2020/04/30 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場/ふたなり浴場」にティネさんが現れました。
■リス > 暫く浸かって居ると、どんどんどんどん熱くなり、汗が滲んでくる、呼吸が苦しくなってくるというよりも、浅く短くなるのだ。
その状態に対して、何となく気が付く事があった、というか、慣れ親しんでいると言っても良いかもしれない状況である。
「私……発情してる……?」
むくりむくりと起き上がる肉棒、乳房も膨れ上がり、先端がぴんと立っている。ピンク色の乳首も固くなっていて、ちょっと痛い位である。
もしかしなくても……この黒いお湯はそういう作用のある……発情させるためのお湯なのかしら、と目を瞬くのだけれども、トロンとしてしまうのだ。
―――あぁ、誰かを、抱きたい、わ。
全身が熱くなり、呼吸がさらに短くなっていく。それでも、お湯からすぐに出ようとしないのは、温まりたいというよりも。
引き入れてしまいたいという思いが強いから。
都合よくと言って良いか、黒いお湯の所為で少女の肉棒は隠れてしまって居るし、肉棒も又、見えなくなっているのだ。
それならば、と少女は全身全霊を込めて座って、待つことにする。
今宵の、獲物、を。
■ティネ > ふわふわ……と湯けむりに紛れて浴場に入り込む一つの小さな影──妖精の少女。
蜂蜜色の髪の少女が浸かっているのとは反対側のほうの湯船の縁に着地する。
この妖精は、小鳥のような大きさゆえ注意をひきづらいのをいいことに
しょっちゅうセキュリティをすり抜けては無銭で温泉を楽しんでいる。
「え、なにこれ~! 黒い! おもしろ~い!」
脳天気な声を上げて、手で黒い湯をすくってはぴしゃぴしゃと自分の体にかけている。
先客にはまだ気づいていないし、この浴場の目的や湯の効用も察せていない。
■リス > 「―――。」
少女の唇が淫蕩に吊り上がる、反対側に客が―――相手が来たようだ、彼女が正規のそれかどうかは関係はない、そもそも、黒いお湯に、催淫された思考には、どうでも良いのだ。
聞き覚えのある声、聞き覚えのある匂い、知っている相手だという事が確かなのである。
それならば、とちゃぷり、ちゃぷり、とお湯を揺らして、歩き始めることにした。表面上は、いつもの表情を取り繕うが、内心はもう、性欲情欲、それらが渦巻く坩堝となっていた。
ゆるり、と反対側へと移動してみれば、少女は甘く笑みを浮かべて見せる。
ドラゴンにもこんなに強力に作用するお湯なのだから、彼女にも、強く作用しているのでしょうね、と。
「お久し振り、ね?ティネ。」
何時ぶりだろうか、以前あったときも、此処で交わったことを思い出す。
あの小さな肉体に、自分のそれが埋まる―――そんな不思議な状況を思い出して、興奮が強まっていくのも感じるのだ。
もう、何も言わなくても判るのだろうか。
彼女も、同じなのだろうか。
桜色の唇、舌で、唇を湿らせて、淫欲に蕩ける視線で彼女を見よう。
はらり、とタオルを落とせば、もう、ぎちぎちに、雌を孕ませるための器官が、準備を終えているのだから。
■ティネ > しばらく水遊びをしていたら、黒い湖面が波打つのに気づく。
どうやら先客がいて、それが近づいてきているようだ。
「あ、リスじゃん。お久しぶり──……」
のんきに振っていた手が、タオルの裏に隠されていたものと
濡れた瞳を目の当たりにして固まる。
「お、大きくなった、ね」
自分の背丈の数倍はありそうなそれ。
ティネにしてみれば、馬車を垂直に立てたものと同じぐらいに感じる。
少し離れていても、つん、と性の匂いが漂ってくる。
それだけで呼吸を乱してしまう。
リスに見下され、近づくでも逃げるでもなく、ただそれに圧倒されている。
■リス > 自分に気が付いてくれた彼女、挨拶の言葉もそこそこに、自分の肉棒を見るのである。
そのサイズには、驚きを隠せないようだけれども、少女は軽く笑みを浮かべて見せようか、だって―――。
「大きくなっては、居ないわ?前も、このサイズだもの。
でも、そう思えるというのはきっと、私、ティネの事孕ませたいから、興奮してるから……そう見えてるんだと思うわ。」
