2020/04/11 のログ
ご案内:「お花見イベント会場/東方異文化交流会」にネメシスさんが現れました。
ご案内:「お花見イベント会場/東方異文化交流会」に香具師衆さんが現れました。
ネメシス > 本日、富裕地区にあるとある貴族の邸宅が開かれ、この時期ならではの催し物が開かれる。

事前に「東方異文化交流会」なる組織から色んな所へ花見の案内の招待状が届き。
招待状の有無、身分や種族に関わらず今宵は誰もが会場である”東方かぶれのさる大貴族の屋敷”に
入ることが出来る。

この日は身分や種族を問わず只で酒が飲め、花見を楽しむことが出来る花見の日。
但し、東方の文化である『無礼講』を厳守することが条件となっている。

香具師衆 > 揃いの法被を着た年齢も様々な男たちが屋台を出している。
お題はここのお屋敷の貴族から頂いているので結構、とのことであるがどうしてもお礼したいと言うと黙って屋台の1つに置かれた銭籠を指差すだろう。
飲み物は東方のにごり酒も少しは置いているがノンアルコールの甘酒、飴湯、ニッキ水などで、温かいものも冷たいものも用意してある。
食べ物は東方風の菓子やつまみなど。
一例としてはイタ焼き(甘い豆のジャムを砂糖と小麦粉の生地に合わせサカナ型の鉄板で焼いたもの)、コタ焼き(海星触手生物の触腕のブツ切りを中に入れた小麦粉と野菜の生地を半球形の鉄板で焼いてソースをかけたもの)、
東方渡りの若衆が伝えたレシピの軽食以外にもポップコーン、麦の薄焼きクレプ、氷塊を削って蜜をかける氷菓子など。
屋台を利用した客人は1回だけ、くじを引くことができるようだ。

【PL:事前より主催者さまと相談、許可を得た上でイベント内オブジェクトとダイスゲームの提供をさせておりますので、遠慮なくご利用ください。ログに溺れたときの行動起点にもどうぞ】

ネメシス > 【PL様向け】
王都掲示板/王国・異国の風聞などで事前に告知させて頂いておりました
非公式イベントの会場でございます。
とある大貴族の屋敷の庭で桜を愛で、酒を楽しむ気軽なイベントでございます。
無礼講の設定となっております。
お気軽にご参加頂ければ。

途中入退室自由、ログの順番もそれほど難しく考えずに気軽に遊んで下さい。

香具師衆 > ダイスゲーム「お土産福引」について
屋台を利用すると1人1回くじが引ける。くじは1番~18番の数字が振っており、数字に対応した商品が貰える。(「発言装飾・ダイス」の文字をクリックしてダイスの部分にダイス式「3d6」を記入して発言ボタンを押してください。<くじを引いた>等のロールも同時に発言できます)。
2回目以降は屋台の銭籠へ幾らか『投げ銭』することでくじを引くことが可能。商品ごとに複数用意してあるので数字被りしても大丈夫な仕様。
【PL:参加者同士くじの賞品を交換や見せ合いなどロールのネタや話題としてお使いください、同じ参加者が間を空けず欲しいものが出るまで引き続けるような使い方はおすすめできません】

◇くじ番号と商品◇【同じものをBBSにも転載しておきます】
1.お守り袋「金運上昇」
2.お守り袋「家内安全」
3.お守り袋「恋愛成就」
4.お守り袋「安産祈願」
5.お守り袋「喧嘩必勝」
(掌に収まるサイズのお守り袋、それぞれのご利益についての文字が刺繍されている。
 中には東方の護符が入っているらしく、袋から出すことは一般的でないとされる)

6.言語変化蜜糖【猫】
7.言語変化蜜糖【乙女】
8.言語変化蜜糖【獣】
9.言語変化蜜糖【漢】
10.言語変化蜜糖【童】
11.言語変化蜜糖【翁】
(一時的に魔法がかかるというふれ込みの甘いシロップが1回分入っている。
【PL:他PCの飲食物にこっそり混ぜることは非推奨です。また、効果の有無と程度はPL様自身の裁量にお任せしております】
花見会場を出ると未使用の蜜糖の効果もなくなる)

12.簡易東方装束【剣士風】
13.簡易東方装束【遊女風】
14.簡易東方装束【隠密風】
15.簡易東方装束【御内裏様風】
(派手めなデザインだが、材質はてかりの多い薄い生地なのが残念。それぞれをイメージした衣装になっている)

16.切子硝子ペアロックグラス
17.鋳物鉄風鈴
18.蜻蛉玉根付

ご案内:「お花見イベント会場/東方異文化交流会」にナナカマドさんが現れました。
ご案内:「お花見イベント会場/東方異文化交流会」にルインさんが現れました。
ルイン > 「ここがお花見会場ですか」

告知を見てどんなものだろうと、知っている花見とどう違うのかと言う興味本位に顔を見せて。
しかしやってくれば本当に東方と言う屋敷でのお花見に目を丸くして。

これはこれで楽しめそうと考えてはふらりと歩いて。

ナナカマド > 王都の掲示板の触れ込みから東方異文化交流とはどういうものか
興味を惹かれてやってきたナナカマド。
富豪の庭園の、手入れの行き届いた植物や花々にも目を丸くするが
立ち並ぶ屋台にも興味津々に目を輝かせる。

「お、お邪魔します……」

すでにいる人々に気圧されながらそっと人混みに紛れ込む。

ネメシス > この日、東方かぶれの大貴族の屋敷が解放され、
身分や種族、日ごろの立場に関わらず誰もが楽しめる夜となった。

主催者である東方かぶれの大貴族は既に会場のあちこちで来客をもてなしたりと大忙し。

そして、聖バルバロ騎士団の副団長であるネメシスもまた、日ごろの付き合いから
来客対応の数合わせに駆り出されることとなる。

「皆さんこんばんは、会場はこちらですよ。」

慣れない着物姿で、来客を好きな桜の下である御座や椅子へと誘導し、
水や酒、ジュースなどを選んでもらう。

ネメシスなどの手伝いの他、東方被れの大貴族が用意した多数の給仕が来客たちに飲み物や食事を振舞う。

飲み物も食べ物もいえば大抵揃う。
マグメールでよく見かける物から、それこそ東方流れの酒、はたまたシェンヤンで見られるような酒や料理まで。

更には大貴族が呼び寄せた美しい公主までもが桜の元に集まり、思い思いの時を過ごす。

今日のルールと言えば、無礼講である。

日頃の立場にかからわず、気兼ねなく接することが肝要となるだろう。

ルイン > 「あ、そっちなんだ。それじゃお邪魔しますよ」

何処に行けばと悩んでいけば丁度聞こえる案内の声。
ならばとそちらに脚を向けてはお土産くじなどを眺めて歩いて。

ネメシス > 「お二人とも良くいらっしゃいました。
今日は日ごろのお立場も忘れてごゆっくりして下さい。」

ルインとナナカマドの元へやってきては、頭を下げるネメシス。
遅れて、東方かぶれの大貴族もやってきては挨拶を。

「「やあやあ、お美しいお客様がやってきてくれてありがとう。
何か必要な物があればなんでも言ってください。
今日は屋台もやってますからな。
心行くまで楽しんで行ってください。」」

