2017/05/29 のログ
スヴェン > 声を掛ければすぐに反応する辺り耳が良いらしい
頭の上を両手で抑える仕草に判りやすいなあ…と思いつつ、勢い良く階段から降りてくるのを待つ

「スヴェンで、っ…ぐぇっ…」

一寸、ほんの少し彼女の勢いが良すぎた
先程まで、酒を飲んでいたせいもあり、なんとか抱きとめるも脚元がふらつく
ついでに、胃がひっくり返りそうにもなるが、なんとか事なきを得た

「…なんだ、遠くを眺めて浸ってるのかと思った…
 望郷の念、とか…その手合のやつ…たまに同業者にもいるんだよな、故郷の事、思い出したりなんかして……――」

あっさり死んでしまうヤツが、とは続けなかったけれども
言葉を飲み込み、ま、いいか、と小さく呟けば、ぽんぽん、とフード越しに頭を撫でる
そうしてから、帰るぞー、と伝えれば先んじて歩き始めた

シャルレ > 抱きとめてくれるまま、ぎゅっと腕をまわして腰に…。

顔をあげて苦しがる彼とは真逆に、ニコニコして見上げてるフードから覗く金色の目がキラキラして見つめ。

「ううん、ミレー族のヒトに頼まれた届け物の帰り道にね、ここ見つけたから」

故郷のことは覚えていない、自分には思い出すほどの土地の思い出がないから、それはわからなくて小首をかしげてた。
頭を撫でられると嬉しくて、胸元をグリグリしてご機嫌のお返し…
帰るという言葉に腰に抱きついてた腕を離し、少し後ろについて歩く手を伸ばし、つなごうと…。

スヴェン > するり、と彼女の腕が背後に周り抱きしめられる
勢い良く抱きつかれるのはこれが初めてではなく、何度かもう少し優しく…と言った気もするが、
聞き分けのいい彼女にしては珍しく、これだけは治る気配を感じない

「…こんな夜分に貧民地区にか…
 次からは陽が高いうちに済ませてくれ…夜に頼まれたんなら次の日でも良いから、俺が許す」

ぐりぐりと胸元へ擦りついてくる彼女に、言い聞かせれば、頭を撫でていた手を離して
歩き始めれば伸びてくる手を取ってやり、彼女の持っていた鞄をひょい、とひっぱり替わりに持ってやる
歩調を彼女に合わせるようにしつつ、繋いだのとは逆の、鞄を持った手の裾で欠伸に溢れた涙を拭い

「酒が入るとすぐ眠くなるな…」

とか、零しながら横目にほんのり膨らむフードを被った頭へ視線を向ける

シャルレ > 最初の抱きつきは…ついつい嬉しくて勢いが余りあるもの、何度か言われたけど…「つい」忘れてしまう。

「いいの?…次の日にしても」

隊舎の仕事のあとにお使いに出たから、夜遅くなってしまって途中で疲れてしまってたのに、
彼に会えたことに疲れも吹っ飛んでご機嫌になるばかり。

手を繋いでくれると、またご機嫌レベルが上がる。
カバンの中は軽くて仕事がのこってないのもわかるほどで、嬉しくて膨らんでるフード。
欠伸の声に顔をあげて心配そうに伺うとコチラを見てた視線と重なって、ちょっと照れた。

「だいじょうぶ?」

スヴェン > もそもそとフードの中が動いて膨らんでいる
酔っている所為もあってか、無性に触りたくなるのだがあいにくと手が塞がっていた

「危ないからな…
 猫の姿で散歩するな、とまで言わないけど…夜はなるべくなら貧民地区には近づくな」

昔通った杵柄、というのではないが、この辺りで幼少期を過ごした身であるから、危険も十分理解している
酔っぱらい、なんてのはまだ可愛い方で、盗人に人攫いなどが闊歩する犯罪者の見本市みたいなものである
おっかなびっくり歩く割にはそのあたりの危機感がないんだよなあ…と今後、彼女にその辺をどう教えるか
思案顔であった