もともと人竜故に、大きくなっている――成長しているかもしれない、彼女と前に交わったのは何年か前の事でもあるのだ。
久しぶりに見る子の肉棒に、驚きを隠せないのかもしれない、何となくわかる。
彼女の肉体、同じ大きさならば、素敵なスタイルに見えるのだ、自分よりもシュッとしている、細くて女の子らしいからだ。
羨ましいわ、と言う羨望と、彼女を前にしての、欲望が強くせめぎ合っていく。
早く、したいという思いと、ちゃんと、言葉にしないとという理性、その理性さえ、セックスをすることを前提とした淫乱な思考。
「ティネ。しましょう?」
何を、とは言わず、少女は手を伸ばす。
優しく彼女の体を抱き上げて、その小さな唇にキスをしようと顔を近づける。
逃げるのならば、まだ可能である。
何故ならば、少女自身、興奮しすぎて、がくがくしているのだ、肉棒だって、射精の時が近いと思えるぐらいに、膨らんでいた
■ティネ > 「孕ませ……」
欲望を隠さないリスの言葉に、太ももをこすり合わせる。
肉柱を見る。叩きつければ、自分の手足なんか簡単に砕けてしまいそうな暴力的な熱塊。
触りたい。嗅ぎたい。壊されたい。高められた淫欲を必死に押さえつけている。
「いいよ……ボクに許可なんて、とらなくたって、さ」
突き出される唇に、自分から顔をうずめにいく。ペットが恭順を示すような仕草。
■リス > 「ふふ、それは、私のプライドが、赦さないんだもの。
好きな相手には、ちゃんと問いかけたいの、嫌なのかどうか、聞きたいの。
私は、変態だけれど、だからこそ、本当に嫌だと思う事はしたくないわ?」
唇が振れる、小さな唇は、自分の唇に触れて、甘く感じられる気がする、そして少女は、彼女の小さな秘所に己の指を這わせてなぞり上げる。
くちゅり、くちゅり、と彼女の淫欲を、そして、自分の興奮を確かめるために。
ゆっくりと彼女の秘所を指で解して大きくしていく、彼女の体は特殊で、どんどんどんどん大きく広がっていくのだ。
だからこそ、遣りやすいともいえるのだとおもう。
時間をかけて解している間に、彼女の唇を自分の先端へと導いていこう。
「さ、私のおちんちん、貴女と子作りするペニスを、十分堪能してくださいな?」
解れきるまでの間、自分のそそり立つ肉棒の先端、強く先走りを滲ませるそれを彼女の顔に近づけるのだ。
彼女も、興奮しているのが、その肌から、良く見て取れるから。
■ティネ > 「んあ……ひゃう……っ!
あっあっあっあ……!」
湯の効果が顕れているのか、指が敏感な箇所に少し触れるだけで身を反らせて声を漏らす。
指一本でもティネのような小人にしてみれば大きすぎる径となる。
相手にとって少しほぐすつもりでも、無茶苦茶な乱暴だ。
青息吐息になって、リスの指使いの前に一度ぐったりと果ててしまう。
「ふぁぁ……っ♥」
巨淫木の先端が向けられる。ぱくぱくと興奮に開閉する鈴口は、よだれを垂らす獣の口のようだ。
これだけ大きいと、逆にティネの全身を呑み込んでしまえそうにすら見える。
もはやそれしか視界に映っていないかのような様子で、肉柱の先端にすがりついて、ずじゅ、ずじゅと先走りの蜜を貪っていく。
到底吸いきれないそれが、顔や髪、胸や腹に溢れ、てろてろと汚していった。
■リス > 「あは……っ、可愛いわ、ティネ……。」
小さな体は人形みたいで、その体が刺激で乱れる姿はとても可愛らしい、人形遊びをしているという背徳を感じてしまい、背筋をブルりと振るわせてしまう。
彼女の小さな秘所は、少女の指をちゃんと咥え込んで、そして、どんどんどんどん広がっていくのだ。
そして、少女自身、媚薬の湯にやられているせいか、何時もよりも制御が聞かず彼女を、強く犯してしまって居るのであった。
「ティネ、ティネ…ぁ!」
媚薬の湯の所為なのか、彼女の絶頂に引きずられたからか、あるいは両方か。
彼女の唇が小さなしたが、少女の肉棒に這わされ、精液を舐めとり、啜る姿、貪られる姿にゾクゾクとした快楽を覚えて、息を吐き出す。
そして、勢いよく射精をするのだ。
どろりと濃厚な白い液体で彼女を汚して、べっとりとした汁を、匂いを彼女にマーキングするように、掌で塗り込んでいく。
べたべたなスライムに喰われてしまったような姿の彼女に、少女は笑いかけた。
「ティネ……もっと、しましょ?異種間交尾して、子作り、しましょう?」
