2017/05/07 のログ
ルゥ > 「キニスね、よろしく
 私はルゥ・ハーグリーブス…見学にきて迷子になったら帰れなくなるから、気をつけて」

城内のものは、優しくはない…どこか冷たさと放任的なとこも多いし
見学にきたものを1人ほっておくなど、小さくため息をついて

「私はー…んー…お城のものではあるけど…そう、不本意も混じるけどお城の者だね」

言いかけて、説明しにくい。
一般人が見学にきて、鎧も身に付けてない若い小娘が中庭で寛ぐなど違和感だらけだろうけど

「うまく説明できないけど、私は普通のつもりだから」

キニス > 「ルゥ…いい名前だ。
 その心配はご無用。一通り見学して王城内の構造は把握した…多分」

彼女の名前を反復しながら、そう告げる。
記憶力は悪くない方で、頭の中で地図を描きながら王城を回っていたから大体の構造は分かる。
しかし、何故彼女は小さくため息を吐いているのか。謎である。

「?…まぁ、色々ある、という事にしておく」

彼女の意味深な言葉に首を傾げつつもそう返す。
違和感だらけでも彼女なりの事情があるのだろう。
それは彼女の口から言いだそうとするまでは深い詮索はせず、『色々ある』とだけで済ませておく。

「何か愚痴や悩み事があるなら、俺で良ければ聞くぞ?」

彼女の言葉が引っ掛かり、気遣いのつもりでそう告げる。
見学に来た一般人に愚痴を聞かせるのも気が引けると思われるかもしれないが
気分を害してない、大丈夫と言った様子に笑顔を見せる。

ルゥ > 「ふふ、ありがと名前を褒められるなんて、把握したの?すごい…」

見た目には同じくらいの若い男性、頭がいいんだろう
歩いたとこで地図が描けるのなら、いろいろ経験をしてきたのだろうと考えられる

「ん、そうしておいて…説明しょうとすると…すごく長くなりそう」

隠すつもりはないけど、ここで話していくと長くもなるし
思い出せないことも混ざり、説明するのは少し苦手としていることで

「悩みかぁ……んー…知らない人だから言えるけど、ざっくり言うなら
 ……早く居なくなりたいだけ」

見ず知らずの人だからこそ吐露できる一言。
笑顔を見せてくる相手に、返すよう言葉とは真逆に笑みを浮かべ返して

キニス > 「ふふーん、だろう?」

凄いと褒められれば、胸を張ってふんすと鼻息を出す。
高身長の彼がするには少し違和感のある仕草にまだ若い男性であることを示す。
いや、この場合は若いと言うより幼い、かもしれない。

「…居なくなりたい?」

彼女の正体に深い詮索はしないものの、放たれた悩みの言葉に眉を顰める。
見せていた笑顔も鳴りを潜め、彼女の笑みに一抹の不安が生じる。
最早彼女が美人だからという理由は忘れて、その言葉を深く掘り下げる。

「それは、死にたいって事か?」

ルゥ > 「うんうん、1度でなんてすごいすごい」

胸を張るように見せてる姿にクスクス笑いながら返す
その後に、静かになって

「…ん、そういうことかな
 でも今も「私」は死んでるのとかわらないかもね
 こんな場所にいるの、へんと思ったでしょ?
 この城に必要なには、私でなく別のものだから…ってこと」

根っからの軍人気質でもない
田舎のどこにでもいるような、ただの娘が…城に軍事力として招かれたのだから

キニス > 彼女の笑顔にこちらも自然と笑みが零れる。
しかし、静かになった後の彼女の言葉にその表情は一転。
眉間に皺を寄せて、疑念に満ちた表情をする。

「私ではなく別のモノ…」

彼女の言葉、身なり、そして見えた魔力。
それらを分析し、彼女が何者なのかを考察する。
チラッと見えた魔力の性質、それと過去に見たものを重ね合わせ、ハッとする。

「魔剣…」

口からそう溢し、驚いたような表情をする。
見えた魔力は確かに魔剣の所有者のそれだ。
しかし、魔剣を装備しているようには見えない。まさか、自分のように中に…

ルゥ > 「ふふ…正解、すごいね」

地理の把握に、言い当てた言葉は、笑っていいのか困ったのかわからない顔になる

「だからイロイロあるってこと…」

記憶を落としていくように、力を震えば何かを引換えになくしていく
いづれ、自分でなくなるときがくる

この城に求められたのは、その恐ろしいほど便利で強い力を呼ばれただけ
視線を外し、ベンチに座る足元に落としながら夜空をみあげて

キニス > 「…」

微妙な表情の彼女。
きっと既にこのような件を経験したのだろう、慣れたというメッセージが込められていた気がした。
自分の考察をぽろっと口から出してしまい、結果的に詮索する形となってしまったことを後悔する。

「…実は、俺も聖剣…いや、もはや魔剣か。
 魔剣の所有者でね。扱いには随分と苦労しているものだ」

夜空を見上げる彼女の手に自分の手を重ねる。
大きく、温かいその手で彼女の華奢な手を優しく包み込み、口を開く。
彼女に少しだけ身を寄せれば、共に夜空を眺める。

「大丈夫。お前は一人じゃない。
 お前には多くの悩みや不安があるかもしれない。
 それは、俺に話せば解決するようなものでは無いかもしれないが…」

初対面の女性に何を言っているんだ。
気持ち悪がられるぞと思いつつも、自分の考えを口にする。
明らかに変態に思われると思考しつつ、恥ずかしそうにはせずに言い放つ。

「今だけは、俺に存分に甘えていいだぞ?」

ルゥ > 「ふふ、大丈夫
 もう、慣れてるから」

似たような境遇なのだろう、だからこのモノも城に呼ばれたのかなと考えながら
手を握られて、驚き視線をむけた

「…ん?…んー…悩みも不安も感じなくなったのかなぁ
 だから早く片付いて、次は普通の女の子でいたいかな」

この扱い、この生活も長くなってきて
相手が慰めてくれようとしてるのは、わかる…ただ麻痺してるのか
そこに感情がうまくついていかず、ただ冷めてしまってるように

「ありがと」

初対面でさすがに、それはできないと、どこか遠慮気味に微笑んで返しながら
握られた手を揺らし、大丈夫と伝えるように

キニス > 彼女の慣れているという言葉に歯を食いしばる。
魔剣はこのような少女をも容赦なく変えてしまうのか。

「…そうか、止めはしない」

悩みも不安も無くなり、麻痺しているような彼女。
片付いて、次へ移ることを止めはしないが、その必要が無いようにしたいとは思う。
出来れば彼女の力になりたい、しかし、出会ってからまだ数分しか経ってない。
関係はまだ深くない為に、彼女の境遇を探るのは困難だ。

「…すまない」

遠慮気味に微笑む彼女。
手を揺らされればその手を退け、彼女へと謝罪をする。
いきなりこんなことを言われても困るだろうと常識的な思考へと切り替えれば、ため息を吐き、背もたれに寄りかかる。

