2017/12/05 のログ
オルティニア > 彼女の長舌がオルティニアの可憐な小舌を嬲るたび、ビクッ、ビクンッと跳ねる腰。
それはいつしか、レオタード風の衣装から露出した褐色の太腿に擦りつけられ、おもらしでもしたかの様にぐちょぐちょに淫蜜まみれの下帯にて生暖かく濡れた感触を塗りつけていた。
柳腰に絡んだ細腕は、彼女のお尻をきゅっと抱き寄せ、時折呼吸の度に唇を離しては、薄く開いた翠瞳で彼女を見つめ、再び唾液に沈む舌を伸ばして淫らがましい密着を再開させる。
一人は褐色、一人は白肌、年若い少女二人の濃厚極まるレズキスは、初心な少年が目にすれば、それだけで射精してしまうのではと思えるくらいに卑猥な物となっていた。

「えり、みあぁ……えりみあぁ……んふぅっ、ちゅむ……れりゅ、れるぅ…っ♪ もっろ、にゅるにゅる、してへぇ……あむぅ、ちゅぅうっ、ちゅ、んちゅるぅ……っ、あっ、しょこ…っ、ひゅごい……ひあぁんぅうっ、んんぅっ、んにぁぅうう……っ。」

下肢に擦り付けられるエルフの恥肉。
その生暖かな蜜濡れに目を向けたなら、褐色肌に白く濁った本気汁のソースが塗りつけられている事に気付くだろう。
ぐちょぬれの下帯越し、尖りきったクリトリスと、花弁のほころびさえ感じ取れるかも知れない。

「―――ん、ぅ? ふぇ、あ……えり、みゃあ……?」

レズキスに沈溺するオルティニアの唇端が、髪から作られたとは思えぬ細蛇の侵入に広げられた。
蕩けきった翠瞳を困惑に開いたエルフのさして長くもない舌が、強引に口外へと引き出される。
そして、強い刺激がエルフ娘の桃舌を吸い上げた。

「んふぅぅうぅッ、んにぁッ、ふにぁあぁああ―――っ!?」

ひとたまりも無かった。
ぎゅっと強く閉ざした双眸が涙を零し、いじめられる舌がビクッと強張り震える中、下肢からは水風船が割れた様な炸裂音が響く。
直後、褐色の太腿をじゅわぁ…と濡らして滴り落ちるのは、エルフ少女が漏らした潮。
ビクッ、ビククンッと跳ねる腰の動きを見るまでもなく、エルフ娘は口付けによる潮噴き絶頂の醜態を晒したのである。

エリミア > 濃密に抱き合うことで、その股下から垂れる蜜で互いを濡らしてしまう。
少女もまた興奮でレオタードの股布を濡らしていたが、それは相手のものに比べれば微々たるものに見える。
路地裏で誰かが通りかかるかもしれない危惧などどこかに置き忘れてしまった二人がディープキスをする近辺は、甘ったるい牝の匂いが退廃的な臭いを上回りかけてさえいて。

「うぅん…ふうぅ、ちゅ…ぢゅるるるっ…!」

不意に口に触手を入れられて、困惑する相手に、少女は無言のままの答えとばかりに音を立てて激しく相手の舌先を吸引する。
逃がさない意思を伝えるように、背後に回る腕でしっかりと相手をホールドしながら、まるで乳首を吸い立てるような塩梅で、引っ張る刺激さえ与え。
その吸引は、相手が絶頂してもしばらく続けられ、強い快感と絶頂を味わせ続けることだろう。

「んんぅっ、ふぅ…ホントにキスだけでイッちゃったね…それで?舌だけじゃないんでしょ?まだ恥ずかしくて正直に答えないなら…全部調べちゃうよ?」

そんな暴虐的な吸引を止めると、うっとりとした笑みを浮かべる少女は嘆息する。
すでに本気汁で濡れていた下肢に、密着することで降りかかる潮吹きに濡れることを少女は全く拘泥せずに微笑む。
そのまま離れれば膝を折ってしまいそうな相手を、依然として密着して抱き寄せたまま。
他にも感じる呪いの気配に、少女は褐色の指先を相手のずぶ濡れになったショーツへと伸ばしていく。
その割れ目に無遠慮に指を突き込んでその襞ごとお腹の裏側を擦り、尿道を外側から刺激しつつ、何本も髪が様々なエグい形の触手に変じて、相手の眼前に突きつけられる。

オルティニア > 絶頂に戦慄く小さな舌は、さらなる刺激を恐れて口腔内に引きこもろうとするものの、髪触手の拘束具がそれを許してはくれない。
むしろ、ジタバタと暴れる動きがより強く拘束具に舌を押し付け刺激を強め、Gスポットと化しているそこへの強い圧迫は

「んふぅぅうううッッ!!」

さらなる潮噴きを誘発させた。
尿道をも作り変えられているエルフはそこに、射精と同様の悦楽を感じてしまうのである。
立て続けの潮噴きは、麻薬じみて危険な悦楽でエルフを苛む。
こうした挙動を想定して小舌を捉えた淫魔の口吸い攻めは、ここぞとばかりに追撃の吸引を行った。
立て続けの絶頂は、クリイキした肉芽を更に舐め転がし、吸い上げて、甘噛みするような強烈な刺激でエルフの脳を焼き焦がす。

「にぅぅううぅううッ、んきゅうッ! んっ、んンッ、ふぅううっ、んにぅぅぅぅうぅうう~~~ッッ!!」


――――ようやく舌責めから開放された頃には、触手の拘束でひらっきぱなしの唇はだらだらと溢れさせた唾液でチュニックの胸元に濡れ染みを大きく広げ、紅潮した美貌は、涙と汗と、鼻水さえ覗かせたどうしようもなく浅ましいアヘ顔を晒していた。

「はっへ……はへぇえ……ひっ、ひッんんぅ……へ、ぁ……へぁぅう……、は、ぁ……はぁ……はぁ、ぁ……。」

ぽたぽたと潮の残滓を垂らした下肢は、完全に力を失い、触手拘束に固定されていなければ、壁に預けた背すらずるずると滑って地面に落ちていただろう。
そんな状態であれば、濡れた下帯の張り付く陰唇への指責めを防ぐ事など出来るはずもない。
ぷじゅっ、なんて、はちみつ漬けの果実を潰した様な音を立てて、戦慄く肉穴が指先を咥え込む。
舌に作られた擬似的なそれではなく、本物のGスポットを、多量の潮噴きにて控えめな膨らみしか作っていないそこを刺激され、更には凶悪なまでに淫猥な形をした触手を見せつけられて

