2020/04/12 のログ
■香具師衆 > 「12番は簡易東方装束【剣士風】だよ、ギャップがあっていいね! 似合うよ!」
リシェに賞品渡せば、店じまいの声。
香具師衆並んで東方言葉の祭歌歌って撤収。
屋台は畳んで貴族の庭の方端に集め、後日牛馬で回収するらし。
■ネメシス > 「「さあさあ、宴もたけなわではあるが、今日はこれまでじゃな。」」
「「後は若い皆さんで好きに楽しんで行っておくれ。」」
東方かぶれの大貴族が催しの終了を宣言する。
屋台は撤収していくが、飲み物や食べ物は残るだろう。
それに、酔いつぶれた来客は今日だけは泊って帰ることが許される。
■リムリア > りんご飴と一緒に貰ったのは、よく分からない蜜
使えと言われて差し出されたそれは、飴にかけて食べろということなのだろうかと、首を傾げ。
ともかく言われるままに、飴に掛けてみる。
「リシェ…様だと、堅苦しいし……さん? ちゃん?」
儚い雰囲気の少女は、守ってあげたくなるタイプ。
身分的には、先ほど耳にしたそのものなのだろうけれど、今日ばかりは呼び方も目を瞑ってもらえるだろう。
「甘くて美味しいです…にゃ………にゃ?」
何か変な語尾が付いた気がする。
気のせいだと思いたいけれど、空耳ではなかったらしい、にゃ。
■ネメシス > 【本イベントは現時点を持ちまして閉会とさせて頂きます。
参加者様はお時間許すまで楽しんで行って頂ければ。
皆さま、イベントご参加ありがとうございます。
また何か企画すると思います。 宜しくお願いいたします。】
■リシェ > 「…け、剣士、ですか…?」
(少しばかり、驚かされる。…自分には、縁が無さそう、だけど。
ギャップと言われると。服装、仮想、としては。有りなのかな…と、思う。
これで、二つ、貰った事になるから。…決して多くない、お友達の、誰かと。なんて。
考えてみたりもしていれば。)
「……皆様。お疲れ様、です…」
(大貴族の声。香具師の人達の歌。
一先ず。今日は幕引きとなる、らしい。…滑り込みでも、来れて良かった。そう、ほ、としながら。)
■ネメシス > ネメシスもまた、大貴族と共にいつの間にか姿を消すのであった。
ご案内:「お花見イベント会場/東方異文化交流会」からネメシスさんが去りました。
ご案内:「お花見イベント会場/東方異文化交流会」から香具師衆さんが去りました。
■リムリア > 「ちょ……屋台のおじさん!
これどうかにかしてにゃっ!」
宴の終了とともに、瞬く間に片付けに入る屋台衆。
お疲れさまでしたと労いたいところではあるけれど、それどころじゃない事態。
ミレーのような耳でも頭についてしまいそうな語尾は、ちょっとばかり恥ずかしい。
必死に呼び止めたけれど、すぐに効果が切れると笑いながら彼らは去っていき。
「うぅ……リシェちゃんは良かったですにゃ。
こんな変なのが当たらなくて………」
服を受け取った少女の方を羨ましそうに見つめて。
この語尾をどうしたものかと。
■ギュンター・ホーレルヴァッハ > 祭りは終わり、立場と種族の垣根を超えた団欒も店じまい。
善哉を堪能した己に近付いて来るのは、王城と似たり寄ったりな貴族や豪商の面々。
主催者の貴族が居る間はと気を遣っていただけ、まだ良識があるのだろうか。
「…取り敢えず、残っている甘味を持ち寄ってはくれないか。糖分が無ければ、小難しい話をするにも頭が回らんでな」
と、肩を竦めて告げると同時に、来客の為に用意された宿舎へと足を向ける。
こうして少年が立ち去った後、残った甘味を求めて奔走する貴族達の姿があったとかなかったとか。
■リシェ > 「呼び捨てでも。構わないと、思います…よ?そういう、宴、です…し。
……いえ。わたしの事、そういう風に、呼んで下さる方…少ないので。
リシェ、と。呼んでいただけた、方が。わたしは、うれしい…です。」
(硬めの林檎飴。その表面を、甘い味を。舐めるついでに。
無礼講なのだからと、ちょっぴり、舌を出してみせれば。…思わず。きょとん。)