大貴族は二人に挨拶をすますと、次の来客の元へ向かう。

「二人とも、お花見は初めてかしら?
思う存分楽しんで行ってね。」

香具師衆 > 「冷める前に持って行っておくれでないか」
「焼きたて、どうや~」
「うまいけぇ、どーぞー?」

ガタイの良い法被姿の香具師の呼び込む声。
広道後、リャウマ節、猛虎弁、などなどの訛りが混じる。

ルイン > 「ちょっと興味が出まして来させて頂きました」

態々ご親切にとやってきたネメシス、そして大貴族に頭を下げて。
そして早速何処を見ていこうかと考えて、お土産と考えて足を向け。

「これ一つね」

そう言ってお土産福袋を手にして

ルイン > [3d6→2+3+5=10]
香具師衆 > そんな呼び込みの声につられてアップル飴を持っていくのは貴族の客人が連れてきた娘だろうか。

『くじ引いていいの?』

嬉しそうにくじを引けば、出た番号は。
[3d6→3+5+6=14]
ナナカマド > 挨拶に来た大貴族とネメシスに慌ててこちらも見様見真似で頭を下げる。

「ひゃ、ひゃい……お気遣いありがとうございますっ!」

世間知らずの箱入りエルフなものだから、お花見という文化ももちろん初めてで、
そう言えば友達がキモノというお洋服を着ていたなぁと思い至る。
綺麗な模様で織られた生地に長い振り袖、帯などきれいだなぁと感心しつつ、
屋台の呼びかけにも耳を傾けた。

香具師衆 > 「14番! 簡易東方装束【隠密風】だよ、カッコイイねえ!」

娘さんは微妙な表情で帰って行ったとか。

ルイン > 「これは……シロップでしょうかね?」

くじの当たりを見てそうなのかなと考え。

「ケーキに丁度よさそうですね」

そう考える事にして、嬉しそうに受け取ると花を眺めに移動して。

香具師衆 > 「そこのお姉さんは10番、言語変化蜜糖【童】だよ。悪戯に使わないでね!」

ルインの手に小さな瓶を握らせた。

ルイン > 「使いませんよ、たぶん?」

痛い所を突かれてから笑い。
受け取った小さな瓶をポーチにしまい込み

ネメシス > 「こちらこそわざわざ来てくれてありがとうございます。」

忙しい大貴族に代わり、お辞儀を返すネメシス。
練習をしたのか、腰から曲がった深々としたお辞儀。

「でも、今日は気兼ねなく遊んで行って下さいね。
そうだ、着物にも興味あります?
折角だし、身体に見合った一着着てみますか?
着付けは大貴族の使用人たちがしてくれますわよ。」

着物に興味を示すナナカマドに笑みを浮かべるネメシス。
東方の文化を発信することも今日の催しの目的のようで。

ナナカマド > 粉ものの焼ける美味しそうな匂いにつられ、屋台の前に移動する。

「まぁ、これはお魚の形のパイでしょうか……? とても可愛らしいですね。
 あの、これを一つくださいな」

懐から財布を出して、1枚値段に応じた硬貨を払う。
そうして焼きたてのイタ焼きを一つもらい、ついでくじも引いていいと言われれば不思議そうな顔をして

「まぁ、くじ……? この紐を一本ひいてよろしいの?」

物珍しそうに紐くじを引いた。
[3d6→4+5+6=15]
香具師衆 > 『はいよ、イタ焼きだよ。
 ああ、お代なんていいのいいの、どうしてもっていうんなら貰っておくけどね』

代金は貴族にまとめて貰っている様子。
それから引かれたくじの数字の賞品とイタ焼き手渡す。

「簡易東方装束【御内裏様風】だよ、似合うといいね」

賑やかな大声でナナカマドを見送る。

ご案内:「お花見イベント会場/東方異文化交流会」にロロさんが現れました。
ルイン > 「でも、ここで花見が出来るなんて思わなかったですよ」

食べ物や着物にも興味はある。
しかしそのすべてを堪能するには時間が足りない。
なので少しでも花を眺めておこうという気持ちで歩くのだが……。

「やっぱり食べ物も欲しいよね」

そう思ってしまえば屋台に突撃していって。

ナナカマド > 「ありがとうございます、まぁオダイリサマ……?」

イタ焼きとともに貰った御内裏様衣装をまじまじと見つめる。
これはネメシスの着ている衣装とはまた別の東方の衣服のようだ。
着付けも手伝ってもらえる、とネメシスに聞いたので折角ならこれに着替えてみようと思い至る。

「あの、お着替えのお部屋はどちら……? あそこ? ありがとうございます」

そそくさと移動して侍従たちに手伝って着替え終わると
御内裏様衣装のナナカマドが一丁上がり。
黒のてかりの布地に柄杓を持って、なんだか自分では似合わないなと苦笑しつつ楽しんでいる。

ロロ > 結構、混む……なァ。

(主催の貴族が、雇用主の知人という事も有り。会場警備に派遣されている。
きっちりとした黒服。姿勢も正し真っ直ぐに。
後はこれで色眼鏡の一つでも掛けていれば。立派な、貴族の護衛という奴だ。
ただし本日の役割は。あくまでも会場警備。おまけに無礼講という事も有り。

この恰好失敗なんじゃない?と。内心、真面目な上司にツッコミつつ。
あくせくと会場に出入りする、大勢の人々や。
おりから屋台の、物珍しい料理に吶喊していく者達やら。横目で眺め)

ネメシス > 「まあ、よく似合ってますわよ。」

凛々しい公達姿のナナカマドを、大貴族の侍従たちが出迎える。
動きにくい服装となったナナカマドの代わりに酒や料理を持ち運んだりと、
本当の貴族同然の寛ぎようを楽しむことができる。

風が吹けば、丁度桜の花びらがナナカマドの周囲へと舞い落ちる。
風情のある風景に、主催の大貴族も大喜びで。

「「宜しければ、ご自宅までその格好でお送りいたしましょうか。
そうですな、牛車をご用意いたしましょう。」」

香具師衆 > 「食べていきな!」

続いて会場に現れたスーツ姿のお客人にも屋台から声がかかる。

「甘いのも辛いのもいろいろあるよ、見ていきな」

ちなみにお代はロハである。

ネメシス > 「あら、ごきげんよう。」

扇子を手にしたネメシスが、ロロの元へと向かい。

「随分と凛々しい格好をされてますのね。
でも今日は気軽に過ごして下さいね。
今日の身の安全は私たちが補償いたしますわ。」

既に護衛対象となる貴族たちには東方かぶれの大貴族の私兵が付いており。
気楽に飲み食いを楽しんでも支障が無いように配慮はされている。

「ほら、好きな物を飲んで食べて下さいね。
必要な物があればなんなりと。」

ロロの手を取れば、屋台へと誘導するだろうか。

ルイン > 「本当に色々とありますよね」

屋台に突撃すれば本当に色々とあって目移りをしてしまい。

「でしたら……甘いのをいくつかお願いします」

直ぐにはどれと絞れずに甘いのをいくつかと大雑把に注文して。
ちなみに全部食べるつもりだったりする。

ナナカマド > 「そ、そうでしょうか……? 恥ずかしいです……」

まるで貴族のようにいたれりつくせり、周囲に人が侍る様子に
一般平民であるナナカマドは慣れぬ様子で恥ずかしがる。
と、牛車でお送りしましょうか、などと自分よりも高位の相手に申し出られては

