2015/11/16 のログ
■サロメ > 「アフリーク…了解いたしました」
地図を確認し、頷く
街が近い、戦略上で重要な場所でありそうだ
「………」
少しばかりムッとした表情でサリファスを見るが、言い訳するべくもなく
■サリファス > 「はん。了解、了解っとね。
海戦を避け、少数での海上路も渡りをつけておきますぜ。
褒章は将軍お勧めの娼館でも連れてって下さいよ」
葉巻を燻らせながら揚々と歩き出す
「おおっと。忘れ物、忘れ物。」
振り返り、忘れたかようにフェイントまでかけてサロメのケツを触って退出していった。
ご案内:「王都マグメール 王城 将軍執務室」からサリファスさんが去りました。
■オーギュスト > 「――ったく、しょうがねぇ奴だな」
嘆息すると最後の書類にサインする。
後は時間との勝負。
王都への最初の強襲さえ凌げれば、負けは無い。
だが、時間がかかればかかるほど、魔族達からの介入の危険性も上がる。
なんとしても短期でケリをつけなければならない。
■サロメ > 「サリファス!!」
将軍の前で完全に油断していたのか、尻を触られて慌てるサロメである
「……まったく、有能なのは認めるが、
あんな男が騎士など……」
ぶつぶつと文句を零すのであった
■オーギュスト > 「下手に寝室に連れ込まれたりするんじゃねぇぞ」
サロメは優秀な副官だが、どうにもその手の事は脇が甘い。
それを利用してちゃっかり奪ったこの男に言える事でもないのだが。
その時、扉が大きな音を立てて開き伝令が飛び込んでくる。
「な、南海諸侯の一人ティルヒアが叛乱を宣言!
女王に即位した後、王都に向けて進軍を開始したとの事です」
「来やがったか!」
予想通り、ドンピシャだ。
当たって欲しくない予感に限って当たる。
だが、これで敵が少しだけ分かりやすくなった。
「すぐに他の師団との連携を取る。いくぞ!」
オーギュストは立ち上がり、サロメに続くよう促す
■サロメ > 「ご、ご心配は無用です!」
冷静な副官が声を張る様子に周りの目が向き、思わず口を噤む
「!」
オーギュストの予想は的中した
それは嫌な予感でもあったが……
「御意に!」
外衣を翻し、将軍へと続く
後にティルヒア動乱と呼ばれる戦いの狼煙があがる
ご案内:「王都マグメール 王城 将軍執務室」からオーギュストさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 王城 将軍執務室」からサロメさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 王城「アダンの執務室」」にアダン・フェリサさんが現れました。
■アダン・フェリサ > 「……なんと」
王城に「ティルヒア即位」の報が入った時、アダンも流石にそれには驚きを隠せなかった。
南海の女傑、南方の諸侯のなかでも特に異質な存在だ。
聞けば千年を生きるとも。ティルヒアの都市は閉鎖的で王都にも情報があまり入ってこない。
それでも王都に対して敵対しているというわけではなかったはずであったが。
「まさか即位を宣言するとはな……流石にこれは予想外だ。
しかし何故このようなタイミングで行う。本当に叛乱が成功するとでも思っているのか?」
アダンは執務室の机に座りながら、考える。
周りではアダンの部下などが状況の整理などに走り回っていた。
「落ち着け。どのみちティルヒアの即位に効力はない。
今の状態では自称の王に過ぎない。それよりも、王都への侵攻をなんとかするほうが先だ。
そしてそれが成れば……オリアーブ島に攻め入ることになるだろう」
慌てる部下たちにアダンは言う。
アダンはこの国への忠義などもってはおらず、状況が魔族に傾けばそちらにつこうとも思っているような人間だ。
ティルヒアに勝機があるならそちらに行く可能性もあったが、今の状況ではすぐにティルヒアの下へなどは考えられない。
情報が錯綜し、王都は混乱に陥っていた。
「……何か勝算があるとでもいうのか」
■アダン・フェリサ > 「……まあいい。今私たちは大してできることはない。
我々の使命は王都の警備が中心だ。
この混乱に乗じて良からぬことを考えるものもいるだろう。
それを取り締まらねばな……」
その良からぬことを考えている者というのはほかならぬアダンもその範疇に入るのだが、
そんなことは気にした様子はない。
今、王城や王都は混乱している。動くにはちょうどいい。
今のところ、アダンにとってティルヒアは勝利してほしくない存在ではあるが、
状況はどう転ぶかはわからない。情報は必要だ。間諜を南方に放つ必要性をアダンは感じていた。
状況が動き、必要となれば私兵を動かす必要もあるだろう。勿論、単に敵を倒すためだけではなく、アダンの存在を知らしめておくためだ。
「……ふん、何を狂ったかは知らんが、この状況、せいぜい利用させてもらうとしよう」
■アダン・フェリサ > アダンの下にはこの混乱のために王都や王城の警備について話にくる人間が増えてきていた。
当然ながら、ティルヒア軍を迎え討つために王都の戦力は大いに割かれることになるだろう。
王都の治安を心配する人間が増えるのも自明のことであった。
「ご安心を……王城の警備は特に厳重にさせようと思っておりますのでね」
訪ねてきた貴族などにそう答えていく。
実際、それは事実であった。今、仮に王都を占拠されるようなことがあればアダンの身も危うい。
敵に寝返るにしても準備が必要だ。今の状態ではそれはとてもできない。
「ご息女の安全は必ず確保いたしましょう」
訪ねてきた貴族の男に言えば、男は安心したように頷いた。
その男の娘は以前にアダンの罠にはめられて陵辱されていたのだが、それを知ってはいないようだった。
貴族の男は安心したように去っていった。
ご案内:「王都マグメール 王城「アダンの執務室」」にサロメさんが現れました。
■サロメ > コンコン、と響くノックの音
「フェリサ卿、おられますでしょうか」
扉の向こうからは凛々しく透き通った声、
王都に部隊を配備し指揮していた立場が一転、最前列へ配置となった
緊急時故已む無しではあるが、王城の警備態勢が一時的とはいえ変わることになる…
サロメの手元には引き継ぎと報告用の書類が山のようにあった
■アダン・フェリサ > 「……いるとも。入ってくれたまえ」
一通り、個人的にアダンに警備のことで話をしに来る者達が落ち着いてきつつあったときのことであった。
部屋の扉の向こうから戸を叩く音と、透き通った声が聞こえてきた。
アダンは配下に扉を開けさせて、現れたサロメの姿を見る。
その手元にあった書類をみて、大体の要件は察せた。
「ああ、第七師団の副官殿だったかな。いやはや、とんだことになったものだ。君たちも忙しくなるだろうな」
アダンはそんなことをいいながらサロメを出迎えた。おそらく何度かはあっているのだろうが、元々関係が深い役職にあるわけでもない。
