2017/10/17 のログ
レフェーリア > 曲りなりにも礼を言って、薬や不調が治った身体を抱えて去っていく姿を見送りながら、やはりと言うべきか、聞こえて来た声。
近寄る程にその異質な雰囲気と感覚は匂いすら漂わせる程に違和感があるもので、人の形をただ保っているだけの様な――

「……はい。教えられる範囲で、宜しければ。」

灰色のローブの下には何も纏っておらず、奴隷として何者かの所有物であるとも襟に紛れて目立たなくしている首輪が知らせている。
抵抗手段も以前と比べて格段に備わってはいるものの、攻撃しない相手にはそれ以上の事を行おうともせず、
ただ道を尋ねて来ただけの――今の所はだったが、そんな相手の頼みは快く受け入れようとする。

異質な存在にはもう慣れきっており、これ以上の事を何処かで欲している、断らない様な淫気が身体に確り宿っており。
言葉を受け入れたのも、気付いた上で応対したのも、流れのままこぎつければ、何も無ければそれで構わないと……

クトゥワール > 彼女の内面について理解したとて、別段その全てが判るわけではない。
彼女の洞察は鋭く、男が薄々理解している以上のもの。もし率直な言葉でも告げられたなら、驚きの表情でも出たのだろう。

「有難う。この区域に夜な夜な亡霊の出る屋敷があるなどと耳にしたので、物見遊山にと思ったのだが正確な場所が判らなくてね。」
「何か、それらしい話を聞いた事はないかね。」

辺りにはまだ少ないなりに人影もある。ちらと横目に視線を流した後、思い出したように付け加えた。

「――もし知っているなら、案内を頼めると有難いのだが。お忙しいかな。」
「先程も何か、珍しい事をしていたようだ。」

思い出しついでに付け加えた詮索は、完全にただの興味本位。

レフェーリア > 「ああ、それならば……多分こっちの廃屋、だったかと思います」

物騒な話の中でも立ち消えになっていく事が珍しくもない貧民地区、思い出しながら小路の方を指差した。
彼女の治療にあやかる為に訪れて居た人影は一斉に消えてもあり、疎らな中では何が起こっても不思議ではない。
一人であった彼女を狙っての暴漢も、他所から訪れた旅人である相手を狙っての物盗りまでも。

道だけ教えてさっさと去ってしまうのはある意味では鉄則であり、自衛が出来ない者にとっては危険過ぎるものだが、

「――私なんかでよかったら…では、此方へ……昔から治療が得意だったので……」

何気無い言葉に何気無く返しながら、薬の詰まった鞄を携えて相手を先導する。
夜中という事もあり、小路を進むに連れて一通りも更に目に見えて減って行き、灯りの着いた建物まで見えなくなり、
――辿り着いた廃屋を前にした時には、相手と彼女以外誰もいなくなっている。

クトゥワール > 「これは有難い。」
「それにしても、慈善事業かね。このご時世に徳の高い行いだな。」

どうやら噂は本当――かどうかは兎も角、それなりに広く流布されたものではあるらしい。
完全なその場のホラを小耳に挟んだだけという訳ではないようだ。
そうして彼女の事も。口振りが皮肉っぽくなるのは性分だが、その声音は裏表ないものだと伝わるだろうか。

やがて噂となっている廃屋へと辿り着けば、流石に静まり返ったもの。
耳に響くほどの静寂に包まれている。が、噂はただの噂に過ぎなかったか。朽ちかけの木造家屋からは亡霊等という尋常ならざる気配は感じない。

「雰囲気はあるが、噂は噂に過ぎないと言う訳か――まあ、構うまい。」
「代わりに面白い物が見れそうだ。来たまえ。」

片手に女の手首を掴み、もう片腕で扉を開いて中へと入り込む。
何気なく彼女を連れて歩くような挙措だが、有無を言わさぬ膂力は感じただろうか。尤も、彼女の側にも逃れる気配はあまりなさそうだが。

「君の行いに報いてやろう。」
「無償の奉仕も良いが、時には敬意も払われるべきだろうからな。」

連れ込んだ身体。引いた手ごと放るように壁に押し付け、ローブの裾を捲り上げてやれば何も着けていない下肢が露になるのだろう。
丸々と迫り出した尻を一度平手で叩く。衝撃を受けて波打つ肉が目に楽しい。

