2020/03/13 のログ
シスター・マルレーン > 「はー……。」

小さく溜息をつく修道女が一人。
最近冒険に出ずに雑用ばかりをしていたせいか、すっかり戦闘や訓練から遠ざかり。

「………こんなところで後れを取るとは。」

いつつ、と頭を押さえながら裏路地から出てくる女。
絡まれた上での戦いにしっかり勝ったは勝ったのだが。

珍しくダメージを受けて負傷中。
後頭部をがっつん殴られました。痛い。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にイディオさんが現れました。
イディオ > (冒険者は依頼を終えて、報告し、ギルドから出てきて、貧民地区で、安く腹を膨らまそうという魂胆を持って、貧民地区に入り込む。
この場所は治安が良くない物なので、街中と言えども警戒は必須であり、男は防具をしっかりと着込み、盾も持った状態で進むことにしていた。
貧民地区の大通りは、大通りとは言えどもそれなりに危険な場所、ハイライトの無い目は、右を、左を、としっかり周囲を警戒するように視線を動かしていた。
そこで、路地裏から出てくる、この場にそぐわない服装の女性を見かけたのだ。)

―――あれは……?

(見覚えのある格好、確か、ノーシス教のシスターの格好、だったか。そして、後頭部をさすりながら歩いてきている女性に対しても見おぼえがあった。
冒険者と聖職者の二足の草鞋を履いている女性、その印象が強かったので、思い出すのもそこ迄時間がかかるものでは無かった。
男は、のそりと言わんばかりの緩い足取りで、進路方向を変えて、シスターの方へと歩みを進めてみた。)

こんばんは、シスター?お久しぶり。

(男が覚えていても、彼女が覚えているとは限らないが、取りあえず、声をかけてみる。覚えてもらってなかったら質の悪いナンパに見えるかもしれない。
その時はどうしようか、なんて男は考えてみたり見なかったり。
取りあえずは、盾を持っていない右手を軽く上げてのあいさつをば)

シスター・マルレーン > ……ぅ。

(ああ痛い痛い。後頭部をさすりさすり。目の前がまだぐわんぐわん。
 ふー、っと溜息をつきながら一歩二歩と歩みを進めていれば、やってきたるは冒険者。)

……おや、こんなところで。
お久しぶりです、今日は何かしらの依頼です?

(振り向けば笑顔を向けて。
 金髪の修道女はフードを被って長い棍を手に。相変わらずの見た目だけなら軽装備。
 ずっしりと重いチェインメイルを着込んでいるのだが、それは外からでは分からない。

 ころころ、と笑えば、私は防犯の見回りがそろそろ終わるところなんですよね、なんてウィンク一つ。
 他人に弱みを見せない女。)

イディオ > (ああ、良かった、覚えていてもらえたらしい。振り向いた彼女の様子に男は内心は安堵の吐息を吐き出して見せる。表面上は、笑みを浮かべて見せる男は、彼女との会話に不便ではない程度に近づこう。
視線は一度彼女がさすっていた後頭部に向くが、直ぐに視線を彼女の顔に戻していくのだった。話をするのだから。)

ええ。荷物を運んで戻って来る依頼を受けて、報告した帰りです。
この辺りに、安くてうまくて大盛な店があるので、其処で晩飯でも、と思った次第ですよ。
シスターの方は、何かの依頼で?それとも、お願いの方で?

(以前出会って話をしたときの事を思い出しながら男は問いかけた、彼女は冒険者としての時は依頼と言って良いだろう、然し、聖職者方面からの依頼は依頼ではなく、お願いに近いものだ、という印象を男は受けた。
なので、そういう意味を込めての問いかけをしてみるのだった。)

良ければ、この後、軽く、お酒とか食事とか如何か、と言うナンパでもと思った次第なのですがね。

(なんて、軽く男は、ハイライトの無い目のまま、ハハハ、と笑って見せる。そして、小さな革袋を持ち上げてちゃりちゃり鳴らしたのは、報酬がありますので、軽くおごりますよ、的な意思表示。)

シスター・マルレーン > ああ、お仕事終わりなんですね。

(なるほど、と手を打ち合わせて笑いながら。 相手の言葉にはふむ、と顎を撫でる仕草。)

………まあお願いですよね、別に防犯の見回りにあえてお金を出して冒険者を雇う人間はあまりいませんからね。

(たははー、と苦笑を一つ。 ついつい本音を漏らしながら、一歩二歩。)

あー…………そう、ですね。 大丈夫かな。
いやまあ、全然大丈夫ではあるんですけど、先ほど棍棒で頭をがーん、とやられたもので。
報告は明日で良かったんだったかなー…………。

(お酒、と言われれば少しだけ考えるそぶりを見せる。
 当然蹴散らしてやりましたけどね! と言い放っておく。 パワフルシスター。)

イディオ > そうなんですよ、一人寂しく酒を飲むのか、と絶望を感じておりましたところに、シスターがいらっしゃったので、脊椎反射的にお誘いなんてしてみる次第でした。

(理解を示してくれた女性に、に、と笑って見せてから、考える様子を眺める、押して押してと言うのも手段としてはあるが彼女はまだ仕事中らしい。
邪魔をするのは本意ではないので、此処は静かに彼女の思考を眺めて待つことにするのだ。
個人的に、しつこい男は自分が好きではないというのも大きい、それと、周囲を警戒しているのも一つあるから。視線がある気がする。
場所が場所だけに、注意はしておくに越したことは無いのだ。)

