2018/10/13 のログ
繰黎 > (舌の先がヒリヒリする。微かな火傷なのかもしれない。
…正直自業自得だが。余所見をさせてきた、向こうが悪いのだと。
そうでも思っておかないと、折角の上機嫌が台無しだ。
紅くなった舌先を、唇から覗かせて。人差し指をぺろりと一舐め。

さて。舌から指へ。指から―― ナニカ へ。
この痛みをお裾分け、いやいやお返ししてやろう。
娼婦達と笑い戯れる者達も。酒に酔った者達も。忙しなく行き交う給仕達も…誰も気付かない。
するすると蛇の如く。影の一部が千切れて、這って。先の男女を追い掛けていった事になど)

うふ、ふ。…ご愁傷様。

(きっと、あの二人は。愛を囁き唇を重ね――その口付けで。火遊びに例えられる睦事で、本当に火傷する事になる。
それが何分後、何十分後になるかは知らないが、まぁ、意趣返しはこれにて終了。後は結果をご覧じろ)

繰黎 > (そして――最後の一口迄たっぷりと。秋の味覚を味わう事が出来た。
さぁて。後は悪戯がバレない内にお暇しよう。
お代は、勿論払わない。あくまでこれは仕事の報酬。その一部として現物でいただいた物だから。
高すぎた椅子から飛び下りて、からりと下駄の音をさせ)

それじゃ。また何か有ったら宜しく?
こういう所では仕事、し易いからお気に入りなのさ。
目に見えない物が…煌びやかさの裏にどろどろした物がたゆたっている、こういう場所は。

(そう。怨みに妬みに僻みに嫉み。悪しきに憎きに口惜しきに…と。
負と称される感情達の吹き溜まりは、人を呪うに相応しい。
其方の意味でも感じる居心地の良さ。
また来よう。仕事でも、遊びでも、れっきとした客ででも。
まだまだ知らない所の多い王都の中で、お気に入りの場所を、一つ見付けたと。
お陰で再び上機嫌に。今日の宿を探して、さて何処へか)

ご案内:「王都マグメール 富裕地区 娼館」から繰黎さんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区2「庭園」」にチューベローズさんが現れました。
チューベローズ > バケットを片手に庭園に訪れた少女。
足を踏み入れる庭園はいつの間にやら秋の花が咲き乱れている。

そして、風に乗る花の匂いに穏やかな笑みを浮かべながらあずまやへと足を進めていく。

チューベローズ > あずまやにたどり着いた少女、バケットをテーブルの上に置いてから、昼食のサンドイッチやティーカップを並べていく。

「~♪」

涼しい風が心地よく肌を撫でれば、さわさわと肌を撫で永い銀糸を流す様に揺らしていく。

チューベローズ > 昼下がりのゆったりとしたひと時を楽しんでいった。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区2「庭園」」からチューベローズさんが去りました。