい狭い小路の中に何故か一つ設えてある怪しい屋台の隣に佇み、
目録らしき紙面に目を通している男の姿がある。あまり空気の宜しくない周辺の環境汚染に
一役買うがごとく葉巻を吹かす様子はまるでどこかの悪党さながらの似合い方である。

「保存食とぶどう酒はもう少し増やすとして…赤に青?頼んだ覚えがないぞオイ」

苦々しげに声を漏らして向ける視線の先は屋台――そしてその後ろにある扉だ。
ここは表で軒を構えている商店の裏口であり、表で商え無い商品類。早い話が禁制品売買の窓口だった。
麻薬に媚薬、夜のお相手用の道具等なら可愛いもので魔術の触媒に扱うような何かの部位まで取り扱っているというのだから恐れ入る。
縁あって求める商品を仕入れて貰う代わりに日用品の用立てをして貰っているのだが、
確認しなければ何事もなかったかのように麻薬や毒物を目録に忍ばせてくる少々…いやかなり困った店だ。
見つけた名前にバツを付けて頁をめくり、次の内容へと視線を向ける。

カイン > 「…此処の親父は本当に性根が腐ってるというより狂人だな」

目録の頁丸々1つに×印を付けながら時折伺われるように向けられる視線の正体、
路地の入り口に視線を向ければ屋台の中身に人が居ないのを確認して去っていく人影が見える。
人に縋られるのに快感を覚えると放言し老若男女問わず格安で麻薬を売り払う店主の是非はさておき、
魔族の国でしか手に入らない煙草という地味だが立派な禁制品を仕入れて来る手腕が有用なのは間違いない。
一通りのチェックを終えれば数枚の紙を放り捨て、残りを屋台の上に置いて煙草を吹かして人の往来を眺め始めた。

カイン > と、眺めていれば思った以上に多い人の流れ。薬品類を買い求める薄汚れた風体の人間が居たと思えば、
身奇麗な風体の人間が明らかに夜のお供以外に用途のない物を恭しく丁重に買っていく。
一様に店主も居ないのに金を置いていくのは、後で損をするのは自分であると言う認識が皆あるのだろう。
あるいは密告のシステムでも出来上がっているのかもしれない。
ともあれ、途中男の後ろを目当てに声をかけてくるヤク中をあしらうという
何とも言えない事件以外は期待したほどの何もなく、平和に事が運んでいく。

「オヤジがやり手なのかそれとも買い手が飼いならされてるのか…どっちにせよ大したもんだ。
 しかしエロい道具を買ってくるのは金持ちばかりってのはエロい事は金持ちの道楽ってことかねえ」

男もそれなり以上に金に不自由はしていない方ではあるが、かと言ってこの手の道具を好んで買おうとはあまり思えない。
余裕がない方が刺激の固まりのような薬に手を出すのをなんとも因果と感じながら、紫煙を吹き。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区2/路地裏」にイルミさんが現れました。
イルミ > 「……はぁ」

ここにはできるだけ来たくはなかった。けれど、すぐにでもお金が必要、というとき、自家製の怪しげな媚薬や精力剤なんか買ってくれるような店は多くない。
お店に並べるものよりもほんの少しうまく出来た……気がするそれを、いかにもな裏路地、いかにもな怪しい店に売りに行く。

「…………」

できる限り、周囲に注意を払いながら歩く。常日頃から男性の視線と言うものを気にしながら街中を歩いてはいるが、ここではそれとは少しわけが違う。女が一人で来ると言うだけでもやや危険な場所だ。サッと行って、サッと帰る。それを心がけているおかげか、いつも騒ぎに巻き込まれたり、変なものを売り付けられずに済んでいた。

カイン > のんびりと煙草をふかして荷物の用意が整うのを待つ最中、
ふと先程まで自分の目にしていたのとは全く違うタイプの女性が目に留まる。
何かを買いに行くというよりは要件があると言った風体に興味を惹かれ、
煙草から手を離して顔を向ける。

「なんだい嬢ちゃん、辛気臭い顔をしてるな。ここの店に用があるんじゃないのかい?
 大体この店に用がある奴は大なり小なり楽しそうな顔してるモンだけどな」

笑って告げた言葉はつまりあまりよろしくない欲求が満たされるという意味合いで、
少々下卑た様子を隠しもせずに相手に告げる。

イルミ > 「ひっ……」

と、悲鳴が出そうになったのをグッとこらえる。普段ならここで逃げ出してしまいそうなところだが、場所が場所。下手に弱みを見せるとどうつけこまれるかわからない。だから、毅然とした態度で……

「あ、ぁああ、あの……あの、その、おかっ、お構い無く……」

……毅然とした態度で応対できれば良かったのだけど、そう上手くはいかなかった。なんせ相手は近づけば見上げるような大柄な男性。視線をそらすのが精一杯で、むしろ「逃げることも出来ない」有り様だった。

