2019/06/23 のログ
■カイン > 「…ん。酒もそろそろ潮時かね」
ふと気が付けば随分と夜が更けた気配がする。
人よりも随分と頑丈な体を持っている自負はあるが、
かといってほかの全ての部分が人間以上かといえばそんなこともない。
悪酔いしない程度に終わらせようかと緩く息を吐いて考えながら、
立ち上がってその場を後にしていくのだった。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区/酒場」からカインさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にセアティムさんが現れました。
■セアティム > 今日も、貧民地区の一角を散策する。
主に貧民地区でもスラムとも言える治安が悪く経済もままならない場所に、乾パンとビスケットを持って、道端に座ってる老婆に、水ト一緒に渡しながら
「そっか、うん…じゃあ、最近はここも平和なんだね」
優しい声で確認してから、次の相手へと世間話をしに
勿論慈善事業でも、雑談が目的でもない。この区画に王国への反体制勢力が潜んでないか、等の情報収集だ
少女はいつもこうして人々から話を聞く。最も情報が早いのは口コミだからだ。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にパンドラさんが現れました。
■パンドラ > 「……。平和も平和。こうして妖精が姿を現すぐらいには。」
唐突に、真上から声が響く。
もし上を見上げたなら、重力を無視してふわふわと浮いている翅を持つ少女が目に入るだろう。
「──TADA!(ジャーン!)……。…………。驚いた?」
■セアティム > 右手が――鞘に向いた。
訓練された人間であっても、真上というのは最も死角になりやすい場所である。真上に顔を上げて剣を抜こうとして――手を止める
敵意のなさそうな、妖精らしき少女だ。妖精族にしては珍しく人間サイズではあるが
「…ああ、うん。驚いた、かな」
警戒の方が強かったが、相手は恐らく妖精。ならば驚くのがヒトとひては友好的な態度だろう、驚いた証拠として、二歩ぐらい後ずさってみせる。この程度の演技で相手と友好的な関係になるなら安いものだ
■パンドラ > 「……。ふーん。」
何とも言えない微妙な反応。
一瞬だが、鯉口を切りそうになった得物をちら、と一瞥する。
「……。嘘ではないけれど、本当でもないって感じたの。」
ふわ、と地面へ降り立ちながらそう口にする。
多少なりとも驚いたのは確かだろうけど、それよりもっと不穏な感情の方が大きかった、というような。
「……。わたしはパンドラ。あなたたち人間が、妖精や精霊、小さな神やその他諸々の呼び方をする存在。……。あなたのお名前は?」
とはいえ、自己紹介に移る程度には、今のところ剣呑さは感じていないらしい。
■セアティム > 自然な仕草で右手を下ろす、相手にはどうやら見透かされた様子。
羽ばたいた半透明の翅に目を細める、あ、綺麗だな、と。
「はは、嘘じゃないよ。本当に驚いて、右手が勝手に動いただけ」
わかりやすい言い訳をする口調は、男っぽい。年齢的にも中性的で声変わりもまだの少年のように、友好的な口調で
「ああ、僕はセアティム、セアと呼ぶといい。自然の恵みの象徴だね」
自然の恵みには素直に感謝してる少女は、ちょっとだけうやうやしくわざとらしく、頭を下げる。それからいつもどおりの柔和な表情で
「でも、ここはあまり治安も良い場所じゃないけど、妖精だとあぶないよ、人さらいだっている」
■パンドラ > 「……。訓練された身の熟し。相応に修羅場は潜っていると見たの。道理で、真上ぐらいしか悪戯の隙がないと思った。」
こちらは、鈴を転がしたようなソプラノの声。
背丈は相手とほぼ同じだが、ボールガウンドレスによって相対的にこちらの方が大きく見える。
翅や光輪がなければどこかのお嬢様にも見えるだろうか。
「……。うん。自然へ畏敬の念を持ってくれることは、素直に喜ばしいの。
……。安心して、わたしは他人を傷つけるような悪戯は決してしない。」
少々わざとらしい辞儀も、かつて地方神であった過去を持つ妖精には嬉しいものであった。
しかし、シリアスにここいら一体の危うさを忠言する相手に、目を細めて。
「……。その忠告は本心からのもの、と感じる。ありがとう、それだけで十分なの。
……。わたしも、自分の身を守る程度の術(すべ)は心得ているから。」
■セアティム > 綺麗なソプラノボイス。ドレスの似合う風貌、綺麗な半透明の翅
それを際立たせる妖精らしい可愛らしさ。
正直――羨ましい、と思う。可愛らしいというのはじぶんとは正反対のものだから。ヒトとは無いものをねだるものだ。
「うん、ここらの人さらいはタチが悪いのもいてね。浮遊を遮ったりする重力術や捕縛術に長けてるのもいるから――
本当は、そいつらも僕らがなんとかしないといけないんだけどね」
自分の力のなさに肩を落とす。組織の人間にはそこまでの権限はない。あるのはこうして反体制の人間を探すこと程度
「ここでは、見ない方だけど、今日は散策?貧民地区ならもっと北のほうが市場もあって活気もあると思うよ」
■パンドラ > 一方の妖精は、概ね逆の感想を抱いていた。
いつ何時荒事が起こっても反応できる反射神経、研ぎ澄まされた技巧。
戦闘能力を『強さ』と形容するなら、目の前の相手は確かな『強さ』を持っている、と。
妖精が、興味を惹かれるぐらいに。
「……。なんとかする? あなたは。……。王国の警察機関の人?
