2019/09/28 のログ
ニコ >  
へぇ……。

(すっかり彼女の言い分を信じてしまう。
 だってシェンヤンの文化なんて知らないのだもの。
 シェンヤンってすげーんだな、と感心しつつも目の前の妖艶な顔から眼が離せない。)

ぐ、ぬぬ。

(そしてすっと離れてセクハラじみたことを言ってくる彼女。
 なんかここで言われた通りに全裸になるのはなんだか癪だ。
 ただ興味があるどころの騒ぎじゃないのも確か。)

――そういうサービスはしてないんじゃなかったのかよ……。
えっと、仰向け?
それともうつ伏せの方が?

(とりあえず言われた通りに上半身の服を脱ぐ。
 エルフにしては筋肉の付いた身体。
 強がりを言いながら下は脱がずにベッドへ言われた体勢で横たわるだろう。)

スイ > 上半身を脱ぎつつも、下は脱がずにベッドに身を横たえるエルフの青年。
その様子に、スイの顔がわずかに不快感を呈する。まるで「ズボン脱がねぇのかよ…」とでも言わんばかり。
すぐにまた営業スマイルを取り戻すと、ふたたびベッドに歩み寄ってくる。

「くふ。お主がすっぽんぽんになったからと言って吾輩が娼婦になる道理も義理もなかろう。
 肩を癒やすなら肩を出してもらい、チンポを強化するならチンポを出してもらうだけの話よ。
 ――まぁ良い。上だけ脱いだのならば、そこだけでもしっかり癒やしてやるわ」

サンダルを脱ぎ、軽々とベッドの上に登るスイ。ニコを仰向けにさせると、へそをまたぐように膝立ち姿勢を取る。
……今度こそ、一糸も纏っていないスイの局部がまざまざとニコに見せつけられる形になる。
少女めいて若くみえるスイだったが、女性器の作りには若干の熟れが見え、一本筋ではなく陰唇が自然に開いている。
そのまま覆いかぶさるように上体を下ろすと、先程触れた箇所にふたたび手を添えた。

「――痛かったら痛いと言えよ。止めんがね」

今度は親指以外の4本の指を、鎖骨の下に潜り込ませるように触れさせて……ぐっ、と押し込む。
少女のものとは思えない力が籠もり、3cmほどもニコの体内に沈み込んでしまう。しかし痛みはほとんど感じないだろう。
呼吸に合わせるように断続的に指を差し込みながら、深部の筋肉にまで己の『気』を浸透させていく。

「ふッ………ふッ………。……ククッ、ガリガリの坊やかと思ったが意外と筋肉あるじゃあないか。
 ちょいと疲れるな、これは……」

そう言いつつも汗1滴すら流さず、かかる力も全く変わらず、スイはこまめに指の位置を変えながら丹念に按摩を続ける。
……少女の上体を大きく揺らしながらの按摩。つられて腰もわずかに上下する。
その様子は騎乗位セックスにも見えるかもしれない。
ニコの股間に触れてはいないけれど、万が一勃起したりしたら、触れてしまうこともあるかもしれない。

ニコ >  
(なんか物凄い不機嫌な顔をされた気がする。
 なんでだ。
 むしろここで脱ぐ方がおかしいだろう。)

納得がいかねぇ……。

(思わず言葉が漏れる。
 腑に落ちないと言った感情が顔に浮かぶ。
 それでも彼女の局部には目を奪われてしまうだろう。
 だって男の子だもの。)

そりゃ、まぁ……猟師やってるから……。

(やっているのはマッサージ。
 マッサージのはずだ。
 しかし彼女の動きがいやらしいことをしているように見えてしまう。
 ちょっとあり得ないほど自身の身体にめり込んでいる彼女の指など気にもならない。
 当然自身のご立派様は敏感に反応し、ムクムクと股間にテントを張っていく。
 万が一どころか当然の権利のように勃起し、彼女の女性器へ布越しに触れる。)

――っ。

(その拍子に思わずびくりと身体が跳ねた。)