思い出したかのようにアダンは言った。実際にはその容姿ゆえにしっかりと覚えていたのだが。
第七師団は魔族特化の舞台のはずだが、今の状況でそのようなことは言ってもいられないはずだ。
「……ふむ、王都の警備のことかね?」
■サロメ > 失礼致します、と礼儀正しく一礼し部屋へと入る
思えば執務室にまで入るのは初めてのことだった
「はっ、第七師団将軍オーギュストの副官を務めますサロメ=D=アクアリアと申します」
騎士然とした物言いで再び、今度は手を胸にあてる礼をする
「はい、フェリサ様もご存知のことかと思われますが、不測の事態となっています。
要件は仰られる通り…私は王城の警備部隊を指揮している身なのですが、将軍からの勅命で最前線に赴くことになりました。
一時的とはいえ、王城の警備に穴を開けることになります。
近衛兵団の方々と相談し、配置の変更案を取りまとめましたので、ここに」
はっきりとした口調と聞き返させる手間を与えないよう、重要な部分を掻い摘んで説明する
あのオーギュストの副官としてやっていく上で鍛えられたスキルなのだろう
言葉を終えると、書類の束を机の上へと置いて、一歩下がる
書類の中身は現在王城の警備についている者達の身上や現在の配置位置、
そして新しく練りなおした配置案がいくつかまとめられている
■アダン・フェリサ > 見るからに真面目と言った様子の女だった。
女というより少女に見えてしまいそうな外見だが、実力は本物なのだろう。
騎士然とした態度もよく教育されているように思える。
確か代々騎士の家だったな、とアダンはサロメを値踏みするように見ながら思考を巡らせる。
アダンの良くない噂について知ってはいなさそうな様子に見えた。
「そうだ、サロメだったな。君は将軍と違って真面目で話しやすそうで何よりだ」
そんな冗談を交えながら、サロメの話を聞いていく。
重要な点に絞った、簡潔な説明であった。
こういう説明をするのは慣れているだろう。
あの男が上官ならば自然とそうなるのだなとアダンは小さく苦笑した。
「ほう、警備部隊から最前線とは……ふむ、戦地の状況はよほどに悪いようだな。
……そうか、では拝見させてもらおう。
私の警備隊は基本的に城下を中心に活動をしていたからな、君のような前任者の報告があるとありがたい」
書類を眺めていく。王城の警備の配置の変更点などについて記されている。
「ふむ、中々いいのではないかな。私も王城の警備が手薄になることは危惧していてね。
特にこういう事態だ。王族の保護には気を使わなければならん。
ティルヒアの王位継承が正統なものでないのは明らかだが、それでも王位継承の事。
王族もピリピリしているだろうからな」
書類を一通り眺めた後に、手を置く。
「わかった。この変更案はよく出来ている。これを参考にして、君のいない間の王城の警備はなんとかしよう。
……しかし、君は聞いているかね。王城に魔族が出没しているとのことだが」
スッ、と立ち上がり、窓の方を見ながらアダンは尋ねる。
「今の状況もかなりのことだが、このことについてもかなり重大なことに私は思える。
今の警備でそれについては問題はないのかね?」
■サロメ > 「(アダン・フェリサ…オーギュスト将軍はいけ好かなそうにしていたが…聡明な人物のように思える…)」
以前、酒の席で将軍から人物像などを聞いてはいたものの、
オーギュスト将軍はあの性格である。酒の席での悪口などは大体あてにならないものだ
事実、フェリサ卿はしっかりと書類に目を通し、王城、しいては王族に危機が及ぶことを危惧している
「オーギュスト将軍は…ああいった気性ですので…」
彼と合わない貴族は多いだろうことも当然のことである
きっとフェリサ卿のことについても何かしら悶着があったのだろうと結論づけた
警備体制の変更について概ね納得してもらえたようで一安心である
この後、一足飛びにでも戦場へ向かおうと思っていたのだが、将軍に『せめてちゃんと寝てから来い』と釘をさされてしまっていた
変更案が通らなければ、という杞憂もあったが、これならば少しは余裕がもてそうだ
そして…続く言葉にはすこしばかり顔を強張らせる
「……存じております。結界の強化や専門部隊の配備など、第七師団のほうでも対策は講じているのですが…」
はっきり言って、状況は難しい
王族に化けた魔族によって師団の予算等が削られ、真綿で首を締めるようにじわじわと戦力が削れているのが現状だ
それらを調査・発見するのも、自身がこの王城の警備部隊を一部指揮することになった理由だ
しかし…相手がフェリサ卿といえども、この事情までを話して良いものかどうか
■アダン・フェリサ > 「ハハ、確かに……だが、彼は戦争が仕事なわけだ。
今回も素早い対応をしてくれたと聞いている。ならばそれが何よりということだ。
君が王城から外されてしまうのは不安が残るが、それだけ事態が重大だということなのだろう」
窓の外を眺めた後に踵を返してサロメに向き直る。
やや険しい表情を作って。
アダンは国や王族などを心配しているように言っているが、実のところ何も心配などしていない。
魔族に支配されようが、ティルヒアが勝とうが、それで自分がうまく世渡りできればそれでいいのである。
「……対策、か。しかし、効果の程はいかがかね。
私は魔族について専門ではないから、君たちが頼りになるわけだが……。
もしも、だが。王族に魔族など紛れていれば、この国はすでに根本から崩れようとしていることになる。
君がいない間にこの国に魔族がはびこるようなことがないといいが」
暗に責めているような、疑っているような口調である。
無論、しっかりやっているのだろうとはアダンも思っている。
ただ今は、この少女を苦しめてみたいためだけの行為である。
アダンは王族の中に魔族がいることをすでに知っている。
それどころか、それを罠に嵌めて陵辱さえした――その結果、危うく死ぬところではあったが。
そんなことは口に出さずに、敢えてもしもの話だなどという。
「具体的な方策を聞きたいものだな。
ティルヒアの叛乱も大事だが、こちらも大事だ。
君が出て行く前にしっかりしておいてもらわねば困るな」
サロメに近づいて、その肩に手を置いて言う。
その小さな体躯を見下ろすようにして。
実際、魔族の力は強大だ。そうそう解決策があろうなどとはアダンも思っていない。
おそらくすぐにでも戦地に行きたいがために、ここまで纏めてきたのだろうが、
アダンはもっともらしい質問で、その心にさらなる重圧をかけようとする。
「……君のようなうら若き乙女の前で言うべきではないかもしれないがね。
魔族には淫蕩な術を以て人を惑わすものもいると聞く。武力ではどうしようもない相手もいるわけだ。
王城の警備を考えているのなら、そのへんはどう考えているかね?
