2019/02/02 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城」にシェリーさんが現れました。
■シェリー > 【お約束待機中です。】
ご案内:「王都マグメール 王城」にギュエスさんが現れました。
■シェリー > 「ぁ……ぅ……」
言葉に詰まる。
少女にとってはここでこの貴族の機嫌を損ねる事は愚の骨頂だ。
少なくとも学校にいられなくなる事態は避けなければならない。
そう、何をしてでも。
ここで他の貴族に擦り寄った所で省みられる事は無いだろう。
同じ様な目に、もっと強引に合わされるかもしれない。
もちろん今ここでその意に従っても望む物が得られるかどうかは分からない。
それでも、他の者に使い捨てられるくらいなら。
既に大勢の前で体を弄ばれ、少しばかりの褒美を餌に玩具にされている事は知られている。
それならば。
「はぁ、ん……申し訳ございません、ゴルトムント様。」
少しでも機嫌を取ろうと、甘い声を出す。
その愛撫を受け入れ、腰をくねらせてさえ見せた。
まだ未発達な体は、本当は声を出すほどの快感を得てはいない。
それでもこの男が求める事はこれだろう、と思っている。
女を跪かせ、自らの手で弄ぶ事。
それならば跪こう。
全てを捧げて、その対価として望む物を引き出すのだ。
尿道に触れる指から与えられるのは少しの痛みと、微かな痺れ。
ここまで言わせてしまったからには、ここで尿を漏らしてももう駄目かも知れない。
そもそも緊張で出る気がしない。
彼が自分を辱めたいのであれば、自らも辱めを望む様に見せる。
それが人生経験も駆け引きの経験も少ない少女に今出せる精一杯の答えだった。
「やはり粗相はお召し物を汚してしまいます……代わりに、拙い見世物ではございますが。」
震える手でブラウスのボタンに手をかけ、外していく。
一つ一つ、ゆっくりと。
止められなければその内未発達の緩やかな膨らみと、その頂の淡い桜色が露わになるだろう。
若く白い肌はすぐにでも破けそうなほど繊細で、すべやかで。
一方で声は緊張に震えていた。
「どうか、直接ご賞味いただければ……手慰みにでもなりましたら、幸いでございます。」
■ギュエス > 「全く、私としてもこのやり方は優雅でないと思っているんだ。だから、あまり私の不敬を買うなよ?
私は、お前達親子を土の下に葬り去って、罪を逃れ得る立場にある事を忘れない方が良い。二度は言わんぞ?」
彼女も、今この状況で男に逆らう事が、破滅に繋がる事を理解したらしい。
何せ、この場に男を止められるだけの地位がある者は、凡そいないのだ。
或いは身分こそ同じくらいの相手がいたとしても、金や脅迫、或いは直接的な権力、武力の行使でどうとでもなる。
それに、幸運にも男の手を逃れた所で、他の好色な貴族が彼女を絡め取る為に権謀術数を張っていることだろう。
結局の所、この男か、他の者か。その二択を選ぶ以外に彼女の行く先はないのだ。
「ふん、私の機嫌を取るように囀りおるな。まぁ良い。それで、私を満たす術は思いついたのか?」
膝の上に乗せた彼女の体を嬲る様に揉み、尿道の周囲を布越しに引っかきながら問う。
彼女の体が快楽を得ていないのは、男も理解している。それもこれまでに抱いた女達のお陰だ。
それでもなお、感じているかのように作った喘ぎを零す彼女は、年齢以上に完成された存在だった。
男に媚びを売り、利益を勝ち取る。なんと強かで気丈な事か――それこそ、圧し折るにふさわしい。
ならば、この場は彼女の精一杯に敬意を表し、その言葉を待つこととしよう。貴族の矜持とは余裕にあり、だ。
