2018/07/26 のログ
クリス・ナイツ > 「特に何も思い浮かばなかった……」

今までお金をどう稼ぐかなぞ考えたことがないお坊ちゃま暮らし。妙案が思いつくはずもなく、家の前に着いてしまった。

「このままじゃ甘いものが思う存分食べれない……
また明日何か探すしかないかー」

今日はもうジャスミンティーでも淹れて寝よう。
そう心に決め、屋敷へと消えていった。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からクリス・ナイツさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にフェイさんが現れました。
フェイ > 正午に近づき、空腹を感じて自宅の傍まで帰ってくる。
しかし家に帰る気になれず、外の通りを歩いていた。
他の場所よりは治安が良く、襲われることは無いだろうと少しだけ気を緩めていた。

仕立ての良い男物の服を着て、長めの髪を後ろで括っている。
身長は160ほどで華奢だが、整った容姿をしている。
服装からぱっと見少年にしか見えないが、勘が鋭い者や観察力があるものは少女だとわかるだろう。

この暑さで日向を歩いていると、じわりと汗が滲んでくる。
どこか建物に入りたいが、家に帰るのは悩むところだ。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にセイン=ディバンさんが現れました。
セイン=ディバン > 「……チッ。ハズレだな」

太陽が大地を照らす正午付近。男が富裕地区の商店から不満そうな顔で出てくる。
どうやら、並んでいた商品が不満だったようで。男は次の店を目指す。

「しかし、あぢぃ」

太陽からの熱を感じ、汗を流しながら男は道を行く。
男の職業、冒険者にとって物資補給は重要な生命線だ。
銃弾、回復薬、ロープ、ランタン、各種食料。
砥石、包帯、その他もろもろ。
男もまた、生き抜くためにそういった買い物をしているのだが。

「んあ?」

道すがら、少し気になる人影を見た。遠くから見ると華奢な男。
どこぞの貴族のボンボンか、という所だが。
何かその姿には違和感があり。男はその人影へと近づいていく。

「なぁそこのアンちゃん。ちょっと話いいか?」

それなりに近づいたところで声をかけてみる。
相手に警戒させないよう、距離はおおよそ5メルトル。
男は相手に向かい、ひらひらと手を振っている。

フェイ > 炎天下の下、宛もなく歩いていると不意に声が掛かる。
見れば少し離れた所から冒険者らしき男が手を振っていた。
すぐに相手に近付かない辺り冒険者らしいと考える。

「――僕ですか?」

自分を指さして呼ばれているのかを確認する。
首を傾げるが表情の変化が乏しいので何を考えているか分からない。
取り敢えず近付いて間合いには入らず話をする。

「……何でしょうか」

自分に用があるのなら、何だろうか。
貴族の子がこんな所で歩いているな、とか文句言うのなら怪訝な顔をするだろう。

冒険者なんてあったことは無いので知らないが、相手の姿を観察する。
初対面の人物の観察は癖だが、本質は見抜けない。
まずは服装に興味を持った。

セイン=ディバン > 相手を無駄に怯えさせても仕方ない、と。
男は距離を詰めきらずに相手に向き直り。
一応、表情はニコニコと笑顔なままだ。

「そう、お前さん」

自分を指差す相手の姿に、うん、と頷く男。
相手が距離を詰めないのであれば、男もまたその距離を維持したまま話を続ける。

「いやぁ。別になんてことは無いんだけどさ。
 ……暑いのと、腹が減ってて。気分が参ってるんだ。
 もし良かったら、奢るからさ。この辺りの美味いメシ屋に案内してくれないかな、と思って」

額の汗を拭いながらそう言う男。瞬間、男の腹が鳴る。
苦笑しながら相手に向かい目線で『どうだい?』と尋ねる男。
どうやら男は本当に食事を一緒に取りたいと思っているらしい。

