2021/01/03 のログ
ログ > 「…………う……くっ……ん♡ ………ふうっ……ふうっ……♡」

ひとしきり慈悲を乞う言葉をウィンドウに吐ききったあとは、言葉を紡げぬ唇から堪えるような喘ぎ声を奏で続けるログ。
執拗に耳を舐めてくる英雄の愛撫によって、軽い絶頂が断続的に背筋を駆け抜けていく。
性器以外への刺激が契機となってイクのは初めてのこと。戸惑うような感覚につい声を抑えてしまおうとするが。
そんな彼女の努力とは裏腹に、ウィンドウには無慈悲な絶頂履歴が降り積もっていき、トーラスとログの瞳に見せつけてくる。

そして、そんな彼女に興奮したのか、尾骨のあたりに硬く熱いモノが押し付けられる。
さきほどチラ見した、トーラスの男の証。いまそれが背後でどのような状態になってるか、大体の想像はつく。
……しかし、それを直視するわけにはいかない。ましてや求めてはいけない。
乙女として越えてはならない一線がそこにある。お尻にプニプニと触れる、それ以上の接触を許してはならないのだ。

……少なくとも、こんな場では。少なくとも、知り合って数分の間柄では。
………逆に言えば、場と交友歴がもう少し違っていたならば………。

「……………………ッ!!!」

だが、そんなログの抵抗の意思など、歴戦の勇士の膂力と手管の前には無力。
細く小さな少女の身体はいともたやすく向き直され、とうとうトーラスと真向かう体勢にさせられてしまう。
どうしても直視したくない陰部から目を反らすように彼の顔をまっすぐ見つめようとするが、男の顔は容赦なくズームアップしてきて…。

「………―――――――ッ!!!♡ ふぅッ―――――っ、ん、ぅ――♡♡♡」

サファイアの瞳が驚愕に丸く見開かれ、すぐにトロンと光を失って伏せられる。
重ね合わされた唇は振りほどくことはできず、それどころか全身からぐにゃりと緊張が抜けて。
熱く火照った吐息と唾液が、トーラスの唇や舌に触れるだろう。

「……………ん♡ …………う♡ ………ん♡」

そして、バキバキに張ったペニスが乙女のおへそに触れるたびに、ログの肺が収縮する。
唇とペニスが女体に触れたことにより、全身で絶頂を迎えているのがわかるだろう。
さすがに顔を触れ合わせた状態ではウィンドウを見るのは難しいだろうが、そこには大量の絶頂記録が溢れている。
そしてウィンドウの文字と同様、ログの股間ではおびただしい量の潮、愛液、本気汁が溢れ続けている。

《*キスにより副交感神経全体が絶頂。初の脳イキのため絶頂強度は数値化不能》
《*キスにより副交感神経全体が絶頂。絶頂強度102%》
《*キスにより副交感神経全体が絶頂。絶頂強度105%》
《*キスにより副交感神経全体が絶頂。絶頂強度104%》
《*子宮口が平常時より最大38mm下降。子宮口が平常時より1.2mm開口》

《「……おね  がい…   もう   かんべん   …し」》

完全に屈服しながらも、それでも『最後の一線』を越えることを拒否する、ログの理性の断片。
無慈悲な情報の濁流のなかに紛れるそれはトーラスの目に入るか。

トーラス > 彼女の黒板同様に、下半身は彼の言葉を代弁する。
柔らかな尻肉の感触に押し付けられた逸物は、此の雌を屈服させて犯したい、と
熱と硬さと大きさを臀部に感じさせて、早く早くとせがむように打ち震える。
一旦、彼女の躰から引き剥がし、態勢を抱き合う形に変える事で、
彼女の粘膜に触れる事になる逸物は、更に雄弁にその意思を示して。

「んっ、はっ……、」

問答無用に、抵抗の暇すらも与えぬ接吻。
彼女が己の身体を突き飛ばすような強い嫌悪感を示さぬ事を良い事に、
その唇を奪い、呼吸を奪い、正常な思考すらも奪い取る。
相手の舌の根の表面のざらつきや裏側のぬめる感触まで、舌先でつつき、深く絡め、
接吻という行為が気持ち良く、そして、厭らしいものであると無垢な少女に教え込む。
そして、教え子の方は、最早、見えぬ黒板で確認する必要すらない程に絶頂に至る様子を、
その瞳や全身で示し、股間から零れ落ちる蜜が男の逸物に絡み付いて。

