2019/05/17 のログ
レイン・レジネス > 己の意思で歩んでいるのか、それとも触手に操られるままの人形であるのか。判断するには些か、快楽の度が過ぎるだろう。
それでも、もし彼女に真っ当な理性があると仮定したなら、決してこの行為を望みはするまい。触手に括られて裸体を晒したまま、王城を、街を行く等とは。
だのにその身体はぐずぐずに蕩けて熟した、快楽を受け入れる為の玩具と貸している。その矛盾が、女には愉しくてならなかった。

「ほーう……口答えか。お前も案外、偉くなったものだねぇ。
 分からないなら教えてあげないと。奴隷、家畜の身の上って言うのがどんなものか――」

些細な言葉一つまで、言葉尻を捉えて嬲る為の武器として。悪辣な声音で告げるのは、周囲の耳目に届かせる為だろう。
四つ足で歩む雌へと集まる、欲望と好奇心、蔑みの入り交じる目。此処へ至るまで、果たしてどれだけの数に晒されただろう。
王城の宴の慰み者として使われる時も、実際に使われたあの時も、多くの視線には晒された。だが――白昼の市街地の人口は、王城の比ではない。
無垢な子供も居るだろう。或いは少女と同様に嬲られ者の身分ながら、自分より惨めな目に遭う姿を、指さして嗤う者も居るだろう。粗野な男の口笛や野次も、方々から、数えられぬ程に突き刺さる。
たった一つの視線にさえ快感を覚えていた少女に、注ぎ込まれるあまりにも多くの目、目、目。

「外は愉しいねぇ、リシェ。城の中に居るだけじゃあ、こんな世界は知らないだろう。
 下種の貴族の方々も、不文律は理解していらっしゃる。君を本当に壊してやろうなんて人は滅多にいない。ちゃんと共有品として、分別を弁えて使ってくださる。
 ……が、下々の民にそれを期待しちゃあいけないよ。彼らに雌の奴隷なんて渡したら、どうなるかは想像が付くかい?」

足は止めない。富裕地区の通りを進み、商店や民家の並ぶ区域を越えて、旧い貴族の家の建ち並ぶ一帯へ。だが、其処にもやはり平民の、例えば馬車の御者、例えば庭師、料理人、食材を運んで来ただけの商店の使い――王城風の見世物に親しんでいない者はいる。それを指さして、女は言う。

「滅茶苦茶に壊される。今までの人生の陵辱なんて、所詮は規則に守られたお遊戯だったと知れるだろう。誰も君を知らないのだから、道具としての愛着さえ持ってくれないんだ。
 ……ねえ、リシェ。素敵な話だと思わないかい。マゾの雌犬に成り果てた君が、幸せに生きられる世界だよ」

そんな幸せがあるものか――と、正常な道徳を持つならば一蹴するだろう。事実この女も、自らがその立場に墜ちるとなれば、幸せなどと口にはするまい。
が、王城の性玩具たる少女へ提示する〝外の世界〟は――彼女ならば楽しめるのでは、と思っているのも事実だ。
……言葉で戯れながら、ようやく、長い長い散歩の目的地が見える。
旧い家なだけはあり、外観、内装ともにさして贅沢とも言えぬが、広さは十分の貴族の邸宅。その門が数人の侍女達によって開かれる。
女主人が連れた〝雌犬〟に対して誰も言及はしないが、侍女達の目に浮かぶのは、主人に良く似た嗜虐的な色。そして、その内の一人が音も無く主人の隣にまで近付き、言うのだ。

『〝実験室〟を使いますか?』

「ああ。君達も見る?」

侍女は嬉しそうに微笑んで、淑女らしい礼儀正しさを以て頭を下げた。
そうして漸く、この羞恥と陵辱の旅が一度の終わりを迎える。
腹の重さと拡張感、何千もの視線に耐えて辿り着いた部屋は、石壁に石床、無機質な金属の作業台、薬品棚で構成されている。
少女に絡みついた触手は、臨月腹のその身体を、四つん這いの姿勢のまま、作業台の上へと運ぶだろう。
部屋の外から聞こえるのは、幾つもの駆け足の足音。〝見世物〟に遅れまいとする侍女達の、期待に弾む心の音。
〝その時〟は刻一刻と、少女の身に近付いている。