「い、いえ!そんな、そこまでしていただくわけには!
 また着替えさせていただければわたくしひとりで帰れます……。
 お気持ちだけ、ありがたく頂戴いたします」

慌てて断りを入れる。
自分が世話になっている隊舎に牛車で帰ってきたらきっとびっくり仰天されるに違いない。
それに市井の人々の視線にさらされて落ち着いていられるほどの胆力は無い。

と、手に持っていたイタ焼きを、冷めぬうちに食べてしまわないとと、急いで頬張る。
甘い、豆のジャムのようなものが挟まった外はサクサク、中はもちもちのパイ生地とは違う生地に
「美味しい!」
と声を上げて喜んで食べた。

香具師衆 > 「じゃあこれなんてどう?」
「こっちも」
「こんなのも」

ルインに差し出されるのは温かい甘酒、いちごジャムの麦の薄焼き、それから東国の神獣っぽい何かをかたどった飴細工。

「お客が少ないからね、もっかい引いていいよ」

香具師が小声でくじ引きを指し。

ロロ > え、え…?

(近くの屋台から声を掛けられた。
その上、同じく会場警備なのだろう女性からも。問題無いとのお墨付き。
思わず、ぐるりと辺りを見回してしまう内。

ぐぅ。少し、腹が鳴った。

手を取られ屋台へと近付く内に。ぐぬぬと思わず呻いてしまい。少々頬に色が乗る。
燃費の悪さがこんな所で。出てしまうとは思わなかった)

 もう。あぁもぅ。…それじゃ、ちょっとだけ。お言葉に甘える よ。
うーん……なんだこれ?

(かくして、物の見事に屋台へと。一名様ご案内。
店先を覗き込み。目に付いた品を選ぶ事にして――)

ルイン > 「どれも美味しそうですよ……」

差し出されたものを受け取り受け取りであっという間に両手が埋まってしまい。
甘酒、薄焼きを交互に口にしては美味しくて頬を綻ばせ。
飴はこっそりと保存魔法をかけて溶けなくして。

「いいんです?ではもう一度…」

しかし両手は塞がっているが…今日だけは良いかと。
魔力で練り上げた第三の手でクジをすっと引いて
[3d6→1+4+4=9]
ネメシス > 「いえいえ、お顔立ちも整ってますし、様になってますわよ。」

従者たちもまた、ナナカマドの姿を楽しそうに見つめている。
恭しく従者たちが取り囲み、用があれば進んで動いてくれるだろう。

「「おやおや、ではお帰りの際はお着換えください。
小さな品でしたらお土産に持って帰って下さっても結構ですよ。」」

公達の姿に、大貴族は目に涙を浮かべている。
彼がこの催しを行った目的の一つが達成され、大喜びで。

香具師衆 > たぶん、手が埋まっても縁台とかお盆とかの用意があるはず。
甘い物沢山渡して再びくじを引かせたら、

「言語変化蜜糖【漢】だよ、ああ、甘酒に入れたら味が変わるかも?」

『なかなか、今日の目玉は当たらないなぁ』
別の香具師が後ろで呟いた。

ロロ > (肉。そう、肉っ気大好き。世の中何でもカラダが資本。
そして肉であるのなら。牛豚鶏の基本から、羊だろうが兎だろうが、熊だろうが猪だろうが大歓迎。
当然、魚肉だって差別はしない。
という事で。屋台では、何やら頭足類入りであるらしい、丸い焼き物を頂戴し)

 ――て。…ん…?クジとかついてん だ?

(オマケもあるという事で。ひょいと一つ手を伸ばし)
[3d6→1+1+6=8]
ルイン > 「また同じ感じのシロップ?」

甘酒を口に運びながら受け取ろうとしたが両手は埋まっていれ。

「それは後で試してみるかな?それよりもポーチに入れてくれる?」

お願いと背を向けてポーチを差し出して

香具師衆 > 「お腹空いたのかい、持っていきな」

コタ焼きをロロに渡したら、くじ引きの結果は

「言語変化蜜糖【獣】だよ、今日はよく出るなぁコレ」

小瓶をロロに渡す。

ネメシス > 「今日は護衛役のことなんて忘れてしまっていいらしいわ。
ちゃんと他の護衛が居ますし、こう見えて彼は凄い大貴族ですから。」

ネメシスがロロへと言うように、東方かぶれの大貴族は東方かぶれであるが、かなりの権勢を誇っている。
そんな人物の提案だからこその無礼講である。

今日は多少の失礼を働こうが、大貴族の力で問題にならない様にしてくれるだろう。

香具師衆 > 香具師の1人、ルインの持ち物整えている。
きっちり整頓して詰めてあげた。

ご案内:「お花見イベント会場/東方異文化交流会」にスバルさんが現れました。
ロロ > ども。

(無礼講だし、気にするな、と言われたものの。
一応それでも。飼い主の顔に泥を塗るような真似は出来ない。
きちんと、品を受け取る際には頭を下げてみせ)

 んー…なんだろ な。でもアレだ、蜜糖ってコトは甘いんでしょ?

(やったぜ。
正直甘味は肉類の次に好きだ。…ぶっちゃけ食べ物なら何でも好きではあるが)

スバル > 花見と言うのは、母親の生まれの国の風習である。妹に誘われたから、兄としてやって来た。
しかし―――知らない人が多すぎる、怖い。

だから、少年は、全力の勇気をもって、行動することにした。

ネメシスに、妹に近づいて。

「これ……!」

花見と聞いて、よく食べられるもの。さくらもちと、おはぎ
きっとそういうのは用意されているのだと思うのだけれども、重箱に一杯に入ったそれ。
妹の前に置いて、みんなでたべて。

そう、言って、少年は脱兎のごとく去っていくのだった。
臆病な子供、一世一代の、勇気―――!

