2018/07/01 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城 ドラゴンフィート派出所」にレナーテさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 王城 ドラゴンフィート派出所」にツァリエルさんが現れました。
レナーテ > 血の宴が繰り広げられる魔の国とは裏腹に、静かに夜を過ごす王城内の一角。
城の中にあって随分と仕事熱心に書類を積み上げた机やら、掻きかけの羊皮紙が置かれた派出所の中には二人しかいない。
今日は自分だけで仕事すると友達に告げたところ、少女達は一様にニヤーっと笑って、お楽しむくださいねと茶化してきた。
見透かされていたとおり、久しぶりに顔を合わせる恋人を招くと、二人っきりの時間を過ごす。
とはいえ、お互いに悪い癖が着いてしまったのもあれば、ただソファーに座って雑談に花を咲かせつつお茶を楽しむだけで終わるはずもない。

「最近、被服店でこんなの始めたんです」

そう告げて、テーブルに一つの本をおいていく。
Wedding Catalogとタイトルを焼きこまれた革表紙の本は表紙も裏表紙も固く、金属の留め金でしっかりと閉じられている。
パチンとそれを外して広げていくと、中には真っ白なドレスに身を包んだ女性の写真が並んでいた。
所謂エンパイアラインのドレスから、プリンセスラインのものまで、色んなデザインのそれは結婚儀礼に貴族や王族が好むもの。
少女達の征服に使っている技術を転用し、貸衣装として平民以下にも提供できるようにと試作したドレス達のカタログである。
隣に座る彼の太腿へ、右の手のひらを乗せながら、こういうのもいいですよね? なんて、二人の儀式を想像させるかの様に問いかけて、柔らかに微笑んでいく。
じっと金色の瞳が彼の青色の瞳を覗き込みながらも、その奥底にある可愛らしくも狂った被虐を確かめようとする。
自分が送った服に身を包んで、褐色肌に艶を乗せて少女に変えた時の盛り具合は、今思い出しても少しだけゾクリと震えたくなるもの。
ぴとっと肩を寄せながら無遠慮にじゃれつくのも、二人っきりの空間ということで秘書の仮面を外しているだけではない。
彼の心を波立たせる為の淡い刺激、シトラスの香りをさらりと揺れる髪とともに届けながら、テーブルに置かれたアイスティの氷がからんと崩れる。

ツァリエル > 初めて訪れた派出所内、少女たちがあれやこれやと忙しくしている場所であるだけに少し華やかな感じがある調度品やティーセットが置かれている。
(ここがレナさんのお仕事場……)
感慨ぶかげにきょろきょろと周囲を見回す。
とソファに座り肩を寄せてくるレナーテのそのふわりとした甘いシトラスの香り。
落ち着くと同時にどきどきと淡い期待が胸の中を広がっていく。
頬が微かに赤らみ、しかし努めて平静を保ったままテーブルの上に開かれた立派なカタログを覗き込んだ。
花嫁衣装に身を包んだモデルたちが描かれた絵、様々な形のドレスのライン。
女性の衣服には疎いツァリエルだったが、こうして形を出されるとどれも素敵だと目移りしそうになる。
レナーテの手が太ももに乗ったならその手をそっと握りしめ、彼女が式を挙げる想像をする。
どんなドレスもきっと似合いそうだけれど……ふわりとしたAラインのものが似合うのではなかろうかと思った。プリンセスも可愛らしいだろう。

「レナさん、どれでも似合うと思う……。とっても素敵なドレスだもん。
 きっと貸衣装屋さんもうまくいくと思います」

きっと自分に見せてくれたのは将来はこんなのが着たいという彼女のアピールだったのかな、などとのほほんと構えていれば
じっと見つめる金の瞳が自分の被虐を煽ってくるような気がして、慌てて目線をそらす。

「……レナーテさん、今日は普通に……その、しようと思ってて……」

握った手がじわりと汗をかく。とりあえず、キスをしたいな、などと思って
ドキドキしながらお伺いを立てる。

「キス、してもいいですか……?」

レナーテ > 置かれているペンも黒や焦げ茶一色の飾り気のないペンとは違い、各々好きな柄を入れたものだったりもする。
ドアの傍に拵えられたガンラックの中も、軍属らしかぬ雰囲気が詰め込まれており、小花柄の刺繍や、可愛らしいワッペンが縫い付けられた小物ポーチが幾つか詰め込まれていた。
二人の前に置かれたグラスも、メロンを思わせるような不規則な模様が走り、丸っこく作られている。
ゆらゆらとカンテラの明かりを踊らせるカーテンは、紺色に星柄模様が薄っすらと描かれていた。

「どういうのがいいかって、色々調べてるんです。たまにドレスを見るために、王族の方や貴族の方の結婚式にお邪魔したりとかもするんですよ?」

大体は組合長代理として行くわけだけどと、冗談めかすように付け加えて微笑む。
モデルの女性たちは平民地区や貧民地区で営む酒場の看板娘であり、写真の下には店と彼女たちの名前が書かれていた。
ひっそりと宣伝にも使いつつ、皆を支えるための資金稼ぎには余念がない。
そんなカタログを見せながらも、目移りする様子をじっと見つめる。
重なる掌の心地よさも久しくて、嬉しそうに口角を上げる中、お褒めの言葉は予想外だったらしい。
こちらも彼の言葉と同時にさっと視線を逸らすものの、口元に掌を添えながらも、頬は真っ赤に染まっていく。

「ぇ、っと……ありがとう、ござい……ます」

こういうドレスに身を包んで、お嫁さんになる一瞬を夢見たことがない訳がなく、彼がその先を指し示すなら心が擽られて恥ずかしい。
ずっとしてなかったから、甘く虐められたいのかなと考えていた想いをひっくり返すような言葉が重なっていくと、改めてそちらへ視線を戻す。
ぱちぱちと瞳を瞬かせた後、くすっと小さく笑いながらも頬を緩めれば、彼の太腿へ両手を添えていく。

「……キスって、恋人の許可…何時も必要ですか?」

そんなに畏まった間柄ではないでしょうと言いたげに呟けば、レンズの向こうの瞳をゆっくりと細め、閉ざしていく。
肯定するような言葉と共に、軽く彼を見上げるようにしながら唇を差し出す。
スカートの隙間から窮屈そうに尻尾が顔を覗かせると、上機嫌にゆらゆらと踊って彼の唇を待ちわびる。

ツァリエル > 少女たちの趣味がそこかしこに散りばめられている部屋の中で恋人と二人きりで
未来のお話をしている。
それも女性なら一世一代の晴れの舞台のドレス。
戦時下であることなど忘れるような甘やかな夜に自然と微笑んで相手のぬくもりを求めてしまう。

「だって、急にしたら…恥ずかしいから……」

そう申し訳なさそうに呟くとこちらも目をつぶり、そっと相手の唇へ唇を押し付けていく。
柔らかなリップが施されたレナーテの唇はシトラスの匂いもあって甘く感じられる。
しばらくは唇だけを軽く食むだけのじゃれ合いだったが、一旦顔を離して見ればツァリエルの頬は上気し息は上がっていた。

「んん、もっと……」

どちらが男でどちらが女だかわからない口吸い。
ちゅ、ちゅ、と再度はじまるリップキス、そしてツァリエルの手がそっとレナーテの帽子とメガネを外し、襟元もボタンを一つ2つと外していく。
たどたどしい手付きがちらりとレナーテの白い肌を晒させたのならようやく、口の中に己の舌をちろりと差し込んだ。
ゆっくりと、何度も陵辱されたくせに初な動きで相手の舌を突き、絡めておずおずと快感を引き出そうとする。
もどかしいかもしれない感覚がレナーテを襲うだろうか。

「レナさん……れなさぁん……れなさ……」

息継ぎの合間にとろりと蕩けたツァリエルがヨダレの銀の橋を引いて色っぽくささやく。
見れば、ツァリエルの質素な衣服の股の間から小さな膨らみが覗いていて。
もじ、もじ、ともどかしげに腰を動かし、彼女の体を抱きしめる。
欲情した熱でツァリエルの体が熱い。ふるふると震えるまぶたが開かれじっと彼女を見つめる。

「今日、僕したかったのに……れ、レナさ、にも……してもらいたくなっちゃう……」

きゅん、と音がするほど自身の雌穴がよだれを垂らしおしりの穴が疼いてしまう。

レナーテ > 恥じらうような言葉は、時折彼の見た目と相成って少女のように思わされてしまう。
なよなよしいなんていう人もいるかもしれないが、そんな乙女じみた仕草も可愛らしい。
クスクスと微笑みながらも、こちらからお強請りするように唇を突き出せば、リップの感触が張り付くように伝わっていく。
重なり合う度に、三毛猫の様な色混じりの髪が揺れて、甘い香りを溢していく中、もっともっとと唇を啄み合う。
薄っすらと熱気が籠もる吐息と共に、両手を太腿から彼の両肩に添えていくと、吸い付くように変わっていく。

