2020/04/07 のログ
■カーレル > 煙草を一本吸い終わる頃にはそこかしこが痛みだす
身体は重たかったが廃材の上から尻を上げれば、はぁ、と息を吐きだして
報酬を受け取るのは明日以降にすることにし、一先ず家に帰ることにするのだった
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からカーレルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にエリシュさんが現れました。
■エリシュ > 「ええ、はい。もう大丈夫ですよ」
貧民地区の民家。
医者にかかる金など到底工面できない市民の下に、ちんまりとした少女がやってきたのはつい昨日のことだ。
小さい男の子が風邪をこじらせたのか、高熱を発して生死を彷徨っていた。
薬を買おうにも、とても払うことのできない金額が必要だった。
母は、この怪しい風体の少女に縋るほか無かった。
『見ないでください』
といい、二人きりにした翌日、嘘のように熱が引いていたのだ。
少女は男の子の額に手を置いて熱を測っていたが、にこにこしながら手を引っ込めて、身支度を始めた。
「当たり前のことをしたまでですから」
といい、さっさと家を後にする少女。
扉を潜り、そして口を押さえる。手を見てみると、赤い血液が付着していた。
「風邪なんて嘘嘘。これは肺を冒す病だね………」
言うと大きく咳き込んで、道端に蹲る。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にネメシスさんが現れました。
■ネメシス > その日も、聖バルバロ騎士団は街を我が物顔で闊歩している。
それは貧民地区であっても同じこと。
先頭を行くは白銀の鎧に身を包んだ副団長のネメシス。
その後ろに数名の団員達。
「あら?」
ネメシスは道端で蹲っている少女を見かければ、接近して声を掛ける。
「貴女、こんな所で寝転がっていると怖いおじさんたちに連れて行かれちゃうわよ?」
少女は道端に寝転がっては、咳き込んでおり。
掌には鮮血が付着していた。
さてどうするか…。
どのみちこのまま捨て置くわけにはいかないだろう。
■エリシュ > 「ごほっ、ごほっ、………ぐぅっ……! げほっ!」
吐血。ある意味では正常なのだが、知らぬ他人からすれば異常であることは間違いなかろう。
ふと気がつくと、なにやら立派な鎧を身に着けた女性が歩み寄ってくるではないか。
格好からすると、自警団か何かだろうか。あるいは宮仕えだろうか。そういった知識には乏しく、深くは考えなかった。
少女は口元を拭うと、ふらつきながら立ち上がった。
「いえ、大丈夫です。いつものことなので。
心配してくださってありがとうございます、お姉さん」
少女は言うと、人のよさそうな笑みを口の端に乗せた。
■ネメシス > 「えぇぇ~、血を吐いてるじゃない。」
ふらつき乍ら立ち上がる少女の肩を左右から団員達が担ぐだろうか。
少女が強く抵抗するのならまた別だが。
「いつものことって言われても、はいそうですかとは
いかないわよ。 近くにうちの建物があるから休んで行ったらどう?」
笑みを見せる少女に対し、眉尻を下げ、心配そうに顔を覗かせるネメシス。
連れて行こうとしている先は、騎士団が占有する建物。
主にこのエリアでの取り調べに使う様な場所であり、当然ながらベッドや食事の用意、
更には取り調べ用の拘束具迄設けられている。
■エリシュ > 「これはボクの………事情、があって……」
まさか初対面の相手にあれこれと深い事情を話すわけにもいかぬ。事情の一言を躊躇を込めて発音する。
そうしていると、両脇を抱えられるようにされた。
どうやらほかのものたちは、目の前の女性の部下か同僚からしい。やはり自警団かなにかなのだろうかと推測を深める。
「ボクなんかに構わないでいいですよ。いつものことですし………。
…………わかりました。少し休ませてもらいます」
どうやらいかないといけないらしい雰囲気になっている。
団員たちがどのような反応を見せているかは一人ひとり覗き込んでいるでもなし、わからないが。女性の意見に賛同していることは間違いないであろう。
団員たちに抱えられるようにして、まるで子供のような見た目をした少女は連れて行かれるもとい付いていくことであろう。
■ネメシス > 「さ、着いたわよ。」
木製の建物の一室に少女を連れ込み、ベッドの上に座らせる。
団員の一人が脇机に温めのお茶を持ってきて。
「先に自己紹介させてもらうわね。
私は聖バルバロ騎士団の副団長のネメシスって言うの。
この辺りを管理している組織って思ってもらうといいわ。
で、貴女は?