スイ > 「あン? 何が納得行かないと? 別にマッサージの店で服を脱ぐのは普通のことだろう?
 ……まー普通は下着一丁だのタオル掛けるだのするかもしれんし、ニコもそうしていいんじゃぞ?
 別にッ、吾輩は、ちーっとも不服じゃ、ねーですがっ!」

ぐいっ、ぐいっ、ぐいいいっ、ぐいいいいっ!
憮然とした表情のまま、機械の火力が上がるように徐々に按摩の力が増していく。
筋肉の合間に入り込む指の深さもミリ単位ではあるが増していき、痛みを感じる瞬間もあるだろう。
乱暴な言葉づかいといい、とてもマトモな接客業には見えるまい。

……と。全身でニコの筋肉をほぐしているうち、腰をやや深く落としてしまう。
いつの間にかズボンの中で勃起していた硬いものに、スイの股間の柔らかい部位がむにゅりと触れる。

「はひゃ♥」

一瞬、スイの動きが止まる。これまでの堂々とした口ぶりとは異なる、甲高く女性らしい嬌声を漏らしてしまう。
すぐにまた憮然とした表情に戻ると、ゆっくり腰を上げる。
すでにスイの女性器は潤っていたようで、ニコのズボンに張ったテントの頂点に濡れた跡が残っている。

「――くふ、くふふ。ニコは猟師だったんかぇ。そしてこいつが猟銃だと。
 なんだい、今の時点で十分でかい銃じゃないかよ。これで夜の相手がいないとは、なんとも寂しい話よな。ええ?
 膨らましてるってことは、吾輩が今日の獲物ってわけか? 吾輩はただの狐じゃねーぞ?」

ニコの頭上から見下ろしつつ、ぺろり、舌なめずり。その頬はすでに興奮で朱が差し始めている。
そうして挑発した後は、上半身への按摩を再開する。ダイナミックな身体の動きも前と同じように。
当然、スイのはだけられた女性器とニコの股間のテントは何度も何度も接触する。もはや実質セックス。
腰が触れ合うたびにスイの呼吸は瞬間的に乱れるが、余裕ぶった表情は崩れず、按摩も力強く正確なまま。

ニコ >  
不服じゃねーかどう見ても!!
いてっ、いててっ!

(明らかにそういう目的でやってるんじゃないか。
 按摩から不服さが伝わってくるようで、時折感じる痛みに顔をしかめて。)

――おい。

(そうして止まる動きと、彼女の甘い声。
 取り繕うように表情を戻した彼女に、低い声を出してしまった。)

何だよ猟銃って俺が使うのは弓だよ。
デカいから相手がいないんだよなに上手いこと言ってんだこのエロ狐!

(自分の上で乱れる彼女。
 なんかこのまま好き放題されるのは悔しい。
 なんだか無性に腹が立ってきたので、腕を伸ばして彼女の尻をぐわしぃっと鷲掴もう。)

スイ > 「んひゃあっ♥」

組み敷くような体勢で寝ていたニコが突然、スイの腰を掴みにかかってきた。
他者の筋肉の動きを予知レベルで読み取れるスイだったが、あえてその無作法を受け入れる。
先程と同じような嬌声を上げ、ニコの胸板から指を離してしまう。

「――なんだい? くふふっ、この手は何かね、ニコよ。
 あれだけ丹念にマッサージしたんじゃ、もう肩のコリは取れていよう?
 それどころか、胸筋から上腕二頭筋にかけて力がみなぎっておるはずよ。全力で按摩したからな」

腰を掴まれてもそれを振りほどこうともせず、余裕ぶった笑みでニコを見下ろし語るスイ。
彼女の言う通り、スイの腰を掴んだ腕には嘘のように力が籠もり、肩の違和感もすっかり消えているだろう。
今ならきっと、普段より二回りほど強く張った複合弓ですら軽々と引けてしまうだろう。

「……で。その回復した肩と腕で、吾輩の腰をどうしたい?
 チンポがデカすぎて相手がいない? ククッ、それは可哀想な話だねぇ?
 人並みにまでチンポを小さくしてほしいかぇ? それとももーっとデカくしてほしい?
 ――単に吾輩を犯したくなったとか宣うのであれば、ちょいと軽蔑するがね……くくっ」

腰を引かず、下ろさず、中腰で高く跨った姿勢のままで。手を降ろし、ニコのへその下辺りをくすぐるように指を這わせる。
明らかに挑発してきている態度だ。

ニコ >  
(妙に両腕に力が漲る。
 肩の違和感どころか、それとは別の違和感がすごい。)

こい、つ……!

