王都マグメール　貧民地区 2018/10/30

2018/10/30 のログ

チヅル > 壁――一枚向こうではさっきの酒場、その客が酒盛りに興じているのだろう――に向かい押し付けられる。
指が外れれば、白い薄肉に痣のように型がくっきりと残る。
より強く、より荒くなっていく吐息。
欲情をストレートに告げられてさらに視覚触覚とともに伝えられる。

「不器用だね･･･まるで獣のようだ」

ずり･･･ずり･･･と灼けた肉棒が女体の裂け目を擦り上げ、互いの液で汚す。
大きく反り上がったそれは擦り付けるだけの動きであっても組み敷く痩躯を軽々と揺さ振り持ち上げ、秘芽を打ち据える。

「は･･･っ、ん･･･、く、ぁ･･･」

抑えるように、しかし抑え切れなかった声が吐息と混ざって転がり出る。
視界を壁に奪われた分、擦り付ける熱と粘り気を帯びた水音がより鮮明に浮かび上がるような錯覚を覚える。

ディーン > 「獣……なんだ、俺は」
ぐ、っと女の体、壁に押しつけさせ。彼女の腰を掴むと、ぐい、と引きつける。
細い腰を覆ってしまいそうな大きな掌が、強引に尻を突き出させる格好に。
背中から覆い被さるようにして、ず、ず、っと腰を揺すりながら……徐々に、女の秘裂に男根が押しつけられていって。

「ふ……く、っ、い、くぞ……っ」
会って十数分も経ってもいないのに。
女の体を組み敷くようにしながら、分厚い男根を押し当て。
矢印形の亀頭を秘所に押しつけ、ぐ、ぐ、ぐ……入り口を押し広げるような強引な腰使い。
熱く膨らみ、反り返ったものを押し込んでいく……

チヅル > 腰を引き寄せられれば壁に手をつけたまま尻だけを突き出すような格好。
それはまるで同じ“獣”のような交わりに、寄寓にも似ていて。

「は･･･これで、お互い獣のよう、だ･･･」

荒い息遣いはどちらのものか、振り返る瞳は期待と熱に濡れ揺れている。
やがて肉柱が花弁に押し当てられ――割り拡げていきその勢いのままに一気に根元まで突き刺す。

「ぅ――あ･･･ぁ･･････ッ！」

喉を反らし、目を見開く。
まるで内臓を全て押し出すかのような衝撃がずしんとチヅルの体を揺さ振る。
幕が破けるような感覚と痛み。しかし悲鳴も呻きも全て押し出されて口をぱくつかせるだけに留まる。

――結論を言えば、ただの一突きで達してしまったのだ。
ぴく･･･ぴく･･･と小刻みに震える身体はなにより快楽に弾けたが故のもの。

「ふ、と･･････まるで内側･･･から裂かれてい･･･るような気分、だ･･･」

規格外のものを受け入れてぎゅうぎゅうに締め付ける淫洞は確かに濡れてそのすべりをより滑らかに、より快楽的に塗り濡らす。

「だが･･･じっとしているだけじゃあ満足できないだろう。
いいよ、自由に動きな･･･僕が、全部受け止めてあげよう･･･」

もう一度振り向きながら、そのまま撫でてしまおうと右腕を壁から離し男の頬へと伸ばす。

ディーン > 「っふ……っ、っふ、っく、おお……っ！」
長い逸物が胎内を突き上げ、奥までみっちりと満たす。
のしかかって腰を引きつけて、大きな体で多いながら、髪に鼻を押しつけて香りを吸い込む。
町中の、薄暗い路地で……明らかな強姦。びくつく膣の感触に、男根はぶる、ぶる、っと大きく震える。

「っあ……あ。気持ちいい……ぜ。すぐ、出そう、だ……っ」
頬を撫でられると、驚いたように目を見開きながらも……細い腰を引きつけ。
ず、く、ずくっ！　膨らみきったものが女の体ごと揺さぶるように突き上げる。
だらだらとこぼれる先走りが膣内になすりつけられ、ぐちゅ、ぐちゅ、と音を立てていく。
獣そのままの腰使いで、女の体を強引に揺さぶって……

「ぁ、あ、ああああっ！　っく、ぁ……ぁ、ああっ！」
獣のうなりとともに、最奥に亀頭を押しつけ。ぶく、と膨らんだ先端から、はじけるように……ど、くんっ！
熱いほとばしりが膣奥に噴きだし、びゅく、びゅく、びゅくっ……！　激しい噴出が、女の奥を焼くように浴びせていく……

ご案内：「王都マグメール　貧民地区　酒場」からディーンさんが去りました。

ご案内：「」にチヅルさんが現れました。

ご案内：「王都マグメール　貧民地区」にロクサーナさんが現れました。

ロクサーナ > お日様の光が寝不足気味の目に痛い、腹の立つほど天気の良い昼下がり。
夜であれば客引きの女たちや彼女たち目当ての男たちで賑わっている通りに、
立ち並ぶ娼館のひとつから、ホクホク顔で出てきた壮年の男と、痩せっぽちの小娘。
娘が仏頂面で形ばかり頭を下げれば、男はニヤニヤしながら、
小ぶりな尻を鷲掴みにし、幾度か揉み込んでから離れていった。

怒鳴りつけたい唇をきつく噛み、殴り飛ばしたい両手でチュニックの裾を掴む。
男の背がある程度遠くなった頃合いで、はああ、と大きく肩で息をつき。

「ち、っくしょお……二度と来んな、エロジジイっ！」

鼻息も荒く、そんな台詞を吐き捨てる。
もしかしたら先刻の男の耳にも届いたかも知れないが、知ったことかという気持ち。
ひと晩、どころかこんな時間まで、ひとの母親を好きに弄びやがって、と、
食ってかかってやる気も満々である。

ロクサーナ > 幸か不幸か、客の耳が己の罵言を聞き咎めることは無かった様子。
でっぷりとした横幅の目立つした体躯は遠ざかり、何事も無かったかのような静寂が辺りに満ちる。

「たくもう、……あんまり長居されちゃうと、後が大変なんだよなぁ」

そもそも気のふれた母親ではあるが、長く甚振られればそれだけ、
後始末にも手間がかかる。
厄介だとは思うけれど、ほかの人に任せてしまうわけにもいかず。
溜め息交じりに首を左右へ振りながら、建物の中へ入っていった。

ご案内：「王都マグメール　貧民地区」からロクサーナさんが去りました。

ご案内：「王都マグメール　貧民地区」にブレイドさんが現れました。

ブレイド > サラサラと冷たい風が頬をなでている。
もうすぐ雪の季節も近いか。
この街に来て結構な時間がたったが、未だ冒険者として大成はしてない。
日銭は稼げているがその程度。
よい出会いもあったが…

「なんとかしねーとなぁ…」

ため息混じりに歩く街、季節を感じる風にふかれれば
少しばかり焦りを覚える。
今日の依頼でもらった果実酒、ビンのフタを開けて一口煽りつつ道をゆく。
薄暗い路地だが、自分にとっては庭に等しい。

ブレイド > 宵の口…というほど早い時間でもない。
今、ギルドにいったところで錠の下ろされたドアくらいしか見るものはない。
夕刻くらいに仕事が終わるようなことがあれば
また仕事を探してもいいかもしれない。これからは。

「デケェ仕事なんざ、一人にゃまわってこねぇだろうしな…」

果実酒をもう一口、少し熱くなった息を吐いて夜空を見上げる。
これではまるっきりただの酔っ払いだと自嘲気味に笑って。

王都マグメール 貧民地区

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