2018/02/02 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にチュチュさんが現れました。
■チュチュ > 王都の富裕地区は今日も寒く、雪がちらついていた。
そんな機構もどこ吹く風、と道を行く者たちは暖かそうな毛皮に身を包み、各々の目的の場所に向かう。
他人になど気を配ることも少ないだろうその住人達、路地の陰にその場に相応しくない者がいても、視線を逸らすか、はたまた汚らわしい物でも見るかのような視線を送るか。
「……―――……―――」
その場にいたのは幼い少女。この寒さだというのに薄布一枚の上、素足で。
まるでちらつく雪のように、その肌も髪も、瞳も白。
少女はただ無言で、何をするでもなく視線を彷徨わせる。
ともすれば、その姿は不気味な亡霊のようでもあった
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」にアイラさんが現れました。
■アイラ > (富裕地区を歩む己も、この気候を踏まえてのものならば薄着と思えたかもしれないが、そんな素振りを見せぬまま。おまけに手ぶら―――こちらは所用を終えた事がその理由、そんなわけで人通りから若干浮いたハニーブロンドの女の散策最中、己の少し前を歩いていたものが眉を潜めるように路地へ視線を向けた事が、かえって己の興味を惹き……ひょいと覗き込んで視界に捉えた幼女とすら思えそうなその姿、彼女の方へと向かうのを、物好きな、とでも思っていそうな怪訝な視線に見送られつつ)
―――こんばんわ、誰かを待ってるのかしら?
(辛うじて視線が動いて居た事を手掛かりとして、目線の高さを合わせるように少し膝を曲げつつ問うて)
■チュチュ > (少女に興味を引くものなど殆どいないであろうに。物好きは、どの世にも存在するか。また侮蔑にも似た視線を向けた者の後で少女へ視線を向けた存在は、あろうことか近づいてきたのだから)
「こん、ばんは……?待ってる……?ん、チュチュ、誰も待ってないよ……?でも、待ってる。気持ちいいこと、待ってる」
(近づいてきた存在―――自分より幾分背の高い、けれどまだ少女らしい姿が膝を曲げ尋ねてきた。問われた少女―――幼女が正しいか―――は、白い瞳を瞬かせると、少し首を傾げた。そして、その問いの返事として正しいか定かでない、ある種異様な言葉を返す。少女が待っていたのは、人でも物でもなく「快楽」という事象なのだから)
■アイラ > ……うん……?
(どこか食い違ったようなこの問答……服装からして別の街区から連れ込まれたのだろうかと、問いの時に傾げた首を逆側に傾げた事でさらりとハニーブロンドの髪が揺れ動く。……ならば、と思って視線を細めたのは“視覚”だけではなく魔族としての感覚器官を用いて……ものの数秒、食い違ったような単語の意味を如実に語るような蕩けた甘さが鼻をくすぐって)
……あら、その格好で?―――ここらへんの通りの誰かのお屋敷にでも、誘拐されたくなっちゃったのかしら
(茶化すような声音で紡ぎつつ、無造作に伸ばした指は着衣越しにもぺたんとなだらかな胸へ。そこをちょんちょんと突くような悪戯と共に彼女との間合いを少しだけ詰めて)
■チュチュ > (果たして少女が誰かの所有物―――奴隷であったり―――であれば、それを示す例えば首輪なりがあったろう。けれど少女はそれもしておらず、少女の「意志」でここに立ち入ったことがわかるか。尤も、警備兵やらに追い出されなかったのはたまたまなのかもしれないが。もし、金髪の少女がその本質―――魔族の感覚を用い、白い幼女の瞳を見つめたなら、覗けたかもしれない。少女が「純粋な人間」でないことが)
「お屋敷に……誘拐される……?」
(唐突に向けられた言葉は、普通であれば、常識的に考えれば異様な提案。なのに、それを受けた幼女は)
「チュチュ、誘拐されてみたいなぁ……それでね、肉人形になるまで調教されて、頭の中まで壊れてずうっとずうっと気持ちいいになるの。チュチュ、すてきだと思う……」
(まるで夢見るように、顎を上げて。ほとんど表情に変化はないが、微かに笑んだようにさえ見せて)
「んっ……おねえちゃんが、ゆうかい、してくれる、の……?」
(ほぼ平らな胸の先を突かれても払いのけることはなく。きゅっと唇を噤むと、近づく姿にむしろ胸を突き出すようにした)
■アイラ > (探るような視覚で探るそれらは“誰かの所有物であるか”の証を探っていたものの、簡素な服装が無言の代弁者として“自由である”事を示してしまっていたのだ。となれば迷子と見る方がいっそ相応しいように思える幼女の姿は、保護者が外出を許したにしては心許ない薄絹―――ならばと用いた魔族の感覚器官は、それまでの前提を覆すかもしれない片鱗を捉えていた)
―――あら、誘拐しか言っていないのに、凄い事を考えるのねぇ……そうね、それじゃあ今日は私が誘拐してしまおうかしら、でも困ったわ
(そこまで言うと、手探りするようにぺたんこの胸を淡く撫で、雪がいくらか染みているであろうその布地を肌に押し当てる事で薄胸のラインを浮き出させようとの目算だった)
……肉人形なのに、お洋服があったら邪魔になっちゃうとおもうの。……お洋服は、ここに捨てて行っちゃってもいい?