ルゥ > 「お城の人も貴族も欲しがるのは、私でなはくナカにあるものの力だからね…
 私はただの入れ物とかわらない」

自分のことなのに、客観的に見てるような冷静な、冷めた言葉
初めて自分のことを気にかけて心配してくれる言葉をもらった気がする

手を揺らしたのは拒否でなく
心配してくれる相手へむけた、励ましにもにた行為のつもりだったけど
謝る言葉に首を振って

「その力のせいで、ここでは部屋をもらったり地位ももらって好きにさせてもらってる
 部下もつけてない…数百人の部隊なんて居るだけで、邪魔…巻き込みそうだから」

キニス > 「…ふむ」

客観的に見るような冷静な言葉。
もはや彼女は諦めてしまっているのだろうか。
確かに道具として使われるような生活など、早く終わらせたいと思うのが正常だ。

自分とは似たようで正反対の性質の彼女。
ふと、彼女が内包する魔剣の事が気になり始めた。

「はは、それほどの魔剣を持っている、という事か。
 出来れば、魔剣の名前なんかを教えて貰えないか?」

数百の部隊など要らないという自身ではなく事実のような発言。
冗談ではなく真に受けつつ、魔剣の名前を問う。
既に詮索しないなどという自分は忘れてしまい、今はただ目の前の少女の事を知りたかった。

ルゥ > 「私が持ってるのは、フラガッハ…」

名を告げれば、答えるようにベンチに座ったまま手のひらを前に突き出すと
手のひらから明るく燃える炎に包まれてでてくる剣

自分が操るぶんには軽く羽のように自由に扱えるものだし
意思に答えるように 手を下ろしてもその場に浮いたまま

「あの水を切って…とか頭で思うだけで」

例えるより見せたほうが…そうあえて言葉にすると剣は誰に握られてもいないのに
中庭の噴水の噴き上げてる流れを一瞬で切り裂いて水が瞬間止まり…また繋がり流れ出す

暗くても周囲に生み出した熱さのない炎の明かりでその様子は見えるはずで

「ね…こんなのに部下がいたら巻き込んじゃうでしょ」

キニス > 「フラガッハ?」

その名前に目を細めつつ、彼女の所作を見守る。
掌からは明るい燃え盛る炎が発生し、そこから剣が出現する。

それからは彼女の芸当を見据える。
触れもせずに剣で、中庭の噴水の水の流れ…時間だろうか。
よくは分からないが、自分には止まったように見え、また繋がり流れ出した。

炎の灯りでそれが鮮明に見え、それと同時に今まで抱いていた疑念が解決した。
全ての事柄が頭の中で繋がり、溜飲が下がると共にある質問をする。

「ルゥ、唐突ですまないが質問したい。
 君のお父さんは考古学者で、お母さんは遺跡調査をしているエルフか?」

彼女の両親の話題について触れ、真剣な眼差しで質問の返答を待つ。

ルゥ > 「…ん?そうだけど、どうして両親のこと知ってるの?」

まだ健在のはずだけど、そんな有名な人たちではない
なぜ今、出会った人が両親の人種と職業を知ってるのかと驚きながら

剣は手の上に戻り炎とともに姿を消していて

キニス > 「…はは、やっぱりそうか」

彼女の返答を聞けば、少し嬉しそうにそう呟く。
驚く彼女に一から説明するつもりで口を開く。

「俺の持っている剣はインティニウム。
 灰の聖剣、とも呼ばれている。その剣は、俺に『死んでも必ず蘇る』加護を付与したんだ」

そうして自分の剣についてのことを説明していく。
聖剣のせいで死ぬことはなく、寿命を迎えてもその都度、灰と化した後に蘇ること。
既に何千年もの時間を過ごしたことを伝えた後、彼女の疑問について答えた。

「今から十数年前。若い頃の君の両親に会ったんだ。
 その時に聞いた。ハーグリーブス家は代々魔剣を守っていると、その魔剣こそ、君の持っている…」

彼女を指差し、事実を告げる。
先ほどまで突っかかってた疑問はこれだったのかと自分で納得しつつ、彼女へ、彼女の家族とフラガッハと自分との以外な繋がりを説明する。

ルゥ > 「そうだったんだ…初めてきいた」

聞いたことのない聖剣というもの、それほど魔剣には縁もなく普通の生活をしてただけだったから
相手の話と両親の昔のこと
本当なら、初対面で話の筋のいいと疑えそうなのに、素直に話は耳に入ってくる

「そんな繋がりがあったんだ…」

死ぬことなく蘇る、それも孤独な確執
瞳を伏せて、相手の生涯が終わることないのを知ることに

「夜も遅いね、…どうする?客室でも泊まっていく?」

最初よりは表情も少し緩む、不思議な縁もあるものだと
小さく欠伸を落とせば、今夜は自室にでも珍しく泊まろうかと考えながら
相手が客室に泊まるのなら、用意をさせようと

キニス > 「あぁ、奇妙な縁もある物だな」

実際の所、言っても信じてもらえないと思っていたのだが
彼女が純粋だからか、それとも信用を得たからだろうか。
そんなことはどうでもいい。あの二人の子がこんなにも立派に綺麗に育ったことが嬉しく、ついにやけてしまう。

「…?」

意味深気に呟く彼女に疑問符を浮かべる。
自分の境遇を知って何を思っているのかは知らないが
彼女と同じように、既に自分も『それ』には慣れきってしまった。

「ん?あー、出来ることなら泊っていきたい。王城の客室がどんなものか、体験したいもんだ」

彼女の言葉に素直に甘えつつ、緩んだ顔にこちらも笑顔を向ける。
欠伸をする彼女を愛いと思いつつ、こちらは立ち上がって伸びをする。

ルゥ > 「ん…じゃあまってて…」

ベンチから立ち上がり、
中庭からでていけば回廊を歩く侍女たちが見えて、
手をふりサインを…そこで事情を説明し客室を1部屋用意してくれるように伝えてくる

「今、用意してくれてるから、じゃあ…そこまで送る」

客室はさすがに行ってないだろうと、一人歩かせるわけにもいかず

「外の宿よりはいいかも…私も今夜は泊まるから
 明日の朝はゴハン一緒にたべよ?」

珍しく自室で過ごすことを、そこも一人で食事は居心地が悪くならないようにと考えてのこと
明日の朝を誘いながら中庭から歩き客室に着く頃には、用意もできているだろうと

ご案内:「王都マグメール 王城2」からルゥさんが去りました。
キニス > 「ん…」

彼女がベンチから立ち上がり、通りかかった侍女に声を掛けたのを見守る。
暫くして客室を用意してくれることを伝えられれば、嬉しそうに腕を組む。

「そうか、わざわざありがとうな」

彼女の気遣いをありがたく受け取り、客室まで送って貰う。
その間も王城の夜間の雰囲気や構造を頭に入れつつ、客室へ到着する。

「それじゃあ、お休み、ルゥ。
 朝ごはん、楽しみにしている」

客室の入り口で彼女にそう告げれば、朝ごはんを楽しみにしながら客室へと入る。
綺麗に皺が伸ばされたベッドに手入れの整った家具類。
良い雰囲気を醸し出す照明に感心しつつ、その日は客室で休息を取った。

