2018/12/23 のログ
ジード > 「――で。この依頼を受けるよ、後で持ってくればいい?
 それじゃあとの処理はよろしく頼むよマスター」

幾つかの依頼書を手に取りカウンターの前にいる店主に用事を伝え、
自分の依頼の進展があれば連絡をしてもらうように手はずを整えてから店を出ていく。
結局酒場まで折角出向いたというのに酒の一つも飲むことはなかったと気がついたのは店を出てしばらくしてのことだったとか。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区 酒場」からジードさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にハクさんが現れました。
ハク > 尾をぴょこぴょこと揺らしながら広場にやってくる少女が一人。
今日は人の気配が少ない広場の、平民地区側のほうにあるベンチに腰掛け背伸びをする。

「んー♪……はぁ、いや嬉しいにござるなぁ」

貧民地区の一角にある小さな自宅においている手紙の内容をちらりと思い出しながらはにかみ笑みを浮かべる。
その内容は、国を去ったと思っていた友人が戻ってきた、という内容のもの。
娼婦客以外の知人がそう居ない自分としては、その数少ない友人が戻ってきたという事はとても喜ばしい事で。

「んふふー♪」

にこにこしながら尾をゆらす。
そのまま視線は広場への入口へ向け、友人がもし来たならそのまま遊び――
もし娼婦としての客がやってきたならば、そのまま客をとろうかと魔力皮膜に包まれた体を隠さず、ベンチに軽く脚を開いた格好で座っている。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にザイヴァーさんが現れました。
ザイヴァー > 貧民地区の娼館の近い広場、そこにやってきたのは一人のレザー装備の冒険者風のいでたちの男、ザイヴァーで。
なぜ、将軍職のザイヴァーが冒険者の服装で出歩いているのかと言うと……
魔女の呪いで若返り、若い肉体の性欲を持て余しているのだ。
独り身の男がそれを発散する方法は……やはり、娼館へ行くことくらいしか思いつかず。
こうして貧民地区までやってきたのだ。
なお、バスカードは置いてきた。ただでさえ煩い奴を持って、娼館などには行けないのだ。

「ふむ、ここらへんで、誰か良い感じの女性はいるかな……?」

そう呟けば、目に入ったのはケモミミの幼げな少女。彼女も客引きと言うか、娼婦なのだろうか……?
よし、今日のお相手を頼んでみようか……そう思い、近づいて…

「すまない、いいかな?」

そう、できるだけ誠実そうな声を出し、声をかけてみようか…

「俺はグランフォードという。もしよかったら、今日これからの時間をご一緒させていただけませんか?」

ハク > 「んー」

自分の住所を伝えている人数はそう居ない。だから知人が来る可能性もまた低いわけだが……
それでもやってきたなら一つの運命だと思いながら行き交う人を見ていると、一人の冒険者のような男性がこちらに向かってくるのが見えた。
見知らぬ男性である、のであれば――

「む、何でござろうか?」

ベンチに座ったまま、尋ねられる言葉に首を軽くかしげながら返事をする。
こういった、少し可愛さを感じさせるような仕草もまた娼婦の手管として教え込まれたものの一つで。

「ふむ、うむ、いいでござるよ。うーむ……初めての人でござるしな。うむ、聞いておくべきでござろうな」

誘われた言葉にうなずいて立ち上がると、ふむ、と首をかしげ。

「……その、それがしはこの姿と、少々大人の姿に变化することも可能にござるがどちらがよいでござろうか。
 あと、場所に希望などござるか?」

お店であればオプションメニューの書かれた羊皮紙を出す所だが、そういうものは今日は持ってきていない。
なので軽くそれを聞きながら、場所を尋ねる。人によってはそのままここで、という人もいるし……
客に余裕があるのであれば九頭竜あたりに連れていくのも手、そうでなければ店に行くのも手か、と考えて聞いてみる。

ザイヴァー > 首を傾げながらの返事は、正直とてもかわいかった。どうやら、彼女は娼婦で間違いないようだ。
そして、少し交わす言葉。少し大人な姿に変化もできると言われれば、少し考え……

「ふむ、姿が変えられるとは面白いな。だが、せっかくだ。そのままの姿の君と過ごしたいな」

大人な姿の相手も興味はそそられる。だが……せっかく、初めて出会った相手だ。出会った姿のまま致したい。
そう思い、変化しなくてもいいと堪えて。そして、場所を問われれば……

「うーむ、では、九頭竜の宿などどうだろう?そこで、一緒に風呂でも入ろうか」

なんて、クスリと笑いつつ言ってみよう。そして、スッと手を出し…

「では、共に」

そう言って、幼げな少女を守る騎士よろしく……実際は、これからこの少女を食べる狼なのだが…
エスコートしようと、その小さな手をとろうとしようか……

ハク > 「ふむ、了解にござる」

このままの姿で、と言われるとにっこりと笑みを浮かべて。すっと差し出された手をとりながら、兄妹のようにサイズの離れた二人は並んで平民地区側への道を進み始める。

「ちなみにそれがし、淫魔の呪いによって子供が成せぬ体にござる。
 故に、存分に好きな行為を行って頂いて構わぬにござるよ
 あ。そうそう。それがしはハクと申す。もし今回相性がいいと思って頂いたのであれば、『ベルベットドリーム』という娼館に所属している故、そちらにも訪ねて貰えれば幸いにござるよ」

こそりと並んだままにまだ名前も聞いていない男性にそれを伝えつつ、自己紹介を行い。
そのまま九頭竜の宿へと向かっていくのだった。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からハクさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からザイヴァーさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にザイヴァーさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からザイヴァーさんが去りました。