(その掴んだ片鱗……悦楽を純粋に求めるその心が、どこまで退廃を求めるのか探るようなその声音、ただでさえ寒そうなその格好すら許さぬような物言いで、意地悪げに唇が歪む。……そんな風景を通りから立派な身形のものが覗き……そのまま、見なかったことにしようとでも思われたのか、露骨に目を反らされてしまった)
■チュチュ > (少女は探られることを拒まず、見透かされることを拒まず。その肉体も精神も、魂までもが無防備、であった)
「だってチュチュ、気持ちいいことが好きだもん。誘拐されて、沢山調教されて。肉人形になったら飾られて、売られちゃうの」
(うふふ、と幼女は楽し気に笑みを浮かべた。幼女の妄想であり欲望であり願望を吐露しながら)
「おねえちゃんに、誘拐してもらう。おねえちゃんは悪い人?悪いお姉ちゃんに誘拐されたチュチュは、もう、気持ちいいだけの肉人形になっちゃうの。チュチュのこと、誘拐してくれる―――?」
(少女の提案に。幼女は明らかに興奮した様子で瞳を潤ませ煌めかせた。まるで欲しがっていた玩具を買ってあげると告げられた子供のように)
「お洋服……肉人形は、お洋服もいらない……?じゃあ、おねえちゃん……――――お洋服、脱がせて……?肉人形は、全部見られて、全部気持ちいいから……」
(続く少女の非常識な提案の言葉。唇を歪めた意地悪なそれも、拍子抜けするほどに、幼女は受け入れる。そして幼子が甘えるかのように両腕を挙げ、再度唇を噤んで見上げた)
■アイラ > (これで抵抗があれば探査術式の出番となっただろう。場合によっては鑑定の出番とすら思っていた身とすればあまりの無防備さの所為でうっかり彼女の“淫”に感覚器を触れさせそうになってしまったほどだった)
チュチュって言うお名前なのね?……そうかもしれないわ、あなたぐらいの女の子に、これからすごぅく意地悪しようとしてるのだもの、悪いお姉ちゃんかもしれないわね?
(何せ己はそもそも“人間”ですらない。悪戯げな提案は、そんな己にとっても予想外の反応、ぱち、と、瞬きしながら……紡がれてゆく破滅願望とも聞こえそうな危うい欲望を余す事なく聞き捉えて)
ふふ、素直な子は好きよ
(散発的ながらも紳士淑女の視線が届くこの場所で、なんのためらいも無く無垢げな幼女の服に手をかけた。無防備な甘えで上げられた両腕は、いっそここが浴室脇の脱衣所であるかのような錯覚を覚えそうになるもので……そういった場であれば微笑ましかったのかもしれない手付きで薄絹に手を伸ばした直後に裾を捲り、そのまま服を頭どころか腕からも抜き取ると―――あろうことか通りの方へ向け、ぽいと放り捨ててしまって)
■チュチュ > (無防備な、剥き出しの少女の精神。「すり替え」の必要はもともとなさそうであるが、色々と「弄って」も楽しいかもしれない。何せ幼女は自分から「破滅」を望むほどなのだから)
「悪いお姉ちゃん。でも、怖いお姉ちゃんには見えないよ……?だから、チュチュにいっぱいいっぱい意地悪……して?気持ちいい意地悪、チュチュ、好き……」
(これからの何かを想像してか、ほぉ、と熱く吐息を零し白い息を吐きながらそう言葉を向けて)
「んっ……」
(両腕を挙げた幼女の白い薄布の裾を掴むと、少女は一気にまくり上げる。頭も、そして腕からも抜き取られた薄絹は、そのまま通りに投げ捨てられ、溶けた雪の溜まりに落ち、その用途をなさなくなった。周囲の者たちはチラと様子を見つめるものの、触らぬ神に祟りなし、とばかりに関係するのを拒み、見ないふりをしていた。幼女は臍までの下着一枚になると、成長のない半裸を見せつけるかのように、気を付けの姿勢で立ち尽くす。ふくらみのない胸、その先の薄桃色の粒のような乳首、細い手足、腹部は晒された。雪のように白い肌を露出させて、寒がる風もなく)