フェイ > ずっと笑顔な男を見つめ、対人能力が高いという印象を受けた。
冒険者というのは色んな国で色んな人と話すのだろう。
距離感というのは大切だと再確認した。

「あぁ、はい」

相手が無理に距離を詰めて来ないので、こちらからも近づくことを遠慮しておく。
危険ではないと分かれば近づいても大丈夫だろう。

「僕よりも大人に声を掛ければ良いのでは…?
 美味しい食事を提供してくれる所くらいはお教えしますよ。
 何かこういうのが食べたいっていうのありませんか?」

男の腹時計の音に目を丸くするが、クスッと微笑む。
相手の顔を見ると肩を竦めて『僕の好きなとこは…』といくつか先の角の先を指す。

セイン=ディバン > 普通に考えれば見ず知らずの人間に声をかけられたら。
逃げるのが普通だと思うのだが。
相手は逃げずに会話を続けてくれた。

「すまんね。このエリアは不慣れで」

近づいてくる相手に、軽く頭を下げる男。
そのまま、また腹が鳴り……。男は相手と僅かに距離を取りつつ。

「いやぁ、どうしてもお前さんに声をかけたかったんだ。
 そうさなぁ……辛くて、スタミナがつくものがいいなぁ」

相手に案内されつつ、男はゆるり、と相手に近づく。
そのまま、こっそりと。周りの人間に聞こえないように囁く。

「いくら男の格好をしてても、分かるやつにはバレるぜ?
 この国だったらこういうエリアでも安全じゃあない。
 ……護衛ついでにランチ。どう?」

くすり、と笑う男。半分は確信している。
正直、もう半分はハッタリだ。

フェイ > 護身術は習得しているし、距離を取って話しかけて来たような相手なので突然襲われはしないだろうと考えている。
鞄の中にナイフも持っているし、いざとなったら逃げてしまえば良い。

「貴族には見えないし、繋がりがあるとは思えませんしね」

無表情でスパッと毒を吐く。
富裕地区に来ると機嫌が悪くなるのも悪い癖だ。

「…?何か目に止まったのでしょうか
 スタミナがつくような…そうですね…」

自分は少食でスタミナがつくような重いものは全部食べきれないのだが、何か軽いものにしようと。
男が近づいてきたのを不思議そうな顔で見た。

「…!流石、人の観察は得意ですか?
 護衛はありがたいですが、後ろから刺さないでくださいよ?」

凹凸が少なく背が高いと言っても体付きは柔らかい。
困ったような笑みを浮かべて言った。

セイン=ディバン > 見た目は若いのに、随分と冷静だな、と。男はそう相手を観察する。
ある程度の場慣れをしているのだろうか、と。

「ははは、そうだな。俺を見て貴族だと思ったやつがいるなら……。
 そいつは診療所に行かないといけないな」

相手の言葉に声を上げて笑う男。男はかなり貧しい場所の出だ。
富裕地区があまり好きでないのは男も一緒だが。

「そりゃあまぁ。目に付いたねぇ。
 暑い日は辛いものに限る。って言うと周りの奴等に変に思われるんだよな」

まぁ、キミのおすすめする店ならどこでもいいさ、と言いつつ。
男はついに踏み込んだことを口にした。

「まぁね。仕事柄。キミの男装は完璧だが……。
 歩き方が誤魔化せていない。ウェイトバランス。腰骨の蠢き。
 ははは、刺さないさ。刺すならベッドの上ってのが主義なんだ」

読みがあたった、と判断しつつ。更に相手の振る舞いに舌を巻く。
こうなっても逃げ出さずに話を続けるとは、度胸が据わってるな、と思いつつ。
刺さないよ、と下ネタを織り交ぜつつ笑うと、相手に『じゃあ行こうか?』と視線と首の動きだけで促す。

フェイ > 両親たちが自分の身は自分で守れという人たちだったので、街に出て騎士に習っていた。
唯一心配してくれたのは年の離れた兄だけだったか。

「あなたは、冒険者でしょう?
 何か慣れた感じがするので」

貴族ではないと感じたのは涼しそうな格好のせいもある。
どこか売っている店はあるだろうか。
財布は持って来ているし、あったなら選んでもらおう。

「子供がこんな所に一人で…って?
 僕も辛いもの好きですよ。暑い時でも」

辛くてスタミナがつきそうなもの…と考え、思いついたのか小さく頷く。
男の言葉に驚いて少し戸惑った。

「大抵の人にはバレないのですが、凄いですね。男性の立ち居振る舞いも学んでおきます。
 でもそれが本当だと断言出来ますか?
 ……ベッドの上でも刺しては駄目でしょう?」

指摘されれば隠すつもりも無いので飄々と話す。
声もあまり気にしていないため、中性的だが少し高い声をしているだろう。
知識が無さすぎて下ネタが通じない。
こくんと頷いてこっち、と歩き出す。

セイン=ディバン > 少なくとも、この国、この街で生きるにはある程度自分の身を守れないといけない。
安全そうに見える場所だって。この国には確実な安全などないのだ。

「ご明察。鋭いね。
 慣れた感じってのは……。良くないなぁ」

自分の力や仕事が臭うのはあまり良くないな、と男は笑う。
普段は無駄に力を誇示する必要など無いのだから。

「いや? そういう意味じゃあないさ。
 お、気が合うねぇ。やっぱ暑い時は辛いものだよなぁ!」

ずばりまぁ、目を引いたのはその歩く仕草のせいなのだが。
男は、相手に笑いながら、辛いものを暑い時に食べる良さをアピールする。

「いや、実際ほぼほぼ完璧だったさ。ただまぁ、歩き方はクセが出るからな。
 断言、ね。そりゃあできないなぁ。ははっ。
 ……あー、うん。今のは忘れてくれ」

相手の言葉に、フォローするように言う男。そのまま、相手に追従し歩き出す。
下ネタが通じないことを確認すれば、申し訳なさそうな表情でその下ネタについて謝罪する。
あまり、そういうことを知らない相手に毒を注いでも良くないだろう、と。