(挑発されている。
 ここで挑発に乗れば彼女の思うがままだ。
 けれど、)

あぁそうだよ、犯したくなった。
挑発したのは、そっちだからな……!

(正直もう我慢の限界である。
 言って、自身の上にまたがった彼女ごと上半身を起こす。
 抵抗しなければ、彼女の身体はころりと後ろに転がって、ちょうどまんぐり返しの体勢になるだろう。)

スイ > 「あやっ……!」

不安定な立ち膝姿勢でマウントを取っていたスイが、男の肉体に押しのけられ、後ろに転がされてしまう。
そのまま細い脚を抱えられてしまえば、ニコの望むとおりのまんぐり返し姿勢に固められてしまう。
今度はスイが下となって組み伏せられ、大きく開かれた脚の間ではヌラヌラと潤った女性器が開いている。
膣口はぽっかりと口を開き、陰核も皮から顔を出して丸く勃起しきっている。

「くはっ、挑発だと? 吾輩が挑発したと? あれは単なる事故じゃよ、事故っ♪
 先に言っただろう、マッサージだから身体が触れ合う事故も起こりうると。
 娼婦すら寄り付かないデカブツで吾輩を犯そうというのなら、それはれっきとした強姦罪だぞ? ええ?」

男の筋力で寝転され、雄の猛りを骨盤にゴツゴツと当てられながらも、なおも余裕の態度を崩さないスイ。
他方で興奮の色も濃くなり、頬はおろか脚の白肌にまで朱の色を帯び、脂汗も滲みつつある。
割り開かれた女性器からも粘っこい愛液が分泌され、発情した雌の匂いが立ち上る。
体格相応に小ぶりな女性器だが、ニコほどのデカブツを挿入してもきっと大丈夫そうなほどに、粘膜は柔らかい。

「――じゃが。『おまんこを使った施術』であるなら、正規のサービスの内に収まるだろうて。
 さあ、チンポぶち込むなら言いなよ、ニコ。チンポ大きくしてほしいのか? 小さくしてほしいのか?
 それとも精液量増やしたいか、持久力高めたいか? 言えたら犯されてやろう! くははっ!」

興が乗ったようにテンション高い口調で、なおも挑発してくるスイであった。
言う・言わないに関わらず無理やり挿入するのは容易な体勢だけれど。

ニコ >  
っこ、の……!

(これだけ濃いメスの匂いをまき散らしておいて、尚もまだ強気な口調の彼女。
 自分にだってわかる。
 そうかこつけて自分がしたいだけなのだと。)

じゃあ言ってやる。
お前の腹、パンパンに膨らむぐらいに、出せるようにしてみろよ!

(彼女の脚を押さえつけたまま、ズボンを半ばはぎ取るように脱ぎ捨てる。
 ガチガチにそそり立ったそれは、彼女の手首ぐらいの太さと、それに見合う長さで。
 ぐちゅ、とそれを女性器にあてがい、)

――。

(ふと動きを止めた。
 そのまま自身の先端を宛がう場所を後ろへとずらしてみて、反応を窺う。)

スイ > 「オッケー♪ お客様のご要望、お承りいたしました。
 ――おうさ、どんなガキもババァも確実に孕ませるザーメンを出せるように『おまんこマッサージ』してやろう。
 まぁ、吾輩は人間でもミレーでも魔族でもないから孕まんがね……♪」