悪い人じゃないのはなんとなくわかるのだけど、今は結構物騒な状況でね。
場合によっては取り調べもしないといけなくなるのだけど。」
童顔で、小柄な少女の前で椅子に腰かけるネメシス。
周囲には数名の女性団員が静かに立っていた。
だが、他の部屋からは男の団員達の下卑た笑い声が聞こえたりも。
あまり柄の良くない集まりであることは想像できるだろうか。
■エリシュ > 「は、はぁ、ありがとうございます」
ついた建物は、貧民地区にしては立派なものであった。
室内。ベッドに座った少女は、顔立ちからは不釣合いな鴉の羽のコートを脱いで、薄い布服一枚になっていた。
お茶の入ったカップを数口飲んで、リラックスしようと努める。
「聖バル……? の、ネメシスさん。そうなんですね。
ボクはエリシュです。医者をしています」
信用してもらえるだろうか。少女は必要ならコートの中を示すつもりでいた。一般的な治療で使う道具も持ち合わせているのだ。
ほかの部屋から聞こえてくる声に居心地悪そうに身じろぎをする。
「取調べ……ほ、ほんとうですよ! ボク、医者なんです!」
尋問でもされるのではないか。
顔を強張らせて、両手を胸元にやり祈るような仕草で相手に向かって真実を主張していく。
■ネメシス > 少女をベッドに座らせると、ネメシスもまた重い鎧を外していく。
と言っても、実際に手を動かすのは周囲の団員達で、ネメシスは途中立ったりしながら会話を続けるのだが。
「エリシュさんね、お医者様なの。
じゃあさっきは治療の帰り道?」
コートの中には確かにそれらしい道具。
ではなぜ道端で蹲っていたのだろうか?
ネメシスの頭にはそんな疑問が浮かんでいたりする。
「まあまあ、落ち着いて。
疑っているのならとっくに持ち物検査からやってるわよ。
ただね、なんであんな所でお医者様が転がっていたのか不思議なのよ。
説明してくれるかしら?」
こちらも布の服姿となったネメシス。
広めのソファに腰掛け、首を傾げていた。
温和な雰囲気を醸しているが、逃げ出すことはできない空気を放っている。
■エリシュ > なるほど高貴な身分、あるいはそういう高い役職についているらしい。
そうでもなければ、服もとい鎧を部下に脱がせるなどということができるものか。
「そうです。ある子が高熱を出してしまっていて、治療の帰りだったんです」
相手の態度はいたって温和。しかし、横に控えている部下といい、態度といい、説明をしなければ帰れないであろうことが明白であった。
少女は、逡巡し、俯き加減に説明し始めた。
「ボクの治療は………病を、自分の体に移すんです。
今回の子は、肺を冒されていたみたいで……。
ちょっと血を吐いちゃいましたけど、大丈夫です!」
事情を説明し終わると、こらえていた咳をする。
腹を押さえながら咳をして、小さい体をそのつど飛び上がらせる。
「はーっ、ごほっ、ごほっ、でも、そろそろ体調も戻ってきますから!