「改めて。俺ぁセイン=ディバン。冒険者だ」

よろしくな、と。握手は求めぬものの、笑顔で言う。

フェイ > 一見治安が良さそうでも、どこに悪い人が居るのか分からないような国だ。
民を守るはずの衛兵まで見て見ぬふりをしたりする。

「僕はまだ学生ですから、何をしようか決まっていないんです。
 対人能力は高そうだと思いましたよ」

良くない、とはどういうことだろうか。
冒険者は色んな所に行けて憧れるくらいだが、他に何かやっているのか。

「そうですか…?
 暑いとか寒いとか関係なく好きな物食べたいですよね」

どういう意味なのか追求はせず、首を傾げる。
いつ何を食べても美味しいのだから、暑い時に辛いものも良いものだ。

「癖は抜けないですからね…精進します。
 実際に身体でも見れば納得するんでしょうけどね。
 あ…はい。殺されないなら大丈夫ですから」

まだ駄目だったか、と明らかに下を向いて落ち込む。
身体は女性の象徴は恐ろしく控えめだが、全く無い訳ではないので見れば分かるんだろうな、と軽く言って。
鼻歌を歌いながら案内すべく進んでいく。

セイン=ディバン > この国の全てが悪い方向に向かっているとは言わない。
だが、様々な部分に腐敗が及んでいるのは間違いではなかった。

「へぇ、学生。いいねぇ。俺ぁそういう所には通えなかったから……。
 いや……あまり顔と名が売れるのは。良くないんだが」

相手の言葉に、羨ましい、とばかりに言うが。続く言葉には困ったような表情をする。
もとより女癖の悪い男だ。悪評はこれ以上いらないし、恨みを買ったりするのもごめんなのである。

「ははは。まぁ気にしなさんな。
 そうそう、そういうことだな。好きな物を食って英気を養う、と!」

あまり深く説明しても、なんだか変態みたいだからやめておいた。
相手の言うとおり。好きな物が食べられるというのは、割と重要な幸せである。

「まぁ、キミの腕前ならすぐに習得できるさ。
 ……いや~。うん。まぁ。それは見れば分かるだろうけどさ。
 ははっ、殺さないさ。女に手を出すのは、よっぽどのことじゃなきゃしないからさ」

落ち込む相手を慰めるように言いながら、男は相手に着いていく。
仕草や言葉から、ある程度の経験などを積んでいるのは分かるが。
どこか、何か不思議な雰囲気のする少女だ。
当然、女だと看破して声をかけた以上、男としてはチャンスがあれば、位のことは考えているのだが。

フェイ > 危険を指摘してくれたり、守ってくれようとしたり、この国の一部が悪くなっていることに気付いているのだろうか。
差別や犯罪を無くして、皆仲良くなれたら良いのにと思う。

「意外と真面目で良い生徒って言われてますよ。
 学びは役に立ちますからね。
 ――じゃあ、悪い人なんですか?」

社会で生きていく上で知識というのは大切なものだ。
今のうちからしっかりと身に着けておかねばならない。
セインの言い方から、何か悪いことでもしたのかと思い尋ねる。

「気にはなりますが、気にしないようにします。
 好きなものは好きだし、いつでも美味しい」

気にしないと言われれば頭の奥に封じ込める。
忘れることは簡単だ。

「男の人を観察して動きを盗みたい…あわよくば一日中ずっと観察したい。
 ……紳士的ですね。女性に優しいのは良いことです」

真面目さが変なところで熱を入れる。
まずはセインを観察しようとじいっと見つめ。

「あ、名前…フェイって呼んでください」

思い出したように偽名もとい愛称を告げる。

セイン=ディバン > 相手がどういう主義を持った人物かは分からないので多くは語らないが。
基本、男としてはこの国がどうなろうと知ったことではないと思っている。
男にとっては、魔族、人類が共存さえ出来ればいいのだから。

「意外かぁ? キミからは真面目な雰囲気が出てるぜ?
 ……う~ん。そうだなぁ。少なくとも、善人ではないつもりだが」

かといって悪党と名乗るつもりも無い。だが、あえてこの男を分類するのであれば……。
悪人であると言っていいだろう。しかも、小悪党タイプだ。

「カハッ。キミは正直者なんだな。
 それに、気持ちいいくらいに真っ直ぐだ」

相手の言葉。その一つ一つに笑う男。
なかなか、面と向かって『気になりますけど気にしません』なんて言える人間はいないだろう。

「おいおい、その呟き。聞かれたらヘンタイさんだと思われるぞ?
 いや~、紳士って訳でもないんだけどな。実際、状況によっちゃあ女相手でも戦うし」

相手が呟きながら見てくるのを、苦笑して『いやいや、俺なんか見ても』と。手を振っておくか。
そのまま、ここ最近戦った女性について考える。
誰も彼も自分より格上だったりするので、どうしても思い出して面白い記憶ではない。