■アイラ > (本来……視覚で見抜けずに魔族としての感覚器を用いる際は表層をどう抜けるか、なんて手順が存在するものだ。それを得手ともする淫魔種の習癖として実行しかけ―――鍵を前提とした扉の感触を探ってみれば無施錠どころかストッパーすらなかったような無防備さ……それも、この蛮行への躊躇いを喪失する後押しになったのだ)
怖くしちゃうと、普段のお仕事がダメになっちゃいやすいのよ
(そう言いつつ、ぺろりと捲った薄絹は触れてみれば見た目以上の薄さと軽さ。ちょっと腕力が強い者であれば引き裂けたのでは―――そして、その方が彼女は悦んだのではないか、なんて妄想も膨らむその着衣……わざと通りの方に捨てた事であっという間に冷水塗れ。不意に足元近くに降って来たそれに、何事かと不審げな視線が注ぐものの、路地奥でショーツ一枚姿に剥かれた幼女を見れば目を反らす者が多かったのは、この一角の治安の良さを物語る。……そして、役目を果す事ができなくなった元着衣は、雪道を急ぐ馬車が通りすぎた事で客車を支える車輪が轢いてしまう。……拾ったところで元通りに纏う事はもうできないだろう)
……ちょっとぐらい膨らんでるかとおもったら……ぺたんこなのね、チュチュのおっぱい。でも、乳首がぽつんって、かわいい
(いかにも寒そうな幼女の上半身を路地から覗きやすいようにと腰を屈めると、残された幼子向けと言える下着に指を引っ掛け、そちらも無造作なほどに思い切りよく引き下ろし、そちらは路地の脇に捨て、一糸纏わぬ全裸に仕立て上げてしまった)
……さ、邪魔なモノがやっとなくなったわ。……その格好だったら誘拐しやすそう……さ、それじゃあ、いきましょ?
(全裸に仕立ててから身を起こし、左手を彼女の方へと伸ばす。……路地の奥へと誘うのではなく、馬車すら通る通りの方。誘拐、の言葉の通りにここから連れ去ろうとしているのだが―――わざと多くの人目に視姦させようと目論んでいた)
■チュチュ > (鍵のない扉。それを置く者は余程の間抜けか余程の無垢か。幼女は後者に近いだろう。無垢にして、否、無垢だからこそ、自らの欲すままに、使命のままに動くのだから)
「お仕事……?おねえちゃんのお仕事、なあに……?」
(薄絹を脱がされながら、その行動と裏腹の暢気な会話。躊躇いも抗いもなく脱がされ放られたそれは、やがて通りゆく馬車の車輪に惹かれ無残な姿に。けれどそれを悲しむ者はいない。幼女自身、「それが必要」と捉えているから)
「おっぱい……でも、いっぱいいっぱい、チュチュのおっぱい、気持ちよくなるよ……?」
(幼さをより際立たせる、平らな胸。その先は既に、今ある状況に興奮しているのかツンと尖っていた。少女の手はそのまま下腹部、幼い下着に向けられ、それもまた躊躇いなく引き下ろされる。括れのない腰、硬く小さな尻、そして……特有の柔らかそうな恥丘と、そこに走る閉じ切った筋も露にして)
「うん、チュチュ、はだかんぼうさんになったよ?じゃあおねえちゃん、チュチュのこと、誘拐して……?チュチュねぇ、誘拐されて肉人形にされちゃうのっ……」
(これからの自分の行く末を、まるで楽しそうに笑みを向けて話しながら伸ばされた手を握り、人目の多くつくだろう大通りに向かって歩き出した)
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からアイラさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区」からチュチュさんが去りました。