「んっ……ぁ、……は……ふっ」

唇が一瞬だけ離れ、彼の掌が帽子を取ってしまう。
普段はいらぬ争いを避けるために隠している、折れた猫耳も、書類仕事に差し支える近眼の瞳を助けるレンズも、今はいらない。
剥き出しにされてしまった様な心地になると、照れる様に頬を赤らめながら微笑む。

「ぁ……っ」

ぷつ、ぷつ、と小さく布を弾きながら外れていくボタンとともに、鎖骨のあたりまで胸元が曝け出される。
丁度その辺りには、薄っすらと赤い翼を模した紋が刻まれている。
ヤルダバオートから帰る時に一緒に乗った、ベニマシコの翼とよく似たもの。
ただ、奴隷に刻む欲望に印とは異なり、赤い色もあまり派手にならないように薄く浮かぶだけで、あくまで鳥達とのつながりを示すものだ。
そして、唇が改めて重なるなら、舌先が潜り込もうとぶつかっていく。
薄く開いた唇の隙間から、彼の舌先が潜り込むならされるがままに彼の舌先に転がされていく。
自分と同じぐらい、それ以上穢されている筈なのに覚束ない動き、そして生娘のようなおっかなびっくりな動きももどかしさを感じながらも、彼の心に深く触れた人はいなかったのだと思える。
だからか、もっとしよう?というように、こちらからも軽く舌を絡めれていけば、表面を舌先でつぅっとなぞり、淡く吸い付いてとやり方を伝えようとしていく。

「ふは……っ、どうしましたか……?」

唇が離れると、炎にゆらゆらと照らされる銀糸が互いの唇から伝い落ちる。
少しだけ惚けた表情で首を軽く傾げながら、同性の様な艶を見せる彼を見つめた。
よくよくみれば、股座に膨らみがあり、腰をこすり合わせる仕草は盛った幼子の様なわかりやすさ。
睫毛のはっきりとする目元が震えるなら、少しだけ眉を顰めながらも優しい微笑みは絶やさない。

「今日はツァリさんに、女の子として身体を預けようとおもったのに……厭らしい子ですね、本当に」

盛りつく彼に、意地悪な言葉を丁寧に突き刺しながらも、優しく胸元へ抱き寄せていく。
宥めるように何度か背中を撫でていけば、修道服の黒地越しにその肉杭へ指を這わせていく。
指先からゆっくりと亀頭へ広がるように這わせていけば、そこを握り込むように掌へ鈴口を密着させ、包む。
衣擦れの音を響かせながら右に左にこすり合わせながら、彼の耳元へ唇を寄せていった。

「どうしてほしいですか……? また、女の子の格好させて、ツァリさんの精液……手で絞り尽くしてあげましょうか。男の子して、私の中にいれるはずだった子種……全部扱き捨ててあげてもいいんですよ?」

一言一言、はっきりと聞こえるようなゆったりとした口調。
吐息を浴びせるように熱のこもった声を紡ぎ、つぅっと裏筋をなぞりあげていく。
国のために欲望と血が渦巻く王家の争いに身を投じる彼を、男として駄目にして、壊してしまう。
悪い欲望が再び顔を覗かせると、目を細めながら問いかけて、舌先を彼の耳へ這わせる。
縁取りをつぅっと舐めあげると、わざと水音がハッキリと聞こえるように耳孔へ舌先を押し込む。
ぐじゅくちゅと折り重なる泡立った響きで、こそばゆい快楽を煽りながらも指先の意地悪は止まらない。

ツァリエル > しばらく迷うようにツァリエルの視線が逡巡する。
と、同時にレナーテの手が自分の性器へと衣服越しにだが伸びてきて柔らかく擦り上げてくれる。

「あっ……んん……だ、だめ、今日は、僕がします…って決めたから……!」

身悶えしながらレナーテの手を上からそっと押さえてやめさせようとしたが
一度甘美なまでに引き出された快感は途中で止められるとことさらもどかしい。
内股をすり合わせ、蕩けるような表情をみせるも、レナーテに向かい合うと
そっと、彼女をソファに押し倒してしまう。
上に覆いかぶさるのはあまりない経験、間近で彼女の顔を見たのなら
またしつこいぐらいにキスを始める。今度はためらいなく舌を差し込み絡める。
相手の気持ちよさを引き出そうと懸命に動かして。
はだけた襟元からさらに上を脱がせるように内側に手を滑り込ませ
ベニマシコとの契約の印を指でなぞる。
僕も、契約の証の印とかつけたいな、なんて思ったのかレナーテの首筋に強くちゅ、と唇を押し付け肌を吸う。
それを二度三度とくりかえしてようやく彼女の肌に跡を残せたなら満足したように微笑した。

上半身の衣服を脱がせ、下着のみの姿にすれば、その小さくまろやかな胸を両手で柔らかくつかみ、こねるように揉む。
合間に腰をレナーテの股の間に押し付け、自身の膨らみを下着越しに伝える。

「はぁ、ん、レナ、さ……レナさんのおっぱい……おまたのとこで、僕、どきどきしてる……」

布越しでも相手の秘部の割れ目が微かにわかるのだろうか、そこを押し当てるように小さな肉棒がくちゅくちゅと先走りで湿った布越しに押し当てる。
その少し後ろ、ツァリエルの女性器からもとろとろと蕩けるような白濁した蜜がこぼれ落ちる。
興奮しきった両性具有の体ははしたなく汁を垂らしてソファーを汚してく。

「レナさん……おもちゃ、ある…?なかったら手指、で、いいんだけど……」

そっとレナーテのスカートを捲りあげ、その可愛らしい下着を優しく下ろしながら支度をしていく。
自分のズボンの前もくつろげ、少々はしたないが、ズボンを脱ぎ捨てて床に放り投げた。
尻と性器が丸見えになったまま、熱いからと自分も襟元をくつろげ上着を脱いでしまう。
白いシャツだけの姿になると改めてレナーテに覆いかぶさり彼女の細い体を抱きしめて、額や鼻先頬にキスの雨を降らせる。

「あの……僕、入れるから……おしりとおまたに、おもちゃか、レナさんの指、ほしいんです……」

欲張りに恥じるような態度で頬を赤らめお願いする。

レナーテ > 「本当に……? きゃっ」

確かめるように問いかけながらも、何度も何度もクリトリスを可愛がるように亀頭の部分を布地越しに転がしていく。
声が上ずり、内股をこすり合わせる仕草と表情に艶が深まるなら、このままエスコートしようと思った瞬間。
不意打ちのように身体を押し倒されてしまえば、高音の小さな悲鳴を響かせて身体はソファーへと沈んでいく。
天井に揺れるシャンデリアと明かり、そこに映り込む彼の姿が影を纏う。
彼に押し倒されるなんて考えもなかったのもあり、金の瞳は驚きに何時も以上にまんまるになっていたはず。

「はぶ……っ、んんぅ……ぁ……」

再びぶつかる唇同士の隙間から、くぐもった吐息を溢れさせながら舌は絡み合う。
ぐちゅぐちゅと水音を響かせ、口内のそれは骨を伝ってダイレクトに脳へと響き、ぞくんと淡い痺れに身体を小刻みに跳ね上がらせる。
瞳を閉ざしながらも、彼の唇に追いつくように舌を動かす今は、完全に彼の手で引っ張られていた。

「んぁ……っ、ぇ、ツァリさ……んんっ、ふ……っぁ」

はだけた胸元に滑り込む掌は、乳房に重なるとばかり思っていた。
しかし、その手前にある契約の印に指が這うと、なんだろうと思いながら彼をみやっていた。
だが、唐突ながらのキスにこそばゆさに身体を跳ね上がらせたものの、それだけに終わらない。
幾度も吸い付くように肌を擽られると、うっすらと鬱血の印が散っていく。
その度に淡い痛みとぞわぞわとした痺れが背筋を擽って、素っ頓狂な悲鳴を零す。
満足げな微笑みが見えた瞬間、ぁぁ……と解けるような吐息を溢れさせながら身体が、小刻みに震えていく。
彼が見せた小さな雄の本性が、自身の脆いところへ深々と突き刺さる。
淡い嫉妬か、それとも独占欲か、どちらにしてもそれが欲しくて堪らなくなり、僅かに立った両膝の頭を擦り合わす。
そんな中、上着が脱がされていくと、白地に黒いレースを飾ったブラだけとなる。
白い肌には薄っすらと傷跡の名残があり、房は彼の指を下着越しでもクッションビーズの様に受け止めていく。
こね回される度に、房の奥底の神経がビリビリと刺激されて、背中が小さく幾度も跳ねては、左右に身体をよじっていた。