リシェ > (少なくとも、引っ張られている、というのは、間違いのない事実。それが、触手によってなのか、快楽によってなのか…両方か。いっそ、それ以上なのか、というだけで。
その上で。引っ張り込まれてしまえば、自力では、抜け出せない。ずぶずぶ、快楽の底無し沼に、沈み込んでいくばかり。
前へ、歩まされている筈なのに。実際には、堕ちるという…下、底、深み、それ等を思い浮かべてしまう、進まされ方。
元来、外には出していけない、そう決まっている筈なのに。少女を、それを連れた彼女を、止める者は。不思議と、誰も居なかった。
調教、遊興の一環なのだろうと、みなされているのか…それとも。彼女に対する、不可侵めいた物でも、有るのだろうか。
だから、向けられる瞳達は、殆どが。彼女ではなく、引き摺られる少女の方に、ばかり。
好色な物。驚愕の物。侮蔑する物。更には、城の外まで来てしまうと。理解出来ない、そんな物に対する瞳や。あれに比べればまだマシだと、安堵するような声や。
或いは、加減を知らない、絡み付くどころか、突き刺すような。紛う事無き欲望だの。今までにはなかった、様々な視線。囁き。気配に。寄って集って嬲られて…)

「っ、ひ………!!?
ち、がっ、違い、ますっ……ご…ごめん、なさい、ごめんなさい、っ、ごめんなさい……!」

(奴隷。家畜。それ等の単語が、あからさまに、周囲を色めき立たせる。
羞恥から転じた、快感を堪えきれない、雌の表情に。ひくつきを繰り返す、孔という孔に。形を持った、人々の意思が、ねじ込まれて来るようで。
嗚咽混じりの声が、縋り付くような、懇願と哀願とを、交えた物へと堕ちていく。
周りが怖い。以前、たった一度、城の外へと連れ出された時は。きっと、良い時間を過ごせたのに。
その時には、護られて、知る事の無かった、世界の側面。あの城と変わらないか、別物だとしても似通った、目に見えない悪意による、輪姦。
腹の奥に続いて、外側から浴びる、恐怖。それから護ってくれるとすれば。矢張り、同行者である、彼女だけ…元凶、当事者なのだとしても。
裸身を犯す、視線が。鼓膜を打つ、嘲笑や囁きが。増えれば増える程。ますます、彼女にばかり、縋らされてしまいながら。やがて見えてくる、富裕地区。)

「……っ、ぅ゛…解っ…て………
居ま、す、お城……にも、怖ぃ人……壊れなく、ても…壊されそう、なんて。何度も、何度も…滅多に、だから、決して…零ではなくて……
それに。……そぅ、奴隷の方を。…本当の、それを壊す……人も、…いっぱい、居て……」

(逆を言えば、共有でもなんでもない、個人所有の奴隷やらを。平気で壊す、貴族は。少なくない。
また最近は、余所の公主様達、その中で価値の低い者やら。少し前は、同じ異国の疑わしい者やら。見せしめのように、城の中で、手酷く扱われていたのを。知っている。
少なくとも、人間は、そういう物だから。城でも、外でも、きっと…と。現に、街を進む間。多くの男達が、向けてくるのは。貴族達、それ以外達と、何ら変わらないか。それ以上。
同じように扱われる。同じようにしか扱われない。きっとそうだと、感じてしまう、少女の震える声を。また、すっぱりと。彼女の言葉は、切って落とした。)

「………………足り、なぃ…?それでも足りない……?
わ、わたし、っ……これ以上…?もっと、もっと?…痛いの、怖いの、苦しい…のに、それ…幸せ、なんて…」

(思いたく、ないと。それも口答えかもしれないから。もう、言葉には出来なくて。
けれど、ちりちり、心を引っ掻かれるように。…掻き毟られて、痕が残るように。縋らざるを得ない”女主人”の言葉は、残る。
深く、深く、胸の内に。自力では、決して抜く事の出来無い、心の深みに。突き刺さってしまったものは、もう…。
と。やがて、目的地に辿り着く。彼女の住まいなのだろう、とある屋敷。
出迎える、侍女達が存在する、というのは。城の中を、思わせるものの。帰ってきたような、安心には。程遠い。
地面の上から、見上げれば、直ぐに。気がつけてしまう。…侍女達にも。主人のような。或いは、街の中で、さんざん浴びてきたような。
嗜虐や、欲望。それ等の色が、ありありと浮かんで。”壊す側”だと知れてしまう。
そういった者達も引き連れて、彼女が、雌犬少女を運び込むのは。城の地下室を思わせる、暗く冷たい部屋の中。
室内へと入った途端、びくりと、露骨に少女が竦み上がるのが。手綱の触手を介して、彼女にも、伝わる筈…もっとも。
それ以上の、抵抗など、出来る筈もなく。台の上へと乗せられて…)

レイン・レジネス > 直射日光の届かぬ部屋は蝋燭と松明の光に照らされ、金属の作業台はひんやりと冷たい。その上に乗せられた裸体は、少しの間は寒さを感じるのやも知れない。
が、直ぐにも室内の温度は上がっていく。さして広くも無い部屋に、侍女達が数人、愉しい見世物の時間を期待して集まって来たからだ。
この主にしてこの従者ありと言うべきか、倫理感は薄く性に奔放で、そして女を嬲る事に悦びを覚えるような群れが、くすくすと笑声を零しながら見守る中。