「―――ひぅう……っ!」

エルフ少女は怯えた様な声音を上げてしまう。

エリミア > 「あははは、イキ過ぎてトロットロになっちゃった…キスだけなのに、すごくエッチに作り変えられちゃったんだね」

敏感過ぎる淫核と変じた舌先を執拗に責め続けた少女は、口吸いだけで何度も達する相手を満足気に眺める。
下半身も蜜ですごいことになっていたが、上半身も血以外のあらゆる体液を流したようにずぶ濡れになっている。
抱きついて押し潰していた乳房に透けるチュニックとレオタード越しに互いの尖っていく乳首を擦り当て。

「こんなエッチな汁塗れになってるよ、こんなドロドロになっちゃったら、表歩けないね?」

掻き回す指先は、膣内を傷つけないように丁寧な動きで襞をかき乱し、刺激されて見つけ出すGスポットを指の腹でぐりぐりと押し込んでいじめていく。
ぬるっとした膣内から指を引き抜いた少女は、その粘液じみた愛液を見せつけながら指でそれを弄んで淫らな音を立てて。
相手の脱力する身体を抱えながら、触手がショーツの腰布を引っかけて、ずるずると下ろしてしまい。

「答えられないか~、それじゃあ調査のお時間だねっ」

自分が散々連続絶頂させて疲弊させた相手が、荒い息を吐きながら触手に怯える様子に、少女はニッコリと笑いながら酷薄な宣言。
少女が髪から変じた触手を吟味してから相手に見せつけるのは、触手からカタツムリか何かの角めいた突起がブドウの如く何本も突き出ているものが二房。
更に極小の触手も何本か身繕うと、残りの触手はするすると相手の手首や下腹部に巻き付き、
両手を掲げさせて前のめりに倒れるような体勢になるように少女は身体を離していった。

オルティニア > 蕩けきったアヘ顔で、酸欠の脳に命ぜられるまま荒い呼吸を繰り返す妖精族は、彼女のセリフに答えを返す余裕すら持てない。
それでも、淡い膨らみの先端に、豊乳から突き出た乳首を擦られれば、ひくっ、ひくんっと細身を震わせてしまう。

連なる肉襞が複雑な起伏を作るエルフの膣内。
生暖かな肉の泥濘と化したその狭穴、周囲の肉壁よりも多少ざらつく小さな丘陵。
そこをいじめられていると、おしっこを我慢している時の様な切なさを伴う圧迫感が膨らんで、その内恥ずかしいお漏らしを晒してしまうのだ。
ちゅぽっと吸い付く膣肉から指が引き抜かれ「んぁぁ……っ!」と濡腰を震わせたエルフは、あっさりと下着を剥がされてしまう。

丁寧に恥毛を除去してエルフらしい淑やかなパイパンを保つ秘所は、今ではそんな努力をあざ笑うかの様に淫猥な様相を見せている。
日頃はぴっちりと閉じて粘膜を覆う大陰唇は、自らの指にて割り開いたかの様にくぱぁ…と自然に綻んでいる。
そして充血して赤みを増したピンクの花弁には、練乳めいて白く蕩けた本気汁が、淫猥極まるマーブル模様を描いて糸を引いているのである。
冬の外気にむわぁ…と立ち上る湯気は、恥ずかしくなるほどに濃密な淫臭を孕んでいた。

女を鳴かせる事に特化した様な、卑猥に過ぎる二本の触手。
更に複数の触手に四肢を絡め取られ、淫汁に塗れて剥き出しの白尻をさらけ出す様な姿勢を強要されるエルフは

「や、やらっ、やらぁああっ! ま、待っへ、待っへってばぁっ! は、はにゃすっ、はにゃしゅかりゃぁあっ! お、おひっこっ、おひっこのあにゃと、お、ぉおおひりのあにゃもぉ、え、えっちに作り変えられたわっ! さいきんは、ぉ、おしっこ、とか……ぅ……うん、ち……しゅるたびに、……い、イッちゃってりゅのぉ……っ。」

泣き声めいた弱々しい声音で恥ずかしい告白を響かせた。
先刻からのイキ声に、路地を挟み込む建物の粗末な窓は小さく開かれ、不健康に落ち窪んだ、それでいて妙にぎらぎらとギョロ付いた無数の視姦が二人の少女の痴態をおかずにしていた。
そんな観客はエルフの羞恥告白に嘲弄の笑みを浮かべたのか、それとも興奮を強めて肉棒を扱く手の動きを早めたのか。

エリミア > もはや、プライドの高い澄ました表情を微塵も維持できずに余裕を削ぎ落される相手に、少女は熱っぽく目元を赤くしながら半眼に開く目を潤ませて呼吸を荒くする。
指先で再び潮を噴くまでいじめていき、それを一身に浴びた指がどろどろにされてしまうことも構わず。
下着を降ろされて、手入れされた秘所が何度果てたかもわからぬほどの証拠を見せつけて、濃密な匂いを周囲にたちこめさせれば、
少女も触手の先端を舐めながら細めた瞳で煽るように視線を送る。

「ホント、おっぱいもおちんちんも全部おっきいよね…ほら、綺麗にして?」

まるで船頭に晒される女神像めいた体勢で拘束される相手を、少女は愉しそうに見つめる。
相手の体液に塗れる指を相手の鼻先に突きつけて、敏感な舌でそれを舐めとるように要求する。
そして相手が舐め始めれば、指でも舌先や舌腹を擦る悪戯を仕掛けるだろう。

「ふぅ~ん、それじゃ食べ始めから終わりまで、ぜーんぶ気持ちよくなっちゃう身体になっちゃったんだね…?むぅ、じゃあ、お客さんにどこが一番弱いのかも白状しちゃおうっ」

ついに弱々しい泣き声で恥ずかしいことを白状してしまう相手に、少女は頷きながら、その告白を噛み砕いてわざとらしく口にする。
此方に突き刺さる視線に気づくのは、相手の告白が終わってそれを揶揄う言葉を言い終えた後だった。
というのも、周囲の窓から感じる視線は殆どが淫らな様相を呈すエロフたる相手に注がれているものであったからで。
それに少しむくれた少女は、無慈悲な宣言と共にすっと意識を触手に向けて、それら二房はその先端をぴとりと割れ目と菊穴に押し付けられる。
そしてそれらはゆっくりと二穴を抉じ開けながら進んでいき、突き出している角の部分は締め付ける襞や腸壁に食い込み、これまでのペニスによる責めとは別種の刺激を加えることになる。
進むごとに食い込む位置が変わりながら、角がGスポットや尿道の部分を容赦なく抉りつつ、二穴をずんずんと突き進んでいくだろう。