ここではない場所―――お貴族様のおわします、富裕地区とかであれば、良くある話ではありますが、此処と成ると確かにお金を出すのは好事家としか言いようないですね。

(男は、彼女の事を深く知っているわけでは無い、だからこそ、深くは言葉にしない。彼女の愚痴は、軽い物であり、其処に突っ込むのも失礼だろう。
ふぅむ、と唸りながら周囲の街並みを見やれば、やはり、余り宜しくない雰囲気であるのが見て取れる。之が、この周囲の日常だから仕様がないが)

それは。

(頭をガツンとやられたというのは、男は軽く眉を顰める、治療を先にした方が良いのではないだろうか。と。)

治療を先にした方が良いのでは?頭の負傷は、怖いとよく聞きますが。
終わっているのであれば、心おきなくお酒でも奢りますけれど。

(報告とかそっちの方は、まあ、彼女のお仕事の方だし、其処は彼女が判断すべきだろうから口を出す気はなくて。パワフルなシスターの言葉には、サムズアップして、称賛して見せる。)

ではこいつをグイっと。

(あ、そういえば、と男は腰に何時も身に付けているポーションラックを思い出す。ヒールポーションを一つ取り出して、ふたを外して差し出すことにした。
傷を回復して、心おきなく酒を飲もうじゃないか、と。)

シスター・マルレーン > そうなんですよねー、見回りをして、その分この近辺の方から信仰を集めるということなんでしょうけれど。

(とほほ、と肩を落とす。結果いいように使われているのはわかっている。
 まあ、分かっているからと言って嫌がるわけでもないのだが。)

………ああ、まあ、よくあることですよ。
頭だろうが腕だろうが、怪我は絶えないものですしね。
なーに、こう見えて頑丈さには自信があります。

(胸をぽんと叩いてえへん、と威張って見せつつ。怪我は絶えないシスター。
 治療を先に、と言われれば、まあそうですよね、と顔を顰めて。)

………んー、まあ、治療といってもじっとしてるだけになるんですけど。
ではまあ、ちょっと有難く頂いて………。

(ヒールポーションをさっくりと頂けば、目を少し閉じて。)

お酒は控えめでもよろしければ?
まあ、こうして聖職者の恰好をしているからには、私の分くらいはある程度は出しますけれど。

イディオ > 信仰……、俺にはさっぱり判りません。ただ、シスターの献身は、良く判るのですがね。

(彼女の努力、彼女の清廉さは然程親しいと言えるほどの仲ではない自分でも、判る。彼女は正しく聖職者である。という事、人にはなかなかできないようなことさえも、笑って行う事が出来る人物だ、と。
彼女が助けを求めるなら、きっと誰しも手を貸すだろう、自分も求められるならば、手を差し出すことに躊躇いはないと思える。)

冒険者であれば、荒事を仕事にするならば、確かに、と言えますが。ほら、頑丈と自分で言っていても。自分の目の前で怪我をしている人が居れば、心配の一つしてしまうものですよ。
知り合いなら、尚更ですし、兼業とは言え、同業者にも―――仲間でもありますから。

(なんか、可愛らしい仕草だな、と思ってしまったのは秘密にしておこう、それと同時に、胸を叩く仕草に視線が向くのは男として抗いがたいものだったりもする。
仕方ありません、男だもの、性欲で生きてますもの。)

それは治療と言わない、放置と言う。

(うん、じっとしてるだけという言葉に、思わず突っ込み。それはいけない、という事で、遠慮なくポーションを飲む相手に、うんうん頷いた。
飲むのを確認して、よし、と。普通のポーションだ、放置するよりも早く治ってくれるだろう。)

全然かまわないよ。
美人さんが隣で、愉しく食べて飲んでしてくれれば、それで十分。
場所は、この先、ふたつめの角左手側にある店なんだ。

(お値段リーズナブルなので、大丈夫ですぞ?なんて、軽く笑って言って、こっち、と先導するように歩き始める)

シスター・マルレーン > あはは、ありがとうございます。
なーに、献身って言っても、ほとんどの教会で更に誠心誠意働いている人はたくさんいますよ。

(ウィンクをぱちん、と。 彼女はそう信じている。
 少なくともこの町に住み、現場として過ごしている人間は。)

ふふ、そちらもありがとうございます。
なーになーに、いやー、すっかり最近街中のお仕事ばかりだから気を抜いていましたね。
訓練をもうちょっとちゃんとやり直さないと、この後が大変そうですねぇ………。

(たはは、と笑いながらポーションの瓶をお返しして。
 もう一度二度、頭を撫でながら歩くことにする。 今日は触られたら痛そうだ。)

いやいや、……まあ、大丈夫ですかね。

(聖職者が他人のお金で飲み食いしていた、なんて文句を言われるこの場所だ。
 気にし過ぎかな、なんて思いながら、後ろをついて歩きましょう。)

イディオ > 教会と言うのは、シスターのような人が沢山いるんでしょうね、ええ。
しかし、シスターほど茶目っ気のあるシスターは、いらっしゃるでしょうか?

(ウインクをしてくれる彼女に対しての返答はクツクツ、喉の奥で笑って見せてからの切り返し。彼女が言うのならば、教会はそういう場所なのだろうけれど。
彼女のように、茶目っ気たっぷりに会話してくれる人は、他に居るだろうかと思ったのだった。
冒険者も兼任している分、本来の聖職者よりも話しやすいという認識。)

はは。訓練程度ならご用命あれば、何時でも。
そっすね、訓練後にお茶をしてくれるなら。

(ポーションの瓶が返却されて、男は其れに蓋をして、ポーションホルダーにしまい込む。後で補充しないとな、という脳内メモ蒸発系。
そして、先導するように歩く事暫く。)