単に攻められるより、そういう傾国の手を使われる方がよほど面倒だ」
実際にそんな魔族が王城にいるかどうかもわからないのだが、敢えて答えにくそうな質問を選んでいく。
■サロメ > 「………」
まるで見透かされているような言葉、しかし、不安ももっともな話である
「…一つの理由に、王城で魔族が目立った行動を起こさない…という点があります。
魔族…それも魔王と呼ばれる者達が城の内部にいたならば、為す術もなく城は落ちるでしょう。
魔族にとっては、様子を見るまでもないことの筈、なのにそれが行われないのは…魔族を抑止する何かがあるのではないかと考えています。
それが何なのか、という問われれば、現在調査中であるとしか答えることができないのですが……」
危機感は拭えない、が…謀叛を許せば明確な危機に王都が晒される
今回こちらを優先して戦力が編成されているのはそのためだ
どちらも徹底する、というわけにはいかない。人足は限られているのだ
「…第七師団は対魔族を前提に編成された部隊です。
今回出兵するのは人と戦うため…退魔師の多くは近衛兵団と共に王城の守りにつく手筈になっています。
結界の更なる強化と、それに───」
肩に手を置かれて、思わず言葉が止まる
応答に困る質疑の連続だ、すべてを話すわけにはいかないが、それで完全に納得してもらおうというのも難しい
何より……
「い、淫蕩な術、でありますか…。そ、それは…退魔結界と神官達の法術で以って無力化をする対抗策が…」
■アダン・フェリサ > 「それは当然だろう。魔族も阿呆ではないはずだ。目立ったことなどするはずもない」
それを探すのが君たちの仕事ではないのか、などと言いたそうな含みを持たせておく。
「……ほう、なるほど。それは確かに君の言うとおりだ。
実は私もそう思っていてね。魔族には魔王と呼ばれる者たちがいる。
私も現実に目にはしていないが、人間など一撃で死に至らしめることもあると聞く。
そんなものが仮にいたとすれば、一気に攻勢をかけてこないのは不思議なものだ。
つまり、君の言うとおり何かがあるわけだ。魔族が攻勢をかけられない何かが」
感心したような口ぶりで言う。アダンもそのように考えていた結果、ミレー族の奴隷から旧き神の話を聴きだした。
そして、それが事実魔族の力を抑制していることを先日確認したのである。
故に、それがなんであるかはアダンは知っているのだ。
しかし、それをサロメたちに話すことはない。国防の要にもなるようなことにもかかわらず。
アダンとしてはまだ魔族が勝つか人間が勝つか、はっきりとは見えていない。
魔族が王城より駆逐されてしまえば、困るのである。自らの力として利用しようとしているために。
アダンが責めることは事実ではあるのだが、今はそれに重きを置くべきではない状況である。
目に見える脅威が迫っているのだから、それに立ち向かわなければならない。
人員は限られている。限界も存在する。そんなことはアダンはわかっている。
単に今は、戦地で事を治めるように頑張ってくれと一言言えば済むのである。
けれど、アダンはそうしない。
「なるほど、退魔師や魔術師などを王城に多く残していくということか。
それならば安心……とも言い切れんな。
対抗策もどこまで効くのか不明に思えるが、王城はそれでいいとしよう。
しかし、だ。君は今回戦地に赴くことになる。
君はもしそういう目に遭ったらどう対応するのかね。
ティルヒア軍はおそらく人間の部隊には違いない……しかし、今回のことはあまりに不明な点が多い。
彼の女王閣下が、魔族と手を結んでいないともいえない。
君のような容姿のものはよく狙われるのではないかね。
男も女も関係のない話ではあるが……少々気をつけた方がいいように思えるが。
君は騎士には違いないが、それでも女だ。孕むということもだろう。
君が男を知っているかどうかしらないが、そういう問題には気をつけたほうがいい」
サロメを気遣っているような言い方だが、質問の内容は悪趣味なものだ。
肩から手を離して、アダンはサロメの周りを回る。
さも、偶然触れてしまったように何度かその尻に手を触れながら。
「ティルヒア軍がどのような手を使ってくるかはわからん。
少し考えを見なおしてみてはどうかね」
■サロメ > 「それが何か突き止めることができれば、流れは完全にこちらに向くのですが…」
古き神のことなどはやはり知らない様子で、少し険しい顔でアダンの言葉をただただ、噛みしめるように聞き…
「わ、私ですか…?