オルティニア > 「うぅぅぅ~……っ。」

性器と化した舌にて、己の漏らした恥ずかしい蜜を舐め取らせようとする淫魔の仕打ちに、エルフ娘は恨みがましい視線を向けた。
それでも、結局は言われるままに舌を伸ばして褐色指を舐め始めたのは、その行為に被虐の悦びを覚えてしまう淫乱さ故。

「んちゅ……れるぅ……んぁっ、は、んむぅ……ちゅるる……れりゅぅ……はむぅ……ぢゅる……ちぅぅ……っ。」

口腔に広がる自家製ヨーグルトの様な恥液の味わい。
舌奉仕の最中、弄ぶように蠢く指に性器舌を嬲られて、跳ねる下肢の付け根から、ぴゅっ、ぴゅるるっとまとまった量の本気汁を垂れ流す。

「お……お客、さん……? ………っ!?」

触手に拘束された窮屈な姿勢のまま、周囲を見回す涙目が、薄く開いた窓の暗がりから欲望まみれにこちらを見つめる無数の視線を捉えて強張った。

「や、やだっ、な、何見てんのよぉっ! み、見るなぁっ! 見るなって、い、いってんでしょぉおっっ!!」

甲高い声を憎々しげに響かせるも、それはエルフ少女と淫魔娘の背徳の絡みをおかずにペニスを扱く貧民にとっては興奮を煽る餌でしかないのだ。
一瞬、舌の感じる愉悦すら忘れて視姦者達に怒鳴ったエルフは、しかし、そんな相手に一番気持ちいい場所を伝えねば更に苛烈な責めに晒されると聞いて、愛らしい顔貌を歪ませた。

「そ、そんな……そん、なの、い、言えない…………あ、あぁ……らめっ、らめぇえっ、そこ、入れちゃらめなのっ! ま、待って、言うっ、言うから……ちゃんと言う、から……あぁっ、あっ、あぁぁぁああ………っっ!!?」

無数の肉枝を生やした肉蛇は、本来であれば小柄なエルフの狭穴に入るはずもない歪な形状。
しかし、触覚じみた淫枝はくにゅりと形を歪めて狭苦しい入り口を潜り抜け、柔らかな肉壁のそこかしこに甘い圧迫感を生じさせるのだ。

「んぃぃぃいぃい……ッ、おし、りぃ……しゅご、いぃぃい……、おまんこ、も、あっ、しょこ……しょこ、押しちゃらめなのぉお……んっ、あッ、あぁあ……やらっ、しょんな、奥、まれぇ……んあぁ……ふあぁあぁああ………っ!」

暴力的なまでの快楽の奔流に怯えつつも、淫らな肉穴に触手の悦楽が与えられればエルフの唇は甘やかな声音を奏でてしまう。
その際にこすれる舌が、更なる喜悦を生じさせ、不意の痙攣で肉穴を締め付ける。

エリミア > 相手が恨めしそうな目を向けながら、指を舐め取っていく様子に背徳的な感じを覚えてぞくぞくとした刺激が少女の背筋に走る。
さらに、指で舌を擦るだけの刺激でも達して潮を噴かせながら、綺麗に舐め取った指を自分で軽く舐めてみせて。

「大丈夫大丈夫、ちょっと刺激的過ぎて興奮してるだけで、悪い人たちじゃないよ」

やっと街の住人に見られていることに気づいた相手を、少女は宥める気があるのかわからないくらいのんびりとした口調で告げ。
それに羞恥を思い出して、普段の調子を取り戻していく相手に、少女は満足気に笑み、再びそれを蕩かせる快楽の予感に身を震わせ。
容赦なく進むブドウ型触手は、締め付ける肉壁を部分に押し上げて柔く引っかく刺激を満遍なく伝えていくことになる。

「ふふふっ、白状しても調べても同じなら、調べた方が気持ちいいでしょ?」

触手そのもののサイズは、少女や相手が生やすペニス程の太さはないが、飛び出す肉の角の分、太いそれが入り込んでいるような錯覚さえ浮かぶだろう。
先端が丸く膨らむ肉の角は、不意の刺激に締め付けてしまう襞に食い込んでも傷をつけることこそないものの、加えられる刺激としては十分すぎるもののはずで。

「じゃあ…次は抜いてみよっか?おしっこの穴も敏感だって言ってたし…たっぷり調べてあげるね…あ、忘れてた」

その異形の触手に二穴を蹂躙された相手と目線を合わせた少女は、そう満面の笑みで笑いながら奥まで入り込んだ触手が今度は引き抜かれていく。
さらに細い触手までもが相手のずぶ濡れになったソックスに包まれる脚を這い、肉感的な太腿を撫でながら割れ目まで殺到する。
そして、思い出したように窓の向こうから見つめる観客の方に振り返れば、ぞわっと増えていく触手がドームめいた形で二人の姿を包み込み、その中で行われる淫らな検査と止めどない嬌声の全てを呑み込んでいってしまうことだろう。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区の路地」からオルティニアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区の路地」からエリミアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区の路地」にオルティニアさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区の路地」にエリミアさんが現れました。
オルティニア > 「ん、きゅぅう…ッ、は、ひんぅっ、…へぁっ、はっ、はぁうっ、ンッ、ふぅう……はへっ、は、へぇっ、んぅぅう………っ。」

多方面からの視姦が死にたくなるほどの羞恥でエルフを苛む。
どうにか恥ずかしい声だけは押し殺そうとするものの、細腕は捻りあげられるように拘束されていて、はしたなく蕩けた呼気が堪えきれずに漏れてしまう。
そんな声音と剥き出しの恥部が数多の貧民のおかずにされているかと思えば、耐え難い屈辱と、そして、認め難い事に被虐の悦びでエルフ娘を舐め回す。
入り口近くまで下降していた肉冠が押し上げられて子宮を潰し、貪欲なる排泄孔は直腸と大腸を隔てるS字結腸の肉弁までもこじ開けられて、腹奥を弄ばれる。
結腸奥の爛れた鈍痛さえ含む圧迫感は、激しい排泄欲と背徳の肉悦にてエルフ娘の白い桃尻を戦慄かせた。

