2021/08/22 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城 城内訓練場」にメイラ・ダンタリオさんが現れました。
メイラ・ダンタリオ > 王城 昼間 城内訓練場にて

その日は珍しいことに、メイラは王城にて怪しげな研究を続ける魔導機械研究者の数人と戯れていた
メイラが興味を惹いたのは 贄となっているミレーでもなければ 狂気的な内側を秘める研究者でもない
研究者が持ち込んできたゲテモノ 人を選ぶ鉄塊でもなければ 薄く鍛え上げた芸術の刃でもない
特別な力を持つ魔剣その他一切の類でもない

魔導機械から起こした複数の鋼を組み合わせて作り上げたゲテモノ
魔導機械という忌むものがあるからこそ起こり得た武器の一つ
研究者らに言わせるとそれは 強力な破城槌 と同じという

数人が抱え、門に向かって突撃する者とは違う
外見はまるで鉄塊 唯一可動すると思われるのはその鉄塊の先端
太く先端が細まった杭がある部分

それ以外は全て、この杭をより凶悪にさせる為だけのもの
過重 過多 右片手で内側の握りを掴み、腕の中心に通した支えがなければ持ち上がることもできない
まるで盾 まるで殴剣 ズシンッと持ち上がるメイラの片手の腕力に、『オオッ』と研究者らが恍惚とした
回りは見物の同輩や供回りがいる中で、メイラ自身、黒鎧に身を包んだ姿でなければ常に気を張っている必要がある
完全な浪漫武器といえるようなそれ

「わたくしの普段の趣とは、違いすぎますわね……。」

目の前には、魔導機械の残骸を強引に溶かした鉄で繋ぎ合わせた案山子が複数用意されている中
メイラは距離がとられているなか、左手を訓練場床に手を付けた状態で
まるで獣のように目の前を向いている 研究者らは、それが使えるかどうかが知りたくて、狂気的な内側とは違い
笑みを浮かべる姿は子供のよう

みしりっ ミシリッ と身体が力んでいく
黒鎧に包まれた身体は、右手に鉄塊擬きを掴ませたまま浮かせられて。

ご案内:「王都マグメール 王城 城内訓練場」からメイラ・ダンタリオさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 王城【イベント開催中】」にラチェルさんが現れました。
ラチェル > 夜ごと頽廃の宴が催されている城内でも、このあたりはとても静かだ。
呪いの発現を抑えるべく、毎日寝る前に飲むよう言われている薬と水差しを侍女が運んでくれば、
白を基調とした寝所の中央、天蓋つきの広い寝台の片隅へ腰かけ、
グラスへ注がれた水で錠剤を嚥下し、大人しく寝台へ身を横たえる。

「ねぇ、母さまは……… いえ、良いわ。
 ごめんなさい、―――――有難う、おやすみなさい……」

いつの頃からか、母親は滅多に会いに来てくれなくなった。
今日も、母親には一度も会えないままだった――――――そう思うけれど、
母親が何故、唯一の娘を遠ざけているのか、も、何となく理解している。

だから、大人しくベッドに潜り込む。
この薬だって、本当は嫌いなのだけれど。
眠くなるだけなら別に良いのだが、ぼうっとして、熱っぽくなって、
――――――何かが目を覚ましそうになる、この感覚が恐ろしい。
母親にも、侍女にも言えない不安を抱え、ひとり悶々と、
暗い部屋の中、眠気が兆してくるのをひたすら待つばかりに。

ご案内:「王都マグメール 王城【イベント開催中】」にルヴィエラさんが現れました。
ルヴィエラ > (侍女たちの気配が遠ざかり、暫くして
部屋の中を静寂が支配する中に、微かな気配が混ざった
とは言え、そこに気づくのは常人ならば至難だろう
一匹の黒蛇が、静かに、静かに、娘の眠る寝台へと近づいてゆく
寝台の足を上り、娘の背中側を通って、その枕元にまで近づき

ーーふ、と、枕の影に忍び潜めば「声を掛けた」)

