2021/05/19 のログ
ヨアヒム >  王族が、王都に滞在中の第七師団長を呼び出す理由は幾らでもある。国内情勢についての会談、対魔族戦線の報告、師団員の論功行賞などなど。
 そして今日もまた、太った中年王族は女騎士を茶に招いていた。醜く淫らな企みの為に。

「……シュトラウス将軍。先日、貴女は……」

 仄かに花の香りが立ち込める客室で、椅子に深く腰掛けた中年男が、朗らかな様子で言葉を紡ぐ。
 ちらりと見たのは女騎士の腰。彼女が正気の時に求めた通り、美麗かつ危険なインテリジェンス・ソードは今日もない。満足げに微笑み、頷く。

「……貴女は確か、こう言われたな。王族の、昂りを慰める術を、多少心得ておるとか?恐縮だが、どのようにするつもりか教えて頂けるかな?」

 まるで剣や魔術の技について訊ねるかのように、自然体で問いかける太った中年男。朗らかさはそのまま、洗脳薬が効いた相手に言葉を向けた。

「疑って済まぬが、王族の前で裸にならねばならないことを知らなかった貴女が、その先のことを知っているというのは……中々、驚きでなあ。ん?」

 太い指をでっぷりとした腹の上で組み、返答を促す。

サロメ >  
勲功の話に時間を頂きたい、
と申し出たことが余計にこの男…ヨアヒムにとっては都合の良いこととなっただろう

帯剣せず、茶の席に招かれ訝しむこともなく
女将軍は再び、この部屋に足を運ぶようになっていた

「──それは、多少なりと…知識としては…といった程度のモノですが」

戦場で生きている人間、無論そちらの技量が伴う筈もない
魔花の効果によってうっすらを靄がかかり、正常な思考のできぬ状態のままそう答えて…

「ユルゲン卿に満足して頂けるモノかどうかは、分かりかねます」

そうすることが礼儀である
そう信じ込ませられている女将軍はやや申し訳なさげに、頬には僅かに朱が差し、その金眼を伏せていた

ヨアヒム > 「なるほど。実際に何をどうにかするとか、そういう話は分からぬ、と。あいや、何ら障りはないぞ。貴女の務めはまだ先の話ゆえな」

 喉を鳴らす。この女将軍が男女の睦事でしおらしくなっているなど、一体誰が想像するだろう。

「ま、今日、明日という話ではないとはいえ、早い内に知っておかねばならぬことだ。お教えしよう。失礼……」

 一言告げて席を立った男は部屋の奥へ、来客用のベッドが置かれた方へ向かったかと思うと、小さな木箱と瓶を片手に直ぐ戻ってきた。

「短く言うとだな、シュトラウス将軍。王族への奉仕には、貴女の肛門……尻の穴を使うのだよ」

 またしてもとんでもないことを言い出した肥えた中年は、笑みと共に瓶と箱をテーブルへ置く。

「この道具を見たことはおありかな?」

 木箱を開け、中身を見せる。桃色のビーズを連ねて棒状にしたような、女将軍からすれば奇怪な―見ようによっては蠍の尾の先を丸くしたような―物体が、独特の光沢を放っていた。

サロメ >  
「…私手自ら…となれば。
 ユルゲン卿もご存知かと思われますが、私は過去に──」

王国貴族の知る通り
奸計に謀られ地下に監禁された過去がある
当然それで男を知らぬわけもないが、自ら奉仕に動くというのは、また話が違う

「──…っ…!? 王族への奉仕に、…不浄の孔、を…?」

そんなことすら口にしてしまうような状況に囚われている女騎士は
ヨアヒムも運び持ってきたそれに視線を奪われていた

木箱から出てきたそれは、見覚えも経験もあるモノ
過去に見たものとは多少の形状こそ違うだろうものの…識っている淫愚ではあった

「──、一応、は」、

洗脳下においても羞恥心を隠せぬ様子で、苛むような表情で視線をそっと逸らしていた

ヨアヒム > 「貴女の過去は存じておる。そして、此処でその時のことを話すつもりはない。あちらは貴女の災難であり、こちらは貴女の責務。全くの別物なのだからな」

 微笑みと共に、温和そうな中年王族は頭を振った。そして、そんな場所を?と訊ねたサロメに頷く。

「当然だが、私や貴女のような高貴な生まれの者にとって、常なる男女の交わりというのは儀式に過ぎぬ。孕むか孕ませるか、いずれにせよ跡継ぎを遺し、縁組で家格を上げる手段だ。奉仕には用いぬ……そうであろう?」

 貴族にとっての常識を口にした中年男は相手の目を見て、自分の言葉に同意するか否かを確かめた後、口を開く。

「まあ手や口での奉仕も有り得よう。しかし貴女は数多の戦功を挙げた将軍だ。その手は手綱や剣を握るのが相応しいし、その口は軍勢に向け号令を発するのが相応しい。となれば……消去法だ」