「んんっ、……嫌われるのは嫌だからさ。
 ログちゃんの事、一杯気持ち良くさせて、俺に抱かれるのが嬉しいと思わせてあげるね」

臀部へと片手を廻して掬い上げるように軽く持ち上げると逸物の先端を膣口に宛がう。
くち、と肉の凶器を粘膜に触れさせて、淫靡な水音を響かせると、もう片方の手を彼女の腰に添えて、
肉棒の先端で膣口を割り込み、ゆっくりと少女の膣肉を押し退けながら呑み込ませていき。
切っ先が彼女の純潔の証にまで至れば、呼吸を調え、少女の細い腰を引き寄せると共に、
己も腰を突き上げると一息に処女膜を引き千切り、最奥の子宮口まで穿ち抜いて、衝撃を奥の子宮にまで届かせる。

ログ > やはり言葉は届かない。眼前の雄が強者で、未熟な自分こそが弱者だったから。
ログにこんな悪辣な呪いがかかっていなくても、好色英雄と裸で相対してしまった以上、こうなることは運命だった。
必死に拒んだ一線を越えようと、己の臀部が雄の力で持ち上げられる。
肉槍の放つ熱気が下腹部を撫でるように下がり、潤滑液を滴らせる秘部へと充てがわれる。

「……ふーッ…♡ っく……ふぅっ♡ ふぅんっっ♡」
《「……いや  ……いやだ…  …おねがい ……だから そんな……」》

拒否の言葉すら吐けない呪われた声帯は、発情しきった雌畜のごとく上ずった吐息を漏らすのみ。
かわりに呪いの黒板の上にありったけの拒否の言葉を並べるが、それで相手が躊躇することもなく。
そして、理性は全力で交合を拒否するにも関わらず、震える脚は自ずと開かれていって……。

「………――――――――――ッ!!!♡♡♡」

ずぷ、ずぷ、と膣壁が大質量を受け入れ、押し分けられていく。
しっかりと膣前庭に居を構えてた処女膜が、いとも容易く引き千切られていき……。
……そしてトドメとばかりに一気に最奥まで刺し貫くと、ログの純潔領域は骨盤ごとトーラスのペニスの型に打ち直された。
ごぽっ。浴場全体に響くような鈍い音を立てて、子宮からおびただしい量の本気汁が溢れて接合部を這っていく。

《*ログの処女膜の99.6%が喪失した。ログの膣長が175%延長。ログの膣径が215%拡張》
《*小陰唇・膣全域・子宮全域・腹腔の23%で絶頂。絶頂強度平均290%》
《*陰核・小陰唇・膣全域・子宮全域・腹腔の51%で絶頂。絶頂強度平均330%》
「―――――ッ♡♡ ひ♡♡ ひっ♡♡ ひお゛♡ お゛♡♡ ――――――ぉう!♡!」

《「……やだっ!!やだっ!!!最低っっ!!!トーラスさん、やだって言ったのに、こんなこと、こんなことっ!!
  嫌いっ!!トーラスさんなんて嫌い!!!お兄さんじゃない、おじさん、いや、ジジイだっ!!
  エロジジイっ!!最低のエロジジイっ!!!う、あああああっ、あああああああああああ!!!」》

子宮ごと横隔膜を蹴り上げられ、ピストンに同調するように理性の感じられない嬌声を漏らすログの喉。
他方で呪いのウィンドウ上では、おびただしい量の開発進捗情報に紛れて、男に向けた怨嗟の言葉が溢れている。
……しかしその語彙にも危うさを感じられるのは、それほどにログの理性が苛まれているせいか。

そして、そんな拒絶の言葉とは裏腹に。
トーラスのペニスが最奥まで撃ち込まれると同時に、ログの両脚はがっしりと男の腰へと絡みついていた。
体格差ゆえ、拘束とはとても言い難い組み付き方ではあるが。いくらでもトーラスのペースで腰を振れるだろうが。
……ログの雌の肢体が見せたその所作は、完全に肉体が屈服しきっていることを表現していた。