翌朝、王城の食道には魔剣を持つ少女と仲良く食事を食べるその男の姿があった。

ご案内:「王都マグメール 王城2」からキニスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 王城2」にエレアノーラさんが現れました。
エレアノーラ > 普段は近寄らないよう言い含められている王城。
しかし、時折手続き等で呼びつけられることもある。
無駄とも思える説明を聞き、無駄としか思えない書類にサインを施し、ようやく解放されたのが先程の話。
扇情的なドレスも部屋の明かり程度では普通のドレスとしか見えず、その御蔭で小言から逃れることが出来たのは幸いなのだろう。

「ふぅ、まったく。わざわざ呼び出して一回サインを書くだけなんて……。この程度の事なら屋敷に書類を回せばよろしいのに。」

渡り廊下から覗き見えた小さな庭園。
人工の小川が流れ、大きな木が植えられたそこは何となく居心地がいい。
浅学故に何の木かわからない木の下に設えられた品のいいベンチに優雅に腰掛け、大きく息をひとつ吐いた。

エレアノーラ > ちらりと渡り廊下を見上げる。
あそこを誰か通りかからないかしら、そんなことを思いながらスカートを抑えてベンチから立ち上がる。
王城内故に風が吹き込まない庭園は少し蒸して肌に汗が滲む。
さらさらと流れる小川へと歩み寄ると不躾にもヒールとニーソックスを脱ぎ捨て、そっと流水へと足を晒す。

「ふふ、なかなか気持ちいいですわね。」

冷たい水が足首を撫でる感触は殊の外気持ちよく、無邪気な笑みを浮かべ、スカートの裾を少し持ち上げて小川の上で楽しげに踊る。
一見、無邪気に水遊びする令嬢。
しかし、よく見れば薄いスカートからすらりとした下肢の影がシルエットとなって透けて見えている。

ご案内:「王都マグメール 王城2」にセイン=ディバンさんが現れました。
セイン=ディバン > 男は考えた。今現在のこの格好、いわゆる執事っぽい格好なら、王城内への潜入も可能なのではないか、と。
そうすれば……人間側の、魔族の国への侵攻情報の収集や妨害も簡単なのではないか、と。
そうして、男は改めて王城へと潜入した。

「……どうも。あぁ、各議場ですか?
 このまま進んで、右の緑の扉の先ですよ」

すれ違う使用人に挨拶、次いで城に慣れていない貴族に案内を。
どうやら、男の潜入は未だばれていないようで。
そうして男は、渡り廊下を歩く。さてどうしたものか、何せ潜入後はノープランだ。
男は一度城の概観を見ようと窓に近づき……。

「……あん?」

眼前に広がる小さな庭園。そこに、一人の少女の姿を見つけた。
明らかにそれと判る。使用人や、ただの貴族ではない……男風に表現するなら、『王気』という、王族のみ持つオーラを感じ取った。

「……ま、ダメ元ダメ元」

その少女の姿に面白いものを感じた男は、庭園へと向かう。
王族なら情報を持っているかもしれない。なんなら人質にしても良い。
そんなことを企てる男は、少女のドレス、その異質さに気付かぬままだった。
距離があったのもある。だが、まさか……王城の中に、扇情的であり、露出目的とも取れるようなドレスを着た人間が居るなどとは思っていないのだ。

エレアノーラ > ぱしゃぱしゃと水を踏みしめる音に混じって聞こえてくる足音。
そちらへと視線を向けると見慣れた服装の男がひとり。
どこか胡散臭いモノを感じるものの、見守りのうちの一人であろうとあたりを付ける。

「貴方見ない顔ね。新人?外ではわたくしの前に姿を見せないよう躾けられているでしょう?」

ドレスの裾を持ち上げたまま上半身だけ振り向き、少し不機嫌そうな上目遣いを見せる。
木漏れ日にキラキラと輝く小川がどこか幻想的な印象を与え、うっすらと透けて見える扇情的な下肢のシルエットとアンバランスな融合を見せる。

セイン=ディバン > 勘と経験則で、城を歩き、庭園へと到着した男。
いざ少女の前に立ち、咳払いを一つ。
まず何をするにも、怪しまれてはいけない、と思っていれば声をかけられ。

「……新人……。
 え、えぇハイ。そうでございます!! 本日から勤めることになりまして。
 ……大変失礼、かつ不躾ではございますが。もしや貴女様は王族のお方ではございませんか?」

相手の言葉を、渡りに船、とばかりに。その言葉に乗っかり、新人執事という設定でいくつもりの男。
恭しく一礼し、頭をあげれば……男は自分の目を疑うことになる。
ドレスを着ている少女。その、ドレスの生地が。透けて見えるのだ。
間違いなく、少女の下肢が、うっすらとだが見えてしまっている。
男は自身の目がおかしくなったか、と目を擦る。

エレアノーラ > 「はぁ?何言ってますの?わたくし、エレアノーラの付き人なのでしょう、貴方?」

自分のことを知らない様子の男へと眉をひそめ怪訝な表情を見せる。
先日、妻子ある身だと哀願する男を無理矢理押し倒して中出しを強要し路頭に迷わせたばかりだから、補充人員が来ているのは間違いない。
教育がなっていないと両手を腰に当てて呆れた表情を浮かべ、小川から上がり、靴も履かずにベンチへと戻り優雅に腰掛ける。

「まあ、いいですわ。では、お拭きなさい。濡れてしまいましたの。」

口元、ネズミを弄ぶ猫のような笑みを浮かべ、そっと右足を差し出す。
下肢のシルエットがうっすらと透けて見えるどころか、少し屈めばスカートの中が覗き見えてしまうだろう。

セイン=ディバン > 「……は、はぁ?
 ……あ、いえ、そう。その通りでございますエレアノーラ様」

執事、ではなく付き人と言われ、男はぽかん、と口を開ける。
だがすぐに演技を続ける。怪しまれ、人を呼ばれれば一発でお尋ね者だ。
そのまま、ベンチへと優雅に座る少女の様子を、胸元に手を当てたまま見守る。その座るだけの仕草すら、気品に満ちていた。

「……はっ、畏まりましたエレアノーラ様。
 では、失礼致しまして……ぶほっ!?」

相手の様子にキナ臭いものを感じるが、男は少女の目の前に跪き、転送魔術でタオルを取り出す。その間、男の頭の中では少女の名前が反響していた。エレアノーラ。どこかで、聞いたような。知人、ではないが。どこだったか。
そんな事を考えつつそのまま顔を上げれば、スカートの中が見事に見えてしまい、男は思い切り吹き出すことになる。幸いだったのは、横を向くのが間に合って、少女の美しい足を汚さなくて済んだことだ。

