2019/04/09 のログ
■エレオノール > 「うふふ、遠慮しておきますわ。だって狼は、獲物が逃げても追いかけて、仕留めるものでしょう……?」
妖しい笑みを浮かべて言いながら、しかしその言葉通りに抵抗は一切しない。むしろ、胸を掴まれれば差し出すように身体を前に出し、身体を持ち上げられれば自分から湯の底に膝を突いて、
「っ……!ぅ、あ、ぁぁあんっ!あっ、はぁ、ぁぁっ……!」
彼を、子宮に当たるまで受け入れた。遠慮もなにもない激しいピストンに、湯をバシャバシャと跳ねさせる。その間、自由になっていた乳房は、彼の、文字通りに目の前で、冗談のようにたぷんたぷんと大きく弾んでいた。
■カイン > 「そして、その過程に興奮するもんなんだがな。残念だ?じゃあ別の虐め方をしないとな」
逃げる相手をねじ伏せるのが駄目ならば、
別の虐め方が必要だと喉を鳴らして女の膣内を大きく膨れ上がった一物が責め立てる間に、
腰の手を離して両手で胸を鷲掴みにして強く握るようにして揉む。
そのまま頭を落として乳房の先端を甘く噛み、吸い、舌で嬲りながら交互に虐めてゆく。
当然女の体を手前に引っ張る形になり、更に深く沈んだ肉棒は大きく膨れ上がり膣内を圧迫していき。
■エレオノール > 「あぅっ、ん、んんっ……!あっ、やっ……やめてっ、胸……そんなにっ……あ、ぁ、あぁっ!」
口では『やめて』と言いながら、乳房を強く握られた途端に、膣内は締め付けを強めていた。彼のモノが一層大きくなったのも相俟って、刺激の強さは比べ物にもならない。
「いやあぁっ!ダメっ、ダメぇっ……!ん、んん、あ、ぁ……ぁぁあっ!!」
膣を蹂躙され、乳房を貪られる、哀れな獲物であることを演出するように、悲鳴じみた声をあげる。それは当然のように周囲にも響き渡るだろうが、この時間にこの宿で、女の悲鳴程度は特に珍しくもないだろう。
■カイン > 「大きいと敏感さが薄れるとか聞いたことはあるが、
エレオノールに関してはそんなことはなさそうだな」
相手の反応を見てクツりと喉を鳴らしながらに、
一際強く腰を突き上げたかと思えば子宮口を鈴口がガッチリと抱え込む。
「……ん、そろそろ行く…ぜっ?」
その勢いそのままに、耳元で囁きかけたかと思えば大量の精を子宮の中へと直接流し込む。
一滴も逃さないとばかりにガッチリと姿勢を固定するように乳房を虐めながら引きよせて、
一滴残らず中に流し込み終わるまでも手慰みとばかりに鷲掴みにしたまま戯れのように外側から潰すようにもみしだき。
■エレオノール > 「あんっ、あっ、ぁ、ぁあっ……!ダメ、中はっ……ぁ、あっ、ぁぁっ……!」
彼の肩を手のひらで押すように、身体を引き離そうとしたが、そんなことで雄の欲望を押し留めることができるわけもない。乳房を都合の良い持ち手のように扱われながら、一番奥のそのまた奥に、直に熱いものを浴びせられながら、
「やっ、あっ、ぁ、あぁぁぁあっ……!!!」
それと同時に、一際大きな悲鳴をあげ、膣内を痙攣させるように締め付けて、間違いなく絶頂したことを彼に伝える。
あとは、何も言えないまま荒い呼吸を整えようとして、胸を差し出すように、屈服した姿勢を見せるだけだった。
■カイン > 「…ふう。お疲れさん、ってな」
絶頂を迎えた相手の体を片手で抱え込むようにして抱き寄せながらも、
反対の手は未だに胸を虐める動きのまま。
そっと額に口づけを落としてみせた後に女の体を繋がったままひっくり返し、
背面座位の形を作ってみせる。
「よっと、こっちのほうが胸を虐めやすくていいな。
折角だし、よかったらこの後俺の部屋に来ないかい?」
湯に浮いた大きな乳房を先ほどとは異なり後ろから、下から抱えあげるように掴んで揉みながら耳元でささやきかける。
硬いままの一物がさらなる刺激を求めるように大きく膨れ、
脈打つように蠢く事で部屋に行った後の事を示唆し。