トーラス > 甘く上擦った雄を誘うような吐息と蕩け切った下半身は、
既に何の抵抗もなく彼を受け入れる準備を整えているように見受けられる。
だが、黒板に綴られるのは、それとは裏腹に拒絶を示すような言葉。
二つの相反する反応を見ながらも、男は自分に都合の良い方を彼女の意志として尊重する。
結果、膨れ上がった肉棒の欲求に応えるべく、少女の新鉢を割り、胎内の奥まで肉棒を沈み込ませる。
そして、目の前に浮かび上がるのは矢継ぎ早に更新される彼女の肉体の変化と怨嗟の声。
耳朶を打つ嬌声も合わせて、三者三様の反応に、口端を緩めると小さく噴き出すように笑い声を洩らす。

「最低のエロジジイか、……全くそんな雌声を漏らして、何度もイッてるみたいなのに酷い事を言うなぁ。
 女になったログの躰も、素直に俺を受け入れているみたいだけど」

胎内に肉棒を押し込んだ儘、少女の身体を前後に揺すれば膣内を肉棒が擦り上げる。
何者にも侵入を赦した事のない処女地へと己自身の容を刻み込んで覚え込ませ、
更には己のモノであると主張するかのように腰を揺らすと膣内を掻き混ぜる。

黒板に浮かび上がる痛烈な批判と拒絶とは反して、己の腰に這わされる少女の脚は、
まるで自分の中に受け入れた雄を逃がさぬと彼女の言葉とは正反対の意志を示しているかのようで。
その反応に口端を吊り上げると片手を彼女の臀部、もう片方の手で腰を支えて、
膣内に挿入を果たした儘、座椅子から腰を浮かせると彼女を抱えて立ち上がる。

「もっと、ちゃんと抱き付いて、落ちないようにしろよ」

彼女の自重も加わって更に深々と肉棒が膣底を穿ち、其の侭、躰の向きを変えると湯船に向かい歩き始める。
一歩一歩、ゆっくりと繋がり合った侭の歩行は、足を踏み出す度に振動を肉棒越しに彼女の胎内に伝えていき。

ログ > 年齢的に未熟とも言い切れぬログの身体。十分な前戯を経たことで、初挿入にも過度な苦痛を覚えてはいない様子。
それでもトーラスの巨躯に相応しい肉棒は少女の身体には余りある質量である。
ログの膣壁は暴れ狂うように弛緩と収縮を繰り返し、少しでも損傷を避けようと無意識的に潤滑液を生産する。
その蠢きとヌメりはトーラスの百戦錬磨の肉棒を十分に悦ばせることだろう。

「ふう゛♡ う゛♡ お゛♡♡ お゛ん♡♡ おふ♡ ………―――――――ッ♡♡ふぁ♡♡」

場所を変えようと、ログの肢体を軽々持ち上げるトーラス。
その一挙手一投足に女体は鮮烈な反応を返し、膣奥と子宮口のわななきで歓びを表現する。
それにやや遅れるように、呪いのウィンドウにも次々と女体の解れが記載されていく。

《*膣奥・子宮全体・卵管で絶頂開始。前回の絶頂から3.31秒経過》

《「イッ……ってない……うう、うあああ………っ……イくもんか………っ! っふ……。
  ド変態のエロジジイに……れっ……レイプされて……喜ぶわけ……ない、です………」》

《*膣奥・子宮全体・卵管の長期絶頂が25.0秒で終息。絶頂強度平均190%》

なおも健気に怨嗟を連ねるウィンドウの文字。
挿入と処女喪失、初体験に伴う鮮烈な絶頂周期が終わり、徐々に『こなれた』深イキへと変わりつつあるのがわかる。
男を知らなかったログの雌孔がこの短時間でトーラス用に作り直され、馴染んできたようである。
乱雑にうねり狂っていた膣壁の蠕動も徐々に落ち着きを取り戻し、それでいて貪るように貪欲な蠢きを帯びつつある。
そして、そんな女体の変化はログ自身にもフィードバックを起こし……。

