2020/11/17 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場「露天風呂」」に飛廉さんが現れました。
■飛廉 > その日、飛廉は寝泊まりするだけや、朝餉が楽しみな宿ではなく湯水が汲める旅籠へと足を運んでいた
身体を拭うだけや、香を含ませた水で騙すだけでは物足りなくなるいつか
それを洗い流すように、ダンジョン帰りの窟から終えた身体を休ませるように旅籠にて、部屋をとり食事を満足に至るまで済ませる
暗い噂が絶えない場所であることは知っているせいか、飛廉は懐の中身は布で包み、桶に潜ませる
武具は室内に置いているものの、こっそりと天井裏に隠すなど余念をいれた。
身体を包むのは一枚の長襦袢のみ。
凹凸がくっきりとでてしまうものの、簡単にほどける布巻きに比べれば心強い結び目
髪を洗い、髪薬を馴染ませ、再び洗うまでの手間はあれど、長湯できる露天へと向かえば髪を結わい布で上げた姿
湯熱と外気温が身体をゆっくりと熱を浸透させ、逃す
常に頭はすっきりと冷えていき、伸ばす腕に汲まれた温水を撫でるとなんとも染み渡った。
身体をたっぷりと湯水に浸からせる感覚は、こういった旅籠でないと味わえないだろう
宿でも金を出せばせいぜい大ダライに湯水を張るだけ。
「はぁぁ……癒されますねぇ。
これぞ人間の生活ですよぉ……。」
待ち、伏せ、景色と同化するように
はたまた遠くから援護するための弓使い
凝り固まった身体が許していくようだ。
■飛廉 > やがて入浴も終えれば身体を拭い、着替え部屋へと戻るだろうか。
風の力で乾かすころには、すっかりと肌は潤い、その日はよく眠れたことだろう
ご案内:「九頭龍の水浴び場「露天風呂」」から飛廉さんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にシェリーさんが現れました。
■シェリー > 【お約束待機中】
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にロブームさんが現れました。
■ロブーム > 「くふふ!まあ、そう邪険にするな。
君が言った通り、くすぐったいだけなのだから。
金を手に入れようというその心が本物であれば――我慢は出来る。そうだろう?」
そう言って、男は彼女の乳首に耳かきを近づける。
その先端は、意外な事に綿の方ではなく、カギ状になっている、耳かきの方だ。
まずはつぅ――、と焦らすように乳輪を引っ掻いて。
「それでは、まずは先の先から……」
そう言うと、乳頭の先端を、ちょん、と突っつく。
ちょん、ちょん、ちょん、と殆ど触れるか触れないかの所を、ツッツ突いてから、
――カリッ、カリカリッ。
と、出し抜けに乳首を根本から先まで、一気に引っ掻く。
二回、三回、四回――今まで焦らされてきた胸の高ぶりを、一気に押し上げるように。
「こういう、典型的な方がキクかの、シェリーには――」
乳首が弄ばれ、ぷるん、ぷるんと跳ねる。
だが、その動きは、乳首イキの寸前で――やはり止まってしまうのだが。
■シェリー > 「そ、そうよ……そんなのくすぐったいだけ……」
そう、くすぐったいだけ。
いや、敏感な部分に触れられても分からないかも知れないくらいの弱い刺激だ。
散々焦らされて敏感になった体でも、このくらいなら。
深呼吸をして妙に意識をしてしまわないように心を落ち着かせた所にやって来たのは、予想とは違った硬質な刺激だった。
「ひゃぅんっ!?そ、そっちは……やっ、はぁ……!」