?……ああ。
もし、外聞とかその辺なら、ほら。此処に悪者一人いますし、無理やり誘って、酌させた、とか、俺の喜捨だ、とでも言えば。

(確かに、聖職者がそういう姿を見せるのはまずいかもしれないが、自分が無理やりした、とか。敬虔なシスターに感動して、食事を奢るという形を取れば良いだろう。
自分は別に評判は良くないだろうし、下がる者は無いし。彼女の評判下がらないならそれで良いじゃん、と。
そんな風に言いながら、店の前に到着し、扉をくぐる。
店の中は、強面のチンピラが屯している、この界隈に良くある感じの酒場ではある。
それでも、マスターの腕が良いので、酒も食事もかなり旨いのである。だから、チンピラもたまるのだろうが。)

シスター・マルレーン > あはは、それは難しいかもしれませんねー。 私はなんだかんだ、不真面目ですからね。

(ころころと笑う。真面目にきっちりと過ごしているわけではないですからね、と呟きながら。
 言いながらも全然気にする素振りなく、のんびりと歩く。)

あはは、いえいえ、私の訓練は少々特殊でして。
時間があればお願いしますね。

(特殊……武器に聖なる力をエンチャントすれば、当然のことながらベテラン冒険者の強さ。
 闘技場で大暴れした血塗れシスターだ。

 逆に、何も付与せずに棍を扱えば、実はそこまで強くはない。)


いやいや、んー、逆にそれを言って、私が「そうですね?」 って言うと思って言ってます?

(さすがにじっとりとした目になって相手に言う。
 本気で言っているのなら、そういう目で見てたんです? なんてちょっと厳しい目。)

イディオ > 成程、という事は―――近寄らない方がよさそうだ。
きっと、説教をたっぷり食らってしまうこと請け合いですが、シスターで不真面目レベルとは、怖いですなぁ。

(コロコロ笑いながら宣言する彼女に、うわぁお、と男は返答して見せる。彼女の様な真面目に思える人間が不真面目認定される教会と言う場所、男が言ったらきっと色々怒られ続けるに違いない。
こわや、こわや、と軽い調子で言葉を放つのであった。ある意味色眼鏡で、視ているのかもしれない。)

特殊……ですか。純粋な技量とか、動き方であればと思ったんですがね。
ええ、ええ、時間のある時で構いませんよ。というか、訓練はある程度時間がまとまらないと。

(そんな簡単にできるようなものでもない、彼女の言葉には同意の首肯をするのであった。因みに、男がベテランたらしめる技量は、基本防御や逃走。
攻撃力は、それこそ並みである、武器だって、通常の武器であり、エンチャントなんてされてないのだから。
闘技場に行けば、ブーイングと、石を投げられるような、そんな盛り上がりの無い戦闘は間違いない。)

言わなければよかったと、心の底から後悔しております。

(彼女は、真面目なのである、最初から先程の言葉に同意するような相手であれば誘っては無いのだ。
失礼な事を言ったと、じっとりして居る視線にから、逃げるように視線を逸らして、申し訳ない、ともう一度謝罪を。
それで、少し奥まった、チンピラの少ないテーブル席に彼女を案内し、メニューをどうぞ、と頭を下げて、両手で捧げるように差し出そう。)

シスター・マルレーン > そうですよー、皆さん凄く真面目で、きっちりと、毎日同じ時間にお祈りをして………。
………冒険者止めた時に戻れるのかはちょっと心配になってきました。

(あっはっは、と笑う。なんだかんだ仕事が詰まっていて身体がキツいが、それでも自分の思った時間に自分の行こうと考えたところに向かえる自由はある。
 まあ、教会をこわいこわいと言われても、そりゃそうですよね、なんて明るく返事をして。)

そうですねー。
何、武器として似たような方に学ぶ方が基礎基本になるじゃないですか。
実戦練習の時にはお願いするかもしれませんけどね。

(エンチャントをしないのであれば基礎基本から学ばなければならないし。
 エンチャントを利用しての戦いはほぼ必ず怪我をする。

 中くらいが無いのだった。)


そうですよ、流石にそれは冗談でもダメでーす。 本気で言ったらもっとダメでーす。

(てい、とその頭にかるーく触れる程度のチョップを落として。ではこのくらいにしときましょう、とにこにこ笑顔。 お酒はお任せしつつ、軽いパンとスープを頼んで。)

イディオ > 戻れなかったときは、何時でも冒険者ギルドにどうぞ。此処が、貴女の第二の故郷になるのですハハハ。

(笑う彼女に対しても男も軽く笑って見せるのだ、彼女の言葉は本気では無いのだろうし、冒険者とはある意味自由職だ。自由になれると、不自由がつらくなるのは良くある話だから。
彼女に限って、聖職者に戻れなくなるは、無いと信じているからの冗談である。)

基本武器は……なんでしたっけ?棍でしたっけ?こないだの訓練の時は、終わった後でしたし、よく覚えてなくて。
実践訓練の時は、任せてくださいな。

(対人戦闘であれば、まあそれなりに出来る。一応ベテランと言われる程度には実力はあるつもりだ。その際は、遠慮なくどうぞ、と男は笑って見せる。
並程度の実力ではあるのだけれども、実践訓練は実力が似通う方がよく伸びるものだ。)

肝に銘じておきまする。
では、先ずは、お酒は葡萄酒でいいですかね。俺はエールで。

(軽く触れるだけの優しいお仕置きに、失礼いたしました、とちゃんと謝罪。任されたお酒に関しては、葡萄酒をチョイス。なんかの本で葡萄酒は確か神の血であり、聖職者は飲んでもいいお酒、とうろ覚えな知識があったから。
そして、自分は確り肉料理とパンとスープを注文するのだ。)

シスター・マルレーン > あら、そうですね、それもいいかもしれませんね?
実際、教会を首になるってことはあるかもしれませんしねー。

(あはは、と笑う。 それは……正直、ある。
 はっきりと破門をちらつかされたこともあるし、命を狙われたこともある。
 いつか死ぬ時は教会関係者に刺されるんだろうなあ、なんて思う女。)

あ、棍ですね。 棒術という奴です。
槍ともちょっとばかり違うんで、なかなか上手い人が見つからないんですよねー。

(言いながら、よいしょ、とやってきたグラスをぶつけあうように乾杯一つ。
 いやまあ、何でも飲んじゃうんですけどね。)

イディオ > いやいやいや……え?いやいやいやいや。
首に、成るなんて、冗談……だよ……ね?