ナナカマド > 「ありがとうございます、顔立ちを褒めていただけると……その照れてしまいます」

もじもじと柄杓をいじりながらネメシスの言にお礼を言う。
大貴族が涙を流しながら会場の様子に感動しているさまをアワアワと眺めつつ、
きっちりとイタ焼きを平らげたので自分も再び屋台に向かおう。
きっとぞろぞろと侍従たちがついてきてくれるだろうが。

「えっと……この、甘いジュースみたいなものと……、
 小麦の薄焼きをナナバの実ちょこれーとそーすくりーむましましすぺしゃる……
 というのでくださいな」

甘いジュースと勘違いされた甘酒と小麦の薄焼きを指差して注文。
お金はいいと言われたので支払いは差し控えるが。

ご案内:「お花見イベント会場/東方異文化交流会」からスバルさんが去りました。
ルイン > 香具師の1人に荷物を整えて貰えば笑顔でお礼を言い。
そうしてから今度はゆっくりと花を見ようとそちらへと足を進めて行って、

ご案内:「お花見イベント会場/東方異文化交流会」にギュンター・ホーレルヴァッハさんが現れました。
ネメシス > 「あれ、おにいちゃん?」

他の人には大層説明しづらいが、見た目が小さく、童顔の少年が実はネメシスの兄である。
マグメールでは良くある複雑な家族関係がここにもと言った所か。

重箱に入った和菓子の山を受け取り、風のように去っていく姿に面食らう。

「う~ん、久しぶりに会ったと思ったら。
皆さん、良かったら召し上がって下さい。」

テーブルの一画に重箱を載せると、おはぎをてにして口にする。
東方の菓子はあまり食べたことが無く、新鮮な甘みが広がる。

「お兄ちゃんの手作りかしらね。」

香具師衆 > 「甘酒だね、オススメだよ!」
「コチョナナバ出来上がり! どうぞ!」

ナナカマドの両手に甘味が渡される。
甘酒はきっとほっこり温かホットでしょう。

「引いていくかい?」

小声でくじについて問いかける。

ロロ > まァね、それは知ってる。
ケドなんていうか。…無礼講だからって、ダサいマネはしたくない…じゃん?

(とはいえ。同じ立場というだけでなく。見た目も歳近いからだろうか。
最初手を引いてくれた女性へは。少し口調を緩めて、ウィンク一つ。
と、其処へ)

 と、……おぉ?へーェ……あれってファン?やるじゃ…

(不意に駆けてきた少年が。彼女に、何か押し付けていった。
もしかすると、もしかするのかと。ゴシップ気分で振り返ってみれば…
聞こえたのは。「おにいちゃん」との言葉。

おおぅ。マジですか)

ナナカマド > 「まぁ、またくじを引いてもよろしいのですか? はい、引かせて頂きます」

屋台の店員にくじを進められるとまた手を伸ばして……
[3d6→1+4+6=11]
ギュンター・ホーレルヴァッハ > 東方かぶれの同胞――所謂大貴族――から届いた招待状。
園遊会の様なものだろうかと首を傾げつつも、偶々王都に滞在していた事もあり足を運んだのだが――

「……何というか。予想と違うな。所謂東方の祭り、というものなのだろうか」

賑やかな屋台。身分や種族関係なく触れ合う参加者達。
良い意味で王国らしからぬ催し物だな、と小さく笑みを零しながら、取り合えず小腹を満たそうかと屋台の方へ足を向ける。

ネメシス > 「乱痴気騒ぎも宴の華だから大丈夫よ。」

ウインクが似合うクールなロロに、笑みを浮かべて。

「ファンって言うか、ああみえて私のお兄ちゃんなのよ。
傍から見ると私が姉に見えるんだけどね。
なんていうか、ややこしい家庭なのよ。」

ははは、と力のない笑みを浮かべて。
気のせいか、肩がずれて開けてしまっていた。

香具師衆 > 屋台は東宝の食べ物はコタ焼き、イタ焼き、など。
たった今しがたはコチョナナバのクレプと甘酒が貰われていったところである。

ネメシス > 「あら、ようこそいらっしゃいました。」

「「おお、ギュンター殿。
今日は無礼講でな、気を悪くせんでおくれ。」」

ネメシスと、主催の東方かぶれの大貴族がギュンターに向かう。

本当は人払いをする必要があるような貴族であろうと、
今日ばかりは庶民と同じ扱いに。

勿論、侍従の手厚い歓待も受けられるのだが、それは皆同じ事で。

ロロ > へぇ。…ま、何でもアリな国だ。見た目若い位で気にしてちゃ、やってられないだ ろ。

(実際はむしろ逆、など。知る由もないが。ともあれ見た目は気にしないと。
そんな話をしつつも。あっという間にコタ焼き完食)

 まぁそう言うなら。アンタも其処で落ち着いてな ヨ。
折角の差し入れ食べ終える位迄は サ。

(肩、肩、と。女性(ネメシス)に指摘しておいてから。ひらひらと手を振って。再び会場警邏へと。
但しこの先は。頻繁に屋台へ立ち寄りながらになりそうだ)

ネメシス > 「そうもいかないわよ。
兄の差し入ればかり食べているわけにもいかないし。」

ネメシスがおはぎを一つ食べている間に、他の来客もおはぎを手にしていく。
一人が一つを手にしようと、出入りの激しさに、あっという間になくなってしまう。

「それに、私一人が食べるよりも皆で食べたほうが兄も喜ぶと思うわ。
…っと、失礼。」

ロロからの指摘を受けると、咄嗟に肩を直して。
ほほほ、と扇子で口元を隠して照れ隠し。

ロロ > (巡回途中。主催者や、彼と語らう少年貴族等に、軽くではあれ目を向け、頭を下げなどしつつ。
人の中を歩いていくのだが)

 ぬ。其処のオッサン。ぶれーこーとセクハラは別問題だワン    って何じゃコリャー!?

(大声が響いてくる。…どうやら、歩きながら蜜糖を口にしていたらしい。

その日は暫く語尾が戻らず。同僚に爆笑されたり、飼い主にもやんわりと生暖かい目で見られたり。
違う意味で苦労する事となったそうな――――)

ご案内:「お花見イベント会場/東方異文化交流会」からロロさんが去りました。
ナナカマド > 屋台の店員から「言語変化蜜糖【翁】だよっ!」と渡された小瓶。
見れば他の人も似たような小瓶を貰っている。
どうやら中身は蜜か砂糖のようで、何か特別な仕掛けもあるらしい。
ありがとうございます、と礼を言いつつクレプをぱくつきながら甘酒をいただく。

……このナナカマド、めっぽう酒に弱い性質である。
たとえ相手が甘酒であろうと酔っ払うは酔っ払うのである。
せっかくだからと、貰った糖蜜を加えて飲んだ甘酒でみるみえる顔を赤くして

「んひゃー……なんじゃろうなぁ、わたくし、きゅうにくらくらしてきましたなぁ……」

ギュンター・ホーレルヴァッハ > 食欲のそそる香りを漂わせる屋台へ向ける。
目当ては、その中でも特に甘い香りを漂わせる焼き菓子の様なもの。イタ焼きと書かれたそれはきっと甘い筈だ。恐らく。絶対。

……と、甘味への欲求に正直になる間際。
己に投げかけられた声に辛うじて踏みとどまる。若干苦労して貴族としての表情を作り直し――

「これはこれは。御誘い頂き有難う御座います。何、これ位気楽に過ごせる方がかえって有難いというものです。王城と同じ扱いでは、私も肩がこるというもの」

投げかけられた声に何時もの様に社交的な声で応えながら、ネメシスに一瞬視線を向ける。
王城でも噂話を耳にする騎士団とやらの副団長、らしい。
こういう催しものにも訪れるのだな、などと暢気な感想を抱いていたり。

ルイン > そうしてふらふらと花を眺めては何時の間にかいなくなっていて……。
ご案内:「お花見イベント会場/東方異文化交流会」からルインさんが去りました。
ネメシス > 「あらあら、宴にはつきものですけど。
大丈夫かしら。」