「…………ッ♡ ん……♡ っう………♡」
《「………………    ……       ………嫌……   ……嫌なのに……… 」》

担がれて運ばれる最中にも、声色からは苦痛の色が引いていき、代わりにどんどんと艶を帯びていく。
そしてウィンドウの文字の奔流に紛れる恨み節も急速にペースを失っていく。

トーラス > 「ははっ、何を言ってるのさ、ログちゃん。レイプされてって。
 ログちゃんの身体は挿れられる前から感じてて、今も嬉しい嬉しいと歓んでるでしょ」

黒板に理性による言葉と、肉体の変化が同時に綴られる滑稽な状況に笑い声が零れ落ちる。
彼女が何を言おうと思うが、同時に肉体の反応を赤裸々に明かされてしまえば、説得力は僅かにも存在しない。

そして、破瓜の痛みも然程にないように見える膣内は顫動して肉棒に襞を絡め、
溢れる蜜の中、拒絶よりも服従を以って咥え込んだ雄へと奉仕を始める。

少女の躰を運ぶのに現役冒険者の鍛えられた肉体は少しもふらつきもせず、
彼女を抱えた儘、湯殿の縁を跨ぐと温かな湯の中へと全身を沈み込ませていき。

「ふぅ、……少し落ち着いてきたかな。でも、本番は此処からだからね。
 約束通りさ、気持ち良くさせて、俺に抱かれるのが嬉しいと思わせてやるよ」

湯殿の底に胡坐をかくように腰を下ろし、己の上に少女を跨らせる対面座位。
左手を背中から肩へと伸ばし、右手を腰の裏側に添えると前後へと腰を揺らす。
背後に廻して左手で頸の後ろを捉えると再び接吻を交わしながら、
己の恥骨にて陰核を擦り上げながら、胎内で膨れた肉棒が膣襞を擦り上げる。

ログ > 《「レイプだもん……イヤって言ったのに……無理やり……トーラスさんがこんなことして……。
  最悪ッ………嫌い……嫌い嫌いキライッ………あんたみたいなエロジジイのことなんてっ……!!」》

煽るような言葉を少女に投げかける中年男性に、ログのウィンドウに表出する恨み言がにわかに勢いを取り戻す。
だが書き連ねられる嫌悪の言葉がもはや上辺だけのものであることはわかりきってるだろう。
……少女を温かい湯船へと運ぶ男の体幹に、ログは脚だけではなく腕までも情熱的に絡めて、ぎゅっとしがみついている。
蕩けきった顔を男の視界から隠すように鎖骨付近に唇と鼻をうずめ、はふはふと荒い吐息を繰り返す。
その仕草は心酔しきったパートナーに対してするような情熱あふれるハグ。
ペニスを咥えこんで離さない女性器と同様、もはやログの全細胞が雌となり、雄を求め始めているのだ。
抗っているのは脳のごく一部だけ。そしてその最後の砦ももはや陥落寸前の様相。

ログにとっては永遠にも思えるような時間を経て、手近な湯船へとたどり着く2人。
接合したまま湯の中に半身を沈められると、ぞわ、と熱が背骨を伝わって脳に登り、理性を融かす。
そしてトーラスが腰を揺すり始めれば、少女の骨盤内は周囲の湯温以上に熱を帯び始め、ふんわりと柔らかく解れていく。

「………ん♡ う♡ …………………ふぅ♡ ふっ………っあ…♡ あっ、う……♡」

トーラスがログの腰を揺するたび、脱力した上体ががくがくと揺れる。
もはや蕩けきった顔を隠す努力もせず、口角は恍惚に釣り上がってさえいる。
しつこくトーラスの視界に入る呪いのウィンドウには、もはや恨み言はひとつも流れてきていない。
……だが、先程まで絶え間なく出力されていた絶頂報告もまた途切れている。

《*膣壁昂揚度240%を突破。子宮口昂揚度285%を突破》
《*子宮内壁分泌液の分泌速度、毎秒12.4mlを記録》
《*瞳孔散大。脳内幸福分泌物、平常時の15600%》

