2021/07/30 のログ
ミシェル > 「うーん、中々掘り出し物は無いなぁ」

しばらく店を見て回ったものの、購入意欲をそそられる品は無く。
また店を出て、しばし辺りを見渡す。

「あっちの方にも行ってみるか…」

今度は、平民地区にほど近い魔法店街へと向かう。

ミシェル > 「……今日はどうにも、目新しい物も無いみたいだ」

結局女男爵は何も買わず、商業区を後にした。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区 商業区」からミシェルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区 鍛錬場」にメイラ・ダンタリオさんが現れました。
メイラ・ダンタリオ > 朝の富裕地区 夏の日照りも慣れと落ち着きを魅せ、動きやすくなっているだろうか
冒険者や朝から張り出された依頼を行う日稼ぎとは違い、休日や空いた時間 日々の習慣を用いた場所として
この富裕地区の鍛錬場で身体の中を積み上げる者らがいる

朝 動いてから仕事をすると調子がいいと、身体をアップさせるために行う者
身体に一定の施しをして弛ませないようにする女子など 色々な理由でこの場は使われていた

メイラ・ダンタリオも同じく 朝から目覚めた体は 動きを欲しがっている
治安も良いトレーニング場での会員か、使用料を払っているのか 運動着姿で現れた場
広い室内と器具の中、身体を簡単にほぐしてからは、一つの物をズシリと担ぎ上げる。
丸く削りだされた石塊に柄を取り付けられた器具のそれ

「ふっ」  ブンッ

「ふっ」 ヴォンッ

「ふっ」 ブォンッ

大きく風を作る音と共に、やや身長が上なだけの女が振るいあげる重量級
マットの上で、唐竹や袈裟と何度も剣の軌道を描いで振るいあげながら
その赤い瞳は目の前で肉塊にでも叩きつけているかのように、何かを見つめているかのよう。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区 鍛錬場」からメイラ・ダンタリオさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区 王立図書館」にミシェルさんが現れました。
ミシェル > 王国一の蔵書数を誇る王立図書館。
見渡す限り本のぎっしりと詰まった本棚が並ぶそこだが、座り心地の良い椅子と机のある読書スペースも存在する。

「ふーん……なるほど」

そんな一角に、椅子に深く座りながら女男爵が分厚い魔導書を読んでいた。
窓が少なく少々薄暗いのを、光魔法で手元を照らして読書に勤しんでいる。

「…………」

机には、広げられたメモ紙とその上に浮かび、自律してひたすら本の内容を要約して書き連ねているペンが一本。
独りでにページもめくられ、ミシェルの読んだ内容を丁寧にメモしている。