2019/01/19 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にサヤさんが現れました。
サヤ > 久しぶりに訪れた湯屋。
様々な効能があると言われる温泉に久しぶりに入ろうと脱衣所のドアを開けて湯けむりの籠る欲情を歩き。
身体の前はタオルで隠してはいるが、時折また大きくなってきた下腹部をいたわるように手を添えて。
湯船に近づけばすでに入っていた先客に気づき。
この国では個人所有の風呂などめったにないからこそ、わかっていたが少しためらいを見せるように目をそらし。

「……失礼します」

身体を桶から掬った湯で軽くすすいでから、小さく頭を下げてからゆっくりと湯船に足を入れて。
肩までお湯の中につかれば凝り固まった筋肉が解されるような感覚を味わい。

グライド > (湯船へと浸かれば、大きく吐息を吐きだす。
事前に温泉の効能こそ聞いてはいたが、別に害を及ぼす物では無いと判断したから、気にも留めて居ない
問題は、時折勝手に効能が入れ替えられて居たりする事だが――温泉と言う場所柄
別に人死にが出る訳でも無いだろうと、其の辺りは気構え無かった。
しばらくすれば、後から誰かの入ってくる気配がする。
態々と、入室した事を知らせる娘の声に、律儀な事だと岩を背にして凭れていたが。)

――――………おん? 珍しい顔だな、久しぶりじゃねぇか。

(遅れて、同じ湯船につかる娘の姿に目を向ければ
同じく傭兵業を生業とする者、同業者で在る其の顔に、声を掛けた。
とは言え、此処最近顔を見なくなって居た事も事実だ。
以前は同じ様な、表のギルドで仕事を共にする事も、或いはギルドで顔を合わせる事も在っただろう、が
湯船から、片手を掲げて挨拶を向ける、けれど。

――もしかしたら、普段、全身鎧で人相も見えない分、素の顔が印象に残って居るか、如何か。)

――――……俺だ、グライドだ、鎧と盾背負ってる。 ……判るか?

サヤ > 元々混浴風呂であることはわかっていたのだ。
先客が男でも気にしなければいいだけの事。
ましてや今更裸を見られることに恥ずかしさなどないだろうと自分に言い聞かせ。
波立つ湯船を見つめていたが声をかけられればふと顔を上げて。

「え?…………っぁ」

初め、見たときは誰かわからず。
首をかしげるも普段の服装を教えられればその声からギルドの顔見知りであることを思い出し。
一度信用を失ってからは脚は遠のいているがいまだに自分も在籍し、時折人気のない仕事を請け負っている組織。
そこの顔見知りであれば自分のことも多少噂で聞いているかもしれない。
そう思えば直に顔を合わせることができずに顔をそらしてしまい。

「ひ、久しぶりね……みんな元気にしてる?」

グライド > (――反応した、と言う事は矢張り見間違いと言う訳では無かったらしい。
此方を覚えて居るか、と言うよりも寧ろ、この顔に見覚えが在るか、と言う部分が一番心配だったが
如何やら名前の方で思い出して貰えたらしく――顔を、此方から背けるのに、けらりと笑い。)

はっは、やっぱりか、サヤ。
何、元気な野郎どもは相も変わらず元気だぜ、勿論、何人か減ったり増えたりはしてるがなぁ。

(傭兵稼業など、先の見え辛い稼業だ。
明日の命をも知れぬ仕事を背負い、其の儘帰らなくなった連中も居る。
だが、基本的には変わりやしないさと、のんびり呟いては
湯船の湯を両手ですくい、ゆっくりと顔を濯いで。)

――――……おう、後ろめたさなんざ放り投げな。
俺も噂は聞いちゃいるが…このご時世、後ろ指を指せる様な生き方は、俺も出来てねぇからな。

(そうして――先んじて、一言そう告げて置こう。
彼女がギルドに顔を出さなくなった理由について、寧ろ耳に入らぬ方が不思議だ。
勿論、其の噂には真実かも判らぬモノがあまた存在する、が
己とて、時には人の命を奪う事で生きている身なのだ、少し位「やんちゃ」で在ったとて、気にも留めぬ、と)。