エレアノーラ > 「どうしましたの?早くお拭きなさい。ああ、そうですわね、スカートが邪魔ですわね。」

見た…そう確信出来る男の仕草に笑みが深くなる。
片手でスカートの裾を摘み、そっと持ち上げるとさりげなく開かれた股の間に極端に布地の短い、ともすれば割れ目が見えてしまいそうなローライズショーツに包まれた下腹部が見えるだろう。
その先、跪いて少女の顔を見上げればドレスのフリルでカモフラージュされた継ぎ目から丸い二つの膨らみの下半分が見えてしまうだろう。

セイン=ディバン > 「……申し訳ありません。少し、面食らいました。
 げふっ!? げふ、げほっ!!
 ……あ、あの、エレアノーラ様? 少し、悪戯が、過ぎますぞ」

少女の言葉に正気を取り戻すものの、さらにスカートを持ち上げられれば、さらに淫靡にして大胆なショーツと、艶やかな下腹部が見え。
思わず、しかめっ面で『口うるさい付き人』的な事を言おうとすれば、少女の顔を見ようとした瞬間、その豊満かつ張りのある胸の下半分が見えてしまい……。

「がふぉっ!? げ、げふんげふんっ!!」

再度咳き込む男。しかし、その衝撃で、何かを思い出せた気がする。
確かに、男はこの少女の名前をどこかで聞いている。確か、同業者だ。シーフギルドの人間に聞いた気がする。
さて、この少女はどんな人間だという話を聞いたのか、今度の疑問はそこであったが……。
とりあえず、男は目線を微妙に地面へと向けながら、いそいそと少女の足を拭くのであった。

エレアノーラ > 「別に悪戯なんてしていませんわ。貴方が拭きやすいようにして差し上げているだけでしてよ?」

いい年してなんともいい反応を見せてくれる男に笑みが深まる。
いつ誰が通るとも知れぬ王城の庭園。そこで男を跪かせ下着を晒している姿を見られたら一体どんな目で見られるか……。
それを想像するだけで背筋がゾクゾクと震え、自然と笑みも深まる。
誰よりも見られることを求める少女は、男の視線が確かに下着や胸元へと向けられたことを機敏に感じ取り、背凭れに頬杖突いて男を見下ろし、脚を熱心に拭く男の股間へとその爪先を軽く載せる。
男の目の前で頼りないショーツの股布がじわりと湿り色が変わっていく。

セイン=ディバン > 「……ふむ。左様でございますか。
 ……しかし、その。幾分大胆が一回りして凄い事になってる服装ですな。正直どうかと思うわぁ」

相手の言葉に、これはまともに対応してても損か、と思いながら足を拭く。その間もずっと、少女の正体について記憶を掘り起こしていれば、自然と後半の言葉は、地の言葉遣いになっていってしまう。
男自身、無意識なので気付いてはいないが、少女の勘が鋭いならば、違和感を強く覚えることだろう。
そのまま、男の股間に爪先がとんっ、と乗れば、男はもう一度視線を上げてしまい……ショーツが。湿り気を帯びているのが見えてしまい。
マヌケにも、瞬きを二回。そこで、男の脳裏に雷撃呪文の如き衝撃が走った。

「……あ。エレアノーラ、って……。
 国王の側室の娘で、母親さんが元娼婦って噂の……」

気付いたことが。思わず口から漏れた。噂だと。他愛も無い噂だと思っていた存在が、目の前にいた。実在した。

エレアノーラ > 「どう凄いことになっているのかしら?」

かすかに感じる違和感。今までのお付き達はどんなときでも言葉遣いは変わらなかった。
仮にも姫である身分、それくらいのレベルの者でなければ使用人は務まらない。
故にたゆまぬ努力で築き上げた立場と矜恃を崩してやるのが楽しいのだ。
わずかに瞳を細めつつ男の様子を眺める。
濡れたショーツを見て表情を変える様は楽しい。だが……。

「貴方、何者でして?」

今更自分の出自を確認する姿に覚えるのはもう覆し用のない不審感。
右足を踵まで男の股間に押し付け体重を掛け、部屋に入り込んだ小蝿を踏み潰す直前のような冷たい視線で見下ろす。

セイン=ディバン > 「……」

しくじったか。男に緊張が走る。だが、ここで焦っては逆にマズい。
ここは冷静に。執事らしく付き人らしく。何事も無かったかのように脚を拭く。それさえ終わればいくらでも挽回はできる。
そう思っていた男だったが、うっかりと口にした言葉により……。
ついに、バレた。というか、感づかれた。

「……最初の質問への返答。肌とか下着とか見えすぎじゃね?
 次の質問への返答。侵入者です。名前はセイン=ディバン。故あってこの城に侵入する必要がありました。以後お見知りおきを、エレアノーラ姫」

少女の右足で股間に体重を掛けられ、やれやれ、と小声で呟き。観念したように質問に答える。だがその様子には焦りの色は見られない。むしろ余裕すらある。そうして質問に答えつつ男は少女の足を拭き終わり。

「はい、キレイになりましたよ、っと。
 あっと護衛やらを呼んだり、ここでオレをどうこうしようなんて考えないでね?
 キミくらいの小娘なら、一呼吸もあれば拘束できるんだ。
 何かしようとしたら、キミに危害を加えさせてもらう。例えば……誘拐して、犯す、とか」

余裕を見せる男だが、内心どうしたものか、と考えてもいる。顔を見られたのは不味いか、と思い、まずは場をコントロールしようと、そんな交渉とも呼べない恫喝を口にした。

エレアノーラ > 「わたくしの高貴な肌を見られるのですもの、喜んでよろしいですのよ?」

正体を現した男、余裕すら見て取れるその不敵な姿に、明らかに危機的状況に陥っているにも関わらず笑みが深まる。
こんな場所まで忍び込んでくるのだ、相当な手練なのだろう、少々抜けてはいるが。
おそらく大声を上げる隙すら与えられないだろう、そう思えば男の股間に押し付けた右足を媚びるよう捏ね回し男の本能を刺激する。

「それは困りましたわね。わたくしには王族の一員として侵入者を警備兵へと引き渡す義務がありますのに。」

殺す、ではなく、拘束する、その言葉に男の本質を見る。
殺されない……ならば、挑発を重ねる価値がある。
右足で男の股間を踏み躙り刺激しながら左足をベンチの上へと上げ、より大胆に股間を晒す。
ショーツはすでに隠しきれないほどぐっしょりと濡れ、よく見れば胸の突起もドレスを持ち上げその形を主張している。