「ごきげんよう、御嬢さん。」

(響く声は、年若い男の声のようにも
或いは女性的なそれにも聞こえる、中性的なもの
鼓膜を揺らすのではなく、脳裏へと直にこだまする
どこかーー疼きを、くすぶるなにかを、揺さぶる様な響き、で。)

「初めまして、声だけで済まないが…
君を、診に来た者だ。」

ラチェル > 熱に浮かされたような感覚が、いつしか微睡みの中へ沈みかけた頃。

何処かほど近い場所で、衣擦れにも似た、微かな音が聞こえた気がした。
薬が効き始めている所為で、咄嗟に身体は動かない。
意識だけが僅かに浮上し、辺りの気配を無意識に窺い出すだけのこと。
そうして、――――――声が。
今まで聞いたことの無い、誰かの『声』が、頭の中へ直接響いた。

「―――――――― ん、 …… だ、れ…………?」

半ば以上睡魔に捕らわれたまま、ころ、と寝返りを打つ。
緩慢な動きで右手を浮かせ、目許をこしこし擦りながら、

「誰、なの…………
 ―――――― なに、……貴方、だぁ、れ………?」

寝惚けた子供そのものの、気の抜けた声が問う。
見知らぬ人、貴方は誰――――――まだ、目を開けるには遠く。

ルヴィエラ > 「おや、無理に目を開けぬままで構わないよ。
私は呪術師の端くれ。 君の事を診に来た者だ。」

(君の、その呪いを。
囁く声音は飽くまで穏やかに、子守唄の様に娘の微睡を遮らぬ
飽くまで声だけが今は、娘の脳裏へと響きながら。)

「君に掛けられた呪いの事を。 その体のことを。
もっと、知りたくはないかな?」

(蛇が一度、枕元から離れる。
相手が完全に瞼を開かぬ内に、一度、その首筋へと近づき

  かぷり、と、牙を立てる。

とは言え、其れが痛みを与えることはないだろう。
首筋にはただ、何かが触れたような、そんな感覚だけが薄らと残るだけ
けれど、きっとそれ以上に、牙が突き立てられた瞬間確かに、娘の体の奥で

熱が、蠢く感覚が、強まる筈だ。 其れこそ、目覚めを予感、させる様に。
娘の体に刻まれた呪いを、一時、新たな呪いが蝕み、覆い隠す
娘の身体を、雄たらせんとする呪いの代わりに。 ……雌たらせんとする、呪いが
薬によって齎される変化と相まって、その身体を変調させゆく筈だ

ーー子宮が、産声をあげる。 幼児から、雌でありたいと、訴える様に)。

ラチェル > 「……… じゅ、…… じゅつ、 し、――――――?」

半覚醒にも至っていない娘の頭は、その言葉を理解出来なかった。
ただ、目覚めなくても良い、という、都合の良い部分だけを摘み取って、
ほぅ―――――と、穏やかな吐息が、口唇を湿らせる。
寝床の中でモゾつきかけていた身体も、ゆったりと脱力して。
夢の中、寝言めいて、細く掠れた声を繋ぐ。

「……… わ、た、くしの…… え、ぇ、…… あぁ、いや、
 ―――――――― ん、んぅ、…… ぁ、ぁ………!」

知りたい、いいえ、知りたくない。
娘がどう答えるかなど、まるで、どうでも良いことのよう。
その刺激はぶつりと、娘の逡巡に牙を立てた。

苦痛は無かったけれど、高く鋭い声が零れる。
閉じた瞼がびくりと震え、その下で眼球が忙しなく蠢き始めた。
ヒク、と痙攣じみた動きを示し、白い喉が、細い肢体が仰け反る。

―――――――― どく、ん、どくん。

「ァ……… ぁ、 はぁ、 ん、ッ――――――」

ぎこちなく悶え蠢き始めた娘の口唇から、甘い喘ぎが途切れ途切れに。
熱い、――――――何かが拍動している、目覚めようと藻掻いている。
重ねられた呪法で複雑に封じられた、娘を雌たらしめる筈の部分が。
疼いて、喘いで、――――――蕩け、はじめる。
苦悶にも似た表情でゆるく頭を振りながら、それでも娘はやはり、眠りの淵に揺蕩うていた。