「見ての通りだ。この娘の腹の中には、卵が――八かな、九かな、だいたいそれくらい収まってる。
 純粋な人間じゃない彼女の腹で暖められた以上、少しは形質に変化があるかも知れない。
 貴重な卵だ、丁寧に取り出して保管しよう」

丁寧に――という言葉の意味を、額面通りに受け取ってはならぬのは、もう分かりきった事だろう。
侍女の一人が台の横に、籠に収まった幾つかの器具を用意する。その中から女が最初に取りだしたのは、肘までの長さのある手袋。そして次に選び出したのは――小さな薬瓶だが、中身は薬物ではない。
その中身を手袋へと零せば、無色透明の液体は、手袋にねっとりと絡みつくだろう。単なる潤滑液、毒にも薬にもならないが、少女を嬲る道具としては十分に役に立つ。

そして、変わらず四つに這う姿勢の少女の、暫く視線のみを与えられていた秘所へ――ぬめる感触と共に、女の片手が触れた。
粘液を纏ったゴムの手袋は、先には褒美として舌愛撫を与えられていた膣口へ、指を一息にねじ込んでいく。
手始めに三本。それで馴染むようなら、小指を足して四本。指の腹を並べて膣内を、奥に溜まる蜜を手前へ引き出すような荒い方法で愛撫する。がぼ、ぐぼっと水音が鳴る程に。
そしてもう片手は――最初は指の腹でそっと、腹の中身を零さぬようにすぼめられた孔の縁へ触れるばかりだった。

「ここまで良く頑張ったねぇ。えらいえらい、良く出来ました。
 良い子のリシェには特別のご褒美を上げないとねぇ……?」

そのまま指を、くるくる、くるくると、縁を巡るように回す。回し続ける。
初めの内、それは快楽もあるだろうが、擽ったさの方が勝っていただろう。
だが、次第に。肉が解れて来る。塗りたくられた粘液が馴染んで来る。小さな指先の動き一つに、窄めている肉輪が押し広げられる。
焦らすような速度で、それこそ女の言葉通り〝丁寧〟に。飽きる様子などまるでなく、女の指先は少女の後孔を、再び緩め始める。
そうして、十分に綻んだだろう頃――それこそ意識せぬならば、閉じもせぬ孔と化した頃。

「良し――抑えて」

作業台の周りで眺めるばかりだった従者達が、動いた。
二人は少女の肩を作業台に押しつけ、体重を乗せて。一人は腰を両腕で抱えて、三人がかりで動きを拘束する。
そしてまた一人、最初に女主人へと進言した、恐らく最も信頼されているのだろう侍女は――

『はーい、ぐにぃっってしますねー』

医者が子供に言い聞かせるような朗らかさと共に、少女の尻肉を手で掴み、左右に引いた。
丁度その間、指で散々に弄ばれた孔を左右へ引き延ばし広げるように。
そうして、触手よりの陵辱をも経て緩んだ孔へ押し当てられるのは――女の、握り込まれた手だ。

「生むのも中々難しいだろうから……最初の一個は、引きずり出してあげる。嬉しいだろう?」

拳が、丸く広げられた尻穴へと押し当てられ。その為に作られていない器官を蹂躙せんと、腕に力が込められる――。

リシェ > (暗く。冷たく。光も音も、何もかもを、閉じ込めてしまうような、部屋の中。
そういう部屋に、良い思いを抱かないのは。玩具や奴隷、少女のような立場の者達なら、大凡にとって、当たり前の事。
此処でも、きっと。手酷い目に遭わされる事だろうと。思わざるを得ない。
同性である侍女達が、幾人も同席している、という部分に関しては、珍しいかもしれないものの。
彼女達も、屋敷の女主人と、等しい性質を秘めているのが、明らかだから…何の救いにも、ならないだろうと。
くすくす、笑って。ひそひそ、囁き合って。街を抜けても、視線に晒されるという、それが何も変わらないままで。
少女の身体を、台の上へと持ち上げた、触手達が。更に、手足を押さえ込んでしまえば。)