顔を真っ赤に変色させたナナカマドを侍従たちが手を引き、桜の木の下に案内する。
扇子で風を仰ぎ、ナナカマドの顔を冷やして。

元気になってくるようなら、ナナカマド自身は座って貰ったままで
クレープのおかわりや、水やジュースを持ってくるだろう。

香具師衆 > ギュンターがイタ焼き屋台に視線を投じれば

「ほいよ、兄ちゃん」

って焼きたてのイタ焼きを手渡すだろう。
そうしてくじ引きを指差して、

「まだいい賞品がひとつも出てないんだ、そろそろ当たるかもよ?」

と誘うのだった。

ネメシス > 「聖バルバロ騎士団副団長のネメシスよ。
ここでは只の町娘ですけど。」

扇子で口元を隠し、笑みを浮かべるネメシス。

ホーレルヴァッハ公爵家の嫡男だとは顔を見た段階で分かったが、
無礼講の今においてはお互い特に変わったことは無く。

興味を持った侍従たちが酒や食事を持って歓待するだろう。

ギュンター・ホーレルヴァッハ > 差し出されたイタ焼きに、一切躊躇する事無く手を伸ばす。
焼きたてのソレが醸し出す香りに満足そうに瞳を細めた後、恐る恐る、といった具合で一口齧って——

「……んむ、美味……あつっ…!……焼きたては美味いが、かぶりつくにははしたなかったな」

此方にイタ焼きを差し出した男に礼を言おうとした矢先。
差し出されたくじ引きに小さく首を傾げつつ――

「ふむ?まあ、折角の祭りだ。良い賞品が出る事を期待して、引かせて貰おうか」

何だか市井の少年になった気分だな、と少し心が跳ねるのを自覚しつつ、くじ引きを引くことを男に伝えるのだろう。

ギュンター・ホーレルヴァッハ > 「ふむ。先に自己紹介をさせてしまったな。では改めて。私はギュンター・メルヒオール・フォン・ホーレルヴァッハ。此の様な場だ。特段畏まる事も無い」

此方に笑みを浮かべるネメシスに返すのは、鷹揚と尊大さを混ぜ合わせながら幾分砕けた口調の言葉。

「聖バルバロ騎士団の噂は宮中でも耳にしている。その武勇を此れからも王国の為に振るって欲しいものだな」

耳にする噂は様々ではあるが、折角の花見でそれを根掘り葉掘り聞く事も無い。
先ずは、かの副団長と顔を合わせられた事を良しとするかと歓待を受けながら答えるだろう。

ナナカマド > 桜の木の下に休ませられ、扇子で仰がれ貴族の子息のようにいたれりつくせりで構われている。

「はぁ……ばあさんや、ゆうしょくはまだでしたかのう……? ヒック」

どうもおじいさん臭くなってしまった言葉の影響だろうか、発言まで年寄り臭くなってしまった。
しかしだんだんと居心地の良さと酔いが回って、いつしかすやすやと桜の木の下で眠ってしまう。
そうして夕方の帰る時刻までぐっすりと春の日差しを受けながら眠りこけてしまうはずで……。

ご案内:「お花見イベント会場/東方異文化交流会」からナナカマドさんが去りました。
ご案内:「お花見イベント会場/東方異文化交流会」にリムリアさんが現れました。
ネメシス > ちょっと危ないおじいさんと化したナナカマド内裏を、
侍従たちが手厚く応対して。
いよいよ寝入ってしまえば風邪が引かない様に温かい場所へと。
それが無理なら分厚い布団を上から掛けるだろうか。

ネメシス > [3d6→3+4+5=12]
香具師衆 > ギュンターの引いたくじは12番。

「簡易東方装束【剣士風】だよ、かっこいいね!」

帰る人あらば来る人あり。なかなかな賑わいの花見である。

ご案内:「お花見イベント会場/東方異文化交流会」にリシェさんが現れました。
リムリア > 王都の各所に案内が出された貴族の宴
「無礼講」なるそれがいかなるものなのかは分かりはしないけれど、
庶民が貴族のお屋敷に入り込むなんてことは恐れ多くて出来たことではない。
――ではないのだけれど、物事にはいずれも例外というのは存在して。

「お団子あがりましたー!」

屋敷の裏手にあたる厨房から、お盆の上にどっさりとお団子を盛ったお皿を抱えた少女がやってくる。
身に纏っているのは、東方の民族衣装。
慣れない服装で、それでもテキパキとお団子を小皿に盛り付けていき。

ネメシス > 【一応、24時頃を目途に考えております。
屋台がその頃に引き上げます。
くじを引かれる方は是非今のうちに。】

ギュンター・ホーレルヴァッハ > 「ほう、剣士の衣装か。こういった物は、もっと似合う者に当たれば良いのだがな」

くじ引きで当てた衣装を眺めて苦笑いを浮かべながらも、ちょっとかっこいいな、と思っていたり。
屋敷の者達に見せれば話題の種くらいにはなるだろうかと、当たった衣装を大事そうに抱えているだろう。

リシェ > (先日、聴いて。少しだけ、懐かしくて、憧れた、花見の現地。
おしごとを。凄く、凄く、頑張ったので。少しだけ、だけど。来る事を、許して貰えた。
勿論、ただ、遊びに来られた、という訳ではなくて。参加する、とある貴族の。お付きの一人として、ではあるものの。)

「………ほ……わ、ぁ…」

(その貴族が、同じ立場の貴族同士、挨拶などをしている、間。
少女は、ぼんやり、桜の大樹を見上げており。)

ギュンター・ホーレルヴァッハ > 団子、と言う言葉を耳にすればイタ焼きをぺろりと平らげつつ其方へと足を運ぶ。
何分、甘味は大好物の類。まして、東方の菓子ともなれば普段食する事も無い。

「その団子、一皿頂こうか」

小皿に団子を盛り付ける少女に声をかけつつ、視線は既に団子へと一直線。
興味津々、といった様子は正しく花より団子といったところか。

香具師衆 > ギュンターに賞品を渡して後、手の空いた香具師がちらほら団子を貰いにリムリアの元へ。

香具師の1人がお礼にと、リムリアにポップコーンを押し付ける。

またリシェの視線の先にも珍しい物からよく見る菓子まで、様々な屋台が並んで賑やかに呼び込んでいる。
りんご飴・イタ焼き・コタ焼き・薄焼きクレプ・甘酒・飴湯、などなど。

リムリア > お団子は、何でも東方ではお花見には欠かせないお菓子らしい。
三色の彩り鮮やかな串団子を、緑色のお茶でいただくの作法らしい。
らしい、らしい…とは、すべて厨房を取り仕切っているイタマエさんから聞いた話。