ごほっ、はぁっ、はぁっ、はぁーっ。
ね? ごほっ」
言っておきながらまた咳。額に汗をしながら口の端を持ち上げる。
■ネメシス > 「治癒…偉いわね。」
あの辺りの家であれば、満足に医師を呼ぶことも出来ない家が多い。
さぞや徳の高い医者なのであろう。
「いやいや、全然体調戻ってないじゃないじゃないの。」
立ち上がろうとするたびに咳き込む少女。
ネメシスは咎めるように笑みを浮かべると、少女をベッドに座り治らせて。
「で、ここから先をしっかり教えてもらいたいのだけど。
貴女、さっき病を自分の身体に移せるって言ってたけど。
具体的にどういう方法で移すのかしら?」
薄い布の上から少女の身体に触れようとするネメシス。
止められなければ、白い手が少女の身体の上を這い回り、
それこそ愛撫めいた動きで撫でていくことだろう。
…ここで言う取り調べとはこういうことか。
察しが良い相手ならばそう理解するだろう。
■エリシュ > 「大丈夫です! こんなこともあろうかと、こう……」
無理矢理ベッドに座らせられる。
少女はポケットから小さい瓶を取ると、飲み干した。ラベル名『咳止め』。自分自身に病を移す方法で『治療』する、その為に必要なものであった。
座っていると、咳の間隔が徐々に伸びていく。咳止めの効力は確かにあったらしい。
「先ですか………? ええ、自分の体にですね、移して……。
え゛…………」
具体的な方法を尋ねられ、少女は当惑した。
“接触”することで吸い出す。ということを語ってみて、果たして信じて貰えるか。下手すれば牢屋にぶち込まれかねない行為であることなど、知っている。
だからこそ言えぬ。
少女が固く唇を結んだところ、女が体をまさぐり始めたではないか。
「……………!」
少女は観念しきれず、涙を目元に浮かべ、首をぷるぷると振って相手の手をやんわりと握って阻止にかかった。
■ネメシス > 「へえ、咳止めを。
ちゃんと薬の用意もしているのね。」
飲めば確かに咳き込みが収まっていく。
医師だけあって薬の用意も万全の様だ。
「別に泣かせるつもりはなかったのだけどね。」
目尻に涙が浮かぶ少女の手に制され、ネメシスの手が止まる。
このまま力づくで取り押さえて…と言うことも出来るのだが、今日はそんな気にならなくて。
「それなら、貴女自身から私にどうやって治療をするのか教えて貰える?
そうね、私を貴女がさっき診た患者と想定してね。」
薬があるのならそれを飲ませれば良いだけ。
なのに自分の身体に移すと言うのも疑問…ここまでくると興味が湧いていた。
ネメシスは少女の身体から手を離すと、代わりに隣に座り込む。
「ちゃんと説明してくれたら帰してあげるし、内容によっては今後の協力も惜しまないわ。
でも、このままだと扱いが悪くなることは想像できるよね。」
■エリシュ > 「ぅぅぅぅ………」
どうやらネズミも殺せないであろう腕力でも、相手を止めることはできたようだった。
少女は、女の腕を握って、涙目で首を振っている。
場の状況からするともはや逃げられないことは明白で。観念したのか首を落とす。
「治療をですか………ハイ分かりました……。
その……その人たちがいる前だとちょっとやりにくいかなぁって、あはは……」
少女は言うと、女の横に控えているであろう部下に目をやった。
追い払って貰えたか、貰えないか。いずれにせよ、隣にやってきた女を相手に、『治療』をしなくてはならない。
少女は決心したのか、涙を拭って面を上げた。
「一番手っ取り早いのが………」
言うなり、いきなり女の唇に吸い付かん。腕を回し、密着しながら、舌をねじ込もうとすることであろう。
■ネメシス > 少女の言葉に、団員達はネメシスの支持を待たずに退室する。
ネメシスの雰囲気と、少女の言い草に何やら不穏なものを感じていたようで。
少女とネメシスの身体が重なる直前に、扉がぱたりと閉じられる。
「あら?」
突然小柄な少女に抱きしめられ、驚くネメシス。
いつもはこちらから抱き、押さえつける側であり、こういった経験はあまりなかった。
「…ん。」
ただ、少女の口ぶりからなんとなくこうなる予感はあっただけに。
すぐさま状況を受け入れ、唇を重ねる。
赤い舌を蛇のように蠢かし、少女の舌を重ね合う。
互いの唾液を交換し合う様な口づけを堪能しつつ、
少女の背を両手で撫でまわし。
ちなみにネメシスの身体は健康そのもの。
特殊な生まれを経ており、神聖をその身に宿しているが。
■エリシュ > 二人だけになった室内。
少女と女。体が重なり合う。
少女の能力は接触することで、病を吸い出すことだ。吸い出した病を、不死特有の打たれ強さと再生能力を持って無害化してしまうことができるのだ。
方法はいたって単純。そのもっとも単純でやりやすいのが、口付けであった。
「んっ、んっ……」
口と口を合わせて、舌と舌を絡めあう。
女は手馴れているようで、舌を舌で歓迎してくれた。
口を離すと、荒い吐息を整えようと息を吸う。
「ぷあっ、はぁっー…………こうやって、ボクは、病を吸い取るんです。
も、もう、いいでしょう?」
いつの間にか相手からも抱きしめられる格好になっていた。
少女は目線を外すと、口元を袖で拭った。
■ネメシス > 「…はぁ。」
少女が唇を離すと、名残惜しそうな息を吐き出すネメシス。
すぐそこでは少女が艶めかしい吐息を吐き出し、部屋の空気を吸っている。
「なるほどね…でも、それ以外の方法でも吸い取ったりできるんじゃないの?」
抱きしめたまま、ベッドに仰向けに押し倒そうとするネメシス。
細身の身体乍ら、力だけは少女よりも強かった。
「要は体を接触させるわけよね?