「あぁ、よろしく。フェイか。
 いい名前だな。……ふふっ。
 せっかくの出会いだ。早く店に入って、キミのことを詳しく聞きたいねぇ」

相手に名乗られれば、にこりと笑い頷く男。
どうやら下心が膨れ上がってるらしく、なんだか言葉の端々がちょっと怪しい感じである。

フェイ > 男を見ては、どういう思考をする人なのかと考える。
この街を、人を、世界を、良くしたいなんて大きなことを考えてみたり。

「よく言われます。一人で抱え込む、って。
 善人ではない、でもその方が興味深いですよ」

真面目過ぎて何度心身共に消耗したか。
興味深い、と言っておきながら危険を察知し少しだけ離れてみる。
冗談だが、男はどう出るだろう。

「言葉を濁すのは得意じゃないので。
 それでも言葉の知識が乏しいですけどね」

愉快そうに笑う男につられて薄く微笑む。
正直に接した方が良い時と、濁した方が良い時とあるが、なんとなく今は前者で話している。

「ヘンタイじゃありません…!探求心が強いだけです。
 戦いは得意じゃないですね…賭け事とかの勝負なら」

男の言葉に焦って訂正する。
動きを観察するのはやめたが、着ているものが気になって視線を向ける。

「……こちらこそ、セインさん。
 話せる範囲なら何でも話しますよ」

にこ、と控えめに笑って

セイン=ディバン > こうして知り合った相手のことを考えるのは、なかなか楽しいものだ。
相手の思考、主義。それらから学べることは多い。

「ははは、そうだな。キミはまだ若いんだろうから。あまり抱え込まないほうがいい。
 ……興味深い、ね。例えばだが、俺がキミを狙ってる犯罪者だったらどうするのかな?」

目の前の相手が色々と抱え込むのはなんとなく想像が出来た。
少し距離を取られれば、一度立ち止まり、相手のほうを見てニヤリと笑う。
相手同様、反応をうかがう構えだ。

「時には言葉を濁すことを覚えたほうがいいけどな。
 特に危ないところに行くときは」

これは経験からのアドバイスであった。
この国で生きる以上、ある程度処世術は覚えておいたほうがいい。

「すまんすまん。探究心ね……。
 戦いも、やりかたは覚えておいたほうがいいぜ?
 ……って、どうした? ジロジロと見て」

やはり年齢の差か。どうしても相手に対してアドバイスじみたことばかり口にしてしまう。
と、そこで相手が自分の姿を見ていることが気になり、そう尋ねた。

フェイ > その人のことを良く知れば、仲良くなれると思う。
相手のことをもっと知りたいと考えていた。

「一度体調を崩して、体が弱くなってからは適度にストレスは発散するようにしてますよ。
 そんなこと、無いと信じたいですが…絶対に敵わないと思うので逃げますかね?」

肌が白く華奢なのは、貴族だからという理由だけでなく、体が弱いせいでもある。
相手が立ち止まればこちらも止まって少し悩む。
力では敵わないので、小柄故のスピードを生かして逃走するか。

「言葉の使い方は学んでます。
 先日貧民地区へ行った時も言葉遣いは、問題ありませんでした」

言葉遣い以上に色々と気を使わなければならない場所だったが、それは黙っておく。

「刀剣の扱いならばある程度。
 ――いえ、涼しそうな服だな、と」

経験を通してか、アドバイスをもらうのは嫌ではない。
素直に聞き入れて、今後に生かすとしよう。
ふっと視線を逸らし、また無意識のうちに観察してしまったと俯いた。

セイン=ディバン > 男もまた、このように友好的に話せる相手となら会話するのは好きだった。
少なくとも、だれかれ構わずケンカを売るのが得だとは男も思わない。

「それならいいがな。人間、ムリしないのが一番だからよ。
 ……ハハッ。賢明だ。戦って勝てないならば、逃げるのが一番だ。
 それが分かってるってことは、キミはそこいらのチンピラよりはずっと上手だよ」

体が弱い、と聞けば少し心配そうな表情になるが。あまり過度に反応しても失礼かと思う。
そして、相手が立ち止まって返答すれば。その答えを褒めるように言い、また相手に着いて移動するだろう。
引き時が分かっている、というのは時に戦闘能力よりも重要だ。

