2020/01/04 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城2【イベント開催中】」にレムリアさんが現れました。
レムリア > 王城の地下に設けられた広間。
意図的に薄暗く照明を抑えられた室内には、新年を祝う権力者たちの姿。
王族や貴族に豪商など富や権力を握る者達の宴は、爛れた背徳の饗宴。
各所のテーブルに乗るのは美食。給仕するのは見目麗しき奴隷達。食と色とを同時に楽しみ、満たす仕様。
奴隷やあるいは室内の空気にあてられた令嬢達の嬌声が、室内の暗がりあちこちから響き。
照明が当てられているステージでは、奴隷自慢を兼ねた凌辱ショーが繰り広げられている始末。

「やはり、腐ってるな」

壁際に引っ込んで、壁の花をしつつ室内を眺めて呆れたように呟きをひとつ。
面白半分で潜り込んでみたものの、この国らしい予想通りの光景だなと呆れを抱く。妙に高い戦闘力を持つ個人とかはちらほらいるものの、上がこんな腐り具合では有効活用もできていないだろうと。
魔族的にはよろしい事だが、下の者には同情するなと他人事だからこその気楽な感想を抱きつつ、駒したら便利な人材。逆に脅威になりそうな者。あるいは、娯楽や商売のネタやコネ。
そんな物を探す目線を適当に流す。

ご案内:「王都マグメール 王城2【イベント開催中】」にカルニーツォさんが現れました。
カルニーツォ > 「いかがでしたか、先日の媚薬の効果は?...いえいえ。気に入っていただけたようで何よりです。では、今後ともご贔屓に」

陵辱ショーを楽しむ貴族たちに声を掛けて回る黒ずくめの痩身長躯の男が一人。時折、相手の言葉に応じてマントの下から硝子の小瓶に入った液体やら貝殻に収められた軟膏やらを手渡していく。

「さて、お得意様周りも、一通り終わりましたかね?」

薄暗い室内をぐるりと見回し、頭の中の顧客名簿と照合していく。
そこに炎の揺らめきがそれまで影になっていたロングドレス姿の女の姿を露わにする。

「おや、初めての方のようですね...どれ、一つ新規顧客開拓といきますか。まぁ、上手く行けば...」

目を細め、ぺろりと唇を舐めると、近くを通った給仕からグラスを二つ受け取ると、女の元へと歩み寄っていく。

「こんばんは、お嬢様。今宵のショーはお楽しみいただけてますでしょうか?」

顔には完璧な営業用の笑みを浮かべ、慇懃な口調でグラスを差し出しながら話しかける。