魅了<チャーム>に限定せずとも、抗魔力の戦装、解呪<ディスペル>のスクロール等で一応の対策はしております。
その、元々が魔族に対抗するための第七師団ですので… っひゃっ」
対策はしている、という旨を説明する途中に尻に触れられ小さな声をあげてしまう
…とくにわざと触ったような動きではなかったようで、過敏に反応しすぎたかとバツの悪そうな表情を浮かべて
■アダン・フェリサ > 「なるほど、さすがは対魔魔族のための軍団だ。
魔術の詳しい話はよくわからないが、対策は万全ということか。
少々私の心配のし過ぎ……
……ふむ、どうかしたかね」
適当に彼女の話に頷きながら声を上げたのを見てサロメを見る。
まるで自分が触れたのにどこ吹く風、と言った様子だ。
「君たちにとっては、魔族相手よりも人間相手の方がやりづらいというわけだ。
君たちの部隊は大軍団というわけでもないからな。
そうすると、人間の方がより脅威というわけだ。
私などより君の方がよく知ってはいるのだろうが、戦場で捕虜になった女性は、まあ女性にも限らんが……悲惨なものだ。
君には王城の守護という重要な役割がある。無事帰ってきて欲しいが……そうだな」
そういうと、再びサロメの後ろにまわり、その尻を掴もうとしていく。
「すまないな、さっきのは君を試した……つまり、わざと、だ。
どの程度警戒しているものかと思ってね。しかし、ふむ……あまり慣れてはいないらしいな」
王城の、このような状況下でアダンは師団の副官の女の尻を掴んでいた。
アダンがそのようなことをするなど向こうは思っていないだろう。
警戒していなかった、などと言うのは随分と不当な言い方である。
「こういうことをされた場合、君はどう対応するかね」
■サロメ > 「い、いえ」
上流の貴族相手に言いがかりなどつけるわけにはいかない
自身も貴族といえど、騎士として仕える家系の者、階級の違いは如何ともし難いもので…
「無論、戦いに赴く以上は命を落とすことも覚悟しなければなりません。
私のような者が捕虜となったならば、速やかに自身の命を断───」
肉付きの良い、というよりはその体躯から見れば良すぎる程のヒップが鷲掴みにされ、衣服の上からでもその柔肉が変形しているのが見て取れる
一瞬の硬直の後に、ハッと気づいたようにして
「フェ、フェリサ卿!?何をされるのですか!?」
思わず逃げるようにして、後ろへと振り返る
■アダン・フェリサ > よく分をわきまえている女だとアダンは内心ほくそ笑む。
中には階級のことなどさして考えないような者もいるが、このサロメはそうではない。
しかしそうなれば、アダンにとってはより都合がいいことになる。
身分の高い生まれになったことを神に感謝しなければならない。
神への信仰心などアダンは持ち得ていないが。
「……ほう、それはもったいない。このような良い尻を持っていながら死ぬなどとは。
そんなことは考えないほうが良い。騎士道か何か知らないが」
体躯に比してかなり肉付きの良い尻が掴まれて、服の上から形を変えるのをアダンは好色な笑みで眺めていた。
サロメの硬直の合間にしばらくそれを揉んでいたものの、やっと気づいたか、逃げるようにこちらへと振り返る。
「今言ったとおりだ。君は少し、こういうことに慣れていなさそうだからな。
少し試させてもらったが……なるほど本当に慣れていないらしい。
まあ、未経験ということもないだろうが……あの将軍に可愛がられているかね?」
そんな下卑た質問さえ行っていながら、全く悪びれた様子はない。
「君のような有望な存在は死なれたら困る。
たとえ捕虜となって辱めを受けようが、生きて国に帰り忠義を尽くすのが騎士というものではないかね。
国に仕えるものがそのような意識では困る。
少し罰を受けて意識を変えてもらおうと今、思ったわけだ。
それに、君たちがいながら王城での魔族の侵入は増えているという話もある。
それについての処罰も行いたいが」
国への忠義を説きながら、行おうとしているのは卑猥な辱めだ。
理不尽な罰についても語りながら、振り返った彼女に近づき、前から後ろに手を伸ばして、その大きめの尻を手で叩こうとする。
■サロメ > 「っ…そのようなことは、ありません」
……実際にはオーギュストに抱かれているのだが、そんなことを正直に言うわけにもいかない
そんな下卑な質問にさえ、うっすらと頬に紅が差してしまう
「しょ、処罰…!?しかしフェリサ様、今は一刻を争う事態で…!」
かけられた言葉の中には否定をしたい内容もあったものの、立場を弁え反論は飲み込む
しかし、今この時に悠長なことを言ってはいられないのも事実だ
なんとかわかってもらえないかと、精一杯に訴える様子は、何処か必死のようにも見える
「どうかお考えを改めて…っあ!?」
ぱちんって叩かれて大きな尻肉が揺れる
思わず振りほどきそうになる……が、ぎゅっと拳を握りこんで、耐えた
下手なことをすると、自身の家にまで影響が及ぶことを聡明な彼女は知っているからだ
■アダン・フェリサ > 「そうかね。てっきり何度も抱かれているのかと思っていたが。
あの男も案外貞潔な男だったか」
嘲笑うように言いながら、頬に紅が差した様子に下卑た笑いを深めた。
今は一刻を争う事態だと必死に訴えられても、アダンは薄く笑うのみだ。
「そんなことはわかっている。今は早く戦場にいかねばならんだろう。
だがな、捕虜になる可能性が絶対にないなどいうほとお前もうぬぼれてはいないだろう。
それで捕虜になれば死ぬなどと言われれば、私としては罰せざるを得ない。
こういう屈辱を刻んで、忘れぬようにさせて、生かせ続けなければな。
何、すぐに終わる。王城の警護について会議で正してもよいところを、これですまそうというのだ。
お前の仕事のこともあるからな。お前が抵抗しなければすぐに終わる」
何かと理由をつけるものの、結局のところサロメを陵辱したいだけである。
戦場に出るとなれば命の保証はない。
前々から、その大きめの尻といい目はつけていたものの、こうして体を食らう機会はなかった。
そのチャンスが今回ってきたのだから、アダンはそうするだけだ。
戦死されれば、この体を味わえないままだ。故に、出立前に。
何度か尻を叩き上げた後、スカートの中に手を入れて、下着の上から秘所を指で何度か撫でていく。
「罰を受ける気になったか? 私もあまり時間をかけて君の出立を遅らせたくはない。