あまり、そのようには見えなかったの。むしろ、わたしを浚う側の人間かもしれない、と。そう思っていた。」
司法関係の権限がないなら、警察ではなく自警団に近い組織だろうか、と考える。
本音をそのまま話すことには、少しショックを受けるかもしれない。
「……。わたしは、歌うことと踊ることと悪戯が好き。だから、人が少ない場所の方が好きなの。
……。人が多いと、どれもやりづらい。」
■セアティム > 綺麗な妖精、きれいな声。警戒心はうっすらと薄れる。
質問には、少しバツの悪そうな表情を浮かべて
「そんなに偉い人じゃないよ、僕はただの使いっ走りだね
今は、こうやって貧民地区とかの巡回をしたり――そうだね、身内の育成、かな」
自分が戦う事で、少年少女たちは「普通の幸せな生活」と共に「組織員としての能力」を教えられる。死なないために彼らを叱咤するのも仕事だ。生き抜いてこそのシアワセ、である故に
「歌う事か…うーん…」
しばし、考える。何を考えてるのかと言うほどに長い時間。
まあ、いいか。と、セアは、地面をトントンとつま先で叩く。それから始まる、タップダンス。王国の正式なものではない、地方独特のリズムとノリだ。タップダンスから、両手を広げ、リズムのよいダンスを踊りだす。妖精族のはしゃぐような雰囲気とも違う、鋭いダンスである。
物珍しげにスラムの人が遠巻きに見てる中、背を地面につけブレイクダンス。そこから右腕だけで倒立して見せて、周囲が拍手をしだす
右手は懐へ、ここからはマジックショーのようなダンス混じり
なんと、ナイフをつま先で蹴り上げ、ノリのよいダンスと共に肩にのせる。肩から逆の肩へ回しながら載せ直し、そのまま自由落下
大きく蹴り上げ、回転するナイフを綺麗に受け取って、ダンスは終了
「…ふぅ、まあ、妖精族の踊り、とは違うけどね。お気に召したかな?」
■パンドラ > 「……。『組織』は大きな動物の体に例えられるの。
末端を切り捨てるような組織に明日はない。セア、あなたの行いは素晴らしいものなの。」
末端を切り捨てる組織、そのような組織は物量以外の面で成長しない。
組織の『質』を向上するために、セアティムのような人員は必要不可欠だ。
それを称賛することは、この妖精が可愛らしいだけでない、知的な一面を秘めていることを伺わせるかもしれない。
「……。…………。……………………。」
小気味良いリズムで靴が奏でる音に、目を丸くする。
さらに曲芸が入り混じったようなパフォーマンスに、全身を使った激しい踊り。
妖精の口から感嘆の混じった、ため息のような吐息が漏れた。
「……。驚いたの。妖精が人間に驚かされるなんて、他の妖精に知られたら笑われる。……。でも、気に入ったの。」
明らかに、セアティムは警戒が薄れている。
もし拒まれないようなら、その手をそっと取って、手の甲に口づけをしよう。
あたかも淑女が紳士へとするように。
■セアティム > 拍手が終わってから、少し恥ずかしそうな顔をしつつセアは妖精に向き直る。あまり目立つ行為はしたくなかったが、妖精の事情的に、寂しさを感じてるのがなんとなく分かったから。
「組織の上の人から教わったパフォーマンスだね、ダンスや踊り、というよりは皆のテンションを上げるものかな」
流石に、呼吸が乱れてる。激しい運動の直後故に顔も少し、ほんのりと桜色。ゆっくりと、手を取られると、打ち解けた相手には優しいセアは首をかしげ――硬直する
手の甲にキスをされるのも初めてで、どう、反応していいのかわからない様子。口をわずかに半開きにしてるだけで
■パンドラ > 「……。一朝一夕で会得できるものではないの。それを、皆を鼓舞するために。」
妖精は目を輝かせる。
なんて素敵なことだろう、と。
「……。本来なら、お捻りがあって然るべき業(わざ)。でも、わたしは金銭を持っていない。……。だから。」