「ちなみに犯す、と言われましたけれど、具体的にはどの穴を犯しますの?ここ?それともこちら?もしかして……こちらかしら?」

右手の指がゆっくりと身体を這い、ぐっしょりと濡れた股間、それから可憐な唇へと移り、そして、もう一度身体を這うように下りて軽くお尻を浮かせてその後ろの窄まりをショーツの上からぐりぐりと抉る。

セイン=ディバン > 「あぁ、それはどうも、恐悦至極感謝の極みでございます」

ばれた以上は演技を続けても仕方ないか、と男は紳士的な一面を隠し、慇懃無礼に礼を言う。
……とはいえ、確かに男的にも、この少女の様な身分の高い女性の肌を見て嬉しくない訳もないのだが、如何せん状況が状況である。
なのに……少女は、わざわざ男の股間を、足で刺激してくる。

「そりゃそうだね。キミの立場は判る。でも俺も今捕まる訳には行かない」

相手の言葉に頷きながらも、油断無く少女への観察を続ける。
不穏な動きが無いか、あるいは、この少女をどうすべきなのか。
考えていれば、少女が左足を上げ、男に見えるように股間を晒してきた。しかして男は冷たい目線を向けるだけだ。流石に、ここで興奮するほど素人でもない。

「おい、下手に動くなと忠告したはずだぜ? 痛い目見たいのか?
 ……は? その質問に何の意味が……? って、あぁ。あ~あ~あ~……そういうこと、か?」

凄みの聞いた声で再度忠告する男だが、少女の質問に面食らい、一瞬毒気を抜かれた表情になる。そのまま、少女が指で指し示す場所を視線で追いかけ、そこで男は気付いた。少女のシーツが、既に濡れ、蜜が垂れていることに。胸の先端の果実が、ドレスのシルエットを変えてしまうほどに硬くなっていることに。
そこで男は一つの推測に至った。そのまま男は、その推測を確信しようとする。

「……そうさなぁ。キミが望むなら、どの穴でも、だな。
 口でも、アナルでも、マンコでも。犯して欲しいなら……だけど?」

ニヤリ、と笑いそう宣言する男。その股間は、一気に硬さを増していく。
少女の足裏にも、男の人間離れしたペニスの硬さ、そしてサイズが伝わるだろうか。

エレアノーラ > 「つまり、お互いの立場は平行線、と言うわけですわね?」

お互いの立場の確認、それが終わるとゆっくりとドレスの胸元を捲り上げ、まだ青さの残る張り詰めたロケット型の膨らみを晒す。
今もお付きの執事たちはこの状況を見守っていることだろう。
だが、少女が自ら肌を晒す様子を見れば、いつものことかと静観するのみ。
実際はかなり危険な状況に置かれていようとも、少女自身がそれを望んでいるのだから、お守り達の苦労は計り知れないだろう。

「何をおっしゃっていますの?わたくしはこの国の姫ですのよ?こんな誰が通りかかるか分からないような場所で犯される等と言う恥辱、受け入れられると思いまして?」

国王に見初められるほどの美貌の母親から譲り受けた顔立ちはいまだ幼さを残すものの、瞳を細め口元に笑みを浮かべれば十四とは思えぬ艶を醸し出す。
男の股間を踏みしめたまま、左手で年の割に豊かな膨らみを持ち上げるよう揉みしだき、右手の指をショーツの上から割れ目に沿って這わせる。
足裏に感じる熱がどんどん硬さを増していくとそれに呼応するよう淫核がしこり勃ち、短いショーツの上から顔を覗かせる。

セイン=ディバン > 「ま、そういうことになるねぇ。難儀な出会いだね、エレアノーラちゃん」

立場が違えば、こんな状況にはならなかったろうにねぇ、と笑う。
しかして、そのまま少女がまるでストリップの様な行為を始めれば、いよいよ男は本気で困ったような表情になる。
そもそも衛兵などを呼ばれぬために恫喝したのに、目の前の少女はむしろ挑発してくるのだ。これには逆にどう対応したらよいのやら、である。

「……いや、言葉と行為が一致してねぇだろうがよ、ソレ。
 ……あぁ待て、待て待てそうかそうか。そういうことなのか。
 となるとぉ……」

語気は強く、凛としたもの。しかし行いはまったくの真逆。さらけ出した胸を揉み始め、更に軽い自慰行為を見せ付けるようにしてくる少女。
目の前で硬くなり、男に存在を主張するかのようなクリトリス。
そこで男は気付き……笑みを強くし、舌なめずりをする。

「ここでのベストな回答は……こう、かなぁ!!」

瞬間、男は転送魔術でロープを呼び出し、少女の足を器用に絡め取る。そのまま、ベンチの足に両足を固定するように結び……いわゆるM字開脚の形に束縛する。

「な? 言ったろ、一瞬で拘束できる、って。
 ……下手なことしたら犯す、って言ったのに色々と挑発してナメた真似してくれたんだ……。
 犯されても文句は言えねぇぞ? エレアノーラちゃん?」

少女の足による拘束から逆に抜け出した男は、そう言ってズボンから屹立したペニスを取り出した。
少女の経験はわからないが……よほどのことがなければ、男の凶悪な巨大すぎるペニスサイズは、初めて見るレベルのものだろう。
男はソレを見せつけながら、少女のショーツへと手を掛けていく。

エレアノーラ > 「あっ!何をしますの?」

あっと言う間もなく両足がベンチの脚に縛り付けられる。
膝を閉じることも許されない状況に顔を真っ赤に染めて手首を揃えるようにして両手を前へと突き出す。
割れ目がひくひくと震える様子がショーツ越しにも見て取れ、はしたなく充血した淫核がショーツをさらにずり下ろす。

そ、そんな大きいのでわたくしを犯しますの?わ、わたくしこの国の姫でしてよ?そんなことをしたらどうなるか……わ、わかってまして?」

声が震える。見たことがないほどのサイズ、あれを挿れられたらどうなるのか……。
期待と不安に背筋がゾクゾクと震え、本能的な恐怖に膝を閉じようとするものの、ぎしっとロープを鳴らすことしか出来ない。
驚きに大きく見開いた碧眼が恥ずかしそうに伏せられ庭園の隅へと向けられ、ショーツを脱がしやすいようお尻を浮かせる。

セイン=ディバン > 「何って、下準備じゃん? そらっ!!」

驚きの声を上げる相手にシレッ、と告げ、更に揃えて突き出される両手、その手首にもロープを掛け、近場の木へと結ぶ。最後に強く引き、少女の両腕を頭上へと持ち上げさせる。

「さぁ、どうなるかね~。良くて牢獄で死ぬまで監禁。悪くてその場で死刑、かな?
 それは俺もイヤなので、キミをココで犯して犯して、俺のチンポを忘れられなくする。ほんで、オレにメロメロになってもらおう」

言葉とは裏腹に、期待しているのが見え見えな少女。しかし男も実際捕まったりすると面倒なので、自分の性技で少女を魅了すると宣言する。
少女がわざわざヒップを浮かせたのを確認し、粘り気のあるショーツを脱がせる。が、ロープに引っかかってしまうので、それを転送魔術で一度消し、自分の手の中に呼び出すと、男はそのショーツを舌で舐め上げるさまを見せ付ける。