■エレオノール > 「はぁっ、はぁ、はぁ……ん……ぁんっ」
顔を真っ赤に染めたまま息を整えていたのだが、そのまま身体を180度反転させられると、その時のねじれる刺激だけでも声が漏れてしまうほど、膣内は敏感になっていて、
「や、やだ……この上さらに犯されてしまったら、わたくし、本当に壊れてしまいます……っ」
両頬に手を当てて、困惑したような声を出すものの、彼のぺニスが固さを失わないのと同様に、膣はしがみつくように締め付けたままだ。
■カイン > 「なるほど、つまりエレオノールの理性を一度ふっ飛ばした後に持ち帰ればいいわけか。
それはそれでわかりやすいね?」
クックと喉を鳴らして意地悪く笑うまま、後ろから腰を突き上げると自然に前とは違う場所に一物が当たりながら、
子宮口をえぐっていくことになる。
前から抱えあげる姿勢とは異なり後ろから揉む事ができるのをいいことに、
小刻みに様子を確かめるように腰を突き上げて膣内を攻めれば一旦は緩んだ硬さもすぐに先程以上になり、子宮を再び圧迫し始める。
■エレオノール > 「あっ……そ、そんなっ、あっ!いやっ、あっ、ぁあっ、まだ、心の準備が……んうぅうっ!」
再び子宮を持ち上げるような攻めが始まると、それだけで身体をビクビクと痙攣させながら声をあげる。その声はさっきまでの悲鳴とは違って、甘えるような、艶っぽいもので、
「あんっ、ぁ、あっ、ぁっ……ダメっ、気持ち、よすぎますぅっ……んんっ、ぅ、んっ……!」
痙攣に紛れさせるように、確かに自分から腰を振るような動きも織り交ぜていく。本人達にはもちろんのこと、はたから見ても淫乱な女が若者とのセックスを楽しんでいるようにしか見えないだろう。
■カイン > 「心の準備なんてどうせすぐに整うさ、っと」
軽い調子で言い返しながらも相手の腰を持ち上げながら立ち上がり、
バックから文字通り獣の交尾のような姿勢を作ってしまえば、
先程よりも数段激しい腰使いが女の腰の動きと相まって、周囲に淫靡な水音を響かせ始める。
「それにエレオノール、胸虐められるのが好きみたいだからな?」
上機嫌に声を上げるのと同時に胸の先端を強めに捻り上げ、
指先で引っ掻いて見せながら先端を執拗に攻め立て。
■エレオノール > 「あっ……!だ、ダメっ、こんな、ケダモノみたいな格好……あっ、ぁあ、あっ、ぁ、奥、当たって……っ……ん、ぅううっ……!!」
右手を突いてバランスを取りながら左手で自分の口許を押さえるも、攻め立てられる度に溢れる声はほとんど塞がれることもなく、
「ふあっ、ぁあ、あっ!カイン、さんっ……そんなに、したら……っ!……ぁあ、あぁっ!」
乳首が……というより胸全体が弱いことはもとより明らかだったろうが、それを尚更証明するように、膣の締め付けは痙攣するように強くなり、乳首からはぽたぽたと落ちる白濁した液体が湯を汚し始めていた。
■カイン > 「ケダモノなくらいが丁度いいさ、余計なこと考え始めたら楽しめるものも楽しめないし、なっ!」
攻めに応じて繋がったままの場所からこぼれ落ちる雫の様子に、
喉を鳴らして劣情を掻き立てられているのを隠しもせずに乱暴さを増すように腰を叩きつけていく。
そうすれば先程から散々焦らされるように秘所の中で刺激を加えられていた一物が耐えられるわけもなく、
程なく二度目の射精を膣内へと解き放つのと同時に乳房を強く握るように揉み。
■エレオノール > 「んんっ、ぁっ、ぁ、あぁっ、ダメっ、ダメ、はげし、すぎ……ん、んんぅうぅ~っ……!!!」
微塵の躊躇いも容赦もなく膣内をえぐるぺニスから、当然のように子宮へ熱いほとばしりが流し込まれる。今度は悲鳴というよりも、何かをこらえるような吐息をこぼしながら、しかしビクビクと震える身体は傍目から見ても明らかに絶頂しているのがわかるだろう。それに加えて、乳首から射精のように噴き出した母乳は白い筋になって露天風呂の湯に落ちる。