ニコの『要望』を聞いたことでようやく『業務として』交尾するという道理が立った。
面倒くさい性格? そうかも知れない。ただ単に人をおちょくる一環としてこんなやり取りをしただけなのだ。
ただ交尾するだけなら娼婦稼業をやってたほうが早いのだし。

そんなわけで、ニマニマと余裕の笑みを浮かべつつ、ニコの巨根で膣を埋められる瞬間を心待ちにしていたスイ。
しかし、彼の腰が膣口に触れたかと思うと、怒張の熱が粘膜から離れ、後ろへと引かれていくではないか。
――束の間むっと表情を曇らせるスイだったが、すぐに爛れた笑みが戻る。

「――なんだい? そっちの孔での『施術』がいいのかぇ? ふぅん?
 別に吾輩はどっちでも構わぬが……ニコよ。若いわりにずいぶんと尖った性癖をしとるんじゃないか?
 風呂上がりに狐の尻穴で遊ぼうなどと、常人は普通思い至らぬぞ?」

ペラペラと揶揄の言葉を並べ立てるスイ。
しかし亀頭が触れる菊型の窄まりはヒクヒクと切なく蠢き、割り開かれる時を待っているかのよう。
決して未使用の孔ではなく、時折くぱくぱと口を開いて中の粘膜を覗かせる瞬間もある。
背骨の延長のように生えているフサフサの狐の尻尾がニコの股間を通り、さわさわとお尻を撫でてくる。

ニコ >  
このエロ狐……。

(思わず苦笑い。
 普通に誘ってセックスすればいいのに、わざわざ人を煽っておちょくってからするなど。)

うる、さいな――!

(尻穴での性交――と言えるのかどうかは疑問だが――には興味はあった。
 でもそういう店でするのはなんだか気が引けたし、何となく口するのが恥ずかしかったのだ。
 だがこのエロ狐相手なら別にいいだろうと言う気がする。
 とは言えやはり恥ずかしい。
 黙らせようと彼女の肛門へ、根元まで一気にねじ込んだ。)

スイ > 「くふふっ♪ うるさいのは生まれつきでな、吾輩のマッサージ術でも治しようがないわ……。
 ――んぐ、う、ううううううっ! っお、お゛ほあああ!♥♥」

まんぐり返しという無理な体勢からさらに押しつぶされるように、ニコの体重と筋力がかかる。
ぎちっ……と括約筋が伸びる音が互いの皮膚に伝わりながら、ニコの男性器はスイの排泄器官の中へと呑み込まれていく。
無抵抗とは言えないが、比較的すんなりと。
入り口の締め付けと裏腹に、内部の粘膜はふんわりと柔らかく、そして膣壁めいてしっとり潤っている。
異物を押しのけようと無意識的に骨盤が締まり、それに合わせて直腸内壁が四方八方からペニスに絡みついてくる。
痙攣するようにぞわぞわと震えたり、つかの間脱力してさらに奥へと飲み込もうとしたり、変化が目まぐるしい。

「かっ………は♥ ほ、お、おおお゛っ、お、お゛んっ♥ ふう、ふううっ、っぐ、っ、ふううううっ♥」

腰を丸める体勢でさらに負荷をかけられ、肺が潰される。ニコの目論見どおり、スイは言葉を紡げない状態になったようだ。
しかし嗚咽の声には明らかに艶が乗っている。顔にも苦悶の色は浮かんでおらず、厭らしく口元が釣り上がっている。
ぴゅ、ぴゅ、とニコの眼下に開く女性器から澄んだ飛沫が吹かれる。軽くイッているようだ。

「ふひっ♥ ひゅっ、ひゅ、ふっ、ふうううっ、っ、う…………くふ、くふふっ……♥」

ベッドの上で固められ、呼吸すらままならず悶絶しつつも、スイは淀みない動きでニコの方へと手を伸ばした。
先程くすぐっていたときと同じように男の下腹部に手の指を這わせる。押しのけようとしているわけではない。
ニコの股下を潜る狐の尻尾もぐいっと持ち上げられ、陰嚢を揉むように左右にわずか揺すってくる。
肩の凝りを癒やした時と同じように『気』を流しているのだ。陰嚢から前立腺へ、流れを作るように。
彼の『要望』通りに、精液の質と量を向上させる術を施しているのだ。
まるでオナ禁1週間目めいて、熱く重い射精欲求が込み上げて来るだろう。

ニコ >  
う、わ……っ!