「っ…ぅ……ひぅ……ぅ……」

(彼女の言葉、一つ一つに、苛まれる。
人間じゃない。卵を抱いている。性質が変わる。まるで、部屋の名前に相応しく、実験動物扱い。
薬瓶だとか、手袋だとか。実験というより、手術でも、思い浮かべてしまうような道具達が、並べられていく。後は、これで。メスでも出て来れば…という所。
ただ、勿論、外科手術など、始まる筈もなく。後ろで行われる準備を、きっちり、確認する事は出来無いものの。
にちゃり。粘付く音色は、恐らく彼女の手元から。更に、ぐちゃぐちゃ、たっぷりと濡らす音。まるで、行為を助ける、潤滑油のようだと、考えてしまえば…
想像が、正解だった事を。直ぐに、思い知らされる事になってしまう。それも、一際強烈に。
蜜に濡れて、空気に晒されて。熱くて冷たい、奇妙な感覚に苛まれていた、膣口を。幾本もの指が、ぬめりを帯びて、一気に貫いてくる。
三本、四本、ねじ込めるだけねじ込むような、力強い挿入は。そのまま、少しも弱められないままで、抽挿へと変えられて。
並んだ指が、大きく歪めて、引き延ばす膣口が。拡がる度に、ぐぢゅぐぢゅ、蜜と潤滑油の音を、溢れさせる。
膣粘膜を掻き毟り、蜜を掻き出すどころか、飛沫を飛び散らせる程、滅茶苦茶に。ぐじゅん、と粘付いた音色がするだけでなく。
ぐぽんっと空気を交えて、弾けさせる程。更に大きく、内側の肉を剥き出しにして、膣孔が混ぜ込まれていく。)

「っぎあ、っは、ぁぎぃ゛っっ………!?
っぁぁ、っぁひ、ひっ、ぁ、ひぅ゛…!っぃ、入れっ、入れちゃ、っ、それ以上、入れ……っぎぅ…!!
れじね…さま…っ、出ちゃ、っ、押し、出され、ちゃ、っ、っぁ、ぁひ、っぃ゛ぃ、っ!?」

(膣孔を、拡げて潰す、掻き混ぜる、そのせいで。
嫌でも、尻孔も歪む。圧し潰されて、うねりを宿して。膣側から、ごりごり、摩擦を与えられて…気持ちよくて。
急激な拡張への、苦しさも。潤滑を混ぜ込められる、くすぐったさも。直に快楽へと転じ始める、膣孔と。尻孔も変わらない。
今にも押し出されそうな、卵の詰まった腸の、歪みとくねり。宛がわれた指先が、始めは、見え隠れする卵を押さえて。
膣孔がこなれてきた辺りで、卵ごと押し返して、菊座の環をくぐったり。引き抜かれて、卵に後を追わせようとしたり。
彼女が「良し」と、許可を出してくれていないから。何とかどうにか、排泄に等しい、卵の排出は。耐えようとするものの。
内側から圧されて、外側から拡げられて、限界近い。ひくひく、充血しきって、捲れ上がった菊座。
…やがて、手が止まった。がくん、突っ伏すように、頭が落ちる。喘ぐ唇から、舌を垂らし、とろとろ、唾液が台の上へ滴って。
荒い呼吸に、揺れる身体が。触手に続いて、侍女達にも、しっかりと。押さえ付けられてしまう。
唯一、逆に動かされるのは。更に割られて、有らん限り、全てを晒す尻肉の合間、菊座。
容易に、指を飲み込み、吸い付いて、離そうとしない。そんな、紛う事なき、雌の肉孔じみてしまった其処に。だが、宛がわれたのは、指ではなくて…)

「…っ、ひ、ふ、ぁ…っふっぅ……っぁ、ぁ…ふあ……?
引き、ずり……?…………!?ぃ、ぃや、嫌…です、や…やめ、っ、やめて……、……………!!!
っ……!!ぁ゛ぁ、っ、あ…ぅ゛ぁ、ぁ゛っ…!?ぎぁ゛ぁ、っ、ぅ゛っぅぅ゛!?」

(がくん。これだけ、押さえ付けられても。それでも、藻掻いて。少女が、暴れようとする。
何せ、宛がわれて。次の瞬間、ねじ込まれたのは。腕のような…ではなく。本当に、腕。
彼女の拳が。続く手首が、緩みきった尻孔に。ずぶずぶ、押し込められていく。
卵と、サイズの近しい手首が、ぼぐん、菊座を越えてしまえば。これで合計して、とうとう二桁に達した、腸内の異物。
手袋越しの手指に、藻掻くような、腸襞の震えを、捩れを、感じさせるのだろうが…それはもう、快感というよりも。
満たされすぎた、腸が裂けそうで。身悶えて、苦しむ、それ故の。死に直結した、痙攣のような物。)

レイン・レジネス > 「押し出されちゃって良いんだってば。するっと出てくれた方が、都合がいいからねえ。
 ほら、頑張れ頑張れ。まだ始まったばかり、一つの産卵も終わってないよ。
 ……ちゃんと抑えておくように。これくらいの体格の子でも、人の二人や三人吹っ飛ばしたり出来ちゃうからね、いざって時は」