「あっ……ひぅ……っ、ここ……最近、やっと綺麗に……なったんですよ。昔は……噛み跡とか…ついてて、恥ずかし……かったです」

嘘を一つ交えながら、蕩けた表情で彼を見上げる。
甘ったるい声を響かせながらも、快楽に濡れた瞳を細めていく。
閉じ込められていた頃、違う男に付けられた爪痕。
それは契約の印以上に、自身を違う誰かのものだと見せしめる肉欲の爪痕だ。
その想像を煽れば、彼はもっと雄の一面を見せてくれるだろうか?
もっともっとと強請る心中、そちらにばかり意識を向けていると、肉棒が布地越しにショーツにぶつかった。
白地はねっとりとした蜂蜜を蓄え、くちゅと水音を響かせながら彼とは違う体温を伝えていくだろう。

「私も……どきどき、してますよ……? こんなに、はしたなく……濡れるぐらい」

ショーツがクレパスに張り付くように密着すれば、薄っすらと桜色の粘膜が透けて見えるだろう。
そこに肉棒が擦れていくなら、雄汁から伝わる別の熱が肩をすくませるようにして、身体を丸めていく。
喉を仰け反らせながら、掠れた喘ぎ声を溢れさせる度に、布地の下では膣口が幾度も収縮して泡立った汁を零す。
互いに溢れる蜜がソファーへ滴ると、一気に室内に淫靡な香りが充満していった。

「ぁ……っ、玩具……っ」

スカートが捲りあげられれば、彼の先走りと混じり合った蜜が絡む白地が晒され、かぁっと頬を赤らめる。
両手で顔を覆うようにして隠そうとするも、その合間にも彼の指がショーツに掛かっていく。
反射的に駄目と言いたくなるのをぐっと堪えると、彼の手に応えるように腰を浮かせていった。
するりと丸まっていくショーツは、クロッチのところで剥がれるようにして脱がされていき、濁った蜜の糸引きが幾重にも重なった。
恥ずかしいとそっぽを向きながらも腰を震わすと、う続く言葉にやっと視線を戻す。
白いシャツだけの格好になり、彼の肉棒が視野に飛び込むと何度かそれに視線を向けたながらも、重なる肌の感触に瞳を閉ざしていく。

「……じゃあ、これで…」

代わりにと尻尾をふよふよと左右に踊らせながら、意識を少しだけ集中させる。
自身の獣の部分を刺激して呼び覚ます術を使えば、尻尾は一時的に2つに割れていく。
複雑なところに尻尾を絡めて第三の手として使うための技だが、いまは少し細身になった尻尾を彼の二穴へそれぞれあてがっていった。

「……私は…ツァリさんの、男の子な部分…みたいです。さっきみたいに、自分のだって……私に爪痕残したがるみたいに……ツァリさんに、独り占めされたいです」

交わりよりも、彼の強い欲望を求めていく。
もっともっと求められて、縛られてみたい。
彼から見せた雄の一面に煽られるがまま、こちらもはしたない牝のお強請りを紡ぐ頃には、顔を覆う掌も降りていた。
とろんとした金色の瞳で見上げながら、頂戴とお強請りするように、片手を下肢へと導けば、蜜壺の襞を指で挟み、ぐぱっと左右へ広げて息衝く膣口を晒す。

ご案内:「王都マグメール 王城 ドラゴンフィート派出所」からツァリエルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 王城 ドラゴンフィート派出所」からレナーテさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 王城「庭園」」にチューベローズさんが現れました。
チューベローズ > 芝生を分厚いコルク地のブーツで歩く少女。
片手には蔦で編まれたバスケット。
もう片方の手は日傘を差し、強くなりはじめた日差しを遮っている。

久しぶりの休日。
お気に入りの庭園でのんびりするのも良さそうと思い立った少女。
足取りは軽く庭園の中に建てられた西洋風あずまやへと向けられている。

「どうせなら、だれかとご一緒できたらいいのですが…」

やはり一人は退屈で、ついついそんな呟きを漏らしてしまう。

チューベローズ > あずまやの下は日から守られ、緩やかに吹く風が涼しく心地よく肌を撫でる。
そして、風が吹く度に鼻を擽る花の香りに目を細める。
「ふふ。 いい香り。」

少女はそう小さく呟きながらバスケットの中から紅茶セットと、お茶菓子を取り出しテーブルの上に並べていく。
バスケットからハンカチを取り出し、椅子の上に引くと腰かけ、魔法で生み出した水を薬缶に注ぎ、携帯燃料に火をともせば青い炎が揺らめき薬缶の中の水に熱が加わる。

チューベローズ > ぐつぐつぽこぽこと音が響き、薬缶が沸騰し生まれた湯にかるく揺れる。

沸騰したばかりの湯をティーカップに注ぎ、暖めながら火を消し。

「そろそろいい頃ね…」

そうつぶやくとポットの中に茶葉を入れ、薬缶から湯を注いでいく。
湯気と一緒にふわりと広がる紅茶の香り。
湯の中で茶葉が踊るのをみてから蓋を閉じ湯の中に紅茶の成分がしみ出すのをのんびりと待っている。

ご案内:「王都マグメール 王城「庭園」」にマリアージュさんが現れました。
チューベローズ > 庭園のなかのあずま屋。
一人の少女がのんびりとお茶を入れている。
ポットの中で出来上がった紅茶を、暖め終えたカップに注いでいる。

マリアージュ >  
鼻歌が出る様なご機嫌さ。
隊員を自分で捕まえたので、二人目も捕まえてもいいかしら?
と、今日も壺とお部屋探しですが。
王城の建物の中は、なんかざわざわと落ち着かない感じです。
それを避けるように、きょろきょろとしておりますと、小さな壁の穴。
興味津々に四つん這いになり、恐る恐ると穴を進みますと、草の中。

がさがさ、ちょっと休憩して。
がさがさ。
草を兎のようにゆらしながらすすみまして、ぴょこんと草から顔を出しますと。
もう少し先にあずまやがあります。
いい匂いの紅茶の香り。
きょとんとしたお顔をしながら、銀の髪、菫の瞳を輝かせるのでした。

チューベローズ > 紅茶の香りに誘われるように現れる気配。
ガサガサと響く草をかき分け顔を出した少女と目が合う。
自分と同じような銀髪の少女。
菫色の瞳が輝いているのを見れば、視線の先の少女はにこりと穏やかな笑みを向ける。

「こちらでお茶でもご一緒しますか?」

そう、問いかけながら、少女は相手の分も入れようと、もう一つのカップに紅茶を注いでいく。

マリアージュ >  
自分と同じような銀の髪を持つ少女の、銀の瞳を目が合います。
まばたきを数度しましてから、
花が咲きます様な笑顔で、にっこりと無邪気な笑顔。

「お茶会ですの?
 わたくしもご一緒してよろしいですの?」

と、おっとりと立ち上がります。
若草色の軽やかなワンピースを少し摘まみながら、
危なっかしく転びそうな歩みで草を抜け出しまして。
あずまやの柱を影にするようにしながら、嬉しそうな顔を
入れてくださるカップに視線が釘付けなのです。

チューベローズ > 「ふふ。 もちろんですわ。 一人で退屈していましたの。」

無邪気な笑顔を浮かべる相手に少女はコロコロと楽しそうに笑みを浮かべ。
緑の茂みの中から出てきた少女を見守りながら、紅茶のカップを相手が座る所に置き、相手が来るのを待つ。

「あぁ ご挨拶が遅れましたね。
私はチューベローズと申します お見知りおきを。」
涼やかな声で囁く少女、スカートの裾を軽く摘まみ膝を折り曲げての挨拶。

マリアージュ >  
どうしましょうかしら。
わたくし、お仕事中ですもの。
と、服の裾を揺らしまして、柱の右から見まして。そして左から見まして。
長い銀の髪を揺らしながら、とても楽しそうなのですけれど。
挨拶をされますと、ぴょこたん。
ほとんどジャンプできていないのですけれど、柱の影から出てきまして。
ふわりと広がった裾と髪が納まりますと。
ワンピースを軽くつまみまして、軽く片脚を下げ、もう片脚を軽く曲げる。
丁寧なご挨拶を返しまして。

「わたくし、マリ・・・ケイ・・・どっちがいいかしら?
 あっ、やっぱり。マリアージュ・コンラートと申しますの!。
 よろしくお願いいたしますわ」

首を少し傾げさせましたり、笑顔いっぱいで挨拶を返したり。
素直に表情がくるくると動きます。

チューベローズ > 迷う相手。
その様を楽しむ様に眺めながら少女は紅茶を入れる。

カップの拾い口から香る紅茶の香りに、色鮮やかなマカロン。

相手が意を決して表に出て来れば少女は穏やかに笑みを向ける。

挨拶を受ければなにやら悩みながらの自己紹介を静かに聞き。

「マリアージュ様。 さ、こちらへ。
せっかくの紅茶が冷めてしまいますわ…。」

来客に喜ぶようにニコニコと笑みを浮かべながら、相手に椅子を進める様に椅子を引き相手を招く。

マリアージュ >  
両手を胸の前に重ねまして。
目を細めまして、お菓子にお紅茶をちらりと見てしまいます。

「はい、お呼ばれ致しますわ・・・今日は何のお茶会なのですかしら?」

と、すすめられた椅子に、膝を揃え裾を乱れないようにしながら。
ゆっくりと浅く、背を伸ばした姿で令嬢然としたお座り。
と、澄ましたのは座るまでで。
胸の前に手を組みまして、目を輝かせまして。
わぁ、と可愛らしいお茶会に目を取られます。

