2019/07/13 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城傍自然公園」にベルナデットさんが現れました。
■ベルナデット > 生い茂る木々が日差しを遮り心地よい風が吹き抜けるこの公園は、王都の中のオアシスとも言えるだろう。
日差しに照らされれば滝のように汗が流れる昼過ぎの時間帯ながら、自然公園の中はしっとりと汗ばむ程度の実に心地よい空間となっていた。
時折散歩をする人々が通り抜けていく遊歩道の脇に備え付けられたベンチに一人の少女が腰掛けていた。
どこからの結婚式から抜け出して来たかのような衣装を身に纏い、肌も髪も何もかもが白い少女。
明らかに異国の面持ちの少女は行儀よく揃えた両膝の上に両手を置き、通り抜けていく風を堪能するよう瞳を閉じて静かに微笑んでいた。
北国生まれの少女にはこの国の日差しはあまりにも強すぎた。
ご案内:「王都マグメール 王城傍自然公園」にフリッツさんが現れました。
■フリッツ > 「フーッ……危ないとこだった――」
自然公園に生い茂る樹木の影に身を隠す男が一人。
公爵夫人が「夫は留守だから」と言うものだから、喜び勇んで昼の日中から寝所に忍んだというのに――
互いに衣服も半脱ぎ、いよいよ本格的に行為に及ぼうとした矢先、辺境視察から馬車が戻った。
「君に早く会いたくてね!急いで帰ってきたんだ――」そんな初老の男の声を三階の窓の外で聞かされたのがほんの少し前の出来事。
そこから這々の体で逃げ出してきたというわけである――
「ったく、良いところで邪魔が入ったってもんだぜ……――」
ぶつくさ言いつつ乱れていた襟元を整え、自然公園をぶらつく。
むらむらとした気持ちを抑えるのに一苦労――いっそなじみの娼館に繰り出すか――しかし、こんな時刻では。
「……ん、おお?」
そんな折、遠目に見えてきた真白い人影――その身に纏うドレスも、露わな肌も、髪すらも――美しい白銀にきらめく姿。
王城内で幾度も見かけたことのある外交官の女だ。
言葉を交わしたことはないが、一方的に彼女のことは既知である――それは、まことしやかに囁かれるある噂――
男の胸は俄に高鳴り、口の端に卑しい笑みが一瞬浮かぶが、すぐに消え――
「これはこれは、ロマルティアの聖女様、斯様な時間にこのような場所に、お供もなしに如何されましたか?」
彼女の側まで来ると、仰々しく礼をする。
こちらの出で立ちから、王族警護兵であることは理解できるはず――
「フリードリヒ・フォン・アイヒホルンと申します――どうぞフリッツと」などと自己紹介も。
■ベルナデット > 静かにゆったりとそよ風を楽しんでいると不意に誰かが近寄ってくる足音。
その足音がベンチの前で止まるとゆっくりと目蓋を上げ、空色の瞳をその人物へと向ける。
そこにいたのは王城を守る兵士の装備を身に着けた男。
口ぶりからはどうやらこちらのことを知っているようだ。
王城で見かけたことがあるかも知れないが……申し訳ないことにすべての兵士の顔を覚えているわけでもなく、少女の記憶の中にはなかった。
丁寧な自己紹介には空色の瞳を細めて微笑みを返し、右手の指をそっと上げる。
”お城は暑いので涼みに。
どなたかお呼びですか?”