(笑って返答する彼女、あまりにも意外な返答だからこそ、男は、思わず素に戻るのだ、彼女の様な人がそれはあるまいという思考だった。
冗談だと思いたくて、男はきょとんとする。
ハイライトさんの無い目が、すがるように彼女を見るのだった。
本当に、冗談だよね?と、確認するように。)

棒術……棍は、長めの棒という事ですな。OK、其れならば、行けるでしょう。
専門家に比べれたら劣りますが……知り合いに教えてもらえば、ある程度なら。

(冒険者を舐めてはいけない、武器と言う物は状況により必要が変わるので、大体使えるようにはする。そのうえで、得意な武器、好みな武器で装備を整えるのである。
最悪、自分でなくても、知り合いに得意な人物が居ればそれに教えてもらうというのもあるので、大丈夫だ、と。)

カンパーイ。

(グラスをぶつけて、それからぐびり、と一口呷る。エールの苦いのど越しがタマラナイ。
そして、肉料理を一つ摘まんでパクリと齧って。うま、と笑うのだ。)

シスター・マルレーン > まさか。
私は私、教会は教会。 私が自分の信じる道を進めばどこかでぶつかることはありますからね。
修道女の扱いくらいは聞いているでしょうから、私がそうなることだってありえますし。

(なるのかなぁ、なんて肩を竦める。
 ふー、っと小さく苦笑を一つ。 どうやら嘘でもないらしい。)

なーに、訓練とあればまずは自分でしっかり慣れてから。
……まあ、闘技場にするっと行かされることもありそうですけどねー。

(あっはっは、と笑いながら遠い目をして。
 かんぱーい、と明るくお酒を口に。 まあ、特にお酒が弱いわけでもないのだ。)

イディオ > そんな、ものなのかぁ……。

(本当の事らしく、男は絶句するしかなかった。教会と言う物は、そんな簡単に破門だの首だのはしないと思って居たのは事実だ。よく知らないという所、如実に表れていると言って良いだろう。
彼女の様な素晴らしい人材でも、そうなるものなのか、という感心にも似た感情が浮かび、沈むのだ。)

ですなぁ。と、それなら、知り合いに掛け合って見せましょうか。
槍使いではありますが、彼のスタイルは、槍の穂先が無くても問題ない、棒術の延長上ですから。
ちょっと色々ある奴ですが、実力は俺のはるかに上にありますし。
シスターなら、喜んで協力してくれるでしょう。

闘技場に行かされるというパワーワード。冒険者でよかった。

(冒険者であれば、自分から行こうとしなければいくことはないし、そういう意味では、彼女の苦労が凄いもんだなぁ、と思うのだ。
まあ、飲みねぃと、男は彼女のグラスにワインをとぽとぽ注ぐ。
別に酔い潰したいと言う訳ではなく、純粋に彼女の苦労を労わりたかった。)

シスター・マルレーン > そんなものです。

(あっさり返す。まあ、気にすることでもない。 偉い人に呼び出されて相手をしろなんて言われたことも何度か。
 ぶっ飛ばしそうなくらい怒ったら無事に帰れたけど。)

あはは、ま、それは今度で大丈夫ですよ。
訓練が必要になったら依頼でも出しますし、冒険者ギルドで来た人全部とやりあいますからね。

(ふんす。気合を入れながらも、都合が合えばお願いします、と言葉をかけておきつつ。
 ワインを口に運びながら、ふー、っと目を閉じて少し頭を押さえる。 うん、まだ少し痛いかな。)

イディオ > (あっさりと返されて、男は、それ以上言葉を紡げなかった、何と言うか、それ以上を聞いては駄目な気がしたからでもある。
彼女の住まう教会という世界は、自分が知らぬ以上に色々と怖い所なのかもしれなかった。
興味よりも恐怖が先に立ったというのが正しいだろう。なので、酒を呷り、聞き流すことにした。)

うゎあ。シスターマリーは剛毅だ。
全員とバトルとか、聖職者はウォーモンガー、イディオ覚えた。

(ふんすふんす、可愛らしい気合とは裏腹に、言ってることはものすんごく、勇ましいというか、それ以上の何かと言うか、彼女の可憐さを失わないように男は言葉を濁し……切れなかった。
というよりも、肯定してしまってる気がしなくもない。まあ、それは些細な事なのかもしれない。)

取りあえずはあれだな。
今は、酒喰って。飯食って、英気を養おう、栄養補給。

(強引に話を変えるように、男は酒のジョッキを持ち上げる。
そして、暫くの間、愚痴大会になるか、冗談の応酬になるか、その内容は、当人たちのみ、判る事だろう。
酔っ払いが、どれだけを記憶しているのかは、誰も判らぬ事だが、ただいまこの時は、酒飲んで楽しく会話していたのは、間違いない――――)

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からイディオさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からシスター・マルレーンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にエレミアさんが現れました。
エレミア > 待ち合わせ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」に紅葉さんが現れました。
エレミア > 王都マグメールの貧民地区。
無法者が集まるこの地帯は、とても私好みの場所だ。
荒くれものや危険な薬物の売人などがたくさんいて、平民地区や富裕地区とは全く違うひりひりした感覚を味わえる。

