2020/03/28 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場/岩風呂」にカインさんが現れました。
カイン > 月が天頂へと向かう頃合い。
月光に照らされた岩風呂の中を一人貸し切り、
ゆっくりと体を伸ばす男の姿が有る。
一度体を伸ばした後、ゆっくりと力を抜いて目を細め。

「はぁ…こうやって一日の締めくくりに湯に浸かると、何というか生き返るって感じがするな。
 最近はあんまり風呂に入るってコト自体が出来ない旅ぐらしだったし、
 暫くのんびりと街で過ごすのもいいかもしれないな」

街道をゆく商人たちの護衛やら、
大海をゆく船の護衛やらと、正直な所あまり落ち着ける仕事をしてない昨今である。
ここまでのんびりとした時間を取れるのは久方ぶりだとひとりごちながら肩を叩く。
それなりに長く生きてるせいか、どうにも所作が爺むさい。

カイン > そろそろ大きめの仕事をするのもいいかも知れないが、どうするかね。
 タナール砦くらいならいいんだが、流石に主戦場の方に行くのは気が引ける。
 知り合いなんかと鉢合わせたら目も当てられない」

面倒なことになるのが目に見えてるとぼやきつつに、
大きく体を伸ばすと自然に熱っぽい息が漏れる。
段々と軋むような感覚を覚えるようになった体の節々に、
思わず首を慣らし。

「ここらで一度ちゃんと休むか、
 街で暫く過ごすかね。…ま、連れ添いも居ないんじゃ酒飲むくらいしかやることないが」

あまり言ったことのない場所の酒場めぐりでもしようかという算段。
既に発想が完全に飲兵衛のそれである。

カイン > 「酒…といえば酒造でも回ってみるかね。ここのところ安酒ばっかり飲んでらな」

この宿などで供される酒はそれなりの上物が混ざってはいるが、
やはりちゃんと探さなければ見つからないのが良品というのは何においても変わらない。
それこそ偶然に頼ることもできないではないが、あまり男の好みでもないらしい。
そんなことをつらつら考えて空を見上げると。ふっと自然に息が漏れ。

「やめとこう、酒の事ばっかり考えると飲みたくなる」

かといって仕事の事も問題だなと少し渋い顔になり。

「こうしてみるとあんまり趣味らしい趣味もないな俺…」

自分の無趣味ぶりを自覚して若干げんなりした表情。

カイン > 「…これ以上はさすがにやめておいたほうがいいな。
 また明日、目が覚めた後に入るとするか」

体がずいぶんと温まったことを確かめるように体をほぐし、
立ち上がった後にその場を後にしていくのだった。

ご案内:「九頭龍の水浴び場/岩風呂」からカインさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にキルシュナさんが現れました。
キルシュナ > 広々とした中庭を眺めながらゆったりと歩く事の出来るガラス張りの廊下。その合流地点はちょっとした休憩スペースになっていて、これから温泉に向かう者達の待合所や、風呂上がりの人々が涼む場所として使われていた。色々な温泉への通り道となるその場所には、今日もまたいかがわしい目的を胸に抱く猫娘の姿もあった。

翼めいて広げた両腕をベンチの背もたれに預けてすらりとした脚を組み腰掛けるキルシュナは、空調魔法に保たれる程よい気温を良いことに浴衣一枚だけを着用した薄着姿。
爆乳の形作る深い谷間を見せつける襟元や、つっかけたスリッパをひょこひょこと動かす細い足首、浴衣裾の作り出すスリットから覗くむっちりと肉付いた太腿などが、付近を通りがかる男性客の下心たっぷりの視線を引き寄せる。
しかし、当の猫娘はそんな視線を気にも掛けずに黒艶の短髪から生えた獣耳をピクつかせ、切れ長の金瞳をきょろきょろさせて獲物の訪れをじっと待つ。年中ピンク色のその頭で考えるのは

(「今日のウチが狙うんは良識とか羞恥心とかちゃんと持っとる初心な感じの子や。名前も分からへん美人のお姉さんにナンパされて二人で温泉に入りに行く言うドキドキ感こそが今回のキモになるわけやし―――おっほ♡ あの子ええ乳しとる♡ ……って、あかんあかん、あの子は見るからにウチと同系統の肉食やろ! おちつけキルシュナ、初志貫徹が大事やで~っ!」)