ならば、私の前で下着を脱いで……片足を大きく上に開いてもらおうか。
それが嫌ならこの尻を叩き続けてやってもいいが」
と、そんな命令を下す。果たして従うかどうかと見定めるように。
出立を遅らせたくなければすぐに開放すればいいだけなのだが、その意志はないらしい。
■サロメ > 「屈辱を…刻む…?フェリサ様、ご自身の仰っていることがわかっているのですか!?」
必死の訴えも、届かないのだろう
そこでようやくサロメは気づくのだ、アダンの表情が先ほどまでとはまるで違うということに
「ッおやめ、くださ──あっ…!!」
スカートの中に進入されると小さく身震いし、その動きが止まってしまう
貴族故か、上等な布地の下着はすべすべと、濡れている様子はない
「………」
前線への出立を遅らせるわけにはいかない
この男への見通しが甘かったのだ、人を買い被るくらいがある、とはよくオーギュストに言われたものだが…
きゅっと唇を結んで、自らその下着を降ろしてゆく
顔はすでに随分と紅潮してしまっていて熱いくらいだ
一時の恥だと、戦場で待つ者がいるという義務感で羞恥を押し殺す
「……これで、これでよろしいのですか、フェリサ様…」
言われた通りに下着を脱ぎ、その片足をあげるようにして…秘部がよく見えるような姿勢をとる
その秘部は歳相応…というよりは濃いめの茂みに覆われ、その奥の秘裂は使い込まれた様子はない、綺麗なものだ
それは、童顔で小柄なサロメの肢体に妙なギャップを感じさせるだろうか
■アダン・フェリサ > 「このまま私に屈辱を与えられて、そして戦地でも敗残しようとは思わんだろう。
武功を上げ、しっかりと働くはずだ。敵に負けて捕虜となり辱められ、あるいは死ぬ。
そして私に嘲笑われる……そのようなことは望まんだろう?」
まるで、サロメに自分を憎め、恨めと言っているような口調である。
ようやくサロメは気づいたらしいが、すでに遅い。
いつの間にかアダンの部屋からは人が消えている。サロメが来た時からそういう腹づもりだったのだ。
さっさと要件だけを済ませてうまく去ってしまえばよかったな、とアダンは囁く。
「そうだ、そう、それでいい……クク、今から戦場に向かう自らを指揮するものが、
王城でこのような姿を晒しているとは兵士どもは夢にも思わんだろうな。
これを知れば兵士どもはどう思うか」
自分がさせているのにもかかわらず、さらにサロメを辱めるような言葉を吐く。
下着を脱いでいき、足を上げるさまを見れば満足げに頷く。
そしてサロメに近づき、その秘所の様子を眺めていく。
「ほう、言われずともこれをよく見えるようにしてくれるとはな。見られたいのか?
それに、ここも良い感じだ。どうせ抱かれてはいるんだろうが、綺麗なままだ。
しかし手入れはせんのか? 見た目に反して随分と茂っているが」
近づいて、わざわざしゃがみこんで、秘所の様子をいちいち指摘していく。
時折秘所を指でいじり、茂みなどをかき分けてクリトリスを弾き、秘所の入り口に指を浅く出し入れする。
幼気な見た目の割に深い茂みであるのを見て更にアダンはサロメを辱めるようにそれを指摘する。
「今からしっかり躾けてやる場所だ。ちゃんと見ておかんとな。
生きて帰ってきた後も樂しみだ」
そんなおぞましい事を言いながら、アダンはサロメの前でズボンをいじり始める。
そこから取り出したのは巨大な肉棒だ。
魔術を使うものならわかるはずだ。その肉棒は魔術で作り変えられ、強化されている。
女を哭かせる形に。
それをしっかり見ておけとサロメに見せつける。
「よし、いつまでも足も上げておれんだろう。そこの机に手をついて、私の前に尻を突き出せ」
そう命じる。
■サロメ > 「……フェリサ卿…貴方と言う人は…っ」
かけられる言葉はどれも騎士としてのサロメを侮辱するに十分たるものばかりだ
ギリ、と歯を食いしばりそれに耐える
ここで喚き散らすのは簡単だが、それは恐らく目の前の下衆のような男の思うツボだろう
「っ……!」
秘部を覗かれ、茂る陰毛のことを指摘されればその口を紡ぐままに顔を背ける
まったく手入れをしていないわけではないものの、ここのところは激務だった。そのような暇がなかったのだ
「っ、ん、ぅっ…ふぅっ……ん……」
クリトリスを刺激され、秘部に指を沈められるときゅっと閉じた唇から小さく声が漏れ出す
秘部の中は熱く、慣れていないのもあるのかまだ僅かに湿りを帯びている程度で、小柄な姿と違わずとても狭い
「………」
躾?帰って来た後も?そんなことはさせない
化けの皮を自ら脱ぎ捨てた貴族、アダン・フェリサをそのままにしておくほど甘くはない
今、この時がこんな事態に見舞われている渦中でさえなければと、内心歯噛みしながらアダンの言うとおりに、
机に手をつき、その大きな尻を突き出すようにして上げる
屈辱的な姿勢に目の端に僅かに涙が浮かぶが、顔を左右に振って弱気を振り払う
■アダン・フェリサ > 「そう、見ての通りのゲスな男だ。
だがこうして生きて、この地位にいる。
ならば行為の善悪などに意味などないわけだ。
覚えておくといいぞ、サロメ。世はそういうものだ。
私も昔は国を守ろうと思ったものだが、そんなことを真面目に考えても意味のないことだ」
机に手をつき、尻をこちらに向けてくるサロメの後ろに立つ。
クリトリスを弄び、秘所に指を沈めた時に感じた僅かな湿り気。
それを味わうように、腰をかがめてサロメの秘所に顔を近づけ、その秘所を舐め始めた。
敢えて卑猥に音を立てるようにして秘所を舐め、穴に軽く舌を入れて弄んでいく。
「中々良い味だ。時間があればもっと色々してやったのだが。
このような機会でなければ中々お前を犯すことはできんからな。
クク、この点ではティルヒアに感謝しなければならん」
嗤いながらアダンは立ち上がり、凶暴にいきりたった肉棒を秘所に何度かこすりつける。
そして大きな尻を手で鷲掴みにして、上下左右に弄ぶ。
ぱちんぱちんと叩いて尻肉を震わせる。
その後、秘所に指を添え、大きく開いていく。
「デカい尻だ。まるで男を誘っているようだな。
さて、私もこの国も、今後どうなるかはわからん。だから、今この時を楽しませてもらうぞ。
ここで犯された記憶をしっかり頭に刻みながら、戦場で戦え。
死んだら私に復讐もできんぞ、ハハハ!」
笑った直後、巨大な肉棒を膣口に押し当てて、非常に狭い膣内を押し広げるように肉棒を押し進めていく。