「あっ、マカロンですわ。
 マカロン隊のマカロンですわっ!」

きゃっきゃっと喜ぶ声。
お菓子とチューベローズ様を輝く目で何度も見比べてしまうのです。

チューベローズ > 何のお茶会かと問われれば少女は一度首をかしげ…。
一瞬考えこむ。

「何の…ふふ。特にございませんわ。
しいて言うならお外でお茶を頂きたかっただけですから」

落ち着きがないながらも令嬢然と座りながら、目を輝かせ、はしゃぎ始める相手に少女は楽しそうに笑みを浮かべる。

「えぇ マカロンですわ… マカロン隊?」

マナーも気に為さらなくて大丈夫ですよと相手にお茶菓子を勧めてから少女も向かい合う椅子に腰を下ろす。

マリアージュ >  
同じぐらいの大きさの、同じような髪色の、同じように細めの。
同じぐらいのお年と見える方。
無邪気な人懐っこい雰囲気のマリアージュは、お友達ですわ、と内心大喜びです。

うんうんと頷きまして。

「判りますわ!。
 だって、とてもいいお天気ですもの!」

と、勧められますと。
ひとしきり、マカロンを目で楽しみましてから。
組んだ手のまま、すっと目を閉じまして。

「・・・アイオーン様に感謝を・・・」

と。伸ばした背、一つの絵画の様な姿で。
古い古い、食前の感謝の祈りを小さな声。
そして目を開けましたら、途端に無邪気に輝く目なのです。

「はい、わたくし、マカロン隊のたいちょーさんですの!」

紅茶を手に取りまして、桜色の唇を付けまして。
そっと、一口。ほわっと優しい笑顔になります。
音をたてずにカップを戻しましてから、ちょっと自慢げな感じの声で、
『たいちょーさん』だというのでした。

チューベローズ > にこにこと穏やかな表情をうかべる少女。
あずまやから出ればギラギラとさすように降り注ぐ太陽。
だが、今は頭上のあずまやが二人を太陽から遮っている。
二人を撫でる風はまだ涼しく、花と緑の香りを乗せて二人を擽る。

「えぇ。 とてもいい天気ですから。」

相手に同意する様に、少女はニコニコと微笑みながら、祈りの時間静かに見守り。
少女は別段祈る様子はない。

「ふふ。隊長さんですか…。
凄いですわ。
それにとても可愛らしい名前の隊ですね。」

どんな人が所属している隊なのであろうかと考えながら、自身も紅茶のカップを持ち上げ、一口。

マリアージュ >  
流れる風は涼し気に、長い髪を揺らします。
マカロンを華奢なガラス細工のような指でつまみますと。
ひとしきりお菓子を愛でまして。
小さくぱくりっ!。
さくっとしましてからしっとり、そして口の中で溶けて甘さが口の中に広がります。
頬に手を添えまして、幸せそうに笑みがこぼれます。

「凄いですかしら? 凄いですわねっ。
 鶏さんと猫さんを守るための隊なのですわ。
 ・・・隊員さんを捕まえてきていいのですっ!」

と、ほくほく。
そして紅茶をまた一口。
お口の中をリセットすると、またお菓子を新鮮な気持ちで楽しめるのです。

チューベローズ > 二人の長い銀髪が風が吹く度に揺れる。
誰かほかの者が見れば、その絵画のような光景に見惚れるかもしれない。

少女が美味しそうにマカロンを食べる様子を楽しそうに眺めながら自身もパクリ。

「えぇ 凄いですわ。
ふふ。ニワトリさんと猫さんを守るための隊ですか…
なかなか大変そうですね。
勧誘ではなく捕まえるなのですか?」

少女はコロコロと笑いながら被保護対象が鳥と猫では、狩るものと狩られる物で有る事。

甘いマカロンと、紅茶の往復。

「最近はなにやら物騒ですからね…。
そういう隊もとても大事ですわね…。」

ぽつりと少女はそう小さくつぶやいた。

マリアージュ >  
カップを置きますと、両手をまた胸の前で合わせまして。
ちょっと潤みます菫の瞳。

「そうですの。
 そうしませんと、鶏さんも猫さんも、ダイナーに食べられてしまいますのっ!」

そして、ちょっと泣きそうになりながらも。
小動物の様にマカロンをちょびっとぱくっ。
そうしますと、口の中に広がる幸せに、笑顔に戻ってしまうのです。

「だから、あの子たちを守る場所を作ったりしてますの・・・」

と、マカロンを両手で持ったまま、チューベローズ様の手とお顔を見比べます。
そして、自身では急いで、と言っても。ちまちまという食べ方で、
手に持ったマカロンをおっとりと食べますと。
お口を隠してもぐもぐもぐ。こくりっ。

――そっと、チューベローズ様のお手に、自身の両手を重ねようと伸ばすのです。

チューベローズ > 大きな目を潤ませる相手を少女は静かに見つめ。
食べられてしまうという言葉を、そして泣きそうになる相手にゆっくりと頷く。

泣きそうになっても、マカロンですぐに持ち直す相手、その忙しい表情の変化を楽し気に見詰め。
ふと相手がこちらを見詰めれば少女は小首をかしげる。

「マリアージュ様どうなさいました?」

細く伸びる指に小さな手が同じような手に包み込まれる。
逃れる事はしないが、どうしましたと?言葉に出さないままに相手の瞳を少女の瞳が見つめた。
「」

マリアージュ >  
そっと優しく重ねる両手。
ちょっと体温が高めな、まだ子供な体温でチューベローズ様の手を包むのです。

「――捕まえましたわ?
 チューベローズ様、マカロン隊にどうですかしら?
 美味しいお野菜と、もふもふな動物さんたちが居られますのよ?」

と、無邪気な楽しそうな笑顔で。
首を鏡の様に少し傾げさせながら、小鳥の様な澄んだお声でお伝えします。

「――それとも、光る物のほうがいいですかしら?
 ほかに、何か欲しいもの、ございますかしら・・・?」

包んでて、指先でチューベローズ様の手の甲や手首を優しくくすぐるように撫でながら
尋ねてみます。

チューベローズ > 「ふふ。捕まってしまいましたわ…。
ふふ。ありがたいお誘いですが…。
そうですね…。
隊長であるマリアージュ様しか知らない秘密の隊員であれば…。」

ころころと笑みを浮かべながら少女はひめゴトを囁く。

「ふふ。光物は結構ですわ…。モフモフさえあれば…。」

包みこまれた手でを擽る様に撫でられれば少女は愉しそうに笑いながら、その手を小さな手できゅっと握りしめる。

マリアージュ >  
指先が、つつっ、とくすぐるように滑ります。
きょとんとした目を一瞬見せましてから、
楽しそうに目が細められまして、くすくす、と小さく笑うのです。

「わたくしと、チューベローズ様の。
 お二人だけの秘密ですのね?

二人だけの秘密、そういうのが嬉しく楽しいお年頃。
手を重なりあうようになり、握りあうようになります。

「もふもふ、大事ですものねっ!。
 太陽をたくさん浴びましたもふもふとご一緒にお昼寝しますと、
 とても気持ちいいですもの・・・」

くすくすと無邪気に小さく笑いながら、
もふもふ好きのお友達、とにぎにぎと手を楽し気に動かします。

チューベローズ > 「えぇ。組織には秘密の隊員が必要でしょう?
隊長。」

少女達の二人だけの秘密。
少女にとっては戯れであるが、それが今後どのようになるかは今知る者はいない。

「えぇ 太陽の匂いのするモフモフはとても大事ですわ。
いけませんは…愉しい時間でしたのに…。
ここのティーセットはそのままにしていただいて構いませんわ。
お城の者が片付けてくれますから」