「しかしまぁ、こんなにベチョベチョに濡らして……。
 もう欲しくてたまんない、って様子だな?」

嫌味にそう言いながらも男はショーツをベンチにそっと置き、はちきれんばかりのペニスを少女のクレパスへとあてがった。そのまま、少女への入り口をくにくに、と亀頭で弄ぶ。

「ふふふん。上手におねだりできたら優しく入れてやるよ?」

エレアノーラ > 「あっ!」

突き出した両手を期待通りに縛られ頭上へと拘束されると完全に自由を奪われてしまい、すべてを晒す恥ずかしい姿に胸が高鳴る。
どろどろに汚した小さすぎるショーツまで奪われるとほとんど毛の生え揃っていない幼い割れ目が曝け出され、汚したショーツを舐める様と相まって羞恥と屈辱に熱い喘ぎが漏れてしまう。
未使用にも見える幼い割れ目はとめどなくよだれを垂らし、処女のようなそこと逆に緩んでひくつく後ろの穴までも濡らしてしまう。

「は、ぁぁ、わたくしは……誇り高きこの国の姫でしてよ?どこの馬の骨とも知れない男に犯されたいだなんて……。」

太すぎる肉棒の先端で焦らすよう割れ目を擦られると堪らず目元と口元を緩ませ、十四の娘がするべきではないだらしなく蕩けた雌の表情を晒す。
割れ目からはとめどなく蜜が滴り肉棒を濡らし、期待に満ちた潤んだ視線を男の股間へと向ける。

セイン=ディバン > 「ほい完成、っとぉ。現役冒険者のロープテクはいかがかなぁ?」

時間にして僅か数秒。しかして少女への拘束は完了した。そのまま少女を見下ろし……いや、『見下し』。男は少女を観察する。
程よく豊満な胸。薄く茂みがそろっただけの秘部。溢れる蜜は垂れ流し状態で、ヒップまでも濡らしているようだ。
男はニマニマと、見るものを苛立たせるような笑みを浮かべる。

「おぉ、気丈ですこと。さすが王族様は違うわぁ。
 馬の骨、ね。一つ教えてやるよ。今からキミを犯すのは、寂れた農村に産まれて、親に売り飛ばされそうになった。何もかも持ってやしねぇ、クズみたいな男さ」

あくまでも強気に。言い放つ少女に男は笑い、顔を近づけ、そう息を吐いた。まるで貴族への恨みを吐き出すかのように。
しかし男とて気付いている。この少女は、従順な犬としてではなく、あくまでも気丈なままの自分を犯されたいのだと。
そのまま、男は少女が売るんだ瞳で見る肉棒を、一気に突き出し。
少女の中を、一息で犯し、満たした。

「くはは……キツいけど、ドロドロですんなりじゃねぇか。
 王族も娼婦も、マンコまでは変わらねぇなオイ!!」

そのまま、少女の最奥までを犯したまま、男は動かず、少女に向かい笑い、嗤う。
男自身、これで少女が満足しているかはわからずにいるままだ。

エレアノーラ > 「せっかく鍛えた技をこんなことに使うなんて……恥ずかしくありませんの?」

のどかな陽光の下、恥ずかしい場所をすべて晒したまま膝を閉じることも手で隠すことも出来ない羞恥に声が震える。
向けられる笑みは勝者にのみ許されるモノ。
十四年間何もかもが思い通りになる人生の中、本来ならば誰に手を触れることすら許されない肢体を見下されている事実に興奮が限界へと達し……。

「んんっ!!」

くぐもった悲鳴を上げ、びくっびくっと全身を震わせる。
見られている…その事実だけで高貴な姫は蜜をほとばしらせ果ててしまったのだ。

「はぁはぁはぁ…そ、そんな下賤なおちんちんが…わ、わたくしの中に……。」

よだれを垂らしながら男の肉棒を見つめる。それが一気に突き込まれ、一番奥の高貴な場所を突き上げた瞬間、不自由な身体を大きく仰け反らせ白い首筋を晒す。

「あ…ひぃ…入っちゃ……いました…わ……。」

限界以上に拡げられた蜜穴、それでも肉棒を半分ほどしか受け入れられず最奥へと突き当たり、その衝撃にだらしない雌の表情で快楽を訴える。

セイン=ディバン > 「……いや、全然? だってここでキミを虜にできなきゃオレ死ぬし。
 イコールこれは生存のための戦いであり、そこにスキルを使うのは正しいこと。だろ?」

少女の指摘に、男はあっけらかんと言い放つ。表情に至っては、この子は何を言っているんだ? とでも言わんばかりだ。
そのまま、男は少女の身体を観察していたが。まさかの事態が起きる。

「……へぇぇ。見られてただけでイっちまうんだ。エレアノーラちゃんは。
 こりゃ、俺のチンポ入れたらどんな反応するか楽しみだなぁ」

目の前で達し、蜜を溢れさせた少女。これは、随分な逸材だな、と男は内心ほくそ笑む。上手く、上手くこの少女を自身の虜にして、パトロンなりにすれば、男の目標達成は随分と近づくことだろう。

そうして、男は少女の胎内を蹂躙し始める。少女が下賎と言った肉棒が一気に奥まで到達し、少女の子宮口へと激しくぶつかる。
それでも、男の肉棒のサイズの半分ほどしか入っていない。
が、男はそれもお構いなしだ。

「あぁ、入っちまったなぁ。下賎な冒険者のチンポがさぁ。
 どうだい、お姫様? 俺のは美味しいかい?
 って言っても、表情を見りゃ判るけどな。気持ちよくてサイコーです、って顔だぜ?」

動けぬままの少女をいきなり犯し、男はそんな言葉を投げかける。少女の立場を考えれば、まさに不敬、無礼な行為だ。
だが男は、少女がさほど苦しがっておらず、むしろ快感を感じていることを把握し、激しく腰を振り始めた。
拘束されたままの少女の身体が揺れるほどの前後運動だ。

「おいおい、まだまだガキ臭いメスガキマンコかと思ったら……。
 しっかり俺のを受け入れてるじゃねぇか。とんだエロ姫様だな。
 まぁ、いいか。じゃあこのままたっぷりと味わって、王族マンコに下賎な子種を注いでやりますかね!!」

わざとらしく言いながら、男は腰を振り続ける。……実際、男はあまり言葉攻めなどしたことなく。むしろ苦手なくらいなのだ。
こういった言葉で相手が喜ぶのだろうか、と不安に思いながらも、男は少女の唇へと、荒々しくキスをした。
これは言葉攻めとは違う、男の予想。『案外、キスとかそういうウブな事には逆になれていないのではないか?』という予想に基づいたことだった。

