2015/10/31 のログ
アーヴァイン・ルグゼンブルグ > (どうやら正解だったらしい、やはりかと笑みをこぼし)幾つかヒントをもらえたからな、それに…目と髪、あと耳か…そこが変わっても顔立ちと雰囲気は変わらない(だから気づけたと答えれば、お酒のお願いに勿論と頷いた。カウンターへと回り)誘ったのはこっちからだったが…思ってたより早く来てくれて嬉しいよ(もっと先だと思っていた分、ある意味不意打ちだったと苦笑いで告げると、果実酒をグラスへ。冷たく冷やされたそれを丁寧にカウンターの上を滑らせるように差し出す)どうぞ、うちで人気のある酒だ(グラスを満たすのは乳白色の酒。しっかりとした桃の香りが甘みを引き立てる酒に、隠し味のようにはちみつが後から広がる一品だ)
レティシア > そう?…もう少し、猫を被れば良かったかしら…(上目使いに、今は薄金の己の前髪を見詰めながら、ひとりごちる。カウンターに頬杖をつきながら、カウンター向こうの相手を見やり) えぇ、どんな店なのか、興味あったの。結構、手広くやってるのねぇ…。あら、なぜ、もっと先だと?(言いながら、ぐるっと店内を見回していれば、己の方へとグラスを差し出される。冷たく冷えたそれを手に取れば、まず、香りを楽しんでから、グラスへと口を付ける。口内に広がる、桃の甘味に女は瞳を細め、コクっと喉を鳴らして飲み) ……ん、このお酒は気に入ったわ…。
アーヴァイン・ルグゼンブルグ > (呟く言葉は喧騒に紛れてよく聞こえなかったようで、グラスの中の調合に意識を傾けていた)それはありがとう。結果としてそうなってしまったが…ミレー族の娘に真っ当な仕事は難しいからな、まだ良さそうなここに落ち着いた(男達の相手をするのも、料理や酒を運ぶのも殆どミレー族の少女や女ばかりだ。妙なところといえば、そんな彼女たちは首輪をしていないことだろう)気に召してもらえて光栄だ(ご満足いただけた感想に、嬉しそうに笑う。再びカウンターの外へ出ると、今度は彼女の隣へと座り)先になると思ったのは…レティはどこかのお嬢様だろう? あんなところで出会った男の言葉をストンと聞いてくれるとは思えなかったんだが(苦笑いを浮かべて告げると、柔らかな笑みへと変わっていき)思ってた以上に記憶に残っていたなら、嬉しいことだ
レティシア > (男の言葉に合点のいったというように頷きつつ)――…あぁ、そうね…あたしはあの子達は、可愛くて好きなのだけどねぇ……所謂、アーヴァィンはあの子達にとって、救世主といった所かしら?(視線を給仕に励むミレー族の娘達へと向ければ、その首に戒めがない事に気が付いて、ほぉっと感心したような呟きも漏らす。己の隣へと男が座れば、今度はそちらへと向き直る。先になるとの理由を言われれば、女にとっては予想外の言葉だったらしく、キョトンとした表情を浮かべて、男を見やるも、直ぐにクスクスと可笑しそうに笑いだす) ……お嬢様って……あたし、そんなお嬢様と言われる年じゃあないのよ?……最後に実家に帰ったのは、いつだったかしらねぇ……。あら、死体を投げつけられるのは、そう忘れられる体験じゃあないと思うの。(笑い声が相変わらず、初対面の時の出来事をからかうような声音で口にした。笑い過ぎたというかのように、再び、グラスへと口を付けると、はぁっと溜息を一つ零して)
アーヴァイン・ルグゼンブルグ > …そうだな、それぞれ違って異なる魅力があると思う(それこそ人と何ら変わらないというのに。そう考える自分の普通さが、異常とされるこの場所。その言葉が少し悲しげにこぼれた)そういわれると擽ったい感じがするな(そんなことを言われるとは思わず、照れくさそうに笑って)別に歳は関係ないと思うが(変わっているが品はある娘だと思っていたので、可笑しそうに笑う様子をキョトンと眺めていた)ははっ…それもそうだ、あまりないな(とっさの判断とはいえ、彼女の言葉も最もで釣られるように笑ってしまう。笑い疲れた様子を見やれば、穏やかに笑いつつ)とはいえ、あの時は悪いことをした、失礼した。怪我をさせなかったのは幸いだった(謝罪と共に安堵の気持ちを伝え、彼女を見つめる)
