2021/01/11 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にミシェルさんが現れました。
■ミシェル > 温泉の女湯、露天風呂にのんびりと浸かる女男爵の姿あり。
仕事がひと段落し、ちょっとした休養に訪れたのだ。
「んー…寒いと客も多いかと思ったんだけどな」
湯船から周りを見渡す。生憎客はまばら、というか今のところミシェル一人。
温泉を楽しむのが第一だけど、やはり目の保養もしたいし、あわよくば…というのもある。
しかしそうも上手くいかないようで。
「うーん、時間だろうかなぁ…」
視線を冬空に移し、ぼんやりと星空と、そこに昇っていく湯気を眺める。
まぁ、ゆっくりとお湯に専念しようか。
■ミシェル > 「……はっ、寝てた」
いつのまにかウトウトしていたミシェルははっと目を開ける。
お湯の気持ちよさか、溜まった疲労からか、少し寝てしまっていたらしい。いけないいけない。
「そろそろ出ておこうかな…」
ざばっと勢いよく湯船から出ると、そのままスタスタと脱衣所へ向かった。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からミシェルさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にエレイさんが現れました。
■エレイ > 「──ぶえぇ~い……」
日の高い時間。
太陽の下、変な声を漏らしながら露天風呂で湯に身を浸して寛いでいる金髪の男が一人。
湯船の縁の岩に背を預け、濡れて張り付いた前髪をかき揚げざま、頭に載せたタオルを手に取り
軽く顔を拭っては、ぷぅ、と息を吐き出し。
「……うむ、今日もいい湯だなと関心顔になる。ここの風呂のクオリティの安定感は圧倒的にさすがって感じですなあ……」
ハッハッハ、と何が楽しいのか笑い声を上げながら、タオルを頭に載せ直し。
そのまま湯を堪能しながら、やがて音程の外れた鼻歌なんかも響かせ始める。
そんな男の近くでは、なにやら小さな物体がプカプカと浮かび、湯面が波打つのに合わせて揺れている。
それは銀色のボディに赤いつぶらな瞳の、アヒルのおもちゃだった。目的は不明だが、男が持ち込んだものようで。
陽光を照り返すそのアヒルに時々ちらりと視線をやりつつ、男はのんびりと湯を楽しみ続けていて。
■エレイ > そうして暫く湯を楽しみ、やがてアヒルを回収し場を後にした。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からエレイさんが去りました。