とはいえ、今日は作法は気にしなくていいらしいので、
お皿に取り分けたそれを手に参加者に配って回る。

「出来立てのお団子ですよー
 はい、ちゃんと桜の塩漬けが入ってるそうなので、そちらも味わってください。」

近づいてきた身分の高そうな少年に、内心ビクつきつつも、営業スマイル120%増しでお団子を手渡し。

ネメシス > 「あら、可愛い女の子が二人もやってきて。」

少し目を離している間に、リムリアとリシェの登場に目を輝かせるネメシス。

リムリアから団子を二つ受け取り、一つは口に咥えて。

「食べる?」

もう一つを、リシェの元へと持ってきては、口元に差し出す。

ネメシス > ダイスゲーム「お土産福引」について
屋台を利用すると1人1回くじが引ける。くじは1番~18番の数字が振っており、数字に対応した商品が貰える。(「発言装飾・ダイス」の文字をクリックしてダイスの部分にダイス式「3d6」を記入して発言ボタンを押してください。<くじを引いた>等のロールも同時に発言できます)。
2回目以降は屋台の銭籠へ幾らか『投げ銭』することでくじを引くことが可能。商品ごとに複数用意してあるので数字被りしても大丈夫な仕様。
【PL:参加者同士くじの賞品を交換や見せ合いなどロールのネタや話題としてお使いください、同じ参加者が間を空けず欲しいものが出るまで引き続けるような使い方はおすすめできません】

◇くじ番号と商品◇【同じものをBBSにも転載しておきます】
1.お守り袋「金運上昇」
2.お守り袋「家内安全」
3.お守り袋「恋愛成就」
4.お守り袋「安産祈願」
5.お守り袋「喧嘩必勝」
(掌に収まるサイズのお守り袋、それぞれのご利益についての文字が刺繍されている。
 中には東方の護符が入っているらしく、袋から出すことは一般的でないとされる)

6.言語変化蜜糖【猫】
7.言語変化蜜糖【乙女】
8.言語変化蜜糖【獣】
9.言語変化蜜糖【漢】
10.言語変化蜜糖【童】
11.言語変化蜜糖【翁】
(一時的に魔法がかかるというふれ込みの甘いシロップが1回分入っている。
【PL:他PCの飲食物にこっそり混ぜることは非推奨です。また、効果の有無と程度はPL様自身の裁量にお任せしております】
花見会場を出ると未使用の蜜糖の効果もなくなる)

12.簡易東方装束【剣士風】
13.簡易東方装束【遊女風】
14.簡易東方装束【隠密風】
15.簡易東方装束【御内裏様風】
(派手めなデザインだが、材質はてかりの多い薄い生地なのが残念。それぞれをイメージした衣装になっている)

16.切子硝子ペアロックグラス
17.鋳物鉄風鈴
18.蜻蛉玉根付

リシェ > (王都の中に。こんな立派な、桜の木が、たくさん、たくさん。存在するなんて、知らなかった。
…もっとも、東方かぶれで知られるという、此処のご当主様の事だから。今回に合わせて、一斉に植えたのかもしれない。
裏事情は、ともかく。桜という花を見てみたい。そう思っていた、から。それが出来ただけで、満足。
明きもせず、お呼びの声が掛かるまで、そうしているつもりだったのだけど)

「…きゃ、っ。……す、すみませ…ん…」

(頭上ばかり、見ていると。ひっきりなしに、通り過ぎていく、大勢の人達と、ぶつかりそうになる。
今も、人影と擦れ違って、反射的に、声を上げてしまってから。何となく、後ろ姿を目で追うと。
…どうやら。花を愛でるだけでなく、屋台に舌鼓を打つ人達も、大勢が居る、らしい。
何となく。そちらにも目が向いて。)

「…おだんご…?です、か…?」

(一際響く、可愛らしい、呼び子の声に。首を傾げてしまう。
名前だけ聞くと。どんな食べ物なのか、さっぱり判らない、ので。
つい。ふらり。そちらに、歩みだそうとした…とたん。
ずいと。目の前に差し出される、一本の串に。目を白黒。)

「…っ、きゃ…!?」

リムリア > 「え? あの、私……お仕事中なので…っ!」

お礼にと押し付けられたポップコーン
塩味の効いているだろう大袋に入ったそれを持て余し。
余裕があったら屋台のものは食べて良いとは言われているけれど、
一応はお手伝いの依頼で雇われた身ゆえにわたわたと。

「あ、はい。どうぞー。」

ポップコーンを抱えたままという聊か謎の格好で、お団子を取りに来た着物姿の女性に対応し。

ギュンター・ホーレルヴァッハ > 「うむ。塩漬け……しょっぱくはないのか?」

リムリアの説明をふんふんと聞きながら団子を受け取る。
頬張った団子の甘さと、絶妙にマッチした桜の塩漬けに思わず頬を緩ませるだろう。

「……ふむ。美味である。東方の菓子とは興味深いものだな。御苦労。給仕も大変かとは思うが、貴様も祭りを楽しむと良い」

うんうんと頷きながらあっという間に団子を平らげ、満足そうな笑みと共にリムリアに礼を一言。
祭りの主催者でも無い癖に偉そうな口ぶりなのはご愛敬といったところだろうか。

リシェ > (という事で。いつも通りというべきか、流されるまま、に。
気付けば、某貴族の背後で、控えていれば良いだけだった筈、が。
同じく着物、但し正統派なのだろう、格好の。くるくる、忙しく働く女性が。
お団子という物を、配っている所に。その周りに、人々の集まっている所に。来てしまう。
『えーと…』と。おっかなびっくり。見回しながら。差し出された串を。もそもそ。口に。)

ネメシス > 「ありがとう、やっぱり可愛い子が出てくれると気持ちが良いわね。」

などと、スケベ心を表にするネメシス。
リムリアの和装姿をまじまじと、顔から足元まで眺めてからその場を離れ。

「大丈夫?
今日は無礼講だから皆気遣いが無くて。」

リシェがお団子を口にすると、おいしそうに食べてくれているので
ほっとするネメシス。

「何かあったら私でも誰でも気軽に読んでね、直ぐに駆けつけるから。」


ちなみにこの間、主催の東方かぶれの大貴族は浴衣美人二人の登場にやはり涙を浮かべていた。

リムリア > 「えと、塩味が良いアクセントになってると思いますよ。」

味見は基本。
ついでにレシピもしっかり覚えてきた。
披露する相手がいるかどうかは微妙だけれど。

「あ、はい。ありがとうございます。
 外郎とか羊羹とか、あとお善哉っていうお菓子…も、続けて出てくるので、期待してください。」

やっぱり偉い人っぽい。
自分とさほど変わらない年頃ではあるけれど、纏う空気が違う。
まぁ、それでも満足いただけたのなら、重畳というもので。
お菓子好きらしい少年に、厨房で今も調理中のそれらを案内して。

ギュンター・ホーレルヴァッハ > 団子を平らげ、こうなったら屋台の甘味は全て制覇する、くらいの意気込みで歩き出そうとした矢先。
団子を頬張る、というよりは少しずつ啄んでいるという様な少女に視線が向けられる。
己の記憶に間違いが無ければあの少女は――