「…平気、すぐそこだしな…
 帰ったら、そのまま、ベッドに直行だわ…」

もう一度、大きく欠伸を零す
ふわふわとした気配を身に纏いつつ、眠たげな視線を再び彼女に向ければ照れた様子が見えて
照れるような事したか?と僅かばかり首を傾げる

シャルレ > 「うん、危ないのはしない、夜は行かない。約束ね?」

彼の言葉は素直に聞き入れ覚えていく、週末で隊舎のヒトも出払ってて一緒に行く人もいなかった。
軽く手をつないでるとこをキュッと握って、約束したことに笑顔で返していく。

「うん、すぐベッドー、もう少しがんばって」

軽く繋いだ手を揺らしながら照れ隠し、疲れが飛べば元気になるばかり。

スヴェン > 大抵のことは聞き分けの良い彼女であるが、どうして抱きついてくる際は、
微妙に勢い良くこちらにダメージを与えてくるのか…良い返事を返す彼女に頷きながらも疑問は尽きない
握られる手を軽く握り返してやれば、楽しげに手を揺らす彼女…様々な雑務をこなしてこれだから、大したものである

「頑張るけど…というか、アレだな、シャルは元気だな…
 夜行性だったりするのか…?」

そんな話をしていれば、隊舎が見えてくる
扉の前までくれば、フードもう良いぞ、と伝えて

シャルレ > 「んー、疲れたよ?今日はずっと動いてたもん
 でも…スヴェンに会えたから元気なった」

嬉しいとばかりに、あと少しの道さえも屋根の上で休みたかったほど仕事から開放されたとこだった。
隊舎が見えてきて、もう入るだけの扉の前でフードを下ろし、
三角の白い耳がピコピコと揺れて。

「スヴェンのお部屋いくー」

今日の仕事はもうないのだから、隊舎の中では、つないでた手を離し、彼の腰のほうを後ろから押そうとしながら。

スヴェン > 「…働き者だな…いやあ、本当に…」

彼女の言葉に感心したように漏らす
元気が出た理由に一瞬、不思議そうな表情を浮かべると、そんな事で元気になるのか、と口元に微苦笑を滲ませる
彼女がフードを取り、隊舎の中へ入れば、扉を閉じてから、ふ、と短く息をつく
彼女が繋いだ手を離せば、自分も手に持った鞄を適当な所へ置いてから、わしゃわしゃ、と彼女の頭を一撫で

「はいはい…急かさなくても判ったから…」

彼女に背後から押され、急かされるようにして階段を上がり自室へ向かう
自室へ入れば、上着を脱ぎ、ベルトを落として、そのまま吸い込まれるようにしてベッドに倒れ込んだ

シャルレ > 「だって、なにかしたら喜んでくれるから、嬉しい」

仕事というよりも、お手伝いのつもり。なにかすると相手が笑顔になったり、お礼を言われると…。
必要にされてる感じがするから、苦になってないし遅い時間だろうと動いてしまう。

急かすつもりと、眠いといってた彼を支えてるつもり。
彼の部屋に入ると、そのままベッド直行して倒れたのをみて。

「わ、大丈夫?」

靴もニーハイも脱いでベッドの上に、お酒を飲むと眠くなると言ってた、酔ってるのかな?と
シャツだけ緩めてあげたほうがいいのか、首元だけ緩めようと手を伸ばして

スヴェン > 「……もうシャルを直視できないわ」

彼女の浮かべる表情が眩しい、眼が眩みそうである
と言うのは、流石に誇張であったけれど、眩しく思えるのは本当である
金銭こそが理由な傭兵にとって、またはそれに慣れ親しんでしまった自分にとって彼女は異質であった
汚れてしまった自分に苦笑を浮かべつつ、彼女に急かされ階段を上がっていく

部屋に付けば、もう、脱ぐものは脱ぎっぱなしで、そのままベッドに倒れ込む
するり、と続いてベッドに昇ってきた彼女の手が首元へ伸びればそっとその指先を緩く掴み

「…自分で出来るから平気…
 今日も一日、ご苦労さん……そんじゃ、おやすみ」

自分の手で首元を緩めれば、見上げる彼女の頭へ腕を伸ばし、労うようにわしゃわしゃ、と何度か撫でて
くわ、と欠伸を零せば乱暴にブーツを脱ぎ、もそもそ、と脚をベッドの上に引っ張り上げる
そうすれば、そう時間も立たないうちに寝息が静かに聞こえてくるはずで