魔術で強化された肉棒には幾つものイボがついており、それが容赦なく膣壁をこすり、えぐっていく。
ずぶずぶと奥を目指して肉棒が突き進む。
■サロメ > 「ッ…そんなことはありません、フェリサ卿。国の為を思えばこそ…かつて志があったのならば、貴殿もまた───ひあっっ」
ぬるり、秘所へ感じる感触にぶるぶると下半身を震わせる
卑猥な水音が『舐られている』という意識を掻き立て、サロメの体に『準備』を促す
「うくっ…うぅ……」
顔を真っ赤に蒸気させて肩越しに振り返るようにしてアダンを睨めつける、が───
「あっ!ひあっ!」
尻に熱いモノを擦り付けられ、尻肉を弄ばれ、引っ叩かれ、
これ以上ないような恥辱を受けている
涙のいっぱい溜まった金色の瞳で、アダンを精一杯睨みつけても、それはきっと相手の嗜虐心を呷るだけにしかならず…
「!」
真っ赤に腫れ上がった尻を震わせながら、
それでも恥辱に耐えていたものの、秘部を押し開かれる感覚にその身を強張らせる
「ッ…フェ、フェリサ卿!おやめに……ま、待ってくださっ… いぎッ────!?」
狭い狭い膣内を、巨大な熱をもったナニカが割り開き押し進む
舐られ、十分に濡れているとはいえどそのサイズを飲み込んだことのない場所が、無残に開拓されてゆく
抵抗する、という気すら砕かれるような
己の肉体を征服されている感覚に囚われ、ただただその体を震わせるしかできない
■アダン・フェリサ > 「そんな志などもうとっくに消え去った。
私は自分がより高い場所へ登れるように選択しただけ。
その結果、お前のようなメスを犯して楽しむ日々だ。
何よりではないか。……どうした、騎士殿。痛みや衝撃には強いはずだろう?」
サロメの言葉を否定するように尻を叩き弄ぶ。
若い時分の国への思いなどはまやかしに過ぎなかったとアダンは笑う。
秘所を舐めて、尻を弄び、秘所に肉棒をこすりつける。
そうして上気し涙でいっぱいになった瞳でこちらを睨まれる。
それはアダンの嗜虐心をより煽り、興奮を導く材料となった。
サロメは知る由もないが、肉棒のサイズはいつもよりも更に巨大になっていた。
そしてそのまま、静止の言葉も全く無視して、アダンはその秘所を貫いた。
巨大な肉棒が、サロメの濡れた秘所を無理やりこじ開け、蹂躙していく。
まさに支配、征服せんばかりに、狭い膣内を押し広げる。
「どうした、私をもう一度睨んでみろ。たくさん仕置きをしてやるぞ」
腰をグッと両手でつかみ、アダンはずるずると肉棒を一気に引き抜いて――また一気に膣内を貫く。
奥の子宮口まで届きそうなほどに激しく、深く。
狭い狭い膣内を強引に開拓しながら、腰を動かし始める。
イボのついたそれで、腰の動きを変えながら攻め続ける。
そのため、膣内のGスポットをはじめとした様々な場所を、肉棒のイボや先が突いて、刺激していく。
まだ経験も少ない膣内を、容赦なく肉棒が暴れ回り、サロメの様子に興奮したのかびくん、と肉棒が膣内で跳ねる。
腰を打ち付ければ、肉と肉がぶつかる音が響く。
それに合わせて手で尻を叩き、のしかかるように陵辱する。
時折片手を伸ばして服の上から胸をつかみ、揉みしだいてもいく。
■サロメ > 「(こんな、戦場で待つ仲間達がいるのに、私は、私は、こんなっ…)」
尻を引っぱたかれ、凌辱される自分にただ涙するしかない
そして、そんな感情すら突き上げ破壊するように、
アダンの凶器のような肉棒が小柄なサロメの子宮口を押し上げる
「ひっぐあッ!」
ドスンッという殴られるような勢いで子宮口を叩かれ、その目を見開き、口をぱくぱくとさせる
痛み、衝撃、確かにそんなものには慣れている、ちょっとやそっとでは悲鳴をあげない自信もあった
でも違う
これは違う
苦痛と、快楽が折り重なって背骨を伝わるような、言い知れぬ感覚
そんなものが断続的に襲い掛かってくるのだ
「あッ!いあ゛ッ、んあぅっっ」
まるで意識もしないうちに、その声に色が混じりはじめてしまう
「(そん、な……こんな、ことをされて…いるのに…?)」
■アダン・フェリサ > 「本当にキツい、中だ、なっ!」
びくびくと肉棒を震わせながら、杭を打ち込むように肉棒で膣内を、子宮口を叩いていく。
サロメの体の状態がどうなっているのか、アダンはそんなことを気にしないまま、自分の欲望をぶつけていく。
目を見開き、口を魚のようにパクパクさせるサロメ。
体を動かせばその姿が時折見えていく。
「情けない姿だな、騎士殿。
ただ私のこれで、内臓を突かれているだけだぞ。
今までもこうして犯されたことが、あるのだろうッ!」
膣の様子からして、明らかに処女ではない。
故に経験があるのだと、サロメに言いながら腰を突き上げ、時折クリトリスを指で強くつまむ。
「ほう……甘い声が混じってきたな。
無理やり犯されているのに色の混じった声を出すとは。
騎士殿は、淫乱の才能もあるらしい」
それをさらに自覚させようと腰を激しく動かす。
ぐぽ、ぐぽ、と狭い穴を押し広げる音が部屋に響く。
スパァンとより強く尻を手で叩き、その後にすぐ尻を掴んで、子宮口を押しつぶすかのように、のしかかるようにしながら腰をつき入れていく。
「戦場で待つ仲間がいるのにこんな場所で喘いでいる自分の姿を、自覚するが良い!」
■サロメ > 「い゛あ゛っ、あ゛っ───!」
剛直を叩きつけられる度にその背を反らせ、苦しげに喘ぐ
熱が高まり、アダンの言葉が断片的にしか頭に入ってこない
「(今まで、にも…こうして、おかされた、ことが……?)」
あっただろうか、思考が混濁してよくわからない
経験がないわけではない
でも、今まで自分を抱いた人間は、こんな凌辱と呼べるような犯し方はしなかった
ぼうっとそんな考えが頭のなかに浮かぶ中、再びアダンの言葉が耳に入ってくる
「(いん…らん…? わたし、が───)」
そんな僅かな思考すら揺り動かし吹き飛ばすように、激しく突かれはじめ小柄な体が悲鳴をあげる
何度も叩かれた尻は真っ赤に腫れ上がり、誘うようにふるふると揺れる
このままでは、いけない
なんとかして、このじょうきょうを…
「───んお゛あ゛ッ♡」
ぐちゅんっ!!と子宮が押しつぶされるような音を下腹に感じ、その背を仰け反らせる
「(……だめ、だ。まともに、なにも、かんがえられない───)」
サロメの金色の瞳から、理性の光が消えた
■アダン・フェリサ > 「どうした、どうしたッ!