「…………にゃ…?」
(かくん。首が傾ぐ。…どうしよう、と。瞳が揺れる。
にゃ。本当にどうしよう。……かわいい。)
「え?え、と、いえ、その……大丈夫です、かわいい、です…!」
(わたわた。手を振って、必死の声。困惑する、彼女を。フォローしているつもり、なのだろう。
思い切り、頭に浮かんだ感想を、口に出してしまっている、のだけれど。)
ご案内:「お花見イベント会場/東方異文化交流会」からギュンター・ホーレルヴァッハさんが去りました。
■リムリア > 「うぅー……こういうのは、リシェの方が似合いますにゃぁ…」
じゃあ、お言葉に甘えて、呼び捨てに。
恐れ多いことではあるけれど、ご本人の希望ならば、それを叶えるのもお手伝いのお仕事なのです。
やや語尾が情けないことはなっているけれど。
「いっそのこと、猫耳アクセでも付けちゃおうかにゃぁ……」
こうなれば自棄だと、治るまでは開き直ることにする。
猫耳和装少女とか誰得だという姿を見たものがいるかどうか。
少なくとも、手を繋いだままの少女が、それに巻き込まれたのは言うまでもなく――
■リシェ > 「……や、やった事、有りますが、それは…」
(思い切り、目線が揺れる、彷徨って、逸らされる。
猫耳のみならず、首輪も、尻尾も付けて。本日は御法度の、艶めいた事を。した事が有る。
まるで、それを見透かされたような、気がしてしまったのだが。
多分、きっと、少女の考え過ぎだと。思いたい。)
「…けれど、大丈夫……です。もし、そういう事になっても。……わたしが、リムリアの事は、お守りしますので…!」
(無礼講の時間が、終わった後。猫耳をつけた彼女に、万一の事が起きたら…!と。
勘違いを、ますます、暴走させて。がし。しっかりと、彼女の両手を握り。私が護ります、宣言。
和装少女達の、仄かに怪しい、見つめ合いが。主催者様にも、違う意味の勘違いを、誘発した…のかどうかを。
知る者は、果たして……?)
ご案内:「お花見イベント会場/東方異文化交流会」からリムリアさんが去りました。
ご案内:「お花見イベント会場/東方異文化交流会」からリシェさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区【イベント開催中】」にイヌさんが現れました。
■イヌ > 「よし。今日のお買い物は終了……かな」
富裕地区。すっかり日も暮れた町並み。
犬のミレーの少女が買い物袋を手に、歩いていた。
恋人との同棲生活に必要なものだったり、職場であるお屋敷での必需品を買ったり。
そんな買出しを終え、帰宅するところであった。
「だんだんと暖かくなってるし。
すごしやすくなってきたなぁ」
寒い冬も終わりを告げ、季節は春へと移ろう。
もしも完全に暖かくなったのなら。
恋人や同僚とピクニックもいいかも、なんて考えつつ。
少女は、ゆったりと家路を歩く。
「……今日の晩御飯。どうしようかな」
最近の夕飯のメニューを思い出しつつ、本日のディナーに思考を向ける。
よし、今日はお魚にしましょう、なんて思いつつ。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区【イベント開催中】」にカイロンさんが現れました。
■カイロン > 市場近くにある個人商店へ、ケース単位のポーションを納品した蹴る道。
平民地区へ向かう途中でよく見知った少女の姿が目に入る。
「──やあ、」
往来で呼びかけるには少女の名前は己にとって斬新過ぎた。
「買い物かい、荷物持つよ」
にっぱりと笑いかけながら歩み寄り。
■イヌ > 「……あら」
声をかけられた少女が、少し驚いたような表情になる。
まさかこんなところで知人に出会うとは、思っていなかったのである。
「……カイロンさま。どうも、お久しぶりです」
まずぺこり、と頭を下げ。頭を上げれば、困ったような表情。
「ですが、よろしいのですか?