「あら?……ふふ…」

そんな貧民地区で、やけに無防備な格好をしている少女を見つけ。
この辺りで見ないから、娼婦ではないとは思う。
でも、そんな格好をしていては、遠からず誰かに捕らえられてしまうことはこの地区では当たり前。
それは勿体ないな、なんて思い、後ろからその姿に声をかけよう。

「はぁい、お嬢ちゃん。なんでこんなところに居るの?」

紅葉 > 最近ようやく主と再会し、財布の中身もほくほくになって今日は無邪気にお買い物にこの貧民地区に現れた少女
どうみてもこの場所には似つかわしくない少女がこの場所にいるのは、長く続いた主を探す際の貧乏生活のせいに他ならない
このまま格安の店を回るか、それとも平民地区、裕福地区へと移動するか…少女はぶらぶらと歩きながら悩んでる最中、というわけだ
そんな所に…

「え、私…ですか?」

見知らぬ女性に声をかけられ、無警戒に返事をする少女
立ち止まって彼女の方を向き直せば、丁寧にお辞儀すらしてしまう
彼女が人さらいならほくそ笑むところだろう。
くいくい…と立っているだけで下着が見えそうになるワンピースを指で下に引っ張りつつも、しばし悩んだ後…

「えへへ、今日はお買い物なんです!久しぶりにお金が沢山あって…でも、習慣でつい格安のバザーとかがあるここに来ちゃって…」

エレミア > 少女にどんな事情があるかはわからないけれど。
こちらを向いた少女の丁寧な対応は、いつ攫われてもおかしくない純朴さだった

「そうそう。…って、そんなこと言ったら、大変よー?
ここに居る人達は、お嬢ちゃんみたいな可愛らしい子を見たら襲い掛かってくるんだから」

知ってるでしょ?なんて言いつつ。
お金を持っている、ということは…貧乏だから丈の合わないワンピースを着ているというわけでもなさそうだ。
確かめるついでに、からかってみよう。

「それとも、そういうの期待しちゃってるのかな?」

そういって笑い声をあげる少女に近づいて、お尻に軽く触れようと手を伸ばす。
可愛らしい姿に発情度合いが強められた、というのも、勿論触る理由の一つ。
他に奪われる前に、自分の唾をつけるのは誰もが狙っていることだろう。

紅葉 > 彼女の思惑を図るにはまだ少女は幼く、そして、無力ではあるけれど、死ぬことはない、という式としての特性がそれに拍車をかけてしまっていた。
何度も彼女が心配する目に合いそうになりながらも、こうして話しかけられると嬉しくてついつい笑みを浮かべてしまう

「そう、ですね…人違いで娼館に売り飛ばされそうになったりしましたし…
えへへ、でも、こうしてお姉さんとお知り合いになれましたからっ」

嬉しそうにお尻を揺らして喜びを表しつつ、彼女のことを興味津々、という感じで見つめる
自分の主も含め、どうにも自分より小さい人とばかり出会っていた少女は久しぶりの安心できそうな大人の女性との会話に胸を躍らせていて、じぃ、と無遠慮に視線を向けるのだった

「わ、ぁ、あん…!そんな、事…」
お尻に触れられれば、過剰なほどに声を上げ、お酒でも飲んだかのように顔を真赤にする少女。
短いスカートから溢れる太腿を擦り合わせ、明らかに欲情してる、とわかる仕草。
初対面の人の前なのに隠すこともできずに、ぶるぶる、と小さな体を震わせることしかできなかった。

エレミア > 彼女からすれば、式としての特性など、一目で見抜けるわけではない。
ただ可愛らしい少女に、あっという間に懐かれたように感じるだけだ。

「運がいいのかしらねー。…あら、嬉しい」

少し身を屈めて視線をできるだけ合わせながら笑いかける。
見るからに戦う力など無さそうな少女がなぜ普通にこんなところ居れるのかは不思議だけれど。
そんな細かいことは、どうでもいい。
大事なのは、目の前の少女が思ったより淫蕩だったことだ。

「そんなこと…?何、お嬢ちゃん。こんなことされて、嫌がるより、えっちな気分になっちゃうの?」

先を促すように声をかけながら、可愛い声をあげる少女のお尻を優しく揉んであげる。
このままではどちらにしても、この少女は慰み者にされていただろう。勿体ない。
それなら、私が奪ってしまっても、問題は無いよね、と周りに少し睨みを効かせながら。

「それなら大変。お嬢ちゃん、お名前は?私はエレミア。お嬢ちゃんを守ってあげるわ。
触られただけでこんなに可愛らしくなっちゃうなんて、大変だもの」

あくまで、心配していますよー、というような姿勢を見せて。
お尻に伝える力を弱め、優しく聞いてみよう。

紅葉 > 一瞬頭が真っ白になり…ふるふる、と頭を左右に振ってなんとか落ち着こう、とする
お尻、そしてその奥の窄みは、元の主の性癖もあって式である少女も極端に敏感にさせられていた
見た目通りの未通で経験のない身体に不釣り合いな淫蕩な弱点
そして、それを目立たせる衣装…主の悪意を感じつつも、どうしよう…と彼女を見ながら考えていると…

「あ、う…わ、私…」

言葉が出ない。
彼女がいやらしい、のはわかるけれど、それをどうこうする力は少女にはなかった
少女にできるのは、彼女がいい人である、と祈るだけ。

「ん、ふぅ、ぅ…ぁ、は、声、止まらないの…」

否定も肯定もできないけれど…体の反応が何よりの答えだった
自慰すら経験のない体の奥から蜜が溢れ出し、太腿を汚してしまう
立ってるのも怪しくなってくれば、自分を触ってくる彼女に身を委ねるように両腕を伸ばして…体を預けていった