ルヴィエラ > (実際に娘が如何答えようと、恐らく其の答えは、途中で歪められた
拒絶など出来ない、誘惑にも似た声音の誘いと共に、その身が、熟れる。
微睡に沈んでいた筈の唇から、溢れ始めた声が、甘く蕩け始めれば
突き立てられた牙から注がれる呪いが一層強く、其の腹の奥を侵して行く

しばらくして引き抜かれるだろう牙は、けれど、娘に再びの平穏を齎す事はない
蛇の姿はいつの間にか消え、寝台に、きしりと誰かが腰掛ける重み
かざされる掌が、娘の頬を一度撫ぜ、緩やかに胸元を滑り降りて、下腹へ辿り着き。)

「……構わぬよ、私が許す。 …目覚めなさい、美しき娘。
少しばかり私が…手伝って、あげよう。」

(掌が、腹を圧する。 蠢き拍動する子宮を、揺すり立てる。
夢の中に囚われた娘が、甘い微睡に漂い続ける其の合間に
意識ではなく、其の肉体を、雌として。 純粋無垢であったその身を、初めての

発情に、堕としめて、仕舞え)。

ラチェル > 月明かりの届かぬ寝台の上、そこは恐らく、もう、既に、

「―――――― ぃ、ゃ……… ぁ、はぁ、ん、……… んっ、
 だれ、……… だ、れ、 なの、……… あな、た、――――――」

胸を焦がす恋慕も、身を焼き尽くす愛欲も知らないのに、
幼いまま留められていた娘の身体は、刻一刻と甘い毒に侵され、
ずぶずぶと奈落へ沈みゆくよう、肉の喜悦に溺れ始めていた。

肌に触れる掌、指先、寝台を軋ませる誰かの重み。
なめらかな絹の寝間着に包まれた肢体の隅々へ熱い痺れが伝わり、
やがて、それは急速に縒り上げられ、下腹の奥へ収束する。
収束――――――ではない、それは、正しく。

「いや、……… ッあ、ぁ、――――――― ッッきゃあん、んっ……!」

身体の芯が、どくりと音を立てて爆ぜたような、鮮烈な感覚に、娘は悲鳴を上げた。
不意に双眸を見開き、弓形に背を撓らせ、腰を僅かに浮かせた姿勢で、
がたがたと全身を戦慄かせ始める。
闇の中で、じわじわと白い膚が綻び、色づき―――――望みも、理解もしないまま、
雌として、雄に征服されたがって、甘やかな香りを漂わせ。

何も視えていない、硝子玉のように透明なアメジストの瞳が、
ぽろ、とひと粒、頬に涙を伝わらせた、その瞬間。

こ、ぽっ――――――――

寝間着の下で、娘の無垢な割れ目の奥が、濡れ音を奏でる。
淫らに溺れた雌の獣が、獲物を探し舌なめずりする音を。

ルヴィエラ > (何も理解せぬまま、夢に囚われたまま、その身は甘く侵される
時を、成長を止められていたその身を戒める鎖が、解かれる
一時でしかない事でも、其の事実を無かった事には出来ない
跳ね上がった其の体躯が其の瞬間に、間違いなく、目覚め終えたなら

浮き上がった腰の下に、両掌が回され、その身を抱き
自然と開かれた両脚の合間、自らの体躯を、容易く割り込ませた後で
其の瞳を覗き込む、明らかに、人ならざる色合いの瞳が、娘の意識を
夢から、現実へと、引き戻すようにして絡み合い。)

「私は、ルヴィエラ。 君の時を進め、変化を齎す者。
そして………君を、奪う者だ。」

(影が、娘を包む。 その身に纏う布地を、闇に溶かす様奪い去っては
その身を一糸纏わぬ裸身へとあらわにさせれば

無垢でしかなかった娘の秘裂に、探し求める物を、与える様に
雄の形を、生娘が覚えるべきではない、堕落の形そのものを
押し付け、浅く開き、先端を喰ませて。
同時に、本来陰核が存在する其の根本。 娘にとっては、なりそこないの様な陰茎の存在する
其の根本を、ぐり、と刺激して。)

「さぁ、どこまで強請れるかな…?」