快楽の涙に潤んでぼやけた視界、薄暗がりの汚れた壁がうねりのたうつ肉蛇の群に覆われて、エルフの周囲が異界の暗闇に包まれる。

「―――……んっ、ふぅうっ、は、はぁ、んぅっ………ふにぁッ! あっ、ああぁ……っ、にゃ、はぁあんんぅぅっ、こ、このしょくしゅ、ひゅごい、のぉ……っ、ふとくてぇ、つぷつぷれぇ……あっ、あぁあっ、色んなとこぉ、くにゅくにゅ押ひてきてぇ……あぁっ、イ、くうっ、おひりっ、にゅぽにゅぽ……あっ、あぁああ……ッ、おまんこ、しょこっ、こすっちゃらめぇっ、ひゅごっ、ひゅごぃぃいいっ、またイくっ、イくっ、イ、ぐぅぅううぅう……ッッ!!」

触手ドームによる目隠しは、フィニッシュも間近な観衆にとっては迷惑極まりない物であっただろう。
しかし、羞恥と快楽の板挟みに喘いでいたエルフにとってはありがたい物だった。
蕩けきった唇が、触手壁に覆われた途端に羞恥も理性も捨て去って、あられもない嬌声と共に恥ずかしい告白さえ響かせ始める。

「あッ、ひゃぁぁあぁああぁあんんぅぅぅう………っっ!!」

引きずり出されるブドウ型触手に多量の淫蜜を絡みつかせた前後のハメ穴が、火山の噴火口めいて肉襞を捲り返らせエルフ娘を絶頂させた。
垂れ流しの愛液でどろどろに濡れ光る太腿を、蔦の如く這い登った細触手は、ブドウ型触手の枝間から前後の肉穴に潜り込み、淫液泡立つ肉壁に更なる刺激を与えてくる。
もしも触手に視覚があるなら、剛直に拡張される膣口に引っ張られて拉げた尿道口が、枯れた潮をなおも噴こうとピンクの肉丘を膨らませ、可憐な狭孔をくぱくぱと開閉させる淫靡な光景も見ることが出来ただろう。

エリミア > 「これで、姿は見られなくなったし、声も届かないかもね?」

周囲が触手に覆われれば、元々薄暗かった周囲は全くの暗闇となる。
そんな闇の中で、少女の声が響いて、ついでくすくすと笑みを零す音が聴こえる。
防音といっても、あくまで肉の壁が隔てているだけで、それほど効果は見込めないのだが、敢えてそれは黙っていた。

「もー、ちょっと隠しただけで、もう我慢できなくなっちゃうんだからっ…」

触手によって真っ暗になると、少女も大凡にしか見えないため、微細な触手が繊毛のような感触で相手の身体を隈なく磨いていく。
遠慮なく割れ目や胸の膨らみ、乳首にまで這いまわる繊毛は、唇にも届いて舌を確かめるように擽る。
引き抜かれていく触手の肉棘が、今度は引きずり出される動きに合わせて両穴の襞を引っかいていく。
Gスポットや尿道の裏側に食い込む刺激は容赦なく相手を絶頂へと導き、開きっ放しにされてしまう割れ目から濁った愛液が溢れる。
ずるりと引き抜かれたブドウ型触手は、そのままするすると足元の触手の群れに吸い込まれていくが、それは相手には見えないだろう。
そんな相手の悲鳴と共にまき散らされる体液も、周囲を覆い尽くす触手が丹念に吸収していく。

「もう出なくなっちゃった?んー?これくらいだったかな、えいっ」

相手の身体に絡みつく微細な触手は、敏感とされる尿道の入り口も弄っており、そこがひくつきながらもう潮も吹かなくなっているとわかる。
その尿道の入り口を細い触手がきゅっと広げながら、それらより若干太い触手が押し込まれようとするだろう。
完全に想像で作ったそれは、ややきつく尿道を広げながら進もうとして。

オルティニア > 精霊視でさえ見通すことの出来ない、光の一片も存在しない真の暗闇。
常であれば、何が起きるか分からない闇への本能的な恐怖に襲われる所だろうが、今のエルフは拘束されて身動きが取れず、さらには延々と続く性的陵辱に理性を蕩けさせた発情状態。
真闇がもたらす『何をされるか分からない』という恐怖も、視覚以外の感覚を鋭敏化させ、淫猥な匂い、卑猥な水音、そして全身を這い回る触手のぬるつきと、苛烈な陵辱に嬲られ続ける性感帯からの肉悦をより鮮明に感じさせ、快楽の泥濘に沈むエルフを更に沈溺されるばかり。

「らって、らってぇええ……しょくしゅじゅぼじゅぼ、きもちいいんらもんっ、んっ、ふあぁぁ、ふわっ、あっ、あっ、んひぁっ、にぁああぁああ……っ!」

闇視を備えているであろうエリミアには見られてしまうだろうけど、そんなのはもう今さらだ。
他者の視線を遮られたこの場所では、秘めた淫乱気質を隠すことなく、浅ましいまでに肉の悦びを貪ることが出来た。

チュニックの中、発情の汗に塗れた豊乳が触手の締め付けによって柔らかく形を歪ませる。
膨れ上がった乳首がブラウスの内側にまで潜り込んできた触手の繊毛に磨かれ、その悦痺に淫らな2孔が収縮を繰り返す。
更にはひっきりなしに喘ぎを漏らす口腔内、跳ねる桃舌さえ肉刷毛の戯れにさらされて、わずかに溜まった潮がプシッとしぶく。

「――――んふぁ……っ!?」

複雑な突起と男の拳じみて巨大な肉ブドウが戦慄く肉穴から引き抜かれ、内臓その物を引きずり出されたかの魔悦にビクンッと少女の背が反り返る。
未だ拘束されたまま、豊乳も絞り上げられたままなれど、体内への陵辱が一端止んだ事でエルフ娘はくたりと弛緩し、紅潮して艶髪をほつれさせた美貌も項垂れる。
しかし、そんな休息も長くは続かない。

糸の如く細い触手に拡張された狭孔、一滴も残されていない小水をなおも吐き出そうと口を開ける尿道口にエルフの細指よりも細い触手がニュルリと潜り込んだのだ。

「きゃひぃぃぃいぃんんぅ―――ッッ!? ……らめっ、らめっ、らめらめらめへぇぇえぇええっ! おひっこのあにゃ、犯しゃないれぇえっ、おかひくにゃぅっ、おかひくなっちゃうかりゃぁああぁああ~~~っ!!」