湯によって神経系の緊張が解けたせいか、それともログの女体がトーラスに馴染みきったせいか。
鮮烈な連続絶頂の代わりに、これまでになく深く優しく幸福なオーガズムを受け入れる体勢に入りつつある。
マシュマロのように膨らんだ子宮口が、薔薇の花弁のように詳らかになった膣襞が、繊細にトーラスのペニスを抱擁する。
それでいて、ペニスの脈動や加熱をつぶさに見守って、絶頂のその時を貪欲に見計らおうとする。
トーラスの言う通り、ログは無理やり気味の交合の果てに羽化登仙の境へと達しようとしていた。

「はぁ……♡ はぁ……♡ はぁぁぁぁぁぁあぁぁ♡ はああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ――ん♡」

敗北した理性は黙りきり、ウィンドウには女体が目覚める過程が無機質な文字となって流れ続ける。

トーラス > 「ははっ、そうかぁ?
 俺は段々ログちゃんの事が可愛くて好きになってきたぞ。」

黒板に恨み辛みが勢い良く綴られると、逆に男の方は愉快そうに笑って見せる。
落ちないように、と云うには些か情熱的に過ぎる程に両手両足を此方に絡め、
全身を押し付けるかのように抱き付いてくる少女の腰から背中を緩く撫でながら湯殿へと運び込む。
強姦魔が幼気な少女をレイプしている、と云うには、優し過ぎる動きで丁重に彼女を運び終えると、
正面から抱き合いながら、腰を揺らして温かな湯の中で揺り篭を揺するように彼女の感情を解して快楽を引き出していき。

「んっ、くぅ……、はっ、……確か、ログちゃんは耳も好きなんだよな?」

先程迄、目まぐるしい程に文字を綴り続けてきた黒板が露骨に静かになり始める様に、
小首を傾げて怪訝な視線を向けるも、その表情は快楽に蕩け切った法悦を隠そうともしない。
彼女の心境、身体の変化に眉尻を下げつつ、背中に廻した手で緩く肌の上を撫で回しながら、
耳元へと貌を近付けると耳朶を食み、舌を伸ばすと耳の溝に滑らせるように舌先で擽る。
横目に捉える黒板に彼女の理性が叛意を告げる事を辞めたのを見て取れば、耳元で甘く囁き声を漏らす事だろう。

「ログ、……此の侭、最後は膣内に射精するぞ。
 お前が憧れた英雄の子胤を子宮で全部受け止めろ。」

声の響きこそ甘く蕩ける砂糖菓子のようで、されども、内容は酷薄かつ否定を赦さぬ強い命令。
初対面の相手に処女を奪われた上に、子を孕む可能性まで甘受しろと求めて。

ログ > 《「………きらい…… ♡ ♡♡ …エロオヤジ……♡ なんて……だいっ……♡きらい……♡」》

蕩けきった雌の顔を解くことなく、貪欲にトーラスの男性器を女性器で食みながら。
それでも挑発的に揶揄されれば、心理ウィンドウにはノイズのように嫌悪の言葉が流れて消える。
……なぜかハートマークを伴いながら。もはや説得力の欠片もない。

「……ふぅっ…♡ ……ふうっ……っ、ん、う、うあああ、ぅ、うぁ♡」

そして喉から漏れ出る嬌声からは一層理性の色が失われていき、発情しきった雌畜になりきっている。
傍目には発狂の気配すら感じられるログの様子、トーラスが耳に舌を這わせても、より色艶の乗った嬌声を奏でるのみ。
だが、密着するように抱き合う男には分かるだろう。
耳の裏でなく表を舐められたことにより、より一層女体の熱が増したことに。
耳たぶの襞や穴をねばっこい男の舌が撫でるたび、亀頭の上で潰れる子宮がぴくぴくと震え、熱い本気汁を吐く。
最大級の絶頂を控えて快楽を限界まで溜め込もうとするログの肉体は、どこを触っても違った反応を返す玩具と化していた。

「………………う、ふぅっ♡ う、うん、うん、うんうんっ………うんっ♡」
《「……やだぁ……♡ やだやだやだぁ…♡ 中で出すなんてっ……♡ そんなこと、されたらぁ……♡」》

そして、トーラスの口から最後通告めいた言葉が発せられると。ログは濁りきった瞳で英雄を見つめ、力なく頷いた。
ウィンドウでは理性の残滓が儚い抵抗を見せるが、ログの発情報告の文字列に押し流されて刹那も残らない。