そんな様子だと戦場で犯されてすぐに堕ちてしまうぞ!
今までの奴らは優しくしかしてくれなかったか?」
ぐちゅんぐちゅんと、一切の妥協なくアダンはサロメを犯す。
アダンの暴力的なまでの突きは、サロメとの結合部から、卑猥な音を響かせていく。
これほどまでの激しい陵辱を経験した事がなかったらしいサロメの苦しげな喘ぎをアダンは聞く。
そうすればなおさら嗜虐心が高まる。
「なんだ、その声は。
まるきり淫乱のメスじゃあないか。
そんなに尻まで振って……徹底的に犯されたいらしいな!」
子宮を押しつぶさんとする一撃の後の声を聞く。
背を反らせ、最初のころのような抵抗の言葉を吐かない。
興奮した様子でアダンは言う。
ゴリゴリと肉棒が膣壁を引きずり、かき回していく。
こういう状態になった女はとにかく犯す。
アダンはいつもそうしていた。
特に子宮口を中心に、こじ開けんばかりの勢いで亀頭で突き、
ふるふると揺れる尻を腫れているのにもかかわらず容赦なく叩き上げ、その後何度も揉んでいく。
結合部からあふれる音を聴かせるように、高く高く響かせていく。
時折、尻穴にまでグリグリと指を押し込んでいく。
「どうだ、気持ちいいか、マゾの騎士が!」
罵りながら、髪を掴んでこちらを向かせる。
■サロメ > 「あひっ、あっ、あ゛っ」
がくがくと激しい律動に揺さぶられるように小柄な体が机の上に突っ伏したまま前後に揺れる
まるで突かれることへの条件反射のように喘ぎ声が溢れる
その姿からはもはや抵抗の意思も、先程までアダンを睨めつけていた騎士の高潔さも感じられない
「ぇあ゛ッ、あッ、あ゛ーっ、あ゛ーっっ♡」
叩か、真っ赤に腫れ上がった尻肉も、何度も何度も抉られすっかりその巨根のサイズに拡がりめくれあがった秘部も
ほんの数刻前までの、高貴さすら完要る薄氷の騎士サロメからは想像もつかない姿を晒している
「んほォッ…♡」
全く未体験であるはずの尻穴を穿られても尚、それが快楽に変換される
髪を引き掴まれ、引っ張りあげられたその顔は涙と涎でぐしゃぐしゃになり、快楽と熱に蕩ける雌の顔だっただろうか
■アダン・フェリサ > 「すっかり雌の顔になったな! もう騎士でもなんでもない。
お前はただの淫乱な雌だ! 見せてやりたいものだな、お前の戦場の仲間に!」
意味のある言葉を放つことのできなくなったサロメに向かって言う。
こちらを向いた顔は涙と涎に濡れ、快楽にとろけていた。
先程まで高貴さを保っていた騎士とは比べることすらできない状態だ。
アダンはそれを見て更に肉棒を大きくしていく。
いくら気高くあっても、こうなってしまえば一人の雌なのだ。
それをまた証明したのだと。
腫れ上がった尻、激しい突きにめくれ上がった秘所。
尻穴をいじられて快楽の声を上げる姿。
それらを見て、いよいよアダンの興奮も最高潮を迎える。
「……よし、出すぞ。しっかり受け取れよ、淫乱の雌の騎士殿ッ!