侍女達への命を下す声は冷静を装っては居るが、そこへ滲む愉悦の色はどうにも誤魔化せない。
この国の多くの貴族達がそうであるように、酷く扱って良いものに対しては何処までも冷淡で残酷になれる、そういう性質を、この女もまた秘めている。
だがこの女について言うなら、対象への愛情もまた紛れもない真実なのだ。その愛の発露が、度を超えた加虐という形で表現されるだけで。
膣も尻も、もう散々に玩具にして掻き回して、それでも満ち足りないのだろう。遂に其処へ触れたのは拳だった。
多量の粘液と、それから少女自身の愛液や腸液と、それらで十分に濡れたとは言え――握り込んだ拳と、それに続く腕だ。事前の慣らしが無くば、身を裂く拷問に過ぎない。いかに度重なる陵辱を経た少女とて、長く耐えられるものでもあるまいに。
だが腕は止まらず、手首を超えて尚も腸内へと異物は潜り込む。
そして、その奥で、拳が遂に解かれて指を開いた。

「……見つけた」

腹の中に詰め込まれた卵の一つが、遂に女の手に捉えられた。其処から先は、覚悟を決める暇すらも与えられなかった。
女は、腕を引き抜いた。手袋を濡らす混合液が飛沫を上げる程の勢いで、一息にだ。
卵を掴む手は、無論、卵そのものより直径を増している。手首や指の付け根の節も有る。その全てが少女の尻穴を、緩み広がった筈の穴を、更に押し広げるだろう。
それで漸く――漸く、一度目が終わる。もはや快楽であるのか、苦痛故の痙攣であるのかも、少女の脳髄は分からぬだろうが、先に服用させた媚薬は肉体を侵したまま。故に女は、これにも少女は適応すると信じて、

「さ、二個目。少しずつ、少ーしずつお腹が楽になってくからねえ。頑張ろうね、リシェ」

再び、尻穴へ潜り込んで行く拳。腸内で指が開かれ、卵を掴む。
その肯定が――合わせ九度繰り返されたのなら、ようやく少女の腹は、元の厚みへと返る事だろう。
少女の身体を押さえつけていた侍女達は、或る者は作業台に唾液を滴らせる顔を、だらしなく零れた舌を。
また或る者は、腕や卵を吐き出す瞬間に捲れ上がる尻穴の肉を、己の職務を果たしつつも食い入るように見つめていた。
劣情に満ちた視線。その熱意も距離も、ただの観客とは比べられぬ程に大きく、近い。彼女達の陶酔、興奮が故に、実験室の淫らな熱は益々色濃く、噎せ返る程に――。

「……ね。可愛いだろ、この子。
 王城にずっと閉じ込めとくの、勿体ないなぁ。うちに欲しいなぁ……。
 ああ、リシェ。嫌わないでおくれよリシェ。私はたぶんね、君が思うよりずっと、君が好きなんだ」

全ての卵の摘出を終えた女は、手袋を外し、作業台の上に置く。
多種の体液に塗れたそれは言いようも無く淫らな匂いを纏ったまま、少女の傍らに置かれるだろう。
そして女の手は、今度こそ彼女自身の肌で、未だ肩を作業台に押さえられたままの少女の、頭と頬に触れるのだ。
過酷な陵辱を施した手が、親を喜ばせた子供を褒めるような、甘やかすような手付きで。
奴隷と、家畜と蔑み罵った舌で、好きだと、本心から囁く。
歪に仕上がった人格の、これこそが、レインという女だった。

リシェ > 「ぉ゛っ、ぉ゛……ぐ、ぅっ、ぅ、ひぐ………!!
ぁ゛っぃ、い…?もう、良…っぎ、っぎっぁ゛、ぁ、っぁ゛ぁ、ぁ゛あ……あっ、ぁ゛っ、ぁ゛………!?」

(主人も。侍女達も。きっと、等しく。嗜虐を。愉悦を。揺らめかせて。
だから、少女が、酷くくぐもり、濁った、人のそれとも思えない程、苦しげな声を迸らせても。押さえ込む腕達。ねじ込まれる手首。どれも、許してくれない。
どうやら、やっと、産卵を許してくれるらしい。そう、聴き取ったのも、束の間。
卵と変わらない程に大きな、手首が。腸の深くへ、入り込んでくる。栓をされて、更に押し込まれて。とても、押し出せる筈もない。
ぐぶ、ぐぢゅ、粘液、腸液、愛液、潤滑液、その他諸々混ぜ込んで。緩みきった筈の腸粘膜が、尚も、奥の奥まで、拡げられていく。
痛いだの、苦しいだの。逆に気持ち良いだの。そういった形容詞で、表す事の出来無い、感覚の爆発。
今感じている物が、良いのか悪いのか、まるで理解出来ないまま。ただ、耐えられず、泣き叫び続ける。
女性の細腕、それでも、本来受け容れる筈もない、異物であり。拡張行為には、充分過ぎるサイズ。更には、それが、内側で広がって。
指の背中、一つ一つに、深い腸内を擦り上げられて。舌を吐き出すまま、仰け反り、そして…)