時間が来てしまった少女。
柔らかく相手の手をぎゅと握りしめてから、そっと手を離し、少女は立ち上がる。

「それでは、ごきげんよう。
マリアージュ隊長…。」

ふふっと少女は楽しそうに相手に囁いてからふわりとスカートを翻し、名残惜し気に庭園を後にしていった。

ご案内:「王都マグメール 王城「庭園」」からチューベローズさんが去りました。
マリアージュ >  
「そうなのですの? 必要ですのねっ!」

目をぱちぱちとさせましてから。
覚えました、というように素直に頷きますが。
隊長、といわれますと。照れましたようにはにかんでしまいます。

とっても大事、と。
ゆっくりと頷きます。
離れる手、手のひらが、指が、指先がと。
滑るように離れていきます。

立ち上がられますと、それを見送ろうと流れるように立ち上がりまして。
ちょっとワンピをつまんでご挨拶です。

――そして、背が見えなくなりますと。
きゃあきゃあっと、小さくジャンプ・・・しているようでつま先が離れていません。

「隊員さん、捕まえましたのっ!。
 秘密の隊員さん!」

と身体一杯を使いまして、喜びを表現するのです。

マリアージュ >  
ひとしきり喜びの舞?をしますと。
身体を動かして少し疲れまして、椅子にまた嫋やかに座ります。

はふっ。
紅茶でのどの渇きを潤しまして。
マカロンをちょこっとかぷっ。
それだけで幸せそうな表情の笑顔になってしまうのです。

ふと、自分が出てきました草むらに。
殆ど埋もれている陶器の姿が見えます。

ちまちまちまっ。
小動物のように、またマカロンを急いで食べます、
急いで食べているとは思えないほど、の速度・・・。
はむ、もぐもぐっ、ふわぁ、もぐっ、ふわわぁ、ん~~っ!
お口の中幸せ・・・もぐっ、んん~~~っ!。
こくんっ。
そして次の一口、はむっ。
というぐらいの、自分では急いでいるつもりの早さです。

ご案内:「王都マグメール 王城「庭園」」にユウヤさんが現れました。
ユウヤ > 少年が去っていったのとは逆の方角から聞こえてくる、軽い足音。
小柄なシルエットがキョロキョロと辺りを見回しながら近づいてきます。
やがて、庭園のテーブルからも視認できる位置まで来ると、被っていたフードを外します。

「…マリアージュ隊長、ここに居ましたか」

マリアージュ >  
小さなマカロンなのに、頑張っても10口はかかります。
そして、紅茶を頂きまして。
ほわぁ、と甘さの幸せの衝動を抑えるのです。
食べ過ぎますと、お昼寝に差し障るからです。

そんな、自然体でほっとしていたところに。
声を掛けられまして。

「ひゃ、ひゃいっ!」

と、びっくりしまして、椅子の上で飛び上がるようになってしまいます。
慌ててきょろきょろとしましてから。ユウヤ様にやっと気づきまして。
肩をちょっと小さくします。

「あ、あの、お茶会しておりましたの・・・。
 その、お、お仕事してましたのよ?」

と、ちょっと俯き気味、上目遣いで小さな声でユウヤ様に言うのでした。

ユウヤ > 「お仕事…もしかして、僕の時みたいに勧誘のお仕事ですか?」

驚かせてしまっただろうか、少し申し訳なく感じながら、テーブルの傍へと歩いていく。
特にマリアージュ隊長の言葉を疑ったりはしていないようだ。
テーブルの上に残されたもう1つのティーカップを見て、先程まで誰か居たのだろうと推測する。

「少し、マリアージュ隊長に尋ねたいことがあったので何人かに見ていないか聞きながらやって来ました。今、大丈夫ですか?」

マリアージュ >  
お顔をあげますと、ちょっと焦るような泣きそうなお顔です。
軽く握った両手を胸の前でふんふんと上下に動かしながら。

「そ、そうですの!。
 それだけではありませんのよ?
 壺とお部屋も探しておりましたのっ!」

と言いながらも。東屋のテーブルの上にあるのはマカロンと紅茶。
尋ねたいこと、と言われまして。
手の動きが止まりますと、首を傾げさせます。

「はい、大丈夫ですの・・・。
 あ、マカロン、どうですかしら?
 マカロン隊のマカロンですの」

と、お皿に乗せたマカロンを、つっ、とユウヤ様の方へ少し近づけるのでした。

ユウヤ > 「壺と…部屋ですか?それもマカロン隊に関係が…?」

初めて聞く仕事内容に、思わず首を捻る。
壺…と聞いて何となく用途を想像してみるが、頭の中に浮かぶのは花瓶など、明らかに的外れなものばかり。

「あ…それでは一つ。
…あの、マリアージュ隊長が用意してくださった作業服なんですけども…その、少しレースなどが多くて…僕には少し似合わないかなと、思いまして…」

先日はあまり手をつけなかったが、自分は仕事中ではないので、席には座らず立ったまま素直に一つ受け取って口に運ぶ。
そして、かなり言いにくそうに質問…というよりも意見を述べる。

マリアージュ >  
「?
 ほら、お水が出ます様な壺って、鴉さんが頼んでおられましたわ。
 あと、鶏さんと猫さんが逃げられるお部屋があったらって。
 リス様がおっしゃっておられましたわ?
 ・・・あの壺とか、どうですかしら?」

と、当たり前のように。
澄んだ菫色の瞳をきょとんとさせて、首を傾げさせ、銀糸の髪を揺らすのです。
指さした先は、庭の土に埋もれ打ち捨てられている、1mほどもある壺です。

立って食べられる様子に、凄い、立ってお食事できますの?
というように驚いたように目を大きくさせるのですけれど。

「えーっ!?。
 レースがありますほうが、可愛いと思いますのっ!。
 ・・・レースは少ない方がよろしいのですの?」

とユウヤ様のお姿を上から下に見まして。
レースが似合いますのに、と、ちょっと唇を尖らせるのです。

ユウヤ > 「水が…出る壺?と、逃げ込む部屋…。
…それ、王宮の動物のためのものですか?第十三師団拠点の動物のためではなく…」

逃げるための部屋を、拠点から遠い所に置いても仕方が無いだろうと考え、確かめるように尋ねてみる。
そして、捨てられた壺を見て、王宮内で不法投棄が起こるのかと、少し驚いた様子を見せる。

「いや…確かにレースは可愛いですけど…人には合う合わないがあると思うんです…。僕は男ですし…」

自分の姿をじっくりと見られ、思わず目を逸らす。
確かに自分は小柄だし、体格も少し細いけど…もしかして女性に見られていたのだろうか、等と考えながらマカロンを3口程で食べきる。

マリアージュ >  
「もちろん、ジューサンの鶏さんと猫さんの為ですわ。
 ・・・!
 そうですわ、王宮の鶏さんも狙われてますのかしら?」

首を傾げさせるのですが。
はっ!?、としたお顔を見せます。
気付いてしまったのです。
棚に上られる鶏さんが居られましたら助けませんと!、と。

うち捨てられた壺は、古い古いもので。
白磁のものですが、長い間、放り捨てられたような様子です。

「可愛いから似合うと思いますの・・・わたくしも、オトコノコですの!」

そうちょっと残念そうに言うのですけれど。
男、という言葉に顔をあげまして、ぱぁっと花咲くような笑顔をみせるのです。
笑顔が戻りまして、自然と伸びますのは。
もう終わりにしようとしたマカロン。
両手でつまむ様に持ちまして、ちまっ、とお口をつけてしまいます。

ユウヤ > 「…あー、避難先…ですか?」

王宮内の動物にも手を出しそうなマリアージュ隊長を見て、余計なことを言っただろうかと少し不安になる。

「…マリアージュ隊長、可愛い服装というのは主に女性が身につけるものかと…あと、マリアージュ隊長は女性では…?」

マカロンを食べる姿を見ながら、一瞬だけこっちが間違えてるのかと思ったが、流石にそれはないと否定し、それでも何やら不安な気持ちなので直接聞いて確認。

マリアージュ >  
「はい、リス様もそう言われておりましたわ。
 王宮でしたら、空いているお部屋が沢山ありそうですもの」

うんうん、と頷くのです。
ちまっ、もぐもぐもぐ、と。しっかりと味わい。
甘さに、ほわぁ、と幸せいっぱいん笑顔になります。

「そうですの?
 でも、わたくし、立派なオトナのオトコノコの騎士様になりますのよ?」

と、こくんと喉を動かしてひと口を飲み込みましてから。
目をぱちぱちとさせましてから、小さく首を傾げさせるのです。

ユウヤ > 「なるほど…そういう事でしたか」

拠点がダメになった時の逃げ場、ということなら理解出来る。
素直に頷き、そしてリス様は誰なのだろうかという疑問が新たに湧いたが、恐らく動物のリスだろうと勝手に結論づける。

「おとこのこの騎士…?いや、そもそも『なる』ってどういう…」

まさか自分の性別をよく分かってないなどという考えはどこにもなく、マリアージュ隊長と同じように首を傾げる。

マリアージュ >  
「だから、お仕事でお部屋を探しておりましたの。
 でもでも、わたくし、今朝とかよーさいを作りますのをお手伝いしようとしましたのよ?
 そしたら、たいちょーさんはたいちょーさんの仕事してきなさいって、
 裏庭のお外に猪さんに押し出されましたの」