レティシア > …まぁ、でも、こんな事をしていたら、快くないと思っている連中もいるでしょうに…お気をつけなさいな?…っと、これはいらないお節介だったかしらね。(悲しい声音の相手の肩をポンポンと指先で叩きつつ、きっと本人が一番、思っているであろう事を口にした。始めて砦で会った時の事を、からかい口調で口にしたのに、相手から謝罪をされれば、不思議そうに首を傾げる。ヒラヒラと手を振ってみせて) …謝らなくて良くってよ?あの状況では、誰だって攻撃をしてくるわよ。あたしだって、あんな所に出向いて、怪我をしないとは思ってないし……もぉ、アーヴァインはお人よしなのね…(こちらを見つめる相手に、女も同じように首を傾げれば、クスっと笑って、「なぁに?」と問いも向けて)
アーヴァイン・ルグゼンブルグ > 事実…王族と貴族は快く思っていないようだからな。気をつける(肩を軽く小突かれ、苦笑いを浮かべる。事実、上の人間には鬱陶しく思われ、平民からは変人扱いだ)確かにそうだが……レティの種族だと、ふつうの事なんだろう?(他の客もいるので、敢えて種族の名を伏せる。魔族は危険なところでも散歩をするものだと、彼女との出会いから妙なことが染み付いているようだ)良くも悪くも…そうらしい(お人好しじゃなきゃこんなこともしないだろうと思えば、視線に答える笑みに、少し心音が高鳴る)…いや、さっき客を見ていた視線が少し…気になってな?(何故あんなところであんな目をしていたのだろうかと、美しい女が見せた値踏みの視線が気になっていたらしく、苦笑いしつつもすんなりと答えてしまう)
レティシア > …え?(相手の中で、どうやら、自分のせいで、魔族は危険な場所を散歩する種族だと思わてしまったらしい事に、女は瞳を瞬かせるものの、否定をするつもりはないらしい。そんな場所を散歩しない魔族達に内心、謝ったとか、謝ったりしなかったとか。隣の男が、お人よしだと認めれば、クスクスと相変わらずの笑い声を響かせて) …自覚してしまったら、もうお終いねぇ…。……え?…あら、気づいてしまって?…さすがねぇ……(己が先程、唄っていた間の行動を相手に気づかれていたとしって、女の瞳が、すぅっと細められる。ふと相手へと表情を近づければ、まるで内緒話をするように、相手の耳元で囁きを漏らす) …あたしの正体を言うのは、まだだったわね……あたしは、所謂、淫魔…そうね、サキュバスとも言われるかしら…(己の正体を知った相手が、どんな反応を示すか、女は興味深げにその表情を見つめて)
アーヴァイン・ルグゼンブルグ > ん?(違うのかと思うも、否定する様子はなければそういうものだと思ってしまう)前の同僚にも度が過ぎると身を滅ぼすと叱られたよ(なんて困ったように笑っていると、彼女の囁きが耳元を擽る)…淫魔、サキュバスか(だから男達をあんなふうに見ていたのかと納得は行く理由で、何度か頷いていたが…じぃっとレティシアを見つめてから、ちらりと男達を見やる)あいつらだと食あたりしないか?(なんて、冗談じみた言葉を笑みで返す。淫魔と知っても、彼女の接し方は変わらないようだが)こんな綺麗な淫魔にお誘いもらえる男は幸せものだな、命まで搾り取られなければ…になるかもしれないが(時に淫魔は精を啜りすぎて人を殺すのだとかと聞いたことも有り、困ったように笑いながら言葉を続けたが、恐れているという様子もない)
レティシア > …あら、お友達の忠告はちゃんと聞かないと…。(困ったように笑う相手に、窘めるような言葉をかける。己の正体を告げても、相変わらず、こちらを見つめる相手に、不思議そうに首を傾げ) …そうね、生憎、あたし好みの殿方はいらっしゃらなかったわ。…あぁ、この前の砦の時もね、狩りを兼ねた散歩だったのよ。(向けられた冗談に、大袈裟に肩を竦めてみせてから、つぃっと指先を伸ばすと、男の首元へと触れる。以前、己が傷を付けた場所、痕が残っていないかと確認するかのように) …ん、あたしは命まで取ったりしないから、大丈夫。…それは…アーヴァインも誘って欲しいと聞こえるような気がするのは、あたしの気のせいかしら?(相手を見つめるのは、相変わらず…傍から見れば、自意識過剰ともとれるような言葉を女は、さらりと口にした)