シャルレ > 「ぇぇえ…なんでっ??」

彼の理由がわからなくて、不思議そうに困った顔になる。

ベッドにあがり一緒に並ぶようにして…頭を撫でられると嬉しい。
自分で緩めた衣類、疲れてるのかな…と。

「うん、おやすみなさい」

明日の朝食にはソーセージ1本おまけしてみよう、喜んでくれるかな?とかいろいろ考えながら
そのまま眠りに落ちた彼の寝顔をじーっと見てる。
自分も休めるベッドに横になれば…先ほどの疲れが戻ってきたようで、もぞもぞと落ち着ける場所を探し、
彼と眠る定位置にはまれば、胸元にすりついて、頭の上で聞こえる寝息。

暖かい寝床、彼の匂い、寝息の音に安心して瞼が重たくなる、そのまま引き込まれるように眠りの中に落としていった。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区 裏路地の酒場あたり」からシャルレさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 裏路地の酒場あたり」からスヴェンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にマリカさんが現れました。
マリカ > (遊覧船で船旅をしてみたい。そのほかにも、貯蓄だなんだと探索費用もかかるし
なんて色々と言い訳をしているが、結局は都会でいろいろ遊んでみたいのだ。都会は何でもあるが
何をするにもお金がかかる。だからこうやって、神像の探索の合間にマリカはあまり雰囲気のよくない場所を
うろうろとしていた。なんとなく、娼婦然として働くのも気恥ずかしく、格好は普段のままである)

マリカ > (ふらふらと定職につかずに動き回る必要があるのでどうしても普通の仕事では稼ぎが悪い。
運搬業なども、いいかなとは思ったけれど、やはりかなり時間を食うし、取って返さないといけないことも
多くやっぱり探索に費やす時間も少ない。色々と言い訳はあるけれど、結局のところは、こういうことが嫌いでは
ないのだ……。夜食代わりの肉の串焼きは、さすが安物で甘いたれでごまかしていて喉が渇く。
指先についたソースをなめとりながら、ちらちらと通りの端で立ったまま、通行人に視線を向けて)

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にメンシスさんが現れました。
メンシス > 「ふわぁ~…」

治安が悪いと言われる貧民地区。
そこの通りを大きな欠伸をしながら呑気に歩いていく。
これでも一応は周囲を警戒し、いつでも対応できるように気を張ってはいる。

「…ん?…よぉ、今日も像探しか?」

ふと、通りを歩いていればいつか出会った民族衣装の女性が目に入る。
肉の串焼きを頬張り、通行人に目を向ける彼女の隣へ来れば、腕を組んで後ろの壁に寄りかかる。
以前聞いた蛇に翼の生えた像。彼女と彼女の故郷にとって重要なそれを今日も探しているのかと
直接的に聞いてみる。

マリカ > あ、メンシスさん。今は街にいるんですね。

(仕事柄、あちらこちらに行っていそうなイメージがあるが、そうでもないのだろうか。串を紙に包んで、屑籠に捨てながら、見上げる)

あ、今日はどっちかというと……お休み、かな。お金貯めてるんです。

(船旅、少しだけしてみたくて、と楽しい都会暮らしを満喫してそうな笑顔を浮かべて。正直マリカ本人は
大切な地域の信仰対象、としか思っておらず、焦って見つかるモノでもないと思っていて)

メンシス > 「あぁ、依頼が王都内で済むモンだったからな
 ついさっき終わったところだ。…全部の依頼がこんな感じで簡単だったらいいんだけどな」

見上げる彼女にそう返しながら懐から小さな酒のボトルを取り出す。
蓋を開け、ぐいっとそれを一口飲み込めば、熱い息を吐く。

「ふゥん…船旅か。ここら辺の海っつーとセレネルの海か。
 あそこは水が綺麗だし、海底には遺跡があるらしいしな。像ももしかしてそういう所にあるんじゃねぇか?」

彼女の言葉を聞き、ちょっと間を開けてそう返す。
依頼でダイラスに行ったときに見た海の景色。それを思い出しつつ、自分も船旅をしたいとぼんやりと思う。
そして、盗まれた神像もあるいはそういう場所にあるかもしれないと告げる。
盗んだ本人が船から神像をうっかり落とした、とかそういう可能性があればだが。