「紅葉…、エレミアっていうんだ…ぅ、もう。
守る、ってどう、するの…?」

これだけ感じさせられても、彼女の言葉を信じて話しかける少女
ぞくぞく、と背中に快楽の波が湧き上がる中、ぴったりと身体を重ねて、すっかり彼女に自身を委ねて、鼓動を伝えるように密着していく

エレミア > 体質か、何かのトラブルでそうなったのか。
軽く揉んだだけなのに、手に纏わりついてくる蜜を感じて。
くすり、とまた嗤う。

「気持ちいいなら気持ちいいって、言った方が楽よ?我慢なんて良くないからね?」

揉むのではなく、焦らして期待させるように緩く片手でお尻に触れながら。
両腕を伸ばされれば、私の胸の谷間に導いて支えてあげる。

「紅葉、ね。よろしく。
んー…そうね、いくつか手段はあるけれど…」

考えるふりをしつつ、ぺろん、とワンピースの裾を捲り上げてやろうと。
ついでに、お尻のお肉が見えるように、下着をきゅ、と引き絞ってあげよう。
下着を隠す動作をしていたから、羞恥心はあるようだし、それを煽ってあげよう。


「私、結構強くて、この街でも知られてるのよ。
だから…紅葉が私を大好きですって言ってくれれば、周りのこわーい人たちも寄ってこないと思うわ。
どう?嘘でもいいから、周りに聞こえるように言ってみるの。『紅葉はエレミアが大好きです』、ほら、頑張って」

それを言えば、守ってあげる、と。
確かに、誰かの庇護下に入るというのも一つの手だとは思うが。
嘘でもそれを言ってしまえば、言った、という事実が紅葉の心の中に残る。
それを足掛かりに、どんどん私好みにしてあげようと考えて。

紅葉 > 火照っているときにこうしてしがみつくのはすごく心地良い
それを知る、くらいには色々と経験してきているけれど…それでも恥ずかしくて、赤い顔を見られないように顔を彼女の胸元に埋めてしまう。
…どうせ、また声を上げてしまうのだから、と。

「ぁ、う、気持ち、いい、って素直になれれば、楽、なんだろうけれど…」

すり、と谷間に頬をこすり付け甘える少女
こうして甘えてしまうと、まだ幼いのもあって、どんどん相手との距離が近くなっていく
こんなふうに触られていても、この町では淫らな行為が珍しくもないのを少女は知っている
だから、優しくしてくれるなら、なんて、甘えるように上目遣いで彼女のことを見つめ始めて

「あ…ふ、ぁああっ、ま、ってぇ…」

彼女がワンピースの裾をあげようとするのを止めなきゃ…と思ってもすでに遅い。
食い込んだ下着の刺激でぎゅうう、と内腿を押し付け合うほど強く感じ、小さい体からはすっかりと力が抜けてしまう
そして、隠そうとしていた…彼女の魔力に反応して光る淫らな刻印が、彼女の前へと現れて…
それは魔力があるものが見れば使い方も伝わってしまうモノ
自分という存在を自在に書き換えられる呪い、といってもいいものであった

「ふぅ、ぅ…そ、それ、はぁ…
え、えと、ぅうう…
紅葉は、…エミリアが…っっ…大好き、です…」

いや、というよりは、それを口にしてしまえば流されそう、だったから
だから、ためらってるときも顔を赤くして…
でも、口にしてしまい…とくん、と鼓動を早くして、それは確かに少女の中に刻まれてしまうのだった

エレミア > 乳を求める赤ちゃんみたいに、擦りついてくる少女が可愛らしい。
空いた片手で優しく、その後頭部を撫でてあげよう。

「素直になっていいのよ。これからは、私が守ってあげるから…ね?」

私自身の発情をぶつけるため、というのが一番大きいけれど。
甘える姿を見れば、こう言ったほうが少女にとっては依存しやすくなるだろうと。
そんなあくどい考えを浮かべ。

首輪もついていることから、誰かに悪戯されたり、所有されたこともあるのかな、と思ったりはしたけれど。
この場に現れないなら、少しくらい借りてもいいだろう。
そう考える中、興味深い刻印があることを感じれば。
その刻印の作用か、す、と頭の中に使い方が伝わってくる。

「あらあら、大変ね。こんなものまでついて…。
これは私が、しっかり守ってあげないと…♪」

それはあまりに淫らなもの。
一度使い方を知ってしまえば、少女の意思など関係なく嬲れるモノだろう。
にこ、と笑みを浮かべつつ、次の少女の告白を聞く。

「ふふ、えっちな子は私も大好きよ、紅葉。だから隠さないで?
そうしたら、ずーっと危ない事から紅葉を守ってあげる…」

ぎゅ、と抱きしめながら囁く。
ついでに刻印に少し干渉。感情の部分に手を加えて、疑似告白によって刻まれた感情を大きくしてあげる。
私の事がもっと大好きになるように、どんなことをされても逆らいづらいように。

「さ、それなら行きましょうか、紅葉。こんなところじゃ危ないもの…」

それを終えてから、魔法の手助けも借りて、紅葉を抱きかかえてあげて温もりを感じさせつつ、歩き出す。

向かうのは、貧民地区の連れ込み宿。
そこでたっぷりと、嬌声を聞くつもりで…さっさ、と歩き、慣れたものだから、受付も済ませてお部屋に連れ込んでいきましょう。

紅葉 > 一人でいることが多い少女にはこうして撫でられるのは抗いがたい誘惑で、それが自分に優しくしてくれる人ならなおさら
元々警戒なんてしていなかったけれど、好き、なんて言わされたのもあって、くっついてるだけでどんどんと頬も身体も熱くなってくるのを、自分自身も、彼女にも伝わっていくことだろう