「はーっ、ぁ、ぁっ、あっ、ぁ……あっ……」
身体を震わせながら息を整えようとしている間にも、絶頂したばかりの膣は、まるで精を絞ろうとするかのように緩んだり締め付けたりを繰り返している。
■カイン > 「クック…はあ、こりゃ凄いな。全く衰えない感じ、エレオノールを虐めたりないって事かね」
二度の射精にもかかわらず全く衰えぬ自分の一物の様子に喉を鳴らし、
力の抜けた女の体から一物を引き抜けば、軽くひょいと女の体を抱えあげて項にキスを落とし。
「それじゃあ続きは部屋で、な」
そう笑って言い放てば強引に風呂場から脱衣所の方へと去っていく。
その後二人がどうなったのかは二人のみの知ることになるだろう。
■エレオノール > 「あっ……か、カイン、さん……」
まだまだ衰えることのないカインの様子と対照的に力の抜けきった身体は、ほとんど抵抗もできないまま抱き上げられる。そのまま何もしなければどうなってしまうのか、ということは想像するまでもない。しかし、
「……あの、よろしく、お願い、します……」
羞恥から反らしたかに見えた金の瞳には、まぎれもなく、まだまだ続く交尾とその快楽、そしてこの雄への期待が灯っていた。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からエレオノールさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からカインさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にエリヴィラさんが現れました。
■エリヴィラ > 誰にも雇われていない期間、我が家というものを持たないメイド人形は宿で起き伏しする。
昨晩から逗留する場所として選んだここでも、人形は人形らしくマイペースに過ごしていた。
一晩中データ追加のために各専門誌や感情の機微を学べそうな物語を読んでいたため、現在は大浴場にて体を洗っている真っ最中。
夜は他の宿泊客が大勢利用するそこも、今はがらんとしていた。
魔導機械とはいえ、骨部分以外は生身だから手入れは人間と同じ。
肉の上にある膚を洗い、汗や埃を流す。
こうしていても彼女が機械だとわかる者は多くないだろう。
(……?)
泡にまみれた左手の小指が、ぴくっと動いた。
最近たまにある、神経伝達の不調。
流石に半年間メンテナンスなしとなると小さな不調が出てくるようだ。
(仕事中に誤作動を起こさないと良いけど……。魔石の枯渇より故障が先かもしれない。)
その思考に感傷の様なものはもちろん混じっていない。
誤作動により雇い主を傷つけたりしなければ良い。その程度。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にイーシンさんが現れました。
■イーシン > 「あれ、もう誰かいるじゃん。おっすおーっす」
脱衣所に最後の一枚であるパンツを後ろ足で放り込みながら人影に声を掛ける。
脱ぎ散らかしたことなど悪びれもしない様子で、手拭いを片手に歩み寄れば、人影が女であることに気付いてニヤリと笑った。
「おっ、ラッキー。そこのオネーサーン、お隣いいっすかー?」
股座で揺れる逸物を隠しもせず、遠慮なしに近寄っていく。
そしてあと三歩の所で足を止めた。泡に塗れた女の肢体を上から下まで眺めて怪訝な顔。
ナイスなプロポーションだ。そこは良い。しかし気の流れがおかしいような。
■エリヴィラ > 朝の大浴場に相応しいのだろうか。それとも相応しくないのだろうか。
確実に低血圧ではないのだろう賑やかな声が聞こえたが、生身の人間ではない人形は我関せず。
だが話しかけられれば対応する。そう造られているから。
「どうぞ。」
薄く微笑んで応じるのも世間に馴染めるようにとインプットされた行動だったのだが、この場合、生身であれば違う反応であるべきだったのかもしれない。