細い指先が踊るように滑ると何もない空間に魔力の残光が王国の文字を記す。
相手から読めるよう、少女の側からは反面文字になるそれは、少女にとっては異国の文字ながらも淀みなく綺麗に整えられ、勉強の程を伺わせる。
■フリッツ > 「……っ!」
てっきり、鈴を転がすような声でも聞こえてくるのかと思っていたが――彼女は空色の瞳でこちらを見つめながら、空中に文字を連ねた。
異国出身の者が鏡文字をここまで流暢に――いや、そもそもこれは魔法の類なのだろうが、そういう素養のない男にとっては驚愕の出来事。
「成る程、確かにこのところすっかり陽光が厳しくなっていますからね――北方よりおいでならば、尚更ということでしょうか――」
そして、少女の問いかけに対し、真っ直ぐに視線を交わしながらこう続ける――
「いえ、以前から時折お顔をお見かけしておりまして――機会あらば是非、故郷のお話しなどうかがってみたいと思っていたのです。私はこの国を離れることがほとんどありませんので――」
男の双眸から、視認不可能な妖気が溢れる。
それは、自身の身体に流れる淫魔の血のなせる技のひとつ。
胸を高鳴らせ、下腹部を熱し、脳髄を蕩けさせる――催淫の妖術。
「――ですので、お時間が許せば、もう少し涼める場所へご案内したいのですが――」
■ベルナデット > 確かに暑い、男の言葉に困ったような苦笑を浮かべる。
本来立場を考えればこの国のすべてを甘んじて受け入れなければならない身ではあるのだが……比較的涼しいこの場所でも身体に汗が滲むのを止められない。
故郷のことを知りたいと言われると嬉しそうに満面の笑顔を浮かべる。
胸の前で両手の指を合わせ、うんうんと二度頷き、整えられた前髪が踊るように揺れる。
場所を変えたいと言われると自然な所作で片手を差し出し、受け入れる意思を示すと同時にエスコートを願う。
警戒感もなく見せる優雅な所作は少女の育ちの良さを思わせると同時に、妖術がほとんど効いていないことを示す。
それは聖女とまで呼ばれた少女に宿る神の恩寵を思わせることだろう。
■フリッツ > 男の瞳が、少しだけ細くなる――効いていない。
こういうことはいつものことなので別に驚きはしなかったが、先ほどの空中文字といい、「聖女」の名は伊達ではないと知る。
差し出された手をこちらもまた自然に受け、「参りましょうか――」とエスコート。
そのまま、自然公園の奥、人工の小さな泉の傍へと移動――大樹が大きな木陰を作っていた。
こちらへどうぞ――景色良く、涼風吹くその場所へ、彼女の後、近くへと腰を下ろす。
「如何です聖女様――ここなら影も濃く、風も心地良いかと――」
時折吹く風に水面が揺れ、葉の揺れる音ばかりが聞こえる。
ここには二人の他――誰も。
「それにしても――こういうことを女性に面と向かってお伝えするのはかえって憚られるやもしれませんが――大変にお美しい肌をしておいでだ――かの国の方は皆そうなのでしょうか?」
淫魔譲りの整った顔を、彼女の首筋へと近づけながら、問う――
■ベルナデット > 手を引かれやって来たのは遊歩道から外れ、木々の間を縫って進む林の奥。
初めて訪れる場所に興味津々に視線を巡らせているといかにも涼しげな泉へと辿り着く。
このような場所があったのですねと愉しそうに男へと微笑み掛け、勧められるままに大樹の根へと腰を下ろす。
スカートから覗くすらりとした脚を伸ばし、吹き抜ける涼風に真っ白な髪を揺らす。
向けられる不躾な質問には困ったような苦笑を浮かべ、”皆さんお綺麗ですよ。”と無難な答え。
近寄ってくる顔に対し恐れも怯えも照れも見せず、軽く小首を傾げ優しく微笑んで見せる。
■フリッツ > 「それはすごい……是非一度訪ねてみたいものです」
催淫の視線を受け付けず、今もこうして必要以上に距離を詰めているにもかかわらず、彼女には臆す様子が微塵もない。
ますます、「噂」の真相が見えてきたような気がする――
――その時、折悪く強い風が吹き抜ける。
「おおっ……と、これはこれは―――」
彼女のスカートが舞い、長く伸びた脚がさらに露わに――
直して差し上げましょう――などと嘯いて、彼女のその艶めかしい腿へ手を這わせる。
そしてそのまま――手を元に戻すことはせずに。
「――こんなに美しい人を見たのは、初めてです――」
今度は、淫術を用いることはしない――雌を求める雄の視線で彼女を見つめ、ゆっくりと顔を近づけていく。
