2021/09/18 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にエレイさんが現れました。
エレイ > 「~♪」

夜。
ピーヒョロロと下手っぴな口笛を吹きながら、館内の廊下を一人のんびりと歩く浴衣姿の金髪の男が一人。
着込んだ浴衣は客室に備え付けのものであるが、男の着こなしは何故か妙に様になっていた。

それはそれとして、男は現在旅籠内を探検という名の散歩中である。
この旅籠は知らないうちに道が変わっていたり施設や仕掛けが増えていたりするので
男にとっては適当に歩き回るだけでもなかなかいい暇潰しになるものだった。
知り合いの従業員に聞いたところによると、その妙な特性のおかげで主に女性が迷ってしまう確率が高いらしいが……。

それはさておき、やがてT字路に差し掛かると、男は一旦足を止めて。

「──さて……どっちに行くべきですかねぇ」

右か、左か。
廊下の中央で仁王立ちしながら、男は顎に手を当てうぬぅ、と唸りながら思案し始め。

「んんーむ……よし左だな、左へ行くべきと俺の中の何かが囁いている──おおっと!」

数秒悩んだ後、男はおもむろに左側の通路へと踏み出し──その途端に、
ちょうど通りかかった誰かと出くわし、思わず足を止めて上肢をのけぞらせた。

エレイ > 出くわしたのは一般の男性客。互いに軽く謝罪し合うと、男はまた再び歩き出し、何処かへと──。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からエレイさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にチューベローズさんが現れました。
チューベローズ > 九頭龍の水浴び場。
数ある湯の中の一つにありとあらゆる花弁が散らされ漂う風呂。
湯の奔流でふわふわと漂う鮮やかな花びらを眺めながら湯に浸かりポヤポヤしている少女。
薄い胸にしなやかな体、本来は纏めて上げる髪も今は湯の中に流せば艶やかな銀糸も花の様に広がり漂っている。
深紅の薔薇の花びらを掬い掌の中ですり潰し肌の上で転がしていく。

チューベローズ > 肌の上で花弁をすり潰せばふわりと漂う香しい匂い。
その匂いが少女の小さな鼻を擽れば嬉しそうにニコニコ微笑み、湯の中で手を揺らし、水の奔流に踊る色とりどりの花びらを眺めている。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からチューベローズさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場 美肌の湯」にキルシュナさんが現れました。
キルシュナ > ここは九頭龍の水浴び場の中でも特に知られた名湯。
数多くの施設の中でも"劇的なまでの"美肌効果が望めると噂の露天風呂。
ならばさぞかし大勢の女性客に賑わっている事だろうと思いきや、実のところはそうではない。
その理由は明白である。
ここには男女の隔てがない―――そう、混浴なのだ。

どれほどの美肌効果が望めようとも、女の裸を視姦して、隙さえあればちょっかいを掛け、なんならその先の犯罪行為にまで手を染めようなんて良からぬ輩がうじゃうじゃしているともなれば、うら若き乙女として流石に二の足を踏むという物。
それでもなおここを利用しようとする娘がいるのだとすれば、深夜や早朝、平日の昼間などの人の少ない時間帯に忍び込む様にして貸し切りを狙う者か、羞恥などとっくに捨てたわと豪語する女傑(おばちゃん)、はたまた―――

「いやぁ、噂にたがわぬえぇ湯やねぇ♥ なんやじんわりと肌に染み入るもんがあるっちゅうか、こないして話とる間にウチのお肌も艶ぷるになってきとるんを実感できるっちゅうか、ほれ、おっちゃんらもそう思わへん?♥」

大の男の手にも大いに余るだろう爆乳を、ぷっくりといやらしく乳輪を膨らませたパフィーニップルまで含めて隠しだてせず露出して、温泉の縁岩に腰掛けた美脚を組み替えるなんて動きて対面の男共を煽ってニヤつく小娘。
ピクつく獣耳と揺らめく太尾がミレー族である事をその裸身と共に堂々と晒す美女―――キルシュナの様な"常識外れ"でもなければ、ここに足を運ぼうなどとは思わぬはずだ。

まぁ、この湯が混浴である事を知らず、美肌効果のみを耳にして嬉々として訪れてしまうような初々しい子なんかも稀に来たりもするし、そういう子を狙うのが周囲の男達やキルシュナの様な肉食獣なのだけれど。

キルシュナ > さて、その脳裏に渦巻く淫欲が周囲の男達と大差がないというのは置いといて、このキルシュナという名の猫娘、少なくとも見目においては広い王都においても中々目にする事の出来ぬ美女である。
先に語った豊乳だけでも思わずむしゃぶりつきたくなるだろう逸品であり、それに劣らぬ肉付きを見せる尻周りもむっちりとしていやらしく、それでいて二の腕や腹周りには無駄な贅肉も無くしなやかに引き締まっているというのだから、男のみならず同性であろうとついつい目を向けてしまうだけの魅力に溢れている。
その上にんまりと円弧を描く大口は軽薄なれど、切れ長で睫毛の長い金眼をはじめとした顔の作りも良いとなれば、意の一番に男共の餌食となるだろう極上の獲物である事は間違いがない。

にもかかわらず、なぜこの小娘が肉食獣の群の只中でその裸身を晒していられるのか。
それは、キルシュナの他愛のない声掛けに適当な相槌を打ちつつ、眼前にて組み替えられる美脚の根元にさり気なく向けられた男の双眸が捉えたモノ――――並の男では到底太刀打ちする事など叶わぬだろう逞しい屹立ぶりを見せつける肉の剛槍、ふたなり巨根の圧倒的な威容に気おくれしているからに他ならない。

少女の前腕程もあろうかという長さと太さを有する魔槍はこれまでに刺し貫いて来た多くの娘達の淫水に焼けてドス黒く艶光り、肉幹にミミズめいて浮き出た血管のビクつきなどは獰悪その物。
流石に先走りまで滲ませているという事は無かったが、それでも淫欲の滾る雄獣を眼前にして既に半刻近く、欠片も萎えさせる事なく常在戦場の心持ちで周囲を威圧し続ける逸物の逞しさを前にそそくさとこの場を去っていく者も少なくは無かった。

ご案内:「九頭龍の水浴び場 美肌の湯」にシルヴァさんが現れました。
シルヴァ > 温泉の話をしていたら、美肌農yの事になり、皆で行く事になってしまい、そこがどういうところなのか詳しい内容は知らずに連れて来られた。
バスローブで浴場まで行っても良いのよと言われ、からかわれたとは知らずに信じて部屋に置いてあったバスローブに着替えて浴場へと向かっている。
美白の湯はこちらの案内のまま辿り着くと入り口は男女別になっているため、混浴とは知らないまま中へと入っていく。

「確かに眺めは良いのですが。」

更衣室でバスローブを脱ぎ、タオルを巻いて扉を開いた処で目に入った景色に一声上げる。
女性更衣室の扉を開いただけではさすがに男の姿はなく、何も疑う事はなく露天風呂へと向かっていく。
湯気で曇っているからか、先に入っている人がいるのには気が付いてもそれが誰なのかは気が付かず、無防備な様子で。