「ん、エレミアさんは、好きなの…?気持ちいい、事…」

聞くまでもないかも、だけど…そう、口にする
楽しんでしまえば、と何度も考えてしまうけれど、どうしても羞恥が先に来てしまうのだ
最終的には果ててしまうのには変わりはない、のかもしれないけれど
そう考えれば、楽しんでそうな彼女はちょっとだけ羨ましくも感じた
…そう考えてることが、刻印に干渉されている間は筒抜けなのだ
少女自身は魔力がないため、その効力を知ることすらできないし、改変されたことすら…外見が変わりでもしなければ気がつくこともない
わからないからこそ、人目に触れないようにしていたのだけれど…

「ぅう、エレミアさん、楽しそう…」

どうなるかも予想できなくて…でも逃げ出したりはしない
まだ触れられたこともないそこ…蜜を溢れさせたそこがじくじくと疼き、まともに動けない
それに…

「…うん。私…」

気がつけば抱き返し、その表情はすっかり頬を緩ませてしまっていた
改変された、なんて気が付かないまま、すっかりと彼女のことを好きになっていく
まだ小さな子供、しかも一人でいるのがほとんどなのだ
こうなってしまえば、頭の中は彼女に占められていくのは自然な流れと言えた

「…えへへ、うん。」

首筋にしっかりとしがみついて、得意げに前を向く。
宿に連れられ…恥じらいは感じるものの、今は彼女を見たり、くっついているだけで心臓がどんどん高鳴って…彼女のことだけを考えて、半端に高ぶってた身体はすっかりと出来上がってしまっていた。

エレミア > まるで性交のために生まれてきたかのような、感じやすい紅葉の身体。
色に狂わされている自分には、丁度良い相手になることは間違いない。

「ええ、とっても。大好きよ
特に、紅葉みたいな可愛い子とえっちするのが大好き」

抱き上げて、褒めながら頷く。
これだけ自信を持っていい、恥ずかしがることじゃないよ、と教えるみたいに。
本来は戦闘中に使う膂力強化の魔法で軽々紅葉を抱き上げて、宿へと歩き。

「楽しいに決まってるじゃない…、これから、可愛らしい紅葉といっぱい触れあえるんだから」

至近距離で見つめながら、そんなことをやはり恥ずかし気もなく囁いて。
そのまま、ベッドと鏡台くらいしかない簡素な部屋を取れば。
一緒にベッドの上に座って、私の脚の間に紅葉を置き、後ろから抱き着くような形で紅葉を愛でよう。

「紅葉は、誰かに愛してもらったことはあるの?、もういやらしい女の子の匂い、しちゃってるけど…♪」

そう言いながら、あまり驚かせないように優しく体に触れつつ、ワンピースと下着の奥に手を這わせ。
蜜を溢れさせているアソコに触れてあげる。
性交に慣れた私には、匂いだけで紅葉が昂っているのがわかる。
掌で秘所の入り口を擦り、指を伸ばして、会陰からお尻まで撫でてあげて。

「大好きなら、こんなところ触られても当然よね、紅葉。
大好きな人同士が何をするかは、知ってるでしょう?」

今はまだ、強く刺激は与えない。
まずは、しっかり、自分が何をされているのか意識させてあげよう。

紅葉 > 彼女が考えていることはわからない…けれど、今までこの体のせいで、された記憶というと、気が狂いそうな快楽ばかりだったのもあり、こうして、我慢…はできなくても、感じる余裕がある快楽というのは少女にとっては新鮮で、その上で気持ちを弄られて気になる存在になった彼女の言葉は無視できないほど少女に影響を与え始めていた

「そっか…ん、エレミアとだけは、好きになってもいいの、かも。
その、えっちな…こと。」

まだ羞恥ありあり、なのは隠せなくても、彼女によろこんでほしくて、そう口にする。
全くの嘘ではないし、…本当にそうなるかもしれない、彼女次第…。

「わ。エレミア、すこく柔らかくて、ドキドキする…
ぎゅ、ってされるのは好き、かも…♪」

嬉しそうに身体を左右に揺らし、後ろを振り返ってぎゅ、っとしがみつく少女。
これから彼女がしたいことはわかっているけれど、今はただ、好きな人とのふれあいに心を踊らせて。

「ん…っ…ここは、まだ。…お尻だけ、かも…いつも…」

すぅ、っと一度深呼吸をすると、触りやすいようにそっと足を広げる
気持ちいいのが好きになれるように、こうして彼女としてる間は積極的に、と。
お尻以外はまだ敏感、程度の感度のため、未経験の秘所の刺激は興奮してはいるものの、少女にとっては丁度いい快楽、といえた
お尻に触れられれば、お尻が浮き上がるほど感じてしまうけれど、なんとか落ち着こうと、何度も深呼吸を繰り返して

「うん、知ってる、けれど…エレミアは人間、だよね…。
あ、あれは、どうするの…?」

遠回しに今まで人外にされてきた、といいつつ、恥ずかしそうに肉棒の存在をほのめかす
それはつまり、今まで性交、ではなく、犯されてばかり、ということで
だからこそ、こうして優しくされているのもあって、きっと、気持ちを弄られてなくても懐いていたかもしれなかった。

エレミア > 心の中で、舌なめずりをする。
とっても無防備で感じやすいのに、恥ずかしがる気持ちは忘れていない。
そんな少女を好きにできる、というのが私の興奮を煽っていく。

