2021/10/04 のログ
メイラ・ダンタリオ > その日は珍しく休日の日取り
昼から夜中まで、好きに鍛錬や食事を有意義にとることが出来ていた今日
メイラは自室で体を休めることも今だしていない

外周りやプライベートでの荒事へと出かける為の黒一色の姿
腰に愛刀を一つ差し込んでいる姿は、まるで厄介事を望んでいるかのよう

   コツッ

メイラは夜の王都 夜の酒場や怪しげな店以外は閉じ切った暗い空間
目抜き通りを通り過ぎての 建築物の壁や裏口という類が連なって出来上がっている場所
細い壁と壁の間ではない それなりに広い道なりは裏口から荷物を送りこんでいる場所もあるせいだろうか
裏路地を中心に夜の散歩を楽しんでいた
明かりは裏口の戸を小さく知らせる為の、刳り貫かれたガラス嵌め程度と月明かり

昼間ならば 落ち着いた味のある空間でもあるかもしれないそこ
しかし夜ではここは 平民貧民の場よりも手がつけられないところになりかける
住み回る人種が兵を疎かにさせ好き放題 中には辻斬り遊戯が続いた時もあったほど
強姦するために人の一人や二人、不良3男4男の群れが攫ったっておかしくはない

故に人気のある目貫や夜店ならともかく 街の角 死角 裏通り
そんな場所は毛嫌いされているだろう

「今夜はまだそう、物騒でもありませんのね。」

長い髪が時折夜風で浮かされてしまうメイラ
赤い瞳とギザ歯が月明かりで見えてしまえば 腰のものと相まって
このメイラこそが辻斬り遊びをしている一人なのではないかと疑われてしまいかねなさそう

ご案内:「王都マグメール 富裕地区 裏路地」にスエード・アームストロングさんが現れました。
スエード・アームストロング > いつもは富裕地区などは通らないのだが、本日は上司からの命令で富裕地区に怪しい影ありとの報告を受けめんどくさげな吐息を吐き出す。

あまり通らないため、うろおぼえながらあたりを見渡して進む。
わざと足音を鳴らし、ここにいるぞ、と警告、誘惑しながら。

やがてやってきたのは目抜き通りを通り過ぎた後、の場所。
広い場所に出た、と思えば夜風が横から通り過ぎて、気持ちよさそうに目を細めたのだが、視線を戻せばそこには突きが隠れているため見えづらいが黒い、黒くてきれいな髪を夜風になびかせる女が夜に慣れた目がうすぼんやりと捉えた。

さて、貴族はこんな夜更けにこんなところにはいないだろう、と頭を巡らせる。
あるのは、と考えたところで斬ったほうが早いという結論に落ち着く。
左腰のロングソードをゆっくりと、音を最小限にしながら引き抜く。
そして、ロングソードを大上段に振りかぶり、小さく息を吸い。

「ヂェァァアアアア!」

街中に響くのではないかという大声とともに走り寄りながら、剣先の間合いに入った瞬間、腕の力、全体重、すべてを掛けた一撃を相手の頭上へと振らせようと動くが、どうか。

メイラ・ダンタリオ > 月明かりと裏路地を造る 小窓の明かりの差し込み その程度であっても 暗闇の中に道筋は見えてくる
歩きながらも、周りには気配はない メイラはそれもそうだろうな、と静かな道を歩く
貧民や平民ならば、小綺麗や服の具合で推し量ってくる 同類ならばリンチカツアゲで済む物だ
貧民の垢塗れな娼婦相手に 平民の女を相手に一度二度の強姦で済む

けれどもそれがグループという 富裕層のやんちゃな群れなら話は違う
恐ろしく性質が悪い 都の中に世紀末の賊がいるようなものだ
なにもかもをしていく なにもかもで楽しんでいく 何をしてもリスクが無いのならば尚更に