《*男性器の射精予兆を察知。ログの子宮が165mmまで降着》
《*女性ホルモンの過剰分泌が62300%を突破。卵子15個が異常排卵。卵管幅が300%拡張》
《*子宮口が25mm開口。男性器の先端31mmまで受け入れ可能》
《*体温が39.5度を突破。子宮内壁が軟化。着床率14.2%》
《*骨盤近辺の全神経、脊椎、脳髄の95%、絶頂間近》

トーラスの宣告を、ログは膨大で赤裸々な情報と、それ以上に赤裸々な胎内の貪欲ムーブで受け入れる。
射精が行われる瞬間、軟化しきった子宮はにゅるりとペニスに食らいつき、そして吸い上げた。

トーラス > 「……ハートマークを付けながら言われても、説得力がないなぁ」

黒板に異常が発生したのか、或いは、正常な仕様なのか。
彼女の理性が発する台詞の筈が、文面にはハートマークがあちらこちらに散見される。
相手が指定しているのでないとするならば、一体、どのような仕組みなのだろうか、と
口端を緩めると小さく失笑を漏らして見せる。

耳元にて告げられる言葉に既に快楽に翻弄された肉体は否定もせずに諾と頷き、
一瞬のみ、黒板には否定の言葉が浮かび上がるも、肉体の状況を示す文言に押し退けられる。
其処に綴られるのは彼女の肉体が雄の欲望を受け止め、仔を孕む準備を整え始める段取り。
嘘か真か、目の前の雌が孕む準備を完了した事を知れば、独占欲と支配欲が雄の意識を支配する。
腰を一層、強く衝き込んで緩んだ子宮口に食ませるように鈴口を呑み込ませる。
同時、彼女の膣内の貪欲な吸い付きに膨れ上がった肉棒が痙攣を始め、

「射精すぞ、ログっ! 破瓜と一緒に中出しを経験して、俺の餓鬼を孕んじまぇッ!」

少女の両腰を掴み、思い切り引き寄せて、同時に尻肉を浮かせて腰を突き上げれば、
全身が打ち震えるように跳ねて、胎内にて暴れるように肉棒が子宮口を叩き。
彼女の子宮に向けて直接捻じ込む勢いでまるで噴水のようで白濁液が噴き上げられる。
解き放たれた夥しい数の精子は膣内を泳ぎ、子宮の両翼から排卵される雌の卵子に食らい付き、
その被膜を食い破れば、我先にと潜り込んで、彼女に自身の仔を生み出させようと躍起になって。

ログ > 「―――――――お゛♡♡」

はちきれそうに腫れ上がった膣襞の森の中で、ペニスが異常に膨れ上がる。
過剰なまでの熱と生命力を帯びた濁流が駆け抜け、鈴口から弾ける。

――じゅ、という音を聞いた気がした。熱く熱く蕩けていた雌の最奥が、さらなる熱を受け止めて焼ける音。
苛烈にして甘美な感覚に、子宮が無意識的に収縮……否、のたうち回る。
異常排卵された十数個の卵子をすぐにでも子宮内に送り込もうと、両の卵管がぐにぐにと振り回され、つられて卵巣も踊る。
そして卵管口から飛び出た卵子はすぐさま精液の海に溺れ、煮詰められ始める……。

「――――――――――!!♡♡ ―――ッ♡♡♡!! ――――――ッッッ♡♡♡」

ログはトーラスの巨躯に全力でしがみつき、声にならない嬌声で喉を激しく震わせる。
もはや言語野すら機能しない。全身を駆け巡る多幸感を表す言葉をログは知らない。
だが無慈悲な呪いはウィンドウに刻々とログの身体状況を出力し続ける。

《*子宮内への流入精液に反応し、さらに38個の卵子が異常排卵》
《*深部体温が42.3度を突破》
《*受精を確認。受精を確認。二重受精を確認。三重受精を確認。受精を確認。受精を確認。卵子破壊を確認》
《*脳神経組織の0.021%に損傷を確認》
《*腹腔内全臓器の極大絶頂および脊椎、脳神経の93%の絶頂を確認。平均時間23.1秒》
《*唾液腺、涙腺、汗腺の異常拡張が発生》