「……あくまで私を気遣って、と言う態度だな――ならば見せてみろ。まずは、この場で皆にその肢体を見せつけるがいい。
私だけにではなく、周りの奴らにもな。そして、お前の名と、これから誰に何をされるのか、確かな声で示すがいい」
当然、彼女の体は頂く。時さえ許すなら、口も、秘所も、尻穴も、全てだ。
しかし、その前にまずは彼女の気概を叩き折る必要がある。
それ故の羞恥を強いるべく、彼女に自ら淫らな言葉を以って、周囲に行為を知らしめろと命じる。
それが出来なければどうなるか――二度目の譲歩をするつもりは、ない。
■シェリー > 「……はい。」
この脅しは本当だろう。
それは十分に理解できた。
周囲の貴族の中にもしも紳士と言うか、正義感が強い者がいたとしても。
声をあげ、止めに入ったとしても。
恐らくその者の身の破滅を招くだけなのだろう。
そのくらいの余裕が感じられた。
だから、逆らわず頷く。
演技だと悟られようと甘く囀るし、どんな事でもしよう。
それに耐え切れさえすれば、十分な見返りがあるのだから。
少なくとも今はそう思うしかなかった。
「……かしこまりました。どうかご覧下さいませ。」
ギュエスの膝から降り、ゆっくりと服を脱ぐ。
焦らしている、と言うより躊躇いと抵抗のせいであろう。
顔だけではなく全身を桜色に染めながら、まずはブレザー、次はブラウスと。
靴も靴下も脱ぎ去り、下半身を覆う薄桃色の下着に手をかけ。
これを脱ぎ落とすには余り時間はかからなかった。
紐を解けば重力に引かれてぱさりと落ちたからである。
突然始まった初々しく拙いストリップショー。
性的な目で見る者もいれば奇異の目で見る者も、嘲る者ももいただろう。
全ての視線が突き刺さるように感じ、思わず涙を零す。
そして泣きそうな声で名乗りをあげた。
「私、は……シェリー・ファルスタッフ、です……。これから……」
ふと言いよどむ。
何をされるのか、なんとなくは分かるがどうされると言えば良いのか。
言いようによっては機嫌を損ねるのではないか。
全裸まで披露した上で、どの様に言えばいいのか考える。
「私はこれから……ギュエス・ゴルトムント様に、お慈悲を賜り……今ご覧になっている体全てを捧げ、その……」
まだ足りないのだろうか。
ここまでしておいて不興を買うなど決してあってはならない。
堕ちるならいっそ地獄まで堕ちてしまえとばかりに大きく息を吸い込む。
「シェリーは……!ゴルムント様に、お好きな様に!心ゆくまで、犯していただきます!」
大きな声で叫ぶ。
会場内隅々まで響き渡るような声。
膝が震え、結局漏らしてしまいそうなくらいの恐怖に胸が高鳴る。
緊張と羞恥に真っ赤になってはぁはぁと喘ぐ様子は、欲情しているように見られるかもしれない。
■ギュエス > 「物わかりの良い子は好きだ。そのまま聡明であることを望むよ、シェリー」
彼女も、その母親も、男からすればそこいらの野で花を手折る気安さで摘み取れる。
将兵の肉奴隷として下賜するも、山賊共を政争相手にけしかける餌にするも、望みのままだ。
男に逆らえば、逆らった者の家族が同じ目に遭う。だから止める者はいない。紳士であれば、この場を逃げ出すのが関の山だ。
やがて、彼女が膝の上から降りて、ゆっくりと服を脱ぎ始める。
その速度は緩慢だが、彼女なりの焦らしだと思っておくこととしよう。
指先が震えているような気もするが、それでも逃げない健気さは何ともそそるものがある。
周囲の男達も彼女の様子に気付いたのか、好色や奇異の視線を彼女に向けて。
『へぇ、あの年で貴族の玩具になるなんて、親にでも売られたのか?』
『王立学院の生徒か。制服姿の女生徒、と言うのは中々背徳的でよろしいですなぁ』
『初々しいですなぁ。可哀そうに。あのように涙をためて……ふふ、思わず滾ってしまいますよ』