アーヴァイン・ルグゼンブルグ > あぁ…聞いて軍属を抜けた、お前がここにいたら心を病むって言われてな(さらりとそんな過去を流すように語る。この男が彼女を見つめるのは淫魔と言われ、より興味が湧いたからだろう)…やはりそうか、悪い奴らじゃないんだが…少々ガサツでね(でも女には何気に優しい。だからこそ出入りを許しているのだが。何の狩りかはここまでの話で察しがつくと、なるほどと納得の笑みを見せる。されるがまま触れられる首筋には、赤い糸のような跡が残り、そのままにしていれば塞がりそうだろう)それなら幸せばかりだな(続く言葉に軽く首を傾けて)レティの様な綺麗で変わった娘なら是非ね? ただ…翌日に動けなくなるのは困るが(精魂尽きるほどでなければと、彼女の言葉を素直に飲み込む。男からぜひと迷いなくいうのも珍しい事だろうけれど)
レティシア > そぅ…そういうお友達は大事にしないとね…(こちらが不思議そうに相手を見つめれば、その分、相手から更に見つめられるような気がすれば、女にして珍しく居心地悪そうに身動ぎをする) …あら、ガサツでも何でも、あたしの好みであればいいのよ…。(相手の首筋の傷をなぞるように、指先で触れる。そう痕が残らないと判断すれば、女は指先を引く。すっかり温くなったであろうグラスを手にすると、果実酒を飲み干してから、グラスを戻して。変わった娘と言われ、「それ、よく言われるわ」と笑いつつ) ……お前、変な男ね…。(自分を淫魔だと知っても、ぜひにと言う相手に、女は素直に思ったままの言葉を口にして) 動けなくなるかは、お前の体力次第よ……じゃあ、またそれは、逢えた時にでも……(「ね?」と同意を求めるように首を傾げてから、女は「ご馳走様」と言いつつ、椅子より立ち上がり)
アーヴァイン・ルグゼンブルグ > (そうだなと頷いて同意する。あまり見つめると良くないのだろうかと思うと、じぃっと見ないようにと少し視線をずらすように気を配る)そうなのか、その好みとやらは…?(見た目か、中身か、そんなことを問いつつ、グラスを空ける彼女をみやり)それも言われる、でも、それが俺でもある(言葉が変わったところに少し気になるものがあるも、それは踏み込んだ結果なのだろうか。次会えた時にといわれれば、微笑み)少しスケジュールに余裕を持たないとな(楽しみに次を待つのだろう、頷いてこちらも立ち上がり)見送るよ、次もまた名前で呼んでくれるか?(お前と呼ばれたのは淫魔として獲物を見たからか、それでも求めたのは個であること。そんなお願いと共に、出口までエスコートするだろう)
レティシア > ……そうねぇ…見た目も大事。中身も…魂も大事ね…(己の好みを問われれば、すぅっと瞳を細めて呟きを漏らす。女にとっては、いつもどうりの言葉使いなのだが、どうやら相手はお気に召さないらしいと判れば、クスっと笑いつつ) …ありがとう、アーヴァイン……では、またいずれ…。(店の出口まで送ってもらえれば、再び礼を告げ。相手の申し出どうりに、男の名を呼んで別れる。女はそのまま、コツコツと踵の音を響かせながら、深夜の街へと消えてゆき――)
ご案内:「王都マグメール 貧民地区・酒場兼娼婦宿・Collar less」からレティシアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区・酒場兼娼婦宿・Collar less」からアーヴァイン・ルグゼンブルグさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にルーキさんが現れました。
ルーキ > 夜も深まった頃。貧民地区の細道を歩く女が一人。
器用に指先で弄ぶコインは、先程酔っ払いの男から奪い取ったものだ。

