2019/07/18 のログ
イグナス > 暫くはその湯を楽しんでいたようで――
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からイグナスさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にカインさんが現れました。
カイン > 「少し暑くなってきたこの時期でも風呂は良いもんだなあ…」

宿の一つにあるに設えられた露天風呂、
大きな湯船の中に1人身を浸して心底しみじみと言った調子の声を出す男。
体が芯から温まっていく感触に息を吐きながら、体を大きく伸ばし。

「用心棒稼業は楽でいいんだが、時間が長いのがな。
 この時期は雨が降るし…困ったもんだ。
 いつでも温泉に入れるような場所ならいいんだが」

そんな場所はこの湯の線源である山脈の方でもそうそうあるものではない。
小さくないものねだりをぼやきながら、熱を強く感じるように湯の中で腕を伸ばし

カイン > 「…これ以上はさすがにやめておいたほうがいいな。
 また明日、目が覚めた後に入るとするか」

体がずいぶんと温まったことを確かめるように体をほぐし、
立ち上がった後にその場を後にしていくのだった。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からカインさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にクルトさんが現れました。
クルト > 「うううう……失敗した」

先日来て以来気に入り定期的に風呂に入りに来た……のは良いのだが、今は休憩室にしかれたマットの上にぐったりと横になり小さくうめき声を上げていた。
頭からは耳が、尻からは尻尾がと普段は隠しているミレー族の特徴を覗かせ、頬はほんのりと赤く見るからに酔いすぎといった風体で。
これで彼は酒には強い方であるし、潰れるような飲み方もしない。
それがなぜこうなっているかというと……

「まさかマタタビ酒とは……」
他のミレー族に効くのかどうかは知らないが自分の氏族は覿面に効くタイプだったようだ。
野生と本能を刺激され、それを押さえ込む姿隠しのチョーカーとのせめぎあいが非常に気持ち悪く、こうして外して獣の特徴をあらわにしているのだった。
一応時間帯なのか偶然なのか周囲には人がまばらなのも幸いだろう。

クルト > のそりと手を伸ばして竹筒に入ったジュースを飲む。
清水に塩と砂糖と果汁をしぼった湯中りに効く飲み物らしいが酔い冷ましにも良いらしい。
というか自分のこれは酔いなのだろうか?
確かに身体は熱く頭がぼうっとして心臓がバクバクと言っているが微妙に違う気がする。
今フリスビーを投げられたら飛びついてしまう自信がある。

「要注意……」
今度から酒には強いからと油断するのはやめよう。
ぐったりとしているがふわふわと心地良いのがまた危ない、ハマってしまえばちょっとヤバい予感がある。
尻尾が鬱陶しげにぱさりと揺れてすそがめくれ膝上まで足が露出し、熱を逃がすために開けられた襟首は胸元まで見えている。
誰が得するのかこのセクシー。

クルト > 結局、そのまましばらく休んでいれば引っ込んだが今更帰る気にもなれず、一晩宿泊して帰りましたとさ。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からクルトさんが去りました。