他の所を接触させたりはしないのかしら。」
ネメシスの瞳には欲情の火が灯っていた。
完全に火が付いた欲望は吐き出しきる迄止まることはない。
■エリシュ > 「そ、それは………そうですけど………」
キスで終わればよかったのだが、相手の引き金を落としてしまったらしい。
身を引こうとしたところで、ベッドに仰向けに押し倒される。
爛々と輝く瞳が少女の小さい体を舐め回すように見つめていた。
「ええ、ええっ!? ……………………」
だんまりでなんとかならないだろうか。
一抹の期待を込めて女に視線を送ってみたが、芳しくないであろう。
少女は観念したのか、女の熱い視線から逃げるように目線を反らしながら説明の続きをする。
「性器と性器を、せ、接触させたりすると効果が高かったり………ようは深く接触できればいいので………。
でもキスだけでおしまいですよね、そうですよね!?」
嫌な予感がしてきた。
己にのしかかっている相手に対して、その先はないことを確認してみる。
答えはいうまでもないであろうが。
■ネメシス > 「それなら、ちゃんとどんなことまでするのか教えて貰わないとね。」
まるでお宝を発見した子供のような表情のネメシス。
少女の身を包む布の服を丁寧に脱がせようとするだろう。
破ったりと言った手荒なことはしないが、有無を言わさぬ空気は出ているか。
少女の視線に対し、嬉々とした表情のネメシス。
こんな治療法を行っている医者と言うのは大変珍しい。
異能や特殊な存在に興味を惹かれるネメシスが手放すはずもなく。
「キスだけでおしまいとは言えないわね。
やっぱり最後までやってもらわないと。
それが治療ってものじゃない?」
伸し掛かったまま、ズボンだけを下す。
すると、白い肌や、女性らしい下半身のはずが、
股座より直立する巨大な剛直。
既にほぼ直角に迄立ち上がっているソレは、先端から雄の香りを放っていて。
「見て、こんなに苦しんでるのよ。
楽にしてあげるようとは思わない?」
巨大な剛直を持つ女の身体のネメシス。
人並み外れた性量を持ち、おまけに相性によっては
その場で孕ませ、出産までさせてしまう能力を持つ。
果たして、目の前の少女が先ほどの”接触”でどこまで感づいたことだろうか。
■エリシュ > だんまりは効果がなかった。あるいは逆効果だったかもしれない。
相変わらず圧し掛かられたまま、服に手をかけられても特にこれといって抵抗することはない。
このあたりでは余り見られない材質の布服は、少女が異邦人であることを示していた。
布服を剥いでしまえば、シンプル過ぎる飾り気など何一つない白いブラジャーと、白いショーツだけが身を守っているという状況になる。
「最後まで…………」
最後まで。要するに、行為の最後までということであろう。
しかし、女性と女性では行為のやり方は特殊なものだ。経験がないわけではないが。
と視界に、女性ではあるはずのない男性自身が写りこんできたではないか。
「っ…………わかりました。
これは…………病気じゃない………先天的なもの?」
詳細まではわからなかったが、“病”ではないことは理解した。
理解したが、余りにも大きく、体に入るのか疑問になるほどで。
とはいえ“楽に”してあげるのも、また医療者の務めかと覚悟を決めるしかない。
こくんと頷くと、自らの手でブラジャーを取り、ショーツをずりおろす。
年齢相応に膨らんだ丘陵の頂点に桜色が萌えている。下腹部は微かに金糸が生え、密やかな亀裂がその下に息づいていた。
「ボクでよければ、ううん。お姉さんが楽になれるようにがんばりますから」
どうぞ。
と続けて目を瞑る。
■ネメシス > どこの出身なんだろう。
服の生地に触れた瞬間、そんな疑問が頭に浮かぶ。
この辺りでは見かけないタイプの生地。舶来と言うわけでもなさそうな。
そのあたりもまた、追々知っていくことにするだろうか。
「そう、最後までよ。
…これが病気じゃないかどうかはゆっくり知ってもらうといいわ。
ま、どのみちこのままではお互い帰れないわよね。」
実用性重視な服装をしていたエリシュが一糸纏わぬ姿となれば、
胸元に顔を埋め、胸元の桜色の蕾を口に含む。
ちゅっと音を立てて吸い付き、舌で転がす。
少女の身体が色気づき、蕾が尖ってくれば、歯で咥えて引っ張るか。
下腹部では、細い割れ目に肉剣の先を宛がい、すりすりと互いの粘膜を擦り付けていく。
割れ目をなぞり、時折クリトリスを鈴口で咥え込み。
全て、少女の身体を昂らせるための下準備で。
「せっかくだし、エリシュさんにも楽しんで欲しいわね。
貧民街の子たちをその身で癒してあげてるんでしょう?