そのまま、セアにしな垂れかかるように軽い体重を預け、腕を背後に回してハグしようとする。
「……。わたしの体で支払うの。」
どうやら、セアのことを男だと思い込んでいるらしく。
■セアティム > 「あはは、まあ、皆がこれで喜ぶなら――ね」
正直に言うと――これで何故、皆が喜ぶかはセアにはわかってないのだ
孤児で、拾われたときから戦闘員として教育された少女にはいくつかの感情の欠落がある。だから、これが何故、「喜ぶ」のか「楽しい」のかはわからない。でも、これでみながそうなるならば、とおぼえた技術である。
「お捻りなんていいよ、僕の事で喜んでくれただけ――でっ!?」
ハグをされた、セアの身体は少年にしては華奢であまりに――柔らかい。そして、男性にはない甘い匂いがするだろう。少女特有の、である
■パンドラ > 「……。努力は報われるべきなの。少なくともこの国では。」
少なくとも王国は、努力を尊び、競争が生まれる社会だ。
だから妖精は然るべき『お礼』をしようと、セアティムに抱きかかり……そして、体格や匂いに違和感を覚えた。
「……。あなた。」
そのまま、驚きで硬直していることをいいことに、ホットパンツの中へと手を伸ばそうとする。
本来なら『男性』を喜ばせるために伸ばした手で、違和感は確信へと変ずることだろう。
「……。女の子?」
想定していたものがないことを訝るように、探るように、撫でまわして。
■セアティム > ハグ、というよりはぎゅぅっと抱かれるような格好。
思わず距離を取ろうとする。性的な意味での『恐怖』と性別的な意味の『恐怖』で。でも―――おそかったホットパンツに伸ばされた手に、ビクっと震えて、離れたのはその後。 わずかに、警戒心と後悔の色のような、微妙な表情をしてる
「…あー、まあ、うん。そうなる、かな…あはは」
怒ったり嫌悪したりはしてない様子である。そもそも騙してるのは自分自身の方ではあるので、しょうがない、といった感じ
「だから、そういうお礼はいいよ、僕はあまり、そういうコト、好きじゃないんだ」
というか、ほとんど快感は知らない。無理やり処女を奪われて、タチの悪い組織員の玩具になっていた時期もあるせいか、性的な行為は苦手なのだ
■パンドラ > 「……。そう。セア、あなた。……。性的なことに嫌悪感を持っているの?」
離れようとする動きには、するすると近づいて距離を取らせない。
ホットパンツの中の手をわずかに動かす。
いきなりでは痛いだろうから、ゆっくり、慎重に。
「……。でも、これは生命の営み。自然の中では至極当然の行いなの。
……。きっと。……。あなたは過去に望まない性行為をされて、それで男のフリをしている。」
男装をして、性的なことを好きじゃないと語る。
それらの断片的な材料からの当て推量にしか過ぎないが。
そういった言葉を紡ぎながら、優しく、壊れ物を扱うかのように秘裂を愛撫して。
「……。もちろん、耽溺するのは良くないこと。でもそれは、何事においてもそう。
……。わたしは、お礼の代わりにあなたの嫌悪感を拭ってあげたい。女の子同士なら、幾らかトラウマも薄れると思う。それに。
……。わたしはあなたに決して苦痛は与えないと、約束するの。」
密着するほどに顔を近づける。
妖精の吐息の感触を、肌で感じられるだろうか。
「……。それでも、まずは選択権を与えることが大事。わたしを信用してくれるのなら、わたしの手を取って、物陰までついてきて。
……。どうしても嫌なら、このまま拒絶して、立ち去ってくれて構わないの。」
す、とホットパンツから手を抜き出して、エスコートするように手を差し出した。
■セアティム > まだ、撫でられた後の感覚が残ってる、嫌悪感はない。優しく、撫でられたという感じだった。ショーツの上からでもはっきりと分かった、指の感触に、ゾクっとした感じを覚える。