最も、そんな辻斬り遊びが続けど過ぎれど、それを相手に無遠慮にできるイカれは間違いなくいる
ここにいるメイラのように。

だからこそ、最近は遊びが過ぎて控えているのか それとも、単にこの裏路地が向いていないのか
メイラは月明かりが隠れ始め 道が無き道へと変わり 月の無い夜が演出された場所の中で
その耳に聞こえる聞きなれた音 鎧の音 剣を抜く鍔抜き 兵かと一瞬思ったものの
ならばなぜ “メイラの後ろで抜く” という行為に至れるのか

            『ヂェァァアアアア!』

場所を弁えない裂帛の気合
密やかさすら忘れた獣の所業
メイラは踏み込んでくる音 隠さない気配 振り向きざま 回転する力は長い黒髪を尾を引かせる

そのまま、黒鉄で包まれた五指が鯉口を包んだ
親指が鍔を キンッ と弾く音
振り向きざまに、廻した腰で抜く 抜刀する腕で抜く
鞘を引き、腰を廻し、腕で抜いた一刀目が唐竹割にせんばかりの豪剣
長剣と豪刀 二つが鉄の鋭い音を立ててぶつかると、思わぬ手ごたえを感じ取る
鍛えられた、そしてきちんと学んでいる剣を

「なっ」

素人遊びや、学びをサボる不良貴族の坊とは違う剣
両足にかかる重さと共に、メイラはすぐに、混血というステータスから成る 怪力 というものへ意識を振るう
片刃と両刃 二つが十字に交差してせめぎ合い、鉄で鉄を掻き合う音 火花 剣花が時折咲いて散る

「饕徹でなければ、折れていましたわね……っ」

そう言って、紅い瞳は月が隠れた道の中でも薄く光るかのよう
ギザ歯で語り、しかし次の瞬間


            バリッッ!

噛みしめた顎 咬合力 そこから生まれる両腕で掴み直した柄と共に
自身よりも背丈のある鎧者を押し込みで飛ばす要領で、間合い開けをしてみせた。

「ふぅぅぅぅ……力を持て余した獣と出会うとは、思いもよりませんでしたわ。」

令嬢口調で語る口元は、互いにシルエットしか見えないだろう相手
ギザ歯は大馬鹿野郎に対し、口角を吊り上げ三日月を浮かべる
馬鹿踊りがしたいなら、相手を務めようと
しかしそれでも、魔族混ざり故か、夜目も効く両目 ピクリ、と眉を持ち上げると
月が、再びその顔をのぞかせた。



「……スエード、アームストロング?」

ダンタリオと同じ流れを組む武闘派の一家 アームストロング
其処でチンピラのように落ちぶれた、金で行動する 王ではなくゴルドに跪く女がいた
そう、メイラ・ダンタリオとスエード・アームストロング

信従という 王への忠誠からなる主従と 欲従 金という契約で結ばれた関係で努める主従
互いに家は認めても、互いはまるで正反対 メイラは相手が、まさかの者と知り、わずかな怒を見せる

「……金でわたくしを斬るおつもり? 」

そう、まずは確かめなければいけない

スエード・アームストロング > 最近は特段金を稼ぐ際にしか使わない剣。
それはひどく詰まらないものだったが、金を稼げたので良しとする。
しかし退屈なものは退屈なのだ。
喧嘩中とはいえ、アームストロング家で鍛えられたこの体を戦闘で使うことがなくて。

「ヂェァァアアアア!」

だから、目の前の相手も、この一撃で終わるだろう。
そう思っていた、だが現実はどうだろう。
月が隠れているさなかでも見て取れる流麗な体捌き。
そこらの騎士でも真似できぬであろうそれに目を細め、しっかりと受け止められた衝撃の驚きで目を見開いた。