私、感動したわ。」
■エリシュ > 「ぅ ッ…………~~~~~~」
治療はたいていの場合口と口で事足りる。わざわざ性行為までするというときは、よほどの重症か明日生きているかもわからないような場合のみだった。
いずれにせよ快楽を求めての性行為などというものは経験がなく、ようは孤独な身の少女にとって刺激が強すぎた。
ちゅうちゅうと胸元を吸われると、唇を噛んで、シーツを握り締める。
「っ、んくっ………んはっ、あっ♥ 噛む、なんてぇっ♥」
角度を増した先端を、女が歯でいじめていく。
そうしているうちに、湿り気を帯びた亀裂を撫でる一物がくちくちといやらしい音色を奏でるようになっていた。
「ボクの力は、きっと力を持たない人たちを救う為に授けられたものだから……。
んっ、はぁっ♥ ふーっ♥ 楽しむなんて、そんなこと……。
お姉さん、が楽になれるようにがんばりますから……」
真っ白い肌は赤らみ、呼吸は早くなっていた。
目元はかすかに濡れて光っている。
■ネメシス > キスは経験あれど、こうして肌を重ねた経験はないのか。
途端に大人しく?はたまた戸惑っている様子の少女。
それでも、身体はしっかりと反応している辺り満更でもないのか。
「気持ちいいでしょう?」
ネメシスは女性の身体をしており、また少女よりは経験豊富なだけあって
加減も心得ていた。少女の反応を伺いながら、適度な加減で蕾を刺激し、
今度は胸元から首筋に至るまでを舌でねっとりと愛撫し、唾液を塗りたくってから、
首筋にキスマークを付けていく。
秘列からとろとろの蜜が滴り始めると、いよいよ巨大な剛直を入れようと。
とはいえ、いきなり入れれば裂けてしまう恐れもある為、最初は亀頭の先端部だけを
くちゅくちゅと陰唇と擦り合わせ、僅かに、先の先だけを埋め込ませ。
「一方的に楽しむなんて、まるで強姦じゃない。
そういうことをしないこともないんだけど…今日はお互いで楽しみたいの。
それとも、私相手だと気分が載らないかしら?」
親愛の情を示すかのように軽く唇を重ねるネメシス。
■エリシュ > 「うっ、あっ♥ は、はひ、気持ちいい……」
治療のため体を重ねるときは、愛撫などされないものだ。
経験豊富であるらしい女と比べると、少女はまだまだ小童であった。
上半身を舌が蛇のように這い回って痕跡をつけていくと、とろんと目じりを垂れさせて快楽に身を委ねる。
甘ったるい声を響かせながら、体中を震わせていた。
「いれるんですか………?」
大きすぎるものがぴたりと宛がわれると、不安の色を覗かせる。
入るのだろうか、と。
膨らんだ先端が胎内へと照準され、しかし全ては入っていかない。
「いえそんなことはないです! んっ………。
精一杯がんばりますから! だから、大丈夫ですよ、お姉さん」
楽しめるだろうかという疑問はあったが、女を楽にしてやりたいという気持ちが勝った。
口付けに、逆に口付けを返すと、女が挿入しやすいように足を広げて、それとなく腰を挟み込むようにする。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にエリシュさんが現れました。
■ネメシス > 「足元をよ~く見てあげてね。
貴女が感じてくれる前より、私のが喜んでいるでしょう?」
少女がはっきりと快楽に染まった反応を示した辺りから、
ネメシスの剛直は涎のように汁を垂らし、透明な糸が伸びていた。
部屋に漂う雄の臭いも濃厚になり。
ただ、その代わりに剛直の輪郭が一回りほど大きくなったようにも見えるが。
「ええ、入れちゃうわ。
体質によってはそのまま子供を産んでしまう時もあるんだけどね。