サヤ > 「……ふふ、ありがと」

相手の言葉に小さく礼を言う。
やはりそこは刹那的な生き方を好むものが多い傭兵仲間と言ったところなのだろう。
自分の罪が許されるわけでも許してほしいわけでもないが、それでも寛容な相手に少し気持ちは楽になり。

「けど、今の私が昔とは全く違うのは噂通りだよ。
 貧困地区とかでなんて呼ばれてるか、知ってる?」

今度はしっかりと相手の方を向き。
やや自虐的に笑みを浮かべながら問いかけて。

グライド > なぁに、気にすんな。
其れに、俺様は噂を大事にしちゃいるが、噂を鵜呑みにゃしねぇ。

(例えば、娘の場合は
傭兵の自尊心を捨てて山賊に成り下がった、だの
薬物中毒で男を求めて歩く廃人、だの。
その内容は、蔑み、或いは嘲笑する類のモノで在る事が多い
其れを否定はしまい、娘も又下手に否定するつもりも無いのだろう
貧困地区側での、彼女の呼ばれ方も、耳には入って居ると、肩を竦める様で応えとしては。)

――――生きていくってのは、大変なこった。
俺様だって、傭兵なんざ始める前は、唯のしがない農夫よ。
土を弄ってりゃよかった指が、今じゃすっかり血塗れだ…人生ってのは、そんなモンだぜ。

(声は、場所柄、良く響く。
此方へと向き直った娘に、己は己で向き合う様に、首を傾け見やっては。
ふと、一度、ちらりと其の身体を、湯の中に揺らぐ其の肌に視線を向けてから。
――そっと、手招く様にして。)

――――……よう、触って良いか?
……誰の子かは知らねぇが、新しい命って奴を、感じて見たくてなぁ。

(――それは、一寸した要望だ。
先刻娘が湯船に沈む時、つい癖で「観察」して仕舞った事を伝えながら

子を孕んでいるのだろう、其の胎に、触れてみたい、と)。

サヤ > 「そうだね……本当に、生きててどうなるかなんてわからないよ」

相手の言葉に肯定するように頷く。
自分も故郷を追われ、はるか遠くのこの地にやってきてここまで身を墜とすことになるとは思わなかった。
今となってはこれも運命なのだろうと、思いながら生きるくらいには吹っ切れてはいるが。

「ん?
 ふふ……いいよ」

手招きを見て何かと首をかしげるも続く言葉に微笑を浮かべ。
ちゃぱっと湯を波立たせながら相手に近づけけばその横に腰を下ろし。

「この子は……ちょっと大事な人の子だから丁寧にしてよ?」

そういいながら相手の手首を掴めばその手を自らの下腹部にもってきて腹に触れさせ。

グライド > だがよ、今になって言える事だが…、……生きてるって事が、何よりも大事だ。
死んじまったら其れまでよ、どんな苦境でも、生きてるってだけで、価値が在るのさ。

(――もちろん、その考え方を、己が答えを誰かに押し付ける気も無いが。
戦火に村を焼かれ、傭兵として生きる以外の道が無かった昔を思い返しながら、ふ、と双眸細めては。
此方へと湯の中、近付いて来る娘へと向けて、片掌を差し出そう。
湯の中、なだらかな丸みを帯びる其の下腹へと、導かれるままに。)

――――……は、そうかい、そいつは気を付けてやらねぇとだ。
……人間てのは、命を奪う事も出来れば、命を育てる事も出来るんだな。
こんな仕事してると、時々忘れちまいそうになる。

(――ふれる、其の下腹。
普通よりも膨らみを帯びる其の胎の中に、確かな命が宿っているのだろう。
父親が誰か、なんて無粋に問う心算は無いし、娘にとって大事な人であると知れれば、其れで十分だ。
まるで、愛でる様に其の胎の丸みを柔く撫ぜ、穏やかに口元へと弧を描けば。

次第に、湯の中でゆったりと、子を育み包む子宮を、言われるがまま丁寧に撫ぜる。
其れ自体は、普通であれば、ただ何気ない触れ方だった筈だ、が――)