カイン > 「さて、お気遣いなくと言われてもな。気になるものは気になるだろう。」

意地の悪い笑みを浮かべたまま相手をじっと眺めた所で随分と怯えた様子に、
思わず喉を鳴らして笑い飛ばして見せ。

「まあ別に取って食ったりはせんさ。本当にただ興味をひかれただけ、だからな。
 いったいこんな所に何のようなんだ?一応店主とは顔見知りだからな、繋ぎを取るくらいはできんでもないが」

悪いようにはしないと言外に示しながら手を横に振って応じて見せれば、顎に手を当てながらタバコの火を壁に押し付けて消し。

イルミ > 「あっ、あ……ええと、んんっ!」

パニックになりかけている、と自覚してとりあえず咳払い。よし落ち着いた……と自分に言い聞かせてから、

「あ……あの、その……ちょっと、ものを売りに来ただけですから……その、本当に、大したことじゃないです……大したものでも、ないですし……」

手に持っていた小さな布袋をぎゅっと握りしめると、中身のガラス瓶…媚薬の瓶が二つ、精力剤の瓶が三つ、それらが擦れ合う。
男の人に直接話し掛けられるのは久々だった。うっかり魅了の魔法が飛び出てしまわないように気を付けないといけない……と思ったところでろくにこらえられたことなど一度もないのだけど。

カイン > 「モノ?ここにか?…そりゃまた珍しいというか怪しいというか危ないというか…。
 こんな所に売りに来るとはよほど困ってるのか、それともここに卸す常連さんかい?
 何を売りに来たのか良かったら聞いて言いかね」

相手の言葉が物珍しかったのか感心した様子で頷きながら顎に手を当てたまま、
しげしげと相手の手にした袋に視線を下す。どうにも物珍しさが先に来るようで視線が不躾なのはご愛嬌。
ポンと軽い調子で肩を叩こうとした所でふと感じる違和感。無意識に自信が抵抗しているような感覚に、相手をまじまじと改めて眺め。

「――お前さんひょっとして、同族……というかサキュバスの類か?」

確信を深めればそっと相手の耳元に頭を動かして囁きかけた。周囲には声が漏れないよう小さな声。

イルミ > 「あっ、いえ、いえいえ、そんな大したもんじゃない、ですから……」

へへへ、とひきつった苦笑いでごまかそうとしながら、薬の袋を抱き締めるように隠そうとした。それは余計に相手の注意と興味を引きそうな動作だったけれど、そんなことよりも、

「……あっ……!そ、そのっ……あっ、あなたも、魔、族……?」

男性に耳元で囁かれたドキドキと、正体を見抜かれてしまった驚きとで、うっかりピンク色の魔力が溢れてしまった。それが彼に通用するかはさておき、自分も彼の正体が気になって、あえて離れようと言う気にはなれず、囁き返すように言う。

カイン > 「ああ、別に隠してる訳じゃないがな。ご同輩って訳だ」

元々見た目はそう人間と大差のある外見ではないだけに混ざる事が出来ているが、
正真正銘男は人間ではない。それをあっさりと認めながらも、感じる誘惑の気配に口元をにんまりと釣り上げ。

「――それで、男相手にそういうことをするってのは誘ってるって事かね。
 俺はレジストはそう難しくないが、見物客を誘惑したら大変な事になるぞ?」

周辺にそれなりに人の気配がある事を指して告げながら腰に手を回し体を抱き寄せれば、
豊満なお尻を鷲掴みにして強く揉む。そのまま耳たぶを食んでわざと水音を脳内に響かせ。

イルミ > 「そ……そう、なんですか……」

こんなこそこそと生きる情けない同族を見て、彼はどうするだろう?と不安になる一方で、仲間と会えたと言う事実を純粋に喜びたい気持ちもあったのだけど、

「……ひゃっ!?あ、ああっ、これは、わざとじゃなくて……ひううっ!」

抱き寄せられただけでもあからさまに体温は上昇し、彼の(恐らくは挨拶程度のつもりだろう)尻への刺激、そして耳もとに響く淫靡な水音に、我慢する暇さえ与えられなかった。方向性の与えられていなかったピンク色の魔力は、さっきよりも明確な「発情の魔法」になって広がっていく。

カイン > 「だから俺の事を人間と思ってるやつは大半がただ勘違いしてるだけって事だな。
 ま、そっちの方が都合がいいから俺も黙ってる訳だが」

つまるところ隠しているのと大した差はない。何とも初心なリアクションばかり取る相手に、
思わず興が乗ってしまった様子。相手の呪力への抵抗をある程度解きつつに、
尻と胸を同時に鷲掴みにしながら顔を覗き込む。