まあ、その日のうちに産まれるし、大丈夫でしょ。」
さらりと言い放つネメシス。
とはいえ、毎回毎回都合よく孕むわけでもなく。
ましてや今目の前にいるのは特殊な力を持つ相手。
ネメシスが子を望もうとも、生まれるかは不明で。
「気持ちはありがたいんだけど、頑張らなくていいわ。
それよりも力を抜いた方が良いわよ。
私の、相当大きいから。」
並の成人男性の数倍の巨大な剛直。
少女の両足が広げられ、腰に絡みつけば、ネメシスも僅かに息を吐き出し。
じっくりと、巨大な生殖器を宛がっていく。
ミシ、と何かが避ける様な感触を味わいながら、ゆっくりと入り込んでいく剛直。
少女の小さな体を左右に裂くような感触を感じつつ、子宮口にまで入り込み。
「流石に、ここから先は無理よね。」
などと言いつつ、トントンと、分厚い亀頭で子宮口をノックする。
■エリシュ > 「はぁっ、はぁ、はぁ、くっ……くあっ………あっ……。
あぁっ、っ ぃたい………………。
でも、あぁ…………」
みちみちと肉を割って入り込んでくる一物の感触にぽろりと大粒の涙を流しながら堪える。
女にしがみ付き、涙の浮いた目元を擦り付けて、ぜえぜえと苦しい呼吸をする。
女のそれは平均的なものを遥かに凌駕しており、入ったのが不思議なくらいであった。
故に生じる苦痛は並大抵のものではなかったが、他者を助けるという使命感にかられている少女にはむしろ好ましく感じられるのか、悦びに口元を緩めるのであった。
「いいですよ、うごいても……っあ♥
むり、です、お姉さん。そこ、それ以上、はいらない………」
最奥をノックするものの感触に、首を振って肯定の意を伝える。
苦痛と快楽と、あらゆる感覚が入り混じり、びりびりと脳みそが痺れるようだった。
喘息患者のような息遣いをしながらも、女にしがみついて、離さない。
■ネメシス > 「良いわね、正しく献身と言う奴ね。
とっても心に来るわ。」
目元に涙を浮かべる少女に、親指で拭うネメシス。
身を挺して他者の苦痛を受け止める姿は心に突き刺さり、
同時に欲情を刺激する。
膣内を限界まで圧迫している巨大な異物が、また熱くなり、大きくなってしまう。
「わかったわ。」
少女の細い手足に抱きしめられ、ネメシスもまた快楽に喜んでいる。
ベッドの上で体を前後させ、少女の身体を貫いていく。
結合部からは身じろぐ度に少女の愛液が溢れ、剛直もまた
膣内でひくひくと脈動する。
ただ、それでも子宮口どまりでは根元部分がどうしても外気に露出してしまい。
ネメシスは普段している様に、無意識のうちに子宮口に亀頭を密着させ、
拡張するように擦りつけていた。
■エリシュ > 「あぁっ………んっ、ふぁっ♥ お、おっきくなってる……!」
挿入されているものが、みちみちと拡大する。
やはり大きすぎる。苦痛もある。というのに、悦びを覚えてしまうのは、相手のために尽くせているという感覚があるせいであろう。自己はどうでもよく、相手のためになればよい。そんな価値観がそうさせるのか。
肉が打ち付けるたび、ぱちゅんぱちゅんと卑猥な音色が鳴り響く。
少女の体に浮いた汗が飛沫となってシーツに飛び散る。蜜もまた同じように散り、あたりに女性的な香りを漂わせていく。
「んっ、あはっ、はぁっ、はぅ♥ んっ、も、はいらないのに♥
ゃ あっ♥ んひっ……ふぅっ♥ ふぁ♥ ぐりぐりって、ボクのなか、あっ♥
はーっ♥ はぁぁっ♥ 広がっちゃうぅぅぅ♥」
内部のもっとも深いところを押し広げんとされると、背筋を反らして甘ったるい声を流してしまう。
内側が、雄――雌だが――をより深く導かんと、ぱくぱくと口を広げていて。
■ネメシス > 「大きくなっているでしょう?