その……メイドが、手を貸してもらうなど」
そもそも少女は奴隷メイド。手を貸してもらうことには慣れておらず。
ヘタをすれば、雇用主の評判を落とすのでは、と危惧している。
■カイロン > 「気にするな、君を雇っているのは俺じゃなし」
そう言って気やすく買い物荷物を引き受けようとする。
メイド服姿もまた新鮮と思えるのは、初対面が水遊場だったことが尾を引いているのだろうか。
「それより、時間があればいいのだけれど。
こっちの空き地、いいものが見える」
少女を伴えば案内するのは、つい昨日花見が催されたと聞き及ぶ貴族の屋敷──へ、地続きの空き地である。
ここからも満開の桜の木々と瀟洒な貴族邸の庭構えが一望でき。
■イヌ > 「あっ……。
……では、お言葉に甘えて」
こういう時、あまり厚意を無下にしてもよくないということを少女は知っていた。
甘えられるときは甘えるべし。これもまた、冒険者の心得の一つである。
「時間、ですか? それは、大丈夫ですが。
……いいもの……?」
あとは家に帰るだけなので、時間はある。
少女は、相手の案内についていき、そして……。
「……わぁ……っ!」
目にするのは満開の桜。少女にとっては見慣れない、東の樹木の美しさ。
思わず、少女は言葉も失い。その風景に心奪われてしまう。
■カイロン > 春の夕暮れ過ぎた空の下。
少女が景色に感嘆の声を上げるのを見ればほっこりとした人の好さげな笑みを浮かべる。
彼女が景色を見詰める間、空き地を見渡して木組みの麦酒瓶箱を見つければ引っ張ってきて伏せる。
そこへ懐から出した手拭いを置き。
「どうぞ、お掛け」
即席で作った花見席に少女を誘おう。
■イヌ > 「……素敵……!」
少女も、桜という植物は知っていた。
多分、何回か目にもしているのだろうが。気にしたことが無いので記憶に繋がらない。
故に。こうしてしっかりと目にすれば。その美しさはとても感動的だと思えて。
「……ど、どうも……」
着席を促され、少女は、おずおずとそこに座る。
手ぬぐい、汚しちゃわないかな、なんて思うのだけど。
「……きれい……白とピンクの中間の。
透き通るような、美しい花……」
目の前の桜の美しさは、そんな少女の思考をすぐに奪う。
月明かりに照らされる桜は。いっそ幻想的な植物にも見えた。
■カイロン > 「都に住んで長いけれど、
こんなに立派な庭は初めて気がする」
空き地からの借景すらも、美しい。
買い物荷物は少女に並べるように置き、己の所持品を探っている。
「夜桜見物と洒落込んでも、こんなものしかないが」
飲み切りサイズのリフレッシュポーションがあったのでそれを少女へと差し出す。
試作品のようでラベルは手書きで『オヨナミンC』と書いてある。
■イヌ > 「私もです。お屋敷の庭は、広くは無いので」
少女が勤めている屋敷は、その持ち主の趣味と主義で。
実利重視になっている。故に、風情などとは程遠い。
「これは……?
え、えっと。いただきます」
差し出されたポーションを受け取り。
風景を見ながら、それを味わう。
ほぅ、と。息を吐く。なんだか、身体の奥から疲れが抜けるような感じがした。
■カイロン > 「俺の家の庭には変なキノコが生えているよ」
相手へと飲み物を渡せばその隣へ。
乾いた地面に腰を下ろしてあぐらをかく。
視線は木箱に座る少女の少し下くらいの位置だ。
「───…、
俺ときたら、君のことを甘やかしたいと思っているのだけれど、何か欲しい物はない?」
同じ景色を眺め、話題を探したような沈黙の後、落ち着いた声音で問う。
■イヌ > 「キノコ? ……食用、ですか?」
変なキノコとは、と。少し首を傾げる少女。
この世界にはさまざまなキノコがある。
それこそ、食用から調合用、毒キノコまで、だ。
「……えぇっ? その、そう言われましても……。
私、お礼とかできないですよ?