(今まで感じたことのない刺激。
 女性器に入れるのとはまた違った気持ちよさだ。)

く、っそ……気持ちよさそうな顔しやがって……この、ヘンタイ、狐……!

(ぞるり、と肛門から自身を引き抜く。
 潮を吹いた彼女の事など知ったことか、と言うように、そのままズドンともう一度押しつぶすように叩き付ける。
 ぎしっぎしっとベッドを軋ませ、彼女の肛門を抉るように。)

ぐ、ぁっ、クソ!
もう、出ちまう……く、おぉっ!

(まだ数えるほどしかピストンしていないのに、もう限界だ。
 おそらく経験豊富な彼女と、あまり女を知らない自身。
 ましてずっしりとした射精欲求を感じては。
 無意識により奥で射精しようと、思いっきりねじ込んで、精を放つ。
 音が聞こえるほど激しく、今までで一番長い射精。)

スイ > 「きひっ……♥ ひっ、ひひひっ、そうだとも、吾輩は600余年ずーっと変態やっとるからの……♥
 っっ!!!! っお、お゛お゛お゛お゛っお゛お゛…………♥ ………ほ、ぉ…………ふぎゅん゛っ♥♥」

男の腰が引かれ、上体にかかる負荷が束の間軽くなる。隙を見計らったように再び軽口を聞き始めるスイ。
しかし長大な巨根が抜かれる感触には腰を浮かせながら嗚咽を漏らす。
そして再び男の体重の殆どがかかれば、潰されたカエルのごとく無様な鳴き声を上げてしまう。
同程度の体格の常人が受ければ肺圧迫による気絶か肩の脱臼、最悪頚椎骨折による死亡すらありうる極限姿勢での交接。
だがスイは身体操作能力に秀でた妖怪である、この程度の強姦では動じない。

「う゛っ、ふ、うんっ、ぐ、ぐううううっ……出せ、出せっ………っあああ゛♥ あっ、あああああ゛♥ かはっ!!」

射精を予感させるニコの嗚咽と体動に、スイも無意識めいて腰に力を込め、挿入を深くし、腸壁の愛撫に熱を込める。
脚も尻尾も全力で雄に絡みつかせ、排泄器官へと白濁液を受け入れていく。
スイの練気術で強化された精巣から、精嚢と前立腺をポンプとし、だく、だく、と。
直腸はすぐに満たされ、結腸に襲いかかった濁流がその関門を容易にこじ開ける。
そして残る射精はすべて大腸へと呑み込まれていく。ごくん、ごくん、という嚥下音が狭い部屋に明瞭に響いている。
やがて、明確にスイの腹の輪郭が丸みを帯びていくのが見えるだろう。
極限まで強化された射精量により、少女の大腸すらも白濁で限界まで満たされてしまったのだ。
その頃になってようやく、スイはニコの腹から手を離し、組み付いた脚や尻尾からも力を抜く。

「ふーっ♥ ふーっ♥ ふーっ♥ ……施術、終了じゃな♪ 満足したかぇ?」

ニコ >  
っは、っは、っは……。

(自身の吐き出した精液で、少女の腹がぽっかりと膨れている。
 今までのどんな射精よりも強い快感が長く続く感覚。
 ずる、ずるりと自身の精液にまみれてドロドロになったイチモツを引き抜き、)

――ふ、ぅっ!