レフェーリア > 「……ええ、ありがとうございます…多分此処になるか、とっ」

辿り着いた廃屋には、夜中に灯りも何も着いて居ない様相から不気味に見えるのは間違いは無かった。
怪しい気配を感じ取れる者にとっては少なからず異質だと分かるだろうが。今現在傍らにいる相手に比べると、何処か見劣りするものがある。
言葉に対して礼を返しては、突然に手首を掴まれ、今までとは間逆に相手の先導の下歩かされていく。

「……何を、言っているのですか…あぁ…っ!」

男の単純な力を押し返せないか、それとも押し返そうとしないのかは彼女だけが知る事。
ローブの裾を揺らしながら扉の中に連れ込まれると、饐えた匂いと言葉通りに異質な雰囲気を感じられる。
それ以上に異質な、相手の動作に半ば好き放題引っ張られるまま、その身体は壁に押し付けられた。

裾をめくり上げられると、直ぐに肉感溢れる太腿から、股座の茂み、割れ目までもが露わになった。
今までの間、裸に布一枚で施しを続けていた証でもあり、そこまでの状態に陥ってもこれといった抵抗は無い。

「ひっっ……敬意、とは…あぁ…」
「……致してくれるの、ならば……」

肉がぶつかる音に合わせて、尻肉が揺れ動きながら掌の痕が仄かに赤みを帯びて残る。痛みに表情を歪ませるが恐怖は見せない。
既に諦めている、求めている、欲している…誘われたかったのか。薄暗い中でも光を異様に反射する爪を目に留めながら、言葉にして沸き立つ欲を示す。

クトゥワール > 「お望みのままに。」

女の声は早くもメスのそれとなり掠れて聞こえる。男の声も低く笑い揺れた。
大きな尻を撫でながら揉み、捏ねる。指がどこまでも埋まりそうな圧倒的な肉厚に己の性も煽られるが、堪えよう。
今は彼女への敬意と報酬の時なのだから。

「それにしてもこのような格好であの行いか。倒錯的で非常に結構なことだが。」
「趣味だとしたらとんだ変態だな、何の考えあってのことかね。」

言いながら片手を翻らせれば、空間に生まれる幾つかの切れ目。
天井から迸るように幾本かの影が伸び、テラつく蔦状の触手が女の手脚に絡みついたかと思えば四肢を釣るように持ち上げるだろう。
上から縛り吊るされる格好の女。背を反る形となれば、ただでさえ豊満な乳房がより強調されて突き出される。
布上から遠慮のない手付きで揉みしだきつつ、更に言葉を連ねる。

「その上凄まじい欲深だな――良いぞ。非常に。」
「徳高い君の、欲望の証だ。受け取りたまえ。」

彼女の欲を感じ取った上での報酬。その実体が、吊り下げられた相手の後方で次第に形を取り始める。
気配に敏感な女にも、背後で何がしかのものが現れ出てくるのが判っただろう――切り入れられた空間の切れ目から漏れ出す黒い靄のようなものが絡まり合い、やがて形をなした。体長2メートルをゆうに超える熊の姿。
フ、コフッ、フッ。激しい息遣いや、獣特有の雄々しい気配が相手にも届くはず。
一歩一歩、近づいてくる。獲物に己の存在を誇示するかのように。

レフェーリア > 誘われるがまま、受け入れる。応えたがっている様に、身体の反応は上々である。
下半身を存分に晒し出しながら、叩かれた尻肉を荒く揉み解される刺激に応じ、全身の肉もたっぷり揺れた。

「それ、は…あぁ……趣味という外、有りませ…ん……」
「っ……!あはあぁ……っ……」

言葉の中で羞恥を煽られた返答を送り、触手が四肢に絡み付いては布一枚と首輪のみ纏った身体が吊り上げられる。
身体の自由も利かない状態へと代わり、胸を揉まれると布越しにも同等の柔かな感触を伝え。
下着を纏っていない分、刺激に応じて反応した先端の形状がぷっくりとローブ越しにも浮かび上がる様になっている。
触手を断ち切ろうともせず、空中で身体をくねらせながら、言葉通りに積み重なっていた欲望が、背後で鮮明な気配となって現れて。