人並み以上の性器を隠すこともない男性が近づいてきたのだから、例えば恥じたり、拒んだり、それが正しい反応だった可能性も。
人形はまだそこまでヒトに近づいておらず、不審げにこちらを眺める男を一瞥したが、特に気にする様子もなく、毛先に泡がついてしまった白髪を緩く結い始めるマイペースぶり。
■イーシン > 「あざーっす。いやー暖かくなってきたけど朝は冷えるよなー。
オネーサンは一人で泊まってんの? それとも旦那さんとかいる系?」
どうぞと言われれば遠慮する理由も思慮もないので隣の洗い場にどかっと腰掛ける。
手桶で頭から湯をかぶり、犬のように湯を振り飛ばしてから金髪をかき上げた。
人妻だと思ったのは女の振る舞いが落ち着いているというのと、母性を感じさせる柔和な顔立ちのせいか。
「ちょ、待てよ、泡ついてる泡ついてる。ちゃんと流した方がいいっすよ」
そのくせマイペースに泡がついたままの髪を纏め始めるのだから呆気に取られた。
手桶に湯を掬い直して女の足元にずずいと押し出しておく。
■エリヴィラ > 「1人です。旦那さん?――――今はおりません。」
質問には簡潔に。
だが旦那という単語を雇い主のことだと判断した人形は、事実なのだが妙な答え方をした。
一定期間誰かに雇われる職業。今はフリーである。そういう意味だったのだが、未亡人の様な答えになった。
「ありがとうございます。……こうするのでしたか。」
どこの泡を指摘されているのか理解していない様子の女、親切に手桶を寄越してくれた相手が生きた物であるのならそれが正しいのだろうと、真似して手桶を頭上からかぶった。
ざばーっと頭から足先まで湯が泡を流し、ずぶ濡れになった後、犬の様に左右に首を振る。
大人びた柔らかな容姿で造ってもらった人形、それに合わない挙動をいま覚えた。
■イーシン > 「ほーん、今はね。旦那さんいないとやっぱ寂しいっすか?
うおー、未亡人とかチョー滾るんだけど」
前半は好青年を装った笑顔で気遣うような口振りで、
後半は明後日を向いてやばいやばいと連呼しながら呟く。
そしたらざばーっと湯で頭を流す音が聞こえて好青年の笑顔で振り返り。
「違う違う違う。そうじゃない。待ってくれオネーサン。
湯がかかってたんなら謝るから。オネーサンには似合わないからそれ」
顔にばちばちと水滴を浴びながら泡を食った様子で手桶を持った手を掴みにいく。
濡れた髪を振り乱す様は床でなら魅力的ですらあったが、先に頭を振って雫を飛ばしたことへのあてつけなのかと。
■エリヴィラ > 「寂しいと表現するものなのかはわかりませんが、いらっしゃいませんと……日々、することがなく……ぼぉと過ごす時間は大変ゆっくり感じます。」
今現在もそれが続いていて、働く為に造られている存在としては手持ち無沙汰な時間。
もしかしてこれが寂しいというものなのだろうか。
おそらく元々そうなのだろうが、テンション高めの男に比べてぼんやりとした女は呟くのだった。
そうして日常会話を続けながら体を清めようと真似したのだが。
己と同等にマイペースな相手が慌てたので少々気圧される。
「??? 浴場では濡れるものですから、気にしておりません。」
かかっていたらしい。
咄嗟に止められてももう遅い。手桶の中の湯はすべてなくなり、2人の足下で泡と一緒に流れている。
突然違うと言われた人形は、わけがわからない様子で目を丸くして男を見た。
■イーシン > 「そんじゃ一晩だけオレが旦那さんの代わりになるってのはどーよ。
寂しくもさせねーし退屈もさせねー。チョー尽くすぜー」
ぼんやりとした様子で呟く女にニヤニヤとした笑みで顔を近づける。
しかし目を丸くして淡々と返されれば流石に一瞬だけ毒気が抜かれた。
「さーせんっした。でもよー。オネーサンみたいな美女が犬みたいな真似したら変に思うっての。
ひょっとして魔導機械かオネーサン。生身じゃねーよな」