(もう一度、叩き込む。
 あれだけ気持ちのいい射精を味わってしまったのだ。
 もう一度彼女の腹の中にぶちまけたい。
 それだけを考えて一心不乱に腰を振る。)

スイ > 「お゛んッ♥」

長く激しい射精を終えたペニスが抜かれていく。まるで尻尾を引き抜かれるような感触に、はしたない声を上げてしまう。
しかし、腹を歪めるほどに大量に注がれた精液は、ペニスに纏わりついた分を除いて一滴も漏れ出てこない。
今まで乱暴に犯されていたのが嘘のように、肛門が硬く閉ざされているのだ。これもスイの身体操作術のなせる技である。

「ふっ、ふっ、ふううっ……そら、吾輩を無様に犯し抜いて満足じゃろ……っ!!? っっぐうう!!?」

なおも軽口を叩きつつ一息つこうとするスイだが、その安息を破るように再び男が覆いかぶさってくると。
硬く張った肉槍にまた孔がこじ開けられ、爛れた粘膜で受け入れてしまう。
――だが。

「……いかんっ! やめろ、ええい、やめんかニコっ!!! ストップ!!!」

今まで従順にニコの体躯に敷かれていたスイの身体に、すさまじい筋力がほとばしる。
万力のような力で脚が閉じ、ニコの腹を己の股間から押しのけていく。脚の太さが変わって見えるほどに力がこもっている。
半ば蹴り飛ばすように男を引き剥がすと、ベッドから跳ね起き、しゃがんだ姿勢でニコを見据えた。

「これ以上はいかん。もう30分経過した。1回30分、それがこの『マッサージ』のルールだからな」

横目で、ベッド横のテーブルを見るよう促す。そこにはいつの間にか大ぶりの砂時計が置かれていた。
ちょうど最後の数十粒が細い口を通って落ちきるところだった。
もっとも、この砂時計が30分を測るモノである保証はないけれど。

「……それにだ。吾輩が施した『マッサージ』は身体機能を強化するものであって、魔法ではない。
 この射精量に比例して、体力の消費量も著しく増している。
 休まずもう一度あの射精をやったら、ニコ、お前さん死ぬぞ? 確実に!」

妊婦めいて膨れ、呼吸とともにフヨフヨと揺れるお腹をさすりながら、スイは真面目な口調で諭してくる。

「だから、まず一旦落ち着け。インターバルタイム、休憩時間としよう。
 お前さんはここの食堂かどこかで栄養補給をしてくるのだ。肉や卵を多めにな。
 射精機能の強化は3日ほど持続するから、堪能したいのであればやはり食事を多めに取ること。よいな?
 ……食事の後であれば、改めて『娼婦』として買われてやってもよいが……どうかね?」

ニッ、と再びいやらしい笑みがスイに戻る。

ニコ >  
う、あ。

(蹴とばされて後ろに転がる。
 身体を支えようと腕を付くが、支え切れずにごろりとベッドの上に転がった。)

え、あ……あれ……?

(彼女の言葉に正気を取り戻し、示された砂時計を見れば、確かにちょうど砂が落ち切ったところ。
 それが本当に時間を示すものかどうかは疲れきった頭では考えられない。)

あ、そ、そうか……そっか。

(ふるふると力なく頭を振る。
 なるほど、一度でこれだ。
 二度続ければ死ぬと言うのは本当だろう。
 食事、肉と卵を、と彼女の言葉を復唱し、)

――っ。
そ、んな金、ねぇし……。

(その申し出にごくりと喉を鳴らす。
 が、先ほど彼女が示したような値段はとてもじゃないが払えない。)

スイ > 「く、くくっ。すまないねニコよ。あくまでもこれは仕事なのでね。
 客を死なせるわけにもいかないし、客の横暴をまかり通らせるわけにもいかぬ。
 ――ま、このドロッドロに濃厚な『マッサージ』で100ゴルドなのだから、お前さんも儲けものじゃろ?」

立ち上がり、崩れたチャイナドレスを正しながら床に降りるスイ。
依然お腹は膨らんだままで、布地を持ち上げ、正面からでも陰部が見える状態になっているが、気にしてはいない。

