2019/02/20 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 路地裏」にジードさんが現れました。
ジード > 貧民地区の路地裏の一つ。大通りの裏側に位置するちょっとした路地裏。
その中でも少し広くなった場所に荷物を広げて陣取っている露天があった。
並べてあるのは薬やアクセサリー類、いわば色街向けの商品の数々である。
普段であればそれなりに人の通る道ではあるのだが――

「時間が悪いのか、本当に人が通らないねえ。
 まあ仕方ないと言えば仕方ないんだろうけど」

そんなボヤキと共に閑古鳥の鳴いている道を見回して嘆息一つ。
流石に客が入り始めるにはあまりにも時間が早すぎる。

ジード > 「―よし、それじゃあそろそろ戻るかな。
 今日はこんなもんだと諦めるしか無いかな」

まったくもって梨の礫の様子に息が自然と漏れる。
仕方がないと立ち上がってその場を重い足取りで後にしていくのだった。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区 路地裏」からジードさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区/酒場」にカインさんが現れました。
カイン > 騒々しい声の響く貧民地区の酒場の一つ。
それなりに料理がうまい事で評判のその酒場のカウンターに陣取って、
派手に酒を飲んでる男が一人。
つまみを齧りながらエールの入ったジョッキを一つ空にしてカウンターに叩きつけ。

「…飯が美味いのは文句ないが、もうちょっと酒の質がな。
 親父、仕入れどうにかならん?後もうちょっと安く」

次の酒を注文がてら、周囲を見回しつつ無茶な要求を投げかける。
そんな男の言動をあっさりと受け流されている辺りはいつものやり取りらしい。

カイン > 「ま、仕事の上りに美味い飯が食えるってのは文句ないんだけどな。
 ……この辺の酒場はそっちに特化してる事が多いしな」

酒も飯も両方ちゃんと取れる所は希少である。
だからと言ってこの宿がそうじゃない訳ではないのだが。
少し離れた場所にある遠くの階段を横目に見てから、
目の前に置かれた追加の酒を手に取ってグイっと煽る。
喉を焼く強めのアルコールに大きく息を吐き出し。

「あー。今回は特別面倒ごとだらけだったからな。
 全く、何が悲しくて日に3回も捕り物せにゃならんのだ」

日がな一日男を追いかけまわす羽目になった一日を思い出してげんなりした表情を浮かべ。

カイン > 「よし、それじゃお勘定頼む。
 とりあえず腹が膨れて満足だ、っと」

そこまで質が良くないと男のおいう酒でも数を飲めば酔いも来る。
上機嫌に酒を煽り終わった後に立ち上がり、
会計を済ませてその場を後にしていくのだった。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区/酒場」からカインさんが去りました。