思わず悲鳴を上げてしまった。
意識しない様に、と思っていた所に不意打ちを食らい、逆にその刺激に集中してしまう。
乳輪への摩擦、先端への突つきに戸惑っていた所に与えられる、今まで無かった引っ掻きと言う強い刺激。
賭けが始まって初めて感じる性感らしい感覚は、焦らされた体には随分と甘く突き刺さったらしい。
ここでついに快楽を訴える泣き声を上げたのだった。
肋骨の上の薄い脂肪の上で踊るピンクの突起がだんだんと高度を増していく。
絶頂を迎える前に行為が中断されたのを良かったと取るべきか否か、迷いながらも言葉を紡いだ。
「び、びっくりしたけど……まだ、気持ち良くなんてなって無いんだから……!」
■ロブーム > ただ、柔らかい刺激は、もどかしさはあるが、同時に慣れやすくもある。
彼女を参らせるためには、ただ優しくするだけでは勿論駄目だ。
緩急をつける――強く、弱く、優しく、激しく。
焦らし責めは、裏切られると解っていても尚期待してしまうからこそ、辛いのだ。
「ふふ、頼もしい言葉だ。
では、続けていくぞ……?」
カリッ、カリカリッ――ピタッ。
カリッ、カリカリッ――ピタッ。
幾度も幾度も繰り返す。機械的と言える程に、彼女を絶頂とその断絶に導いていく。
乳首は踊り、弄ばれ、そして満足の寸前で切なく止められる。
どれだけ敏感になって絶頂しやすくなっても、まるでそれさえ計算の内と言うかのように寸前で止まってしまう。
繰り返す、繰り返す、繰り返す――そして、それがどれだけ続いたか。
「ふム――」
そして、男はその繰り返しすら止めてしまった。
快楽に取り残された二つの突起の先を、今度は手で優しく撫でながら、
「大分固くなっているなあ、シェリー?
はて、気持ちよくなんてなっていないと言ったのは気の所為だったか……。
どうだったかのう、シェリーは覚えているかの――ほれ、ほれほれほれ……?」
ほれ、と言う度に、指の腹で乳頭に触れるか触れないかの所を、優しく撫でられるが――絶頂にはほど弱く。
イケない。イカセない。それこそ、その指でぎゅ、と押しつぶしてしまえば、容易に絶頂までたどり着くが、絶対にそれはしない。
「さて、それではお待ちかねの――綿の部分を使うとするかの……?」
ゆっくり、ゆっくりと乳首にその耳かきが近づいていく。
拷問と同じく――その刺激を予想させる時間を与えて。
■シェリー > 「くぅっ……つ、続けなさいよ……今の内にしっかり遊びなさい!」
どうせ最後までゲームに乗るしかないのなら、もう強がるしかなかった。
胸が、下腹部が切なくて熱い。
その熱を解放しきれず、もやもやした物だけが溜まり続けている。
先ほどの乳首責めはかなり効いたらしく、眼は潤み吐く息も荒い。
それでも男の手は緩まない。
「くぅ……っ!あっ、やぁっ……な、なんでぇ……!」
なんで男は自分の絶頂ギリギリを狙って行為を中断できるのか。
その疑問について考える間もなく次の快楽と、そしてその発散に至る前の中断が繰り返される。
最早ただただ暴力的にでも快楽を叩きつけられる方がマシだった。
眼の潤みは涙となって頬を伝い、股間の潤いと共にベッドを濡らし始める。
「はぁ、はぁ……もう終わり……やぁんっ!」
そんな状況でも必死に男に悪態をつくが、体はすっかり感度を引き上げられてしまっていた。
手で撫で回されるだけで声を上げるほどに心地良い。
そしてその心地よさが、決して絶頂まで押し上げられない体を苛んだ。
快楽に思わず背筋を反らし、胸を突き上げても男の手が狂う事は無く、焦らしがやまることは無い。
「やっ、そんなっ、気持ち良く、なんてぇ……!