排尿や潮噴きの刺激にさえも射精快楽を生む狭孔を、さらさらの体液とは比べ物にならぬ存在感がミミズの如くにゅるにゅると穿り回す。
排泄のためだけに存在する狭孔を異物が逆流してくる強烈な違和感。
しかし、被虐性癖を刺激され、背徳の愉悦に恥肉を濡らし、魔女の媚毒にて淫らに作り変えられたエルフの肉穴は、そこにたまらない魔悦を感じてしまうのだ。

エリミア > 「このまましたら壊れちゃいそうだから、もっと慣れたらこれでいーっぱい掻き回してあげるからね」

まるで膣内ごと引きずり出すような刺激は、僅か一往復ながら十分すぎるほどに相手に快楽を与えたことだろう。
これまで必死に押し隠そうとしていた淫らな一面を、気兼ねせずに曝け出す相手を満足気に闇の向こうから見つめる。
チュニックの内側に入り込む触手は、その玉肌に滴る体液のみならず、チュニックに染み込んでいるものも吸収していく。
流石にそれで乾かすことはできなくても、ずぶ濡れになった服が汗で酷く濡れたぐらいにはなるだろう。
そんなインターバルも、尿道に入り込む触手によって唐突に終わりを告げ。

「ほらほら、もうちょっとだから頑張って…ここで行き止まりかな?じゃあ、入れるよ~……よしっ!」

本来なら液体のみを通すための管を、柔らかいとはいえ固体の触手が逆流して進んでいく。
やや尖った先端が、時折尿道の壁を擦るのも、そうそう味わうことのない感触だろう。
細い触手にも、ペニスと同じく液体を通す管があり、そこに透明な蜜めいた液体が通っていく。
その分膨らんでより強く尿道を広げる触手の先端から、飛沫を上げるようなシャワーを膀胱内に浴びせかけてそこを再び満たしていく。
そして、吐き出される蜜液が止まると、触手は今度は仰向けに身体を反る姿勢にさせると、吐息がかかるほど間近に近づいて。

「じゃ、これでおしまいだから……全部出てこよっか?」

そして、たっぷりと注ぎ込んだ蜜液に、ぐっと下腹部に掌を乗せて圧する。
同時に、膣内に入り込む微細な触手がGスポットを突くように慰撫して、無理やり潮を噴かせて絶頂を味わせようと。
やや粘度を持つ蜜液が尿道を通る感触は、潮を噴く際の快感を超えるものであるはずで。
一度、二度と果てても蜜液を全て出すまで少女は嗜虐的な笑みを湛えて愛撫を続けていく。
注ぎ込んだ蜜液を全て搾り出し終えると、相手を戒めていた触手がするすると解け、恐らく立つだけの力も残されていないだろう相手の身体を少女は抱き止めて支えてるだろう。

オルティニア > 「ふにぁッ!? はっ、ひゃぅぅうっ、ひにゃぁあぁああぁああ……っ!!?」

小柄なエルフの膣以上に浅い膀胱。
その奥まで届いた淫蚯蚓が生ぬるい粘液を吐き出し始めた。
老廃物を溜め込むだけの狭穴に、逆流した液体が浴びせられる異様な感覚。
まるで尿管への中出しじみたその行為にさえ、今のエルフは絶頂する。

「―――……はッ、ひんぅ……はっ、はぁ…っ、は、へ…っ、へぅ……、はぁ…、はぁ……、はぁ……。」

膀胱への中出し絶頂で下腹を戦慄かせていたエルフの呼吸が落ち着く頃、狭穴は生暖かな蜜液に満たされてぷっくらと膨れ上がっていた。
腹腔内でたぽたぽと揺れるその液体は、尿とは異なる卑猥に粘着くザーメンじみた代物で、エルフの下腹に重い排泄欲をわだかまらせた。
しかし、それを開放するための尿道口はミミズ触手を咥えこんで開きっぱなし。
それでも膀胱にわだかまる液体を垂れ流す事は出来ない。
浣腸液をアナルプラグで堰き止められたかの有様。

紅潮した美貌を切なげに歪ませたエルフの頬に不意打ちじみた吐息がかかって、ひくんっと細身が揺れる。
褐色淫魔の姿を探して不安げに翠瞳が揺れる物の、真闇にめしいたエルフが彼女の姿を捉える事はない。

「……え、えりみぁ……? ど、どこぉ……? んひっ、んんぅっ、ら、らめっ、今、そこ押しちゃ、あっ、んんぅぅう……っ」

身体の外と内から限界まで膨れた膀胱が押しつぶされる。
その凶悪なまでの圧迫に、膨れ上がった排尿欲が絡みつき、エルフ少女はぎゅっと両目をつむり、白歯を噛み締め、薄い下腹に腹筋が浮き上がる程に強く息む。
つい先程、野太いブドウ型触手によって疑似排泄の悦びを与えられた排泄穴がむりむりと肉火口を割り拡げ、腸液の糸引く身体の内側をむき出しにし

「ああぁ……ッ! ら、めぇ……あっ、やらっ、やらぁあぁああ……っ! あッ、あぁあッ、ふあッ、あぁああっ、ふわぁあぁあぁああ―――ッッ!!?」

ぶびゅるぅぅぅうっ!
膀胱が破裂する。
そう思った次の瞬間、ミミズ触手に塞がれたままの尿管がさらなる拡張を見せて多量の蜜を噴き散らした。
結合部の隙間からの無理矢理な排泄は、潮噴き以上の勢いで、しかし、吐き出す粘液はザーメンの重さを持って宙を舞う。
かなりの距離を飛んだ蜜潮は、ぶべちゃ、べちゃびちゃぁあっなんて粘着音を響かせて、触手壁に斑な模様を塗りつける。

「あっひぃっ、はへっ、はへぇえぇえええっ! おっほ、んほぉぉおぉぉおお~~~っっ!!?」

浅ましいふたなり射精の最中よりも下品な汚喘ぎを漏らしつつ、エルフ娘はメスの尿口からのザーメン排泄の魔悦にイキ続ける。
それは脳そのものが溶けてザーメンと化し、ぶびゅるびゅるんっと下品に撒き散らされるかの魔悦。
痙攣しっぱなしの下肢は電流でも流されているかの様に打ち震え、浅ましい空腰の態にて、ぶびゅぅううっ、ぶびゅるうぅううっと断続的に噴く蜜精液を周囲に散らす。
エルフの腹腔にて温められたその蜜は、当然ながら、淫魔の褐色肌にも降り注ぎ、ローションのシャワーを浴びたかの様相を呈させる事だろう。
当然、そんなメス射精の痴態を長々と見せつけたエルフが意識を保てるはずもなく、全てを出し尽くした細身はくってりと無防備に陵辱者へともたれ掛かっていた。