彼女が拒みさえしなければ、そのまま強引に唇を奪うつもりだ――
■ベルナデット > 不意に吹き抜ける突風に、慌てて髪とドレスの裾を抑えるも、スカートがはためき一度も日を浴びたことがないような真っ白な脚が露となる。
思わず晒してしまったはしたない姿を恥じるよう頬を染め、静かにスカートを正そうとするもそれより早く男の手が腿を撫でる。
その手をじっと見つめ、そして、男の顔が近付いてくる気配に顔を上げる。
すぐ目の前で見つめる男の顔、そして、安っぽい口説き台詞。
じっと見つめる瞳はこれから男が何をしようとしているか理解しているとしか思えない落ち着いた光を宿し、そして、嬉しそうに微笑むと自ら唇を捧げ、男の首筋へと両腕を回す。
清楚な見た目にそぐわぬ舌を存分に使った情熱的な口付けを交わしながら、先程スカートが乱れただけで恥じた少女は……聖雪の聖女と北の国で敬われる少女は、今日初めて出会った男の前で戸惑いなく股を広げた。
■フリッツ > もう確かだ――男は確信していた。
すなわち、彼女が夜な夜な、王城内で「性玩具」として弄ばれている、という噂――これは真実である、と。
拒むどころか、喜んで受け入れる態勢――こちらからも舌を絡め、彼女の唾液を味わう――その舌使いは、淫魔の血を引く男をして驚嘆すべきもの。
「むちゅっ……じゅるるっ、チュッ、ちゅむっ……――」
自ら広げた股の合間に身を入れて覆い被さり、押し倒す――
濃厚な口付けを続けながらしっとりと汗ばんだ彼女の肌を、遠慮なくスカートの奥の腿を撫で回す。
強引にドレスの前をはだけさせると、文字通りあふれ出た真白い乳房を鷲掴み、先端を吸い舐める――
まだ陽光る昼の時刻――泉のほとりで濃厚な情事が紡がれ始めた――
■ベルナデット > 散々鍛え上げられ、たっぷりと経験を積んだ聖女の舌使いは先程までの物静かな雰囲気とは真逆に激しく、貪るよう男の唾液を飲み込む。
男の首筋に両腕を回したまま、大樹の根元へと押し倒され柔らかな膨らみが男の胸で卑猥に潰れる。
「っ!」
曝け出された膨らみ、そこを指と舌で嬲られると気持ちよさそうに仰け反り小さく息を飲む。
神に愛されし聖女は股の間で動く男の腿へと物欲しげに腰を突き出し、股の間に挟み込んだ腿へと股間を押し付け、はしたなく腰を振り始める。
■フリッツ > 十分な体格差があって尚、片手に余る乳房を思う存分に揉みしだく。
色素の薄い乳首を強く食み、時にはやんわりと歯を立て――乳搾りの如く入念に、もみほぐすように弄び。
「ぷはぁ……こりゃたまんねぇ――」
取り繕った口調が、男の本来のそれに戻る。
腰すら振り始めた聖女の姿に、野卑な血がたぎる。
細い足首を掴み、無理矢理に股を開かせると――勢い良く下着を剥ぎ取る。
すると、どうだ――
「オホッ……こりゃまた――」
すぐにでも秘所へとしゃぶりついてやろうと思っていたが――その下。
そこには可愛らしい尻孔など見えず――むしろ彼女が、どれほど「仕上がった」性玩具であるのか、一目で分かる性具が収まっていた。
「聖女様~……またえれぇもん仕込まれてンじゃねぇかよ――」
飛び出た先端の取っ手を指先に引っかけると、くい、くい、と短く引いて具合を確かめていく――
■ベルナデット > 柔らかな膨らみは男の手の中で好き勝手に形を変えられ、淡い色合いの乳首を食まれると男の口の中でもっと弄って欲しいと主張するよう固くしこり勃つ。
歯を当てられる度に腰が跳ね上がり、男のズボンを卑猥な蜜で汚していく。
「――っ!」
下着を剥ぎ取られると乱れたスカートから覗いたのは無毛の下腹部。
下着を取られた以上、そこは一糸まとわぬ状態であるはず……にも関わらずピンクのリボンが添えられていた。
その結び目には真っ赤に腫れ上がった淫核……それは先程までも涼しい顔をしておきながらリボンが解けない程度に淫核をしこり勃たせていたことを示す。
さらにはその下……垂れた紐を引かれるとブリッジ状に身体を仰け反らせ悶え善がる。
「んっ!ひっ!あっ!」
卑猥に腫れ上がった肉襞がはみ出す割れ目から止め処なく蜜を垂らし男の指を濡らしながら、紐を引かれる度に神へと捧げられた声が喘ぎとなって漏れてしまう。
窄まりは内側から盛り上がり情けなく口を緩ませる。
しかし、軽く引いた程度ではそれ以上は激しい抵抗を見せる。
それは聖女らしくそこの締め付けがいいせいか……それとも……。