「いやぁ、そういう意味ではないと言うか。
 世の中には、人の言葉尻を捉えて詐欺を働くやつもいるしだな」

言葉遣い、というとはまた違うんだが、と言おうとするが。
上手く言語化できず、男は、まぁいいや、と言うように手を振る。
おそらくは自分よりも賢いであろう相手に説教もあるまい。

「そっか。まぁ、腕は鍛えておいて損は無いぜ。
 あぁ……これは。なんていうか。ちょっと縁があってな。
 東の地の服なんだが……実際涼しいぜ。こういう服に興味があるのかい?」

ある程度、が謙遜かどうかは判断できなかったが。
なるほど、学生ならそういうことを訓練しているのも、この時代なら普通か。と男は考えた。
服装について聞かれれば、男はそう尋ね返す。
もしも相手が欲しがるのなら、入手できる店を探してもいい。

フェイ > 「無理しなくても怠けますけどね。
 子供が大人に勝てるのは、余程特殊じゃない限り無理でしょう。
 特に貧弱な僕と、冒険者のセインさんとでは」

体が弱くても構わずに外へ出て歩き回ったりする。
そのせいで風邪をひいたりすれば説教コース不可避だが。
実際、相手と自分では体格も経験も彼の方が上で、勝ち目が無さそうだ。

「近すぎず遠すぎず、上手くやれば襲われないで済みますから。
 人の弱みに付け込んで騙すのは良くないですよね」

治安の悪いところにいるそういう輩との接し方を、もう一度改めてみようと決意する。
襲われたことは無くても、いつあるかわからない。

「体術ももう少し上手くなりたいです…
 東の地の…ええ、いつもこういうきっちりした格好なので暑いんです。
 涼しくて…脱ぎ着が簡単なら欲しいです」

体術は重心を意識すれば大男を転ばせることが出来るが、簡単には出来ないので体で覚えたいと。
服についての話題にぱっと明るい顔をし、遠慮がちだが欲しい、と告げ。

セイン=ディバン > 「そういうことさ。休ませられる部分で休む。抜くところで抜く、ってこったな。
 いや……どうだろうなぁ。特殊かどうかはともかく。
 実際俺とキミがタイマンで真正面から戦ったら……勝率は五分五分ってところじゃないか?」

相手の言葉に頷きつつ、男はそう言った。これは謙遜などではない。
男は確かに経験豊富だが、実は戦闘能力はそんなに高くはない。
万年中堅どころの冒険者。それが男の世間からの評価だ。

「そうさな。後は人を見る目を養う、って所か」

ここまでの会話で、相手が実に気持ち良い実直さを持っていることは分かった。
なので、ついつい。汚れた世界の人間としてはアドバイスをしてしまう。

「体術は経験と、基礎鍛錬しかないからな……。
 ははは、だろうと思ったよ。遠目に見たら貴族のボンボンにしか見えなかったもん。
 ……そうだな。着るのはコツがいるが、脱ぐのは楽だぜ。
 なんなら、ちょっと見に行くか?」

この近くに、服を扱ってる店もあったはず。なんなら食事前にちょっと寄ろうか、と。
男は、今度は自分から前に出て道案内をし始める。

フェイ > 「家に居ても気張ってるから…あ、読書の時は気が抜けますね。
 …やってみます?死なない程度に、勝ったら負けた方に何でもひとつ命令していい、みたいな」

読書が好きで、読み始めると集中して周りで人が騒いでいても気づかないほどだ。
冗談半分で提案してみる。
勝てたら勝てたで嬉しいし、負けたら自分の未熟なところがわかる。