「な、にぃ!?」

火花の先、一瞬見えた相手の見慣れぬ武器に眉を顰めるも。
力を抜く真似は絶対にしない。相手の絶命が確認できるまで。

だが、間合いを広げられると慣れば話は別、入れていた力を一瞬で抜き、再び大上段へと検査機を移動させる。
口角は、半円を描いていた。

「こっちこそ、狩りがいのある獲物に出会えるとは思わなかった。クソ上司の命令も聞いてみるもんだなぁ、えぇ?」

なんて言っていれば、月が再び顔をのぞかせ、一合の試合の相手の顔を映し出す。
驚きで声が漏れたがどうでもいい、切りかかった相手は。

「メイラ……ダンタリオンかい」

家の方針が限りなく近い武闘派一家、ダンタリオン
今頃王に忠誠を誓う酔狂な家系、女。
気に食わないものを目にしたように、舌打ちを一つ。
相手からの怒りが発せられる中、それにぎりりと歯を強く噛みしめる。

「ひひ、いいじゃないか。あんたの首は誰も彼もがほしそうだ。ここで切り捨てて首を売るってのも悪かないだろう? えぇ? 半魔」

相手の実力は知っている。よぉくしっている。
それでも、と思う。気に食わないのだ、その姿勢が、王に尻尾を振るその姿勢が。
それに付随してか、此方からも怒りの色が発せられる。

「なぁんて、ここでダンタリオン殿に稽古をつけてもらっているって話で、どうよ!」

冗談だと、笑い飛ばした後、仕留めても仕留めなくても美味しいことに気がついた。
仕留めれば金が入る、仕留められなければ暇つぶし。

再び、右足を強く踏みしめ、小さく息を吸い大声を上げる。
今度は更に踏み込みを強くし駆ける毒度を早めた。
そのまま、間合いに入れば相手から見て右側から袈裟斬りを仕掛けるが、走りを優先して先程の威力はなく。

メイラ・ダンタリオ > 女だてらの長躯 全身鎧の兜付き 長剣で扱う豪剣は一度一度に全力を出す剣術
アームストロングはもちろんのこと、スエードのことをメイラは一目置いている
戦狂いが 性豪が 身体も剣も仕上がってはいるそれを
女としても人材としても十二分に、己に 王に貢献できる戦力だ

故に互いを認識した時、メイラは怒を向ける
個人であれ 一家であれ 殺すというのならば叩き潰すというそれを
最も、それもすぐに拡散してしまうことになる
スエードの、メイラと分かりきって尚 止めぬ気配
金ではなく聞こえた上司命令
首の値打ちを語るものの、冗談と斬った後で稽古という言葉

少なくとも私怨と金ではなく これは騎士の業務として行っていると、理解できる
そしてその仕事をしようとした矢先 相手がメイラとしり しくじりを見せ
後は闘いたいというだけの 結果よりも過程を求め始める末路

メイラは今だ抜身の愛刀を手に持つままに、フンッと鼻を鳴らす

「語るに堕ちていますわ スエード
 わたくしよりも格下と認めるような発言など、アームストロングの恥と知りなさいな」

稽古をつけてもらうなどという言葉に
戦狂いの血が騒いでいるかと 先ほどの一合が火をつけっぱなしにさせている
もっとも、メイラ自身も相手故に怒りはあれど、少しは楽しい
それは、半魔と呼ぶように混ざり者の自身に、趣味酔狂でこうして馬鹿をやりに来る者
そんな者がまだいるのだなと 其処が戦場でなければ、気持ち一つでしか動けない場で。

そこで再び気合で臨むスエード
踏み込み 加速 そのままの袈裟
戦いをやめるつもりはないと
闘いを真っ当な理由で辞めることができたのに、逆に真っ当は言いがたい理由を仕上げ襲いかかるのを

「シャァアッッ!!」

そうして再びぶつかり合う 剣と刀
何度もぶつかり合うか 鍔競り合うか
この場合、一振りに注ぐ者に対し 避けか受け流しを選ぶべきを
メイラも又互いの件をはじき合うように
夜の下 何度も剣花が咲く 豪剣豪刀が 互いのぶつかりで 斬りこまんと隙を伺い続ける
互いに浮かべる笑みは 狂笑 そのもの