あぁんっ、もぅ……くっ、あぁ……」
また絶頂できなかった、と言う失望と絶望が喘ぎ声に混じり始める。
ここで止めて欲しいとかイかせて欲しいとか言えればどんなに楽だろう。
だがそれでは賭けに負け、虐められ損になってしまう。
そんな子供じみた意地で、奥歯を噛み締め耐え続けるが……
「ひっ……!」
あんなに舐めきっていた耳かきの綿の部分。
それが今では最早恐怖だ。
感度を引き上げられたこの体が、この柔らかな綿と男のテクニックにどの様にされてしまうのか。
ただただ恐ろしかった。
「あ、やぁ……」
■ロブーム > そう。最初に綿の部分を使わなかった理由は"それ"だ。
男は、ソフトな責めが得意であるという印象を植え付け、一旦それから外した責めをする。
その状態で尚、彼女の精神を追い詰めて、そこから"得意"な責めを始める。
恐怖は、刺激を更に強める。その刺激こそが恐怖だと言うのに。
すふり。綿に、乳首が埋もれる。
数百の綿毛が、先程まで弄ばれた乳首をいたわるように、さわ、と乳首に触れる。
それは、天使の様な優しさで、少女に甘い疼きを与えていく。
「これだけでも大分心地よかろ?だが……」
男が、耳かきをゆっくりと転がす。
埋もれている綿が動き、柔らかな綿が乳首を撫でていく。
擽ったい様な、痒いような、まろやかな快楽。
それが優しく、優しく――絶頂に導いていく。
夢の中の様な錯覚すら覚えるほど優しい、けれど――
――ぴたり。動きが、止まった。
「うくくく。天国の匂いは甘露であろう?
味までは――教えるわけには行かないがね」
だが、今度は耳かきのときとは違う。
綿は、依然として彼女の乳首を包んでいる。
それは優しく触れている。触れているだけ。
もどかしく、包み続けるだけ――
■シェリー > 綿を前にし、緊張の面持ちで唾液を飲み込む。
その様子は男の策通りに追い詰められていると語っているも同然だ。
乳首に綿が近付く様子を睨むように見つめ、そして。
「ふわぁっ……」
そのソフトな快感に蕩ける様な声が漏れた。
快楽を与えられている間は少し心が楽だった。
このまま絶頂へと導いてくれるかも知れないからだ。
全身の力が抜ける様な、優しく持ち上げてくれるような感覚。
だが、最後まで持ち上げてくれることは無い。
想像していたが考えようとしていなかった事。
また絶頂寸前で止められてしまう、そんな事態が再び起こったからだ。
「あ、ぁ……もうっ、もういやぁ……!」
そのもどかしさにしばらくは耐えた。
耐えたが先ほどまでと違ってほんの僅か期待を抱かせながらも決して動かない綿との接触には耐え切れるものではない。
がっちり拘束されながらも暴れるようにして、浅ましく綿と乳首の摩擦を生み出そうとさえした。
「もうやだっ、ちくびっ、こんな、おかしくなる……!」
■ロブーム > 最早、強がりのかけらも見受けられない。
根拠のない自信や虚勢が剥がれ、少女の心そのものが露出してしまっている。
そして。悪魔はむき出しの心にこそ、付け込むのだ。
――さふり、と彼の手が、彼女の銀髪を撫でた。
「なあ、シェリー?君は良く、本当に良く頑張ったとも」
まるで、それは親切な目上の人物のように。
我慢する彼女の心を溶かす様に言う。
「君が此処で敗けても、それは恥ずかしいことじゃない。
大人でさえ、この快楽には屈する。子供の君が、どうして耐えられよう?」
だから、さあ、と男は耳元で囁く。
彼女の今までの頑張り、その全てを挫く言葉を。
「降参、と。それだけで、君はこの快楽から解放されるのだよ?」
■シェリー > 「やんっ……!」
男の手は既に絶え間ない快楽と焦らしの象徴だ。
髪を撫でられてさえ、不安を快楽を感じてしまうほどに。
はぁはぁと荒い息を吐きながら、泣き顔で男の顔を見上げた。
「あ、ぅ……でも……」
ほんの僅かに残った意地か何か、そう言うものが抵抗の言葉を口にさせる。
だがもう限界だ。
男の言う通りかも知れない。
元々自分の金を賭けた訳でもないし、恥ずかしい事なんて今までに何度もされている。
ほんの少し時間を失っただけで、失う物は無いのだから。
「……こうさん。」
男の言う通りの言葉を繰り返す。
もう解放されたい。
この溜まる一方の、逃げ場もやり場もない快楽責めから。
「降参しますっ、降参するからぁ……この体、何とかっ、してぇ……!」