「それに、くくっ♪ さっきの『2桁足らぬ』は冗談よ。とはいえ『1桁足らぬ』ではホントに足らぬがな。
 とはいえ、まぁ、そこまで昂ぶらせてしまった責任もあろう。
 マッサージとセットのコースということで、1000ゴルドもあれば一晩身を請けてやってよいかの♪」

今度は両手で2つの○を作って見せてくる。ニッ、と白い歯を見せ、あくどい笑みをつくる。

「ま、王都を探せばお主のデカマラとザーメンを受け入れられるような猛者もきっと見つかるだろうがね。
 女は吾輩だけじゃないよ。せっかく人外レベルの射精能力を得たんだ、それで他の女を泣かせるのもよかろ?
 まぁニコの好きにするといいさ。今の我輩は按摩師であり娼婦、金がなければ身請けはしないよ」

入り口から外を覗くと、『施術中』の看板を取り払い、持ち帰ってくる。
そして元居た時と同じように椅子にどっしりと腰掛け、脚を組む。

「……とはいえ。吾輩も定職を持たぬ身。明日か一週間後か、物乞いだの性奴隷だのとしてその辺にへたばってるかもしれんね。
 そのとき会ったら今度はタダで、もしかするとこっちが身銭切って犯してもらうこともあるかもしれんよ。
 吾輩はそういう狐だからね。くく、くふふっ♪」

ニコ >  
そ、そうだな、うん。

(確かに、これで100ゴルドと考えると破格、かもしれない。
 疲労で回らない頭ではよくわからない。
 と言うか丸見えだけどいいのだろうか。)

あ――そう、なのか?

(それでも5日分の生活費だ。
 しばらく悩んで、財布から1000と100ゴルド取り出して彼女へ差し出す。)

や、スイに頼むよ。
て言うか、スイが良い。

(多少面倒なところはあるが、夜の相手としては申し分ない。
 すけべだし。
 何より、彼女以外でこのレベルアップしたご立派様を受け入れられる娼婦など知らない。)

なんだそれ。
そうなったら言ってくれれば仕事ぐらい回すけど。

スイ > 「そんなもんさ。女を好き放題に嬲れる権利がそう安いものだと思うなよ」

5日分の最低限の生活費、現代の貨幣価値に直すなら2万円~2万5千円といったところだろうか?
請けるのが超高級娼婦でもないかぎり、まぁそんなもんだろう。たぶん。

「だが……ククッ。ああまったく。今ここにニコのデカブツを呑み込める雌がいるなら、他に探す手間も惜しいよな。
 いいとも、買われてやろう。吾輩は丈夫さだけが取り柄の……ええと、シェンヤン人だからな。
 さっきみたいな殺す気満々のファックも存分に請けてやるぞ。いい買い物をしたな、ニコよ♪」

妖怪である、と自称しても要らぬ誤解を生みそうだったので、そこだけは濁しつつ。
出された金貨を嬉々として受け取ると、膨らんだお腹のままで宿の廊下に出ようとする。

「さぁ、ともかくまずは腹ごしらえよ。出す予定分だけしっかり食わんとな!」

…………その後。
ニコが娼婦スイをどれだけ犯し抜いたのか、それは2人だけが知ること。

ご案内:「九頭龍の水浴び場 マッサージ室」からスイさんが去りました。
ニコ >  
(これでしばらくはかなり節約して暮らさねばならない。
 けれどまぁ、確かに彼女の言う通りだ。
 女を好き放題に嬲れる権利と考えれば、むしろ安いだろう。)

おい。
スイお前、シェンヤン人じゃないな、さては。

(そこで言葉に詰まるのか。
 魔族ではないとは言っていたが、たぶん似たようなものだろう。
 特に探るつもりもないけれど。)

いや待て待て待てその腹で出るのは……あれ、良いのか?

(まぁ普通に妊婦と思われるだけ、なのだろうか。
 そうなると一緒に行動していれば、自分が孕ませたと思われるだろうから、)

――やっぱ良くないよなぁ!?

(その後どうなったのかは、また別のおはなし。)

ご案内:「九頭龍の水浴び場 マッサージ室」からニコさんが去りました。