と、うんうん、言うのですけれど。
実態は、動物からもお庭作りの戦力外通知。

「ほら、もうすぐ騎士になれますからっ」

えっへん、と胸を張ります。
まだ膨らみかけの小さなお胸。
ホルターネックのワンピースの薄い布地に、胸の先の蕾までくっきりです。

ユウヤ > …それは本当に手伝いになっていたのだろうか?
隊長の危なっかしさを見て、とても要塞…庭園?の手伝いが出来ていたとは思えなかったが、動物達の気持ちを汲んで口には出さず。

「その、マリアージュ隊長…む、胸が…
というか、男性女性の違いって分かっていますか?」

無防備すぎる服越しで見えてしまう胸の先から目を逸らす。直視してはいけないだろう。
そしてここまでの会話でふと、性別を理解していないのではないかという可能性が浮かんでしまう。

マリアージュ >  
お胸?
と、顔を下に向けますと。
自分のお手てでお胸をむにみに。
ちょっとは大きくになりましたかしら?
と思うのですけれど。

言われまして、ぷくっと柔らかそうなほっぺを膨らますのです。

「わたくし、きちんと知っておりますわ。
 大きいのがオトコノコの方ですわ。
 あとは、弱い方や困った方をお助けしますのがオトコノコですの」

それぐらい常識です、と。
教えて差し上げますように、ユウヤ様に人差し指を立てて伝えるのです。

ユウヤ > 「…僕は他の人と比べても小さいですけど、男ですよ?」

あ、ダメだこれ、と完全に悟ったような表情を浮かべる。
説明方法は思い浮かばなかったようだが、とりあえず小さい=女性みたいなのは自分としても嫌だったのか否定する。

「…そういえば、第十三師団拠点に大浴場ってありましたよね?あそこって男女別れてましたっけ?」

昨日、契約のあとは荷物を取りに街に戻り、そこで風呂を済ませていたので男女別か混浴か分からず。願わくば男女別であってくれと思いながら尋ねる。

マリアージュ >  
「あとは・・・手が大きいですわっ」

顎に指を当てまして上をみましてから。
はいっと、手を広げてみせます。
繊細な、ガラス細工のような、タコなど一つないすらりとした指。
華奢なほっそりした、けっして大きくないお手てです。

「はい、ご一緒にオトコノコになれますように、頑張りましょうですわ」

朗らかな笑顔で、ん、と。
軽く握った両手が胸の前にです。

大浴女を尋ねられて、首を傾げます。
何のことかしら、と笑顔ですが「?」と表情に浮かんでいます。

「ご一緒に入ったらいいのではありませんかしら?
 わたくし、いつもお部屋のお風呂を用意いただいておりますけれど・・・。
 大きなお風呂も楽しいですものねっ!」

大きなお風呂、あそこにあったんだ・・・と。
小さく呟いてしまいます。

ユウヤ > 「いや…だから僕は男…ああ、これダメなやつだ…」

ついに諦めの言葉を口に出してしまう。
一体何をどう教えたらこうなるのか…あとで師団長に問い詰めようか、なども考える。
そして、ため息を一つつくと、最後の望みをかけて口を開く。

「仕方が無いですね。実物で教えた方が早そうです…。今日、お時間ありましたら二人で大浴場に行きませんか?」

流石に、男女の身体をそれぞれ見比べれば分かるだろう…という、実に浅はかで何も知らない考えを思いつき、太陽の高さをちらりと見ながらそう持ちかける。

マリアージュ >  
「ダメではありませんわっ!。
 頑張れば、ユウヤ様もオトコノコの騎士様になれますわっ!」

がんばれっ、と応援です。
まっすぐな目がユウヤ様に向けられるのです。

「お風呂?ご一緒にですの?
 はいっ!。お背中、ごしごししますわね?」

と、わぁいと無邪気に喜ぶ姿です。
今日のお仕事、頑張りませんと、と。
そんな気合?も入るのでした。

ユウヤ > 「…はい、それでは21時頃に。僕は先に拠点に戻って作業をしてきますね」

最早ツッコミを入れることを諦め、無邪気な隊長を見ながら、その場を後にするだろう。
…本当に上手くいくのだろうかという、大きな不安も抱えながら。

ご案内:「王都マグメール 王城「庭園」」からユウヤさんが去りました。
マリアージュ >  
ユウヤ様を見送りますと。
お仕事、と。
お庭に埋まった壺を、んしょ、んしょと掘り出します。
大きな壺です。
到底持てないような存在感の、重量もある厚みのある泥だらけの壺。
それは、マリアージュがもちますと僅かに光り、そして雲の様な軽さ・・・。

これを無事によーさいに運ぶのは、ころころと壺を押して転がしながら。
とても大変なお仕事でした。

ご案内:「王都マグメール 王城「庭園」」からマリアージュさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 王城/庭園」にネルソンさんが現れました。
ネルソン > (書類仕事もなんとか人海戦術で今日の分は終わらせることが出来た。一息つこうと人目につきにくい庭園へ向かい、持ってきたティーポット、カップ、御菓子、軽食をテーブルに置き、椅子に座る)

「はぁぁぁぁぁぁぁ……ようやく終わった。もう少し人員を増やして貰えないもんかな、そうしたらもっと早く効率的に出来るんだけど」

(文官もある程度のレベルになるまでは仕事を教えないといけなく、今の忙しさでは教える手間が取れない。人が増えればそれだけ手すきの人間が出るだけ、教育に時間が取れるのだけどそれが難しい)

ネルソン > (自分でティーポットからカップに紅茶を入れて、軽食のサンドイッチを一口食べて紅茶を口に含んで流し込む。甘い物も欲しいともってきたクッキーも摘まんで、口内に残る甘さを楽しんでから紅茶を飲んで甘みも流していく)

「ああ、リラックスする……仕事の合間の休憩って大事だよな……本当は仕事もしなくていいならしたくないんだけど」

(生活するのに困らないくらいの食い扶持は国から貰えるとはいえ、少し贅沢しようと思うと足りない額なので働かざるを得ないのである)

ネルソン > (ゆっくりサンドイッチを食べて良く噛んで味わって飲み込み、残滓を紅茶で流していく。思ったより空腹だったのか、サンドイッチもクッキーも既にテーブルの上から姿を消している。残っているのは紅茶だけになってしみ、もう少しもって来ればよかったと残念がる)

「もう少しもってくるんだったか……ああ、でも、食べきれないかも知れないんだよな。今日はたまたまお腹が空いてて全部食べ切れただけかもしれないし」

(余ったら次の日の朝食にする手もあるけれど、一晩おいてしまうとパンがかさかさになる。クッキーは一晩くらいなら少し湿気ることはあるけれど、そこまでひどくないから大丈夫)

ネルソン > (気分転換にときた庭園での、一人だけのティータイムが紅茶を飲み終えることで終わってしまう。残念に思いながらも時間的にはゆっくりと出来たから良しとする)

「さて、部屋に戻るとするか……また明日も仕事だし、憂鬱だけど頑張らないとな」

(ティーポットにカップにお皿とお盆に乗せて、給湯室に返却してから部屋へと戻っていく)

ご案内:「王都マグメール 王城/庭園」からネルソンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 王城 ドラゴンフィート派出所」にレナーテさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 王城 ドラゴンフィート派出所」にツァリエルさんが現れました。
ツァリエル > 「僕の……男の子の部分……?」

そう言われても、自分ではよくわからない。どうすれば男の子らしく振る舞えるか、考えを巡らせてみるが
どれもいまいち自信がない。
だけれど可愛い恋人の願い、独り占めされたいと言うおねだりと自ら秘所を割り開いていくみだらな姿に
ますます顔を赤く染めぎくしゃくとぎこちなく興奮を深めていく。

独り占めしたいきもち、それを素直に押し出すことにして、彼女の体をぎゅ、と一瞬強く抱きしめると
ゆっくりと蕩けたクレパスへ幼い肉茎を押し込んでいく。
熱い、ぬかるんだチーズに突っ込んだかのように肉壷がうねり、自分のペニスを圧迫していく。
ぶるり、と思わず入れただけで達してしまいそうな快感にくぅ、と甘く呻いてこらえる。

「はふ……っ、あ、レナさんのなかぁ……とろとろぉ……きもちぃよぉ……」

くふ、と甘いため息を漏らしつつしばらくじっと身動きせずに快感の波が去るのを待つ。
そうこうしているうちに、尻穴と自身の割れ目へとあてがわれたレナーテの二股のしっぽがゆっくりとめり込んでいった。
ひ、とツァリエルの細い喉が鳴りしかし抵抗はわずかばかりで、どちらの穴も喜んで異物を受け入れていく。
ぐぷ、と内側から蜜を零しながら細いくねったしっぽが内側からツァリエルの快感を押し込んでいった。