一度離れた相手が、もう一度密着する。真剣な表情、でも、妖精だからだろうか、すこしだけ妖艶な悪戯めいた表情にも見えた
「じょ、女性同士は自然な営みではないと言うか、そのあのえっと――」
しどろもどろである。甘い吐息に、クラっとしながら顔を伏せて
「その――あの、貴方の事は信用してますけど、こういう行為はその――」
今までとは別人のような、弱腰である。少年、ではなく少女故、の臆病さを見せながら、しかし、右手を、軽く、きゅ、と握る。彼女の好意を、無下にはできなかった。
スラムの奥、袋小路に二人だけで進んでいって
■パンドラ > 「……。そうでもない。生物の中には、こういった営みをするものもいる。」
例えばボノボ。
彼らはホモセクシャルに走る個体が確認されている。
理由は良くわかっていないが。
「……。…………。……………………。」
ゆっくりと、返事を待った。
そして手を取ってくれた『少女』に、柔らかい微笑みを向けた。
どこか淫靡なようにも見える笑顔を。
「……。信用してくれて、ありがとう。きっと後悔は、させないの。」
そのまま、人影のない路地裏の奥へと移動して。
服の上から、彼女の胸に触れる。
いきなり乳首は触らず、マッサージするかのように、乳房を円を描くように。
「……。見た目より、大きい?」
晒で潰された胸は、外見的には平に近く見えるのだろうが、触れれば確かな柔らかさを感じさせる。
■セアティム > 固く縛ったサラシの上のTシャツから触った感触は、乳房のとこだけギュウギュウに締め付けられてる感じで、苦しそうなほど
淫靡で柔和な笑顔で、サラシの上を這う手に、くすぐったさを覚えながら、我慢する。信用する、といった以上、拒絶はしないと決めたのだ
「…わかんない、けど。同世代の娘達よりは大きいかも。
ボクは、これ、邪魔なんだけど…きゃっ!?」
柔らかいマッサージに、少し声が漏れた
■パンドラ > 「……。わたしよりも大きい。羨ましいの。」
そう言いながら、軽くふれただけでくすぐったさを覚えているのを感じる。
くすぐったさを感じる、ということは緊張しているということで。
一旦胸から手を放して、セアティムの髪の毛を上から下へ、優しく撫でる。
「……。リラックスして。怖がらないで。」
少し背伸びし、ちゅ、と彼女の額に口づけをして。
それから、するすると彼女の胸を拘束している布──サラシ──を外そうとする。
■セアティム > 優しく――こんなに優しくヒトから触られた事のない少女は、額にキスをされただけで、見て判るぐらいに、ぽーっとした表情になる。すっかり頬も桜色。
Tシャツを脱がされ、サラシをゆっくりとほどかれると、柔らかさと張りのいい、お椀型に上向いたDに近いCカップの胸が露出する。硬いサラシではよほど窮屈だったのか、そこだけ赤くなっていて
「や、女の子同士だけど――ちょっと、恥ずかしい」
上ずった声で、そう鳴く。こんな声を出したこともなくて、自分でもびっくりするぐらいの気弱な声
■パンドラ > 「……。恥ずかしい、と思うのは大丈夫なの。むしろ、大事。」
綺麗な形をした胸を、持ち上げるように触れる。
優しく捏ねるように触れた後、そっと乳首に指を伸ばし。
性感帯であり、それ故に痛みも敏感に受け止めるその部分を、優しく優しく、指で摘まむ。
「……。どうしても恥ずかしいなら、わたしも服を脱ぐけれど。」
■セアティム > 男が鷲掴みにしたがるようなもみ方ではなく、ゆっくりと持ち上げられるように触れると、あん、と痺れが走ったような声が出る
本当に、自分でも弄ったこともないらしく、少女自身が一番驚いたような顔をしている
――なに、いまの、すごくあったかい、「きもちいい」だったような…
今度は、乳首にゆっくりと触れる指先。撫でるような感覚に、ふるふるっと震える。声が出そうになるのを、今度はちょっとだけ、我慢するように唇を結んで