……欲しい物……。……ぁっ。
じゃ、じゃあ。頭を、撫でてくれませんか?」
急な言葉に、困惑する少女だが。
そこで、思い出したように小さく声漏らし、そう頼む。
少女は、犬のミレーである。実は撫でられるのが大好きなのだが。
最近、そういうスキンシップが足りていないのだ。
■カイロン > 「ん~、多分」
見事に陰茎の形をして胞子に催淫作用があるインランタケの原木があるとはなかなか言えず、妙に言葉を濁した。
近くならばそのキノコを見せて反応を覗ってみたいもので、口元がついにやける。
「お礼を期待して甘やかすものじゃないよ──それは、見返りだからね。
ん、そんなものでいいのかい──」
相手と向かい合う位置へと移動して膝をつき、まずは犬耳の間を片手の指先でかさかさと掻くように撫でて。
「これじゃほんとの犬っころだな、こう、がいいか。
同じ場所から後頭部へと髪を撫でつけるように触れる。
■イヌ > 「多分、ですか。育ててるわけではないんですか?」
あいまいな言葉に、更に疑問。
自分で育てているなら、食用かどうか。ハッキリわかるはず。
なら、自生しているだけなのかな? と考える少女であった。
「それは、そうかもしれないんですけど。
ん……、ぁ、ぁぁっ……!」
相手が頭を撫でるのを、目を閉じて待つ少女であったが。
それは、撫でるというよりはくすぐるような刺激で。
思わず、少女は声を上げてしまう。
「んぅっ……は、ぁぁっ……。
きもち、いぃですっ……」
そこからいよいよ撫でるようにされれば。
うっとりとした声で、少女は囁く。
はぁ、と吐いた息は熱を帯び。少女、まさしくご満悦というところ。
■カイロン > 「食べてみたことがないから」
食べると多分大変なことになると、心の中で言葉を添えた。
最初は回春剤でも作ろかとも思っていたが扱いが面倒になり、最早庭の自生生物と化している。
「毒はないはずだけど、食べてみるかい」
撫でられて声が上がる少女の姿には一瞬目を見開き。
そこへどことなく官能的な色味を感じ取れば、
「もしかしたら、そっちのほうもご無沙汰──ってかい?」
直球の問いかけが口をつく。
そうしながらも撫でる手は指を開いて幅広に、指先は髪の中へ掻き入れさせて撫でる。
■イヌ > 「そうなんですね」
未知のキノコを食べるのは危険である。
中毒症状ならまだしも、ヘタすると命を落としかねないので。
「えぇっ……え、えっと、き、機会があったら、で……」
キノコに関しては、遠慮しつつ。
「えぁっ!? そ、そのぅ……。
んひゃうぅぅううっ!」
直接的な問いに困惑する間に。
更にテクニシャンなフィンガーテク。
思わず、喘ぎ声を漏らしてしまう少女。
身体も、びくん、と跳ねたり。
■カイロン > 「見たらきっとびっくりする」
想像神の悪ふざけみたいなキノコだ。
命を落とす効果はないが、人として大事な物を失うくらいには乱れる効能があるかもしれないが。
「──そんな声、出して」
喘ぐ声に跳ねる体、完全に男を誘うようだ。
「うちへおいで」
少女の膝へと買い物荷物を持たせて、そのままひょいと横抱きにした。
拒絶されねば、このまま自宅へ持ち帰る気で平民地区への道を歩き出す。
■イヌ > 「びっくり……? すっごい大きいとかですか?」
どんなキノコなんだろう、と。
さすがの少女も、興味が湧いてきてしまう。
「あ、ぁ、いや、ちがくて……」
そういう意図は無いんです、と言おうとするのだが。
抱き上げられてしまえば。相手の逞しさに、頬が赤く染まる。
「あ……は、はい……」
感じる、男性の力強さ。
そうなってしまえば、少女としては断れず。
そのまま、相手の自宅へと『お持ち帰り』されてしまうことになるのであった……。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区【イベント開催中】」からカイロンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区【イベント開催中】」からイヌさんが去りました。