ご案内:「九頭龍の水浴び場」にミューラさんが現れました。
ミューラ > 黒猫ミレーが獲物を品定めしている時間に。
全身が刺激に対して敏感寄りである天使が、同じ温泉を訪れていた。
デメリットのように感じられる天使の体質だが、心地よさなどもより大きく感じられ。
そのために、時折こうして、羽根と輪をしまい、こうして温泉を訪れることもある。

「……!」

今日もゆっくりとしようと。可愛らしい恰好で今日はどんな湯に浸かろうかと考えていたところで。

…その姿を見つける。
忘れようとしも忘れられない、金色の瞳と八重歯が目立つ口。
女性らしいしなやかさの奥にある暴虐も、天使は以前に体験していて。
その時の記憶が蘇り、つかつかと足を忙しなく動かし、椅子に座るミレーに話しかけよう

「……よ、よく堂々と姿を晒せるわね…。私にあんなことしておいて、その、ただで済むと思って、るの…」

タンカを切ろうと思ったが、余程以前の体験が鮮明だったのか。
言葉はしりすぼみになってしまう。
顔も真っ赤であり、迫力は薄く。
以前に放たれそうになっていた異様な力も…ここでは、無実の人間を巻き込むことになるからか、溜めも起こっておらず。
相手から見るなら、ただ単に顔の真っ赤な少女が話しかけてきただけのように思えるだろう。

キルシュナ > 「――――んぉ?」

ぴくっと震えた猫耳が脇見をしていた猫娘の金瞳を近付いてくる少女の方へと向けさせた。いかな長躯と言えど座っていては立った小躯を見上げる形となる。そうして持ち上げた猫目が見止めたのは、清楚な白ワンピでメリハリの効いた肢体を包む、金髪もきらびやかな碧眼美少女。
「わぉ♪」なんて軽薄な感嘆を漏らす猫がナンパの口上を向けるまでもなく、真っすぐこちらに近付いて来た彼女の方が口火を切った。
睨みつけるような視線からすれば、恐らくは以前、キルシュナの悪戯に晒された犠牲者の一人なのだろう。尻すぼみになっていくセリフだとか、かぁぁ…っと赤味を増していく白頬だとかを見れば、公衆の面前では到底語る事など出来ぬエロい悪戯で弄ばれたのは明白なのだが

「―――――えぇと………誰やったっけ? ウチ、あんたみたいな可愛ぇえ娘の事は一度見たら忘れん思うんやけど」

被害者はいつまでもそれを覚えていても、加害者の方は案外簡単に忘れてしまうという例を見せつける様に、こてんと小首をかしげた猫がぱちくりと金瞳を瞬かせる。
その様は、かつてタナール砦近くの森の中で、不意打ちちんぽにけつまんこをずっぷし犯された少女天使にとっては許しがたい物だろう。

「………あぁ!」

そんなエロ猫が不意に何かに気付いたかの如く、ぽむんっと緩く握った手でもう一方の手のひらを打った。そしてじんわりと理解の広がっていく表情が浮かべるのはにんまりと大口を歪めるいやらしい笑み。

「なぁなぁ、知り合いやって言うんやったら、ウチとどないな出会い方したか教えてくれへん? したらウチもきっと思い出すやろし♡」

にまにまとして笑みは、出会った際のエロ鎧と如何にも天使然とした姿が印象的過ぎて今の姿と繋げるのに手間取った彼女との出会いを思い出している。にもかかわらずしれっととぼけて問いかけるのは、気恥ずかし気な彼女の口からアナルレイプの顛末を語らせようなんて意地の悪さ故。
無論、こんな風にとぼけた対応をしたせいで、折角向こうから近付いてきてくれた美味しい獲物ちゃんに逃げられてはたまった物では無いので、彼女が憤慨する様ならば大慌てで平謝りしたりする覚悟も出来ているのだけど。

ミューラ > あれだけの事をしたのだから、きっと報復を恐れてがたがた震えるに違いない――
羞恥に駆られながらも、そんな傲慢な考えを…今日は清楚な格好をした天使は持っていたのだけれど。
目の前のエロ猫から出てきたのは、まさかの、自分を覚えてないような反応。
そんなことをされれば、誰だって腹は立つ。

「だ、誰って……~~~!!」

その場でじたんだを踏みそうなほどに、真っ赤になりながらも怒りの表情を浮かべる。
わなわなと震えるものの、今、感情のままに力を使ってしまって、周りを巻き込めば、それこそ天使失格だ。
今すぐこのエロ猫に張り手の一つでも決めてやりたいが…

