7/19 【性嗜好】追記
○設定 狼系の特徴を持つミレー族の少年。 幼い頃に里が攻め滅ぼされ、男の子供は不要と捨てられた所をとある暗殺組織に拾われ育て上げられる。 天性の素質もあって優秀な暗殺者に育つも一年ほど前に組織は本拠地が露見し消滅してしまう。 その時ちょうど仕事のために本部から離れていたお陰で難を逃れ生きるために冒険者となる。 冒険者歴はかれこれ一年。大型魔物の討伐実績などそれなりに。
名前の由来は拾われた老人にクルツァー(チビ助)と呼ばれていた事から。
・組織 当時3歳であったクルトを拾った暗殺者集団。 市井に網を張り晴らせぬ恨みを金で請け負い、この世に居てはためにならぬ者を始末すると掲げている。 もっとも腐敗の影は組織にも影響を及ぼしており金のためなら誰でも殺す畜生働きをも厭わない派閥も生まれてしまっていた。 クルトを育て上げた老人は昔の掟を守る本格派と呼ばれる始末人でありその心得と技を全て叩き込んだ。 一年ほど前に騎士団に包囲されクルトを除き皆殺しにあい壊滅する。
○外見 身長168cm/57kg 赤毛に空色の瞳 本来ならふさふさとした狼の耳と尻尾を持つが姿隠しのチョーカーを身に付け人間の姿に見せている。 ただし後ろにくくった尻尾型の髪の毛が感情にあわせて揺れてしまったりする。 また同属には匂い、気配、雰囲気などで見抜かれることも。
首元を隠す長い襟の黒コートに編み上げのごついブーツを常に身に付けている。
表情はどこかぼんやりとしており、感情の動きをあまり見せない。 が、内面では結構感情豊かであり見慣れてくれば割とわかりやすいタイプ。
○性格 物心付くころには暗殺組織に居たため世間の常識に疎く、自分を含め様々な事に無頓着。 ただし感情を表に出すのが苦手なだけで情緒が死んでいるというわけでもなく、美味い食事の時などはわかりやすく上機嫌になる。 基本的に約束などの義理はしっかり守り仕事も責任感を持ってこなすなど真面目に見える。 しかし、安易に人を殺すことは忌避しているが必要であれば後顧の憂いと一緒に首も断つべしと思い切りが良すぎる一面も。 善人と女子供は守るべし、悪人死すべし。
獣の性として異性を求める欲は強い……はずだが普段は淡白。 実は姿隠しの首輪が獣の特徴と同時に欲の方も抑え込んでいるのでうっかり触れられ外れてしまったりしない限りは大人しめ。
物心付く前に里を失ったためにミレー族としての知識も信仰心も持ち合わせていないが精霊を敬う気持ちはある。
○装備 ・妖刀 風切羽 アダマンタイトの刀身に幾重にもかけられた「切断」の術式により黒く変色した妖刀。 切断の概念を纏う刀身は魔術であろうが鋼鉄であろうが魔物の皮膚であろうが断ち切る事が出来る。 ただし魔法の武具や魔力障壁、高位の魔物(竜の鱗など)は込められた魔力が防壁となりたやすく破壊する事は叶わず、恐ろしく良く切れるにとどまる。 対物及び暗殺用の刀。
・鴉の外套 夜色のロングコート型のマジックアイテム。 首元まで覆う襟と足首まで届く裾という全身を覆うデザイン。 鉄剣程度なら斬撃を打撃として受け止める防刃性能を持つ。 本領は10kg程度までの物を内部に重量及びサイズを無視して内側に仕込める機能。 これにより風切羽の他投げナイフや非常食、その他細々とした道具を身に帯びている。 真夏でも涼しく過ごせる環境維持機能付き。
○能力
・刀術 暗殺者時代に自分を広い育て上げられた老人に教えられた技。 首や手首を狙い虚を突き致命を放つ殺人剣。 見るものが見れば確かな術理の元に組み立てられた剣術であると判るが流派名は教えられていない。
・精霊魔術・雷 ミレー族として持つ高い親和性により雷の精霊の力を操れる。 しかし正式な魔術師に師事したわけではないので使い方は限定的。 自身の攻撃に付与したり移動の補助に使ったり微弱な雷気を周囲に放出し第二の皮膚感覚のように使う事も出来るが 敵を狙い放出するといったいわゆる攻撃魔術のような使い方は出来ない。
・我流暗殺剣 上記の二つの技術を組み合わせて自分流に噛み砕いた独自の刀術 師である老人に徹底して物理で叩き直されており術理の組み立てが出来ている。 雷術による空中での軌道変化や壁面を足場とした立体機動、足運びに雷気によるスライド移動を交えた体運びと実際の動きにズレを生む歩法など 幻惑する動きからの一撃を得意とする。
奥義・紫電抜刀 雲耀の太刀 奥義とは自らに課したコンセプトのため持てる技術の全てを投入する、という理念の元に生み出された技。 薄金作りの鞘に雷気を充溢させ、抜刀の瞬間に相反する雷気を刀身に纏わせ反発する力を利用し放たれる雷速の抜刀術。 相手の防御をかいくぐり致命の一撃を入れる、というコンセプトを突き詰め相手の反応速度を超えれば防御は不能という術理。 ただし雷気の高まりを察知すれば先読みは可能である。
魔剣・陽炎一閃 魔剣とは技ではなくただ一手の工夫により自らの剣を変質させるもの、という理念の元に生み出された術理。 刀身に雷気を練り上げ磁界を生み出し周囲の砂鉄および自ら用意した金属粉を収束させ刀身の間合いを伸ばす一手。 刀身よりも長いものを切断する、紙一重の見切りが可能な相手の間合いを狂わせる、といった使い方をする。 妖刀の持つ力が磁束刀身を自らの一部と認識する時間はわずか数瞬、朧な刀身は一太刀の中の一瞬で陽炎の如く霧散する。
・その他 静穏移動、気配遮断、登攀技能、尾行術、脳内マッピングなど隠密潜入技能に長けている他。 獣を狩り血抜きし食べれるようにしたり小石や枝で魚を獲るなどサバイバル技術も高い。 また地味にマッサージがやたらと上手いが他人の痛覚には鈍感。
○性嗜好 普段は魔導具で自身の獣性を抑えているので異性に対してあまり欲を見せたりはしない。 とはいえ年頃の男であるため興味が無いわけではなくむしろ欲は強い方。 相手に誘われる、チョーカーが外れる、理由は無いがそういう気分だったという時には普段とは打って変わって攻め気な態度を見せる。 征服欲、支配欲が強く相手を鳴かせるような執拗な攻めを好み音を上げてもなかなか止まらない。
PL注:つまりスイッチが入れば攻め攻めだけどそうでない時は淡白気味なキャラです。 なのでロールで雰囲気を作るなり囁きで打診が無い限りは日常寄りとなります。
○PL 中断、継続可能。 文章は300〜600前後、5〜10分。がっつりとやる場合はもう少し伸びる可能性も。 私書でのお誘い歓迎。 飲食店を食べ歩き冒険者として積極的に活動し遺跡などにも出没、その関係で知り合いなどの既知は歓迎します。 |
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