荒い息を吐き出す少女、その肉棒は再度そそり立つ。少女の精巣では、新たな精液が、精子がぎゅんぎゅんと言った様子で作られていくのだ。
血管が浮かび、そそり立つ肉棒、彼女を襲い、犯してしまう準備は、整っていく。
再度彼女の体を反転させて、その入り口に、先端を、押し付ける。
■ティネ > 「ふぁぁぁぁ……ぁぁぁっ♥
す、すごぉ……これだけで、孕んじゃいそう……♥」
先走りの露よりも遥かに多量の白い濁流に襲われる。
匂いと温度で自分が上書きされ、刷り込まれ、染み込んでいく。
彼女の所有物にさせられていくような感覚。
「あっ……はひっ……はひっ……」
小さいからか、傍のリスの体内で精子がふつふつと生まれていくのが、聴こえてくるような気がした。
めきめきと音を立てて、小さく弱いティネを嘲るように、巨肉が力を取り戻し、圧倒的な姿を見せつける。
浮かんだ血管の太さは、ティネの拳ほどにもあった。
「ひぃぃぃ……っ♥」
口から漏れる声に乗るのは陵辱と快楽への期待ばかりではなく、恐怖。
何度経験しようとも、自分を轢き潰せてしまいそうな車両のごとき逸物を
叩きつけられることを平然と受け入れることはできない。
「あっ……あああああ……っ」
押し付け、力を入れればほぐれていた秘裂が、両脚ごとみちみちと拡がり……
巨大すぎる肉の尖塔を包むように、服腔が変形し、
薄く平べったくなった膣肉がぴっちりと亀頭に吸い付き、繊細に締め付ける。
女を犯しているというよりは、陰茎の上に小人を被せている、といった図だ。
ここを掴んでくださいとばかりに、ペニス側面の両端でティネの両脚が揺れる。
「は、はっ、はぁ……ねえ、リスぅ……
ボク、まだ、っかわいい……?」
通常の人間では到底生きていられないような姿になってしまった妖精はそんな問いかけをした。
■リス > 「ふふ、駄目よ、そんな程度で孕んでしまっては……ね?
今から、ちゃんと交尾するんだから、ティネの中を楽しませて、ね?」
ぎちりぎりちとそそり立つ肉棒、彼女の淫蕩な姿を見て、もっと、もっとと興奮していくのが判る、自分が彼女を征服しているというのが理解できる。
匂いを、味を、塗り込み、自分の精液で包み込んだ相手を見て、ゾクゾクと背筋を振るわせる少女。
「大丈夫よ、ティネ……私は、優しく、してあげる。」
そう、言いながら彼女の足を掴む、彼女が望んで自分に差し出してくれているのだから、其処を掴むのが当然なのだ、と。
そして、あまり得意ではないが、魔力を少女は彼女に練り込んでいく。
魔力としての力は、強化―――、彼女の体を強くして、壊れないように、壊さないようにするための力。
逆を言えば、乱暴にしても彼女が壊れる事が出来ないという、事でもあるが、少女は気が付いていなくて。
彼女を壊さないようにと、其の一念だけであった。
広がる膣肉、食い込む肉棒、彼女の奥まで少女の肉棒は挿入されて、まるで、先端を覆うための帽子のような状態の彼女。
それでも、問いかける言葉に対しての少女の返答。
「ええ、とても、可愛いわ、ティネ。
私のモノにして、捕まえて、逃がしたくないくらいに。
そして、先ほども言いましたが、孕ませてしまいたいくらいに。」
彼女の顔に掛かる精液を指で拭い、甘く笑って、優しくなでて見せる。
そして、腰を揺らした。ずん、と彼女の中を強く突き上げて、彼女の下腹部をボコりと大きく膨らませて、抽挿を開始する。
■ティネ > 「優し、く……」
ティネがどれだけ奇妙な体をしていようが、こんな行為はそもそも優しいとは言えない。
どれほど甘い言葉をかけられても、自分の命はリスのたなごころの上。
気分や力加減次第で、あっけなくくしゃりと終わってしまう。
──だからこそ、どうしようもなく興奮する。
「おおぁぁっ、おぁぁっ♥♥」
両脚をつままれて引っ張られ、挿入が深くなれば、肺の空気が押し出され、
潰れる寸前の蛙が出すような無様な声が上がる。
「えへ、もう、ボク……逃げられなく……なってる……♥」
秘所を串刺しにされたこの状態は、まさしく少女の股間に磔にされた虜囚だ。
リスが望むならば、ティネはこのまま残りの生涯をペニスカバーとして過ごさなければならなくなりさえすらする。
「ぐっ、あっ、ぐっ、……!」
ティネの体が掘削されていく。下腹部が、くっきりと亀頭のシルエットになる。