「…初対面が王城の外になるとは思わなんだな。確か、リシェという名だったか」

何処かの貴族の付き添いなのか。王城での話題に事欠かない少女に声を掛ける。
尤も、彼女が此方の名を知っているかどうか、までは一切考慮していないのだが。

リシェ > 「は、い。…お酒も、入ってしまう、と。…皆様、気が大きくなる、もの、ですし…仕方がない、かと…?」

(運動神経皆無の、少女では、人混みを抜けられなかった、かもしれない。
そんな所へ、お団子を持ってきてくれた、だけでなく。心配もしてくれる、女性に。頭を下げて。)

「……は、ぁ。はい……ご迷惑を……いえ。宜しく、お願い、致します…」

(多分。謝るべき、じゃない。そんな場所だと、少しだけ、空気を読んで。
途上。お団子の、柔らかい甘さに。ふわ。と表情を緩めつつ。)

ネメシス > 「えっと…王族の方?」

思わず扇子で口元を隠すネメシス。
リシェに対するギュターの呟きを何気なく耳が拾ってしまう。

とはいえ、今日に限っては何ら対応が変わることは無い。
何せ無礼講なのだから。

ギュンター・ホーレルヴァッハ > 「ういろう…ようかん…おぜんざい……?
名前の響きだけでも旨そうな菓子だな。実に楽しみだ」

聞き慣れぬ異国の菓子に思いを馳せ、ついでに食欲も跳ねる。甘いものは別腹、と屋敷のメイド達が話しているのを耳にしたが、その感情が今なら良く理解出来る。

「とはいえ、直ぐに出て来るものでもあるまい。まして、今日は無礼講の祭りと聞いている。くじ引きとやらもしているらしいし、貴様も屋台を散策するくらいはしたらどうだ。
団子くらい、欲しい者が欲しいだけ持っていくだろう」

具体的には自分とか。兎も角、給仕に勤しむリムリアに屋台を指差しつつ、祭りを楽しんだらどうだと首を傾げる。
あの気前の良い屋台の者達であれば、可憐な少女相手にサービスくらいはしてくれるだろうし。

リムリア > 「あ、ありがとうございます。
 お嬢様のお着物も、華やかで良く似合って居ると思います。」

急に褒められて吃驚してしまうけれど。
これはアレだろう。酒場で給仕をしていると掛けられるお世辞と変わらないだろう。
美人なお姉さんに、笑顔を返し。

何やら聞こえてきた不穏な単語は、聞き流すに限る。
オーゾクとか、聞こえません。知りません。一般庶民には縁も所縁もない単語です。
こちらは職務を忠実に熟すだけと、持ってきたお団子を売り捌き。

香具師衆 > 「そもそもタダだよ! 持っていきな」

香具師たちの声が響く。
屋台の撤収迄あと半時間ほど。
ご利用は計画的にとかなんとか。

リシェ > (今日の、推し着せ。和装と言うには、いささか、邪道で。
ふわふわのパニエが、スカートを拡げたり、袖にはちらちら、レースが覗いたり。
それでも。どうやら、主催の大貴族には、満足がいくものだった、らしく。
何やら、感極まったような、普段は到底、向けられるような機会がない、男性からの視線に。
困ったように、目線をずらすと…)

「は、はぃ……ホーレルヴァッハ、さま、の。お顔は。存じて、おり…ます。」

(先程まで、主催と語っていた、別の貴族から。声を掛けられた。
こちらも。噂は、知っている。若いのに、色々、やり手だという人物。
頭を下げ…女性の方には。ぱたぱた。手を振って。)

「いいえ。…そんな、大した物では………ぁ。」

(少し。声が、残念そうに。やっと、一本食べ終える内に。売り子なのだろう、少女が。離れてしまいそう。)

ネメシス > 「私? いやいや、貴女ほどじゃないわね。」

お世辞にしては、視線が割とねっとりしているネメシス。
このまとわりつく様な視線は割とがっつりと酔っぱらった性質の悪い客で経験しているだろう。

酒は一滴も飲んでいないが、場の空気で酔ってきていた。
おまけに可愛い女の子が目の前に居たら、もはや堪えられるものでもない。

リシェ > (そして。うぅ。呻く。
大きな声だが。お城の貴族達とは違う、決して、威圧的や高圧的、ではない声が。
屋台の残り時間を、品数が減ってきた事を、告げている。
何もかもが、見るのも聴くのも、初めての物ばかり…だから。頑張って、手を差し出してみたいのだけど。
あまりに多くの、知らない人だらけ、の中で。ついつい、萎縮しがち。)

ネメシス > 「大丈夫?」

縮こまっているリシェの手を引くネメシス。
こうした場が慣れていない人の反応だと一目で気づき。

「良かったら、くじひいてみる?」

と、リシェの返事を待たずに手を掴み、勝手に屋台のくじを始めてしまう。

ネメシス > [3d6→4+5+6=15]
ギュンター・ホーレルヴァッハ > 「その様な類の立場の者、とだけ覚えておけば良いさ。どのみち、今日は立場等関係無く振る舞えるのだろう?」

此方の言葉を耳にしたらしいネメシスに、肩を竦めながら言葉を向ける。
折角出会えたのだから、興味があるのなら交流を深めれば良い機会なのだし、と。
普段利得行為でしか動かない己が言うのもアレだな、と内心苦笑いを浮かべつつ。

リムリア > 「お気遣いありがとうございます。
 じゃあ、次はお善哉かな。しばしお待ちくださいね。」

くじ引きに興味がないわけではないけれど。
主催者の手前、真面目に働いている格好は見せておいた方が良いだろう。
くじの方は最後の方で余ったら引かせてもらおうと考えて。

おずおずとしている、可愛らしい服装の少女の方は気になったけれど、
お姉さんが構ってあげているので大丈夫だろう―――別の意味で危ない気がしなくもないけれど。

何は兎も角、お団子を赤い絨毯の敷かれたベンチのような椅子の上に置き。
代わりに次のお菓子を取りに向かう。

香具師衆 > 「15番は簡易東方装束【御内裏様風】だよ!
 お嬢さんに似合うといいが」

くじの景品と一緒にイタ焼き渡す。
甘い豆のジェムと小麦粉と砂糖の生地をサカナ型の鉄板で挟んで焼いた菓子だ。

ネメシス > 「まあ、そうよね。
こんな機会、そうそうないわよね。」

ギュンターの言葉を聞き、東方かぶれの大貴族主催の”無礼講”に改めて面白みを感じているネメシス。
今日に限ってはどれだけ馴れ馴れしく振舞おうと、痛い目を見なくて済むのだ。

無礼者と追い払うお付きも居ない。

いや、厳密には居るのだろうが、東方かぶれの大貴族の前では歯噛みするしかないのだった。

ギュンター・ホーレルヴァッハ > 「…存外堅苦しいな。いや、まあ仕方の無い事だとは思うが」

少女と己の立場を考えればそんなものか、と溜息を吐き出しつつ、どうにもおどおどした様に見えるリシェにずい、と屋台を指差して。

「…屋台で食事にありつくくらいは罰が当たる訳でもなかろう。折角可憐な装いをしてきたのだから、食べ歩きくらいしてきたらどうだ?貴様を連れてきた主人がどうこう言うなら、私が口添えしてやっても良いしな」