「ど、どんなっ!?、あ、う、いや、どんなって…、お、覚えてる、でしょ!?」

予想外の切り返しに、思考が真っ白になる。
思い出したようなそぶりを見せたから、続く言葉はようやく謝罪だと思っていた。

まあ、床にひれ伏して足を舐めるなら寛大な天使の心で許してあげよう。

そんな考えがあったのだけれど。
どんな出会い方をした、と聞かれれば、思い出してしまう。
不意打ちで、身体の奥底まで汚されて、あまつさえ気持ちよくなってしまったことを。
そして最後には尻穴からザーメンを吹き出し、それでもまた絶頂してしまい、この相手にやめてほしいと嬌声をあげながら懇願までしたこと。

それらすべてが一瞬で頭を駆け、まるでそれを身体も思い出したかのようにぶる、と震えて。

「お……覚えてない、なら…言って、あげる…っ、ほんっと、下賤な種族は、頭も、悪いの…っ」

更にあれから…排泄をする度に背中に甘い刺激が走るようになり。
気づけば、手が股座に伸びていることもあった。
そんなことを言えば絶対に調子に乗るから言うわけにはいかないけれど。
本当に、覚えていないなら…思い出させなければならない、と天使は決意する。
自分だけがあんな思いをして、更に自分だけが体の疼きを抱えているなんて、許せないから。

く、と身体を曲げて椅子に座っているエロ猫の耳に顔を近づけ…

「あ、あなた…、キルシュナ、が…砦、で…っ、無理矢理、突然っ、…私のお尻に、えげつないの入れて、その、セックス、してきたんでしょ…っ!」

周りには絶対聞こえないように声を絞りつつ。
逃げられなければ、そう囁く。
冷静になれば…未だ羞恥は多分に残っているのか、詳細はぼかしているものの。
顔を真っ赤にしながらの、アナルレイプの告白だ。

キルシュナ > こちらの返した知らんぷりに、地団駄を踏みそうなくらいの怒りを覗かせる天使少女。実際には天使ならではの超絶パワーなどを持っていて、キルシュナを持ってしてさえ逃げるのが精一杯なんて戦闘能力を有しているのかも知れないが、今の彼女から感じるのは畏れよりも愛らしさばかり。
それゆえ浴衣の臀部に開けられた穴からにょろんと伸びた猫尻尾も、含み笑いを我慢するかの様にくねくねと機嫌よさげな動きを見せる。

「いやぁ、すまんなぁ。お嬢ちゃんの顔には何となく見覚えある気がするし、もう後ちょっとで思い出せそうな気もするんやけどなぁ?♡ なぁ、お嬢ちゃん、以前ウチと出会った時、どないな事シたか教えてくれへん?♡」

実際にはもう思い出せないどころか、最初は小生意気だった彼女が媚薬たっぷりのエロちんぽに尻穴をずこずこされて漏らしたエロ声の数々やら、勢いよくデカちんぽを引き抜いた窄まりからぶびゅるるるるぅううっと勢いよく白濁浣腸をぶち撒ける様まで色鮮やかに思い出せているのだけれど、それでも意地悪く問いかける。
彼女には何やら妙に苛めたくなるオーラが漂っているからだ。
そうして、そんな彼女が今にも燃え上がりそうな赤面を近付け、周囲に聞こえぬように抑えた声量でかつての出会いを伝えるのなら

「――――おぉ! 思い出した! 思い出したで! 森ん中で出会ぅた時のエロ鎧のイメージが強すぎて今の姿と繋がれへんかったけど、ウチにけつまんこレイプされて散々イキ散らしとったエロ天使ちゃんやん!♡ どないかな、あれからうんちのたびにウチとのプレイ思い出してアナル絶頂したりしとるぅ?♡」

こちらは当然、声を抑えるどころかデリカシー皆無の声音を、無駄に通りの良いハスキーボイスで休憩スペース全体に響き渡らせる。
詫び寂びの効いた中庭の景色を見るフリして浴衣の美女と白ワンピの美少女のやり取りを盗み聞きしていた男達が、一様にぎょっとして楚々とした金髪少女を二度見した。
彼らの顔に浮かぶのは『え、あんな可愛い顔してアナル狂いの変態なのか?』『森の中って青姦かよ、とんでもないド変態じゃねぇか!』『やべぇ、滅茶苦茶興奮する!』といった、天使少女の高潔を痛く傷つける妄想の数々。