「………!!っぅ゛、ふ…んっぅっ、ぅ゛ぁ゛ぁあ゛ぁっ!?
ぉぐ、ぐ…っぉ゛ぉっ、ん、っぅ!?ふ、ぅ゛、っぅ゛、っ……!!ぅお、ぉ゛っぉぅ゛、っ、っっ……!!!」

(もう。常識、と呼べる範疇の、認識を持つ者であったなら。殆どが、目を背けるような。
解かれた拳が掴む、拳大の卵。合わせた質量は、当然、拳二つ分。それが…一気に、引き摺り出された。
ぬらぬら、もう、何ともしれない、粘付きにまみれた手首が、勢い良く、引き抜かれていく。丸く丸く広がった、菊座が、次の瞬間、急激に広がって。
ぼぢゅんっ!!大きすぎる拡張に、比例して、強すぎる、粘着音。一つめの卵が、引き出されたなら。残ったのは、赤い肉、黒い孔。
埋め様の無い、崩壊の痕、少女が壊れていく、象徴じみて。あまりに大きく、拡がりきってしまった直腸。
ひくひく、痙攣し続ける其処が、僅かに閉じようとする…間すらもなく。もう一度突き立てられる腕。
更に卵を追い掛けて、より深く。手首どころでなく、腕と呼ぶべき部分まで、ずぶずぶ、押し込められていく。
二つめを掴んで。引き摺り抜いて。また突き込まれて。三つめ。四つめ。次々と…回を増す事に深く。大きく。腹の中を拡げながら。
手首を突き込まれる度に。腸襞を探り、卵を掴まれる度に。それを引き抜かれて、繰り返し、尻孔が拡げられる度に。
これだけ、押さえ付けられても、尚暴れる。上がる声は、完全に、壊れた家畜のような物。
実験、と呼ぶのも憚られるような。それこそ、”壊す”為にしか思えないような…とっくに少女が”壊れている”かのような。)

「……………っ…っ、っひぁ゛ぁっ、ぁ゛、ぅ……っ…!
くる…っ、苦しっ、ぎ…っひぎ、っぅぅ、ぐっ…!んぉ゛…ぉ゛、ぉ…なか、っ、壊れ……壊れ、て、っ…っぎ、ぎ、ひぁ゛ぁ、ぁ゛ぁ゛……!!」

(けれど。卵の数が、残り僅かになる頃には。違う意味でも”壊れていく”。
彼女の、言う通り、腹を圧迫する、卵が減ったから。或いは、単純に、もう尻孔自体は、壊れきっているようなものだから。
緩んで、緩んで、どうしようもなくなってしまった腸孔は。こんな蹂躙すら、快楽なのだと、思い知らされていく。
勿論、それは、身体を狂わす、媚薬の効き目や。それによって、とっくに狂おしい快感を、刷り込まれている、それ等のお陰ではあるものの。
…原因と。元凶とが。同じとは、限らない。過剰な苦痛から、過剰な快楽へ、逃げ込むように。悶え方を変え始めた、少女が。最初から、そういう存在だったのも。
きっと、否定出来ない、事実。
あまりにも、感覚が強すぎて。泣きすぎて。きっと、辺りは見えていない。見つめる…というより、文字通り、視線で犯す、侍女達など。もう、目に入っていない筈。
それでも。びくびく、悶え続ける身体は。終始浴びる興奮や、嗜虐欲に。肌からすら、責められ続けているように。
快楽と、苦痛。それ等を、繋げ合わせてしまう、被虐の中に。溺れきってしまうばかり。
…さらに七つめ、八つめ、とうとう…九つ、最後の一個。全ての卵が、手首と共に、引き抜かれる。もう、その頃には。肘までねじ込まれて。
卵や触手の代わりに、彼女の手首が、腹に浮かび上がる程。深みを掻き混ぜられていた、筈。
苦痛も、快楽も、在り得ない程、浴び続けた。流石に。全ての力が抜けて、ごとり、もう一度頭が落ちる。台の上に、力なく。
唯一、腰から尻だけ、浮かされ、差し出されたままで…残るのは。それが菊座である事を、忘れそうな程。まるで、出産直後の膣孔のように。
ぽっかり、拡がって戻らない、赤くただれた腸孔ばかり。)

「………………………ぉ…ぉ゛…っぐ……っ、ぅ…ぁ゛………ぁ…
……れ……れじ……ね………さま………」

(息も絶え絶え。切れ切れ。ぐるりと瞳が裏返って、瞼の裏で痙攣し。
あまりに、腸から胃から、圧迫されたのだろう。頬から突っ伏す口元に、ごぼり、逆流した胃液が、泡立ちながら、垂れ流される。
散々の破壊めいた、拡張を強いた手首、それを包んでいた手袋の匂いなど。気にするどころか、自身が、それ以上に。雌の臭いにまみれきって。
尚も、ひくひく、小刻みに震え続けて…とても、意識が。理性が。残っているとは、言い難い。少女の惨状。
それでも。撫でるかのような、あやすかのような、彼女の手に。微かに微かに、零れる、彼女の名前。
奴隷の、家畜の、主人に媚びる声。そう呼ぶべき、かもしれないものの。形はどうであれ、彼女の存在を、刷り込まれた声なのだろう。)

