2019/05/13 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にカインさんが現れました。
■カイン > 「ふぅ。生き返る、仕事で遠出した後はなお身に染みるな」
宿の一つにあるに設えられた露天風呂、
大きな湯船の中に1人身を浸して心底しみじみと言った調子の声を出す男。
ここ数日野宿の仕事をしていただけに、体が温まっていく感覚が心地よい。
血糊や垢を落とし終わった直後のふろとなれば格別だ。
「護衛は楽でいいんだが、変なところで襲われると処理がな。
いつでも温泉に入れるような場所ならいいんだが」
そんな場所はこの湯の線源である山脈の方でもそうそうあるものではない。
小さくないものねだりをぼやきながら、熱を強く感じるように湯の中で腕を伸ばし。
■カイン > 「…これ以上はさすがにやめておいたほうがいいな。
また明日、目が覚めた後に入るとするか」
体がずいぶんと温まったことを確かめるように体をほぐし、
立ち上がった後にその場を後にしていくのだった。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からカインさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にルルムトさんが現れました。
■ルルムト > 白い髪、白い肌、色素ばかりか存在感も若干希薄。
そんな少女が、湯浴みにやってきた。
軽く身体を洗い流すと、湯舟につかる。
仕事が無事に済んだ夜は、こうして体を清めに来るのだ。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にエレイさんが現れました。
■エレイ > 「──ふぃー……んお?」
両腕あげてぐーっと伸びをしながら、タオル一枚腰に巻いてのんびり歩いてくる金髪の男が一人。
桶を拾い、掛け湯をしようと湯船に近づけば、立ち込める湯煙に溶け込むように
真っ白な先客の姿を見つけて、軽く瞬きを数度。
「……やあやあコンバンハッ。湯加減は如何ですかな?」
それから、へらりと笑みを浮かべて、片手を上げながら声をかけてみることにした。
■ルルムト > 「………こんばんわ。」
エレイの方へすっと視線を向けて、挨拶を返す。
湯舟の中なので当然すっぽんぽんだが、
特に体を隠す様な事も無く……。
「……とても良い。
……疲労が癒されていく。」
エレイから声を掛けられ、応える……
が、早口で小声なため、何を言っているのか聞き取れなかったかもしれない。
■エレイ > 「……ンン? なんだって? なんか良いって言ったような気がしたけんども……」
こちらが立ち姿勢で距離があることと、周囲の環境音もあって、その小声を少し聞き取れずに首を傾げ。
とりあえず、軽く掛け湯をしてから自分もタオルを外して湯に浸かり、熱さに身を震わせながら
遠慮なく彼女のすぐ隣までやってくる。
「う゛ぅ゛ーい……──よしコレで問題ないはず。というわけで……俺様は旅人で冒険者のエレイというのだが
呼ぶときは気軽にさん付けで良いぞ。キミのお名前も良ければ教えてくれますかねぇ?」
そういって、間近にある表情の動きのない感じの顔を見つめながら笑顔で自己紹介し、それから彼女にも問うてみて。
■ルルムト > 「………。」
訊き返されると、今度は手でOKサインを作る。
要するに、湯加減は素晴らしい、という事なのだろう。
その際も、無言かつ無表情なのであった。
「ルルムト。」
名前を聞かれれば、これまたそっけなく簡潔に名を名乗り返す。
■エレイ > 「そうかそれなら何よりだべ。俺もココの湯加減はお気に入りだからよ」
OKサインが見えると、ビシ、とサムズアップして笑顔で答える。
全くの無表情なのは気になったものの、男は旅の中でこうしたタイプの人物と出会わなかった訳でもないので、
露骨に不思議がるようなことはしない。
「ルルムトちゃんね、ヨロシクだぜ。フフ、こーして遭遇したのもなんかの縁だと
思うので、キミさえ良ければもっと仲を深めたいかなぁ、と思うのだが……」
名乗りを返されていい笑顔のまま頷き。
それから、湯に浸かる彼女の、隠されること無くさらされている肢体をジロジロと無遠慮に眺めてから、
耳元で悪戯っぽくそんな事を囁いたり。同時に、湯の中で腰に手を回して触れようとしつつ。
■ルルムト > 「………。
………分かった。」
仲を深めたい、と言われると、
すぐさま首をこくんと縦に振る。
腰に回された手も、特に拒否する事なく。
「…………。
…………どうやって、深める?」
しばらくじーっと無言でエレイを見つめていたかと思うと、
こてんと小首を傾げてその方法を訊いてきた。
■エレイ > わかった、とすぐさま頷いて貰えば気を良くしつつ、拒否されることもなく腰に触れた手で
さすりと彼女の柔肌を撫でながら彼女を見やり。
「──……」
軽く、驚いたと言うか、珍しいものでもみたかのような顔で瞬きを2、3度。
そうして見つめ合っていたら、どうやって、と言われてふと我に返り。
「おお、そうだな……じゃあ、じっくり教えてあげちゃうので向こうの方、行きまひょ──」
小首をかしげた彼女の唇をちゅ、と軽く吸ってから、にへらと笑ってそう言うと、
彼女と共にゆっくり立ち上がり、湯船の奥の方へと誘っていって……。
■ルルムト > ルルムトの唇に、エレイの唇が合わさる。
少しだけひんやりとした、低めの体温。
口づけを受けても、少女はぱちくり瞬きするだけで相変わらずの無表情。
「………分かった。」
向こうへ、と誘われると、これまた拒否する事なく従順に着いていく。
そして二人は、湯舟のさらに奥の方へ……。
立ち込める湯気が、二人の影を覆い隠していく。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からエレイさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からルルムトさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にルルムトさんが現れました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からルルムトさんが去りました。