やがて彼女の名乗りが始まると、周囲の男女はしんと静まり返り、聞き入る。
それは同時に、彼女の言葉を沈黙で際立たせ、より強い羞恥を叩きつける為の作法だ。
その中で、彼女は懸命に考えて、言葉を紡ぐ。その表現は、なんとも迂遠だ。
「……私の慈悲か。慈悲だと宣うなら、拒絶や拒否はするまいな?笑顔で喜んで受け入れる、その筈だな?」
彼女の抵抗を、言葉ですら許さない。彼女の言葉を言質にして、嘆くことすら認めない。
その上で、彼女ににやりと笑みを向けると、絶叫の様な受諾に頷いて。
「一つだけ語弊があるな。犯して頂く?違うだろう。これは合意の上の行為だ。犯す、等とは言わん。
ほれ、そんなに恥ずかしがらなくていいぞ?素直に言うがいい。口も、まんこも、けつの穴も、全て私に捧げると。
――くく、こんなにも発情しきって、吐息を荒くさせた娘をこのまま放っておくのは、私としても心苦しいからなぁ?」
緩やかに身を起こし、立ち上がる。そのまま、彼女からすれば熊にも見えるだろう巨体が彼女へと近寄って。
やがて彼女の後背に立つと、その頭に大きな掌を乗せ、やや強めに撫でつけながら。
「さて、それではシェリーよ、お前に一つ褒美をやろう。先ずどこを私の物にほしいか言うがいい。
皆に大きな声で言えたならば、そうだな、お前が成人するまでにかかる費用を、全て私が立て替えてやろう。
これは褒美だからな。答えたくなければ答えなくても構わん。許してやろう」
どうする?と彼女を見下ろす。生活の為に尊厳を捨てるか、それとも口をつぐむか。
どちらでも構わない。彼女がどちらを選んでも、彼女の純潔は確実に、今夜失われるのだから。
■シェリー > 物分りが良くなかろうと、ここで逆らえば命が無い事くらいはわかる、と思う。
死ぬ方がマシな様な目に合う可能性の方が高いだろう、とも。
周囲の者もやはり羞恥を煽ってくるらしい。
涙は恥ずかしいから、と言うだけで流れているのではないと思う。
こんな事をせざるを得ない自分の境遇であったり、それを強いる社会であったり、それらに対する怒りか悲しみか、または諦めか。
そう言うものが流させるのだろう。
どんな理由であるにせよ、その涙すら玩具の彩にしか過ぎないのだが。
「も、申し訳ございません……!」
語弊がある、と言われれば慌てて謝罪する。
少しでもご機嫌を損ねたくは無い。
拒絶や拒否など元よりするつもりも無い、と言うより出来ないのだ。
出来る事はとにかく自分を高く買って貰えるように努力することだけだ。
「う、ぅ……お口も、おまんこも、お尻の穴も……全て、ゴルトムント様に捧げます……!」
本当に素直に、男の言葉を繰り返した。
もう今更何を言っても自分が貴族の慰み物である事実は変わらない。
それなら何処までも望まれるままに。
本来ならば口にしないような言葉を以前よりは易々と口にしてしまうその様は、人の中の芯が曲がっていくのを見る様でもあった。
しかし、更なる恥辱が少女に突きつけられる。
成人するまでの費用は大きな魅力だ。
それは本来たった一言で賄える物ではない。
しかし、それは同時に人間ではなく貴族の雌犬となる様な言葉でもあった。
生活費の為に人間としての尊厳を自ら放棄するか否か。
数秒の間に幾度も反芻する。
そして出した答え。
「……おまんこ、に……おまんこに、ほしいです!!」
大きな声で、恐らく貴族が一番望むであろう場所の名を叫ぶ。
これは自分の身を賭けたギャンブルだ。
幾つものモノを賭けたのに何も手に入らないなんて、と言う気持ちが少女を突き動かし、全財産をテーブルに乗せて行く。
それが破滅への道のりである事は、殆ど誰もが知っている事だけど。