子宮で、受け止めろ!」
そう言うと、こちらに引き寄せる勢いで腰をひっつかみ、子宮を押しつぶすように肉棒を突き入れて、
子宮めがけて、巨大な肉棒を脈動させて、大量の精液を子宮へと注いでいく。
魔術で強化しているためか、強精剤のためか、びくっびくっと震える肉棒からは、ありえないほどの精液が溢れていく。
熱い熱い精液が子宮内を駆け巡り、最奥まで犯していく。
粘ついた精液がサロメの中を白く染め上げていく。
■サロメ > 「ひあ゛ッ… め、す……わたし、が…めす……」
熱に侵された顔で、投げかけられた言葉をただ繰り返す
突かれ、犯され、小柄な体躯を揺り動かされて余計な思考はどこかへ飛ばされていった
あんなにキツかった膣内もすっかりアダンの形と大きさに変えられ、
今は程よい締め付けと絡みつくような快楽を肉棒に与え……
びくんっと肉棒が跳ねるその感覚に、サロメの意識が僅かに戻る
「(なん、だ……まさ、か……)」
ぐいっと体を引き寄せられるように腰をがっちりと掴まれて、今までで一番深く、その巨根を突き込まれた
「ひはぐッ…!!? ひゃ、ま、待って、くださ───」
どぼんっ、と下腹n感じる膨大な熱量
「────────────ッ!!?♡♡♡」
吐き出された大量の精液が狭い膣内に収まりきらず、結合部の僅かな隙間からぴゅるぴゅると漏れ出す
同時に絶頂へと突き上げられたサロメはピクピクと目を見開いて痙攣していたが、
気をやってしまったのかそのまま机にべちゃりと突っ伏し、小刻みに震えている
■アダン・フェリサ > 「……ふう。
最後には私の形になっていたな。
お前はいい雌だ。どうしようもないほどにな」
あまりに狭い膣内には、当然大量の精液などを受け止めきれず、結合部から精液が溢れだしていった。それは太ももにも垂れていく。
明らかに絶頂したらしいサロメは、体を震わせ目を見開いていた。
精液が溢れ、漏れて床を濡らす。力なくサロメは机の上に倒れこんだ。
「……ふん、気をやったか。
少しぶち込んだだけでここまでとは、よほど才能があるな」
小刻みに震えるサロメを見ながら、起きろと言わんばかりに赤い尻を叩き、さらに残りの精液をもと、肉棒をしごいて震えるサロメの体に精液の雨をフラせていった。
「サロメ、お前には前線に向かう準備があるのではなかったか。
こんなところで精液を注がれてイッている場合か?」
全て自分が行ったことなのに、まるでサロメが悪いようにアダンは言う。
床の上からサロメの下着を広い、それで精液や愛液で濡れた肉棒を拭き取り、サロメへと無理やり履かせていく。
アダンは机の方に周り、机の前に座る。
気をやってしまったサロメの姿が見えた。
「これ以上やって戦場で死なれても困る。
必ず生きて帰ってくるが良い。
そうすればまた雌にしてやろう」
そんなことを彼女に言い放つのだった。
嘲笑うようにして。
■サロメ > バチンッと尻を叩かれ、その痛み…というよりは衝撃で、意識を覚醒させる
「う……ぁ……」
腰が抜けたように力が入らない
膣もぽっかりと開いたまま閉じようとしない
刻み込まれた凌辱の跡を残したままになんとか両腕を支えて体を起こそうとする
「ひっう…!」
ぐちゅ、っと精液で濡れた下着を履かされ、なんとも言えない感覚に身震いする
よたよたと机から離れるも、足腰に力が入らないのかその場にへたりこんでしまう
「………フェリサ卿……あなたは、あなたという人は……っ」
熱の引いたサロメの頭は、アダンにされたこと、言われた侮辱の言葉、それら全てを記憶していた
体を弄ばれ、誇りを傷つけられた、……よりにもよって、味方だと思っていた人間によって
「…ただで済むとは…思わないことです…!必ず、審議の場に貴方を…!」
そう言って、へたりこみながらもキッと睨めつけた
■アダン・フェリサ > 「……そう、悔しいだろう。誇りが傷ついただろう。
それでいい、私をもっと憎むが良い。
私はそんなお前の淫らな姿を記憶した」
熱が引いたらしく、よろよろと机から離れ、へたり込むサロメ。
されたことを記憶しているらしい姿を見て、アダンの口元は釣り上がる。
「私はお前と同じ国にいて同じ城に務めていたというだけにすぎない。
それだけで私を味方であるとか、こちら側であるとか、そう思うことがすでに誤りだ。
敵はどこにでもいる。信じられるのは自分だけだ。
そう、この腐りきった国の中ではな。
このような目に遭いたくないのなら、お前も私のようになるがいい。
ただ己の享楽のために生きるということをしてみせろ」
へたり込み、睨みつけてくるサロメを嗤う。
「……ああ、そうするといい。私をそこまで引っ張りだしてくるといい。
そこまでしてくれることを祈っているよ。そこで、私はお前の全てを証言してやろう。
それが、何より楽しみだ」
それは脅しというわけではないらしい。
もし、そのような状況になったのならば、アダンは躊躇いなくそうするのだろう。
「故に待っているとしよう。お前の帰還を」
机の上で腕を組み、サロメを見下ろした。
その口元にはただ薄い笑いのみがあった。
■サロメ > 「………」
フラつきながらも、壁に手をつき、立ち上がる
散々乱暴に突かれた所為か、腰が浮いているような違和感が拭えない
そんなままに、アダンを睨みつけて
「…この国が腐っているというのなら。
貴方のような、腐らせている人間がいるからだ…。」
絞りだすようにそう言葉を返す
自信は絶対にお前のようにはならないと、そう雄弁に答えてやろうとしたが、
クールダウンした脳裏には、先程までのみだらな自分の姿が浮かび、それを邪魔する
「……アダン・フェリサ。
私のような目に遭った者が、他にもいるのだろう…。
……必ず、償ってもらうぞ…」
ギィ、と部屋の扉を開け、まだフラつきながらも、よろよろと執務室を後にする
城の守りの件に関しては心配することはない
自らを護ることにも繋がる以上、妙な疑いの目をかけられないように、この男はしっかりとやるのだろう
「(……なんて、醜態を…こんなことは、オーギュスト将軍には、口が避けても…)」
自責の念に囚われるままに、激動する最前線の戦場へと向かうことになるのだった
■アダン・フェリサ > 「どちらも同じことだ。
私一人がこのようなことをやめたとてどうにもならん。
すでにこの国は落ちるところまで落ちてきているわけだ。
高潔な精神など、少しのことで崩れ去る……お前も味わっただろう?」
先ほどの痴態の事を暗に言う。
サロメはふらついてはいるものの、先ほどのような姿はすでにない。
がしかし、彼女自身も自分の姿を認識したはずだ。
アダンにとって、今はそれで十分であった。
「――ああ、楽しみにしている」
必ず償ってもらう。
その言葉を残してサロメは去っていった。
あそこまで陵辱されていながら、意志は消えていない。
そういう女をアダンは特に好んだ。
「しかし、王族にすら魔族がいる時代だ。
何が大義名分となろうか。最早この世は腐り落ちるしかない。
ならば、私は命の限り楽しむまでだ――
……さて、では先ほどの城の警護の手配をするとするか。
ティルヒア軍については、彼女たちに任せておくとしよう」
そうつぶやいて、サロメから渡された書類に再び目を通し、部下を呼びつけて執務を再開したのであった――
ご案内:「王都マグメール 王城「アダンの執務室」」からサロメさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 王城「アダンの執務室」」からアダン・フェリサさんが去りました。