「う、ううん…でも、その綺麗なドレスは、ちょっと触ってみたい、かも…あんっ♪」
■パンドラ > 「……。セア、結構感じやすい体質みたい。こんな子に乱暴にするなんて、バカな男。
女の子が気持ちいい方が、自分も気持ち良くなるに決まってるのに。」
彼女の不安を払拭するよう、言葉でも彼女を文字通り『慰める』。
くり、くりと乳首を指先で転がるように愛撫して。
「……。ドレスに? わかった、好きなように触っていいの。でも、破かないでね?」
そう言って、一旦少しだけ体を離し、『おいで』と言わんばかりに両手を広げて。
■セアティム > 「感じ…やすい?あぁんっ♥ ひぅ、おっぱい、持ち上げちゃだめっ、なんか、ヘンな感じ、ぃ♪ 」
たぷんっと音がしそうな持ち上げられ方をされると、心地よさそうに甘い声を上げる。だんだんと、乳首の方も感じてきたみたいで
「ん、んぅ。じゃあ、触る…ね。あん、ちくび、ぃ、痺れてきちゃって…あん♥あ、やん♥ ふぁ、やわらかくて、すごいふわふわ…」
妖精の少女に甘えるように、ぎゅうっと抱きつく少女。サラサラで柔らかいドレスの感触を楽しみながら、おっぱいへの愛撫に鳴き初めて
「ひぁ、あん♥もちあげられたり、ちくび、なぞられるの…気持ちいい、かも――あ、あ、あ、っ♥」
指が動く度に、甘い声が何度も漏れて
■パンドラ > 「……。少し、あなたは頑張りすぎていたの。わたしが、今日はあなたを労ってあげる。」
先ほどまでとは打って変わって、大きく喘ぎだす少女に普段の労苦を垣間見て。
妖精は、かつて『地母神』と呼ばれていた時のように、一人の少女を慈愛と共に抱擁した。
「……。それじゃあ、女の子の大事なところ、触るね。」
再び、彼女のホットパンツへと手を伸ばす。
胸でこれだけ感じるなら、ある程度濡れているかもしれない。
汚れてしまいそうな程濡れているなら、ショーツごと脱がしてしまおうと。
■セアティム > 甘く、そして慈愛に満ちた優しい声。思わず、ふわっと涙があふれる。さすがに、涙を零したりはしないが。ふるふると首を振って
「でも、ボクには、これしかできなくて――だからせめて、これだけは――きゃっ!?」
強い抱擁に、言葉が止まる。優しくて、甘くて、温かい抱擁に、今はこれでいい、今だけ――全部を忘れちゃおう。と、自分からも背に手を回し、抱擁する。抱き合う少女達の間で、胸が互いにむにゅうっと潰れて
ホットパンツを脱がすと、わずかには濡れてるが、予想よりは濡れてないのがわかるだろうか。そして、文字通り「傷物」にされた披裂の痕にふれるかもしれない。よほど、乱暴に扱われた様子で
■パンドラ > 目尻に浮かぶ涙をそっと指で拭い、そして彼女の唇へと柔らかく自身の唇を重ねる。
それは唇と唇が触れ合うだけの、甘く儚い口づけ。
「……。わたしは妖精。だから、これはひと時の夢のようなものだと思って。」
夢であっても、いや夢であるからこそ、現実の辛さを直視し続ける必要はないのだ。
「……。酷い傷。ここはとてもデリケートなところなのに。……。女の子の扱いがなってない男はダメなの。」
少女の秘所を、そっと撫でる。
始めは大陰唇から、次に小陰唇へと。
まだ挿入したり、敏感な陰核に触れたりはしない。
焦らず、ゆっくりと慣れさせて、セアティムが感じるまで愛撫を続けよう。
■セアティム > 重なる口付け、ぎゅぅぅっと、思わず背中を抱く手に力が入る。
口も、ドレスがあたる柔らかさも心地よい。本当に夢の中にいるみたいで
現実も、今のこの場所すらすべて忘れて、今は少女の愛撫に浸る
とはいえ――元々ほぐれにくいのか、トラウマのせいかはわからないが、中々にして濡れない様子。だからこそ――こんな傷がついたのかもしれない。それでも、ゆっくりと、ゆっくりと撫でられると