「わざとじゃなくてもこうなった責任は取ってもらわないとな。
 金に困ってるってんなら何だったら一晩相手してくれりゃ幾らか払ってもいいぜ?それともここで相手されるのが好みかい?」

周囲の視線を示唆して囁きかけながら、乳首を捻りあげて唇と唇を重ねるだけのキスを落とし。

イルミ > 「あっ、ん、んんっ、ひゃっ……っう!」

快感をお預けにされ続けたサキュバスの身体は、男の体温だけでもどんどん熱を増していく。それなのに、唇を重ねられたりしたら、欲望の急速な高まりと心臓の鼓動を淡い恋心のように錯覚するのも時間の問題で、

「だっ……抱いて、ください……っ!お願い……します。責任、とらせてください……」

ついさっきまで「恐ろしい大男」だと思っていた彼に対して、まるで長年の片想いを打ち明けるかのように求めた。息は荒く、頬には熱が籠る。

カイン > 「素直でよろしい。サキュバスって割には、誘惑ってのとも違う気がするが――これも新手の誘惑なのかね」

自分の今まで出くわしたタイプとは明らかに違う様子にどこか楽し気に笑いながらも、
これもある意味誘惑のようなものと思い至ればそれに乗る事にする。
お尻を弄る手をそのまま、相手の体を抱え上げる事に費やせばマントをかき分けて自分の体を相手にピッタリと密着させる。
否応なしに股座の間に己の一物が当たるようにしてしまった上で後ろからスカートを引き上げ、
腰の上までショーツ以外秘所を隠すものを奪ってしまえばショーツを誘惑にいきり立った剛直でずらして一気に捩じ込んだ。
そのまま相手の体を文字通り抱え上げた格好で乱暴に服越しに胸を揉みしだきながら腰を突き上げ始め。

イルミ > 「あっ、え……その……っ」

自分がサキュバスとしては落ちこぼれ中の落ちこぼれで……というようなことを言うべきかどうか、さっきとは全く異なる理由で言葉に詰まっていると、

「あっ……んっ!ひゃっあ………あぁぁっ!!」

彼に身体を持ち上げられると、それだけで安心してしまいそうになり、しかし捩じ込まれた熱と固さに悲鳴じみた声を漏らす。とはいえ、それが苦しいとか、嫌だとかそんなことは全くない。むしろ、膣内は喜ぶように彼を締め付け、顔もすっかり緩んでいた。

カイン > 「なるほど?こいつは間違いなくサキュバスだな、男を誘う色香を持ってる」

相手の反応がなるほど男好きのするものであると評しがてらに、
しっかりと男を悦ばせる方法を知っている女の膣内。その様子を確かめる様、
腰を打ち据えながら胸の先端を強くひねりあげ、尻を強く揉みあげる。
相手の弱い所を探すかのように、新しいおもちゃの反応を確かめるかのように弄び。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区2/路地裏」にイルミさんが現れました。
イルミ > 「はあっ、はぁ、あっ……ありがとう、ございますっ……」

想像よりも一回りは大きい熱が、自分でも驚くほど敏感になった膣壁を無造作に抉る。頭の中で火花が散り、その熱を吐き出すようにあえぎ続け、

「ひっ、ぁ……!ダメっ、いじめちゃ……っま、って……ん、んんっ!っくうぅっ………」

身体のどこを触られても気持ちいい。いっそ、彼が支えてくれる手すら気持ちよく感じるほどなのだけど、乳首を捻る指には、痛みにすら近い快感を覚えて軽くのけぞってしまう。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区2/路地裏」にイルミさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2/路地裏」にイルミさんが現れました。
カイン > 暫し好き勝手に体を弄っていたものの胸をいじめる事であたりを引いたと感じればそのまま胸への攻めを強め、
一気に腰を突き上げる。と、直後に相手の腰に回した手を己の方へと引き寄せる事で大量の精を膣内へと流し込みながら逃げ場を無くし。

「――クック、そろそろ俺の方は迎えが来たようだけどお前さんはどうする?
 その気があったらこの後も付き合ってもらいたいんだが」

そのままチラリと入り口の方を一瞥すれば頼んでいた荷物が出来上がっている様子が目に付いて、耳元で囁きかけた。

イルミ > 「あっ!あ、ぁ、ふぁああっ……!!」

中に直接吐き出される暖かい感触。それはサキュバスにとって二重にも三重にも大切で、必要で、しかし自分には得難いものであり、

「はーっ、はっ、はぁ、はぁ……はぃ……是非、お願いします……つれていって、ください……♥」

周囲の奇異と羨望の眼差しを受けながら、快楽と(勝手に感じた)愛情の虜になった木っ端淫魔は、すがりつくように彼に甘えた。