貴女の献身が私のココに届いている証拠よね。
今度、お薬を幾らか送り届けるわね。」
貧民街で活動しているのであれば、満足な薬代も取れていないだろうと
推測して。相手が承諾を示せば、後日自宅に薬が届くことだろう。
粘着質な水音が部屋に響くたび、ネメシスの剛直は肥大化していき。
少女の薄い腹を持ち上げる程に大きくなったソレは、蠢くたびに胎がボッコリと浮き上がる・
「このまま続けていくとちゃんと奥まで入るかも。
ちゃんと全部入れたいわね。
頑張って、エリシュさん♥」
互いの下腹部や腹を密着させ、腰を左右に揺らしては、
硬い亀頭で子宮口を突き上げていく。
最後の砦である肉壁がめりめりと変形し始め。
襞肉に促されるままに奥まで移っていく剛直。
ともすれば、まもなく貫通してしまうか。
そうなれば、誰も入ったことのない子宮内に入り込み、子宮の奥部まで蹂躙してしまうことになるだろう。
■エリシュ > 「おっ♥ あひっ♥ あぁ、あんっ♥ んっ゛♥
らめ、だめぇっ♥ ずぽずぽって、ボクのからだがおかしくなっちゃうぅぅ♥」
更に肥大化するものの感覚に、いよいよ余裕など吹き飛んでしまいみっともないにごった声が混じるようになる。
巨大過ぎるがため、腹がボコンボコンとものの形状を浮き彫りにするほどで、しかし女には伝えていないこと――不死である彼女の身は、死にいたることを許しはしない。
最奥の、更に奥。侵入など許容できるはずもない箇所へと、更に突き進んでいく。
「おおっ♥ ボク、ボクぅぅぅ♥
お、あ………ぁぁぁぁぁぁぁぁ………!」
子を宿す部屋にまで、ものが侵略していく。
ついに意識を保てなくなったのか、口からだらだらと涎を流しながら、少女が顎を突き出して絶頂する。
精液を吸い取らんと膣をひくつかせ、全身を痙攣させながら、法悦に塗れた顔をさらけ出して。
「ぁ、あぁぁ…………」
そして、全身から力が抜けてうんともすんとも言わなくなった。
■ネメシス > 「あぁ、いいわ♥
貴女の身体、最高。」
子宮口をメリメリと貫き、ついに子宮内へと入り込む。
カリ首に巻き付き子宮口は、ネメシスが前後に動くだけでひくひくと締め付け、
快楽を齎す。
薄い腹を変形させながら、ズコズコと律動を繰り返して。
ベッドが悲鳴を上げる程に二つの身体が振動を続けて。
やがて…。
「はぁぁぁぁ~~~♥」
少女が唾液を口から溢れさせながら、絶頂に到達する。
蠢く膣や子宮そのものに圧搾された剛直は、失禁でもしたかのように大量の
ザーメンを少女の孕み袋へと吐き出していく。
「ねえ、大丈夫?」
反応がなくなった少女の身体を揺さぶるネメシス。
この間も、下腹部では互いの性器が硬く繋がっており。
今もまだ巨大な剛直から大量の精液が流れ込んでいる。
子宮を満たした精液には、少女固有の特殊な魔力が宿っている。
少女の身体にもよるが、卵子へと雪崩れ込み、孕まさんとする魔力が。
■エリシュ > 「あ、あぅ…………」
ぶちまけられる大量の精液は、内部に収まりきるはずがなく、結合部からどっと流れ落ちていく。
失神してしまったらしい少女は体を不規則に痙攣させながら、うわ言を呟いていた。
大丈夫ではないことは明らかだった。
少女を孕ませようとたくらむ精子がついに卵子に到達したのか。
それは、誰も知らないことであろう。
起きた少女は場の流れとはいえ抱かれてしまったことに対し、しかしペコペコ頭を下げて謝罪でもすることであろう。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からエリシュさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からネメシスさんが去りました。