2019/05/04 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区【イベント開催中】」にコルガナさんが現れました。
コルガナ > 正午が過ぎようとしている富裕地区、シェンヤン公主からの降嫁に際して、貴族地区でも盛り上がりを見せている。
この一件の邸宅でも酒宴として貴族が集まり、享楽的な騒ぎが外からも聞こえる。

その邸宅に向かい一台の馬車が到着する。他の貴族たちの物と違い煌びやかな装飾は無いが
よく整備されている頑丈な作りの逸品だった。護衛に二人の軍服の男が馬を走らせ後から続き
駆け足で馬車の方まで向かうと、降りてくる男を迎える。
馬車から降りてくる男は、他の貴族と違い光る装飾に身を固めている訳ではないが
最低限の装飾を一つ胸に飾り、洗練されている黒の、政治家らしい衣服を身にまとっていた。

男が会場に入り何人かの貴族に迎えられるのを適当にあしらうと、給仕からの酒を一つ受け取り
その様子を遠目から伺っていた

コルガナ > 夕方になるまで貴族たちの社交辞令を聞いていた。特に身になる話も無いまま
収穫も無く、コレ以上長居しても仕方ないと、軍服たちを呼び出し、ある程度主催を持ち上げながらも
馬車に乗り込み、王城の方へ戻っていった

ご案内:「王都マグメール 富裕地区【イベント開催中】」からコルガナさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区 裏通り」にインファさんが現れました。
インファ > 空高く月が昇る頃、篝火も疎らな富裕地区の裏路地に、ひっそりと佇む少女が一人。
冒険者ギルドから、名指しで依頼があるとの話を受けたのが今日の昼過ぎ。
依頼内容は、夜の富裕地区裏通りで直接会って話がしたい、とのこと。
あからさまに怪しげではあるが、ギルドとしても貴族から受けた依頼は断りにくいらしい。
『依頼の受諾可否は問わないが、どちらにせよ依頼主と直接話をつけてほしい』等という始末。

「――さて、依頼主が来るか、来ないか。悪戯ならその方が、面倒がなくて済むけれど」

表通りから一本入ったそこは、喧騒も遠くから聞こえてくる程度。
薄暗い静けさに満ちた通り。その一角の壁に身を預けながら、少女は静かに人待ちだった。