エリミア > 「おしっこの穴までエッチにするような毒じゃないから安心していいよ、ただのローションみたいなものだから」

排泄器官に、新たに蜜液を詰め込まれる異質な刺激を受ける相手に、少女はあっけからんと告げる。
最も、毒ではないとはいえ、敏感すぎる尿道へ注がれるだけでも相当の快感になるのは、見ているだけでも容易にわかるものだった。

「大丈夫、ここにいるよ…うぅんっ、もっと出さないと…」

不安そうな声をあげる相手に、少女は耳に吐息を吹きかけながら返答する。
そんな優し気な声と裏腹に、下腹部を押し込む手つきは強く、容赦のない圧力を与えて、蜜液を搾り出そうとする。
うっかりと、突き込んだままの触手を忘れていた少女は、中々出ない様子に怪訝そうになって、一層力を込めていくこととなり。

「あははっ、もうエロフって言われてもしょうがないよね、そんなエッチな声出しちゃうんだし…あれ?」

触手によって栓をされている尿道をさらに拡張しながらその隙間から溢れ出る蜜液は、その壁を擦るような刺激を与える。
相手の尿道に入り込んでいた触手も、潮を噴く勢いにだんだんと押されて抜けてしまっていた。
触手が解けて、倒れ込む相手が揶揄する言葉に反応しないことを不思議そうに首をかしげて、
少女は間近の相手をしげしげと観察するように見つめる。

「……あ、やり過ぎちゃったかな?お~い、大丈夫~?むぅ、髪もサラサラ…」

触手のドームの壁にまき散らされた淫臭を感じながら、抱き止める相手の身体はぐったりとしていて。
抱き止めた相手が気を失っている様子に、頬をぺちぺちと叩きながら声をかける。
そして、触手ドームの天蓋を開いて光を取り込みながら、触手床に座って相手を膝枕しながら、目が覚めるまでその頭を撫でていて。
蠕動する触手の絨毯は、うぞうぞと絡みながら大変な洪水模様の下半身の体液を舐め取っていた。

手櫛で感じる髪質に少女はむくれながら、触手にするために長くなった髪とを見比べる。
相手が目を開ければ、光が取り込まれて路地裏の空が見え、その下で少女がじーっと見下ろしているところが見えるだろうか。

オルティニア > 花の蕾が綻んで、そのまま花弁を散らす様に開かれる触手繭。
エルフの漏らした数々の体液と、触手が注いだ蜜液が、歪んだ石畳の上に新たな水たまりを形成していた。
ねっとりと粘り気を帯び、若いメスの恥臭も色濃いそれは、他の水たまりとはいささか異なる趣を見せるだろう。

しかし、その光景は、触手壁を貫いて響いていた甘やかで赤裸々な淫声に興奮を昂ぶらせ、痴態の開幕を待ち望んでいた貧民達の期待に沿うものでは無かったらしい。
開かれたドームの中でクライマックスが終演していた事に舌打ちし、彼らは忌々しげに木窓を閉ざした。

そんな中、不潔な石畳の上に敷かれた触手床。
そこに横たえたエルフの頭部を、柔らかな褐色腿で受け止める淫魔の膝枕。
残念ながら、汚らしい建物の圧迫感が伸し掛かる不潔なスラムの薄暗がりで、エルフが身を横たえるのも蠢く触手肉のカーペット。
いかに美少女二人の膝枕とはいえ、百合の花咲く甘やかな雰囲気がどこかちぐはぐな物となるのは仕方あるまい。

優しい抱擁と共に繰り返される繊指による手櫛が、しっとりと汗濡れた黒茶のほつれ髪をはらりと解き、髪団子の根を飾っていた三つ編みがふわりと広がる艶髪と共に淫魔の太腿を擽った。

「――――………んぅ……ぁ……。」

小さく震えた睫毛がゆっくりと持ち上がり、ぼんやりと焦点を結ばぬエメラルドの輝きを覗かせる。
その翠瞳は寝起きじみた瞬きを数度繰り返した後、きゅっと瞳孔を絞って眼前の褐色娘の顔を捉え、ふにゃりとその顔をほころばせた。

「えりみあ……何、してゆの……? あ、あぇ……ここ、ろこらっけ……?」

執拗な舌愛撫が口腔を痺れさせ、苛烈な肉の蹂躙がエルフの体力を根こそぎ奪っているのだろう。
子供じみて呂律の回らぬ声音が、寝惚けた声音で問いかける。
汗の引いた細身は、未だ無防備に淫魔の膝に頭部を乗せて、下ろされた髪束から覗くエルフ耳がぴくぴく動く。

エリミア > 開かれていく触手の花弁は、そのまま薄汚れた石畳の上に広がっていく。
そうして形成された触手の床は、ピンク色の光でうねうねと動いていて遠目花畑に見えないこともない。
最も近づいてみればそんな幻想的なものでないことはわかるわけで、周囲に散った体液にも触手が這い進んでいく。
石畳の埃と混ざって汚水めいて汚れるそれらも、やや逡巡する触手が這いまわって、少女は掃除をしている気分になった。

「はいはい、お開きですよ~っ」

木窓が閉まり出すと、少女はぐるっと周囲を一望して、その視線が絶えていくのを確認する。
なおも浅い期待に窓を開けたままにしている部屋には、触手が這いながら近づいていき、住人が戦いている間に木窓を閉めてしまう。
そうして、周囲の視線を断った少女は、改めて相手を見つめる。

「淫魔に身体をエッチに作り変えられたオルティニアを触手でいっぱいいじめて、気を失っちゃったから介抱してるんだよ」

寝惚けた調子でもつれる舌で問いかける相手に、少女はこれまでの経緯を端的に口にする。
上から相手の頬を撫でて、見つめる視線は嗜虐的な光は消えていつもの半眼で眠そうに見える目つきだった。
体液を舐め取り終えた触手たちはまるで自分たちが絨毯そのものであるように振る舞い始める。
柔らかくも暖かい奇妙な感触の中、とりあえず相手の意識がはっきりするまで、少女はその頬を撫で続け。