「好い筋肉ですわっ スエードっ! 此処でぶっ倒したら、貴女を孕ませてみるのも一興ですわねっ!」

アームストロングに対し、ダンタリオに剣を向けたと言えばいい
王への忠誠と武力は誰にも引けを取らないと謡える
故の強気な姿勢。

スエード・アームストロング > 此方もメイラのことには一目置いている。
昔こそ憧れたものだ、メイラ・ダンタリオンに、名声を上げるたび、異名を取るたび。
だがそれは勝手に落ちぶれていった此方の劣等感をも刺激して、いつしかそれは裏返った。
だからこそ此方も怒りを向ける。勝手な、怒りを。

それにさらに油を注ぐかのような言葉に怒りが更に深まり、殺気をも纏うまでへと至る。

「ひっひ! 元よりアームストロングの落ちこぼれ。これ以上恥を晒しても問題ないさ」

それでも、少ないながらも矜持はある。
相手はそれを見事に刺激してみせた。

五体満足では返さない、もっと楽しませろ。
手前勝手なのは承知、勝手にやらせてもらうさと踏み込んだ先の袈裟斬り。

「ぐるぅァァァアア!」

ぶつかり合う獲物、その力の強さは分かっていたことだがこうして実感すると恐ろしい。
元より、力で勝てるとは思っていない。だからこそ何度もぶつかり合う方を選んだ。

「チィ!」

力のほうが相手が上か、だがそれがどうした、負けてなるものか。
その気持ちを載せてさらに力を込める、速さではなく、アームストロング流の、豪。

「ひひひ! やぁってみな半魔のお嬢様! あんたにだけは高いぜこの体ぁ!」

よくぞ言った、よくぞ言った、その強気な発言の裏を感じて青筋を深める。

「そんなだから気に食わねぇ!」

高貴な、黒髪の美女を引きずり落とす。
そんな仄暗い感情で持って、剣戟を続けていたが相手の力にどんどんと押されて、一歩引いてしまった。
その動揺を隠すかのように好きを伺って、三度目の大上段から真上から真下へと振り下ろそうとする一撃、今度は全力で、鍔迫り合いを所望しての一撃は、どうか。

メイラ・ダンタリオ > ぶつかり合う剣と刀
互いの剣風が鼻先で鳴いている中で 一撃による決着を望まなかったメイラ
鍔競り合いからの、スエードを浮かせての胴と腰のつなぎ目 鎧の間と間 其処へ一撃
突き刺すか 叩き込むかという、刀という刀剣類で行う一撃を模索せずに
全力で剣術と剣力という二つで、互いの肉が盛り上がり、ぶつかるたびに柄を絞める手のひら

最早この場は 馬鹿と馬鹿と殺し合いの場にも等しい
全身鎧を着た長身体躯の女騎士と、黒の一張羅を纏う貴族令嬢
それらが何度も剣撃を鳴らして隙を伺い続けている
これが馬鹿と馬鹿の殴り合いで無くて何だ

そしてメイラは一撃を局所へ スエードは黒衣の上からならどこだろうとそれは会心に成り得る
互いに、剣身も刀身もなぜ欠けず折れないのか
メイラ自身、スエード自身 互いの剛力に耐えうる剣を用意しているならば、互いの獲物
切り落とすことは不可能と無意識化に於いている可能性

「相も変わらずっ!!」

3度目の上段構えからの一撃
唐竹に割ろうとしてみせる 剣撃をしていても スエードのそれはチャンバラを好むものではない
メイラだからこそ相性が良かったのだろう 一撃 一撃 全てが何度も全力で殴り合うに等しい
拳闘士がジャブの合間にストレートを打つのが流儀ならば
メイラとスエードは両腕でストレートを殴り合い続けるも同じだ

故に、3度目 避けるつもりもない
これを避けて勝ちあがるも有りといえば有り
しかし受け止めた上で勝ちあがれば このひねくれた笑みを浮かべる女を
メイラはモノにできると確信している 圧倒的敵意 反発 見比べの劣意