「ふぇ……しっぽぉ……こんな、ことっ、しちゃったらだめなのにぃ……♥」

このまま流されてしまってはまた、彼女にエスコートを取られてしまう。
食いしばるように快楽に耐え、誤魔化すようにレナーテの白い細首へちゅう、と吸い付き軽く歯をたてる。
空いた両手でむしり取るようにブラをずらし、そのまろやかな双丘を両手で揉みしだく。
先端の赤い飾りを口に含み、赤子のように吸い付いてはコリコリと歯を立て舌で肌を舐めていく。

「んひ、っレナしゃ……レナさ……っん、すきっ♥すきぃ♥ぼくの、ぼくのっレナしゃんっ……!」

必死に女体へむしゃぶりつくと同時に腰を振って抽送を始めれば、肉壁をかき分けるようにして
肉杭が子宮口を小突いていく。
ぱちゅん、ぱちゅん、と肌を打つ音とと粘着質な音が入り混じり、二人きりの部屋の中へ木霊した。

レナーテ > 問い返す言葉を肯定するように、小さく頷く。
ひっそりと独占欲を煽ろうとした言葉も、今ひとつ届いていない様子を見るに、そこまで深くないのだろうかと思う。
それは同時にほんの少し不安になるが、クレパスを左右へ広げて桜色の粘膜を晒せば、恥じらいにぎこちなくなっていく。
まだまだ、男性というよりは、男の子…といったところに、変わらぬ初な可愛さを覚えて微笑んでいた。

「んっ……あっ、ツァリさんの……入って……っ」

未発達ながらに反り返った肉棒が膣口を割り開くと、膜を破ったように水飴が溢れ出し、熱く亀頭へ絡みつき、雁首までドロドロに汚していく。
きゅぅっと窄まる肉壷がそれを包み込み、自然と奥へ奥へと誘うように収縮を繰り返す。
控えめな胸元を突き出しながら仰け反り、掠れた吐息とともに声を溢れさせれば、脳内へ快楽の電気が充満し始めた。

「ちゃんと……動かない…と、ツァリさん……の、このまま……絞ってあげます…からね」

埋没させただけで動けなくなる彼とは裏腹に、尻尾を交互にピストンさせて彼の肉穴を刳り始める。
細身ではあるものの、わざと角度をつけて擦れる力を強めていけば、窄まりの端を引っ張って広げるようにして摩擦を強める。
ぞり、ぐじゅ、と毛の擦れる音と蜜の二重奏を奏でながらも、細い先端は奥底を目指していった。
そんな最中首筋に吸い付かれれば、ひんっ!? と素っ頓狂な嬌声を上げて瞳を白黒させる。
白い喉をさらけ出すように仰け反り、歯の感触にぞくぞくっと被虐の快楽を覚えてはぎゅぅっと肉棒を締め上げてしまう。
ブラをどかす乱暴な手付きも、その先端にしゃぶりつく瞬間も、びくん! と体が被虐に強く跳ね上がって、唇の端から涎を垂らすほどに興奮は止まらない。

「んっ、ぁっ、ぅ……あっ……ひ、ぃぁ…っ……ぁっ!」

好きと子供のようなオネダリを繰り返しながら、褐色と白色が擦れ合う。
彼の熱も肌の感触も全てが心地よく、とろんと瞳が濡れていき、貪りつくように彼の腰振りが卑猥な音色を響かせる。
乾いた音と蜜の泡立つ響き、それにつられて、きゅ、きゅ と膣口は強く引き絞られ、肉襞全体がぎゅっと縮んでいくように彼の肉棒へ絡みつく。
柔らかな粘膜は熱い蜜にぬかるんで引っ付き、亀頭を剥き出しにさせて、そこを熱く優しくこねくり回そうとしていた。

ツァリエル > レナーテのしっぽが器用に直腸と腟内を進み、奥へ奥へと摩擦を強めれば
それに釣られるようにツァリエルの腰も激しく動く。
レナーテの白い肌、胸に顔を埋め、吸い付くことでなるべく喘ぎを押し殺しているが
それも一際大きくうねる尻尾とレナーテの肉壷の衝撃で思わず仰け反って甘い悲鳴を上げてしまう。

「んぁあああっ♥おし、おしりぃ……かってに、うごくのぉ……♥ひぅうう♥
 しゅきぃ……♥レナさっ……しゅきぃ……♥」

自分の受けている快感を、彼女にも返したい。もっとお互いに結びつきあって高まってしまいたい。
尻尾で一突きされるたび、同じだけ深く大きく彼女の中をえぐる。
彼女の白い肩口に噛みつき、細い腰を掴んでいつになく乱暴に腰を打ち付ける。
レナーテの甘い嬌声が耳に心地よい、子宮口が舐めるように先端の敏感な部分を刺激して
突きあげるたびにキスをされているようで。
犬歯をたてて、彼女の肌に赤い噛み跡を残したのなら、よだれを垂らすその唇を奪って垂れる露ごと飲み干した。

「ん、っふっ……! れる、……っんくぅ、……レナ、しゃ、でるぅ……♥
 おく、おくにだすっからぁ……♥のんでっ、つぁりのせーし、ぜんぶぅ……♥」

はひはひと息を切らして、相手を気遣う余裕すら失ったツァリエルが犬のように下品に腰を振る。
自身に突き立った二本の尻尾を飲み込んで、奥へ奥へと引き込むまま、
自分の一番気持ちいい場所を突かれて、押し出すように欲望を吐き出した。

レナーテ > 散々穢された場所も、彼を悦ばせる一部となっていけば、嬉しそうに口角を上げていく。
肌に吸い付く度にくぐもった悲鳴が響けば、もっともっとと腰を軽く揺らして肉棒が擦れる力を強めようとしていた。

「ひぁっ!? んっ……ぅあっ、あっ、ぁっ、私……もぉ、好きです……っ」

尻尾のストロークに合わせるように彼の腰振りは強まり、亀頭が奥底まで埋没していく。
肩口に食い込む彼の歯は、白肌に薄っすらと赤い後を刻みながらも、ひぁっ と素っ頓狂な悲鳴を溢れさせて瞳を震わす。
とろとろに解けていく牝の顔は、もっともっと彼の肉棒を求めていき、自然と子宮口へぶつけるように腰を傾けてしまう。

「あっ、ぁっ、ぁぁっ! ツァリ…さんの、凄い……ひっ、んぶ……っ! んぅっ、ぅ、ぅぅっ!?」

子宮口を嬲り尽くすように亀頭と窪みが密着して電気を走らせ、切羽詰まった甘ったるい悲鳴を上げていく。
視野が白くチカチカと光る度に、頭がおかしくなりそうな程の快楽に体の震えは止まらない。
のめり込む合間、唇を塞がれると、驚きながらも全てを欲すが如く唇が舐め取られる。
こっちもと彼の唇へ舌を這わせ、半開きの唇からは熱のこもった吐息が溢れ続ける。

「んっ、ふ……っ、あっ!? はぃっ、だし…て、くださいっ、ツァリさんの……精液、いっぱい……いっぱ、あ、ぁぁぁっ!?」

唇が離れると、息切れしながらも欲望を吐き出しながら腰振りが激しくなる。
それに合わせてこちらも、ストローク幅を大きくして擦れる力を強めていく。
奥底を尻尾の先端が叩き、ねじれるように回転させながら注挿を繰り返していった。
それこそ菊座を抉る尻尾は、その先の結腸すらこじ開けそうなぐらいに奥へ奥へと突き立てる。
互いに貫き合う交わりが加速し続ければ、絶頂もすぐというところ。
彼の白濁が子宮口と鈴口が密着した瞬間に溢れるなら、ばつんと脳内で何かが弾け飛ぶような感触すら覚える。
奥底から湧き立つような快楽に、総身を痙攣させながらのけぞれば、絞り尽くすように肉壷はすぼまって小刻みにしゃぶる。
両手は彼の背中に回り、ぎゅっとシャツに爪を立てるようにしがみつく。
金色を快楽に目一杯閉ざしながら、肉棒との隙間から間欠泉のように潮が溢れだしては、彼の股座にぶつかっていった。

ツァリエル > 己の尻奥、結腸をもえぐるような激しい抽送、尻尾とは思えない動きに
おほ♥とツァリエルの目がぐるりと白目をむいてだらしなく歪む。
眼の前の少女の蕩け歪む顔に劣るとも勝らぬ快楽に身を焦がされた性奴のような喘ぎ。
レナーテの子宮口に突き立てた己の幼い肉棒が絶え間なく震えて密着した肉穴へ子種を途切れること無く注ぎ込む。
熱い液体で彼女の子宮を余すこと無く焼き、それこそ孕ませんとするほどに折り重なった体を密着させる。