レイン・レジネス > 片方は腹の奥底までを腕に暴かれながら、片方は着衣の襟すらも乱さぬ一方的な暴虐の、その果て。全てが終わり少女の力が抜けて、漸く侍女達の拘束も緩められる。
それでも無い、少女の姿勢は変わらない。脱力した身体が、手足を僅かに動かす事さえ叶わぬからか。頭を作業台に落とし、腰を突き上げたままの、女にしてみれば酷く扇情的な姿勢のまま。
贄の如く差し出された身体には、産卵を終えて丸く開いた穴が。内部の粘膜の赤すら鮮明に晒して、潤滑液も腸液も纏めて溢れさせている。
侍女の一人が布でそれを拭い取り、代わりに塗りつけている軟膏は、いかに執拗な拡張が行われたとは言え、幾分かは刻まれただろう傷を癒やす為のもの。塗布の接触による快楽は、先程までを暴風とするなら、眠気を誘うそよ風の如くだろう。
そして陵辱の主体たる女は、少女の開ききった穴を今一度眺めて満ち足りたように頷いた後、顔側へと回る。殆ど白目を剥いている目を覗き込み、胃液も唾液もこぼれ落ちる半開きの口へと唇を近づけ――躊躇い無く、重ねた。
暫しはそのまま一方的な口付けを押しつけつつ、涙の筋の乾いた頬を撫で、白金の髪に指を通し感触を愉しんで。暫し間を開けて、少しは少女の呼吸が調子を整えた頃となるだろう、

「今日はうちで休んで行きなさい。……流石にこの状態でお城に戻って、今から犯されるのも辛いだろう。
 それにね、今日くらいは君を独り占めしておきたい、って気もあるんだよ。
 ……いや、今日限りじゃなくなるなら、それはそれで大歓迎なんだけれども」

常の通りの二人称、常の通りの抑揚の少ない声。独占欲を隠さないのは、これもまた常の事か。
狂乱の場は解かれて、訪れたのは一時だが、心身を休める為の場。
とは言え、一糸纏わぬ姿で横たわる少女は、女主人のみならず侍女達の欲望をも駆り立てる姿で、このままならば次の行為が始まるのも遠い事ではあるまい。
主人の側も、侍女達の行為を止めるような良識は持たず、寧ろそれを眺めるのも愉しみの一つ。

「リシェ、命令だ。今日は城の事は忘れて、私達だけに尽くすように。
 ……さしあたってはお風呂か食事か――それとも、このままでも構わないけれどね」

身体を休める事を望むなら、それはきっと叶うのだろう。身体を清めたいという希望には、幾人かの侍女が〝御髪を洗う〟と言って着いて来るだろうが。
ともあれ少女に望まれるのは、城で夜を過ごす際と、然程大きな違いは無い。違うとすれば〝人形〟の仕事が、食卓に着いたり衣装を着たり、いわゆる子供が愛玩する為の〝人形〟でもある事だ。

リシェ > (幾人もが集う中、少女1人だけが。裸に剥かれ、腹の中を暴き立てられて、二孔共を責め抜かれて。狂い、壊れ、酷いありさま。
普通なら、取り分け同性、若い娘達など。悲鳴をあげかねない姿なのに。主従誰もが、平気なのか、喜んですらいるようで。
突っ伏しきれずに、変わらず、腰だけを。主人達に差し出したまま。拡がりきってしまったその場所は、何をされても、抗えない。
侍女の誰かが、伸びきった腸粘膜に、薬を塗り込んでくれる際も。当たり前の様に、深く、手を押し込まれる。どろどろになった直腸に、別途の、ぬめらかな軟膏が塗り込められて。
下手をすると、それはそれで。新たな潤滑を帯びる、肉孔を。侍女達にすら、そのまま、掻き回され始めかねないものの。
直ぐ様、そんな行為が、始まらなかったのは。彼女達の、主人が。まだ、全てを終えた訳ではないと。察して、控えて。待つからだろうか。
…与えられるのは、主人の、口付け。濡れるだの、汚れるだの、そんな事構わずに。ぬちゃり、ぬちゃり、粘付いた音。
掠れた喉に、彼女の息が吹き込まれるのは。まるで、人工呼吸を思わせて。実際、それで何とか、身体が耐えてくれたのかもしれず。
瞼が戦き、吸われる舌が、また震えて。時折噎せつつも、唇を吸われれば、細く、声が出始める。
どうにか、呼吸が。整うというか、戻るというか。引っ繰り返った瞳孔が。ゆるゆると、焦点を結び始めて。
同時に、ぽやり、薄暗いこの部屋の中、鈍い光を帯び始めた頃に。)