「嬉しい…、じゃあ、たっぷり感じさせてあげないとね」

最終的には、狂うような快楽をたくさん与えるつもりだけれど。
今は、紅葉にも、快楽というものをしっかり教え込んで、自然に求めるようにしたい。
そのためには、まず狂うような怖い快楽ではなく、優しい蕩けるような快楽を与えていかないといけない。

「そっか、前は処女なのね。じゃあ、今日私がもらってあげる。
そのためにはぁ…♡しっかり解さないとね」

お尻の方が開発されているとわかれば。
私は両手を紅葉の下着の中に差し込み。
片手は撫でるように前孔に触れ、浅く膣孔に指を潜り込ませて指先で蜜をかき回して。
もう片方の手は、お尻の穴を擽るように入口をかりかりと刺激してあげる。

深呼吸するなら、少し落ち着く時間だけは与えて、快感を正常な思考で感じられるように。

「へー…紅葉を開発したのは、人間じゃないんだ…。面白い。
んー?紅葉は何が欲しいのかな?……これ?」

その言い方から、紅葉をどうにかしたのは人外であることはわかるけれど。
それは、頭の隅に置いておくだけに。
少し愛撫を止めて、自分でかちゃかちゃと軽鎧を剥がし、適当に放って。
肌着だけになれば…紅葉の手を誘導して、私の股座に導いてあげる。
そこには、女にあるはずもない、熱をたっぷり溜めた肉棒がびくびくと跳ねまわっている。

「これってなんだったっけ、紅葉。言えたら、最高の初体験にしてあげるわよ♪」

二人とも答えはわかりきっている問いだけれど。
紅葉の可愛らしい口から聞きたくて、その手に肉棒を押し付けながら、意地悪に囁く。

紅葉 > 首を傾けながら、彼女のことを見つめる少女
素直に快楽を求め始めて…まさに彼女にとっては都合のいい獲物、になりつつあるのに
すっかり懐いたのか、そんな邪な大人の考えなんて分かるはずもなくて、瞳が合うと満面の笑みを浮かべるのだった

「紅葉も、…ん、頑張ってみるね」

こくり、まるで先生に言われた生徒のように真面目に頷く。
それくらい緊張している様子で、彼女と向き合っていた。
今まで快楽といえば嵐のようなもの、だったから…その時の記憶が蘇り、ごくり、と息を呑んで

「ぁ、ひ、ぁああんっ、や、ぁあ♡
おし、りぃ、だ、めぇえ…っ」

びくん…大きく震えたかと思えば、軽く絶頂を迎えてしまう、幼い身体。
彼女の想像以上にお尻は敏感で、排泄だけでも達してしまう…少女にとっては恥ずかしい場所であった
それでも彼女をがっかりさせたくなくて、足は広げたまま、見せつけるような格好のまましがみついていて

「わ…やっぱり…」

今まで自分を犯してきたものが掌に感じられる
かぁぁ、とそれだけで高ぶり、もじもじと内腿同士をこすり付け…きゅ、っと柔らかく手で触れて。
すり、と撫で、その熱で、幼い身体は否応なく高ぶっていく

「おちんちん…だけど、エレミアはどうしてついている、の…?」

少女にとっては人ではない存在だからはやせる、という認識のそれ
すりすりと肉棒に刺激を小さい手で与えつつ、じぃ、っと肉棒に視線を向けて

エレミア > 刻印の力を使って一気に少女の内面を変えてあげてもいいけれど。
それはそれでつまらない。
良いスパイスになるように、性交に織り込んでいこうと考えていて。

「ダメじゃないでしょ。気持ちいいなら、もっと、って言った方が可愛いわよ?」

軽く愛撫しただけで尻穴絶頂を見せる少女。
それが可愛らしくて、絶頂する様子を観察する。
絶頂の波が収まり始めた頃に、また優しく触れ続得て。

「ふふ、やっぱり知っていたのね。これ…?
ううん、そうね…」

見た目は子供なのに、陰茎を服の上から触っているだけで欲しがっているのがわかるほど昂る少女の姿。
それは、更に私の肉棒を硬くし、大きくさせていく。
ついている理由を問われ、どういえばわかりやすいかを考えて。
愛撫を一旦止めてから、口を開く。

「むかーしに呪いを受けてね。一時的に消すことはできるんだけど…
ずーっと、これが生えるのといっしょに、えっちなことで頭いっぱいになるようになったのよ」

できるだけ簡単な言葉を使って紅葉に事情を伝える。
人でありながら、改造された存在である私の肉棒は気に入ってもらえたみたいだ。
大きさも硬さも十分。女の子を鳴かせられる凶器に触れられて、私も少し腰が動いてしまう。

「でもせっかくだから、使わないと損じゃない?…これ、ここに入れたら気持ちよさそうでしょ」

くすり、と気にしていない風に言って、紅葉のお臍の少し下あたりを指でとんとん、と叩く。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からエレミアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」から紅葉さんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にルナティアさんが現れました。
ルナティア > お仕事をしてもしても、帰る時は一人きり。
これは仕方のないことだ。 はー、っと手に吐息を吹きかけて温めながら、真っ暗な道を一人歩く少女。
夢見が悪いのも、きっと疲れているからだよね、と考えながら。

皿洗いの仕事を静かにこなして、静かに帰る。
貧しい町娘は、治安の悪い路地をこっそり、誰にも見つからぬようにフードを被って早足で。


彼女は自身が悪夢だと思えば、それが実際に悪夢として昇華され、現実では無くなる能力持ち。
ある種の不死ではあるが、それを彼女は知らない。

ただただ、今日も何も無かった、今日も無事だった、と感じながら日々を生きるだけ。

無事だった1日の前に、無事では無かった日が何日あるか。
それも、彼女は知らない。