「っあ…あぁ……これほどのものが、私の中、に……?」

床板を軋む大柄な気配に、振り向いた先に身の丈を大いに越している獣の姿が目に入った。荒い息遣いと漂う雰囲気、紛れもなく生きている。
足音と共に迫って来る存在に対しても逃げられない――通常の人間であるならば。そうでなくても、彼女は逃げたがっては居ない。
淡く弄られた身体はたったそれだけで発情の兆候を見せつつあり、獣を目の当たりにして本格的に色付き始め、
吊り下げられて剥き出しになって居る下半身の割れ目は、甘く内側から湿り気を帯びさせ、強い雌の色香を放ってすらいて。

クトゥワール > 「そうか。大したものだな、レフェーリア。」

低い音と共に女の名を呼ぶ。互いに挨拶を交わしたわけではなかったが、彼女について知り得た情報の中には名前もあった。
己の名は告げる必要など最早ないだろう。それよりもっと大事なことが今はある。

「そうとも。気に入って貰えると嬉しいのだが。」
「何しろ急ごしらえなもので。君の趣向についてもまだ然程詳しくもないからな。」

言うも、その存在を感知しただけで女の体が発情を始めたのは雰囲気でも伝わってくる。
床を踏む音すら重々しく、恐らく身体の自由の聞かない彼女にははっきりとは見えなかっただろうがその血管浮き立たせて天を向く雄根は二本ある。
フッ、コフッ、グフッ、ウ゛ゥゥ゛オォォォ――
眼前に吊り下がる極上の肉を目にした熊の、歓喜の咆哮。メスの腰元に己のそれをあてがったと思えば、前肢が女の両脚を掴み取って一挙に腰を叩きつける。
グッフ、ゴゥ、グォッ、コフッ
子供の腕ほどはある逸物二本が女の前後の孔へと捩じ込まれ、ペースも何もない文字通り貪るばかりの野性の勢いでもって始まる抽挿。
大きく迫り出した鯉口が孔の中で肉に食い込み抉り、幹に生えた幾本もの突起もまた膣肉に食い込んでは前後の揺さぶりに合わせて猛烈にメスの体を悦ばせるだろう。

女の身体は激しく揺さぶられるだろうが、熊の体躯がどれほどであっても位置に不都合はない。その高さを整える触手は召喚した主の意のままに動き、熊にとって最も都合の良い位置で持って思うがままにその身体を貪らせる。

レフェーリア > 知らぬ間に教えた覚えの無い名前を相手が告げたが、それ以上に大事なものが待ち構えている。
獣らしい吐息を荒く撒き散らす獣が迫り、下半身に熱気まで感じ取れてしまう程に近寄ったまま咆哮は彼女の体をも震わせてくる。

「あ…あぁ……ひ、い――ッ…!くぁ、あおぉ、おぉ…!?」

股間に聳えているものが一本だけでは無く、僅かに爪を立てて掴み上げられた両足が震え、ずん、と。
何一つの躊躇いも無く、解れているかも関係無しに、二本の逸物がそれぞれ膣孔と尻孔に深々と埋まり、しかしながら裂けてはいない。
表情も苦痛の類を感じていない淫らさが残る、紛れも無い雌の顔立ちを浮かべ、律動に合わせて全身が揺さぶられていく。

鳴き声の方が近しい空気が漏れ出す音を口元より放ち、激しさのみで抜き差しされる逸物に二穴はこの上無く酷使されていく。
次第に内側から滲み溢れる粘液と空気を含んで汚らしくも卑猥な水音が結合部から建物の中に響く様になった。
深くまで膨れた膣肉を抉られ、表面の突起が引き抜かれる度に中の肉を引きずり出さんばかりに刺激し、それでも歓喜の声が溢れ。

乳房を胸元で暴れさせ、絶頂に達している様に身体を震わせた時にも律動は決して収まる事はなく、
触手の動作によって熊の為の肉筒よろしく、一際その股間同士が密着し合うものとなり、押し拡げられた孔はより淫らに熊に快楽を与え続ける。

クトゥワール > 荒れ果てた家屋の中、女の獣じみた叫びが外の静寂すら揺らして響く。
その音を聞いた者が居たのだろう。後日、貧民街の幽霊話の噂には小さな尾ひれがつくことになる。
最近、若い女が廃墟に引きずり込まれて亡霊の餌食になっただとか、何とか――

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からレフェーリアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からクトゥワールさんが去りました。