どこまで到達しても、リスの粘膜に触れるのは女の柔らかく濡れた肉だ。
亜空間につながっているわけではないという証拠に、
ティネの内臓や骨、心臓や乳房が、壊れずにめぎめぎと押しつぶされ、リスのペニスの形を写し取っていく。
ひとつひとつの血液や細胞の動きまでもがつぶさに伝わり、リスに奉仕し、悦ばせるだろう。
■リス > 流石に優しくするというのは少女の主観であり、これだけの大きな体格差があれば、優しくするというのは土台無理な話となる。
彼女の中をぐちゃぐちゃにかき混ぜるように突き上げる少女のペニスは、彼女にとってとても、とても強いもので、鉄の棒を挿入されているようなものだ。
そして、串刺しになっているような形となるが、彼女の表情は、むしろ恍惚としていてうれしそうでもある。
「あは……んっ、ふ。ぁ……ぁ。」
ぎちりぎちりと膨らんでいく肉棒、其れに甘えるように絡みつく彼女の秘所は蜜を垂らして、ぴったりと密着をする。
どろどろで、絡みつくその場所は、ブルりと身を震わせるほどに、心地が良い。
根元までとは言わずとも、半分はすでに飲み込んでいるのだから、彼女の中はすごいと思えるのだ。
だから、とても嬉しさを見せるように微笑んで見せた。
「そうよ、ティネ、貴女はもう、私の物……私の虜、なのよ?」
甘く優しく蕩けた声で宣言しながらも、少女は彼女の胎内に、己の肉棒をかき混ぜ、突き上げて見せる。
ぐちゅり、ぐちゅり、と内部をかき混ぜる少女の腰は徐々に早くなって、膨らんだ肉の襞をゴリゴリとこそげていく。
「ぁ、ん、あ……いくわ、……ティネ!支配の証 うけと、め、なさ……い!!」
興奮。発情、支配、愛欲、それらがないまぜになった感情を少女は胸に。
彼女を揺さぶりながら、勢いよく精を吐き出す、先程、彼女を染めた精液を超える勢いと、分量で、内部から、たっぷり汚し、焼き尽くす怒涛の本流を叩きつける。
■ティネ > 「あぎぃぃぃぃぃっ♥」
内側が撹拌されるたび、自分の柔肉もそれに引っ張られる。
自分の内臓がまるごと失われては埋められるような衝撃を何度も繰り返し受ける。
あまりのショックに何度か失神し、そして覚醒する。
「あ……♥ リスのこだねくるっ♥ くるぅぅぅ♥」
巨根の付着物と化したティネもまた、射精の些細な前兆をつぶさに感じ取る。
ペニスの収縮だけでも大きな刺激となって伝わり、それで一度果てる。
それに数拍遅れて、暴力的な脈動とともに、ごぶ、ごぶと粘ついた熱精が注ぎ込まれていく。
「~~~~~っ♥」
射精の勢いで、急に空気を吹き込まれた風船のように、ティネの全身が上下に揺れる。
鉄串を突き入れられた挙げ句に、おびただしい性汁で腹がパンパンに膨らまされ、
華奢な少女人形としての姿は見る影もない。
ぴゅ、ぴゅ、と、開いたティネの口から噴水のように白濁液が吹き出す。
膣や子宮どころか胃を満たし、喉から溢れ出したのだ。
■リス > 「ぁあ。ぁあ、ああ!」
淫欲の湯で、狂っている少女は、自分の精液を吐き出している彼女の様子に、興奮を覚えてしまう。可愛い女の子の口から零れる精液、自分の精液が彼女を染めて、塗り替えているという事実がたまらなくて。
ぶるぶると、大きく身を震わせて、息を吐き出して、更に精液を煮込んだような粘ついた汁を注ぎ始める。
どぶ、どぶどぶ、と音がするぐらいに勢いよく、そして、魔力を注ぎ込んで彼女が死なないように修復し、そして、強化する。
そんな循環を繰り返しながら、少女は彼女を犯し、突き上げ、何度も何度もかき混ぜる。
どろどろの精液がペニスに粘りつき、絡みつくのが判る、彼女の膣が、こんな状態でも収縮し、掴みかかる様に吸い付くのが判る。
「ティネ、まだ、もっと、しましょう――――?」
甘く笑う少女の理性は、思考はすでに無く。
只々腰を振り、彼女を犯す姿が、もう少しの間見えるのであろう―――
ご案内:「九頭龍の水浴び場/ふたなり浴場」からリスさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場/ふたなり浴場」からティネさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にポチさんが現れました。
