2016/12/14 のログ
テイア > こつ、こつ、と人気のない路地に規則的な靴音が響く。
冷えた風が吹き外套を揺らす。
外套のフードを目深に被り、その顔は見えず。
ただ、脛に傷あるものも多いこの場所でそのようなことを気にする輩は相当奇特といえるだろう。
声をかける者もなく、一人路地の奥へと足を進めていく。

「…カルボはいるか」

進んだその先、一軒のボロ屋の前へとたどり着くと木戸の前に立つ屈強な男へと声をかける。
『あん?約束は』

「ない。要らない問答をするつもりもない。さっさと通せ」

『ぁんだ、その口のききかたは。約束がないんならさっさと帰りやがれ!』

外套でわからぬものの長身とは言え、男よりも華奢な外見。
凄みを効かせる見張りの男の問いに、答えると同時に木戸に手をかけるその人物に、男が怒声を響かせて木戸にかけられた細い手をつかもうとする。
はぁっと、面倒くさそうにため息をつくとつかもうと伸ばされる手を、ほんの少しの動きでかわすとその動きのまま男の顔に裏拳を見舞う。

「お前じゃ話にならん。」

鼻にクリーンヒットした拳のせいで、鼻血をだした男が激昂して殴りかかってくるのをよけつつ、ここの用心棒も質が落ちたなと再びため息を零す。
騒ぎをききつけて、ぞろぞろと悪人面の男たちが現れる。
その手には棍棒や斧などといった武器が握られている。

テイア > ぶん、と振り下ろされる斧を当たるかどうかのスレスレで避ければ、それで生じた風が外套を揺らす。
唸る拳を避けて、あるいは相打ちを誘い最小の動きで繰り出される攻撃をよけていく。
用心棒とはいえ、素人に毛が生えた程度のごろつきの集まりだ。
後ろに蹴り上げたブーツの踵が、男の顎を砕いて昏倒させ、その勢いで体を捻るとそのまま反動を利用して飛び上がりもうひとりの側頭部に蹴りを見舞う。
着地と同時に、膝を折り曲げ姿勢を低くすれば頭の上を拳と太い腕が勢いよく通り過ぎて空振り。
からぶった腕を掴むと、足をかけて男をそのまま背負い投げて地面に叩きつける。

どぉん、と重い音が響いたあとしん、と一瞬静けさがその場を支配して。そのあとには、男達のうめき声が聞こえてくる。

「………」

きぃ、と軋む音をたてて扉が開かれる。
中から姿を現したのは扇情的な衣装と首輪をつけたミレー族の女性だ。
黙ってそちらへと歩むと、地下へと続く階段へと案内される。

ご案内:「貧民地区裏路地」にディールさんが現れました。
ディール > 金にならない。金の臭いがしない貧民地区。
そこに足を踏み入れていたのは、ある有力な貴族への顔を売る為と恩を売り、コネクションを繋いで置くための言わば儀式に近しい物。
貧民地区だろうと、貴族にとって有益な存在がいるならば、治療の手配を整えられる事もある。

「確かこっちから聴こえたが――」

ブーツは踵から下ろす。土を踏みしめる音は極力小さく――けれど、隠密業や訓練を受けて居ない為に、どうしても素人同然の足音の殺し方。
何故此方に来たのか、その理由は外に出た後で聴こえてきた争い事を想起させる物音が聞こえてきた事。
呻き声は流石に聞こえないものの、争いごとであれば金になる出来事も期待は出来る。そう思って足をこの場所に運んでいたのだった。

丁度自分が到着した時には、先に進んでいる女性が扉を潜り抜けた後。閉められた扉を見た所である。
さて、周囲に倒れている男達の妨害が無く――すんなりと扉が開くなら、興味本位で己も奥へ。彼女と同じ方向へと足を進ませようとするだろう。
もっとも、扉が開かず――或いは本格的な妨害を受ければ、ここで安全をとっての撤退行となろうが。

テイア > 『やー相変わらずお見事お見事~』

階段を下りて地下へとたどり着けば、拍手とともに間延びした声が出迎える。
乱雑に本が積み上げられ、記録水晶や遠見の水晶がいくつも床に転がり、壁に埋め込まれなんの機械か分からない魔導機械の数々。
胡散臭いその空間に、胡散臭いその男はいた。
手入れのされていないグレーのくせ毛に、緑の糸目。左目にモノクルをかけ、その唇は、いつもにやにやと嗤い表情を見せない。