エレアノーラ > 「そん…な詭弁……あぁぁ…。」

深々と突き刺さった肉棒が与えてくる圧迫感にまるで陸揚げされた魚のように口をぱくぱくさせ身体を跳ねさせる。
裂ける…そう思えるほど太い肉棒をまがりなりにも受け入れ喘ぐその様は幼さの残る少女の経験を想像させる。
ゆっくりと顔を起こし、涙に濡れた顔で男の顔を見つめ、動いて欲しいと熱っぽい視線で訴える。
焦れている…そんな態度を見せながらも自ら腰を振ろうとしないのは王族としての矜恃故。
奉仕はされるもの……そんな観念が少女の奥底に根付いているからだ。

「こんな…げ、下賤なもので…わ、わ、わたくしが……あく、気持ちよく……っ!きもっちっ!んっやっあっ!はげっしっ!きもっ!ちっ!よ…やっ!きっもっちぃ!ひ――。」

イク……その言葉を口にしなかったのは辛うじて絶頂の瞬間に唇を塞がれたお陰。
激しい突き上げに最奥までを余す所なく擦られ抉られ、そして、エラで掻き出される快楽に少女の幼い身体は素直に反応し、この歳にして中イキを迎える。
ガクガクと全身を痙攣させながら恍惚の表情を浮かべ、そして、与えられる甘い口付けに思考が蕩ける。
避妊魔法を掛けられていることを知らぬ少女は妊娠を示唆する男の中出し宣言に一際嬉しそうに蜜穴を締め付けてしまう。
上と下の口を塞がれての行為……それは少女の思春期の甘酸っぱい感情と女の本能を同時に刺激し、男を抱きしめたい衝動に駆られ、両手を縛る縄をぎしりと鳴らした。

セイン=ディバン > 「ハハン、詭弁誤魔化しなだめすかし。言いくるめに詐称術。
 全部オレの得意分野だ、褒めてくださり実に余る光栄です姫、ってね」

相手のか細い言葉に、男はベラベラと良く回る舌で応える。なんとも、男自身も楽しくなってきてしまっているのかもしれない。
そうして、少女が身体を跳ねさせる様子に少し不安を覚えるが、交錯した視線に、艶やかな色気と、催促の様子を見て、男は安堵し、腰を振る。
どうにも、面倒くさいな、この子。そんな感想を持ちながらも、男は次第に少女に惹かれていた。アンバランスでありながら、完成した部分を持つ少女に。

「ハッハッハァ!! おいおい、堕ちるの早いなぁお姫様!!
 オラ、オラッ!! どうだ、冒険者風情に犯されて気持ち良いか!!
 カハハハハッ!! イけ、イっちまえよ!!」

最初こそ、王族、姫としての体面を保持していた少女だったが、男の激しいピストンに陥落するのは早かった。
膣壁の痙攣から、男は少女の絶頂を感じ取り、一際深く腰を突き……少女を絶頂させることに成功した。
それと同時に、安全のために一度腰を止め、少女へと口付けする。
全身を壊れたように痙攣させながらも、しっかりと感じてくれたらしい少女。その様子が男の興奮を呼び覚ましたか。キスと同時に、男の肉棒が激しく震え、爆ぜた。
とてつもない量と熱さの白濁液が少女の胎内めがけ、一気に吐き出されていく。相手が絶頂中であろうがお構い無しの中出しだ。
そのとき、少女の腕を拘束する縄が鳴ったのに気付いた男は、少女の身体を拘束するロープを転送魔術で消去し、少女を自由にした。
もう拘束は要らぬ、と判断したためだった。

「~~~~ッッッ。くぅっ……ははは、王族ロリマンコに、中出しサイコー……。
 つっても……さすがにエレアノーラちゃんの体格じゃあ、オレのザーメン全部は受けきれないか……」

エレアノーラ > 「あひっ!いっ!あっ!んぁっ!」

唇を塞がれても喘ぎは止められず、野太い肉棒での激しい抽送に続けざまに絶頂を貪る。
何十人もの女を孕ませる父と娼婦の母の間に生まれたのだ、あるいみ当然とも言える淫蕩さに翻弄される未成熟な身体は津波のような快楽に翻弄される。
誰に見られても不思議ではない庭園で恥ずかしい場所だけを晒したドレス姿で犯される……それは王族であるまじき姿であるが故に少女を未曾有の興奮へと陥れる。

「ひっ!な、中に出――んぃぃぃぃぃぃっ!!」

胎内でさらに膨れる肉棒。それは何度も味わった射精の予兆。
中に出される……そう思った瞬間、無意識に男の背中へと両手を回ししがみつく。
それは縛られているはずの両手が自由になったことに気づかなかった故の無意識の行動。
小さな子宮はあっという間に一杯になり、精液の大半は結合部から零れ落ちベンチを濡らす。
男へとしがみつき口付けを求めながら濃厚なアクメに全身を痙攣させ、幼い蜜穴をくねらせるよう締め付け精液を搾り取る。

「ん…はぁぁ…はぁ…す…ごぉ…。」

そうそう味わえない濃厚な快楽に蕩けた声を漏らす。
うっとりと見上げる視線は思春期の底なしの性欲に熱く潤んでいた。

セイン=ディバン > 「あぁ、良いねぇその声!!
 お姫様を鳴かせてるかと思うと興奮するぜ!!」

自身のモノを喰らい、嬌声を上げる少女。繰り返す絶頂は、触れ合った肉の感触で男にも伝わる。
まるで非現実的な……侵入した城で、お姫様を抱き、犯す。その行為が、男の中に暗い欲望として燃え上がっていく。

少女の幼く、狭い膣内へと、遠慮の無い射精が行われる。
男の吐く精液の量は、おおよそ一般的な男性のソレとは明らかにレベルが違う。
少女の中を満たし、なお溢れるほどのソレを注ぎながら、男は少女からの抱擁とキスを受け止め、更に男からもハグを返す。
抱きしめた少女の小柄な身体が何度も何度も跳ね、くねる腰が男のペニスを締め付けるのに、男は更に支配欲を刺激されていく。

「……ははは、お気に召したかな? お姫様。
 随分と……可愛らしい表情だ。そっちの方がキミは魅力的だな、エレアノーラちゃん?
 ただまぁ……キミがもっともっとと求めるなら、お答えできるけど?」

それまでの凶暴な様子はどこへやら。男は地の、口調に戻り、少女に語りかける。
言葉通り。男のモノは、未だ萎えず、少女の中で自己主張を続けている。
硬さも、大きさもそのままに……いや、どちらも、射精前より増大したような感じすらあった。