「~~~~~~~~~ッ♥♥♥くひ、ぃ……~~~~~♥♥♥」

かろうじてツァリエルの身にあったオスとしての本能。
それが今全身を通じて喜びに滾っている。
抱きすくめたレナーテをこのまま包み込んで抱き潰してしまいたいと思う欲望。
涙に濡れた目をぎゅっと閉ざして歯を食いしばり、悦楽の波を尾てい骨から背筋、脳髄へとやりすごしてぶるりと震える。
そのまましばらく、ふるふると震えた褐色の肢体が再度ゆっくりと動き出す。
快楽に突き動かされるように、達したばかりのレナーテの体を貪って再び抽送を開始した。
白濁と潮でぬめりを増した蜜壺は滑らかに肉棒を飲み込んで刺激を与える。

「れな、しゃ……♥ごめ、な、さっ♥とまんにゃいのっ……♥
 おちんちんっ♥とまんにゃいのっ♥レナさんのっ、きもちくてっ♥」

ポロポロと涙をこぼしながらそれでもレナーテの細腰を掴んで離さず
まるで白痴になってしまったかのようにあー♥あー♥と呻きながら女体を穿つ。
徐々に早まる腰の動きに達したばかりだと言うのにまたツァリエルが絶頂を迎えようとしていることがわかるだろう。

レナーテ > 彼の大人しい顔立ちが崩れていき、普段は見せぬような淫猥な奴隷の表情を作り上げる。
瞳孔が上天し、白い部分が広くなる瞳と壊れたような喘ぎ声。
声も濡れていき、どちらが責めているのかすら分からないような程に。
胎内へ滞留する白濁が仔袋の中に張り付いていくと、染み込むように熱が広がり、体の痙攣は止まらない。
気持ちいい、大切な彼に満たされていく甘い幸せを噛み締めながらも抱きしめ続ける。

「ツァリ……さ、――っ!? ひあっ!?」

奥歯を噛みしめる軋む響きに、蕩けた金色を開きながら彼を見上げる。
体が密着し、薄っすらと汗ばんだ白肌を吸い付かせる中、彼の体が何度か震えていた。
何処か痛かっただろうかと思えば、心配になって彼の頬に触れようと腕をとこうとする。
しかし、僅かに指先のちからが緩んだところで密着した襞が引き剥がされていく。
くちゅっと蜜の響きを響かせて擦れるだけで、絶頂したての体は強烈な快楽に見舞われるのだ。
息を呑み、金色の動向がきゅっと狭まりながらに震え、再び彼の背に爪を立てそうになる。
傷をつけぬように指の腹を押し当てながら、膣内は細かな痙攣で肉棒を受け止めていく。

「あ、ぁぁっ! ぅあ…っ、んんぁっ!? い、……です、よ。 もっと……ぐちゃ、ぁ…っ、ぐちゃ……って、して……ぇっ!」

盛りついた動物の様に、呻き声だけを上げる彼に驚きながらも、自身の体でそれだけ盛ってくれるなら喘ぎながらも頬を緩ませる。
浅い絶頂を幾度も繰り返し、痙攣が止まらない膣内は更に激しい蠕動運動を繰り返す。
肉棒を奥へ引き寄せながら、ポルチオと激突させるようにこすり合わせる。
その合間、尻尾の動きを止めながらも自身も腰を前後させて快楽を上乗せすれば、焦点をぼやけさせた瞳は悦びに濡れ続ける。
このまま出され続けたら、簡単に孕まされてしまいそうだと淡い危機感を覚えるが、それすらも心地良い。
彼の獣欲に汚されたい、爪痕を刻まれたいと願えば、耳元にそっと唇を寄せていく。

「ツァリ……さん、赤ちゃん……できちゃい、ますよ……?」

雄としての最大の爪痕を煽りたてながら、その声は喘ぎ声に消えていく。
出して、出してと幾度も耳元に囁きながらぎゅっと抱きしめて、擦れる肌の感触とともに同時の絶頂へ誘おうと腰を揺らし続ける。

ツァリエル > 「あか、ちゃ……? ……っ」

乱れ交わりながら辛うじて残っていた理性が、キーワードを拾う。
一瞬体の動きが止まるが、それもつかの間、甘えるようにレナーテに頬ずりし、
柔らかな胸の膨らみを鷲掴みにして腰をつき動かす。

「っ……あかちゃ、ほしぃ……♥レナさんの、赤ちゃん……♥
 ぼく、赤ちゃんっほしーのっ♥奥にね、いっぱい注がれて……
 あかちゃ、生んじゃったぁ……♥えへ、へ、へへ……」

もはや言語が危うくなるレベルで理性を崩壊させ、どちらが孕ませているのかわからぬ言葉を紡ぐ。
赤ちゃん、二人の、子供。眼の前の少女の愛しい腹の中で育つ生き物。
そして今も自分が生み、増やしている生き物。

トロンとだらしなく濁った青い瞳が愛おしそうにレナーテを見つめる。
ちゅ、ちゅ、とついばむだけの口づけを交わして、
再び腰を抱え直すともっとも少女の奥深くに自分の肉棒が突き立てられる場所を探す。
子宮口をこじ開け、押しつぶした子宮の内側へ潜り込もうと、肉薄する。

「あかちゃん……ぼくの……れなしゃんの、あかちゃん……♥♥」

獣の如く加速していく腰、あっ♥あっ♥と喘ぎながら、突き動かされる衝動のままに、三度目の精液を吐き出す。
ともに絶頂に向かったレナーテの手を恋人つなぎで握り合い、思い切り腰を彼女の中へ打ち付ける。
同時に尻穴と女性器に潜り込んだ尻尾をきゅん♥と思い切り締め付けた。

「ふぁ、あ、あ、あぁああ~~~~~~~っ♥♥♥」

少女もかくやというような甘い喘ぎを叫んで、ツァリエルの背筋が弓なりに反った。
雄としての征服欲と、雌としての被支配欲、それを同時に満たしたツァリエルの脳内は焼き切れるほどの快楽に包まれて。
しっかりとレナーテの中へと己の子種を種付したのなら、彼女のスレンダーな腹が少し膨らむかもしれない量を子宮に残した。
くったり、とレナーテへ倒れ込むと、はぁはぁと甘い吐息を零して薄くまぶたを開く。

「んぁ……レナ、さん……ごめんなさい……。
 ぼく、きもちよすぎて……、たくさん、出しちゃった……」

レナーテ > 囁きかける声に言葉が途切れていき、体もフリーズしたように僅かに止まっていった。
それほど何か感情を煽ったのだろうかと思えば、降り注ぐ獣欲の期待に喉を鳴らす。
けれど、何故か頬ずりする彼の仕草にキョトンとしていると、くにゅんと指を沈める乳房は彼の握力に玩具のように形を変えていき、心地よい柔らかさを伝えていくだろう。

「ぇ……っと、ツァリ、さん……?」

まるで壊れてしまったかのような口調で紡がれる言葉達は、欲望を一瞬抑えるほどに驚かせてしまう。
白痴のように繰り返す言葉に不安を覚えていれば、啄むようなキスに瞳を見開きながらもされるがまま。
何が起きるのか、その不安が胸の中を渦巻く中、彼の肉棒が子宮口の窪みへ密着する以上に押し込まれる。
ギチリと軋む頸管の感触にひぐっ!?と悲鳴を溢しながら瞳を見開けば、痛みと快楽の合間で体を大きくのけぞらせた。

「奥、入って……っ!? うぁっ、あ、あが……っ、ぅあっ、ぁっ、あぁぁ……っ!?」

ゴリゴリと押し広げられる中、獣のような自身のペースで動くストロークに翻弄される。
きゅうきゅうと締め付けていた膣内はその動きが停止してしまうも、それでも解れた肉は彼の肉棒に絡んで扱き続けてしまう。
三度目の熱液が奥底へと吸い込まれていけば、仔袋がたぷんと波打つような感触を覚えるほど。
困惑の最中に次の絶頂が込み上がれば、声も出せぬままに体をのけぞらせてしまう。
蒸気すら見えそうなほど熱くなる吐息と、瞳を彷徨わす快楽と困惑に揺れ動く顔。
どくどくと奥底が膨れていく感触は、仔袋をいっぱいにまで圧迫すれば、薄っすらと下腹部が孕んでしまったように膨らんでいた。
熱でいっぱいとなった心地よい快楽が後からじわじわと溢れれば、程よい重たさが胸元へと重なってくる。

「はぁ……っ、はぁ……っ……ふふっ、それなら……良かった、です…」

男の子らしい貪り方を知らなかったのかも知れないと思えば、ペースもなにもない動きも納得せざるを得ない。
困ったように微笑みながらも、その金糸を指の合間で可愛がるように撫でていき、呼吸のタイミングに合わせて緩んだところで尻尾を引き抜いていく。

「……出来ちゃったら、もう少し……男の子しないと、子供にお父さん……できません、からね」

ぎゅっと抱きしめ直し、背中に髪に指を這わせていく中、心地よい疲労感が広がっていく。
ドアの鍵を締めたっけと思うものの、瞼の重たさには徐々に勝てなくなる。
響かせる吐息が緩やかになる中、子供をあやすように撫で続けながら、眠りへと沈んでいくのだった。