握った手首は生身のように柔らかく血潮も流れているようだが、
こうして近づけば全身が魔力で作られていることが感じられた。
■エリヴィラ > 互いに勘違いしたまま、己を雇うという男の視線をまっすぐ見つめ返す。
そして困った様に眉を歪めた。嫌だという意味ではなく。
「一晩……という単位は計算が難しいですね。できれば1日単位でお願いしたいのですが。」
計算というのは当然銭貨のことで、まさに現金な話。
労働に見合った金額を貰うこと。それで生活していくこと。人形を造った者が教えた生きる術であった。
「仰る通りです。原動力は魔石による魔力です。魔導機械ですと困りますか?」
この場合、雇うことについての質問。
人間より丈夫で特殊な仕事も請け負いやすい利点はあるが、接した短い時間の中でも不自然な言動の多い女。
生身でないと知ると敬遠されることもしばしばであった。
だが傷つくこともないのは便利で、情に訴えるでもなく淡々と訊ね、首を傾げる。
■イーシン > まっすぐ見つめ返されてもニヤニヤとした男の笑みは消えない。
女の顔に嫌悪感といったものがなかったからだ。これまでの経験則から押せば何とかなりそうだと踏んでいた。
「計算ってなんのよ。オネーサン売りもやってんの? 三日だと計算はどーなる?」
未亡人で売りとか滾るしかないでしょ。もはや滾りしかない。股座で馬並の逸物がムクムクと屹立していく。
どうやらいけそうなので腰の辺りに手をやって撫で回そうとしながら、釣られたように首を傾げた。
「うんにゃ、まったく困らねーよ。人形なら好き放題出来んじゃん。
それにオネーサンぐらい精巧ならむしろ喜んで?」
実際、人型の魔導機械を買おうとしたらかなりの金額が必要になるだろう。
それをお試しできる滅多にないチャンスなのだから困る理由がなかった。
さらば未亡人。おはよう魔導機械。おやすみまでよろしく。
■エリヴィラ > 「売り?仕事内容にもよりますが……5000ゴルドほどでしょうか。契約書は部屋にありますから、後で交わして頂かなければなりません。」
基本的に王侯貴族向けのメイド人形は、お高い。
娼婦を一晩買ったほうがリーズナブルなので、体だけが目的ならば割高過ぎる。
そんな価格を提示する女は、彼が察した通りに拒む気配もなく、腰を撫でる手を受け入れた。
家事の技術は雇い主が快適に暮らせるよう仕込まれているが、肉体は性的に満足させられるよう造られているだけあって、柔らかな女体そのもの。
「骨を断ちますと回復しませんから、ご注意ください。魔力の循環が間に合えば傷は治癒しますが、程度によっては一定時間行動不能になります。自我意識も途切れますから、その間は私にもどうにもできません。」
好き放題と聞いて、念の為に注意事項を口にする。
種族上、何から何まで機械的であったが、男の股間が反応し始めていることに気づくと。
「……性処理も可能ではありますが……体内の大きさや深さはヒトと変わりませんので……。」
その大きさに、これもまた念の為言っておいたほうが良いのではないかと。
彼の体格が逞しいとしても、それにしても大きいので己の中に収まるかは――不安なところ。
■イーシン > 「ほうほう、結構しますな。下手な高級娼婦よりたけーじゃん。
契約書ってとりあえずサインすればいいんだろ? よゆーよゆー」
金額を聞いて目ん玉が飛び出そうになったが意地で引っ込めた。
口調は軽いが、真剣な顔をして頷きながら、腰だけでなく柔尻までさわさわと撫で回していく。
どこに触れても滑らかな女の肌は人間のそれに近い。近いというより温かな女の柔肌そのままだ。
「骨を断つとかオレはどこの剣客だよ。最初はちゃーんと優しくすっから安心めされい。
気を失った女を抱くのも乙ってもんでしょ。むしろご褒美っすわ」
尻を撫でながら膝の上に頬杖をついてへらへらと笑う。