初対面の立場で言い過ぎるのも如何なものかと思わなくも無いが。
折角の祭りなのだから楽しんだらどうだ、と傲慢で高慢な口調でリシェに声を掛けるだろう。

リムリア > 続いてトレイの上に載せて持ってきたのは、白い何かの入った黒いスープのようなもの。
色はともかく、漂う湯気の香りは甘い。
花は満開でも夜になればまだ冷えるこの時期に、温かいものが良いだろうというイタマエさんの気遣いだった。

「はい、お善哉参りました。
 甘いのが好きな方は、数量限定ですので、お早めにー」

リシェ > 「…すみ、ません。これが……人酔いと、いう物、なのでしょうか…」

(しゅん。肩を落とす間に。魚を模ったお菓子から、くじ引きの結果なのだろう、幾重にも重ねられた衣装から。
貰ってしまって、至れり尽くせり。
それこそ、少年貴族の言う通り、無礼講という事は、皆平等、の筈なのにと。

だから。一度、ぎゅ、貰い物達を抱き締めて、それから。)

「ぁ……の…!
わ、わたしも、その……そう、お願い、です…!
……屋台の事とか、此処…の食べ物とか。教えて…下さい、一緒に…!」

(立ち去ってしまいそうな、給仕の少女の背中へと。声を届ける。
一応、王族。そんな自分と、屋台巡りしてくれるなら。彼女にとって、働いている事になる、筈。)

ネメシス > 「あら?」

王女様の張り出した声にこれ以上の過保護は不要だろうと手を離して。

「あ、私も善哉頂くわね。」

最早宴も終盤に差し掛かってきている。
ネメシスはこれ以上の役割はないだろうと、善哉を受け取っては隅の方で好きに味わっていた。

ギュンター・ホーレルヴァッハ > 数量限定の甘味。ともなれば、己が動かぬ訳も無く。
そわそわ、といった様子でトレイに乗せられた黒いスープの様な物を眺めつつ。

「…これは、豆?大豆か何かか…それにしては色が…。それに、大豆がこんなに甘い匂いを発するものか…?」

興味津々ではあるが、流石にすぐ手に取るのは王族としての矜持が許さない。
取り敢えずは、御碗の中身を眺めながらその甘ったるい香りに頬を緩ませているのだろう。

リシェ > (そして。有る意味、発案の発端となった、少年貴族の言葉に対して。ぴょん。と、大きく、頭を下げてみせる。
屋台巡りを、思い切る事が出来たのは、間違い無く、彼のお陰だから。)

「…ありがとう、ございます。いずれ、また、お城の方で…っ。」

(ついでに。彼、だけでなく。更に主催の大貴族も、口添えをしてくれそう、ではあった。
後者の場合。和服少女の、組み合わせを。じっくり、愛でたいから、なのだろうけど。)

香具師衆 > 「おう、坊ちゃん目端が利くね。
 そいつぁ、さっきのイタ焼きにも入ってた豆だよ。
 もちろん砂糖も足してあるし、お餅……その白いのは粘っこいから喉に詰めないようにしてお上がんな」

手すきの香具師がギュンターやネメシスの居る方に気風のいい声を掛け。

リムリア > 「えと……私も、あんまり詳しくないんですが……
 それでもよろしければ…?」

はい、どうぞ。とお善哉の入った取っ手のないスープカップを近づいてきた少女に手渡して。
夜目に明るい白金の髪の少女からのお願いに、やや困ったように小首を傾げるけれど。
一緒にということであれば、お断りするのは選択外だろう。

トレイに載ったお善哉はさほど多くはない。
捌き切ってしまうと、少女の手を取り。

「分かる範囲で、ご容赦してくださいね?」

と、近くの屋台に突撃してみた。

香具師衆 > リムリアが突撃した屋台では。

「ここはリンゴ飴を作っているよ。
 小ぶりのリンゴに薄く飴を被せてある。
 舐めれば甘く、齧ればしゃくしゃくと口当たりがいい。
 遠慮せずお上がんな」

あとくじも引いちゃってと、深夜近くに天の声。

リシェ > 「ありがとう、ございます。
…いえ。わたしなんて。……ついこの間まで。お城の外を、何一つ、知らなかった位なので…」

(精一杯、頑張った声は。ちゃんと、彼女に届いたようで。
肯いて貰えて。一緒に、屋台を覗く事になる。
こちらに来てくれた、彼女と。リンゴ飴の屋台に、足を運びながら。

…良かった、と。ほんのり微笑みながら。
きっと、後押ししてくれた、そう言って良い。最初に、自分を招いてくれた少女騎士や、少年貴族に、もう一度。頭を下げて。)

ギュンター・ホーレルヴァッハ > 「うむ、良い一日を過ごすと良い。何せ、無礼講の祭りなのだからな」

頭を下げる少女を愉快そうに笑いながら見送る。
さて、慣れぬ事をしたものだと首を緩く振り――

「ほう、あの甘い豆か。成程。であれば当然甘い筈だな。
もち…おもち。団子の様なものだろうか…ふむ」

声を掛けてきた男の言葉を真剣に耳に入れながら、己も御碗を一つ手に取る。
何とも珍妙な見た目の善哉を恐る恐る口に含めば――

「……美味い。甘い。よし、屋敷でも作らせよう」

レシピと材料を早急に調べ上げねば、と固い決意を秘めながら舌鼓を打っていた。

リムリア > 「リンゴに、飴……ですって。
 申し遅れました、私、リムリアと申します。」

屋台のおっちゃんから、受け取ったりんご飴をひとつ、少女の方へと差し出して。
まぁ、ついでに自分の分も受け取ってしまうのだけれど、そこは主催者も許してくれるだろう。

「くじ引きって、これを引けばいいんでしょうか?」

さっさと引けという圧力が天からもたらされると、一瞬だけきょろきょろと周囲を見渡して。
くじをひとつ、引き抜いて。

香具師衆 > リムリアの引いたくじは [3d6→1+2+5=8]
香具師衆 > 「8番は、言語変化蜜糖【獣】だねぇ、今日の内に使っちゃって」

ちなみに会場のあちこち、食べ物のはけた店から店じまいをしている。

リシェ > (和装の少女が、二人揃って、屋台を覗き込みながら。
…少しだけ、繋いでもらった手に、きゅ。力を籠めるのは。
折角、知り合う事が出来た、その温もりを。きっちり、覚えておく為、だろうか。)

「…美味しそう、です、よね…?あちらの、お国の…林檎の、お菓子。
……ぁ。わたしこそ。……リシェと。お呼び下さい、ね…?」

(こちらにも。同じく、林檎菓子は、色々と有る。きっと、万国共通なのだろうな、と感心していれば。
そういえば、忘れていた。名前を聞いて。こちらも、少し慌てて。名乗り返しつつ。

こそこそ。袂から、財布を引っ張り出す。
今日は、先日、温泉に赴いた時とは、違う。ちゃんと、小銭を、貰っており。
それを、屋台の人に、差し出して。)

「今度は。わたし、自分で。……おねがい、しますね…?」

リシェ > (ちゃりん。籠に、小銭が入る音。それと一緒に、籤を引いて。) [3d6→2+4+6=12]