「―――此処ばかりは、相変わらずだな」

嬌声が聞こえてくるのは、恐らく娼館の方面。
感慨も無く耳で受け取り溜息を吐く。
偶々見かけた木箱の上にコインを無造作に置き、両手を空けた。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にシオンさんが現れました。
シオン > 富裕地区から屋根の上を渡り、そろそろいいかと屋根から飛び降りた。
袖で額を拭うような動作をして、今回の仕事は満足な結果を残せたことに口元には笑みが浮かんでいた。
ただ、そこでふと我に返れば、自分が屋根から飛び降りてきた姿を見られたであろう場所に人影。

「あはは…こんばんは」
もし衛兵あたりに突き出されれば、暫くは牢屋暮らしが待っていることは間違いないだろうと乾いた笑い声を出しながらなんとなく挨拶をしてみる。

ルーキ > 空から小柄な影が降ってきた。
見ればそう年端も行かぬであろう少年の姿に、意外そうに瞬く。

「……こんばんは。良い夜だな?」

出会い頭に衛兵に突き出す心算は毛頭無い。
口元に緩い笑み乗せて、挨拶に乗ってみる。

シオン > 「はい、いい夜です」
空を仰いで良い月だなと降りた先に人が居ることぐらい確認するべきだったを悔いる。
いまさら意味がないと思えば、小さくため息をついた。

「屋根から下りてきたところ見ちゃいましたよね、今の状況で僕って凄く怪しい人ですよね?」
捕まえようという意思がないのは逆に不安でもあった。
不審者として突き出せば、少しぐらいの報酬は出るだろう。
この地区で暮らしていれば、自分であれば確実にその報酬を欲しがる。

「お姉さんは、こんなところで何を…?」
いきなり逃げたらもっと怪しくなる。
となれば、手は一つもう少し話をしてみて、仲良くなる。

ルーキ > 「……まぁ、確かに怪しいな。屋根の上は散歩に向かないだろう?」

冗談めかす。
別段金に困っているわけでもなし、この地区で暮らしているわけでもない。
相手を不安がらせていることにも気づかず、会話を続けて。

「わたしか?……散歩だよ。暇なんでな」

とはいえ、この細道である。
もしかしたら彼の目には怪しく見えるかもしれないが。

シオン > 「ですよねー」
自分で言っておきながら、本当に自分は怪しい。
おどおどしていてもしょうがないと思えば、しっかりと相手に顔を向けて相手の姿を確認する。

「……」
つい見入ってしまっていた…相手のほうが背が高いためにちょうど視線の高さにあるその胸に…。
それに気付かれれば、不審者にさらに罪状が増えてしまうだろう。

「この地区で女の人の一人歩きって危ないですよ…乱暴されるとかありますし…」
どうにか胸から相手の顔にと視線をずらしてみる。
その危険性がないと思っているからこの場所を散歩コースに選んだのだろうが…。

