2017/11/09 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区2」にオルティニアさんが現れました。
オルティニア > 「――ぁ……、ん、ぅ……?」

ダブルベッドに横たわるエルフ少女の長い睫毛が悩ましげに震え、ゆっくりと開いていく。
エメラルドを思わせる翠瞳にきつく差し込んでくるのは、高価なガラス窓から差し込む高い角度からの日差し。
続いてエルフの長耳を擽ったのは、小鳥の囀りではなく通りを走る馬車の車輪が立てる音。
時刻は既に昼過ぎである。
見上げる瞳が捉えるのはテントのそっけない白布ではなく、頑丈そうな梁の渡された木の天井。

「―――……そっか、わたし、街に帰ってきたのよね………っ、痛、ぅ……ッ。」

寝台から上体を起こしたエルフ少女は、不意に差し込む頭部の痛みに切れ長の双眸を瞑り、柳眉の根に小さな皺を形作った。
その細肩から毛布が落ちて、一糸纏わぬ上半身が露わになる。
たわわに実った豊乳は、その柔らかさを見せつけるように重たげに垂れてはいるものの、瑞々しい肌の張りは、先端を淡い桜色で彩る小さな尖りも含めて美しい形を維持している。
日差しを反射するすべらかな白肌と、夜会巻きを解いて緩く波打つ黒茶の艶髪のコントラストは眩しい程。
そんな、彫刻じみた半裸を寝台の上にて晒すエルフ少女は、二日酔いに霞む記憶の中からゆっくりと昨晩の出来事を引き出していた。

昨夜は冒険から戻った解放感に身を任せ、たっぷり食べてたっぷり飲んだのだ。
思いの外果実酒が美味しくて、何度も何度もおかわりして、ええとそれから……確か誰かの肩を借りてこの部屋へと入った様な……。
そこから先の記憶はすっぱり途切れている。

己の隣にこんもりと、もう一人分の毛布の膨らみがあることにエルフ娘はまだ気付かない。
昨夜、酔っ払ったエルフ娘の酒の共を仰せつかり、更には夜伽にもたっぷりと付き合わされたその相手は、既に起きているのか寝たままなのか。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区2」にヴァレリアさんが現れました。
ヴァレリア > 昨夜、女装して屋敷を抜け出した後に大通りで出会った小柄な少女。
その足取りはあまりにも危なっかしく思わず声を掛けてしまったのは女性は大事にすべきという信条故。
肩を貸し、宿を聞き、ようやくベッドへと寝かせたと思ったらそのまま腕を捕まれ抱き寄せられ……。
2回膣内に放った所までは覚えている……が、めくるめく快楽にその後のことは思い出せない……果たして何回挿れたのか、それとも挿れられたのか……。
もっとも、安らかな寝息を立ててシーツに包まっている少年がそれを思い出すのは起きてからになるだろうが……。
上半身を起こしたエルフの隣で年端もいかない少年は、緩やかに寝返りを打ちエルフの脚へと頭を載せて幸せそうな笑みを浮かべる。
もっとも年頃の男の子、昨夜あれほど絞られたというのに下半身だけはしっかりと起きてしまっているのが見えるだろう。

オルティニア > 「んんぅ……だめ……やっぱり思い出せな……ひゃあっ!?」

眉根を寄せて小首を傾げる思案顔が、唐突に頓狂な声音を上げたのは、細脚に触れた体温に不意をつかれたせい。
ぎょっと見開いた翠瞳をそちらに落とせば、上質な毛皮の毛布に浮かぶ他者の膨らみ。
まさか……なんて思いつつ、ぴらりと毛布をめくってみれば、そこには幸せそうな寝顔を晒す見知らぬ誰か。

「ああぁああぁ………わ、わたしともあろう者が、酔っ払って知らない相手と一夜を共にしちゃうだなんて……。」

と、ひとしきり頭を抱えてから、改めて相手の姿に視線を落とす。
長い銀髪と整った容貌に女の子かと思うけど、ふくらはぎ辺りに感じる硬さと熱は――――そー…っと毛布をめくれば、ブラウスの裾からぴょこんと飛び出す元気なそれは、やはり男の子のモノ。
少女じみた彼の外見に似合った初々しくも可愛らしい皮かむりのペニス。

「……………あ、でも……この子、ちょっと可愛いかも……。」

少年の寝顔と未成熟な男性器を交互に見つめるエルフ娘の豊かな胸中、むくむくと悪戯心が湧き上がってくる。
もしかしたらまだ酔いが残っていて、正常な判断力が失われているのかも知れない。

ヴァレリア > 女性の脚の柔らかさと温かさはまさに極上の枕にも勝る寝心地を与えてくれる。
口元に幸せそうな笑みを浮かべたまま、軽く頭を揺すると長い白銀の髪がエルフの脚を撫で、寝息が擽る。
毛布を捲られると昨晩エルフの中で何度も暴発したつるんとした細い肉棒がさらけ出され、不意の肌寒さにぶるっと身震いする。
それを合図にするようゆっくりと覚醒していく少女のような少年はうっすらと瞳を開きながら天井を見上げる。
そこには一面覆い尽くすような肌色……一体何だろうと寝ぼけ眼に両手を伸ばすと極上の柔らかさが掌へと伝わり、軽く指を動かしてそれが何かを確かめる。

「--あ。」

そして、それが人の肉であることに気付いた瞬間、昨夜の記憶が頭の中へと蘇り、小さな声を上げると共に晒された下半身の欲望がビンビンと大きく二度跳ねる。

「あ…の…その……すみません。」

恐る恐るとゆっくり両手を離し、胸元へと引き寄せながら頭上のエルフへと謝罪の言葉と困惑の視線を向ける。

オルティニア > あ、起きる……。
ゆっくりと開かれる彼の目蓋。
その奥に覗く紫水晶に目を奪われたエルフ娘は

「――――ふぁ……っ!?」

邪気なく無造作に伸ばされた手の動きになんの反応も示せぬまま、ふにゅんと揉まれた豊乳を歪ませた。
すべらかな人肌の体温にどこまでも沈み込んでいく様な柔らかさの奥、小生意気に指先を押し返す若々しい弾力をも備えた白果実の感触を寝起きの彼の意識に送り込む。

「―――ふぇっ!? あ……ぅ、うん……ま、まぁ……ゆ、許してあげるわ。」

普段であれば即座に翻った白手にて甲高い頬叩きの音を響かせる場面だろうが、エルフ娘の反応はかぁぁっと目元に朱を差し込ませた顔をぷいっと反らし、翠瞳も落ち着かなさげに泳がせて、ひとまずの許しを与えるというぎこちない物だった。

こちらとしても、酔った勢いで連れ込んだ少年相手にどの様な態度を取ればいいのか判断が付かぬままなのだ。
おずおずと、着乱れたブラウスの平坦な胸元に細腕を引き寄せる彼の所作は、顔貌の可愛らしさも相まって少女そのもの。
にも関わらず、その下肢の付け根で存在を主張する幼い隆起は間違えようもない雄のそれ。
思わずガン見していた事に気付いてハッと視線を反らしてから、場をつなぐように唇を開いて

「え、っと……な、……名前っ、そう、名前よっ! 貴方、名前はなんて言うのかしら。わたしの名前は知ってる?」