そこで女の視線が股間に向けられ、言い添えられた言葉にわざと逸物を脈打たせてみせ。
「長さはどうしようもねぇけど太さはそれほどでもねーから。たっぷりほぐせばイケルイケル。
そんじゃまー……部屋で契約すればいいんだっけ?」
若干棒読みだったが、女を安心させるように言った後で脱衣所の方へ顎をしゃくった。
女の柔らかな尻を撫で回しているせいで痛い程に張り詰めた息子をどうにしたい一心。
■エリヴィラ > 「ああ、それと……休む場所もご用意頂くことは契約に含まれております。食事に関しましては不要です。」
つまりは住み込みのメイド。何から何まで高くつく。酷使しなければ元は取れない。
流石に臀部まで撫でられるとくすぐったさを感じるようで、少しだけ、ほんの少しだけ、肩を竦めた。
「魔石が無事である限り、ヒトで言う失血死はしませんが……お部屋は汚れますから、あまりおすすめしません。」
気を失うこと前提な話し方に、よほど酷いことをされるのだろうと思った人形は釘を刺しておく。
失血死しない分、部屋が血まみれになることもあるわけだ。
どんな陰惨な現場を想像しているのか、女がヒトであれば断っているところだろう。
「そうですね……内臓は動くと申しますから……。―――それでは、参りましょうか。」
軽い調子の男に言い含められる形で、女は立ち上がる。
流した湯はほとんど乾き、人間であれば多少の寒さを感じるのかもしれないが、そういった感覚が低めに設定されているために不快感はない。
何はともあれ、契約書にサインしてから契約された日数だけ己の身は相手の所有となるのだから。
男を促し、脱衣所に向かえば、部屋に戻る支度を整えるのだろう。
■イーシン > 「ヤリ部屋ならいくらでも余ってっからだいじょーぶ。ただめっちゃ汚れてるけどな」
それまで淡々と受け答えしていた女が肩を竦める様子にニヤリと笑う。
何も感じないとしても楽しむことに問題はないが、やはり反応は欲しいところだ。
釘を刺されてもけろっとした顔で、女と共に立ち上がる。
「だからどこの剣客かって――うっし、行きますかー。
ところで未亡人設定ってオプションでつかねーの?」
そんな軽口を叩きながら脱衣所へ向かい、契約を済ませるために女の部屋へとついていく。
契約に従って自分の所有物となった女を男がどう扱うかは、まさに一目瞭然であったろう。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からエリヴィラさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からイーシンさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にジードさんが現れました。
■ジード > 「暖かくなってきたとはいえ、まだまだこの暖かさがが体に染み渡るな」
どこか惚けたような気が抜けた声が岩風呂に響いく。
商品の仕入れの帰りに近くに立ち寄ったので風呂だけでもと入りに来たものの、
一度風呂に入ってすぐに宿泊の手続きを終えたのがつい先程。部屋でくつろいで
従業員にこっそりあまり人のいない時間を教えてもらって狙い通り、ほとんど独り占めの状況で
湯船に体を浸して弛緩したように息を吐き出し肩を揉む。
全身がほぐれていくような感覚に自然と上機嫌になるのも無理なからぬこと。
「どうせなら店でも構えるかなあ。貧民地区だと色々危ないんだが。」
露天商などという身の上をやっているのはそれが少なからず関係している。
押し入りなどよくある話で、そういう意味では身一つの方が気楽ではあった。
■ジード > 「金銭的な問題はないけど、それに見合った価値を見いだせるか、だね」
先のことをなんとなしに頭に浮かべるものの考えがまとまらない。
ハァッと熱っぽい吐息を吐き出すに任せてゆっくりと目を閉じ。
「このまま寝たら流石にのぼせそうだね」