マリカ > 「さすがに沈められてはいないんじゃないかなぁ。それとも人、いるの?」

海自体があんまり見たことなかったから、泳いだり、船旅してみたりしたいのだ、といいながら、やや造作のきつめの顔をはにかむような笑顔にして

「だからまぁ、こうしてちょっと副業を……でも、もし傭兵の仕事で膿に出るような仕事があれば紹介してくれませんか?
私も、こう見えても結構剣は自信あるから」

メンシス > 「はは、そっかそっか。
 確かに、そんなバカが大事な像を盗むなんて出来ねぇわ」

はにかむ彼女にこちらも笑顔を向ける。
端正な顔の彼女だがそれに反して感情は豊かで明るい。
実際に会話してみれば彼女のおおらかな人間性を垣間見る瞬間が多々ある。

「傭兵…。俺は冒険者なんだが…まぁ、わかった。
 剣に自信があるなら、今度俺と手合わせしてくれ。自分の剣の腕がどんなもんか知りてぇ…ほら」

彼女の言葉に若干の訂正を加えつつ、剣での稽古の約束をしようとする。
そして、手に持った酒のボトルをまたぐいっと飲めば、今度はそれを彼女に渡す。
喉が渇いていることを看破している訳ではなく、ただ単に彼女にも酒を味わって欲しいという一心での行動。

マリカ > 知り合いができていく、というのはやはり楽しい感覚だ。街の重任になって言っているという
気がして正直うれしい。試験のようなものがあると分かれば、ちょっと顔を引き締めて。
「まぁ、ついていって……そういうことするのでもいいんだけど」

ちょっと照れながら言って、舌を出しながら、少し勉強したんですよ、と揺らして見せる。色々と順応しつつあるようだ。

「これ、何のお酒ですか?」

そういいながら素直に飲むマリカ。お酒もたばこも、故郷ではおおらかに男たちはたしなんでいたし女性も
それは変わらない。故郷では山羊や羊の乳でお酒を造っていた、と笑う。

メンシス > 「ふふ、それなら、この後俺の相手してくれねぇか?
 最近はご無沙汰で大分溜まってるからよ」

少し照れながら言っている彼女に近づき、肩に手を回す。
彼女を見つめる表情はどこかほんのりと赤みを帯びており、酒が回っていることを証明していた。
色々な部分を揺らす彼女に、ちょっと悪戯のつもりで、尻を揉み始める。

「あぁ、単なるウイスキーだよ。大丈夫、媚薬は入ってねぇからさ」

酒の事を問われたら彼女に正直にそう答える。
聞かれても無いのに媚薬が入ってないと主張すれば、笑顔を向ける。
なお、尻を揉みながら、だが。

マリカ > 「ええ、いいですよ。ちょっとおまけしておきます」

元々それほどの値段は取っていない、結構二回り位やすい相場で。

「今日はどこに連れて行ってくれるんですか?」

なんて腕を組みながら気楽なもので。年上ということもありなついてしまっている。
媚薬、と言われれば目を丸くして、あんまり経験ないんですよね、と。
以前媚薬はともかく麻薬は良くないといわれたことがあり、逆にあまり媚薬の方は心配していないようで。

「また私の宿でもいいですけど……どこかありますか?」

メンシス > 「え、あ、いいのか?」

正直言って、いきなり尻を揉んだのだから鉄拳の一つや二つ飛んでくると思っていたのだが
腕を組まれ、懐かれながら嬉しそうにどこに行くかを聞かれる。
ちょっとおまけという言葉に金を取ることを理解するが、それでも彼女と一晩過ごせるなら…と悪い癖が出てしまう。

「んっと…それじゃあ、今度は俺の宿に来るか?」

頬を掻いて、以前は彼女の宿だったから今度は自分の宿でどうかと提案する。
自分の宿ならばここからそう遠くもなく、もしかしたら彼女が今まで体験したことのない経験をさせることが出来るかもしれない。
媚薬はあったかな…と小さく呟いて考えつつ、ゆっくりと歩き出す。

マリカ > 「メンシスさんなら、安心ですから」

なんとなく、最近はそういう仕事のようなことをしているというのも察しが付くかもしれない。お尻をもまれても
笑うだけで。

「はい、じゃあメンシスさんの部屋で。ふふ、酒瓶とか転がってませんか?」

不精そうだな、と正直な想像をつぶやいて。取り留めもない話をしながら、メンシスの宿へと向かう。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からマリカさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からメンシスさんが去りました。