サヤ > 「そうだね……よくも悪くも、人間次第ってことなんだよ」

頼んだ通り、優しくめでるように撫でる相手の手を見下ろし。
今の子こそ、己が望んだ子だが普段の生き方からいつもそうであるとは限らない。
だが、それでも傭兵というある種、金で命のやり取りをする身分からしてみれば。
こうして命の大切さを確かめることもまた必要なのだろう。

「っ……ふ」

相手からしてみれば、なんの他愛のない触れ方だったのだろう。
実際その手は特に下心などなくただ腹の中の子をめでる優しい手つきである。
しかし、雌に作り替えられた己の肉体はただ男に触れられただけで発情し。
ぴくっと肩を跳ねさせながらどこか熱のこもった吐息を零し。

グライド > 何事もそうだ、決めるのは自分自身だからなぁ。
……しかし、御前さんは祝福されそうで良かったな、坊主。
や、まだどっちかは判らねぇか?

(けらけらと、愉快そうに笑いながら、娘の胎を、其処に育まれる命を感じ取る。
医者に見せたとて、性別が判別出来るかは知らぬ頃だろう、が
まるで胎の子へと語りかける様に、軽口めいた声音を響かせつつ
ゆったりと撫ぜる掌の、円の描き方を、小さく、大きく、不規則に変える。
もう少し子供が成長すれば、内と外で、ノックし合ったり出来たのかもしれないが
流石に未だ、其処までと言う訳では無さそうだ。

そんな風に腹を愛でて居る内に、時折指先が、子宮の両翼辺りに触れる
意図したわけでもないだろう、きっと、円を描いて居る内に偶然掠めたに過ぎない
けれど、触れられるだけで発情に至る娘の身体には――卵巣を、刺激される事は、如何だろうか。)

――――……しかし…腹が膨らんできちまったら、仕事は如何する?
其の間、如何にかするって当ては在るのか? 溜め込んでるなら良いんだがよ。

(何気なく問いかける言葉は、飽く迄、他愛無い今までと変わらぬ会話だ。
子宮を鷲掴み出来そうな程に、大きな掌、それが掌の温度を、胎奥へと伝えるみたいで
――或いは其れも、娘をあおる、一旦と為って仕舞うやも、だが)。

サヤ > 「っ……ぅ、は。
 だい、じょうぶ」

優しく触る手つきも性感帯となったような子宮や卵巣にはただの愛撫と変わらず。
むしろもどかしい刺激からもっと強い快楽を本能的に求めて腰が自然と浮き。
お湯の中ということで気づかれることは無いだろうが、すでに膣からは愛液がにじんでおり。
どこか心ここにあらずといった感じではあるが相手の問いかけには小さく返し。

「蓄えはないけど、傭兵以外にも仕事もあるし。
 この子の父親も、助けてくれるから」

傭兵以外の仕事と言ってもこの国の文字はあまり得意でない自分にとっては選択肢などなく。
だが堕ちた自分の価値など貧困地区でも二束三文で娘と二人で生きていくのがやっとといったところ。
とはいえ、最近は腹の子の父親が助けてくれているためかなり生活はましになってきたのだが。

相手の大きな手が胎の上に乗ればまるで子宮を鷲掴みにされているような感覚に陥り。
光のない目でぼんやりとそれを見ながら呼吸も荒くなり。

グライド > そうかい…、……ま、同業者のよしみだ、もし何か困ったら声掛けなぁ。
援助ってほど大したこたぁ出来ねぇが、祝ってやる程度の事は出来るからよ。

(――娘の腰が、ふと、湯の中で浮く。
ただ身じろいだから、と受け取れなくも無い反応では在るけれど
合わせて僅かに掌も湯の中で上下して、淡い刺激の繰り返しと為る。
柔らかく触れて居るだけ、だからこそ、娘にとっては煽るばかりと為る刺激が
或いは、まるで孕んだ子袋を、次第に目覚めさせて仕舞うみたいに。

自らが、生きようと足掻く中で、娘の為に出来る事など高が知れて居るやも知れぬ。
けれど、少なくとも娘にとって、敵では無いと宣言してやりながら、其の顔を覗きこんでは。)

―――――………よう、のぼせたか?