「ん、んっ…♪あれ…なんか、変な感じが、奥から――」
ようやく、秘所の肉そのものがほぐれてきたようで、声が上ずってくる
は、ぁ…っ♥と甘いため息も漏れ始めて
■パンドラ > 「……。誰にも甘えることができない。誰にも胸の内を明かすことができない。
そうやって心の中に『澱(おり)』を溜め続けていると、壊れてしまうの。
……。今日は、めいっぱい吐き出していいからね。」
泣きたければ泣けばいい、鳴きたければ鳴けばいい。
この痴態を見ているのは、二人と天地だけなのだから。
「……。ん。ようやく、解れてきたみたい。」
少しずつ、水音のような音も聞こえてくるだろうか。
彼女の甘い吐息と声が漏れ始めた頃合いを見計らって、つぷ、と膣穴へと指を一本沈める。
■セアティム > 「わ、たし…は、元から、壊れてる、から、ぁっ、あん♥ひぅ、ん、く♥
や、そこ、なでられると、ぴりぴりって、ぇ♥」
声が上ずって、甲高くなっていく。声はだんだんと大きくなっていき、くなり、と膝が崩れてしまう。
濡れもしはじめた秘所に、指が入り込もうとすると、わずかに、きゅとしまってしまう。やはり、恐怖はココロの根っこまで根付いてるようで
「やっ、ソコ、痛――。」
でも、ゆっくりと沈み込む指の感触は暖かくて柔らかくて――心地よいもの。だから、ぎゅ、と抱きついたまま、目を閉じて
「ね、ヘンなの、ソコ、痛いはずなのに。お願い、キスして、もっと、もういっかい、キス、してぇ♥」
■パンドラ > 「……。そう思わないと、あなたは自分を保てなかったの。……。あなたの心を癒せるのは、あなた自身だけ。
わたしは、あくまで協力することしかできないの。でも、協力が必要なら。……。それを惜しむことはしない。」
くぷ、くぷと指を抜き差しして、彼女を内側から刺激する。
甘く蕩けるような快感に、再び少女は口づけをせがんできたなら。
「……。いいよ。たっぷりと、味わって。」
今度は、舌を差し入れる深い口づけを交わそう。
妖精である彼女の体液は、全て甘い味と香りがする……唾液も例外ではない。
彼女の唾液を味わったならば、花の蜜を吸ったような、ほのかで優しい甘さが口に広がることだろう。
「……ん……ちゅっ……れ、る……れろ……は、ふっ……。」
深い深い口づけと共に、ぬぷ、ぬぷと膣を刺激して。
更には空いたもう片方の手で、陰核をもくりくりと愛撫し始める。
■セアティム > 「はぁ、んっ♥あむ、れる。れろれろっ♥
あは、パンドラのキス、美味しい…もっと、もっと♥」
れるれるぅっと、おねだりするように、ご奉仕するように、唾液をせがむために舌をパンドラの口の中で動かす。稚拙だが夢中のキス。パンドラとのキスはよほど気持ちいいみたいで、キスだけで愛液が増してるのがわかるほど。
淫角までぬれると、そこに指が触れた瞬間、M字に開いた足が跳ねる。快感が強すぎて、軽くイったみたいに痙攣して
「はひっ!? 何、今の――電気が走ったみたいに…あん♥」
■パンドラ > 「…んっ…ちゅ…ぷはっ。……。わたしも、少し興奮してきた…♡」
激しく舌を絡め、乱れる少女の姿に、妖精も頬が赤らんできた。
「……。今度は、『こっちのお口』にキスをしてあげるの。」
セアティムが本質的には淫乱なタイプであると知り、今であれば拒絶はされないだろうと踏んで、顔を秘所に近づける。
そのまま秘裂を舐め上げ、舌を使った愛撫、クンニリングスへと移行して。
■セアティム > 「あん、きしゅ、好き♥パンドラとの、キス、好きぃ♥」
夢中でベロチューをする少女、はじめの怖がり方と警戒心、男装時とはまるで別人のようで。頬を赤らめて舌を絡めるパンドラの前で、唾液をすすって、ゴクンっ♥と喉を鳴らしてみせる
「あは♥美味し…ひゃ、ああああぅん♥
そこ、汚いから舐めちゃ…あんっ、ひぅ、ひぁぁぁ♥