「相変わらず悪趣味なことだな。のぞき屋。」

『いやぁ、こちらも商売ですのでねぇ~。お客様は選り好みしないと。しかし、今回も貴女には簡単すぎるテストでしたねぇ~』

「…以前より質が落ちているぞ。――で、当然何故私が此処へ来たのかも大体見当がついているんだろう?」

『あらぁ~それはそれは。ま~仕方ありませんなぁ~。以前雇っていた者が失踪しましてなぁ。まあ、どこにいったかは分かっているのですが~。急ごしらえで雇った用心棒なので、ご勘弁を~。――ええ、ええ、まぁ趣味と実益を兼ねた商売ですからなぁ~。例の貴族の娼館と富裕地区の一区画が全焼した件でございましょ~?どちらかといえば、そこに関係のあった貴族をお調べといったところでしょうか~?』

地下でそんなやり取りがなされている頃、地上では地面に伏して呻く男達は用心棒として役にたたない状態であり、比較的すんなりと部外者がその扉の奥へと立ち入ることができるだろう。
ただ、問題なく入れたのには訳があり案内がなければそこは中は空家のように見えるよう細工がなされている。
男性が扉をくぐったタイミングがよかったのか、地下へと続く階段への路が丁度閉じようとしている所で、そこにすぐに飛び込めば空間に入ることができるかどうかといったところ。

ディール > 「あぁ…こんな事なら転移の魔術でも齧っとくべきだったか?」

悩むのは何時でも行動を起こしてからだ。それは良い事でもあり、当然悪い事でもある。
既に不法侵入という決して安くはない投資をしたのだ。
閉じようとされるその僅かな隙間に身を潜らせる事が出来たのは幸か、不幸か。
地下へと続く階段の一段目。そこへと踏み出す際に、靴の爪先に指を触れさせた。
蛍の様に儚い小さな明りが生まれ――ほんの僅かに足元を照らし出す。
あくまで弱々しい光ながら、万が一暗闇に閉ざされても数時間程度は発光し続ける。気休め程度の光量を生み出し続ける簡単な術だった。
そのまま足を進めて行くのは、好奇心と――聞こえて来る声音が少なくとも一人は女性である。それも若い事を伺わせる為の、性欲の意味を示す好奇心も合わさっての物。

コツン、コツンと足音はどうしても響く。――こればかりは純粋に技量が足りないのだから仕方が無い話だ。
奥から聞こえて来る声がはっきりと、何を喋っているのかを聞き取れるようになる。
そして会話の内容、とある貴族については――知っている。記憶のリストの中にある名前と一致をしている。

下手であろうと、壁の裏に張り付くようにして会話の内容を続けて聞き取ろうとする。若い女性の声音の持ち主が欲する貴族の情報によっては――提供等も出来るのだから。
ただし、そこで自分から不用意に踏み出さないのは『のぞき屋』と呼ばれた男の商売の話を優先させる意味もある。
まず、彼女の欲する情報については彼が優先して彼女との取引を行う権利を持っている。そこを順序を逆にしては相手の面目を潰す場合もあるためだった。

テイア > 「――……。」

階段は長く続いている。
音を聞き取った気がして、敏感に後ろを振り返る。
外套のフードをかぶったままであったから、視界はそれがない時よりも狭い。
その視線の外で、モノクルをかけた男は面白そうににやにやと緩めた唇を釣り上げる。

『恐らくは僕の飼ってる奴隷の子の音だよ~。』

違う、と分かっているのぞき屋が警戒を強める客にそう言って話を戻す。
胡散臭げに男へと女は視線を戻すと依頼をすませてさっさと切り上げることにしたようだ。

「では、あの娼館の地下で行われていたことも知っているな。
 そこに関わっていた貴族…客としてではなく、主催者側として関わっていた者全ての情報をもらおう。もちろん、確かな証拠もつけてな。」

あえて、特定の名を告げないのは望む情報の信頼度をより高めるためだ。
そして、こののぞき屋から告げた名の人物に情報を逆に売られるのを防ぐためでもある。

『情報だけでしたらぁ~すぐにでもお渡しできますが、証拠も、となりますとちょいとお時間をいただきますね~。
 それと、手間賃のほうもかかりますがよろしいですか~?』

「初めからそのつもりだ。こちらが前金になる。残りは渡された情報とその証拠力によって上乗せもしよう。」

ずしっと重い革袋をのぞき屋の目の前の机へと置くとそう告げる。
胡散臭いが情報力は確かだ。そこに口止め料が入っていることも、のぞき屋は承知しているだろう。

『はいはい、こちらも信用を売る商売ですからね~頂いた代金分の仕事はきっちりかっちりさせていただきますよ~』

にやにやと笑いながら、革袋の中を確かめもせずにのぞき屋はひとつ頷いた。
これで契約成立だ。話はおわったとばかりに、外套の人物は踵を返す。

「――で、そなたは男の奴隷も持っていたか。」

そこで、漸く聞き耳をたてていた人物について、のぞき屋に問いかける形で触れる。
のぞき屋はただただ愉快げに細い眼をさらに細めて嗤う。

ディール > 「あぁ、すまないな気付かれていたか。しかし奴隷とはまた庇ってくれる言い方をしたものだ。」

悪びれた様子も無い。会話が終わったのなら今度は此方の取引――或いは仕込みの時間。陰に隠れる必要も無くなったならば、さっさと物陰から姿を現す。
体格は――おそらく表に転がっている傭兵くずれよりは見栄えが有るだろう。身体の随所に肉の盛り上がりを見せ、其れを窮屈そうに衣服へと押し込んでいる――までは伝わるだろう。
話の途中で煙管をいつの間にか咥えていたのか、口の端から煙管を覗かせつつ。部屋へと入る前に、軽い一礼。