 棒状にしたビーズを手に取った男は、丸い連なりを指でなぞりながら、羞恥に染まるサロメの表情を見つめた。

サロメ >  
「………」

ある意味ではもっともな言い分
肯定するように、沈黙を返す

しかし不浄の孔とは
女からすればそんな場所には触れられることすら、恥辱である
しかし今のサロメは催眠下…そうすることが王族への礼儀であると擦り込まれている

「…で、では…無礼のないよう、務めさせていただきます──」

失礼、とティーカップを置き
…以前のように、身を包む甲冑を外し、その見をヨアヒムの前へと晒してゆく
以前のように手を隠すこともせず、その全てを曝け出せば…

「……どのようにすれば宜しいか。…ご教授を」

まるで生娘が羞恥に耐えような表情と声色で、そう問いかけて

ヨアヒム >  曝け出されていく、鍛えられた色白の肢体。割れた腹筋や上向きの乳房、そして真正面から見ても分かる大きな尻。自身の前に差し出された極上の女体を前に、肥えた中年男は満足げに頷いた。

「無礼がないよう努めると言われるが、既に礼を欠いておる。身体は強張っており、「穴」も仕上がっておらぬわけだからな」

 羞恥に耐える裸の女将軍に対し、王族は楽し気に笑いながら揶揄した。そして桃色の淫具を手に取り、そこへ瓶に入っていた粘つく液体を……処女さえ悦がらせる媚薬を、たっぷりと纏わせる。

「苦しゅうないぞ、将軍。どんなことにも初めてはある。今日からこの私が、貴女の肛門を躾けて進ぜよう。……さあ」

 椅子に座って淫具の柄を握った中年男が、空いた手でサロメに手招きした。

サロメ >  
「それ、は…大変、失礼…を……」

羞恥とはまた別の、擦り込まれた常識によって己を恥じるように
そして、ヨアヒムの言葉もまた寛大な言葉に聞こえるのだろう

申し訳なさげに、恥ずかしげに
その手招きにゆっくりと歩を進める

やがてその肢体を間近で見られる程に近づけば、ゆっくりと傅いて

「……あ、ありがたき、幸せ──頂戴致します…ユルゲン卿」

ヨアヒム > 「……うむ」

 美しき女将軍を一糸まとわぬ姿にさせ、更に椅子にかけた自身の前に傅かせた男は腰をもじつかせ、下履きの中でいきり立つ自身の位置をさりげなく直す。

「で、だ。シュトラウス将軍。これを見たことがあるというならば、どこで「頂戴」すれば良いか、どのように「頂戴」すれば良いか……当然、心得ていような?」

 サロメの灰色の髪を撫で、ぬめり光る淫具を彼女の鼻先に持ってきた中年王族が、若干身を乗り出した姿勢で問う。

サロメ >  
「……──、では」

その表情は羞恥に染まり、頬に差す朱もより色濃く…

鼻先に向けられたそれをどのように使われるのかは識っている
なのであれば、あの時、あの王国貴族達が命じたようにすれば良いのだろう
自らの意思で…というところだけは違っていたが

ゆっくりと失礼のないよう、姿勢を変え、背を向けて…
雌伏…伏せる獣のように四肢をはべらせ、その肉付きの良い尻だけを、差し向け持ち上げるようにして

「…っ……これで、宜しいですか。…ユルゲン卿」

片手を後手に、自らの尻肉を掴むようにして、ぐい。と引張った
少々濃く色づいた後孔が引き伸ばされる
普段自身の身体を女として使うことのない、故か
毛の手入れなどは殆どされていない様子のそれを見せつけるのは、あまりにも羞恥心を煽られるのか、その声は僅かに震えて

ヨアヒム > 「これはこれは……」

 女将軍が上体を低くして腰を浮かせる。肉感的な臀部と、その深い谷間で息づく窄まりを見た男は、思わず舌なめずりしていた。

「躾を引き受けて良かった。まあ、こういう……荒々しい有様を好む者達がいないでもないが」

 サロメの大きな尻を撫で回し、髪と同じ色をした陰毛を摘んで引っ張り、更なる羞恥を煽る中年王族は、ぬめる淫具の先を、若干横へ引き伸ばされた窄まりに触れさせる。

「どう思われる?シュトラウス将軍。この有様をそのまま、高貴な人々の目に入れたいかね?それとも……一応の身だしなみは整えておくかね?」

 いきなり後孔へ捻じ込むような真似はせず、水音と共に小穴へ媚薬を塗り込みながら楽し気な様子で訊ねる。

「どちらにせよ、喜ばれるだろうが……」

サロメ >  
ヨアヒムの手が尻に触れれば、ぴくりとその反応を返す
上向きの尻は柔らかさの奥に確かな肉体の強さを感じる張りを持ち、肌は実に滑らかで良い手触りを提供する
裏腹に手入れのされていない様子は…サロメとしても恥じるところではあるだろう

「…今宵、礼を払うのはユルゲン卿、ゆえ……卿の思うまま、に……っ、ん…ッ」

後孔に感じる冷たい感触
媚薬を塗り込まれる端から感じる熱に、ぞくりと身震いを見せ…
淫愚が窄まりに擦れると、小さな声を漏らしてしまう
凛とした騎士の声ではなく、甘く、やや上擦った、女の声を

ヨアヒム > 「私の思うまま、か。それは責任重大。シュトラウス将軍がこれからの責務を果たせるよう、確と心得ねばなあ」

 面白がるような口調と共に、中年男は甘い女の声が上がる中、淫具を持つ手を動かし続けた。
 そして今日の分の「躾」が終われば、サロメに命じて服を着させ、道具も薬も隠し、すっかり元通りにした上で、目覚めの薬を持ったメイドを呼びつけるのだった。

ご案内:「王都マグメール 王城【イベント開催中】」からヨアヒムさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 王城【イベント開催中】」からサロメさんが去りました。