また、またキちゃう、電気がビリビリってしちゃ…いく、いくいく♥
あはぁぁぁっ♥」
舌でなぞられると、すぐに軽くイっちゃう。もう、トロトロと愛液が滴って太ももをなぞっていて
■パンドラ > 「…………。」
彼女はその経歴から、絶頂に達したのはこれが初めてのはずだ。
なのに『イく』という言葉を知っているということは……恐らく無理やり言わされていたのだろう。
妖精は何も言わずに、ただただ今日は本当の快楽というものを教えてあげようと考えて。
「…ん、じゅる、ちゅっ……はむ、れろっ……じゅず、ずっ……♡」
下品に啜る音をわざと響かせて、少女の秘所を貪る。
軽く達しているようなので、腰が砕けてしまわないよう、今回は一度本格的に果てたところで休ませてあげようと思案する。
そのために、舌を膣に差し込んだり、陰核を舐って包皮から顔を出させ、直接舌でつんつんと突いて刺激させたり、様々な方法で激しく、しかし優しくアプローチを仕掛けるのだ。
■セアティム > 「や、音立てちゃダメっ、だめだめ、恥ずかしいよっ、きゃふ、ぅん♥
あん、ひぅ――でも、気持ちいいの、こんなの初めてなのに、初めてなのに気持ちいいってわかっちゃう、わかっちゃうぅぅ♥」
初めて得る「快感」という感覚に、甲高く、上擦った声で喘ぐ。
今度は陰核を舌でなじられなから、優しく、激しく快感を植え付けられるたびに、腰が浮き始める
「あひ、なん、か――違うのがキちゃうっ、さっきよりおっきなの、おっきなのきちゃう、怖い…なんか怖いの
でも気持ちよくて――ひゃ、あ、ああああああっ♥♥♥」
びくびくんっ♥と身体が痺れたみたいに痙攣しちゃう。
最後に本当にイッたように、身体を震わせ、ヒクヒクと初絶頂の余韻に浸って
■パンドラ > 「……。存分に恥ずかしがって。多分あなたは、恥ずかしい方が感じるから。」
少し悪戯っぽく、そんなことを。
「んっ…♡ セア、可愛い。男の子の格好は、勿体ないの。」
びくんびくんと痙攣し、体を震わせる少女の額に、もう一度優しくキスをして、髪の毛を撫でた。
目を覗き込んで、本当に絶頂に達したということを確認し。
「……。恐怖に耐えて、よく、頑張ったの。エッチなことも、ちゃんとやれば気持ちいいって、わかって貰えた?」
しゅる、と、どこからともなくハンケチーフを取り出して、彼女の体液まみれの体を綺麗に拭いていく。
その間も、頭と髪の毛をあやす様に、くすぐるように撫で続けて。
■セアティム > ふにゃふにゃな、イキ顔を晒しながら、髪の毛を撫でられる。
可愛い、と言われるのも、こうしてイカされるのも、パンドラにならいい、というように、パンドラの頬に、首に、髪の毛に、キスをする
愛情に満ちた――少女にはそういう自覚も感覚もないかもしれないが、愛情に満ちた様子の、キスをしながら
「うん…でも、最後に…その」
恥ずかしそうに、顎を開けて
「キス、してほしいな。後…今日は宿を取ってる?」
この後、彼女たちが夜を共にしたかはさだかではない
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からセアティムさんが去りました。
■パンドラ > あちこちにキスをするセアティムに、少しくすぐったそうな顔をして笑い。
「……。甘えん坊、なの。ふふっ、いいよ。」
ちぅ、と少女ともう一度甘い接吻を交わし。
同時に、少女をもう一度男の子に見せるよう、しゃんと衣服を着させて。
「……。宿? ……。ふふっ。」
宿は取っているかと聞かれ、ニヤリと悪戯っぽく笑った後、少女にだけ聞こえるよう、耳打ちした。
返事によっては、少女が男の子らしく振舞うことは、今日の間はできないかもしれない。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からパンドラさんが去りました。