オルティニア > 「――――へ、ぁ……? ―――あっ! ……あ……、あぁ……っ、あぁぁうぅぅぅぅう~~…っ。」

廃屋のシルエットに切り取られた冬の青空を背景に、どこか眠たげで、しかし十分に愛らしい顔立ちが見下ろしている。
そんな彼女のあっけらかんとした状況説明にハッと改めて目覚めた様な顔が、なんとも言えない気恥ずかしさに歪み、肌理細かな白頬をかぁぁぁ……っと染め上げていく。
茫洋としていた記憶が先程までの淫行を蘇らせ、エルフの羞恥を喚起したのである。

常ならば、上品なエルフらしからぬ奇声を上げて跳ね起きて、己に恥を掛せた偽エルフに掴みかかっていた所だろう。
しかし、長時間の淫行に体力を奪われて、更には恥ずかしいあれやこれやも散々に晒した後である。
今も周囲に漂う空気には、エルフの淫臭が仄かに消え残っているのだ。
結局、可憐な美貌を炎熱させて、ぷるぷると小刻みに震えていたエルフ娘は、はぁぅぅ……と疲れきった様な溜息を漏らして細身の強張りを抜く事となった。

「―――ったく、なんであんたはそんなへーぜんと眠そうな顔してんのよっ。」

彼女の膝に頭を乗せたまま唇を尖らせたエルフ娘は、気怠げに伸ばした細腕で褐色頬をむにゅりと摘み、うにぃぃい~っと左右に引っ張る程度の仕返しをする事でひとまず溜飲を下げることとした。
それは、妙に優しく頬撫でる彼女の手指の感触が、心地よかったからに他ならない。
ある種、照れ隠しにも似た戯れであった。

エリミア > 「夢に見せてくれるタイプの淫魔だったらよかったね。あんなにイキ狂ったんだし、落ち着くまで待ってあげるね~」

目覚めた相手に、端的に告げた経緯を思い出していく様子を楽しそうに少女は眺める。
まるで夢見心地だった相手が、すっかり意識を覚醒させたようだったが、そのまま相手に膝枕したまま、ニコニコと笑う。
殆どは触手の糧になった激しい交わりの残滓も、あくまで消え去ったわけではなく他の退廃的な空気とは異なる匂いが漂っている。
それは少女の言葉と合わせて、今までの交わいを回顧するに十分な証拠だろう。
羞恥で白い肌がまた紅潮すると、少女の掌は火照った頬をすりすりと撫で続ける。
ころころと表情の変わる目まぐるしさを愛おしそうに微笑む少女は、怒りが立ち消えた相手に小さく嘆息する。

「むぅ~~っ、お腹いっぱいになると眠くならない?いやお腹減っててもこんな顔だけど……こんな顔の方がよかった?」

相手の伸びる指が、褐色の頬を摘まみながら左右に引っ張ることで、伸ばされる頬が柔らかく形を変える。
そんな戯れのように抓られる少女は、すっと掌を掲げて相手の視界を一旦塞ぐ。
そうして掌を退ければ、どこか熱っぽく瞳を潤ませて、褐色の肌でもわかるぐらいに目元を紅潮させた表情を見せていく。
最も、涙は単なる触手から垂れる液体を乗せただけで、ほんの数秒で普段の表情に戻っていくことから、単に揶揄っただけだとわかるだろう。

オルティニア > 「あんたはいつだってそんな、何考えてんのかわかんない顔してるじゃないのよ。………ん? ―――――はわぁっ!?」

むにむにと褐色頬の柔らかさを堪能していた指が、塞がれる視界に困惑して戯れから彼女を開放する。
そして繊手の覆いを外された翠瞳が捉えたのは、媚薬でも嗅がされたかに蕩けた艶っぽい彼女の表情。
日頃の、ある意味無愛想とさえ言える様な眠たげな無表情とのギャップに、思わずオルティニアの鼓動が跳ねた。
が、そんな顔がさらりと元に―――驚いた事に目元の潤みまでさっぱりと乾いている―――戻ったのを見れば

「偽エルフぅぅう~~っ。」

再び細腕を伸ばして彼女の尖り耳をくにゅくにゅと弄ぶのだ。
そんな、年頃の少女らしい戯れの最中、不意に見開かれるエルフの翠瞳。

「―――あっ、そ、そういえば……喋っても、大丈夫になってる、かも……?」

過敏な舌が喋るたびに引き起こしていた不意打ちクンニめく肉悦が、今は不思議と薄れていた。
じんわりと淫熱を炙る様な感触こそ消え残ってはいるものの、声を上ずらせ、下肢を震わせる程の官能は感じなくなっていた。

エリミア > 「えへへ、また見たかったらオルティニアのおちんちんで私のこと、腰砕けにするまで頑張って…あ、ふぇっ、ちょっ、あはははっ…!そっちほど敏感じゃないけど手加減してぇ…!」

頬を摘ままれる指が介抱されて、掌で隠す視界を解いていくと、面白いぐらいに反応する相手に少女は笑みを湛え。
すっかり翻弄されている相手にからからと笑っている少女は、不意に自分の尖り耳に伸びる手にびくんと肩を跳ねさせた。
その白い指で弄ばれるたびに、くすぐったそうに身体を震わせる少女は、目を細めて笑い始めてしまう。
そんな敏感な刺激に、散々容赦ない責めをしたことを棚に上げて相手に懇願さえしてしまって。

「ふぅ~ん……あっ、イキ過ぎて、喋ってるぐらいじゃ物足りなくなったんじゃない?…それとも確認してみる?」

何やら気づいた様子の相手の言葉を聴きながら、少女はしばし黙考する。
解毒や解呪の類を扱うことはできない少女は、自分の功績ではないと思うと、揶揄うようにニヤーッと半眼の目を一層細めて笑う。
そして、少女は意味ありげに自分の唇に指を置きながら、流し目で問う声はわりと本気でやりかねないように聴こえるだろう。