「今の話について売り込めるネタは一応持っているかもしれないからな。興味が有って最後まで聞かせてもらった。」

単刀直入に言葉を返す。――が、言葉は真実だけを告げる訳でもなく虚実を交えるわけでもない。
客を横取りする真似をこの手の商人は好かない場合もある事を知っているが――それ以上に。目の前の獲物たる女性の容貌に惹かれた側面は否定できない。
目元を細め、奥の男と自分のほうに近い位置にいるエルフの女性を見比べる。

「ま、客を掻っ攫って其方の取り分を減らすような真似は流石にしないがな。情報を扱う人間にとっちゃそういうの嫌いだろ?
 だから、俺の持っている情報とネタがアンタの欲しているモノと一致しているなら、カルボに卸すさ。――そういう条件の上で、もうちょい幾つかアンタの口から聞きたい言葉もあるんでね。
 時間が有れば、だが。この後茶屋にでもいかないか?」

テイア > 姿を現す男に構えもせずに外套の人物は立ったまま、視認する。
荒事を起こすようなら、店を壊されて困るのはのぞき屋のほうだ、彼が処理するだろうと。

「じっと聞き耳をたてるような奴隷を、この男が許すはずがないからな。」

情報屋というのは、情報の新鮮さ、正確さが売りだ。
聞き耳をたてて、その商品を奪うような真似をのぞき屋が許すはずがないと親指で後ろのにやけづらを指して。

「………。」

売り込めるネタを持っている。その言葉が女の興味をひく。
情報は多いに越したことはない。
だが、ぽっと出の者の口車にのるほどに愚かでもなく。

『まあ~こちらが知らない情報があるっていうなら、選ぶのはお客様だからねぇ。僕は別にかまわないよ~』

にやにやと嗤うのぞき屋は、怒るでもなくつかみどころなく間延びした言葉でそう告げて。
卸してくれるならば、それはそれで面白い情報が聞けるからいいけど~と嗤う。

「…いいだろう。」

信用したわけではないが、誘いにのることにした女が短い返事を返す。
『いってらっしゃ~い』
とカルボの間延びした声に見送られ、二人その場から去っていくこととなるか。

ディール > 「それならこちらだ。――この地区にも、個室が設けられている茶屋位はある。」

その言葉と共に。個室が設けられている茶屋――と言えば聴こえは良いが、その実は貸し個室の様な場所だ。
女性――未だ名前も知らぬ存在と共にその場を後にしていく――。
情報と引換えに彼女が何を奪われ、失うのかは表に出されぬ話だろうか。

ご案内:「貧民地区裏路地」からディールさんが去りました。
ご案内:「貧民地区裏路地」からテイアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にソル・グラディウスさんが現れました。
ソル・グラディウス > 太陽は沈み、月に反射した太陽の光が地上を照らし始めた頃。
貧民地区の住宅の屋根の上に腰掛け、月灯りに照らされながら佇んでいる一人の青年がいた。
平民地区、富裕地区の方へと目を向ければ街灯により照らされた街並みが伺える。

「…ふぅん」

それらを一瞥すれば、懐から酒のボトルを取り出して、それに口を付ける。
ボトルを傾ければ中の液体が口の中へ侵入して、アルコールの熱が喉を焼きながら体内へ入っていく。
酒を口に含んだら、首を舌へ向けて息を吐きながらボトルを口から離し、蓋をしめる。

「……今日はアタリだな」

ほんのりと赤くなった顔で月を見上げ、そう呟く。
吸い込まれるような満月。静寂な貧民地区だからこそ味わえる雰囲気に酔いしれていた。

ソル・グラディウス > とある女性から聞いた言葉。
貧民地区では月が綺麗に見えるという事に半信半疑でここにやって来たのがつい2か月前。
それからは月が綺麗な日は毎日この場所へやってきて晩酌を楽しんでいる。

何故、と聞かれれば特に理由はない。
強いて言えば、月が綺麗だから見ているだけであって、月を見る必要性は特にない。
綺麗なものを鑑賞するのに理由を一々問うなんてナンセンスだ。