「人を見る目は鍛えている途中です」

『骨董品を買うときは売り手も観察すること』と骨董好きで偽物を掴まされたくない兄が言っていた。
骨董品以外でも使えると思うが。

「基礎鍛錬は出来ても経験が…
 街で襲われないように兄さんのお下がりをもらったんです。
 …!見に行っても良いんですか、行きたいです!」

嬉しそうに声の音量を上げ、嬉しそうに言う。
相手に自分が似合いそうなのを選んでもらおうと。

セイン=ディバン > 「へぇ、読書……。俺も読書は好きだぜ。
 ……結構。闘争心グッツグツなタイプなのか?」

最近は読書も出来ていないが、と内心思いつつ。今度また書物でも買うかと計算していれば……。
相手のいきなりの提案に、男は苦笑しながら思案するそぶりを見せる。

「はは、そっかそっか」

鍛えている途中なら何も言うまい、と。男は申し訳なさそうな顔になる。

「……よ~し。そういうことなら。
 服を買ったら、勝負といくかい? それこそ。さっきフェイの言った条件。勝ったら何でも言うことを聞かせられる、ってやつで」

相手が嬉しそうにすれば、男はう~ん、なんて言いながらそう提案する。
とりあえずは服を勝手からだが、勝負という形式で実践訓練なんてどうか、と提案。
しかし……。

「ただし先に言っておくと、俺が勝ったらフェイにエッチなことするぜ?
 それでも良ければ、だけどな」

男は相手を見ながらニヤリと笑い、そんなことを口にした。

フェイ > 「物語の世界に入り込むと、自分が主人公になったみたいで楽しいです。
 命を懸けるのは嫌いですが、賭け事のような勝負は好きです」

今も鞄の中に小説が入っている。最近は冒険ものがマイブームだ。
勝つか負けるか大博打。スリルのある勝負は好きなので、真剣な顔で語る。

「悪い人かそうでないかは、わかりますよ」

少し得意げに言うと、申し訳なさそうな顔をする相手を不思議そうに見る。

「精一杯頑張ります…!
 条件はこちらから出したので、それで良いです」

実際男にしては小さいので襲われかけることはある。
経験をするのは良いことだと大きく頷いた。

「…こちらが勝てば良いのです。問題ありませんよ」

エッチなことと言っても身体を触るくらいのものだろうと無邪気な笑みを浮かべる。

セイン=ディバン > 「あぁ、なるほどね。俺はガキのころ勉強できなかったからなぁ。
 ハハハ、そうなのか。結構意外だな」

逆に男はもっぱら古文書や専門書を読むのが好きなタイプだ。
そして、相手がイメージと違うことを言い出したので男はちょっと目を見開く。

「そっかぁ? だったら俺みたいな悪人と一緒に歩いてないだろうさ」

相手の言葉に、男はくすくすと笑う。とは言っても、男自身外道であるつもりはないのだが。

「おぉ、良い気迫だ。だったらまぁ。
 ……お、ここだここだ。確か……。
 店員さん、すまんが。俺が着ているような『キナガシ』の在庫を見せてくれないか」

相手の乗り気な様子に笑いつつ、目的の店の中に入り、店員に声をかける男。
店員は店の奥に行き、男は、相手のほうを見る。

「オッケオッケ。ならまぁ、服を買ったら勝負な?」

そして、相手同様男も笑顔になる。
無論、勝負である以上は男も負けるつもりはない。

フェイ > 「一般常識と仕事に関する知恵だけあれば生きて行けそうな気もしますけどね…
 意外ですか?誰でもあのスリルは興奮するものだと思いますよ」

そこに本があればどんジャンルでも読むため、魔法や薬草の知識なども趣味程度にある。
一見真面目だが、わくわくすることは好きなのだ。

「話が通じる分まだ安全です」

悪人、と言っても出会った瞬間襲ってこない限り大丈夫だと思う。
しかし本当に怖いのは善人っぽい悪人か。

「怪我はさせないように本気でやりますね。
 ……その服、『キナガシ』って言うんですか…」

相手の言葉を聞き、服の名前を悟る。
聞いたこと無い名前だから、本当に東の地独自のものなのだろうか。

「似合うやつ見繕ってくださいね」

わくわくと期待したような目で店員が消えていった店の奥を見つめている。

セイン=ディバン > 「いやぁ。知識はあればあるだけいいさ。特に俺みたいな職業のヤツはな。
 確かにそれはそうだが……」

知識は多くても困らない。腐らぬ財産、であるということを男は知っている。
しかして、相手の乗り気な様子にさすがに男も面食らう。
これは、なかなか面白い子だな、と。

「どうかなぁ。ま、これはいくら言っても水掛け論か」

話が通じるのもいいことばかりではないのだが。
それは言葉で言っても理解しづらいだろう、と。男は言葉を切る。

「まぁ、そりゃあそうだな。じゃなかったら訓練にならん。
 ん? あぁ、らしい。俺も教えてもらったことだから、半端な知識だが……」

相手の言葉に、困ったように笑う男。
何せ東の地なんて行ったことはないのだから、知り合いからの情報だけが頼りだ。

「おうさ。任せときなって。
 ん……来たみたいだな」

明らかにワクワクしてる相手に、笑顔を見せる男。
丁度その時、店員が服を持って奥から出てきた。
次々に並べられるそれは、様々な色だ。
赤、青、紫、緑……どれもが淡く、上品な色であり。
男はふむふむ、とその着流しに視線を向ける。