■ポチ > 湯船のかき混ぜ棒を肩に担いで濡れた床の上ペタペタと濡れた足音を立てながら歩く少年。
今日もアルバイトとしての御勤め。
仕事内容は湯をかき回したり、お客さんにマッサージをしたり…気に入られればお酌をしたりすること。
そしてお客の指示には絶対服従。
そしてお客には中を歩く少年少女には手出し自由が伝えられている。
そんな事を頭の中で確認しながら、ペタペタ歩みを進める。
誰も入っていない粘度の高い白濁湯にたどり着けばかき混ぜ棒の先端を湯船の中に沈めかき回し始める。
粘度の高い湯はかき混ぜ棒を引けば重く、逆に引っ張られるような錯覚を感じながら、何度も棒を中で手繰っていけば自然と白い肌は桜色に染まりうっすらと汗ばんでいく。
「ふっ… ふっ…」
■ポチ > 「んっ… ふぅ…つかれた…。」
ぽつりと漏れた言葉。
混ぜ棒の手を休めゆっくり一息漏らす。
額に浮かぶ汗を湯浴み服の袖で拭い、肩から延びる細くしなやかな首。
線の細い体は力のある大人であれば如何様にもできるだろう。
うっすらと透ける湯浴み服は痩せながらもどこか煽情的で、柔らかなお尻やしなやかな足は人目を引き、さらにはお尻の付け根の辺りから延びる一本の尻尾。
それは獣の物ではなくどこか蛇の様につるっとしており先端は矢じりのように尖ったそれが穏やかな感情を示す様にゆらゆらと揺れている。
一休みすると少年は再び混ぜ棒を手繰り始める。
■ポチ > 「ふぅっ… よいしょ… んっ…」
白濁湯は重く手は少し潰れて痺れる感覚。
腕だけではなく全身を使い、前後に体を揺らせば尻尾はバランスをとる様に揺らめかせながら懸命に混ぜ棒を手繰る。
湿度が高く、気温も高い為に白い肌に玉の様な汗が浮かび、湯浴み服の胸元へと落ちていく。
「ふぅ… ふぅ… さすがにちょっと熱い…。」
■ポチ > 「ようやくここは終わりっと。」
ふぅっと安堵した少年。
湯船から混ぜ棒を抜きこんこんと湯船に棒を叩き、絡みつく白濁湯を落とし次は何処を混ぜに行こうかと、視線を滑らせる。
出来れば御酌をしたりちょっとのんびりしたいなぁ等と考えながら再びペタペタと歩きはじめる。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からポチさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にポチさんが現れました。
■ポチ > あちこちの湯船をかき回して数時間。
流石に疲れがたまって休憩と、果実水と氷をいれた水差しとコップを盆にのせ最初に掻きまわした白濁湯へと足を進める。
湯けむりで奥までは見えないが、気配察知にたいしては修練のない少年もしかしたら先客がいるかもしれない。
湯船の中に沈んだ足に絡みつく白濁古りと体が震える。
「ふぁ… 温かい…。」
■ポチ > そのままトロトロの湯船に肩まで浸かり目の前には浮付きの盆がぷかぷかと浮かんでいる。
白濁湯の中でゆらゆらと揺らめく尻尾。
水の抵抗を楽しんでいる。
水差しを持ち上げ、コップの中にとぽとぽとぽと注いでいき、水差しを戻してからグラスを持ち、一口。
温まる体内の食道を浮き上がらせるような冷たいそれに穏やかな一息。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からポチさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にエレイさんが現れました。
■エレイ > 「♪フーフフフンフン フフフフフーン……」
夜。
下手糞な鼻歌を奏でながら露天風呂に足を踏み入れた金髪の男は、慣れた様子で
淀みなく桶を広い、湯舟に近づいて掛け湯を済ませ、ゆっくりと湯の中に身を沈めていって。
「ウェーイ……。──♪フンフーン フンフフーン……」
身にしみる熱さを吐き出すように声を漏らしつつ湯舟の縁に背を預けると、
タオルを頭に載せながら鼻歌を再開。
静かな露天風呂に、残念極まるメロディが緩やかに響いてゆく。
なお適当なフレーズを適当に奏でているだけなので、何かしらの曲というわけでもない。
──もっとも、男は音痴なので元の曲があって説明したとしても、理解してもらえない可能性のほうが高いのだが。