「んっ…」

酒を一口飲めば、周囲を見渡す。
流石に時間と場所もあってか、静けさのみが辺りを支配している。
こんな場所に人は来るはずないという安心感から、少し足を延ばしてリラックスする。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区2」にノーガルトさんが現れました。
ノーガルト > (なんだか、眠気が冴えてしまっていた。
眠ろうと思うと、人間は眠りがどんどん浅くなると言うが、本当らしい。
このままおきているのも、と思ったが…せっかくだし、一杯やることにした。
貧民地区に、いい酒を出す場所があるからと其処へと足を向かわせた。)

「……ここか。」

(今日は、満月…どことなしか、あの夜を思わせる。
軽く、ため息をつきながら暖簾を潜り、中へと体を滑り込ませた。)

「マスター、少し強めの酒をくれ。」

(ソルの見えている位置から少しは慣れた場所、カウンターに座って注文をつけた。
いつもなら、酒以外につまみも少々頼むのだが、今日は酒だけで…。)

ソル・グラディウス > ボトルの酒を飲み干し、空になった瓶を揺すり乍ら中を見る。
安酒だけでは味気ないと感じつつ、空き瓶を投げ捨てて屋根から飛び降りる。
帰ろうと歩き出した時、一件の屋台が目に入る。

「…あいつぁ…」

目を細めて、暖簾越しに見える背中を伺う。
誰だったかと眼を細めて、正体が気になって仕方がない。
ここで考えてもわからないのでとりあえずそちらへと向かった。

「…あぁ、アンタだったのか」

暖簾を潜り、彼の姿を見れば、その隣に座って酒を注文する。
二振りの魔剣を持つ男性。自分の愛する女性から聞いた名を思い出す。

「ノーガルト…だったか?」

ノーガルト > 「………ん?」

(酒を片手に、少ししんみりと舐める。
肩を落しているその仕草を、ダインが茶化してくるが…まあ、気にしないでおこう。
もう過ぎたことだからという声が、苦笑と共に漏れる。)

「お前は……ソル、か。久しいな。」

(名前は、とある女性から聞いた。
ちょうど話したいと思っていたこともあるし、在る意味都合がよかったといえば、よかったのかもしれない。
隣に座る彼に、軽く会釈をむけながら)

「マスター、もう一瓶酒をくれ。」

ソル・グラディウス > 「何だか、随分と凹んでるな」

肩を並べて酒を飲んでいる彼。
その様子が何処となく落ち込んでいる様子なのを捉えれば
何のためらいもなくその様に発言する。

「…何かあったのか?」

彼が自分の名前を知っていることにはツッコミを入れず、そう聞く。
会釈をされれば軽く手を挙げ、それに答えつつ
彼が落ち込んでいる原因について問いただす。

ノーガルト > 「……ん、ああ何、少しな…。」

(まあ、この男にも関係のあることだ。
話しておかなければならないし、ここで会えたのもなにかの縁だろう。)

「………シンシアと、さっきまで会っていた。」

(まず、告げたのはそのこと。そして、彼女に惚れこんでいた事。
彼が妹と、そして愛人と慕っている彼女と、さっきまで会っていたことを打ち明ける。
そして、過去に何度かあっていて、体を重ねたことも。)

「…いろいろと話したよ、お前との関係もな。…二股を容認してもらって、ここまで思われるとは、随分と幸せ物だな、お前は…。」

ソル・グラディウス > 「シンシアと…?」

その名前が出れば、目を細めて彼に注目する。
彼女に惚れていた事、さっきまで会っていたこと。
それらすべてを聞いて、小さく頷く。

「そうか、シンシアとか…」

目の前の彼が自分の愛する女性と身を重ねていたことに複雑な気分となる。
彼女は優しいし、魅力的であるがためにモテることは知っていたのだが、いざ話を聞けば少しばかり気分は落ち込む。
しかし、それを表に出すようなことはせず、さらに問いただす。

「んで、結局は何を言いたいんだ?」

マスターに出された酒を飲み、そう聞く。

ノーガルト > 「………そう、だな…。」

(カラン、とグラスを鳴らす。
その瞳は、どこか寂しそうで。)

「…すまなかった。」

(第一声が、謝罪の言葉だった。
彼女を苦しめてしまったことを、正直に詫びた。)

「あいつは、俺もソルも選べないといっていたよ。どっちも同じくらい好きだ…とな。だが、その所為で彼女を苦しませたのは間違いない。」

(だから、自分は身を引くことにした。
気持ちは今でも変わらないし、彼女を引き止めたかったのは、間違いなかった。
しかし、その所為でシンシアが苦しむならば、ノーガルトは身を引くことにした、と。)

「俺とソル、どちらもを選んでしまったら、結局はお前と同じ…どっちかを、二番目としてみることになる。それが、あいつには耐えられなかったらしい。…本当に、優しい娘だったよ…。」