エレアノーラ > 「はぁ、はぁ、はぁ…。」

父王がおわす王城で一介の冒険者に身体を許す。
その背徳感は少女に堪らない背徳感を与え、同時にもっと見られたいとはしたない願望が首を擡げる。

「んはぁ、わたくしの…この国の姫の膣内にこんなに出すなんて……い、今わたくしが大声を出したら言い逃れ出来ませんわよ?きっと首を刎ねられてしまいますわ。」

逃がさない、そう言うように男の背中に両手を回し、それ以上に下賤な精液で満たされた蜜穴で肉棒を締め付ける。
見つめる瞳にはどこか恋するような甘い光が灯り、魅力的だ…そんな甘い言葉への抵抗力のなさを露呈する。

「お、大声…出しますわよ?」

どうすればいいかわかりますね?そんなおねだりの視線を向けながら恥ずかしそうに唇を動かす。
姫である矜恃故に口に出来ないおねだり……『お・し・り・も』唇はそう動いていた。

セイン=ディバン > 「……ん。よしよし」

呼吸の乱れたままの少女の頭に手をやり、撫でる男。
まるで近所の子供にするかのような、気安い態度だ。ある意味ではこれが一番不敬な態度かもしれない。

「はぁ!? お前、この状況でまだ言うか!!
 って、お、おいおい……!! 何考えて……」

ようやっと息の整った少女から、変わらぬ調子の言葉が出れば男は困惑し。一度激しく愛したというのに様子の変わらぬ相手にどうしたものか、と考えるが……。
そこで抱きつかれ、熱に浮かされた瞳で見られれば、男は合点がいった、というように小さく頷き嗤う。

「あぁ、それは困るなぁ。それは大変困るぞぉ。
 そうされないように口封じせねばー」

とても雑で残念な棒読みをした後、男は少女の胎内から肉槍を引き抜いた。強く吸い付く膣の感触を味わいながらも、男は少女の声にならないおねだりを聞き届ける。

「さ、て、と。じゃあエレアノーラちゃん? ベンチに手を着いてケツをこっちに向けな。
 ……って言ってもさ。これ……いや、オレのサイズ、お尻に入るの? 大丈夫?」

男はまず少女に、犬のように。ヒップを持ち上げ、こちらに向けろ、と命令する。が、すぐさま不安になり、傍から見れば、今正にバックで挿入しようと、少女に覆いかぶさるように見えるような姿勢を取りつつ……。
あまりの不安に、少女の耳元でそう尋ねていた。メチャクチャ素の声だった。
なにせこの男。実はアナルセックスの経験が片手で数えるほどしかない。不安にもなろうというものだ。

エレアノーラ > 「も、もう……。」

頭を撫でられる…何気に初めての経験に顔が真っ赤に染まる。
照れ隠しのように帽子のつばを両手で持って何度も直し、帽子のつばで表情を隠す。
そんな少女らしい姿を見せながらも両足はM字で縛られ深々と肉棒を咥え込んでいるのだから歪な環境で育った少女のアンバランスさが浮き彫りになる。

「んんっふぅぅ…っ!」

エラで抉られるよう肉棒が引き抜かれると堪らず仰け反り軽い絶頂を迎える。
肉棒を失った穴はぱっくりと口開いたままひくつき、中に溜め込んだ白濁が逆流して溢れる。

「こ、この国の姫たるわたくしにこんな獣のような体勢をさせるなんて……。」

促されるままベンチに両手を突いてお尻を突き出す。
スカートがお尻を覆い隠すよう被さるも丸いお尻のシルエットははっきりと透けて見え、曝け出した胸の膨らみも牛のように重力に惹かれる。
屈辱の獣の姿勢。無防備に下半身を晒すその姿勢は思いの外恥ずかしく、より一層少女の羞恥心と興奮を煽る。
早く…。腰を掴まれると堪らず腰を揺らしねだってしまう。
しかし、聞こえてきたのはどこか不安そうな声。

「…………もしかして、経験ありませんの?」

オラついているような振りをしながらアナルセックスの経験がなさそうな男へと、思わず蔑みの視線を向ける。

セイン=ディバン > 「お? 歳相応に照れるところもあるんだな。可愛い可愛い」

それまでの態度と一変し、まるでそれこそ平民の子供のように。
赤面し、帽子で顔を隠す少女に、繰り返し可愛いと言う男。
決して馬鹿にする意図は無い、心よりの言葉だった。

膨れたままの肉茎を引き抜く。それすらも少女に快感を与えるようで。
いよいよペニスを抜き終われば、開いたままの少女の秘部からは精液が溢れ、それがまた酷く淫靡な光景だった。

「そうは言っても、命令どおりの格好してるじゃん……。
 キヒヒ、似合ってるけどな。ワンワンポーズ。
 ……って、け、経験はあるわい!! ただ……入るかな、って心配になっただけだ!!
 いいんだな!? 本当に入れるからな!?」

男の言葉に従い、瑞々しく張りのあるヒップを突き出す少女。
男は呆れながらも、その姿勢にまた興奮していく。
ぴとり、と。その少女の菊座に硬いままのペニスをあてがい……そこで少女に確認をすれば、なぜか犯される側の少女が男を見下していた。
その様子が頭にきたのか、男は声を荒げながら言う。

エレアノーラ > 「も、もう!しつこいですわっ!」

可愛いと言われると頬を真っ赤に染めて顔をそむける。
周りの大人達は皆我儘な姫のご機嫌を取るばかりで耳障りのいい言葉…だが、上辺だけの言葉しか投げてくれない。
そんな少女に本心からの年相応に扱う言葉はあまりにも気恥ずかしく、四つん這いの獣の体勢を晒しながらも俯いて顔を隠してしまう。

「……経験があったら入るかどうかくらいわかりますわよね?まあ、別に普通のセックスしかしたことがなくても誰も馬鹿にしませんわよ?何ならわたくしが上になって差し上げてもよろしくてよ?」

人を呼ばれないために犯して口を塞ぐ……そんなシチュエーションだったはずが気付けば少女は優しい瞳を男へと向け、四つん這いのまま、ここへお座りなさいとベンチをぽんぽんと叩いた。

セイン=ディバン > 「カハハハハッ。そういう反応も子供っぽくていいな。
 てか、そういうんが地か? オレとしちゃソッチの方が好みだが」

男の言葉に、更に赤面する少女。いよいよ被っていた仮面が剥がれたかな? などと愉快に思いつつも。
男は。この少女に心惹かれ始めていた。面白い。可愛い。魅力的だ、そして……愛おしいと思い始めていた。

「……あのな。お前さんが後ろの穴でどんだけ経験したかしらんがな。
 オレのが入って、降参しなかった女なんていなかったんだからな?
 ……まぁ良いや。じゃあせっかくだ。お姫様、ってのはさぞ『乗馬』もお得意なんでしょうから?
 お手並み拝見といたしましょう?」

そもそも男がアナルセックスの経験が薄い理由は……他でもない、男自身のサイズのせいもあった。
なにせ、自信満々だった娼婦ですら、入りきる前に「ゴメン無理」と言ってきたことがあるのだ。
しかし、男は少女の挑発に乗るかのように、ベンチに腰掛けた。
男の剛直は、見事に天に向かってそそり立っている。