フェイ > 「知識があれば職の選択肢も増えるし、学びは大切にしていきますよ。
 セインさんも賭け事とかしたことあるでしょう?」

真面目でつまらないとか思われるのは勝手だが、実際は面白いことが好きだ。
貴族らしくないと言えばそうかもしれないが。

「本当に悪人だと思ったら逃げ出しますよ」

最初よりずいぶん距離が縮まっていて、逃げようとしても下手したら捕まりそうな距離。
しかしあまり気にせず、離れようとはしない。

「教えてもらっても、身体が動かなければ意味がない。
 でも教えてもらわなくても、身体で覚えれば戦えます。
 良いな、僕も国外に行ってみたいです」

ぐっと、拳を握りしめてはっきりという。
国から出たことすらないので羨ましいと思い。

「う、わぁ…凄いんですね…」

色とりどりの服を並べられ、年相応の少女のような反応をする。
どれが似合うのだろうと相手を期待した目で見つめ。

セイン=ディバン > 「んだな。そりゃあそうだ。若いんだし尚更だ。
 ……まぁなぁ。賭け事、大好きだぜ?」

相手同様、男も賭け事とか楽しいことは好きだ。
というか、生き方もある意味冒険者なんて賭けで生きてる訳だが。

「ははははは。そりゃあそうか」

相手の言葉にゲタゲタ笑う男。少なくとも、この相手はその辺りの勘は働く子だと分かっている。

「……いいね。気構えはできてるじゃん。
 ……さぁて。それはどうかなぁ……。
 はは。たまには外もいいもんだぜ。いろいろ勉強になる」

相手の言葉に、男はニヤニヤと不敵な笑みを浮かべるのみだ。
それは、あるいは相手を苛立たせるかもしれない。

「結構品揃えいいな。
 さてさてぇ……」

相手が喜ぶのを見て、男は真剣に服を選ぶ。
どれも似合いそうだが、せっかくなのだから一番似合うのを選びたいのだろう。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にフェイさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にフェイさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にフェイさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からフェイさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にフェイさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にフェイさんが現れました。
フェイ > 「セインさんより吸収力は高いと思いますよ。
 話がわかる人で良かったです。僕も大好き」

わざと年の差を思わせるようなことを言って相手を煽ってみたり。
人生なんてほとんど賭けで出来ていると思っている。

「暴力や命の危険は察しますよ」

その前に捕まってしまえば抵抗は出来ないのだが、話している感じでいきなり手を出してきたりはしないだろうと。

「ある人から国外に出るための誘いは受けているんですけどね。
 戦闘能力は低いから、頭を使って役に立たなくては」

相手の顔を見るが普段からあまり苛立ちは感じないので、何とも思わない。
が、少しもやっとして。

「好きな色とか似合う色とか分からないですけど…」

服を選ぶ様子を嬉しそうに眺めている。
人から見た印象は自分と違う感じもあるが、似合えば良いのだ。

セイン=ディバン > 「お、言うなぁ。まぁでも事実その通りだろうな。
 しかしまぁ、何事もほどほどが一番だってのも事実だしな?」

相手の口調や息遣いから、それがからかいのようなものだと判断し、男は笑う。
しかして、あまり賭けに夢中にはなりすぎるなよ、とアドバイス。

「はは、結構な自信だな」

油断さえしなければ、という所か。と相手を見て思うが。
確かに咄嗟にこの相手を捕まえようとして、それが可能かどうか。
なにせ男も随分な年齢なのだ。

「へぇ? いいんじゃないか? そういう誘いには、乗れるときは乗るのも手だぜ」

面白そうな話だなと思いつつ、これも年長者としてのアドバイス。
どうにも。この子相手にアドバイスが増えるのは本格的に年齢を自覚してきたからか。

「そうさな。……うん。これだな。
 店員さん。コイツに合うサイズの、この色のを」

相手の言葉に生返事をしていたものの。男は大きく頷き、薄い青の着流しを指差した。
店員は笑顔で、相手の体格をチェックすると。また店の奥へと引っ込み……。
すぐさま、丁度いいサイズのものを持ってきた。