ルーキ > 顔に視線が向くなら、暗い中でも一際目立つオッドアイが見えるだろう。
しかし、先んじてその眼差しが己が胸に行くなら―――
呆れるでもなし、面白いものを見るような瞳が彼を見据えた。

「……なに、心配しなくていい。コレがある」

言って傍らに下げた剣を軽く抜いてみせる。
刃を一瞬だけお目見えし、すぐに鞘に収めたが。

「ついさっきも、酔っ払って絡んできたヤツを追い払ったところでね」

シオン > 剣を抜かれた瞬間に反射的に身体を硬くした。
いきなり斬られることは無いだろうが、胸を見てしまっていたということがあったために…。

「酔っ払い…自分も何度か絡まれたことがあります…男に…」
自覚しているとは言え、少女に間違われて猥褻行為をしてこようとする輩が数人いた。
拠っている輩に捕まるほど鈍くは無いので、今のところは無事であった。

「でもお姉さんぐらい美人で……その人の気持ちが分からなくも無いかな。所詮は酔っ払いですけど…」
一瞬言葉に隙間が空いたのは、胸が大きいという自分の趣味の言葉を飲み込んだためだった。

ルーキ > 反射的な反応を見れば、可笑しそうに笑う。
とんとん、と指先で柄を叩いた。

「何もしてないのに斬ることはないさ、安心しろ」

何かされれば別だが、と言外に含む。相手が読み取るのかはさておいて。

「…それは、災難だったな。お疲れ様だ」

女性に間違われるだけならまだしも。
少ないとはいえ、男同士の行為を好む輩も存在するのだろう。
同情する。肩を竦めて。

「おや、お世辞か? 口説こうとしたって無駄だぞ」

からかうような声。避けられなければ手を伸ばし、ぽんぽん、とその頭を撫でる。
弟へかつてしていたように。

シオン > 「逃げきった後とか、触られた部分が不快で気分が最悪です」
警戒していれば、触られることは無いが、いつも街中を警戒しているわけではないので、抱きつかれたこともあった。

「お世辞…口説くですか」
口説くことが出来る状況であったなら、やっていたかもしれないが、屋根から下りてきた状況でそれが出来るほどの根性は無かった。
何よりお世辞といったつもりは無かった。

頭を撫でる手のは気持ちよさそうに目を閉じてそれを受け入れてしまっていた。
子ども扱いされているのは分かるのだが、けしてそれは嫌いではない…例外はあるが…。

ルーキ > 「それは、さっさと身体を洗うなり何なりして取っ払ってしまうのがいいな」

己も、不意を衝かれて抱きつかれたことが数度ある。
遠慮も何もなく叩きのめしていたが……

「ま、わたしのような者を口説く必要もないか」

暫し頭を撫でれば、最後にぽん、ぽんと弾ませて手を引く。
どうしても年下は性別関わらず子ども扱いすることがある。

「……しかし、何だ。此処にいたのがわたしで良かったな」
「衛兵やら、良心的な市民だったなら今頃牢屋行きだ」

シオン > 「口説ける状況でもなかった気がしますし、屋根から下りてきた子供に口説かれたら困るでしょう?」
そんな怪しさ満点な人間に口説かれて着いていく人間が居ないとは言い切れないが、かなり少ないだろう。

「それは一番最初に見られたときにかなり覚悟してました…今回の仕事上あまり人に見られる場所を通るわけにいかなかったんです」
仕事内容は秘密ですとしっかり釘を刺しておくことは忘れなかった。
何でも屋などやっていると信用が第一なのだから、依頼人と仕事内容だけは絶対に明かせない。

「でもその言い方だとお姉さんが善良な市民じゃないような…まぁ、僕は助かったんで良いんですけどね」
自分が牢屋行きになるぐらいならそんなことは些細なことだった。