似た者同士でも 圧倒的な狂気と忠誠で居続ける者へ
落ちぶれ続けた者が焦がれ焼き続けるなら、燃やし尽くさせんばかり

                 ガ ァ ン ッ ! !
               「フ ン ッ ッ !!」

そうして、刀を寝かせ、握り、両手首から先で身に着けているガントレット
其処へ峰を乗せて両腕で受け止める
刀身 今だ一条満足の無事を見せるのならば、メイラの通り名
怪力令嬢という言葉そのままに ミシ ミシリ ミヂッ と筋肉を硬く膨らませる
浮かぶ血管 黒衣で見えずとも、透けて見えるだろうか 腐っても武人ならば

「―――■■■っ!!」

そして、メイラも吠えた
スエードの、人間が吠えるのではない
怪物のように吠える 狂戦士のように吠える
押し上げるではない、峰に添えた、黒鉄の拳を使い、鍔競り続けるそれを 思いきり殴りつけた
殴りつけた拳 跳ねる威力を持つ刀 真上へと反発させるのではない
真横へと導くように殴りつける そうして剣を弾き流し

メイラはその鎧に包まれた胴へ 黒鉄の五指を固める
蛇腹の指先総てが、人から小へ握られ 最後の親が占めることで
硬く握られたそれが、 刀では際どかっただろう スエードの胴体へと殴り飛ばしを意識した
鎧ごと殴りつけてしまおうという 右腕のフルスウイングだった。

         後に響いた 鉄の悲鳴と響きの痕で、スエードはどうするか。

スエード・アームストロング > 相手の持つ獲物の形状は脆いと勝手に思い込んでいた。
それは間違いと今更気づくのは馬鹿なのだろう。
それでも、今気づいてもいまさら引くに引けはしない。
久しぶりに全身の筋肉を使うこの高揚感、後ろ暗い感情その全てが此方を押し止める。

「くそ、なんで、あたらない!」

相手はただの布をまとっただけの、軽装備。当たればそれで終わりだと言うのにまるで当たる気はせずに防がれるばかり。
傍から見れば此方が卑怯に見えるだろうと、思う。
だが相手はメイラ・ダンタリオ、控えめに言っても怪物。これで平等であると思い込む。

「これ、でぇぇぇ!」

三度目、3度目の正直の大上段からの一撃。
ストレートとストレートの殴り合い、制するのは此方だと裂帛の気合を入れた一撃は、避けられはしなかった。
どこかで、勝ったと思い込んだ。

それがだめだった、裂帛の一撃は避けられないのではなく、わざと避けなかったのだ。
それに気づいたがもう遅い。賽は投げられ、ロングソードは振り下ろされた。
その先に見える、筋肉の膨らみは常人のそれではなくて、恐怖を感じたとともに更に恐怖を叩き込まれるような声が放たれた。

「……ひ、ぃ」

瞬間、鋼鉄製のロングソードは半ばで壊されてしまった。
弾ける金属音、よくぞここまで持ったと思うものの、ここで折れるのか、という気持ちが相反する。

「や、め」

砕け落ち、月の光を反射するそれの向こう。
腰を思い切り握り込み此方に放たれるフルスイングは、胴体へと命中して吹き飛ばされた。

「あ、がぁ」

吹き飛ばされた先、地面へと倒れ込んだ後に吐きそうになるのをこらえながら、怯えきった視線で、月明かりに照らされた気高い令嬢を、見てしまった。

「ひ、ひ」

心が、折れた音がした。

メイラ・ダンタリオ > 決着がついた殺し合い
殴打による痕が残るスエードへ 心砕けた相手へ
チィーンッ と刀を収めたのならば、そのまま
この始末を付けに鎧ごとのスエードを担ぐか 引きずるかしてその場を後にしただろう 

ご案内:「王都マグメール 富裕地区 裏路地」からメイラ・ダンタリオさんが去りました。
スエード・アームストロング > 決着が次いてしまった殺し合い。
心砕けた此方を相手は引きずって、どこかへと連れて行ったのだろうと。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区 裏路地」からスエード・アームストロングさんが去りました。