「まぁ、オルティニアって結構エッチに貪欲だし、そのうちその身体が普通の感覚になっちゃうんじゃないかな」

そんな冗談を交えつつ、後戯めいてつーっとその腹部やら肩に指先を滑らせていく。
そうしながら少女は、なんとなく相手の身体に起きた変化について考察していって。

オルティニア > 「どうなのかしら……よく分からないけれど………、え……っ?」

彼女の言葉にぴくっとエルフ耳を反応させ、見上げた視線がいたずらっぽい笑みに歪む彼女の唇をじぃ…と見つめた。
とくん…とくん…と早まる鼓動は、淫辱の際に刻まれる物とは異なる、どこか寂寥感さえ伴った物。
続くからかいの声音を遠く聞きつつ、無防備に横たえた体躯を撫でる指先に誘われる様に視線を持ち上げ、ワインレッドの瞳に絡める。
そしてしばしの逡巡の後、チュニック越しに肌を擽る彼女の手指を白手で捉え、濡れた様に艶やかな桜唇が薄く開いて、掠れた声音で小さく囁いた。

「――――……キス、してみなさいよ。」

己の舌悦がどうなったのかを試すため、というのが表向きの大義名分。
しかし、実際の所はスラムの奥にも関わらず、妙な安らぎさえ感じる甘い雰囲気にあてられて、褐色娘と触れ合いたいと思っただけなのだ。
そんな気持ちを素直に言えない天邪鬼は、小生意気な命令口調で己の願望を彼女に伝えた。

「舌も……入れて………あ、で、でも、あんまりエッチなのはダメ、なんだから……。 ほ、ほら、わかったら早くしなさいよ……。」

口付けをせがむ半開きの唇が、はぁ…と甘い吐息を漏らす。
傲慢なセリフとは裏腹に、その表情は少し困った様な色で彼女を見上げた後、色濃い影を落とす長い睫毛をそっと閉ざして華奢な顎先を持ち上げた。

エリミア > 「ため込み過ぎるとよくないのかもね、発散が大事だね~…およっ」

相手が自分の唇を食い入るように見つめていることに気が付かず、勝手な推論を口にする少女。
相手の身体をなぞるように動いていた指を不意に掴まえられると、半眼の瞳が少し開いて、少女の視線も相手へと向かう。

「……ふぅん?」

そして、どこか挑戦的な、命令口調で告げられる言葉に少女は目を細めた。
てっきり恥ずかしがってまた耳か頬かに反撃が来るものと思っていた少女は、少々意表を突かれていた。
少し鼓動が早くなって、身が強張っていく緊張は、膝枕をしている相手の後頭部にも伝わるだろうか。

「注文が多いなぁ……じゃあ…んっ…、ふぅ…ちゅっ……」

普段の上からな態度そのままのような言葉と裏腹に、どこか不安定な揺らぎを見せる瞳を向ける相手が、
自ら口づけをねだるように薄く開く唇から漏れる熱を帯びた吐息に誘われるように、少女は膝枕をする相手へと顔を下げていく。
そして、ふっと吐息を吹きかけて近づいたことを知らせながら、直後に柔らかい唇同士が普段と違う形で重なり合う。
何度か啄むように口づけていってから、少女は舌を伸ばしてその柔らかい唇を突く。
割り開くようなことはせずに、相手が受け入れれば、まずは舌先同士を押し合いながら、ゆっくりと舌腹を舐め上げるように舌を絡めていく。

オルティニア > 微かに頬を擽る吐息と、薄く感じる他者の熱が、口付けのために近付いてくる彼女の顔を想像させる。
そして交わされるのは、膝枕の頭部を持ち上げての、上下逆さまな口付け。

「――――んっ、ふ、ぅ……んちゅ、……ちゅっ、ちぅぅ……ちゅむっ、んんぅ……、はぁ……は、ぁ……ん…っ。」

啄む口付けの柔らかさと、鼻呼吸に滑り込む彼女の匂いが、同性同士の禁断の、しかし、最近では慣れ親しみつつあるレズキスをはっきりと認識させる。
唇をつつく濡舌に、エルフ娘はこちらからも薄く唇を開いて、たいして長くもない舌を伸ばした。

「ん……れるぅ……、ッ!」

触れ合う舌先から流し込まれるのは、やはり、クリ舐めの快楽電流。
ビクッと怯えたように引っ込めた舌は、しかし、再びおずおずと伸ばされて彼女にその身を絡めていった。

「―――は、んむぅ……れりゅ、ちゅりゅ……はむ、ん……れるりゅ……っ。」

絡みつく粘着質な水音、ねっとりとした舌使いで膣壁を舐められているかの様な肉悦、流し込まれる唾液は甘さすら錯覚する物で、エルフ娘は喉を鳴らしてそれを嚥下し、優しい口付けに沈溺する。
ひくっ、ひくんっと戦慄く下肢を見れば、ショーツを脱いだままの剥き出しの秘唇が、擬似的なクンニリングスに収縮しているのが分かるだろう。
緩やかに昂ぶっていく興奮は、間違いなくエルフ娘を絶頂の高みへと誘っていた。

エリミア > 顔を近づけて、淫らな匂いは交ざっているが、相手の甘い匂いを間近で嗅ぐ少女は嘆息を漏らす。
やがてするりと重ね合う唇の間から舌が入り込み、相手の舌も同じく伸ばされれば、ほどなくそれらは触れ合っていく。

「んぅっ…ふぅぅっ、ちゅ、んんむっ……ふっ…」

舌先が触れる瞬間に、まるで電流を流されたように大きく反応する相手の舌が逃げていく。
少女はそれを無理には追わずに、再び相手が伸ばすのを待っていく。
そしてまた舌が伸びてくれば、長い舌で先端から舌腹の根元までなぞりあげて、裏側にもまた回っていく。

「…ぷはっ、やっぱりまたイッちゃったね?…ねぇ、今日はどこに泊まってるの?」

何度も舌同士が絡み合い、相手が喉を鳴らす度に唾液を垂らして淫らな音を唇の端から溢れさせていく。
やがて、相手が再び舌への刺激だけで達してしまい、その身を震わせていけば、少女はしばし重ねていたあとに唇を離して。
なんら変わりのない敏感なままであることを確かめると、少女はまた頬を撫でながら問いかける。

「送ってあげよっか?偽エルフでよければだけど」

そう言ってニコリと笑いながら、少女はさらに問いを重ねる。
送る宿の先で、少女が何をするかは、これまでの所業から相手も想像はつくだろう。
それでいて、その選択肢を少女は相手へと委ねていく。
気づけば、周囲の触手はただの石畳に戻っており、少女の長く伸びる髪も元のショートヘアに変わっている。
そこで行われていた淫靡な饗宴の残滓である香りを残して、もはやそこで艶事が行われていたと知るのは、窓から覗いていた住人だけだろう。