「試着してみたらどうだ? 買ったはいいが、やっぱりちょっと、ってあるかもしれないし」

フェイ > 「軽口が叩けるまでには打ち解けたって事ですかね。
 賭け事に現を抜かしていると失敗しますからね…」

楽しむように、にっと笑って相手を見る。
賭け事も何でも、程々が丁度いい。

「気配を消していきなり、とかだと危ないですけど」

服を眺めているため、背後から襲われれば危ないかもしれない。
でも、ちょっと抵抗すれば逃げられるだろう。

「誘いには乗ろうと思ってますよ。
 それに、あの…特別な人なので…」

少しだけ顔を赤くして俯く。
あの人の役に立てるのなら国内も国外も関係無いのだが。

「え、あ…これ…凄い好きな色です…!
 僕も好きで、似合っているなら良いですね」

選んでもらった服を見て目を輝かせる。
店員さんが店の奥へ行くと自分に合うサイズを持ってきてくれた。
試着したいが、着方が分からない。

「あの…着方教えてください。
 嫌じゃなければ着させてください…」

セイン=ディバン > 「ま、そういうことかな?
 それが分かってるなら大丈夫さ。ほどほどにするなら、やっても、な」

相手同様、笑いながら相手を見る男。打ち解けた、というのは確かにあるのだろう。
初対面でここまで話をするのは、この男にしては珍しいのだ。

「そっか。まぁ、気配察知も慣れればできるようになるさ」

当然、この男の気配隠蔽はかなりの腕だが……。
半端な相手であれば、その気配を察知するのは経験でなんとかできる部分がある。

「……へぇ? なるほどね。
 つまりその人がフェイの『イイ人』って訳か」

不意に見えた女の子な一面に、男がくすくすと笑う。
可愛いところあるじゃないか、と。

「おぅ。そうかそうか。
 やっぱり、似合うと思うんだよな。瞳の色と引き立てあって」

自分の見立てを褒められれば、やはり嬉しい。
だが、次の一言にはさすがにぎょっとしてしまう。

「お、おいおい。それは……。
 あの、あのなぁ。俺ぁさっきも言ったとおり、キミとエロいことをしようと思ってる男だぞ?
 そんな男に、そういうことを言うってのはなぁ……」

店員に聞こえないよう、小声で言う男。
とはいえ、着流しの着方は独特であるのは確かだ。
男は、悩むようなそぶりを見せる。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にフェイさんが現れました。
フェイ > 「そうですよ。
 何事も程々が一番です」

ふふ、と微笑んで見つめる。人と話すのは嫌いではないので、取り敢えず今危険が無ければ警戒もあまりしない。

「後ろからには弱い部分がありますよ…」

気配察知が出来れば治安の悪いところへ言っても危機の前に逃げられるのではないかと考え、習得しようと考える。

「へっ?え…分からないです…
 でも、役に立ちたいとは思います」

相手の言葉に慌てて、さっきまでの冷静な言動が崩れる。
顔を耳まで真っ赤にして。

「瞳の色を見てくれたのは嬉しいです…
 よく、暗くて濁ってるなんて言われるから…」

俯いて恥ずかしいような嬉しいような気持ちを隠す。

「でも、一人じゃ着れないし…
 身体を見られてもこちらは全然気にしません」

こそこそと話しているが、はっきりと言い放つ。
東の地の服なのだから独特の作りだろう。初見で着方が分かるわけ無い。

セイン=ディバン > 「カハハッ。キミは面白いなぁ。
 オレみたいなのとこうまで話すとはな」

正直、この男は年下の人間からのウケは良くない。
割と有名な女好きの悪名。冒険者としての格の低さ。
嫌われたり、ナメられたりということのほうが多いくらいなのだ。

「なぁに、慣れれば分かるさ。つっても、これも経験だけどな」

男は相手に対して、実に気楽に言う。実際男も経験でなんとかしてきている部分だ。
これはあまり教えても、相手の身にはなかなかならない分野だ。

「分からないってこたぁねぇだろ~?
 そんだけ赤面しちまってさぁ」

更に様子を崩した相手に、男は更にニヤニヤ笑いを強くする。
こういう部分をからかうのは実に大好きなのだ。

「女の目の色は見るさ。目が綺麗な女はいい女だからな。
 で、フェイの目は綺麗な色だ」

店員には聞こえぬように、そんな事を言う。
これまた、まんざら世辞でもなかったりする。
男にとっては瞳の色は重要なポイントらしく。

「それはそうだが……。う~ん。
 わかった。じゃあ……とりあえず、な?」

店員に試着室を借りることを告げ、そこに入る男。
しかして、狭い密室で二人きりというのはこれはこれで緊張するものだ。

フェイ > 「『年長者は敬い、年少者は慈しめ』っていうのがモットーなので。
 そんな謙遜するほど評価悪いんですか…?」

街には出ているが世間知らずなため、相手の噂など聞いたことが無い。
それまで嫌な感じがする人では無いので嫌わない。

「全部経験が必要なんですね…」

経験と感覚で危機察知をすれば生きていけるだろう。
教えても個人で感覚は違うだろうし、教えてもらえないだろう。

「だって、こっちは初めてでもあの人は…!
 赤面なんてしてないです!」

焦ってどんどん墓穴を掘っていく。
赤面してないと言いつつ熱いほど真っ赤だ。

「僕の目は綺麗じゃない、です…
 母さんや兄さんは綺麗な澄んだ青なのに…」

褒められたことなど無かったので嬉し恥ずかし首を横に振る。
目は綺麗な方が良いと思うが、自分は違うと思っている。

「見るのが嫌なら目を瞑っていてください。
 触るのを渋るなら場所とやり方を教えてくれればやります」

試着室に入り、ループタイを外してベストのボタンに手を掛ける。
狭いため、少し動くと相手に当たってしまう。

ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からセイン=ディバンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からフェイさんが去りました。