「―――――――ぷ♡」

トーラスが放った最強精液を余すことなく子宮で飲み干し、全卵子を溺れさせてさらに十数秒の後。
ログの特大絶頂の余波が引くと同時に、彼女の唇から大量の唾液が溢れた。
のみならず、全身からは滝のような汗が溢れ、特に腋と股下からはドロドロに濃い汗がにじみ出る。
温泉に浸かっているにも関わらず、ログの周囲はこれまでになく濃厚な雌フェロモンで満たされる。

……そして、がくり、と糸が切れたようにログの肢体がしなだれる。
その顔には狂人と見紛うほどに崩れた笑みを浮かべながら。
それは、ログが受け止めた絶頂がトーラスの宣言通り雌の悦びに満ち満ちていたことを。
――加えて、うら若きログにはあまりにも過ぎた法悦であったことを物語っている。

……これが、ログに齎された悪辣なる呪いのいち側面。
秘密を己が内に止めおけない者には、決して尋常の生活は営めない。常に狂気と隣り合わせの人生となるのだ。

さておき、トーラスの腕の中で失神してしまったログ。
これからさらに女体開発を楽しむも、彼女の安否を気遣って紳士的な扱いを見せるも、トーラス次第。
卵子の多くは受精したが、それが着床まで行き着くかどうかは……確率の問題である。

トーラス > 少女の中で膨れ上がった肉棒が白濁を解き放ち、彼女の中を満たしていく。
英雄、色を好むの言葉通り、好色の権化の如き男の逸物は、一度の射精で満足を終えず、
二度三度と胎内で痙攣を重ねると子宮を己の色で染め抜き、マーキングする。

「んっ、んん、……ログちゃん?」

彼女の子宮に精液を注ぎ、全ての卵子を受精させた途端、
唾液や汗、体液を溢れさせながら失神してしまった少女。
その反応に双眸を瞬かせると肩を掴み、軽く身体を前後に揺すりながら彼女の名を呼び掛けるも、
その法悦に浸り、狂人のような笑みを浮かべる様子に肩を竦めると嘆息を漏らす。
そうして、胎内から逸物を引き抜けば、少女が湯で逆上せぬように横抱きに抱え上げ、
脱衣場へと彼女を連れて行けば、意識が戻るまで介抱に努める事だろう。

何しろ、トーラスという名前の中年冒険者は紳士である。
但し、変態、が頭につきかねない類の。

その意識が回復したならば、其の侭、定宿にしている場末の宿屋に彼女を連れ込み、
一日を掛けて、その身体を貪り、女体開発に勤しむ事になり――――。

ご案内:「九頭龍の水浴び場 大浴場」からトーラスさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場 大浴場」からログさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にエレイさんが現れました。
エレイ > 「~♪」

ピーヒョロロと下手っぴな口笛を吹きながら、館内の廊下を一人のんびりと歩く浴衣姿の金髪の男が一人。
着込んだ浴衣は客室に備え付けのものであるが、男の着こなしは何故か妙に様になっていた。

それはそれとして、男は現在旅籠内を探検という名の散歩中である。
この旅籠は知らないうちに道が変わっていたり施設や仕掛けが増えていたりするので
男にとっては適当に歩き回るだけでもなかなかいい暇潰しになるものだった。
知り合いの従業員に聞いたところによると、その妙な特性のおかげで主に女性が迷ってしまう確率が高いらしいが……。

それはさておき、やがてT字路に差し掛かると、男は一旦足を止めて。

「──さて……どっちに行くべきですかねぇ」

右か左か。
廊下の中央で仁王立ちしながら、男は顎に手を当てうぬぅ、と唸りながら思案し始め。

「んんーむ……よし右だな、右へ行くべきと俺の中の何かが囁いている──おおっと!」

しばらく悩んだ後、男はおもむろに右側の通路へと踏み出し──その途端に、
ちょうど通りかかった誰かと出くわし、思わず足を止めて上肢をのけぞらせた。

エレイ > 出くわしたのは一般の男性客。互いに軽く謝り合ってから、男は気を取り直してまた歩き出し──
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からエレイさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にデロスさんが現れました。