(――囁く言の葉は、のんびりとした調子を変えぬもの。
けれど其の刹那、僅かに向きを変えた其の身体が、其の下腹へ触れる掌を増やして

――指先が、今度は偶然では無く、明確に、意図を持って両翼に触れる。
胎の上から、子を可愛がるばかりでは無く、明確に、娘の子宮をも愛でる手つきに代わりながら

くに、くに、と、本来なら子を孕んだ時点で眠って居なければならぬ卵巣を
捏ね上げ、煽り立てて仕舞おうとする、か)。

サヤ > 「ぅ……ん、少しのぼせた……かな。
 ぁ!く、ん……ふ」

相手の言葉に頬を赤らめ、熱で潤んだ目をしながら小さくうなづく。
が、その瞬間に子宮を直接撫でるような手つきにビクンと今度はごまかしきれないように体が跳ねる。
子を孕んでもなお、まだ子種を求める浅ましい卵巣の疼きが増していくなか。
うっとりと、完全に発情した雌の顔で横にいる相手を見上げ。

「歩くの、難しそうだから……連れってってくれると嬉しい」

そういいながら相手の逞しい腕にそっと自身の細い腕を絡める。
勿論それが、ただ休憩したいという意味ではないことは容易にわかるだろう。
相手の気が向けば、より熱い夜を過ごすことになるのだろうか。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からサヤさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からグライドさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にシャルティアさんが現れました。
シャルティア > 九頭龍の、天然の温泉
岩に囲まれ、その周辺は林というワイルドな場所だ
そんな秘湯を独り占めしてる少年
ぬるま湯のような柔らかい感触の温泉が大好きな少年にとってここはお気に入り、とっても気持ちいいし、広い。ぬるいから長時間入ってても湯あたりしないのもいい

「おーふろ、おーふろ、おーんせーんうーなぎー♪」

可愛らしい、綺麗なソプラノボイスは文字通り天使の歌声である、まあ歌の内容は気にしてはいけないのだろう、所詮は子供である
歌いながら、ぱちゃぱちゃと湯をかき混ぜる。暖かくなりすぎたら、下半身だけの半身浴になったり、また今度は肩まで浸かったり

シャルティア > ゆっくり温まったあとは、温泉から出てタオルでごしごしと乱暴に身体を拭う。今日はどこに遊びに行こうかな、誰か遊んでくれるかなと楽しい事を考えながら、温泉を後にした
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からシャルティアさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にジードさんが現れました。
ジード > 「んー…寒くなってきたせいで、尚の事この熱が体に染み渡るな」

どこか惚けたような気が抜けた声が岩風呂に響いく。
商品の仕入れの帰りに近くに立ち寄ったので風呂だけでもと入りに来たものの、
一度風呂に入ってすぐに宿泊の手続きを終えたのがつい先程。部屋でくつろいで
従業員にこっそりあまり人のいない時間を教えてもらって狙い通り、ほとんど独り占めの状況で
湯船に体を浸して弛緩したように息を吐き出し肩を揉む。
全身がほぐれていくような感覚に自然と上機嫌になるのも無理なからぬこと。

「どうせなら店でも構えるかなあ。貧民地区だと色々危ないんだが。」

露天商などという身の上をやっているのはそれが少なからず関係している。
押し入りなどよくある話で、そういう意味では身一つの方が気楽ではあった。

ジード > 「カネがないわけじゃないけど、それに見合った価値を見いだせるか、だね」

先のことをなんとなしに頭に浮かべるものの考えがまとまらない。
ハァッと熱っぽい吐息を吐き出すに任せてゆっくりと目を閉じ。

「このまま寝たら流石にのぼせそうだね。
 人間よりは頑丈な方とは言え流石にそんな無茶な体してる覚えはないし」

ジード > 「結局の所居を構えてやった所で客足が入らなきゃなあ。
 何せ貧民地区の片隅なんて、新しい客が入ってくる要素なんてどこにもないのが困りものだ」

かと言って大々的な宣伝をできるような場所でもない。
そんな事をして騎士団にでも目をつけられたらコトである。
お湯のお陰で一時は緩んだ表情を若干険しくしながらゆっくり息を吐き。

「隠れ家を増やすのとはわけが違うから難しい」