「くぅ……っ、ぅ、ん…っん…?ぅ…ぁ……ぁ…りが、…っ……ござい…ます……」

(梳かれる髪の下で。けほ、とまた咳き込みつつも。やっと、言葉らしい言葉が、戻って来る。
…先程までを、思い出せば。とてもとても、礼など、言う物ではなさそうな。それでも、口にせずにはいられない。
萎縮している、という訳ではないものの、正しく、借りてこられた猫のように。落ち着かないし、逆らえない。
苦手意識のようだった、彼女に対する、認識は。もうすっかり、抗えない対象へと、確定されてしまったようで。
幸い、そんな意識を、侍女達にも、刷り込まれる行為が、始まるよりも先に。彼女は、一つ提案してくれた。
命令は、少女にも。周りの侍女達にも、等しく。少なくとも一端は、堕ちに堕ちた愛玩動物から、人間扱いしてくれるらしい。
風呂。食事。どちらもきっと、ありがたい。それに、少しくらいの休憩では、とても、身が保ちそうにない。
清めたいのは勿論だし、其処には侍女達がついてきて…きっと、色々、髪以上に。手が及ぶのだろうけど。
その前に、暫くは。とろとろとした、気絶に等しい眠りで、ある程度休んでしまうのだろう。…もう。今直ぐこの場で、限界に、力尽きて。
但し、安堵と共に、意識が途切れてしまう…寸前。誰より近い、直接触れる、彼女に…主人だけには。届ける言葉。)

「…めい、れい。………は…ぃ、あなたの…わたしは、あなたのもの…レジネス様の、玩具…です、から……」

(忘れていない。今まで以上に、自ら口にした以上に、刻みつけられて。
”玩具”、”人形”、といった扱いは。風呂で、衣装で、食事で、その先で。一晩中続くのだろう。
いや、ひょっとすれば、更に今後も。彼女が望む限りは、続く。もう、少女は彼女に玩弄される事を、受け容れてしまったのだから…)

ご案内:「王都マグメール 王城 客室【イベント開催中】」からレイン・レジネスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 王城 客室【イベント開催中】」からリシェさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 王城2【イベント開催中】書庫」にファニーさんが現れました。
ファニー > ホールから漏れるパーティの賑やかな音をバックに、カツカツとヒールの音を鳴らして廊下を進む女が一人。
先ほどまではそのパーティに参加していたのだが、書庫の閲覧許可を餌に彼女をパーティに誘った人間はハニートラップにあっさり引っかかっていたので、今頃はその相手とよろしくやっている最中なのだろう。
継承権がかなり低いとはいえ王子がそれで大丈夫なのかとも思ったが、まあこの国だから仕方が無いなと思ってしまうのはしようのない事ではある。
そうこうしているとお目当ての書庫までたどり着いたようで、その扉を開いて中へと入っていく。
流石に王城といったところで、力を入れずともスムーズに開け閉めが出来た。

「ここに来るのは後日だとは思っていたのだが、まさかパートナーを放って行くとはねぇ……
 まあ…約束の物はもらったことだし、いいんだけど。」

くるりくるりと鍵を指で回しながら、禁書エリアのある奥の方へと視線を移す。
そして少しばかり考えてから鍵をしまい込み。

「今日は遅いから普通の方を適当に漁ってみるか。
 んー……司書がいないということは自分で探さないといけないのは面倒だねぇ。
 薄暗いから見つけるのも大変そうだ。」

書庫の閲覧机のあたりまでやってくると軽く見回してみたが、全体的に薄暗い。
棚に収まっている本のタイトルが見えないほどではないが、多少視認性が落ちる分時間がかかりそうだ。
そして見回しているとジャンル分けされた棚の場所の地図が貼られていたのを見つけ、お目当ての本がありそうな棚を片っ端から回っていった。

ご案内:「王都マグメール 王城2【イベント開催中】書庫」にグスタフさんが現れました。
グスタフ > 珍しい扉が開かれてるんを見咎めてしまい、男はパーティに戻る気を逸した。
こんな時分に書庫か。研究者の類が普通に利用している可能性もあるが。
ぺろりと舌なめずりする。なんだか怪しいねぇとそっと扉に近付いて部屋の中を見回した。

人影が部屋の中を巡っている。目的があるのかもしれない、部屋の中を探し回っている。
名目上は警備の名目で逮捕もできなくはないだろうが……どちらかといえば、興味がわいた。
背格好からすれば女だろう。それもこいつはカンだが、抱き心地が良さそうだ。
人影が袋小路の奥にまで行くのを待って、音を立てて扉を閉めて鍵をかけた。
足音を立てて追い込むように。

「こんな時間に探し物かね、レディ。顔を見せてもらいたいね」