2016/03/14 のログ
カルロッテ・マリウス > おい、食堂を解放してやれ。 民も珍しい酒や食べ物を試したかろう。
来なければ来ないでよい。 これくらいせねば、我々はただの大飯ぐらいだと思われてしまうからな。
もちろん、他のところに入らないようにするんだ。 何、万一のことが合って怒られるのは私だよ。 
(手頃な人物を捕まえて声をかける。 大丈夫なんですか、と不安げにする相手に、
 鎧の内側で笑いながら答える。 そそくさと外に出ていく彼は、
 ワインの振る舞いが騎士団寮で行われていることを人々に広めてくれるだろう。)

なにか変わったことはあったかね。 …ふむ、そうか。 ティルヒアの一件、
私も駆け付けたかったのだが、ちょうど敵の大攻勢があってな…。
なに、純粋な武力だけで言えばわたしに比肩するものはいなかったからな。
存分にやってやったよ。 だがね、私が前線に行こうとすると皆が止めるんだ。
御大将が前に出て、万が一のことがあっては困るというわけだよ。
戦ってこその武勲だというのに、全く心配性な奴らだ。
(別の人物を捕まえて、ティルヒアの一件を確認する。 なんでも龍が出たとか、
 神の力が云々とか、海戦で双方に大きな被害が出たとかいろいろ聞いていたが、
 遠方にいたため断片的な情報しか手に入らなかったのだ。)

カルロッテ・マリウス > では私は部屋に戻らせてもらうよ。 後は頼んだぞ。
(いい感じに酒が回って楽しくなりつつある騎士団の面々ではあるが、
 任務中の一人を捕まえて声をかける。 のしのしと歩いて向かったのは、
 自分専用の部屋だ。 ドアの前煮立つメイドが敬々しく頭を下げるのを見て、
 小さく手を上げる。)

いつもどおりだ。 来客は必ず君を通してくれ。
(畏まりましたと答える彼女の横を通って部屋の中へ。 
 ソファ、簡単なベッド、事務作業用の机、そして何も置かれていないスペース。
 何もないスペースの所に歩いていき、ゆっくりと膝をついた。)

よし……オープン、と。
(小さな声とともに、がぱりと胸部が”開いた”。 そこから出てきたのは、
 小さなミレーの少女である。 薄いキャミソールとショーツだけの格好は、
 今寝てましたといってもおかしくない姿だ。 裸足で床に降り立ち、
 ベッドの方へとぺたぺた歩いていく。)

今日は休むとするか…。流石に、頑張りすぎたな。お父様も、お褒めくださるだろう…。
(さすがに疲れた。 身体からあふれる魔力も、今日は少々控えめだ。
 えいやとベッドに飛び込み、ぽすんと軽いスプリングに弾き返される。
 綺麗に整えられた布団にもぞもぞと潜り込み、丸まって小さくひとりごと。
 そのまますぐに眠りの淵に引きずりこまれ、可愛らしい寝息を立て始めた。)

ご案内:「王都マグメール 騎士団寮」からカルロッテ・マリウスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 王城 兵舎」にアシュトンさんが現れました。
アシュトン > (陰謀、計略、策略、駆け引き、その他もろもろ渦巻く王城。
ある者の秘密を握り、ある者を蹴り落とし、なんて事は日常茶飯事。
となれば、そのための情報を集める存在も、いる訳で)

ふーむ……
(ごく普通の兵士に配給される装備に身を包み、兵舎の廊下を歩く男が一人。
立ち振る舞いにこれといった不自然さもなく、まぁ良く居そうな兵士の一人といった感じである)

アシュトン > (この辺りで手に入りそうでなおかつ現状需要が高いのは、
妙な噂のある第七師団副官サロメ=D=アクアリア、審問会議で話題のオーギュスト・ゴダン将軍、正体不明な謎の騎士カルロッテ・マリウス、辺りだろうか。
とはいえ、余り派手に動いてはバレる訳で。
こそこそと気長な勝負を続けているのであった)

警備、お疲れ様です。
(扉の前に立つ兵に軽い挨拶をすると、歩調も特にと変わる事もなく、その目の前を通り過ぎてゆく)

アシュトン > (それぞれの個室に潜り込むのが、一番確かな方法、なのではあるが)

――如何せん危険がな。
(聞いているようなモノはないかと、確認しながら呟く声。
やはりというか当然というか、確実でありながらも、バレる可能性もきわめて高い。
そこはまさに、腐っても王城である。
後は地道な聞き込みや、或いは緊張の解ける風呂場なんてのも手ではあるが)

…………男の風呂覗いてもなぁ。
(ため息混ざりに、顔を掌で覆った。
女性の兵も居るには居るが、やはり男性の方が比率で言えば圧倒的である。
何が楽しくてそんなモノをという気持ちと、上級将校となればやはり風呂も個室が多いだろう)

アシュトン > ん~……愚痴って手も仕方ないが、今日は特に収穫も無し、か。
飯でも食ってから帰るとするかねぇ。
(諦め混ざりに後頭部を手で掻くと、廊下の標識を確認。
スタコラと食堂の方へと歩いてゆくのであった)

ご案内:「王都マグメール 王城 兵舎」からアシュトンさんが去りました。